JP2003192973A - 水性ボールペン用インキ組成物 - Google Patents

水性ボールペン用インキ組成物

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 優れた筆感を有し、また耐沈降性に優れるパ
ール顔料を含有する水性ボールペン用インキを提供しよ
うとするものである。 【解決手段】 パール顔料、水溶性有機溶剤及び増粘剤
から成るインキ組成物において、中空樹脂粒子を含有す
ることを特徴とする水性ボールペン用インキ組成物であ
る。中空樹脂粒子としては、例えば、中空ポリマー構造
のアクリル−スチレン共重合体、ポリビニルアルコー
ル、ポリメタクリル酸メチル、ポリアミド、ポリスチレ
ン、ポリ塩化ビニル又はこれらの塩などが挙げられる。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、真珠光沢あるいは
金属光沢を有する水性ボールペン用インキ組成物に関す
る。 【0002】 【従来の技術】従来、真珠光沢、あるいは金属光沢の筆
跡を得るために、パール顔料を用いたインキ組成物が種
々提案されている。例えば、特開平7−118592号
公報には、パール顔料と増粘性の樹脂と溶剤と水とを少
なくとも含み、粘度が10000〜150000cps
(E型粘度計のSTロータ、1rpm、25℃)である
ボールペン用水性金属光沢インキが開示され、また、特
開平11−152438号公報には、少なくともパール
顔料と着色した顔料ビーズと増粘剤と水溶性有機溶剤と
水とを含み、粘度が2000〜20000c.p.(ブ
ルックフィールド粘度計、コーンNo.40、回転数
0.1rpm、25℃)であることを特徴とするボール
ペン用水性ゲルインキが開示されている。 【0003】しかしながら、これらの各公報に記載され
ているパール顔料粒子は、鱗片状の大粒子であるため、
ボールペンのボールの回転を阻害し、筆感が著しく悪く
なることがあり、また、パール顔料粒子の沈降による筆
記不良を起こしやすく、実際の使用においては大きな課
題を有するものである。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記従来技
術の課題に鑑み、これを解消しようとするものであり、
ボールの回転を阻害することなく、優れた筆感を有し、
耐沈降性に優れた水性ボールペン用インキ組成物を提供
することを目的とする。 【0005】 【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記従来
の課題などについて、鋭意検討した結果、パール顔料、
水溶性有機溶剤及び増粘剤を含有するインキ組成物にお
いて、特定の樹脂粒子を含有せしめることにより、上記
目的の水性ボールペン用インキ組成物が得られることを
見い出し、本発明を完成することに至ったのである。す
なわち、本発明の水性ボールペン用インキ組成物は、少
なくともパール顔料、水溶性有機溶剤及び増粘剤を含有
するインキ組成物において、中空樹脂粒子を含有するこ
とを特徴とする。 【0006】 【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を詳
しく説明する。本発明の水性ボールペン用インキ組成物
は、少なくともパール顔料、水溶性有機溶剤及び増粘剤
を含有するインキ組成物において、中空樹脂粒子を含有
することを特徴とするものである。 【0007】本発明に用いるパール顔料としては、例え
ば、マイカの表面を酸化チタン及び酸化鉄などの高屈折
率の金属酸化物で被覆したものが挙げられる。このパー
ル顔料は、屈折率の高い酸化チタンの層と屈折率の低い
マイカとの境界で反射した光がパール光沢をもたらすも
のである。また、このようにして得られたパール顔料
は、耐酸性及び耐アルカリ性があり、ガスの発生がない
ものである。 【0008】本発明に用いるパール顔料の平均粒径とし
ては、1〜60μm、好ましくは5〜25μmの範囲の
ものが適当である。パール顔料の平均粒径が60μmを
越えるとインキ中で安定に分散せず沈降してしまい、一
方、1μm未満であると、その特色であるパールの色調
が出なくなり、好ましくない。 【0009】具体的に用いることができるパール顔料と
しては、市販のIriodin 100(粒径10〜6
0μm、銀色)、同103(粒径10〜60μm、銀
色)、同111(粒径1〜15μm、銀色)、同119
(粒径5〜25μm、銀色)、同120(粒径5〜25
μm、銀色)、同123(粒径5〜25μm、銀色)、
同201(粒径5〜25μm、金色)、同205(粒径
10〜60μm、金色)、同211(粒径5〜25μ
m、赤色)、同215(粒径10〜60μm、赤色)、
同219(粒径10〜60μm、紫色)、同221(粒
径5〜25μm、青色)、同223(粒径5〜25μ
m、紫色)、同225(粒径10〜60μm、青色)、
同231(粒径5〜25μm、緑色)、同235(粒径
10〜60μm、緑色)、同300(粒径10〜60μ
m、金色)、同302(粒径5〜25μm、金色)、同
303(粒径10〜60μm、金色)、同306(粒径
10〜60μm、金色)、同309(粒径10〜60μ
m、金色)、同323(粒径5〜25μm、金色)、同
326(粒径5〜25μm、金色)、同500(粒径1
0〜60μm、銅色)、同502(粒径10〜60μ
m、赤褐色)、同504(粒径10〜60μm、赤
色)、同520(粒径10〜60μm、銅色)、同52
2(粒径10〜60μm、赤褐色)、同524(粒径1
0〜60μm、赤色)(以上、メルクジャパン(株)
製)が挙げられる。これらのパール顔料は、単独でも又
は2種以上併用しても使用できる。 【0010】これらのパール顔料の含有量は、インキ組
成物全量に対して、1〜20重量%、好ましくは、1〜
15重量%、更に好ましくは、2〜10重量%とするこ
とが望ましい。このパール顔料の含有量が1重量%未満
であると、その特色であるパールの色調が出なくなり、
また、20重量%を越えると、インキ流出性が損なわ
れ、好ましくない。 【0011】本発明に用いる中空樹脂粒子は、筆感の向
上と共に、経時的に優れた分散安定性を有するために使
用するものであり、粒子1個当たり1個の中空を有する
単一中空型粒子であっても、粒子1個当たり複数の中空
を有する多中空型粒子であっても良いものである。本発
明に用いる中空樹脂粒子としては、例えば、中空ポリマ
ー構造のアクリル−スチレン共重合体、ポリビニルアル
コール、ポリメタクリル酸メチル、ポリアミド、ポリス
チレン、ポリ塩化ビニル又はこれらの塩などが挙げら
れ、好ましくは、熱安定性の点からアクリル−スチレン
共重合体である。通常、具体的使用形態では、中空樹脂
粒子のエマルジョンが用いられる。 【0012】また、本発明に用いる中空樹脂粒子は、分
散安定性の点から平均粒子径が0.3〜2.0μmの球
状の中空樹脂粒子を用いることが好ましい。具体的に用
いることができる中空樹脂としては、平均粒子径が0.
3〜2.0μmの球状の中空樹脂粒子のエマルジョンで
あって、例えば、日本ゼオン(株)製〔“Nipol
MH5055”アクリル−スチレン共重合体〕、ローム
&ハースジャパン(株)製〔“ローペイクOP−84
J”“ローペイクHP−1055” “ローペイクHP
−433J”アクリル−スチレン共重合体〕などの市販
品を挙げることができる。これらの中空樹脂粒子は、単
独で(1種)又は2種以上混合して使用できる。これら
の中空樹脂粒子の含有量は、インキ組成物全量に対し
て、固形分換算で1〜20重量%、好ましくは、1〜1
0重量%とすることが望ましい。この中空樹脂粒子の含
有量が1重量%未満であると、本発明の十分な効果が得
られず、また、20重量%を越えると、描線のパール感
(光沢)が失われることになり、好ましくない。 【0013】本発明に用いる増粘剤は、インキにゲル粘
性を付与し、パール顔料をインキ中で安定分散せしめ、
良好な筆感、パール顔料粒子の沈降防止、描線濃度及び
パール感(色調)を向上せしめるために含有せしめるも
のである。本発明に用いることができる増粘剤として
は、例えば、ポリアクリル酸、ポリメタクリル酸のアル
カリ塩やアクリル酸またはメタクリル酸含有共重合体の
アルカリ塩、スチレンとマレイン酸の共重合体のアルカ
リ塩、酢酸ビニルとクロトン酸の共重合体のアルカリ
塩、変性ポリビニルアルコールを含有するビニルアルコ
ール、メチルビニルエーテルとマレイン酸の共重合体、
酸化ポリアルキレンの誘導体、架橋型ポリアクリル酸樹
脂、メチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、
カルボキシメチルセルロースのナトリウム塩、アラビア
ガム、セラックのアルカリ塩、酸化ポリエチレン、アル
ギン酸ナトリウム、トラガントガム、グァーガム、カラ
ヤガムなどが挙げられ、これらの増粘剤は、単独で、ま
たは二種以上混合して用いることができる。好ましく
は、保湿性に優れる点から架橋型ポリアクリル酸樹脂が
挙げられ、具体的には、和光純薬(株)製のハイビスワ
コー104、ハイビスワコー105、日本純薬(株)製
のジュンロンPW110、ジュンロンPW111、BF
グッドリッチカンパニー製のカーボポール941、カー
ボポール1342などの市販品を用いることができる。
これらの増粘剤の含有量は、インキ組成物全量に対して
固形分換算で、0.1〜0.6重量%が好ましく、より
好ましくは、0.2〜0.4重量%である。この増粘剤
の含有量が0.1重量%未満であると、パール顔料が沈
降し筆記不良を起こしやすくなり、また、0.6重量%
を越えると、インキの流動性が損なわれ、インキがスム
ーズに流出しないことがあり、好ましくない。 【0014】また、本発明に用いる水溶性有機溶剤は、
書き味向上、経時安定性向上のために含有するものであ
る。本発明に用いる水溶性有機溶剤としては、例えば、
プロピレングリコールやグリセリン、ポリエチレングリ
コールなどの多価アルコール類、グリセリンのアルキレ
ンオキサイド付加物およびトリメチロールプロパンのア
ルキレンオキサイド付加物からなる群、およびこれらの
混合物などが使用できる。なお、これらの水溶性有機溶
剤の含有量は、インキ組成物全量に対して、1〜40重
量%程度とすることが好ましい。 【0015】更に、本発明のインキ組成物には、本発明
の効果を損なわない範囲で、上記パール顔料以外の顔料
及び/又は染料、保湿剤、防錆剤、pH調整剤、潤滑剤
及び防腐剤などを用いることができる。本発明の残部
は、水(精製水、イオン交換水、純水、海洋深層水)等
で調整される。 【0016】このように構成される本発明の水性ボール
ペンインキ組成物によれば、上述したパール顔料は鱗片
状の大粒子であるため、ボールと受け座に接触してボー
ルの回転を阻害するものである。そこで、本発明のイン
ク中に配合された球状で、かつ、中空の樹脂粒子が、ボ
ールの回転を助け、円滑な回転が可能となり、優れた筆
感を得ることができる。なお、中空でない球状樹脂粒子
を含有せしめた場合には、含有しない場合よりも若干筆
感はよくなるが、本発明における中空樹脂粒子含有の場
合と較べると中空樹脂粒子含有の場合には分散安定性、
耐沈降性が更に良好となって現れ、パール顔料と中空樹
脂粒子とを含有することにより初めて本発明の顕著な効
果等が発揮されるものとなるものである。 【0017】 【実施例】次に、実施例及び比較例により、本発明を更
に詳述するが、本発明は下記の実施例に限定されるもの
ではない。 【0018】〔実施例1〜4及び比較例1〕下記の各成
分を配合してインキを調製し、下記方法により筆感テス
ト、遠心テスト、インキ安定性の評価を行った。これら
の結果を下記表1に示す。 【0019】(実施例1)以下の各成分を配合してボー
ルペン用インキ(全量100重量%、以下同様)を製造
した。 色材:パール顔料 6.0重量% 〔“Iriodin 123”メルクジャパン(株)、平均粒径10μm〕 中空樹脂粒子:スチレンアクリル酸共重合体エマルジョン 5.0重量% 〔“ローペイクHP−433J” ローム&ハースジャパン(株)、固形分37 .5%、平均粒径0.4μm〕 水溶性溶剤:プロピレングリコール 20.0重量% 保湿剤:マルトース 2.0重量% 潤滑剤:リン酸エステル 0.4重量% 防錆剤:1,2,3−ベンゾトリアゾル 0.08重量% pH調整剤:トリエタノールアミン 2.0重量% 増粘剤:架橋型ポリアクリル酸樹脂 0.3重量% 〔“ハイビスワコー104”和光純薬(株)製〕 精製水: 残 部 【0020】(実施例2)以下の各成分を配合してボー
ルペン用インキを製造した。 色材:フタロシアニングリーン 1.0重量% 色材:パール顔料 6.0重量% 〔“Iriodin 123”メルクジャパン(株)、平均粒径10μm〕 中空樹脂:スチレンアクリル酸共重合体エマルジョン 5.0重量% 〔“ローペイクHP−433J” ローム&ハースジャパン(株)、固形分37 .5%、平均粒径0.4μm〕 水溶性溶剤:プロピレングリコール 20.0重量% 保湿剤:マルトース 2.0重量% 潤滑剤:リン酸エステル 0.4重量% 防錆剤:1,2,3−ベンゾトリアゾール 0.08重量% pH調整剤:トリエタノールアミン 2.0重量% 増粘剤:架橋型ポリアクリル酸樹脂 0.3重量% 〔“ハイビスワコー104”和光純薬(株)製〕 精製水: 残 部 【0021】(実施例3)以下の各成分を配合してボー
ルペン用インキを製造した。 色材:パール顔料 6.0重量% 〔“Iriodin 123”メルクジャパン(株)、平均粒径10μm〕 中空樹脂:スチレンアクリル酸共重合体エマルジョン 6.0重量% 〔“ローペイクOP−84J” ローム&ハースジャパン(株)、固形分42. 5%、平均粒径0.55μm〕 水溶性溶剤:プロピレングリコール 20.0重量% 保湿剤:マルトース 2.0重量% 潤滑剤:リン酸エステル 0.4重量% 防錆剤:1,2,3−ベンゾトリアゾール 0.08重量% pH調整剤:トリエタノールアミン 2.0重量% 増粘剤:架橋型ポリアクリル酸樹脂 0.3重量% 〔“ハイビスワコー104”和光純薬(株)製〕 精製水: 残 部 【0022】(実施例4)以下の各成分を配合してボー
ルペン用インキを製造した。 色材:パール顔料 6.0重量% 〔“Iriodin 123”メルクジャパン(株)、平均粒径10μm〕 中空樹脂:スチレンアクリル酸共重合体エマルジョン 8.0重量% 〔“Nipol MH5055” 日本ゼオン(株)、固形分20.0%、平均 粒径0.5μm〕 水溶性溶剤:プロピレングリコール 20.0重量% 保湿剤:マルトース 2.0重量% 潤滑剤:リン酸エステル 0.4重量% 防錆剤:1,2,3−ベンゾトリアゾール 0.08重量% pH調整剤:トリエタノールアミン 2.0重量% 増粘剤:架橋型ポリアクリル酸樹脂 0.3重量% 〔“ハイビスワコー104”和光純薬(株)製〕 精製水: 残 部 【0023】(比較例1)以下の各成分を配合してボー
ルペン用インキを製造した。 色材:フタロシアニングリーン 1.0重量% 色材:パール顔料 6.0重量% 〔“Iriodin123”メルクジャパン(株)、平均粒径10μm〕 水溶性溶剤:プロピレングリコール 20.0重量% 保湿剤:マルトース 2.0重量% 潤滑剤:リン酸エステル 0.4重量% 防錆剤:1,2,3−ベンゾトリアゾール 0.08重量% pH調整剤:トリエタノールアミン 2.0重量% 増粘剤:架橋型ポリアクリル酸樹脂 0.3重量% 〔“ハイビスワコー104”和光純薬(株)製〕 水: 残 部 【0024】(筆感テスト)上記実施例及び比較例のイ
ンキをチップ及びインキタンクを具備するボールペン体
にそれぞれ充填し、200G、3分間遠心処理後、筆記
用紙に「らせん筆記」し、書き味を下記の評価基準で評
価した。 評価基準: ○:滑らかで安定した書き味 ×:ひっかかりがあり、重い書き味 【0025】(遠心テスト)上記実施例及び比較例のイ
ンキをチップ及びインキタンクを具備するボールペン体
にそれぞれつめて、400G、5分間遠心処理後、筆記
用紙に「らせん筆記」し、書き始めの描線状態を下記評
価基準で評価した。 評価基準: ○:描線濃度が一定であるもの △:書き始めの描線の光沢感が強く濃度むらがあるもの ×:カスレ等があるもの 【0026】(インキ安定性の評価方法)上記実施例及
び比較例のインキを20mlサンプル瓶に移し、密栓
し、70℃、10日後の状態を下記評価基準で官能評価
した。 評価基準: ○:均一な状態であるもの ×:上澄み等不均一な状態であるもの 【0027】 【表1】 【0028】上記表1の結果から明らかなように、本発
明範囲となる実施例1〜4は、本発明の範囲外となる比
較例1に較べて、筆感に優れ、パール顔料の耐沈降性及
びインキ安定性に優れていることが判明した。 【0029】 【発明の効果】本発明によれば、パール顔料がボールと
その受け座に接触することがなくなり、優れた筆感を有
し、また、パール顔料の耐沈降性、インキ安定性に優れ
る水性ボールペン用インキ組成物が提供される。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 東海林 美雪 神奈川県横浜市神奈川区入江二丁目5番12 号 三菱鉛筆株式会社横浜研究開発センタ ー内 (72)発明者 佐久間 聡 神奈川県横浜市神奈川区入江二丁目5番12 号 三菱鉛筆株式会社横浜研究開発センタ ー内 Fターム(参考) 4J039 AB02 AB11 AD03 AD04 AD06 AD08 AD09 AD10 AD12 AD13 BD03 BE01 BE12 BE23 CA03 CA06 GA27

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 少なくともパール顔料、水溶性有機溶剤
    及び増粘剤を含むインキ組成物において、中空樹脂粒子
    を含有することを特徴とする水性ボールペン用インキ組
    成物。
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