JP2003188411A - 発光半導体装置及びその製造方法 - Google Patents

発光半導体装置及びその製造方法

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JP2003188411A JP2001387323A JP2001387323A JP2003188411A JP 2003188411 A JP2003188411 A JP 2003188411A JP 2001387323 A JP2001387323 A JP 2001387323A JP 2001387323 A JP2001387323 A JP 2001387323A JP 2003188411 A JP2003188411 A JP 2003188411A
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light emitting
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光彦 荻原
Hiroshi Hamano
広 浜野
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真澄 谷中
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 発光効率の向上及びパターニング層の形成に
おける不具合発生率の低減を達成できる発光半導体装置
及びその製造方法を提供する。 【解決手段】 上部クラッド層106が、活性層105
側の第1上部クラッド層106aとその上の第2上部ク
ラッド層106bとによって構成されている。第1上部
クラッド層106aのエネルギーバンドギャップEg
(106a)は、第2上部クラッド層106bのエネル
ギーバンドギャップEg(106b)より大きく、か
つ、第1上部クラッド層106a及び第2上部クラッド
層106bのエネルギーバンドギャップが活性層105
のエネルギーバンドギャップEg(105)より大き
い。パターニング層としての層間絶縁膜109は、その
所定範囲を除去して上部クラッド層106又は第2導電
型半導体領域108の少なくとも一部を露出させるエッ
チング領域を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真式プリン
タ等の光源として使用される発光ダイオードアレイ(以
下「LEDアレイ」という。)のような発光半導体装置
及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、特開平11−220164号公
報には、高発光効率を実現できるLEDアレイが開示さ
れている。このLEDアレイは、活性層(n型Al
1− As層)と、その上に形成された上部クラッド
層(n型AlGa1−zAs層)と、上部クラッド層
及び活性層に選択的にZnを拡散させて形成されたp型
半導体領域と、上部クラッド層上に形成されたパターニ
ング層(例えば、コンタクト層(n型GaAs層)、層
間絶縁膜、電極層)とを備えている。このLEDアレイ
においては、活性層内のpn接合を通して活性層内に注
入されるキャリアをヘテロ界面(活性層と上部クラッド
層の界面)のエネルギー障壁で活性層内に閉じ込めるこ
とによって活性層における高効率の発光を実現してい
る。ここで、十分に大きなエネルギー障壁を確保するた
めには、上部クラッド層のエネルギーバンドギャップを
活性層のエネルギーバンドギャップよりも十分大きくし
なければならず、そのためには上部クラッド層のAl組
成を活性層のAl組成より十分大きく(即ち、zをyよ
り十分に大きく)する必要がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上部ク
ラッド層のAl組成を大きく(例えば、z=0.6に)
すると上部クラッド層はエッチャントによってエッチン
グされやすくなるので、パターニング層(例えば、コン
タクト層)を形成するためのウェットエッチング時に上
部クラッド層にサイドエッチングによる空隙が形成され
やすくなる。図14は、このようなサイドエッチングに
起因する空隙321〜324を有するLEDアレイを概
略的に示す断面図である。図14において、301は半
導体基板、302は半導体エピタキシャル層、303は
バッファ層、304はn型下部クラッド層、305はn
型活性層、306はn型上部クラッド層、307はn型
コンタクト層、308はp型拡散領域、309は層間絶
縁膜、310はp型コンタクト層、311はp側電極
(個別電極)、312はn側電極(共通電極)である。
また、図15は図14のA1部拡大図(個別電極311
は省略)であり、図16は図14のA2部拡大図(個別
電極311は省略)である。上部クラッド層306にこ
のような空隙321〜324が形成された場合には、大
きな段差(コンタクト層307又は310の庇状部分)
が存在することとなり、その上に形成されるパターニン
グ層(例えば、層間絶縁膜309又は個別電極311)
が段差を乗り越えて連続することができず、層間絶縁膜
309の絶縁不良箇所(図14)や電極311の断線箇
所(図15)が生じるおそれがあるという問題があっ
た。
【0004】そこで、本発明は上記したような従来技術
の課題を解決するためになされたものであり、その目的
とするところは、発光効率の向上及びパターニング層の
形成における不具合発生率の低減を達成できる発光半導
体装置及びその製造方法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の発光半導体装置
は、基板と、前記基板上に備えられた第1導電型半導体
エピタキシャル層である活性層と、前記活性層上に隣接
して備えられた第1導電型半導体エピタキシャル層であ
る上部クラッド層と、前記上部クラッド層から前記活性
層に達する第2導電型不純物の拡散領域と、前記上部ク
ラッド層上及び前記拡散領域上の少なくとも一方に隣接
して備えられたパターニング層とを有し、前記拡散領域
の界面で発生した光を外部に放出する発光半導体装置で
あって、前記上部クラッド層が、前記活性層側から順に
重なる第1上部クラッド層から第M上部クラッド層(M
は2以上の整数)までによって構成され、前記活性層に
接触する前記第1上部クラッド層のエネルギーバンドギ
ャップが、前記第1上部クラッド層を介して前記活性層
と反対側に設けられた前記第M上部クラッド層のエネル
ギーバンドギャップより大きく、かつ、前記第1上部ク
ラッド層から第M上部クラッド層までのそれぞれのエネ
ルギーバンドギャップが前記活性層のエネルギーバンド
ギャップより大きく、前記パターニング層が、前記パタ
ーニング層の所定範囲を除去して前記上部クラッド層又
は前記拡散領域の少なくとも一部を露出させるエッチン
グ領域を有することを特徴としている。
【0006】また、前記パターニング層が、前記上部ク
ラッド層上に備えられた第1導電型コンタクト層と、前
記拡散領域上に備えられた第2導電型コンタクト層と、
前記第1導電型コンタクト層を覆う層間絶縁膜と、前記
第2導電型コンタクト層、前記上部クラッド層、及び前
記層間絶縁膜を覆う第2導電側電極とを選択的に含むこ
とができる。
【0007】また、前記基板上に隣接して備えられたバ
ッファ層と、前記バッファ層と前記活性層との間に備え
られた第1導電型半導体エピタキシャル層である下部ク
ラッド層とを有することができる。
【0008】また、前記下部クラッド層が、前記活性層
側から順に重なる第1下部クラッド層から第L下部クラ
ッド層まで(Lは1以上の整数)を含み、前記第1下部
クラッド層のエネルギーバンドギャップが前記活性層の
エネルギーバンドギャップより大きく、Lが2以上であ
る場合には、前記第1下部クラッド層から第L下部クラ
ッド層までのそれぞれのエネルギーバンドギャップが前
記活性層に近い層ほど大きくしてもよい。また、第1下
部クラッド層のエネルギーバンドギャップを、前記第1
上部クラッド層のエネルギーバンドギャップよりも小さ
くしてもよい。
【0009】また、前記第1下部クラッド層から第L下
部クラッド層までが、それぞ、Al x1Ga1−x1
s層からAlxLGa1−xLAs層まで(x1,…,x
Lのそれぞれは、0より大きく1より小さい値)であ
り、前記活性層が、AlGa 1−yAs層(yは、0
より大きく1より小さい値)であり、前記第1上部クラ
ッド層から第M上部クラッド層までが、それぞれ、Al
z1Ga1−z1As層からAlzMGa1−zMAs
層まで(z1,…,zMのそれぞれは、0より大きく1よ
り小さい値)であり、x1は、yより大きく、z1,…,
zLのそれぞれは、yより大きく、x1>x2>…>x
Lであり、z1>z2>…>zMであるように構成して
もよい。ここで、z1>x1としてもよい。
【0010】また、M=2であり、L=1であり、x1
=0.6、y=0.15、z1=0.6、z2=0.4
であるように構成することができる。
【0011】また、M=2であり、L=1であり、x1
=0.2、y=0.15、z1=0.6、z2=0.4
であるように構成することができる。
【0012】また、M=2であり、L=2であり、x2
=0.2、x1=0.4、y=0.25、z1=0.
6、z2=0.4であるように構成することができる。
【0013】また、前記半導体エピタキシャル層に拡散
されている第1導電型不純物がSiであり、前記拡散領
域に拡散されている第2導電型不純物がZnであるよう
に構成してもよい。
【0014】本発明の発光半導体装置の製造方法は、基
板上に第1導電型半導体エピタキシャル層である活性層
を形成する工程と、前記活性層上にに隣接して第1導電
型半導体エピタキシャル層である第1上部クラッド層か
ら第M上部クラッド層(Mは2以上の整数)までによっ
て構成される上部クラッド層を形成する工程とを有し、
前記活性層に接触する前記第1上部クラッド層のエネル
ギーバンドギャップが、前記第1上部クラッド層を介し
て前記活性層と反対側に設けられた前記第M上部クラッ
ド層のエネルギーバンドギャップより大きく、かつ、前
記第1上部クラッド層から第M上部クラッド層までのそ
れぞれのエネルギーバンドギャップが前記活性層のエネ
ルギーバンドギャップより大きく、前記上部クラッド層
から前記活性層に達する第2導電型不純物の拡散領域を
形成する工程と、少なくとも前記上部クラッド層上及び
前記拡散領域上の一方に隣接して備えられた層を形成
し、この層の所定範囲をエッチング剤を用いてエッチン
グして少なくとも前記上部クラッド層又は前記拡散領域
の一部を露出させることによってパターニング層を形成
する工程とを有することを特徴としている。
【0015】また、前記活性層を形成する工程の前に、
前記基板上に隣接して第1導電型半導体エピタキシャル
層であるバッファ層を形成する工程と、前記バッファ層
上に隣接して、第1導電型半導体エピタキシャル層であ
る第L下部クラッド層(Lは1以上の整数)から第1下
部クラッド層までを前記バッファ層側から順に重ねるこ
とによって構成される下部クラッド層を形成する工程と
を有し、前記活性層に隣接する前記第1下部クラッド層
のエネルギーバンドギャップが前記活性層のエネルギー
バンドギャップより大きく、Lが2以上である場合に
は、前記第1下部クラッド層から第L下部クラッド層ま
でのそれぞれのエネルギーバンドギャップが前記活性層
に近い層ほど大きい構成とすることができる。また、第
1下部クラッド層のエネルギーバンドギャップを、前記
第1上部クラッド層のエネルギーバンドギャップよりも
小さくしてもよい。
【0016】また、前記第1下部クラッド層から第L下
部クラッド層までが、それぞれ、Alx1Ga1−x1
As層からAlxLGa1−xLAs層まで(x1,…,
xLのそれぞれは、0より大きく1より小さい値)であ
り、前記活性層が、AlGa1−yAs層(yは、0
以上で1より小さい値)であり、前記第1上部クラッド
層から第M上部クラッド層までが、それぞれ、Alz1
Ga1−z1As層からAlzMGa1−zMAs層ま
で(z1,…,zMのそれぞれは、0より大きく1より小
さい値)であり、x1は、yより大きく、z1,…,zL
のそれぞれは、yより大きく、x1>x2>…>xLで
あり、z1>z2>…>zMであるように構成してもよ
い。ここで、z1>x1としてもよい。
【0017】また、前記半導体エピタキシャル層に拡散
されている第1導電型不純物がSiであり、前記拡散領
域に拡散されている第2導電型不純物がZnであるよう
に構成してもよい。
【0018】
【発明の実施の形態】第1の実施形態 図1は、本発明の第1の実施形態に係るLEDアレイ1
00の一部を概略的に示す平面図である。また、図2
は、図1をS−S線で切った面を概略的に示す断面
図であり、図3は、図1をS−S線で切った面を概
略的に示す断面図である。なお、以下の説明は本発明を
LEDアレイに適用した場合のものであるが、本発明は
LED素子にも適用することができる。
【0019】図1に示されるように、LEDアレイ10
0は、エピウエハ(半導体基板とその上に成長させた半
導体エピタキシャル層からなる)と、このエピウエハに
形成された複数の発光部108a(第2導電型半導体領
域108)と、発光部108aに接続された第2導電側
電極層(個別電極)111と、個別電極111に接続さ
れた電極パッド111aとを有している。ただし、発光
部108aの形状及び配置、個別電極111の形状及び
配置、電極パッド111aの形状及び配置は図示のもの
に限定されない。
【0020】また、図2又は図3に示されるように、エ
ピウエハは、第1導電型の半導体基板101上に半導体
エピタキシャル層102を積層させた構造を含む。半導
体エピタキシャル層102は、半導体基板101上に形
成された第1導電型のバッファ層103と、このバッフ
ァ層103上に形成された第1導電型の下部クラッド層
104と、この下部クラッド層104上に形成された第
1導電型の活性層105と、この活性層105上に形成
された第1導電型の上部クラッド層106と、この上部
クラッド層106上に形成され、電極層とのオーミック
コンタクトを形成するための第1導電型コンタクト層1
07とを有する。上部クラッド層106は、活性層10
5に隣接する第1上部クラッド層106aと、第1上部
クラッド層106aの上に形成された第2上部クラッド
層106bとから構成されている。第1の実施形態にお
いては、第1導電型はn型であり、第2導電型はp型で
ある。
【0021】半導体基板101は、例えば、n型GaA
s基板であり、バッファ層103は、例えば、n型Ga
Asバッファ層である。下部クラッド層104は、例え
ば、n型AlGa1−xAsクラッド層であり、活性
層105は、例えば、n型AlGa1−yAs活性層
である。また、第1上部クラッド層106aは、例え
ば、n型Alz1Ga1−z1Asクラッド層であり、
第2上部クラッド層106bは、例えば、n型Alz2
Ga1−z2Asクラッド層であり、第1導電型コンタ
クト層107は、例えば、n型GaAsコンタクト層で
ある。ここで、0<x<1、0≦y<1、0<z1<
1、0<z2<1である。また、x>yであり、z1>
z2>yである。また、第1導電型不純物は、例えば、
Siである。また、各半導体エピタキシャル層は、MO
CVD(有機金属化学気相蒸着)法により形成すること
ができる。ここで、z1>xとしてもよい。
【0022】また、図2又は図3に示されるように、半
導体エピタキシャル層102の主面の所定範囲(第2導
電型半導体領域108が形成される領域の上部)から第
2導電型不純物を拡散させて形成された領域であって、
少なくとも活性層105に達するように形成された複数
個(図2及び図3には、それぞれ1個のみを示す。)の
第2導電型半導体領域108を有している。また、第1
導電型コンタクト層107は、第2上部クラッド層10
6b上であって第2導電型半導体領域108に接しない
範囲に形成されている。ここで、第2導電型不純物は、
例えば、Znである。
【0023】また、図2又は図3に示されるように、L
EDアレイ100は、第1導電型コンタクト層107及
び第2上部クラッド層106bの表面を覆う層間絶縁膜
109と、第2導電型半導体領域108上に形成された
第2導電型コンタクト層110と、層間絶縁膜109及
び第2導電型コンタクト層110の上に形成された個別
電極111とを有している。また、LEDアレイ100
は、半導体基板101の下面に形成された第1導電側電
極(共通電極)112を有している。図2に示されるよ
うに、第2導電型コンタクト層110は、第1導電型コ
ンタクト層107がエッチング除去された領域(エッチ
ング領域)107aによって、第1導電型コンタクト層
107と離間している。第2導電型コンタクト層110
は、第2導電型不純物(例えば、Zn)のドーピングに
よって第2導電型にされている。
【0024】また、第1の実施形態においては、第1上
部クラッド層106aのエネルギーバンドギャップをE
g(106a)とし、第2上部クラッド層106bのエ
ネルギーバンドギャップをEg(106b)とし、活性
層105のエネルギーバンドギャップをEg(105)
としたときに、 Eg(106a)>Eg(106b)>Eg(105) …(1) となるように、各層を形成している。エネルギーバンド
ギャップに上記式(1)の関係を持たせることは、各層
のAl組成を調整することによって実現できる。
【0025】下部クラッド層104が、AlGa
1−xAs層(xは、0より大きく1より小さい値)で
あり、活性層105が、AlGa1−yAs層(y
は、0以上で1より小さい値)であり、第1上部クラッ
ド層106aが、Alz1Ga1− z1As(z1は、
0より大きく1より小さい値)であり、第2上部クラッ
ド層106bが、Alz2Ga1−z2As(z2は、
0より大きく1より小さい値)であるとにき、x>yか
つz1>z2>yであるように構成している。上記式
(1)は、z1>z2>yを満たすような組成に、上記
各層を構成すれば実現できる。第1の実施形態のLED
アレイ100の具体例を挙げれば、x=0.6、y=
0.15、z1=0.6、z2=0.4、又は、x=
0.2、y=0.15、z1=0.6、z2=0.4で
ある。ただし、LEDアレイ100の各層の組成はこれ
らに限定されない。
【0026】図4から図7までは、第1の実施形態に係
るLEDアレイ100の製造工程を概略的に示す断面図
(その1〜4)である。LEDアレイ100の製造にお
いては、先ず、図4に示されるように、第1導電型の半
導体基板101上に、第1導電型のバッファ層103、
第1導電型の下部クラッド層104、第1導電型の活性
層105、第1導電型の第1上部クラッド層106a、
第1導電型の第2上部クラッド層106b、第1導電型
コンタクト層107を順に形成する。このときには、上
記式(1)を満たすように、各層の組成を選択する。
【0027】次に、図5に示されるように、第1導電型
コンタクト層107上に絶縁膜121を形成し、フォト
リソグラフィ技術により絶縁膜121に開口部121a
を形成する。次に、Znを含む拡散源膜122を成膜
し、その上にアニールキャップ膜123を成膜し、開口
部121aを通して第2導電型の不純物(Zn)を固相
拡散させて上部クラッド層106から活性層105まで
達する第2導電型半導体領域108を形成する。この工
程により、第2導電型半導体領域108の一部(第1導
電型コンタクト層107であった部分)は、第2導電型
コンタクト層110になる。
【0028】次に、アニールキャップ膜123及び拡散
源膜122を除去し、次いで絶縁膜121を除去する。
次に、図6に示されるように、第2導電型コンタクト層
110の周囲部及びこの周囲部の下の第2上部クラッド
層106bの最上面をフォトリソグラフィ技術によりエ
ッチング除去(エッチング除去領域107a)する。エ
ッチャントには、例えば、エッチング制御が容易なリン
酸過水が用いられる。これにより、第2導電型半導体領
域108の一部(第1導電型コンタクト層107であっ
た部分)は、第2導電型コンタクト層110になり、第
1導電型コンタクト層107と分離される。
【0029】次に、図7に示されるように、第1導電型
コンタクト層107、第2導電型コンタクト層110、
及び第2上部クラッド層106bの上に層間絶縁膜10
9を形成し、その後、フォトリソグラフィ技術を用いて
第2導電型コンタクト層110の周囲部の層間絶縁膜1
09に開口部109aを形成する。これにより、第2導
電型コンタクト層110及び第2上部クラッド層106
bの一部の表面が露出される。次に、第2導電型コンタ
クト層110に電気的に接続される個別電極111を形
成する。個別電極111は、Al系の金属をEB蒸着に
より成膜した後、フォトリソグラフィ技術により形成さ
れる。この際のエッチャントには、例えば、Al系の材
料に対するエッチング制御が容易な熱リン酸が用いられ
る。
【0030】このように第2上部クラッド層106bの
上に第1導電型コンタクト層107、第2導電型コンタ
クト層110、層間絶縁膜109、及び個別電極111
のパターンを形成した後、半導体基板101の裏面側に
共通電極112を形成し、LEDアレイ100の作製が
終了する。
【0031】第1上部クラッド層106aに比べ第2上
部クラッド層106bのAl組成を小さくしたので、コ
ンタクト層107のパターン形成において使用されるエ
ッチャントにより第2上部クラッド層106bの露出表
面が粗くなることは生じ難くなり、このため第2上部ク
ラッド層106bの露出表面がLEDの発光特性に悪影
響を与えるという不具合は生じ難い。また、露出表面か
ら周囲(横方向)に過剰にエッチングがなされることも
なく、図14及び図15に示されるような空隙ができ難
い。実験により、第2上部クラッド層106bをAl
z2Ga1−z2As層から構成するときには、そのA
l組成をz2≦0.45とすれば、コンタクト層パター
ン形成工程における第2上部クラッド層106bの露出
表面のエッチングが正常に行われることが確認された。
【0032】以上説明したように、第1の実施形態によ
れば、上部クラッド層106が活性層105側から順に
重なる第1上部クラッド層106a及び第2上部クラッ
ド層106bによって構成され、第1上部クラッド層1
06aが第2上部クラッド層106bのそれぞれのエネ
ルギーバンドギャップが活性層105に近い層ほど大き
く、かつ、活性層105のエネルギーバンドギャップよ
り大きくなるように構成されている。このように活性層
105側の第1上部クラッド層106aのエネルギーバ
ンドギャップを最も大きくしたので、活性層105とこ
れに隣接する上部クラッド層106との間のエネルギー
バンドギャップ差が大きくなり、キャリアの閉じ込め効
果が高くなり、発光効率を高くすることができる。
【0033】また、比較的エネルギーバンドギャップの
小さい第2上部クラッド層106bを上部クラッド層1
06の表面層としたので、その上に形成されるパターニ
ング層(コンタクト層106及び110、層間絶縁膜1
09、個別電極111)のウェットエッチング工程にお
いて使用されるエッチャントによる第2上部クラッド層
107bの侵食が生じ難くなる。このため、図14に示
されるような層間絶縁膜の欠陥(絶縁不良)や図15に
示されるような電極層の欠陥(断線)が生じ難くなり、
装置の信頼性を高めることができる。
【0034】また、第1の実施形態によって、第1上部
クラッド層106aよりも第2上部クラッド層106b
のエネルギーバンドギャップが第1上部クラッド層10
6aのエネルギーバンドギャップよりも小さい構造とし
たので、第2上部クラッド層106bのZn濃度を第1
上部クラッド層106aのZn濃度より高くすることが
でき、第2導電型半導体領域108(Zn拡散領域)内
のホール濃度(活性化して電気的な性質に寄与するZn
の濃度)を高くすることができる。このため、第1上部
クラッド層106b内における電圧降下を低減すること
ができ、面内における発光強度の均一性を向上させるこ
とができる。
【0035】なお、上記説明においては、上部クラッド
層106が2つの層106a及び106bから構成され
た場合を説明したが、本発明は上部クラッド層106が
3つ以上の層からなる場合にも適用できる。例えば、上
部クラッド層106を、活性層105(AlGa
1−yAs層)側から順に積層された第1上部クラッド
層(Alz1Ga1−z1As層)から第M上部クラッ
ド層(AlzMGa1−z As層)まで(Mは2以上
の整数)によって構成した場合には、z1,…,zMのそ
れぞれをyより大きくし、かつ、z1>z2>…>zM
であるように、各層を構成すればよい。
【0036】また、上記説明においては、下部クラッド
層104が1つの層から構成された場合を説明したが、
本発明は下部クラッド層104が2つ以上の層からなる
場合にも適用できる。例えば、下部クラッド層104
を、活性層(AlGa1−yAs層)105側から順
に重なる第1下部クラッド層(Alx1Ga1−x1
s層)から第L下部クラッド層(AlxLGa1−xL
As層)まで(Lは1以上の整数)によって構成した場
合には、第1下部クラッド層(Alx1Ga1− x1
s層)のエネルギーバンドギャップが活性層105のエ
ネルギーバンドギャップより大きくなるように、x1>
y、かつ、x1>x2>…>xLであるように、各層を
構成することが望ましい。ここで、z1>x1としても
よい。
【0037】また、上記説明においては、半導体エピタ
キシャル層102をAlGaAs化合物によって構成し
た場合を説明したが、半導体エピタキシャル層102を
GaInAsP化合物又はAlGaAsP化合物等の他
の化合物から構成してもよい。
【0038】第2の実施形態 図8は、本発明の第2の実施形態に係るLEDアレイ2
00の一部を概略的に示す平面図である。また、図9
は、図8をS−S線で切った面を概略的に示す断面
図であり、図10は、図8をS10−S10線で切った
面を概略的に示す断面図ある。なお、以下の説明は本発
明をLEDアレイに適用した場合のものであるが、本発
明はLED素子にも適用することができる。
【0039】図8に示されるように、LEDアレイ20
0は、素子分離領域221(半導体基板上の半導体エピ
タキシャル層に第2導電型不純物を拡散させた領域)に
より絶縁された複数のブロック220を備えている。各
ブロック220は、複数(図8においては8個)の発光
部208a(第2導電型半導体領域208)を含んでい
る。図1に示されるように、LEDアレイ200の各ブ
ロック220には、第1導電側電極(共通電極)212
と、共通電極212に接続された電極線212aと、電
極線212aに接続されたワイヤボンディング用の電極
パッド212bが備えられている。また、図8に示され
るように、LEDアレイ200には、複数のブロック2
20に共通する複数本(図8においては8本)の共通電
極214と、発光部208a及び共通電極214に接続
された第2導電側の電極線211aと、電極線211a
に接続されたワイヤボンディング用の電極パッド211
bが備えられている。なお、図8には、層間絶縁膜20
9を描いていないが、共通電極214と電極線211a
とを接続するための層間絶縁膜209の開口部209a
は描いている。
【0040】また、図9又は図10に示されるように、
エピウエハは、半導体基板201上に半導体エピタキシ
ャル層202を積層させた構造を含む。半導体エピタキ
シャル層202は、半導体基板201上に形成されたバ
ッファ層203と、このバッファ層203上に形成され
た第1導電型の下部クラッド層204と、この下部クラ
ッド層204上に形成された第1導電型の活性層205
と、この活性層205上に形成された第1導電型の上部
クラッド層206と、この上部クラッド層206上に形
成され、電極層とのオーミックコンタクトを形成するた
めの第1導電型コンタクト層207とを有する。上部ク
ラッド層206は、活性層205に隣接する第1上部ク
ラッド層206aと、第1上部クラッド層206aの上
に形成された第2上部クラッド層206bとから構成さ
れている。また、下部クラッド層204は、活性層20
5に隣接する第1下部クラッド層204aと、第1下部
クラッド層204aの下に形成された第2下部クラッド
層204bとから構成されている。第2の実施形態にお
いては、第1導電型はn型であり、第2導電型はp型で
ある。
【0041】半導体基板201は、例えば、半絶縁性の
GaAs基板であり、バッファ層203は、例えば、半
絶縁性のGaAsバッファ層である。第1下部クラッド
層204aは、例えば、n型Alx1Ga1−x1As
クラッド層であり、第2下部クラッド層204bは、例
えば、n型Alx2Ga1−x2Asクラッド層であ
る。活性層205は、例えば、n型AlGa1−y
s活性層である。また、第1上部クラッド層206a
は、例えば、n型Alz1Ga1−z1Asクラッド層
であり、第2上部クラッド層206bは、例えば、n型
Alz2Ga1−z Asクラッド層であり、第1導電
型コンタクト層207は、例えば、n型GaAsコンタ
クト層である。ここで、0<x1<1、0<x2<1、
0≦y<1、0<z1<1、0<z2<1である。ま
た、x1>yであり、x1>x2であり、z1>z2>
yである。また、第1導電型不純物は、例えば、Siで
ある。また、各半導体エピタキシャル層は、MOCVD
(有機金属化学気相蒸着)法により形成することができ
る。ここで、z1>x1としてもよい。
【0042】また、図9又は図10に示されるように、
半導体エピタキシャル層202の主面の所定範囲(第2
導電型半導体領域208が形成される領域の上部)から
第2導電型不純物を拡散させて形成された領域であっ
て、少なくとも活性層205に達するように形成された
複数個(図9及び図10には、それぞれ1個のみを示
す。)の第2導電型半導体領域208を有している。ま
た、第1導電型コンタクト層207は、第2上部クラッ
ド層206b上であって第2導電型半導体領域208に
接しない範囲に形成されている。ここで、第2導電型不
純物は、例えば、Znである。
【0043】また、図9又は図10に示されるように、
LEDアレイ200は、第1導電型コンタクト層207
及び第2上部クラッド層206bの表面を覆う層間絶縁
膜209と、第2導電型半導体領域208上に形成され
た第2導電型コンタクト層210と、層間絶縁膜209
及び第2導電型コンタクト層210の上に形成された個
別電極211と、第1導電側電極(共通電極)212と
を有している。図9に示されるように、第2導電型コン
タクト層210は、第1導電型コンタクト層207がエ
ッチング除去された領域(エッチング領域)207aに
よって、第1導電型コンタクト層207と離間してい
る。第2導電型コンタクト層210は、第2導電型不純
物(例えば、Zn)のドーピングによって第2導電型に
されている。
【0044】また、第2の実施形態においては、第1上
部クラッド層206aのエネルギーバンドギャップをE
g(206a)とし、第2上部クラッド層206bのエ
ネルギーバンドギャップをEg(206b)とし、活性
層205のエネルギーバンドギャップをEg(205)
としたときに、 Eg(206a)>Eg(206b)>Eg(205) …(2) となるように、各層を形成している。エネルギーバンド
ギャップに上記式(2)の関係を持たせることは、各層
のAl組成を調整することによって実現できる。
【0045】また、第2の実施形態においては、第1下
部クラッド層204aのエネルギーバンドギャップをE
g(204a)とし、第2下部クラッド層204bのエ
ネルギーバンドギャップをEg(204b)とし、活性
層205のエネルギーバンドギャップをEg(205)
としたときに、 Eg(204a)>Eg(205) …(3) Eg(204a)>Eg(204b) …(4) となるように、各層を形成している。エネルギーバンド
ギャップに上記式(3)及び(4)の関係を持たせるこ
とは、各層のAl組成を調整することによって実現でき
る。
【0046】第2下部クラッド層204bが、Alx2
Ga1−x2As層(x2は、0より大きく1より小さ
い値)であり、第1下部クラッド層204aが、Al
x1Ga1−x1As層(x1は、0より大きく1より
小さい値)であり、活性層205が、AlGa1−y
As層(yは、0以上で1より小さい値)であり、第1
上部クラッド層206aが、Alz1Ga1−z1As
(z1は、0より大きく1より小さい値)であり、第2
上部クラッド層206bが、Alz2Ga1−z As
(z2は、0より大きく1より小さい値)であるとに
き、x1>y、x1>x2、z1>z2>yであるよう
に構成している。上記式(2)〜(4)は、x1>y、
x1>x2、z1>z2>yを満たすような組成に、上
記各層を構成すれば実現できる。ここで、z1>x1と
することが望ましい。第2の実施形態のLEDアレイ2
00の具体例を挙げれば、x2=0.2、x1=0.
4、y=0.25、z1=0.6、z2=0.4であ
る。ただし、本発明は、この組成に限定されない。
【0047】第2の実施形態のLEDアレイ200の製
造方法は、下部クラッド層204を構成する層の数、電
極の配置及び形状等を除いて、図4〜図7のプロセスと
同様のプロセスで製造できる。
【0048】第2の実施形態によれば、第1の実施形態
と同様の効果が得られる。また、下部クラッド層204
を第1下部クラッド層204aと第2下部クラッド層2
04bとから構成したので、下部クラッド層を単一の層
で形成した場合に比べ、バッファ層203と下部クラッ
ド層204とのエネルギーバンドギャップの差を小さく
することができ、製造プロセスにおける欠陥の発生率を
低減でき、発光素子の信頼性を向上させることができ
る。
【0049】なお、上記説明においては、上部クラッド
層206が2つの層206a及び206bから構成され
た場合を説明したが、本発明は上部クラッド層206が
3つ以上の層からなる場合にも適用できる。例えば、上
部クラッド層206を、活性層205(AlGa
1−yAs層)側から順に積層された第1上部クラッド
層(Alz1Ga1−z1As層)から第M上部クラッ
ド層(AlzMGa1−z As層)まで(Mは2以上
の整数)によって構成した場合には、z1,…,zMのそ
れぞれをyより大きくし、かつ、z1>z2>…>zM
であるように、各層を構成すればよい。
【0050】また、上記説明においては、下部クラッド
層204が2つの層から構成された場合を説明したが、
本発明は下部クラッド層204が3つ以上の層からなる
場合にも適用できる。例えば、下部クラッド層204
を、活性層(AlGa1−yAs層)105側から順
に重なる第1下部クラッド層(Alx1Ga1−x1
s層)から第L下部クラッド層(AlxLGa1−xL
As層)まで(Lは1以上の整数)によって構成した場
合には、第1下部クラッド層(Alx1Ga1− x1
s層)のエネルギーバンドギャップが活性層205のエ
ネルギーバンドギャップより大きくなるように、x1>
y、かつ、x1>x2>…>xLであるように、各層を
構成することが望ましい。例えば、図11には、下部ク
ラッド層204を4つの層204a〜204dによって
構成した例(変形例1)を示す。
【0051】また、上記説明においては、半導体エピタ
キシャル層202をAlGaAs化合物によって構成し
た場合を説明したが、半導体エピタキシャル層202を
GaInAsP化合物又はAlGaAsP化合物等の他
の化合物から構成してもよい。
【0052】また、図12には、共通電極212を半導
体基板201の下面に備えた例(変形例2)を示す。
【0053】さらに、図13には、上部クラッド層20
6を、活性層205側から第1上部上部クラッド層20
6a、第2上部クラッド層206b、第3上部クラッド
層206cから構成した例(変形例3)を示す。ここ
で、第1上部上部クラッド層206aは、例えば、Al
0.6Ga0.4As層であり、第2上部クラッド層2
06bは、例えば、Al0.5Ga0.5As層であ
り、第3上部クラッド層206cは、例えば、Al
0.4Ga0.6As層である。
【0054】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の発光半導
体装置によれば、上部クラッド層が活性層側から順に重
なる第1上部クラッド層から第M上部クラッド層(Mは
2以上の整数)までによって構成され、活性層に接触す
る第1上部クラッド層のエネルギーバンドギャップが、
第1上部クラッド層を介して前記活性層と反対側に設け
られた第M上部クラッド層のエネルギーバンドギャップ
より大きく、かつ、活性層のエネルギーバンドギャップ
より大きくなるように構成されている。このように活性
層側の第1上部クラッド層のエネルギーバンドギャップ
を比較的大きくしたので、活性層とクラッド層との間の
エネルギーバンドギャップ差が大きくなり、キャリアの
閉じ込め効果が高くなり、発光効率を高くすることがで
きるという効果がある。また、比較的エネルギーバンド
ギャップの小さい第M上部クラッド層を上部クラッド層
の表面層としたので、その上に形成されるパターニング
層のエッチング工程において使用されるエッチャントに
よる上部クラッド層の侵食が生じ難くなり、パターニン
グ層としての層間絶縁膜の欠陥(絶縁不良)やパターニ
ング層としての配線層の欠陥(断線)が生じ難くなると
いう効果が得られる。
【0055】活性層に接する下部クラッド層の化合物半
導体の組成(例えば、AlGaAsのAl組成)を活性
層に接する上部クラッド層の化合物半導体の組成(例え
ば、AlGaAsのAl組成)と比較して基板の組成に
近くしたので、基板上にエピタキシャル層を形成する際
に、材料組成が大きく異なることに起因した欠陥がエピ
タキシャル層内で発生することを防止できる。このこと
により、下部エピタキシャル層内で発生した欠陥に起因
した光量特性の劣化を防止できる。
【0056】また、本発明の発光半導体装置の製造方法
によれば、上部クラッド層が活性層側から順に重なる第
1上部クラッド層から第M上部クラッド層(Mは2以上
の整数)までによって構成され、活性層に接触する第1
上部クラッド層のエネルギーバンドギャップが、第1上
部クラッド層を介して前記活性層と反対側に設けられた
第M上部クラッド層のエネルギーバンドギャップより大
きく、かつ、活性層のエネルギーバンドギャップより大
きくなるように各層を形成している。このように活性層
側の第1上部クラッド層のエネルギーバンドギャップを
比較的大きくしたので、製造された発光半導体装置のキ
ャリアの閉じ込め効果が高くなり、製造された発光半導
体装置の発光効率を高くすることができるという効果が
ある。また、比較的エネルギーバンドギャップの小さい
第M上部クラッド層を上部クラッド層の表面層としたの
で、その上に形成されるパターニング層のエッチング工
程において使用されるエッチング液による上部クラッド
層の侵食が生じ難くなり、パターニング層としての層間
絶縁膜の欠陥(絶縁不良)やパターニング層としての配
線層の欠陥(断線)の発生率を低減できるという効果が
得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施形態に係るLEDアレイ
の一部を概略的に示す平面図である。
【図2】 図1をS−S線で切った面を概略的に示
す断面図である。
【図3】 図1をS−S線で切った面を概略的に示
す断面図である。
【図4】 第1の実施形態に係るLEDアレイの製造工
程(その1)を概略的に示す断面図である。
【図5】 第1の実施形態に係るLEDアレイの製造工
程(その2)を概略的に示す断面図である。
【図6】 第1の実施形態に係るLEDアレイの製造工
程(その3)を概略的に示す断面図である。
【図7】 第1の実施形態に係るLEDアレイの製造工
程(その4)を概略的に示す断面図である。
【図8】 本発明の第2の実施形態に係るLEDアレイ
の一部を概略的に示す平面図である。
【図9】 図8をS−S線で切った面を概略的に示
す断面図である。
【図10】 図8をS10−S10線で切った面を概略
的に示す断面図である。
【図11】 本発明の第2の実施形態に係るLEDアレ
イの変形例1を概略的に示す断面である。
【図12】 本発明の第2の実施形態に係るLEDアレ
イの変形例2を概略的に示す断面である。
【図13】 本発明の第2の実施形態に係るLEDアレ
イの変形例3を概略的に示す断面である。
【図14】 従来のLEDアレイの一部を概略的に示す
断面図である。
【図15】 図14のA1部拡大図である。
【図16】 図14のA2部拡大図である。
【符号の説明】
100,200 LEDアレイ、 101,201 半
導体基板、 102,202 半導体エピタキシャル
層、 103,203 バッファ層、 104,204
下部クラッド層、 204a 第1下部クラッド層、
204b 第2下部クラッド層、 105,205
活性層、 106,206 上部クラッド層、 106
a,206a 第1上部クラッド層、 106b,20
6b 第2上部クラッド層、 107,207 第1導
電型コンタクト層、 107a,207a エッチング
領域、 108,208 第2導電型拡散領域、 10
8a,208a 発光部、 109,209 層間絶縁
膜、 209a 層間絶縁膜の開口部、 110,21
0 第2導型コンタクト層、 111,211 個別電
極、 111a,211b 電極パッド、 112,2
12 共通電極、 212b 電極パッド、 220
ブロック、 221 素子分離領域。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 浜野 広 東京都八王子市東浅川町550番地の1 株 式会社沖デジタルイメージング内 (72)発明者 谷中 真澄 東京都八王子市東浅川町550番地の1 株 式会社沖デジタルイメージング内 Fターム(参考) 5F041 AA25 AA41 CA02 CA36 CA49 CA53 CA65 CA71 CA72 CA74 CB22 DB07 FF13

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板と、前記基板上に備えられた第1導
    電型半導体エピタキシャル層である活性層と、 前記活性層上に隣接して備えられた第1導電型半導体エ
    ピタキシャル層である上部クラッド層と、 前記上部クラッド層から前記活性層に達する第2導電型
    不純物の拡散領域と、 前記上部クラッド層上及び前記拡散領域上の少なくとも
    一方に隣接して備えられたパターニング層とを有し、 前記拡散領域の界面で発生した光を外部に放出する発光
    半導体装置において、 前記上部クラッド層が、前記活性層側から順に重なる第
    1上部クラッド層から第M上部クラッド層(Mは2以上
    の整数)までによって構成され、前記活性層に接触する
    前記第1上部クラッド層のエネルギーバンドギャップ
    が、前記第1上部クラッド層を介して前記活性層と反対
    側に設けられた前記第M上部クラッド層のエネルギーバ
    ンドギャップより大きく、かつ、前記第1上部クラッド
    層から第M上部クラッド層までのそれぞれのエネルギー
    バンドギャップが前記活性層のエネルギーバンドギャッ
    プより大きく、 前記パターニング層が、前記パターニング層の所定範囲
    を除去して前記上部クラッド層又は前記拡散領域の少な
    くとも一部を露出させるエッチング領域を有することを
    特徴とする発光半導体装置。
  2. 【請求項2】 前記パターニング層が、 前記上部クラッド層上に備えられた第1導電型コンタク
    ト層と、 前記拡散領域上に備えられた第2導電型コンタクト層
    と、 前記第1導電型コンタクト層を覆う層間絶縁膜と、 前記第2導電型コンタクト層、前記上部クラッド層、及
    び前記層間絶縁膜を覆う第2導電側電極とを選択的に含
    むことを特徴とする請求項1に記載の発光半導体装置。
  3. 【請求項3】 前記基板上に隣接して備えられたバッフ
    ァ層と、 前記バッファ層と前記活性層との間に備えられた第1導
    電型半導体エピタキシャル層である下部クラッド層とを
    有することを特徴とする請求項1又は2のいずれかに記
    載の発光半導体装置。
  4. 【請求項4】 前記下部クラッド層が、前記活性層側か
    ら順に重なる第1下部クラッド層から第L下部クラッド
    層まで(Lは1以上の整数)を含み、 前記第1下部クラッド層のエネルギーバンドギャップが
    前記活性層のエネルギーバンドギャップより大きく、 Lが2以上である場合には、前記第1下部クラッド層か
    ら第L下部クラッド層までのそれぞれのエネルギーバン
    ドギャップが前記活性層に近い層ほど大きいことを特徴
    とする請求項3に記載の発光半導体装置。
  5. 【請求項5】 前記第1下部クラッド層のエネルギーバ
    ンドギャップが、前記第1上部クラッド層のエネルギー
    バンドギャップよりも小さいことを特徴とする請求項4
    に記載の発光半導体装置。
  6. 【請求項6】 前記第1下部クラッド層から第L下部ク
    ラッド層までが、それぞ、Alx1Ga1−x1As層
    からAlxLGa1−xLAs層まで(x1,…,xLの
    それぞれは、0より大きく1より小さい値)であり、 前記活性層が、AlGa1−yAs層(yは、0より
    大きく1より小さい値)であり、 前記第1上部クラッド層から第M上部クラッド層まで
    が、それぞれ、Alz1Ga1−z1As層からAl
    zMGa1−zMAs層まで(z1,…,zMのそれぞれ
    は、0より大きく1より小さい値)であり、 x1は、yより大きく、 z1,…,zLのそれぞれは、yより大きく、 x1>x2>…>xLであり、 z1>z2>…>zMであることを特徴とする請求項4
    に記載の発光半導体装置。
  7. 【請求項7】 z1>x1であることを特徴とする請求
    項6に記載の発光半導体装置。
  8. 【請求項8】 M=2であり、L=1であり、 x1=0.6、y=0.15、z1=0.6、z2=
    0.4であることを特徴とする請求項6に記載の発光半
    導体装置。
  9. 【請求項9】 M=2であり、L=1であり、 x1=0.2、y=0.15、z1=0.6、z2=
    0.4であることを特徴とする請求項6に記載の発光半
    導体装置。
  10. 【請求項10】 M=2であり、L=2であり、 x2=0.2、x1=0.4、y=0.25、z1=
    0.6、z2=0.4であることを特徴とする請求項6
    又は7のいずれかに記載の発光半導体装置。
  11. 【請求項11】 前記半導体エピタキシャル層に拡散さ
    れている第1導電型不純物がSiであり、 前記拡散領域に拡散されている第2導電型不純物がZn
    であることを特徴とする請求項1から10までのいずれ
    かに記載の発光半導体装置。
  12. 【請求項12】 基板上に第1導電型半導体エピタキシ
    ャル層である活性層を形成する工程と、 前記活性層上にに隣接して第1導電型半導体エピタキシ
    ャル層である第1上部クラッド層から第M上部クラッド
    層(Mは2以上の整数)までによって構成される上部ク
    ラッド層を形成する工程とを有し、 前記活性層に接触する前記第1上部クラッド層のエネル
    ギーバンドギャップが、前記第1上部クラッド層を介し
    て前記活性層と反対側に設けられた前記第M上部クラッ
    ド層のエネルギーバンドギャップより大きく、かつ、前
    記第1上部クラッド層から第M上部クラッド層までのそ
    れぞれのエネルギーバンドギャップが前記活性層のエネ
    ルギーバンドギャップより大きく、 前記上部クラッド層から前記活性層に達する第2導電型
    不純物の拡散領域を形成する工程と、 少なくとも前記上部クラッド層上及び前記拡散領域上の
    一方に隣接して備えられた層を形成し、この層の所定範
    囲をエッチング剤を用いてエッチングして少なくとも前
    記上部クラッド層又は前記拡散領域の一部を露出させる
    ことによってパターニング層を形成する工程とを有する
    ことを特徴とする発光半導体装置の製造方法。
  13. 【請求項13】 前記活性層を形成する工程の前に、 前記基板上に隣接してバッファ層を形成する工程と、 前記バッファ層上に隣接して、第1導電型半導体エピタ
    キシャル層である第L下部クラッド層(Lは1以上の整
    数)から第1下部クラッド層までを前記バッファ層側か
    ら順に重ねることによって構成される下部クラッド層を
    形成する工程とを有し、 前記活性層に隣接する前記第1下部クラッド層のエネル
    ギーバンドギャップが前記活性層のエネルギーバンドギ
    ャップより大きく、 Lが2以上である場合には、前記第1下部クラッド層か
    ら第L下部クラッド層までのそれぞれのエネルギーバン
    ドギャップが前記活性層に近い層ほど大きいことを特徴
    とする請求項12に記載の発光半導体装置の製造方法。
  14. 【請求項14】 前記第1下部クラッド層のエネルギー
    バンドギャップが、前記第1上部クラッド層のエネルギ
    ーバンドギャップよりも小さいことを特徴とする請求項
    13に記載の発光半導体装置の製造方法。
  15. 【請求項15】 前記第1下部クラッド層から第L下部
    クラッド層までが、それぞれ、Alx1Ga1−x1
    s層からAlxLGa1−xLAs層まで(x1,…,x
    Lのそれぞれは、0より大きく1より小さい値)であ
    り、 前記活性層が、AlGa1−yAs層(yは、0より
    大きく1より小さい値)であり、 前記第1上部クラッド層から第M上部クラッド層まで
    が、それぞれ、Alz1Ga1−z1As層からAl
    zMGa1−zMAs層まで(z1,…,zMのそれぞれ
    は、0より大きく1より小さい値)であり、 x1は、yより大きく、 z1,…,zLのそれぞれは、yより大きく、 x1>x2>…>xLであり、 z1>z2>…>zMであることを特徴とする請求項1
    4に記載の発光半導体装置の製造方法。
  16. 【請求項16】 z1>x1であることを特徴とする請
    求項15に記載の発光半導体装置の製造方法。
  17. 【請求項17】 前記半導体エピタキシャル層に拡散さ
    れている第1導電型不純物がSiであり、 前記拡散領域に拡散されている第2導電型不純物がZn
    であることを特徴とする請求項12から16までのいず
    れかに記載の発光半導体装置の製造方法。
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