JP2003186627A - 磁気テープ装置データパックアップ制御方式 - Google Patents

磁気テープ装置データパックアップ制御方式

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JP2003186627A
JP2003186627A JP2001383915A JP2001383915A JP2003186627A JP 2003186627 A JP2003186627 A JP 2003186627A JP 2001383915 A JP2001383915 A JP 2001383915A JP 2001383915 A JP2001383915 A JP 2001383915A JP 2003186627 A JP2003186627 A JP 2003186627A
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data
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backup memory
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 データバックアップ処理の再実行のための無
駄(時間的な無駄等)をなくす。 【解決手段】 バックアップ対象データ書き込み手段1
03は、磁気テープへのデータバックアップ処理の失敗
発生時に、データ書き込み先の媒体を磁気テープからバ
ックアップ用メモリモジュールに切り替え、エラー発生
時以降バックアップ対象データを当該バックアップ用メ
モリモジュールに書き込むように制御し、その際にアド
レス情報を当該バックアップ用メモリモジュールに書き
込む。バックアップ対象データ読み込み手段104は、
バックアップ用メモリモジュールに書き込まれたアドレ
ス情報に基づいて読み込み元の媒体の切り替えのタイミ
ングを認識した上で、バックアップ失敗テープおよびバ
ックアップ用メモリモジュールからのバックアップ対象
データの読み込みを可能とするための制御を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ホストコンピュー
タ(本明細書では、バックアップ対象のデータを取り扱
う装置一般を含む概念として「ホストコンピュータ」と
いう用語を用いる)から磁気テープ装置に転送されてく
るデータ(バックアップ対象データ)のバックアップ処
理(復元処理を含む)を実行する際における当該磁気テ
ープ装置の制御を行う磁気テープ装置データパックアッ
プ制御方式に関する。
【0002】
【従来の技術】磁気テープ装置におけるデータバックア
ップ処理(磁気テープへのデータのバックアップ処理)
が磁気ヘッドの汚れや磁気テープの不良等により失敗し
た場合には、磁気テープ上の全データ(バックアップし
ようとしたユーザデータ等)を損失してしまうことが多
い。これは、バックアップのカタログ情報を磁気テープ
の最後に書き込む場合や、最後まで正常に書かれている
ことで正しい磁気テープであるとみなす場合があるため
である。したがって、このようなデータ損失を防ぐため
には、磁気テープへのデータのバックアップ処理が正常
に終了する必要がある。
【0003】なお、上記のような「データバックアップ
処理の失敗」を防ぐための一方式として、データバック
アップ処理の前に磁気ヘッドのクリーニングを実施して
から当該データバックアップ処理を開始する方式が存在
する。しかし、このような方式を採用した場合にも、デ
ータバックアップ処理の前半では正常な書き込みが行わ
れているが、磁気テープから出る磁性粉や外部からの塵
埃の影響による磁気ヘッドの汚れが発生したり、そのこ
とによるテープダメージが起こったりすると、データバ
ックアップ処理の途中でエラーが発生してしまうおそれ
がある。
【0004】ここで、従来の磁気テープ装置データパッ
クアップ制御方式では、磁気テープへのデータのバック
アップ処理が失敗し、磁気テープ上のデータが消失した
場合には、最初からデータバックアップを取り直すこと
(データバックアップ処理をやり直すこと)が必要にな
っていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の磁気テ
ープ装置データパックアップ制御方式では、上記のよう
に、磁気ヘッドの汚れや磁気テープの不良等が生じた場
合に、磁気テープ上のデータ(バックアップ対象のユー
ザデータ等)の消失が発生し、最初からデータバックア
ップを取り直すことによる「データバックアップ処理に
おける時間的な無駄」が生じることになるという問題点
があった。
【0006】本発明の目的は、上述の点に鑑み、磁気テ
ープ装置において、正常にデータのバックアップが取れ
ていないこと(データバックアップ処理の失敗)による
データの消失を回避でき、データバックアップ処理の再
実行のための無駄(時間的な無駄等)をなくすことがで
きる磁気テープ装置データパックアップ制御方式を提供
することにある。
【0007】なお、本発明の磁気テープ装置データパッ
クアップ制御方式に対する従来技術に関する特許公報と
しては、磁気テープおよびメモリを含む記録媒体に対す
る情報(データ)の記録再生を考察している点で本発明
と類似している「特開平06−214724号公報」が
存在する。
【0008】しかし、上記の特開平06−214724
号公報に記載された技術(「情報記録再生システム」)
は、磁気テープ装置とIC(Integrated C
ircuit)メモリカードとの併用等によって、IC
メモリから他の大容量の記憶装置(磁気テープ等)に高
速に情報を入出力することによりICメモリの高速性を
損なわずに情報記録再生システムの利便性の向上を図る
技術であり、磁気テープ装置におけるデータバックアッ
プ処理の再実行による無駄をなくすための構成を有する
本発明とは本質的に相違している。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の磁気テープ装置
データパックアップ制御方式は、ホストコンピュータか
ら磁気テープ装置に転送されてくるデータのバックアッ
プ処理を制御する磁気テープ装置データパックアップ制
御方式において、通常時(磁気テープへのデータバック
アップ処理が正常に行われている際)にはバックアップ
対象データを磁気テープに書き込む制御を行い、磁気テ
ープへのデータバックアップ処理の失敗発生時には、バ
ックアップ対象データの書き込み先の媒体を磁気テープ
から取り外し可能で書き換え可能な不揮発性のバックア
ップ用メモリモジュール(メモリモジュール以外の「磁
気テープ以外のバックアップ用の記憶媒体(磁気ディス
ク等)」を含む)に切り替え、エラー発生時以降バック
アップ対象データ(磁気ヘッドの汚れや磁気テープの不
良等による磁気テープへのデータバックアップ処理の失
敗発生時に書き込みができなかったデータやそれ以降の
データ)を当該バックアップ用メモリモジュールに書き
込むように制御し、その際に当該バックアップ用メモリ
モジュールへの書き込みデータが本来磁気テープ上のど
の部分に書き込むべきデータであったかを示すアドレス
情報を当該バックアップ用メモリモジュールに書き込む
バックアップ対象データ書き込み手段と、前記バックア
ップ対象データ書き込み手段によりバックアップ用メモ
リモジュールに書き込まれたアドレス情報に基づいて磁
気テープからバックアップ用メモリモジュールへの切り
替えのタイミングを認識した上で、バックアップ失敗テ
ープおよびバックアップ用メモリモジュールからのバッ
クアップ対象データの読み込みを可能とするための制御
を行うバックアップ対象データ読み込み手段とを有す
る。
【0010】また、本発明の磁気テープ装置データパッ
クアップ制御方式は、上記のバックアップ対象データ書
き込み手段に「バックアップ用メモリモジュールへのデ
ータ書き込み時に当該バックアップ用メモリモジュール
の書き込み可能領域の残量がなくなった場合(当該バッ
クアップ用メモリモジュールが満杯になった場合)に、
磁気テープおよびバックアップ用メモリモジュールの入
れ替えのための制御(ホストコンピュータに対する制御
ならびに磁気テープおよびバックアップ用メモリモジュ
ールの交換(入れ替え)をユーザに促す通知等)を行
う」という機能を付加し、上記のバックアップ対象デー
タ読み込み手段に「バックアップ用メモリモジュールか
らのデータ読み込み時に当該バックアップ用メモリモジ
ュールの読み込み可能領域の残量がなくなった場合(当
該バックアップ用メモリモジュールから全てのデータを
読み込んだ場合)に、磁気テープおよびバックアップ用
メモリモジュールの入れ替えのための制御(ホストコン
ピュータに対する制御ならびに磁気テープおよびバック
アップ用メモリモジュールの交換(入れ替え)をユーザ
に促す通知等)を行う」という機能を付加するように構
成することも可能である。
【0011】また、本発明は、バスによってホストコン
ピュータと接続されており、磁気テープの読み書きを行
う磁気ヘッド部およびバックアップ用メモリモジュール
とのインタフェースを実現するメモリモジュールインタ
フェース部を備えている磁気テープ装置を、通常時には
バックアップ対象データを磁気テープに書き込む制御を
行い、磁気テープへのデータバックアップ処理の失敗発
生時には、バックアップ対象データの書き込み先の媒体
を磁気テープから取り外し可能で書き換え可能な不揮発
性のバックアップ用メモリモジュールに切り替え、エラ
ー発生時以降バックアップ対象データを当該バックアッ
プ用メモリモジュールに書き込むように制御し、その際
に当該バックアップ用メモリモジュールへの書き込みデ
ータが本来磁気テープ上のどの部分に書き込むべきデー
タであったかを示すアドレス情報を当該バックアップ用
メモリモジュールに書き込むバックアップ対象データ書
き込み手段,ならびに前記バックアップ対象データ書き
込み手段によりバックアップ用メモリモジュールに書き
込まれたアドレス情報に基づいて磁気テープからバック
アップ用メモリモジュールへの切り替えのタイミングを
認識した上で、バックアップ失敗テープおよびバックア
ップ用メモリモジュールからのバックアップ対象データ
の読み込みを可能とするための制御を行うバックアップ
対象データ読み込み手段として機能させるためのプログ
ラムとして実現することも可能である。
【0012】
【発明の実施の形態】次に、本発明について図面を参照
して詳細に説明する。
【0013】(1) 第1の実施の形態
【0014】図1は、本発明の第1の実施の形態に係る
磁気テープ装置データパックアップ制御方式の構成を示
すブロック図である。
【0015】図1を参照すると、本実施の形態に係る磁
気テープ装置データパックアップ制御方式は、磁気テー
プ装置100と、ホストコンピュータ200と、バス3
00とを含んで構成されている。
【0016】磁気テープ装置100は、磁気テープに対
するデータの書き込み/読み込みを行う磁気ヘッド部1
01と、取り外し可能で書き換え可能な不揮発性のバッ
クアップ用メモリモジュール(メモリモジュールの他の
「磁気テープ以外のバックアップ用の記憶媒体(磁気デ
ィスク等)」も含まれる)に対するインタフェースを実
現するメモリモジュールインタフェース部102(メモ
リモジュール以外の媒体の場合には当該媒体に対応する
インタフェース部)と、バックアップ対象データ書き込
み手段103と、バックアップ対象データ読み込み手段
104とを含んで構成されている。
【0017】図2は、本実施の形態に係る磁気テープ装
置データパックアップ制御方式におけるバックアップ対
象データ書き込み時の処理の一例(磁気テープへのデー
タバックアップ処理の失敗が発生し、かつバックアップ
用メモリモジュールが満杯になった場合の処理)を示す
流れ図である。この処理は、磁気テープデータ書き込み
ステップ201と、磁気テープデータバックアップ処理
失敗検出ステップ202と、書き込み先媒体切り替えス
テップ203と、バックアップ用メモリモジュールデー
タ書き込みステップ204と、バックアップ用メモリモ
ジュール全領域データ書き込み終了検出ステップ205
と、書き込み先媒体入れ替え制御ステップ206と、入
れ替え後媒体データ書き込みステップ207とからな
る。
【0018】図3は、本実施の形態に係る磁気テープ装
置データパックアップ制御方式におけるバックアップ対
象データ読み込み時の処理の一例を示す流れ図である。
この処理は、バックアップ用メモリモジュール中アドレ
ス情報参照ステップ301と、磁気テープデータ読み込
みステップ302と、読み込み元媒体切り替えステップ
303と、バックアップ用メモリモジュールデータ読み
込みステップ304と、バックアップ用メモリモジュー
ル全領域データ読み込み終了検出ステップ305と、読
み込み元媒体入れ替え制御ステップ306と、入れ替え
後媒体データ読み込みステップ307とからなる。
【0019】次に、図1〜図3を参照して、上記のよう
に構成された本実施の形態に係る磁気テープ装置データ
パックアップ制御方式の全体の動作について詳細に説明
する。
【0020】第1に、図2を参照して、バックアップ対
象データ書き込み時(データバックアップ処理時)の動
作について説明する。
【0021】磁気テープ装置100内のバックアップ対
象データ書き込み手段103は、ホストコンピュータ2
00側からバス300を通して送信されてきたデータ
(バックアップ対象データ)を受け取り、所定の書き込
み準備処理(バッファリングやデータ圧縮等)を行った
後に、当該データを一定のグループ単位で磁気ヘッド部
101を介して磁気テープに書き込んでいく(ステップ
201)。
【0022】その際に、バックアップ対象データ書き込
み手段103は、磁気ヘッドの汚れや磁気テープの不良
等に起因する「磁気テープへのデータバックアップ処理
の失敗」が発生していないかどうか(バックアップ用メ
モリモジュールへのデータバックアップ処理の必要性が
ないかどうか)を判定している。
【0023】本実施の形態では、上記の判定で、磁気テ
ープへのデータバックアップ処理の失敗が検出されたも
のとする(ステップ202)。
【0024】ここで、バックアップ対象データ書き込み
手段103は、ステップ202で示すように、「磁気テ
ープへのデータバックアップ処理の失敗(エラー)が発
生した」と判定した場合に、データバックアップ用の媒
体(データ書き込み先の媒体)を磁気テープからバック
アップ用メモリモジュールに切り替える(ステップ20
3)。
【0025】その上で、バックアップ対象データ書き込
み手段103は、エラー発生時以降バックアップ対象デ
ータ(磁気ヘッドの汚れや磁気テープの不良等による磁
気テープへのデータバックアップ処理の失敗発生時に書
き込みができなかったデータやそれ以降のデータ)をバ
ックアップ用メモリモジュールに保存する(書き込む)
(ステップ204)。なお、この際に、当該バックアッ
プ用メモリモジュールに、グループ(データの書き込み
単位)毎に、データとともにアドレス情報(当該バック
アップ用メモリモジュールへの書き込みデータが本来磁
気テープ上のどの部分に書き込むべきデータであったか
を示す情報)を書き込んでいく。
【0026】ここで、バックアップ対象データ書き込み
手段103は、ステップ204における「バックアップ
用メモリモジュールへのデータ書き込み処理」の際に、
通常の磁気テープへのデータ書き込み処理における「磁
気テープの書き込み可能領域を全て使用したか否かの判
定」と同様に、当該バックアップ用メモリモジュールの
書き込み可能領域の残量がなくなったかどうか(当該バ
ックアップ用メモリモジュールが満杯であるか否か)を
チェックしている。
【0027】本実施の形態では、上記の判定(チェッ
ク)で、バックアップ用メモリモジュールが満杯になっ
た(バックアップ用メモリモジュールの全領域へのデー
タ書き込みが終了した)ことが検出されたものとする
(ステップ205)。
【0028】ここで、バックアップ対象データ書き込み
手段103は、ステップ205で示すように、「バック
アップ用メモリモジュールが満杯になった」と判定した
場合に、以下のa〜cに示すように、バックアップ用
(書き込み先)の媒体(磁気テープおよびバックアップ
用メモリモジュール)の入れ替えのための制御を行う
(ステップ206)。
【0029】a.ホストコンピュータ200側に、バス
300を介して、満杯になった旨を示すエラーコード
(通常時に「磁気テープが満杯になったこと」を示すコ
ードと同一のコード)を返す。
【0030】b.磁気ヘッド部101およびメモリモジ
ュールインタフェース部102において、現時点での媒
体の切り離しを行う。
【0031】c.磁気テープおよびバックアップ用メモ
リモジュールの入れ替えが可能となった旨の通知(交換
を促す通知)を、ユーザに対して行う。
【0032】バックアップ対象データ書き込み手段10
3は、上記の制御に基づき、入れ替え後の媒体(ユーザ
によってセットされた媒体)に対するバックアップ対象
データの書き込みを継続する(ステップ207)。
【0033】「磁気テープへのデータバックアップ処理
の失敗」(磁気テープ装置の障害)の多くは、磁気テー
プの不良が原因となる。したがって、上記の「媒体の入
れ替え」においては、磁気テープの入れ替えで後続のバ
ックアップ処理を継続できる可能性が高い。しかし、ド
ライブの不良(磁気ヘッドの汚れ等)で磁気テープへの
データの書き込みが続けられなくなった場合には、さら
にバックアップ用メモリモジュールへのデータの書き込
みが継続されるように、バックアップ用メモリモジュー
ルの切り替えが行われることとなる。
【0034】本実施の形態では、ステップ207で入れ
替えられた媒体へのデータの書き込みの継続中に、バッ
クアップ対象の全データの書き込みが終了するものとす
る。
【0035】第2に、図3を参照して、バックアップ対
象データ読み込み時(データ復元処理時)の動作につい
て説明する。
【0036】バックアップ対象データの読み込み時に
は、ユーザによって、不良テープ(データバックアップ
処理失敗発生時の磁気テープ)が磁気ヘッド部101に
セットされ、バックアップ用メモリモジュールがメモリ
モジュールインタフェース部102にセットされる。
【0037】バックアップ対象データ読み込み手段10
4は、上記のようにセットされたバックアップ用メモリ
モジュール中のアドレス情報に基づいて、読み出し対象
のデータ(バックアップ対象データ)の全範囲におい
て、磁気テープに保存されている範囲(部分)とバック
アップ用メモリモジュールに保存されている範囲(部
分)とを弁別し、磁気テープからバックアップ用メモリ
モジュールへの切り替えのタイミングを認識する(ステ
ップ301)。
【0038】その上で、バックアップ対象データ読み込
み手段104は、磁気テープ上に正常に書き込まれてい
る部分について、磁気ヘッド部101を介して磁気テー
プからバックアップ対象データを読み込み、バス300
を介してホストコンピュータ200側に当該データを送
信する(ステップ302)。
【0039】さらに、バックアップ対象データ読み込み
手段104は、ステップ301で読み込んだアドレス情
報に基づいて認識した「バックアップ用メモリモジュー
ルへの切り替えのタイミング」に達すると、バックアッ
プ対象データの読み込み元の媒体を磁気テープからバッ
クアップ用メモリモジュールに切り替える(ステップ3
03)。
【0040】その上で、バックアップ対象データ読み込
み手段104は、メモリモジュールインタフェース部1
02を介してバックアップ用メモリモジュールからバッ
クアップ対象データを読み込み、バス300を介してホ
ストコンピュータ200側に当該データを送信する(ス
テップ304)。
【0041】ここで、バックアップ対象データ読み込み
手段104は、ステップ304における「バックアップ
用メモリモジュールからのデータ読み込み処理」の際
に、磁気テープからのデータ読み込み処理における「磁
気テープの読み込み可能領域の全てからのデータの読み
込みが終了したか否かの判定」と同様に、当該バックア
ップ用メモリモジュールの読み込み可能領域の全てから
のデータの読み込みが終了したか否かをチェックしてい
る。
【0042】本実施の形態では、上記の判定(チェッ
ク)で、バックアップ用メモリモジュールの読み込み可
能領域の全てからのデータの読み込みが終了したことが
検出されたものとする(ステップ305)。
【0043】ここで、バックアップ対象データ読み込み
手段104は、ステップ305で示すように、「バック
アップ用メモリモジュールの読み込み可能領域の全てか
らのデータの読み込みが終了した」と判定した場合に、
以下のa〜cに示すように、バックアップ用(読み込み
元)の媒体(磁気テープおよびバックアップ用メモリモ
ジュール)の入れ替えのための制御を行う(ステップ3
06)。
【0044】a.ホストコンピュータ200側に、バス
300を介して、全領域からのデータ読み込みが終了し
た旨を示すエラーコード(通常時に「磁気テープの全領
域からのデータ読み込みが終了したこと」を示すコード
と同一のコード)を返す。
【0045】b.磁気ヘッド部101およびメモリモジ
ュールインタフェース部102において、現時点での媒
体の切り離しを行う。
【0046】c.磁気テープおよびバックアップ用メモ
リモジュールの入れ替えが可能となった旨の通知(交換
を促す通知)を、ユーザに対して行う。
【0047】バックアップ対象データ読み込み手段10
4は、上記の制御に基づき、入れ替え後の媒体(ユーザ
によってセットされた磁気テープまたはバックアップ用
メモリモジュール)からのバックアップ対象データの読
み込みを継続する(ステップ307)。
【0048】本実施の形態では、この媒体(ステップ3
07で入れ替えられた媒体)からのデータの読み込みの
継続中に、バックアップ対象の全データの読み込みが終
了するものとする。
【0049】(2) 第2の実施の形態
【0050】図4は、本発明の第2の実施の形態に係る
磁気テープ装置データパックアップ制御方式の構成を示
すブロック図(磁気テープ装置100の内部のハードウ
ェア構成等を示すブロック図)である。
【0051】本実施の形態は、第1の実施の形態をより
具体化した実施の形態に該当する。
【0052】図4を参照すると、本実施の形態に係る磁
気テープ装置データパックアップ制御方式における磁気
テープ装置100は、本体装置(ホストコンピュータ2
00)に実装されたSCSI(Small Compu
ter Systems Interface)ホスト
アダプタ等とSCSIバス1(図1中のバス300に該
当する)によって接続されており、SCSIコントロー
ラ2と、データ処理を行うインタフェースバッファコン
トローラ3と、データ圧縮チップ4と、磁気テープ側と
フラッシュメモリカード側との切り替えを行うマルチプ
レクサ5と、データを磁気テープに読み書きする磁気ヘ
ッドドラム6(図1中の磁気ヘッド部101に該当す
る)と、フラッシュメモリカードの挿抜を可能とするP
CMCIA(Personal Computer M
emory Card International
Association)インタフェース7(図1中の
メモリモジュールインタフェース部102に該当する)
と、フラッシュメモリカードの挿抜が可能であること等
をユーザに知らせるためのLED(Light Emi
tting Diode)8と、上記の各構成要素を制
御するCPU(Central Processing
Unit)10とを含んで構成されている。
【0053】ここで、第1の実施の形態におけるバック
アップ対象データ書き込み手段103およびバックアッ
プ対象データ読み込み手段104のそれぞれは、SCS
Iコントローラ2,インタフェースバッファコントロー
ラ3,データ圧縮チップ4,マルチプレクサ5,および
LED6の存在を前提するCPU10の機能によって実
現される。
【0054】次に、上記のように構成された本実施の形
態に係る磁気テープ装置データバックアップ制御方式の
全体の動作について説明する。
【0055】第1に、バックアップ対象データ書き込み
時(データバックアップ処理時)の動作について説明す
る。
【0056】磁気テープ装置100内のSCSIコント
ローラ2は、CPU10の制御に基づき、SCSIバス
1を通してホストコンピュータ200側から送信されて
きたデータ(バックアップ対象データ)を受け取る。
【0057】インタフェースバッファコントローラ3
は、CPU10の制御に基づき、当該バックアップ対象
データのバッファリングを行う。
【0058】データ圧縮チップ4は、CPU10の制御
に基づき、当該データを圧縮する。なお、このデータ圧
縮処理は必ずしも必須な処理ではない。
【0059】マルチプレクサ5は、CPU10による制
御に基づき、データ圧縮チップ4による処理後の当該圧
縮データを磁気ヘッドドラム6側に流して磁気テープへ
のバックアップ対象データの書き込みを行う。
【0060】ここで、CPU10は、磁気テープへの通
常の(正常な)データバックアップ処理の実行中に、磁
気ヘッドの汚れや磁気テープの不良等による磁気テープ
へのデータバックアップ処理の失敗が生じていないかど
うか(フラッシュメモリカードへのデータバックアップ
処理の必要性がないかどうか)を判定している。
【0061】マルチプレクサ5は、CPU10による上
記の判定および制御に基づき、磁気テープへのデータバ
ックアップ処理のエラー(失敗)の発生を検出した場合
には、データ書き込み先の媒体を磁気テープからフラッ
シュメモリカードに切り替えて、当該エラー発生時に書
き込みができなかったデータを含めてこれ以降のデータ
をPCMCIAインタフェース7を介してフラッシュメ
モリカードに書き込む。
【0062】ここで、CPU10は、フラッシュメモリ
カードにデータを書き込む時に、磁気テープ上のデータ
との連続性が保てるように、フラッシュメモリカード上
のデータが磁気テープ上のどの部分のデータであるか
(磁気テープ上のどの部分に本来書き込むべきデータで
あるか)を示すアドレス情報を、データとあわせて書き
込むように制御する。
【0063】また、CPU10は、上記のフラッシュメ
モリカードへのデータ書き込み時にフラッシュメモリが
満杯になったこと(フラッシュメモリカードの書き込み
可能領域の残量がなくなったこと)を検出した場合に
は、以下のa〜cに示すような媒体の入れ替えの制御を
行う。
【0064】a.磁気テープが満杯になった場合(磁気
テープの書き込み可能領域がなくなった場合)と同等と
見なし、書き込みのSCSIコマンド(WRITEコマ
ンドやWRITE FILEMARKSコマンド)に対
してチェックコンディションを返し、次のREQUES
T SENSEコマンドに対してEnd−of−Med
ium Detected(SenseKey/ASC
/ASCQ=00/00/02)のエラーコードを、ホ
ストコンピュータ200側に返す。
【0065】b.同時に、PCMCIAインタフェース
7の切り離し(フラッシュメモリカードを挿抜可能とす
ること)を行う。
【0066】c.さらに、上記のbの切り離しによって
フラッシュメモリカードの挿抜が可能になったこと等を
ユーザに通知するために、LED8を点滅させる。
【0067】ここで、磁気テープの入れ替えが行われた
場合には磁気テープに対してバックアップ対象データの
書き込みが継続され、フラッシュメモリカードの入れ替
えが行われた場合にはフラッシュメモリカードに対して
バックアップ対象データの書き込みが継続される。
【0068】多くの磁気テープ装置の障害は磁気テープ
不良によるものなので、磁気テープの入れ替えでデータ
バックアップを継続できる可能性が高いが、ドライブの
不良(磁気ヘッドの汚れ等)で磁気テープへのデータの
書き込みが続けられなくなった場合には、さらにフラッ
シュメモリカード側へのデータ書き込みに切り替えられ
る。そして、ドライブの不良が発生して磁気テープ側へ
のデータ書き込みのエラーが発生し、磁気テープの入れ
替えのみが行われて、フラッシュメモリカードの入れ替
えが行われていない場合には、LED8の点滅によっ
て、フラッシュメモリカードの交換の必要性がユーザに
知らされる。
【0069】第2に、バックアップ対象データ読み込み
時(データ復元処理時)の動作について説明する。
【0070】バックアップ対象データを復元する場合に
は、ユーザによって、不良テープ(磁気テープへのデー
タバックアップの失敗が発生した時点における当該磁気
テープ)とフラッシュメモリカード(当該失敗発生時に
使用されたフラッシュメモリカード)とが、正常なドラ
イブ(磁気ヘッドドラム6およびPCMCIAインタフ
ェース7)に挿入されてデータ読み込みが開始される。
【0071】すなわち、CPU10は、PCMCIAイ
ンタフェース7(メモリモジュールインタフェース部1
02)を介してフラッシュメモリカード中のアドレス情
報を参照することによってバックアップ対象データの磁
気テープ書き込み部分とフラッシュメモリカード書き込
み部分とを弁別した上で、まず、磁気テープ上に正常に
書かれている部分のデータを磁気テープから読み込むよ
うに制御(マルチプレクサ5や磁気ヘッドドラム6の制
御等)する。
【0072】また、CPU10は、上記の「アドレス情
報の参照」によって全バックアップ対象データのどの部
分からフラッシュメモリカード側に書かれているか(切
り替えタイミング)を認識できるため、それ以降につい
てはフラッシュメモリカードからバックアップ対象デー
タの読み込みを行うように制御する。
【0073】さらに、CPU10は、上記のデータ読み
込みの過程で、データ書き込み時における媒体(磁気テ
ープおよびフラッシュメモリカード)の入れ替えの制御
と同様に、データ読み込み時における媒体の入れ替えの
制御を行う。
【0074】なお、バックアップ用メモリモジュール
は、取り外し可能,書き換え可能,および不揮発性とい
う3条件を満たしていれば、フラッシュメモリカードに
限定されない。先にも述べたように、理論的には、磁気
テープ以外の媒体であって上記の3条件を満たす媒体で
あれば、「メモリモジュール」以外の媒体(磁気ディス
ク等)であってもかまわない。
【0075】また、「磁気テープおよびバックアップ用
メモリモジュールの交換(入れ替え)をユーザに促す通
知」は、「CPU10の制御によるLED8の点滅」以
外の方法で実現することも可能である。
【0076】(3) 第3の実施の形態
【0077】図5は、本発明の第3の実施の形態の構成
を示すブロック図である。
【0078】図5を参照すると、本発明の第3の実施の
形態は、図1に示した第1の実施の形態に対して、デー
タバックアップ制御プログラム500を備える点が異な
っている。
【0079】データバックアップ制御プログラム500
は、バス300を介してホストコンピュータ200に接
続しており磁気ヘッド部101およびメモリモジュール
インタフェース部102を備える磁気テープ装置100
に読み込まれ、当該磁気テープ装置100の動作をバッ
クアップ対象データ書き込み手段103およびバックア
ップ対象データ読み込み手段104として制御する。デ
ータバックアップ制御プログラム500の制御による磁
気テープ装置100(バックアップ対象データ書き込み
手段103およびバックアップ対象データ読み込み手段
104)の動作は、第1の実施の形態における磁気テー
プ装置100(バックアップ対象データ書き込み手段1
03およびバックアップ対象データ読み込み手段10
4)の動作と全く同様になるので、その詳しい説明を割
愛する。
【0080】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によると、
以下に示すような効果が生じる。
【0081】第1に、磁気ヘッドの汚れや磁気テープの
不良等により磁気テープへのデータバックアップ処理の
失敗が発生した場合でも、当該失敗発生時以降のデータ
をバックアップ用メモリモジュール(フラッシュメモリ
カード等)に書き込むことで、データバックアップ処理
を継続させることができるため、正常にデータのバック
アップがとれていないことによる磁気テープ上のデータ
(バックアップ対象のユーザデータ等)の消失を防ぐこ
とができるという効果が生じる。
【0082】第2に、上記の第1の効果により、データ
バックアップ処理の再実行を回避できるので、データバ
ックアップ処理に関する無駄(時間的な無駄等)をなく
すことができるという効果が生じる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る磁気テープ装
置データパックアップ制御方式の構成を示すブロック図
である。
【図2】図1に示す磁気テープ装置データパックアップ
制御方式におけるバックアップ対象データ書き込み時の
処理を示す流れ図である。
【図3】図1に示す磁気テープ装置データパックアップ
制御方式におけるバックアップ対象データ読み込み時の
処理を示す流れ図である。
【図4】本発明の第2の実施の形態に係る磁気テープ装
置データパックアップ制御方式の構成を示すブロック図
である。
【図5】本発明の第3の実施の形態の構成を示すブロッ
ク図である。
【符号の説明】
1 SCSIバス 2 SCSIコントローラ 3 インタフェースバッファコントローラ 4 データ圧縮チップ 5 マルチプレクサ 6 磁気ヘッドドラム 7 PCMCIAインタフェース 8 LED 10 CPU 100 磁気テープ装置 101 磁気ヘッド部 102 メモリモジュールインタフェース部 103 バックアップ対象データ書き込み手段 104 バックアップ対象データ読み込み手段 200 ホストコンピュータ 300 バス 500 データバックアップ制御プログラム

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ホストコンピュータから磁気テープ装置
    に転送されてくるデータのバックアップ処理を制御する
    磁気テープ装置データパックアップ制御方式において、
    通常時にはバックアップ対象データを磁気テープに書き
    込む制御を行い、磁気テープへのデータバックアップ処
    理の失敗発生時には、バックアップ対象データの書き込
    み先の媒体を磁気テープから取り外し可能で書き換え可
    能な不揮発性のバックアップ用メモリモジュールに切り
    替え、エラー発生時以降バックアップ対象データを当該
    バックアップ用メモリモジュールに書き込むように制御
    し、その際に当該バックアップ用メモリモジュールへの
    書き込みデータが本来磁気テープ上のどの部分に書き込
    むべきデータであったかを示すアドレス情報を当該バッ
    クアップ用メモリモジュールに書き込むバックアップ対
    象データ書き込み手段と、前記バックアップ対象データ
    書き込み手段によりバックアップ用メモリモジュールに
    書き込まれたアドレス情報に基づいて磁気テープからバ
    ックアップ用メモリモジュールへの切り替えのタイミン
    グを認識した上で、バックアップ失敗テープおよびバッ
    クアップ用メモリモジュールからのバックアップ対象デ
    ータの読み込みを可能とするための制御を行うバックア
    ップ対象データ読み込み手段とを有することを特徴とす
    る磁気テープ装置データパックアップ制御方式。
  2. 【請求項2】 バックアップ用メモリモジュールへのデ
    ータ書き込み時に当該バックアップ用メモリモジュール
    の書き込み可能領域の残量がなくなった場合に、磁気テ
    ープおよびバックアップ用メモリモジュールの入れ替え
    のための制御を行うバックアップ対象データ書き込み手
    段と、バックアップ用メモリモジュールからのデータ読
    み込み時に当該バックアップ用メモリモジュールの読み
    込み可能領域の残量がなくなった場合に、磁気テープお
    よびバックアップ用メモリモジュールの入れ替えのため
    の制御を行うバックアップ対象データ読み込み手段とを
    有することを特徴とする請求項1記載の磁気テープ装置
    データパックアップ制御方式。
  3. 【請求項3】 磁気テープおよびバックアップ用メモリ
    モジュールの入れ替えのための制御の一環として行われ
    る「磁気テープおよびバックアップ用メモリモジュール
    の交換をユーザに促す通知」がLEDによる点滅で実現
    されることを特徴とする請求項2記載の磁気テープ装置
    データパックアップ制御方式。
  4. 【請求項4】 バックアップ用メモリモジュールがフラ
    ッシュメモリカードであることを特徴とする請求項1,
    請求項2,または請求項3記載の磁気テープ装置データ
    パックアップ制御方式。
  5. 【請求項5】 SCSIバスによってホストコンピュー
    タと接続されており、磁気ヘッドドラムによって実現さ
    れる磁気ヘッド部およびPCMCIAインタフェースに
    よって実現されるメモリモジュールインタフェース部を
    備えている磁気テープ装置において、SCSIコントロ
    ーラ,インタフェースバッファコントローラ,データ圧
    縮チップ,マルチプレクサ,およびLEDの存在を前提
    として、CPU中の機能によってバックアップ対象デー
    タ書き込み手段およびバックアップ対象データ読み込み
    手段が実現されることを特徴とする請求項2記載の磁気
    テープ装置データパックアップ制御方式。
  6. 【請求項6】 バスによってホストコンピュータと接続
    されており、磁気テープの読み書きを行う磁気ヘッド部
    およびバックアップ用メモリモジュールとのインタフェ
    ースを実現するメモリモジュールインタフェース部を備
    えている磁気テープ装置を、通常時にはバックアップ対
    象データを磁気テープに書き込む制御を行い、磁気テー
    プへのデータバックアップ処理の失敗発生時には、バッ
    クアップ対象データの書き込み先の媒体を磁気テープか
    ら取り外し可能で書き換え可能な不揮発性のバックアッ
    プ用メモリモジュールに切り替え、エラー発生時以降バ
    ックアップ対象データを当該バックアップ用メモリモジ
    ュールに書き込むように制御し、その際に当該バックア
    ップ用メモリモジュールへの書き込みデータが本来磁気
    テープ上のどの部分に書き込むべきデータであったかを
    示すアドレス情報を当該バックアップ用メモリモジュー
    ルに書き込むバックアップ対象データ書き込み手段,な
    らびに前記バックアップ対象データ書き込み手段により
    バックアップ用メモリモジュールに書き込まれたアドレ
    ス情報に基づいて磁気テープからバックアップ用メモリ
    モジュールへの切り替えのタイミングを認識した上で、
    バックアップ失敗テープおよびバックアップ用メモリモ
    ジュールからのバックアップ対象データの読み込みを可
    能とするための制御を行うバックアップ対象データ読み
    込み手段として機能させるためのプログラム。
  7. 【請求項7】 磁気テープ装置を、「バックアップ用メ
    モリモジュールへのデータ書き込み時に当該バックアッ
    プ用メモリモジュールの書き込み可能領域の残量がなく
    なった場合に、磁気テープおよびバックアップ用メモリ
    モジュールの入れ替えのための制御を行う」という機能
    が付加されたバックアップ対象データ書き込み手段,な
    らびに「バックアップ用メモリモジュールからのデータ
    読み込み時に当該バックアップ用メモリモジュールの読
    み込み可能領域の残量がなくなった場合に、磁気テープ
    およびバックアップ用メモリモジュールの入れ替えのた
    めの制御を行う」という機能が付加されたバックアップ
    対象データ読み込み手段として機能させるための請求項
    6記載のプログラム。
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