JP2003188660A - 電力調整装置 - Google Patents

電力調整装置

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JP2003188660A
JP2003188660A JP2001382125A JP2001382125A JP2003188660A JP 2003188660 A JP2003188660 A JP 2003188660A JP 2001382125 A JP2001382125 A JP 2001382125A JP 2001382125 A JP2001382125 A JP 2001382125A JP 2003188660 A JP2003188660 A JP 2003188660A
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Yoshihide Kurimoto
佳英 栗本
Reisei Miyamoto
礼正 宮本
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 使用する負荷の数に応じて、電源電圧を増減
させる。 【解決手段】 オーディオ信号を増幅する増幅部と、上
記増幅部に所定の電力を供給する電力供給部と、上記電
力供給部を制御する制御部とを備え、上記制御部は、使
用する出力チャンネルの数に応じて、上記電力供給部か
ら上記増幅部に供給する電力の増減を制御することで実
現する。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、オーディオ信号を
再生出力する際に、使用するスピーカの数に応じて、電
源電圧を調整する電力調整装置に関する。 【0002】 【従来の技術】すでに一部のLDソフトで話題を集めて
いるドルビーデジタル(AC−3、Audio Coding-3)
(商標)方式は、映画館並の臨場感が得られる5.1チ
ャンネル(マルチチャンネル)の高音質サラウンド再生
を可能にしており、例えば、映画ソフトを収録したDV
DVideo(商標)では、メインの音声方式となって
いる。 【0003】また、ドルビーデジタル方式は、1992
年にドルビーSR−D(商標)方式と呼ばれる劇場用デ
ジタル・サラウンドシステムとして実用化されたもので
ある。DVDVideoでは、このドルビーデジタル方
式により、モノラル、2チャンネル・ステレオ、3チャ
ンネル、4チャンネル及びマルチチャンネル等各種のチ
ャンネルの音声を収録しているものがあり、ソフトの内
容及び使用者の好みにより選択することが可能となって
いる。なお、マルチチャンネルは、FR(フロントライ
ト)スピーカ、FL(フロントレフト)スピーカ、RR
(リアライト)スピーカ、RL(リアレフト)スピー
カ、センタースピーカR及びサブウーファーを使用し、
オーディオ信号を出力することが可能なチャンネルのこ
とである。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】従来の再生装置では、
このような各種のチャンネルが選択可能なソフトを再生
する際、チャンネルの選択に応じて、装置に接続されて
いるスピーカの中から、使用するスピーカを選択し、選
択したスピーカからオーディオ信号を出力する。 【0005】しかしながら、上記再生装置では、接続さ
れている全てのスピーカに常に一定の電力が供給されて
いるため、チャンネルの選択によりマルチチャンネル以
外のチャンネルを選択したときは、マルチチャンネル選
択時に比べて、全体の音圧レベルが小さくなる問題があ
る。例えば、上記再生装置がマルチチャンネル用の増幅
器を採用している場合に、2チャンネル・ステレオを選
択したときには、マルチチャンネルを選択したときに比
べて、音圧レベルが小さくなる。つまり、マルチチャン
ネルを選択したときに各増幅器に電力を供給する電源装
置は最も負荷が重くなり、一方で2チャンネル・ステレ
オのようなマルチチャンネル以外のチャンネルを選択し
たときには負荷が軽くなるため、軽負荷時には電源容量
に余裕が生じ、各チャンネルで電源容量を最大まで利用
していなかった。 【0006】また、各チャンネルで音圧レベルを一定に
したい場合には、各チャンネルに適した増幅器を全て搭
載している必要があり、装置が高価となる問題がある。 【0007】そこで、本発明は、上述したような実情に
鑑みて提案されたものであり、各チャンネルに応じて電
源電圧を切換、どのチャンネルでも電源容量を最大まで
利用することができ、音圧レベルが一定となる電力調整
装置を提供することを目的とする。 【0008】 【課題を解決するための手段】本発明に係る電力調整装
置は、上述の課題を解決するために、オーディオ信号を
増幅する増幅手段と、上記増幅手段に所定の電力を供給
する電力供給手段と、上記電力供給手段を制御する制御
手段とを備え、上記制御手段は、使用する出力チャンネ
ルの数に応じて、上記電力供給手段から上記増幅手段に
供給する電力の増減を制御することを特徴とする。 【0009】この電力調整装置では、使用する出力チャ
ンネルの数に応じて、電力供給手段から増幅手段に供給
される電力を制御手段により制御する。 【0010】 【発明の実施の形態】以下、本発明の第1の実施の形態
について図面を参照しながら詳細に説明する。 【0011】本発明は、例えば、図1に示すような電力
調整装置1に適用される。 【0012】電力調整装置1は、電源部10と、増幅部
11と、接続部12と、出力部13と、検出部14と、
制御部15とを備える。 【0013】電源部10は、出力端子a及び出力端子b
を介して増幅部11に直流電源を供給する。増幅部11
は、例えば、増幅器11a〜11fの6つの増幅器から
構成されており、電源部10から供給される上記直流電
源に基づいて駆動され、オーディオ信号を増幅する。接
続部12は、例えば、接続端子12a〜12fの6つの
接続端子から構成されいる。また、接続端子12a〜1
2fは、増幅器11a〜11fに対応している。出力部
13は、例えば、スピーカ13a〜13fの6つのスピ
ーカから構成されている。また、スピーカ13a〜13
fは、接続端子12a〜12fを介して増幅器11a〜
11fに接続されており、増幅器11a〜11fから供
給されてくる増幅後のオーディオ信号を出力する。な
お、スピーカ13aは、FR(フロントライト)スピー
カを示し、スピーカ13bは、FL(フロントレフト)
スピーカを示し、スピーカ13cは、RR(リアライ
ト)スピーカを示し、スピーカ13dは、RL(リアレ
フト)スピーカを示し、スピーカ13eは、センタース
ピーカを示し、スピーカ13fは、サブウーファーを示
している。 【0014】検出部14は、接続端子12a〜12fに
接続されているスピーカ13a〜13fの数を検出し、
検出結果を制御部15に供給する。検出器14は、例え
ば、増幅器11a〜11fとそれに対応する接続端子1
2a〜12fとの間に微小な抵抗値を有する抵抗器を挿
入し、この抵抗器を流れる電流を検出する電流検出器で
構成される。すなわち、接続端子にスピーカが接続され
ていれば、音声信号または試験信号を増幅器より供給し
た際に、この電流検出器で電流が検出されるが、スピー
カが接続されていなければ、この電流検出器で電流が検
出されない。なお、この抵抗器は、通常動作時は、リレ
ー・スイッチなどでシャントされることが望ましい。ま
た、増幅器の回路構成によっては、負荷抵抗の大きさあ
るいは有無によって出力端電位、あるいはそれに準ずる
回路電位が変化するものもあり、その場合には、その電
位変化によってスピーカ接続の有無が判断される。さら
に、スピーカ接続ケーブルを接続端子に接続するときに
連動して機械的にスイッチが切り換わる構成のスピーカ
接続端子として、そのスイッチの状態を検出して判断す
るようにしても良い。 【0015】制御部15は、上記検出結果に応じて電源
部10を制御する。電源部10は、制御部15の制御に
より、所定の電力を出力端子a及び出力端子bを介して
増幅部11に供給する。 【0016】ここで、本実施例の電源部10が図2に示
すようなスイッチング電源で構成されている場合のスイ
ッチング動作について以下に述べる。 【0017】電源部10は、交流電源20と、ラインフ
ィルタ21と、ブリッジ整流回路22と、第1の平滑コ
ンデンサ23と、トランス24と、PWM(パルス幅変
調)信号発生回路25と、スイッチングトランジスタ2
6と、ダイオード27と、第2の平滑コンデンサ28
と、基準電圧発生器29と、電圧比較器30と、フォト
カップラ31とを備えている。 【0018】交流電源20からの交流電源は、ラインフ
ィルタ21により高調波成分が除去されブリッジ整流回
路22に供給される。ブリッジ整流回路22は、4つの
ダイオード22a〜22dにより上記交流電源を全波整
流し、これを第1の平滑コンデンサ23に供給する。上
記第1の平滑コンデンサ23は、上記全波整流された交
流電源を平滑化することにより直流電源を形成して出力
する。上記直流電源は、トランス24の1次側コイル2
4aに供給される。 【0019】また、PWM信号発生回路25は、パルス
幅変調信号をスイッチングトランジスタ26に供給す
る。スイッチングトランジスタ26は、PWM信号発生
回路25から供給されてくるパルス幅変調信号に応じて
スイッチングを行い、上記第1の平滑コンデンサ23か
らの直流電源を交流化させてトランス24の1次側コイ
ル24aに供給する。1次側コイル24aに供給された
交流電源は、2次側コイル24bのコイルの巻数に応じ
た所望の電圧に変圧され、2次側コイル24bから出力
される。2次側コイル24bから出力された交流電源
は、ダイオード27および第2の平滑コンデンサ28に
より整流平滑されて直流電源となる。上記直流電源は、
出力端子a及び出力端子bを介して増幅部11に供給さ
れる。 【0020】また、基準電圧発生器29は、例えば、図
3に示すようなツェナーダイオード29a、ツェナーダ
イオード29b及びスイッチ29cで構成されており、
制御部15の制御に応じてスイッチ29cが切り換えら
れることにより異なる基準電圧を発生し、発生した基準
電圧を電圧比較器30に入力する。電圧比較器30は、
ダイオード27および第2の平滑コンデンサ28により
整流平滑された直流電源の直流電圧と、基準電圧発生器
29から発生した基準電圧とを比較し、直流電圧が基準
電圧となるように動作する。そして、電圧比較器30
は、比較結果をフォトカップラ31を介してPWM信号
発生回路25に供給する。なお、フォトカップラ31
は、1次側と2次側とを電気的な絶縁を図る目的で挿入
している。 【0021】PWM信号発生回路25は、供給された比
較結果に基づき、パルス幅を変調した信号をスイッチン
グトランジスタ26に供給する。スイッチングトランジ
スタ26は、上記パルス幅変調信号に応じてスイッチン
グを行う。したがって、第1の平滑コンデンサ23から
の直流電源は、安定化された交流電源となってトランス
24に供給される。 【0022】ここで、出力部13として6つのスピーカ
が接続されている場合の電源部10及び制御部15の一
連の動作について説明する。 【0023】制御部15は、検出部14の検出結果に応
じて、増幅器11a〜11fに所定の電力を供給するよ
うに電源部10を制御する。 【0024】電源部10は、制御部15の制御に応じて
基準電圧発生器29のスイッチ29cを閉じ、ツェナー
ダイオード29aのみにより発生する基準電圧28Vを
電圧比較器30に入力する。電源部10は、電圧比較器
30で、ダイオード27および第2の平滑コンデンサ2
8により整流平滑された直流電源の直流電圧が基準電圧
28Vになるように比較動作を行い、PWM信号発生回
路25で、上記比較結果に基づき、パルス幅を変調した
パルス幅変調信号を生成し、生成したパルス幅変調信号
をスイッチングトランジスタ26に供給し、平滑コンデ
ンサ23からの直流電源を、安定化させて交流化し、ト
ランス24に供給する。そして、電源部10は、トラン
ス24で、所望の電圧に変圧し、ダイオード27および
第2の平滑コンデンサ28により整流平滑し、出力端子
a及び出力端子bを介して増幅部11に安定した±28
Vの直流電源を供給する。 【0025】つぎに、出力部13として2つのスピーカ
が接続されている場合の電源部10及び制御部15の一
連の動作について説明する。 【0026】制御部15は、検出部14の検出結果に応
じて、スピーカが接続されている。例えば、増幅器11
a及び増幅器11bに所定の電力を供給するように電源
部10を制御する。 【0027】電源部10は、制御部15の制御に応じて
基準電圧発生器29のスイッチ29cを開き、ツェナー
ダイオード29a及びツェナーダイオード29bにより
発生する基準電圧36Vを電圧比較器30に入力する。
電源部10は、電圧比較器30で、ダイオード27およ
び第2の平滑コンデンサ28により整流平滑された直流
電源の直流電圧が基準電圧36Vになるように比較動作
を行い、PWM信号発生回路25で、上記比較結果に基
づき、パルス幅を変調したパルス幅変調信号を生成し、
生成したパルス幅変調信号をスイッチングトランジスタ
26に供給し、平滑コンデンサ23からの直流電源を、
安定化させて交流化し、トランス24に供給する。そし
て、電源部10は、トランス24で、所望の電圧に変圧
し、ダイオード27および第2の平滑コンデンサ28に
より整流平滑し、出力端子a及び出力端子bを介して増
幅部11に安定した±36Vの直流電源を供給する。 【0028】このような電力調整装置1は、オーディオ
信号を再生出力する際に、使用する出力部13のスピー
カの数にかかわらず、全体として出力部13に供給する
電力を一定にするように調整を行うので、出力部13を
マルチチャンネルで動作させたときと、少ないチャンネ
ルで動作させたときとでほぼ同等の音圧レベルを得るこ
とが可能であり、また、電源部10の電源容量を最大ま
で利用することが可能である。なお、このとき、スピー
カが接続されていない増幅器11c〜11fへの電力供
給を遮断するように制御しても良い。 【0029】つぎに、第2の実施の形態について説明す
る。 【0030】本発明は、例えば、図4に示すような電力
調整装置2に適用される。 【0031】電力調整装置2は、電源部40と、増幅部
41と、接続部42と、出力部43と、判別部44と、
制御部45と、切換部46とを備える。 【0032】電源部40は、出力端子a及び出力端子b
を介して増幅部41に直流電源を供給する。増幅部41
は、例えば、増幅器41a〜41fの6つの増幅器から
構成されており、電源部40から供給されてくる上記直
流電源に基づいて駆動され、オーディオ信号を増幅す
る。接続部42は、例えば、スイッチ42a〜42fの
6つのスイッチから構成されいる。また、スイッチ42
a〜42fは、増幅器41a〜41fに対応している。
出力部43は、例えば、スピーカ43a〜43fの6つ
のスピーカから構成されている。また、スピーカ43a
〜43fは、スイッチ42a〜42fを介して増幅器4
1a〜41fに接続されており、増幅器41a〜41f
から供給されてくる増幅後のオーディオ信号を出力す
る。なお、スピーカ43aは、FR(フロントライト)
スピーカを示し、スピーカ43bは、FL(フロントレ
フト)スピーカを示し、スピーカ43cは、RR(リア
ライト)スピーカを示し、スピーカ43dは、RL(リ
アレフト)スピーカを示し、スピーカ43eは、センタ
ースピーカを示し、スピーカ43fは、サブウーファー
を示している。 【0033】判別部44は、入力されたオーディオ信号
に基づき、使用する出力部43のスピーカの数であるチ
ャンネル数を判別し、判別結果を制御部45と切換部4
6とに供給する。制御部45は、上記判別結果に応じて
電源部40を制御する。電源部40は、制御部45の制
御により、所定の電力を出力端子a及び出力端子bを介
して増幅部11に供給する。また、切換部46は、上記
判別結果に基づき接続部42のスイッチを切り換える。
なお、電源部40は、図2に示すような電力調整装置1
が備える電源部10と同じスイッチング電源で構成され
ているものとし、説明を省略する。 【0034】ここで、入力されたオーディオ信号を判別
部44で判別した結果、信号のチャンネル数が6(以
下、6チャンネルと呼ぶ。)のときの電源部40、判別
部44及び制御部45の一連の動作について説明する。 【0035】判別部44は、入力されたオーディオ信号
を6チャンネルで出力する旨の判別結果を切換部46に
供給する。切換部46では、上記判別結果に基づき、6
チャンネルの出力に対応するために、接続部42のスイ
ッチ42a〜42fを全て閉じる操作を行う。 【0036】また、判別部44は、入力されたオーディ
オ信号を6チャンネルで出力する旨の判別結果を制御部
45に供給する。制御部45では、上記判別結果に基づ
き、6チャンネルの出力に対応するために、増幅部41
に所定の電力を供給するように電源部40を制御する。 【0037】電源部40は、図2にしめすように、制御
部45の制御に応じて基準電圧発生器29のスイッチ2
9cを閉じ、ツェナーダイオード29aのみにより発生
する基準電圧28Vを電圧比較器30に入力する。電源
部40は、電圧比較器30で、ダイオード27および第
2の平滑コンデンサ28により整流平滑された直流電源
の直流電圧が基準電圧28Vになるように比較動作を行
い、PWM信号発生回路25で、上記比較結果に基づ
き、パルス幅を変調したパルス幅変調信号を生成し、生
成した上記パルス幅変調信号をスイッチングトランジス
タ26に供給し、平滑コンデンサ23からの直流電源
を、安定化させて交流化し、トランス24に供給する。
そして、電源部40は、トランス24で、所望の電圧に
変圧し、ダイオード27および第2の平滑コンデンサ2
8により整流平滑し、出力端子a及び出力端子bを介し
て増幅部41に安定した±28Vの直流電源を供給す
る。 【0038】つぎに、入力されたオーディオ信号を判別
部44で判別した結果、信号のチャンネル数が2(以
下、2チャンネルと呼ぶ。)のときの電源部40、判別
部44及び制御部45の一連の動作について説明する。 【0039】判別部44は、入力されたオーディオ信号
を2チャンネルで出力する旨の判別結果を切換部46に
供給する。切換部46では、上記判別結果に基づき、2
チャンネルの出力に対応するために、接続部42のスイ
ッチ42a及びスイッチ42bを閉じ、スイッチ42c
〜42fを開く操作を行う。なお、切換部46は、スイ
ッチ42a〜42fが初期設定で閉じられている場合に
は、スイッチ42c〜42fを開く操作のみ行う。 【0040】また、判別部44は、入力されたオーディ
オ信号を2チャンネルで出力する旨の判別結果を制御部
45に供給する。制御部45では、上記判別結果に基づ
き、2チャンネルの出力に対応するために、増幅部41
に所定の電力を供給するように電源部40を制御する。 【0041】電源部40は、制御部45の制御に応じて
基準電圧発生器29のスイッチ29cを開き、ツェナー
ダイオード29a及びツェナーダイオード29bにより
発生する基準電圧36Vを電圧比較器30に入力する。
電源部40は、電圧比較器30で、ダイオード27およ
び第2の平滑コンデンサ28により整流平滑された直流
電源の直流電圧が基準電圧36Vになるように比較動作
を行い、PWM信号発生回路25で、上記比較結果に基
づき、パルス幅を変調したパルス幅変調信号を生成し、
生成した上記パルス幅変調信号をスイッチングトランジ
スタ26に供給し、平滑コンデンサ23からの直流電源
を、安定化させて交流化し、トランス24に供給する。
そして、電源部40は、トランス24で、所望の電圧に
変圧し、ダイオード27および第2の平滑コンデンサ2
8により整流平滑し、出力端子a及び出力端子bを介し
て増幅部41に安定した±36Vの直流電源を供給す
る。 【0042】このような電力調整装置2は、オーディオ
信号を再生出力する際に、判別部44で上記オーディオ
信号からチャンネル数を判別し、その判別結果を制御部
45及び切換部46に供給し、切換部46で上記判別結
果に応じて接続部42を切り換え、制御部45で上記判
別結果に応じて電源部40から増幅部41に所定の電力
を供給するように電源部40を制御するので、出力部4
3をマルチチャンネルで動作させたときと、少ないチャ
ンネルで動作させたときとで同等の音圧レベルを得るこ
とが可能であり、また、電源部40の電源容量を最大ま
で利用することが可能である。 【0043】なお、オーディオ信号からチャンネル数を
判別した結果、例えば、6チャンネルと2チャンネルの
二つのチャンネルを判別した場合、判別部44の後段に
選択部を設け、上記選択部で何れか一方のチャンネルを
選択し、その選択結果を制御部45及び切換部46に供
給することとし、その後の動作は、第2の実施例と同様
とする。 【0044】また、上記の第1及び第2の実施例を組み
合わせて構成しても良い。例えば、最初に入力オーディ
オ信号のチャンネル数を判別し、その後、接続されてい
るスピーカの数を検出して、その双方の結果に基づいて
電源部の電圧を調整するようにする。入力オーディオ信
号が6チャンネルであっても接続されているスピーカが
2チャンネルのみである場合には、対応する増幅器のみ
に適切な電力を供給するように制御する。 【0045】 【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明に係
る電力調整装置では、オーディオ信号を再生出力する際
に、使用するスピーカの数にかかわらず、全体として出
力部に供給する電力を一定にするように調整を行うの
で、出力部をマルチチャンネルで動作させたときと、少
ないチャンネルで動作せたときとでほぼ同等の音圧レベ
ルを得ることが可能であり、また、電源部の電源容量を
最大まで利用することが可能である。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明を適用した第1の電力調整装置のブロッ
ク図である。 【図2】本発明を適用した電力調整装置が備える電源部
のブロック図である。 【図3】本発明を適用した電力調整装置が備える基準電
圧変換部の構成図である。 【図4】本発明を適用した第2の電力調整装置のブロッ
ク図である。 【符号の説明】 1 電力調整装置、10,40 電源部、11,41
増幅部、12,42接続部、13,43 出力部、14
検出部、15,45 制御部、20 交流電源、21
ラインフィルタ、22 ブリッジ整流回路、23 第
1の平滑コンデンサ、24 トランス、25 PWM信
号発生回路、26 スイッチングトランジスタ、27
ダイオード、28 第2の平滑コンデンサ、29 基準
電圧発生器、30 電圧比較器、31 フォトカップ
ラ、44 判別部、46 切換部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5G065 DA06 GA04 GA06 HA09 LA07 5H730 AS01 BB23 CC01 DD02 EE02 EE59 FD01 FG01 FV05 5J091 AA02 AA41 AA51 CA36 FA18 HA02 HA19 HA20 HA29 HA35 HA38 HA39 HA45 KA11 KA17 KA41 KA49 KA51 KA62 SA05 TA01 UW04 5J092 AA02 AA41 AA51 CA36 FA18 HA02 HA19 HA20 HA29 HA35 HA38 HA39 HA45 KA11 KA17 KA41 KA49 KA51 KA62 SA05 TA01 VL08 5J500 AA02 AA41 AA51 AC36 AF18 AH02 AH19 AH20 AH29 AH35 AH38 AH39 AH45 AK11 AK17 AK41 AK49 AK51 AK62 AS05 AT01 LV08 WU04

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 オーディオ信号を増幅する増幅手段と、 上記増幅手段に所定の電力を供給する電力供給手段と、 上記電力供給手段を制御する制御手段とを備え、 上記制御手段は、使用する出力チャンネルの数に応じ
    て、上記電力供給手段から上記増幅手段に供給する電力
    の増減を制御することを特徴とする電力調整装置。
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