JP2003182669A - 電動車両のバッテリ配置構造 - Google Patents

電動車両のバッテリ配置構造

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JP2003182669A JP2001388569A JP2001388569A JP2003182669A JP 2003182669 A JP2003182669 A JP 2003182669A JP 2001388569 A JP2001388569 A JP 2001388569A JP 2001388569 A JP2001388569 A JP 2001388569A JP 2003182669 A JP2003182669 A JP 2003182669A
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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】 メインフレーム52と電動モータユニッ
ト15との間の空間250にて、電動モータユニット1
5を駆動するバッテリ74,75,76を、電動車両1
0の側方から搭載するとともにメインフレーム52で支
持した。 【効果】 別にバッテリフレームを設けなくてもよいた
め、電動車両の重量増を抑えることができる。また、メ
インフレームは強度・剛性が高いから、例えば、従来の
バッテリフレームの代わりに、そのバッテリフレームの
重量分だけバッテリを搭載することができ、バッテリ容
量を増すことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電動車両の重量増
を抑え、バッテリ容量を増すのに好適な電動車両のバッ
テリ配置構造に関する。
【0002】
【従来の技術】電動車両のバッテリ配置構造としては、
例えば、特開平4−224490号公報「電動車両のモ
ータ冷却構造」に記載されたものが知られている。上記
公報の図5には、メインフレームF5(符号について
は、同公報に記載されているものを使用した。以下同
様。)の下部にパワーユニットPを取付け、このパワー
ユニットP及びメインフレームF5のそれぞれの下部に
ブラケット71,72,73を介してバッテリフレーム
74を取付け、このバッテリフレーム74で複数のバッ
テリ75を支持した自動二輪車Vが記載されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記公報の技術では、
重量の大きなバッテリ75を支持するためのバッテリフ
レーム75を設けるため、バッテリフレーム75を大き
な剛性にしなければならず、重量増を招く。
【0004】強度・剛性の高いメインフレームF5をバ
ッテリ75の支持に利用することができれば、特にバッ
テリフレーム75を設けずに済む。そして、バッテリフ
レーム75の重量分だけバッテリ75を増やせば、バッ
テリ容量が増え、電動車両が走行できる走行距離を伸ば
せる。
【0005】そこで、本発明の目的は、電動車両のバッ
テリ配置構造を改良することで、電動車両の重量増を抑
え、また、バッテリ容量を増すことにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1は、ヘッドパイプから後下方に延びる左右一
対のメインフレームの下方に電動モータユニットを搭載
する二輪車両において、メインフレームと電動モータユ
ニットとの間の空間にて、電動モータを駆動するバッテ
リを、車両の側方から搭載するとともにメインフレーム
で支持する構造としたことを特徴とする。
【0007】メインフレームを利用してバッテリを支持
することで、別にバッテリフレームを設けなくてもよい
ため、電動車両の重量増を抑えることができる。また、
メインフレームは強度・剛性が高いから、例えば、従来
のバッテリフレームの代わりに、そのバッテリフレーム
の重量分だけバッテリを搭載することができ、バッテリ
容量を増すことができる。
【0008】請求項2は、二輪車両を、トライアル用車
両としたことを特徴とする。トライアル用車両のメイン
フレームと電動モータユニットとの間の空間にバッテリ
を配置すると、従来のようにパワーユニットの下方にバ
ッテリを配置するのに比べて最低地上高を高くすること
ができ、トライアル用車両における不整地等での走破性
を高めることができる。
【0009】請求項3は、メインフレームと電動モータ
ユニットとの間の空間では、メインフレームの下部に、
車両側方にそれぞれ開口部を備えるバッテリ収納部を固
定し、このバッテリ収納部にバッテリを収納することを
特徴とする。バッテリ収納部は車両側方に開口部を備え
るから、バッテリの充電時やメンテナンス時に簡単にバ
ッテリを脱着することができる。
【0010】請求項4は、バッテリを、円筒状の複数の
バッテリセルをシュリンクパックにて包んだ長尺状と
し、バッテリの長手方向を車両の左右に指向させて搭載
したことを特徴とする。
【0011】バッテリの長手方向を車両の左右に指向さ
せたことで、バッテリ収納部に対して車体側方の位置で
脱着することのできるバッテリの個数を増やすことがで
き、メンテナンス時等の作業性・作業効率を高めること
ができる。
【0012】請求項5は、メインフレームに、ヘッドパ
イプから後方へ延びるにつれて、一旦左右方向に拡開し
た後に車体中心側へくびれるくびれ部を備え、このくび
れ部の下方に設けたバッテリついては、拡開した部位の
下方に設けたバッテリに対してバッテリセルの個数を少
なくしたことを特徴とする。メインフレームの形状に合
わせてバッテリのバッテリセルの個数を変え、運転者の
乗車姿勢を良好に保つことができる。
【0013】請求項6は、バッテリセルの軸線方向を、
メインフレームの延出方向にほぼ沿わせたことを特徴と
する。例えば、軸線方向の長さが外径より大きいバッテ
リセルの軸線方向をメインフレームの延出方向と直交す
る方向(車幅方向)とし、且つバッテリセルを軸線方向
に複数重ねたバッテリの場合には、バッテリセルを重ね
る個数によってバッテリの車幅方向の寸法を細かく調節
するのが難しくなる。
【0014】これに対して、本発明のように、バッテリ
の軸線方向をメインフレームの延出方向に沿わせ、且つ
バッテリセルをその軸線方向と直交する方向即ち車幅方
向に複数重ねたバッテリとした場合には、車幅方向に重
ねるバッテリセルの個数を変化させることで、バッテリ
の車幅方向の寸法を細かく変更することができる。従っ
て、例えば、左右の車体フレームの間隔に応じてバッテ
リの車幅方向の寸法を容易に調整することができ、運転
者の乗車姿勢を良好に保つことができる。
【0015】請求項7は、バッテリセルを、隣接するバ
ッテリセルとの間に形成される凹部に他のバッテリセル
が入り込む如くに俵積みし、複数設けたバッテリ収納部
の各バッテリのバッテリセルを、バッテリセルの軸線方
向から見て重なり合うように配置したときに、バッテリ
セルの軸線方向に重なり合うバッテリセルの個数を、車
体中心側で多く車体外方側で少なく構成したことを特徴
とする。
【0016】バッテリセルを俵積みすることで、バッテ
リをコンパクトにし、且つ、バッテリセルの軸線方向か
ら見て重なり合うバッテリセルの個数を、車体中心側で
多く車体外方側で少なく構成したことで、車両をもコン
パクトに構成することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を添付図に基
づいて以下に説明する。なお、図面は符号の向きに見る
ものとする。図1は本発明に係るバッテリ配置構造を採
用した電動車両の側面図であり、電動車両10は、全ア
ルミニウム合金製の車体フレーム11の前端にフロント
フォーク12(左右一対のフォーク部12L,12Rか
らなる。)を操舵可能に取付け、このフロントフォーク
12の下端に前輪13を取付け、フロントフォーク12
の上端にバーハンドル14を取付け、車体フレーム11
の下方に電動モータユニット15(138はモータ軸、
15bはドライブチェーン15cを介して後輪17を駆
動するドライブスプロケットである。)及びこの電動モ
ータユニット15を駆動するための電源となる複数のバ
ッテリ(不図示。詳細は後述する。)を取付け、車体フ
レーム11の後部下部に左右一対のピボットブラケット
53,53(奥側のピボットブラケット53は不図示)
を接合し、これらのピボットブラケット53,53にス
イングアーム16をピボット軸16aにて上下スイング
可能に取付け、このスイングアーム16の後端に後輪1
7を取付けたトライアル用二輪車両である。
【0018】ここで、21は前輪13の上方を覆うフロ
ントフェンダ、22は車体フレーム11の上方を覆う上
部カバー、23は後輪17の上方を覆うとともにシート
を兼ねるリヤフェンダ、24はドリブンスプロケット、
25はチェーンガイドである。
【0019】トライアル用二輪車両は、各セクション毎
に岩石路、土手、傾斜路等の険しい地形を利用して又は
人工的にを設けて走行技術を競うトライアル競技用の車
両であり、本発明に係る電動車両10は、エンジン駆動
の車両に比べて、排気や騒音の点で有利であるために屋
内でのトライアル競技に適する。
【0020】図2は本発明に係る電動車両の第1斜視図
であり、電動車両10の左斜め前方から見た図である。
電動車両10は、かご状の車体フレーム11内に電動モ
ータユニット15を駆動するバッテリ(不図示)及び電
動モータユニット15を制御するコントロール部(不図
示)を配置し、これらのバッテリ及びコントロール部を
それぞれバッテリカバー31及びコントロール部カバー
32で覆ったものである。なお、34は電動モータユニ
ット15の下方を覆うアルミニウム合金製で穴34a・・
・(・・・は複数個を示す。以下同様。)を開けたアンダカ
バーである。
【0021】バッテリカバー31は、左カバー31a及
び右カバー31b(奥側の右カバー31bは不図示)か
らなり、これらの左カバー31a及び右カバー31bを
それぞれ車体フレーム11にビスで取付ける。コントロ
ール部カバー32は、左右2つ割りのカバーであって、
左カバー32a及び右カバー32bからなり、後述する
コントロール部85に一体的に取付け、車体フレーム1
1に取付けた部材である。
【0022】図3は本発明に係る電動車両の第2斜視図
であり、電動車両10の左斜め後方から見た図である。
電動車両10は、車体フレーム11の後部にリヤフレー
ム36を取付け、このリヤフレーム36にバッテリを収
納するためのリヤ収納部37を設けたものである。この
リヤフレーム36は、バッテリを保持するのはもちろん
リヤフェンダ23を支持するとともにシートに乗るライ
ダーの重量を受ける機能を兼用する。
【0023】リヤフレーム36は、車体フレーム11の
後部から後上方に延ばした左右一対のアッパフレーム4
1,41と、車体フレーム11の後部及びアッパフレー
ム41,41の後端に渡した左右一対のロアフレーム4
2,42と、アッパフレーム41,41にアーチ状に渡
したアーチフレーム43とからなる。
【0024】リヤ収納部37は、左右の側壁45,45
(奥側の側壁45は不図示)と、これらの側壁45,4
5の後部に渡した後壁46と、前壁102(図10参
照)及び底壁(不図示)とからなる。なお、46aは後
輪17(図1参照)との干渉を防ぐために後壁46に設
けた逃げ部である。
【0025】図4は本発明に係る電動車両の要部側面図
であり、車体フレーム11は、フロントフォーク12
(図1参照)を操舵可能に支持するヘッドパイプ51
と、このヘッドパイプ51から後斜め下方に延ばした左
右一対のメインフレーム52,52(アルミニウム合金
押し出し材のチューブフレームであり、奥側のメインフ
レーム52は不図示)と、これらのメインフレーム5
2,52の後部にスイングアーム16(図1参照)を支
持するために設けたピボットブラケット53,53(奥
側のピボットブラケット53は不図示)と、これらのピ
ボットブラケット53,53の前上端を連結する図示せ
ぬクロスメンバと、リヤクッションユニット55の上端
を支持するためにクロスメンバに設けたクッション上端
支持部56,56(奥側のクッション上端支持部56は
不図示)とからなる。
【0026】電動モータユニット15は、メインフレー
ム52,52の前部に左右のフロントブラケット61,
61(奥側のフロントブラケット61は不図示)を取付
け、メインフレーム52,52の後部にそれぞれセンタ
ブラケット62,62を取付けたものであり、これらの
フロントブラケット61,61、センタブラケット6
2,62、ピボットブラケット53,53のピボット軸
取付部63,63(奥側のピボット軸取付部63は不図
示)及びピボット下部取付部64,64(奥側のピボッ
ト下部取付部64は不図示)に電動モータユニット15
に設けた取付アーム部66,66,67,67,68,
68,69,69(奥側の取付アーム部66,67,6
8,69は不図示。これらの取付軸はそれぞれ66a,
67a,16a,69aである。)を取付ける。
【0027】73は、電動モータユニット15を駆動す
るためのバッテリ74・・・、75・・・、76・・・を収納す
るためにメインフレーム52,52の下部に溶接にて取
付けたバッテリ収納部であり、車体側方に開口部を有す
る収納室77・・・を備え、収納室77毎にバッテリ7
4、バッテリ75又はバッテリ76を収納する。バッテ
リ収納部73は、合成樹脂などの絶縁体で構成し、メイ
ンフレーム52,52にボルト締めしても良い。
【0028】バッテリ75は、リヤ収納部37内にも収
納したものであり、リヤ収納部37の底部には、長尺方
向を車体の前後方向とし且つリヤクッションユニット5
5を中央に挟んで左右にそれぞれ1個ずつ配置し、これ
らのバッテリ75,75に渡すように1個のバッテリ7
5を上に車幅方向に横長となるように載せる。これによ
り、左右バランスは、ほぼ均等で重量バランスは良好と
なる。
【0029】81は左右のメインフレーム52,52間
の下部に設けた床部(バッテリ収納部73の上壁面であ
る。不図示)に固定したバッテリであり、円筒状のバッ
テリセル82・・・を2段に俵積みするとともに、複数の
バッテリセル82に被せて縮ませたシュリンクパック8
3で包んだものである。上記したバッテリ74,75,
76はバッテリ81と構成部品は同一であり、バッテリ
セル82の個数のみが異なる。
【0030】85は電動モータユニット15用のコント
ロール部であり、左右のコントロール部カバー32の前
面下方向きに後述するパワーモジュールで発生する熱を
放出するためのヒートシンク86を露出させた部分であ
る。リヤクッションユニット55は、下端部を三角リン
ク88を介してスイングアーム16(図1参照)に取付
ける部材である。
【0031】図5は本発明に係る車体フレームを説明す
る斜視図であり、車体フレーム11のメインフレーム5
2,52を、ヘッドパイプ51側(図の左側。図4参
照。)から車体後方へいくにつれて、まず、車体側方へ
膨出部92で膨出させ、この膨出部92の後方で車体内
方へくびれ部93でくびれさせ、更に、くびれ部93の
後方で車体外方へ拡開部94で拡開させた部材であり、
くびれ部93が運転者の跨がる足の部分に相当する。従
って、マシンを足でホールドし易く、トライアル競技に
最適なスリムさを提供する。
【0032】図6は本発明に係る電動車両の平面図であ
り、メインフレーム52,52に車体前方から後方に亘
って膨出部92、くびれ部93及び拡開部94を形成し
たことを示す。なお、96,96は運転者が足を掛ける
ステップである。
【0033】図7は本発明に係る電動車両のバッテリの
配置状態を説明する第1斜視図であり、図4に示したバ
ッテリ収納部73の各収納室77に収納したバッテリ7
4〜76及びバッテリ81の配置を説明する。なお、図
中の白抜き矢印(front)は車体前方、白抜き矢印
(left)は車体左方、白抜き矢印(right)は
車体右方を表す。以下同様。図7において、バッテリ7
4は、例えば、バッテリセル82を10個で構成すると
ともに上段の車体右方側の端のバッテリセル82U(バ
ッテリセル82を説明の都合上バッテリセル82Uとし
た。)を下段の車体右方側の端のバッテリセル82L
(バッテリセル82を説明の都合上バッテリセル82L
とした)よりも右方に突出させたものである。この上段
と中段とのそれぞれの最前部の位置は、前記膨出部92
の下方近傍となる。車体フレーム11の幅の広さに合わ
せてバッテリを多く搭載することができる。また、セン
タブラケット62の位置は、拡開部94に該当するの
で、この位置でも、車体フレーム11の幅を活かしてバ
ッテリ搭載量を増やすことができる。
【0034】バッテリ75は、例えば、バッテリセル8
2を8個で構成するとともに上段の車体右方側の端のバ
ッテリセル82Uを下段の車体右方側の端のバッテリセ
ル82Lよりも右方に突出させたものである。このバッ
テリ75の位置は、前記くびれ部93の下方近傍となる
ので、メインフレーム52の車幅方向の幅と同等のバッ
テリの横幅とすることができ、スリムさを維持すること
ができる。
【0035】バッテリ76は、例えば、バッテリセル8
2を8個で構成するとともに上段の車体左方側の端のバ
ッテリセル82Uを下段の車体左方側の端のバッテリセ
ル82Lよりも左方に突出させたものである。
【0036】各バッテリ74〜76は、長手方向を車体
左右方向、即ち車幅方向に一致させたものである。上記
したバッテリ75とバッテリ76とは、左右を入れ替え
れば同一の形状となる同一物であるが、説明の都合上符
号を変えた。
【0037】また、上下方向で3段としたバッテリ収納
部73(図4参照)の最上段のバッテリ74,75,7
5,74,76は、それぞれのバッテリセル82の軸線
がメインフレーム52(図4参照)の延出方向に沿って
延びる各直線98上にある、即ち、直線98の延びる方
向に重なっている。また、バッテリ収納部73(図4参
照)の中段のバッテリ74,76,76は、それぞれの
バッテリセル82がメインフレーム52の延出方向に沿
って延びる各直線99上にある、即ち、直線99の延び
る方向に重なっている。バッテリ81は、バッテリセル
82の個数を例えば、18個とし、長手方向をメインフ
レーム52の延出方向に沿わせたものである。
【0038】図8は本発明に係る電動車両のバッテリの
配置状態を説明する第2斜視図であり、図4に示したリ
ヤ収納部37に収納したバッテリ75の配置を説明す
る。図8において、リヤ収納部37(図4参照)に収納
した3個のバッテリ75・・・を、説明の都合上、左右の
バッテリ75L,75R及びこれらのバッテリ75L,
75Rの上方で且つバッテリ75L,75Rのほぼ中央
となる位置に配置したバッテリ75Cとし、バッテリ7
5L,75Rのそれぞれ内側の段の最も前方のバッテリ
セル82F(バッテリセル82を説明の都合上バッテリ
セル82Fとする。)を外側の段の最も前方のバッテリ
セル82S(バッテリセル82を説明の都合上バッテリ
セル82Sとする。)よりも前方に突出させたものであ
る。
【0039】図9は本発明に係る電動車両のバッテリの
配置を説明する正面図であり、バッテリ収納部73(図
4参照)の最上段のバッテリ74,75,75,74,
76(図7参照)では、直線98の延びる方向から見れ
ば、それぞれのバッテリセル82が重なる。また、バッ
テリ収納部73の中段のバッテリ74,76,76(図
7参照)では、直線99の延びる方向から見れば、それ
ぞれのバッテリセル82が重なる。
【0040】このときのバッテリ収納部73の最上段及
び中段のバッテリ74,75,76のそれぞれのバッテ
リセル82の重なる個数を、図中のバッテリセル82を
示す円内に記載した。なお、バッテリ収納部73の最下
段のバッテリ75では重なる個数はそれぞれ1となる。
【0041】このように、各バッテリ74,75,76
をメインフレーム52の延出する方向から透視して見た
ときに、バッテリセル82の重なる個数を、車体中心側
で多く車体外方側で少なく構成した。この結果、車両の
車幅方向の中央にバッテリセル82が集中するため、車
体をスリムに構成するとともに車体をコンパクトに構成
することができる。また、マスを車体中心に集約するこ
とができ、操縦性が良好になり、トライアル車に好適で
ある。
【0042】図10は本発明に係る電動車両のバッテリ
を配置したリヤ収納部の斜視図であり、リヤ収納部37
は、前壁102に車体後方へ凸状とした湾曲部103を
備え、この湾曲部103内にリヤクッションユニット5
5(図4参照)の上端を支持するクッション上端支持部
56,56を配置する。
【0043】従って、リヤ収納部37内の湾曲部103
の左右にバッテリ75,75を1個ずつ配置し、バッテ
リ75,75の後部に1個のバッテリ75を長手方向が
車幅方向になるように載せ、バンド等で固定する。
【0044】図11は本発明に係る電動車両の電動モー
タユニットの断面図であり、電動モータユニット15
は、左右2つ割りとした変速機ケース111(変速機ケ
ース111は左ケース112及び右ケース113からな
る。)と、この変速機ケース111にベアリング11
4,115を介して回転可能に支持するロータ116
と、このロータ116の周囲に配置したステータ118
と、このステータ118を右ケース113に取付けるた
めのホルダ121、カラー122・・・及びステータ取付
ボルト123・・・と、ロータ116の一端側にボルト1
24で取付けた駆動ギヤ125と、この駆動ギヤ125
に噛み合う被動ギヤ126と、この被動ギヤ126に取
付けた多板クラッチ127と、この多板クラッチ127
に取付けたメインシャフト128と、このメインシャフ
ト128から図示せぬカウンタシャフトに伝える回転数
を変速するための複数のギヤからなるギヤ列132と、
ロータ116の他端側にナット134で取付けた椀形形
状のフライホイール回転体135と、同じくロータ11
6の他端側に配置することでロータ116の回転角度を
検出する第1角度検出機構136と、これらのフライホ
イール回転体135及び第1角度検出機構136を覆う
左ケースカバー137と、ロータ116の側方に近接さ
せて配置することでロータ116の回転角度を検出する
第2角度検出機構141とからなる。
【0045】メインシャフト128、ギヤ列132、カ
ウンタシャフトは、変速機143の一部を構成する部品
であり、カウンタシャフトの端部にドライブスプロケッ
ト15bを取付け、このドライブスプロケット15bと
後輪17に取付けたドリブンスプロケット24とにドラ
イブチェーン15cを掛け渡すことで、電動モータユニ
ット15の出力を後輪17へ伝える。
【0046】ここで、145はロータ116を構成する
モータ軸138に対するフライホイール回転体135の
回り止めのための半月キー、146は右ケース113の
側部を覆う右ケースカバー、147はワッシャ、148
・・・(図では1本のみ描いた。)は左ケース112と右
ケース113とを連結する連結ボルト、151はステー
タ118を構成するステータコイル152に通電するた
めのケーブル、153,154はメインシャフト128
を回転可能に支持するために変速機ケース111とメイ
ンシャフト128との間に介在させたベアリングであ
る。
【0047】160はベアリング114,115の中央
位置に引いた変速機ケース中心線であり、本発明の変速
機ケース111では、変速機ケース中心線160に対し
て左ケース112と右ケース113との割り面、即ち左
ケース112の合わせ面112a及び右ケース113の
合わせ面113aの位置を右ケース113側にオフセッ
ト量Fだけオフセットさせる。従って、左ケース112
の幅をWL、右ケース113の幅をWRとすると、WL
>WRの関係がある。
【0048】このように、左ケース112の幅WLを右
ケース113の幅WRよりも大きくすることで、右ケー
ス113から左ケース112を外したときに、左ケース
と右ケースとの幅が等しい場合に比べて、ロータ116
及びステータ118を大きく露出させることができ、多
板クラッチ127と反対側からメンテナンス等を容易に
行うことができる。
【0049】図12は本発明に係る電動車両の電動モー
タユニットの分解斜視図であり、ロータ116、ステー
タ118、環状のホルダ121、カラー122・・・、ス
テータ取付ボルト123・・・、フライホイール回転体1
35は、電動モータ部162を構成する部材である。
【0050】ロータ116は、モータ軸138と、この
モータ軸138に取付けた複数の永久磁石で構成する磁
石体164とからなる。ステータ118は、ステータコ
ア165と、このステータコア165に巻いた前述のス
テータコイル152とからなる。
【0051】第1角度検出機構136は、モータ軸13
8に取付ける磁石167と、この磁石167の周囲に設
けるセンサ部168と、このセンサ部168を左ケース
カバー137(図11参照)に取付けるためのセンサホ
ルダ169とからなる。第2角度検出機構141は、ロ
ータ116の磁石体164に近接させたホール素子から
なるセンサ部171と、このセンサ部171に接続した
ホールIC回路部172と、センサ部171を左ケース
112に取付けるためのセンサカラー173とからな
る。
【0052】図13は本発明に係る電動車両の電動モー
タユニットのステータ取付構造を示す要部断面図であ
り、右ケース113に穴部175及び環状の段部176
を設け、この穴部175にステータ118の円筒状とし
たステータコア165を嵌合させるとともにステータコ
ア165の一側の縁部165aを段部176に当て、ス
テータコア165の他側の縁部165bにホルダ121
を当て、ステータ取付ボルト123をホルダ121の貫
通穴121a、カラー122に通し、ステータ取付ボル
ト123を右ケース113に形成しためねじ部177に
ねじ結合したことを示す。
【0053】図14は本発明に係る電動車両の電動モー
タユニットのステータ取付構造を示す斜視図であり、電
動モータユニット15から左ケース112(図11参
照)を外した状態を示す。
【0054】図では、右ケース113にステータ118
を嵌合させ、このステータ118の縁部にホルダ121
を被せ、ホルダ121をカラー122・・・を介してそれ
ぞれステータ取付ボルト123で右ケース113に取付
けたことを示す。このようなステータ118の取付構造
を採用することで、ステータ118を単純な形状にする
ことができるとともに容易に変速機ケース111に取付
けることができる。
【0055】図15は本発明に係る電動車両のフライホ
イール回転体及び角度検出機構を示す断面図であり、モ
ータ軸138の先端にナット181で磁石167を取付
け、左ケースカバー137にセンサホルダ169を介し
てセンサ部168をボルト183・・・で取付けること
で、電動モータユニット15に第1角度検出機構136
を組込み、一方、センサカラー173にセンサ部171
及びホールIC回路部172をビス185・・・(図12
参照)で取付け、左ケース112にセンサカラー173
をビス186・・・で取付けることで、電動モータユニッ
ト15に第2角度検出機構141を組込んだことを示
す。
【0056】図16は本発明に係る電動車両の電動モー
タユニット用コントロール部の側面図であり、コントロ
ール部85は、FET集積回路を備えたパワーモジュー
ル191と、このパワーモジュール191の下面に取付
けたヒートシンク86と、パワーモジュール191の上
部に取付けた第1インタフェース基板192と、パワー
モジュール191にカラー193・・・及び図示せぬボル
トで取付けた箱形の上部ステー194と、この上部ステ
ー194の側部に取付けたブラケット195に固定した
コンデンサ196・・・及びヒューズ197とからなる。
【0057】図17は本発明に係る電動車両の電動モー
タユニット用コントロール部の説明図であり、ブラケッ
ト195(図16参照)を省いて上部ステー194の側
方から見た図である。コントロール部85の上部ステー
194は、箱形の部材であり、下部に二段重ねの第2イ
ンタフェース基板201を収納し、この第2インタフェ
ース基板201の上部空間に図示せぬ各種配線を収納す
る。第2インタフェース基板201は、パワーモジュー
ル191に上部ステー194を取付けるボルト202・・
・で共締めしたものである。
【0058】図18は本発明に係る電動車両の電動モー
タユニット用コントロール部の分解斜視図であり、上部
ステー194のブラケット195は、縁部にフランジ1
95a,195aを設けた部材であり、これらのフラン
ジ195a,195aにコンデンサ支持用プレート20
4を取付け、このコンデンサ支持用プレート204でコ
ンデンサ196・・・を支持する。
【0059】第2インタフェース基板201は、電流値
を検出する電流センサ205,206,207及び直流
電圧を昇圧又は降圧するDC−DCコンバータ208を
取付けたものである。
【0060】ここで、211,212はコントロール部
カバー32の左・右カバー32a,32bに設けた切欠
き部32c,32d(左カバー32aの切欠き部32c
は不図示)にそれぞれ嵌めるグロメット(グロメット2
11,212内には電気配線が通り、この電気配線の周
囲をグロメット211,212でシールする。)、21
3,214は切欠き部32c,32dにグロメット21
1,212とともに嵌めるプレート片、216,216
はコンデンサ196間に介在させるスペーサである。
【0061】図19は本発明に係る電動車両の電動モー
タユニット用出力調整装置の分解斜視図であり、電動モ
ータユニット用出力調整装置220はエンジン用スロッ
トル装置に相当するものであり、構成部品の理解を容易
にするために構成部品の名称の一部に「スロットル」を
用いる。出力調整装置220は、スロットルドラムベー
ス221と、このスロットルドラムベース221にビス
222,222で取付けるセンサ取付ベース223と、
このセンサ取付ベース223の軸受部223aにカラー
224,225を介して挿入するセンサシャフト226
と、このセンサシャフト226がセンサ取付ベース22
3から抜けるのを防止するためにセンサシャフト226
に嵌める抜け止め部材227と、センサシャフト226
の先端にナット226aで取付けるスロットルドラム2
28と、このスロットルドラム228に回転力を与える
ためにスロットルドラム228とスロットルドラムベー
ス221との間に介在させたねじりコイルばね232
と、センサシャフト226の他端の矩形部226bを嵌
めるとともにセンサ取付ベース223にビス233,2
33で取付けるスロットルセンサ234と、スロットル
ドラムベース221をボルト235,235で取付ける
ためにメインフレーム52とピボットブラケット53と
の接合部近傍に設けたドラムベース取付部236,23
6と、スロットルドラム228及びセンサシャフト22
6を介してスロットルセンサ234を作動させるスロッ
トルケーブル237と、スロットルドラム228の初期
位置を調整するためのアジャストスクリュー238とか
らなる。なお、241,241,242,243はワッ
シャ、244はコイルばねである。
【0062】スロットルセンサ234は、センサシャフ
ト226の回転角度を検出することにより、その回転角
度に応じた信号をコントロール部85(図18参照)に
送り、スロットルグリップの回転角度に応じたモータの
出力を演算して、その出力(PWMデューティ信号)を
パワーモジュール191(図18参照)に伝えること
で、パワーモジュール191は電動モータ部162(図
12参照)の出力を制御する。
【0063】スロットルケーブル237は、アウタケー
ブル237aと、このアウタケーブル237a内に移動
可能に挿入したインナワイヤ237bとからなり、スロ
ットルドラムベース221のケーブル取付部221aに
アウタケーブル237aの一端を取付け、スロットルド
ラム228のワイヤ取付部228aにインナワイヤ23
7bの一端を取付け、バーハンドル14(図1参照)に
アウタケーブル237aの他端を取付け、バーハンドル
14に設けたスロットルグリップ(不図示)にインナワ
イヤ237bの他端を取付けた部材であり、運転者がス
ロットルグリップを操作することにより、スロットルケ
ーブル237を介してスロットルセンサ234を作動さ
せ、電動モータ部162の出力を調整する。
【0064】アジャストスクリュー238は、ワッシャ
243及びコイルばね244を介してスロットルドラム
ベース221のスクリュー取付部221bにねじ込むと
ともに、先端をスロットルドラム228のストッパ部2
28bに当てる。これにより、アジャストスクリュー2
38を回せば、スロットルドラムベース221に対して
スロットルドラム228を回転させることができる。
【0065】以上の図1、図4及び図11で説明したよ
うに、本発明は第1に、ヘッドパイプ51から後下方に
延びる左右一対のメインフレーム52,52の下方に電
動モータユニット15を搭載する二輪車両において、メ
インフレーム52と電動モータユニット15との間の空
間250にて、電動モータ部162を駆動するバッテリ
74,75,76,81を、電動車両10の側方から搭
載するとともにメインフレーム52で支持する構造とし
たことを特徴とする。
【0066】メインフレーム52を利用してバッテリ7
4,75,76,81を支持することで、別にバッテリ
フレームを設けなくてもよいため、電動車両10の重量
増を抑えることができる。また、メインフレーム52は
強度・剛性が高いから、例えば、従来のバッテリフレー
ムの代わりに、そのバッテリフレームの重量分だけバッ
テリを搭載することができ、バッテリ容量を増すことも
できる。
【0067】更に、メインフレーム52,52と電動モ
ータユニット15との間の空間250は、電動車両10
のほぼ中心位置であることから、この空間に重量の大き
なバッテリ74,75,76,81を集中させて配置す
れば、電動車両10をコンパクトにするとともに電動車
両10の運動性能を高めることができる。
【0068】本発明は第2に、二輪車両を、トライアル
用車両としたことを特徴とする。トライアル用車両のメ
インフレーム52,52と電動モータユニット15との
間の空間250にバッテリ74,75,76,81を配
置すると、従来のようにパワーユニットの下方にバッテ
リを配置するのに比べて最低地上高を高くすることがで
き、トライアル用車両における不整地等での走破性を高
めることができる。
【0069】本発明は第3に、メインフレーム52,5
2と電動モータユニット15との間の空間250では、
メインフレーム52,52の下部に、車両側方にそれぞ
れ開口部を備えるバッテリ収納部73を固定し、このバ
ッテリ収納部73にバッテリ74,75,76を収納す
ることを特徴とする。バッテリ収納部73は車両側方に
開口部を備えるから、バッテリ74,75,76の充電
時やメンテナンス時に簡単にバッテリを脱着することが
できる。
【0070】本発明は第4に、バッテリ74,75,7
6を、円筒状の複数のバッテリセル82をシュリンクパ
ック83にて包んだ長尺状とし、バッテリ74,75,
76の長手方向を電動車両10の左右に指向させて搭載
したことを特徴とする。
【0071】バッテリ74,75,76の長手方向を電
動車両10の左右に指向させたことで、バッテリ収納部
73に対して車体側方の位置で脱着することのできるバ
ッテリ74,75,76の個数を増やすことができ、メ
ンテナンス時等の作業性・作業効率を高めることができ
る。
【0072】本発明は第5に、図4及び図6で説明した
ように、メインフレーム52,52に、ヘッドパイプ5
1(図4参照)から後方へ延びるにつれて、一旦左右方
向に拡開した後に車体中心側へくびれるくびれ部93を
備え、このくびれ部93の下方に設けたバッテリ75,
76については、拡開した部位の下方に設けたバッテリ
74に対してバッテリセル82の個数を少なくしたこと
を特徴とする。メインフレーム52の形状に合わせてバ
ッテリ74,75,76のバッテリセル82の個数を変
え、運転者の乗車姿勢を良好に保つことができる。
【0073】本発明は第6に、図4及び図7で説明した
ように、バッテリセル82の軸線方向、即ち直線98,
99の延びる方向を、メインフレーム52の延出方向に
ほぼ沿わせたことを特徴とする。
【0074】例えば、軸線方向の長さが外径より大きい
バッテリセルの軸線方向をメインフレームの延出方向と
直交する方向(車幅方向)とし、且つバッテリセルを軸
線方向に複数重ねたバッテリの場合には、バッテリセル
を重ねる個数によってバッテリの車幅方向の寸法を細か
く調節するのが難しくなる。
【0075】これに対して、本発明のように、バッテリ
74,75,76のバッテリセル82の軸線方向をメイ
ンフレーム52の延出方向に沿わせ、且つバッテリセル
82をその軸線方向と直交する方向即ち車幅方向に複数
重ねたバッテリとした場合には、車幅方向に重ねるバッ
テリセル82の個数を変化させることで、バッテリ7
4,75,76の車幅方向の寸法を細かく変更すること
ができる。
【0076】従って、例えば、左右の車体フレーム11
のメインフレーム52,52の間隔に応じてバッテリ7
4,75,76の車幅方向の寸法を容易に調整すること
ができ、運転者の乗車姿勢を良好に保つことができる。
【0077】本発明は第7に、図4、図7及び図9で説
明したように、バッテリセル82を、隣接するバッテリ
セル82との間に形成される凹部に他のバッテリセル8
2が入り込む如くに俵積みし、複数設けたバッテリ収納
部73の各バッテリ74,75,76のバッテリセル8
2を、バッテリセル82の軸線方向、即ち、直線98,
99の延びる方向から見て重なり合うように配置したと
きに、バッテリセル82の軸線方向に重なり合うバッテ
リセル82の個数を、車体中心側で多く車体外方側で少
なく構成したことを特徴とする。
【0078】バッテリセル82を俵積みすることで、バ
ッテリ74,75,76をコンパクトにし、且つ、バッ
テリセル82の軸線方向から見て重なり合うバッテリセ
ル82の個数を、車体中心側で多く車体外方側で少なく
構成したことで、電動車両10(図1参照)をもコンパ
クトに構成することができる。
【0079】尚、本発明では、バッテリセルの軸線方向
をメインフレームの延出方向にほぼ沿わせたが、これに
限らず、バッテリセルの軸線方向を、メインフレームの
側面視でメインフレームの延出方向に直交する方向とし
てもよい。
【0080】
【発明の効果】本発明は上記構成により次の効果を発揮
する。請求項1の電動車両のバッテリ配置構造は、メイ
ンフレームと電動モータユニットとの間の空間にて、電
動モータを駆動するバッテリを、車両の側方から搭載す
るとともにメインフレームで支持する構造としたので、
別にバッテリフレームを設けなくてもよいため、電動車
両の重量増を抑えることができる。また、メインフレー
ムは強度・剛性が高いから、例えば、従来のバッテリフ
レームの代わりに、そのバッテリフレームの重量分だけ
バッテリを搭載することができ、バッテリ容量を増すこ
とができる。
【0081】請求項2の電動車両のバッテリ配置構造
は、二輪車両を、トライアル用車両としたので、トライ
アル用車両のメインフレームと電動モータユニットとの
間の空間にバッテリを配置すると、従来のようにパワー
ユニットの下方にバッテリを配置するのに比べて最低地
上高を高くすることができ、トライアル用車両における
不整地等での走破性を高めることができる。
【0082】請求項3の電動車両のバッテリ配置構造
は、メインフレームと電動モータユニットとの間の空間
では、メインフレームの下部に、車両側方にそれぞれ開
口部を備えるバッテリ収納部を固定し、このバッテリ収
納部にバッテリを収納するので、バッテリ収納部は車両
側方に開口部を備えるから、バッテリの充電時やメンテ
ナンス時に簡単にバッテリを脱着することができる。
【0083】請求項4の電動車両のバッテリ配置構造
は、バッテリを、円筒状の複数のバッテリセルをシュリ
ンクパックにて包んだ長尺状とし、バッテリの長手方向
を車両の左右に指向させて搭載したので、バッテリ収納
部に対して車体側方の位置で脱着することのできるバッ
テリの個数を増やすことができ、メンテナンス時等の作
業性・作業効率を高めることができる。
【0084】請求項5の電動車両のバッテリ配置構造
は、メインフレームに、ヘッドパイプから後方へ延びる
につれて、一旦左右方向に拡開した後に車体中心側へく
びれるくびれ部を備え、このくびれ部の下方に設けたバ
ッテリついては、拡開した部位の下方に設けたバッテリ
に対してバッテリセルの個数を少なくしたので、メイン
フレームの形状に合わせてバッテリのバッテリセルの個
数を変え、運転者の乗車姿勢を良好に保つことができ
る。
【0085】請求項6の電動車両のバッテリ配置構造
は、バッテリセルの軸線方向を、メインフレームの延出
方向にほぼ沿わせたので、バッテリの軸線方向をメイン
フレームの延出方向に沿わせ、且つバッテリセルをその
軸線方向と直交する方向即ち車幅方向に複数重ねたバッ
テリとした場合には、車幅方向に重ねるバッテリセルの
個数を変化させることで、バッテリの車幅方向の寸法を
細かく変更することができる。従って、例えば、左右の
車体フレームの間隔に応じてバッテリの車幅方向の寸法
を容易に調整することができ、運転者の乗車姿勢を良好
に保つことができる。
【0086】請求項7の電動車両のバッテリ配置構造
は、バッテリセルを、隣接するバッテリセルとの間に形
成される凹部に他のバッテリセルが入り込む如くに俵積
みし、複数設けたバッテリ収納部の各バッテリのバッテ
リセルを、バッテリセルの軸線方向から見て重なり合う
ように配置したときに、バッテリセルの軸線方向に重な
り合うバッテリセルの個数を、車体中心側で多く車体外
方側で少なく構成したので、バッテリセルを俵積みする
ことにより、バッテリをコンパクトにし、且つ、バッテ
リセルの軸線方向から見て重なり合うバッテリセルの個
数を、車体中心側で多く車体外方側で少なく構成したこ
とにより、車両をもコンパクトに構成することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るバッテリ配置構造を採用した電動
車両の側面図
【図2】本発明に係る電動車両の第1斜視図
【図3】本発明に係る電動車両の第2斜視図
【図4】本発明に係る電動車両の要部側面図
【図5】本発明に係る車体フレームを説明する斜視図
【図6】本発明に係る電動車両の平面図
【図7】本発明に係る電動車両のバッテリの配置状態を
説明する第1斜視図
【図8】本発明に係る電動車両のバッテリの配置状態を
説明する第2斜視図
【図9】本発明に係る電動車両のバッテリの配置を説明
する正面図
【図10】本発明に係る電動車両のバッテリを配置した
リヤ収納部の斜視図
【図11】本発明に係る電動車両の電動モータユニット
の断面図
【図12】本発明に係る電動車両の電動モータユニット
の分解斜視図
【図13】本発明に係る電動車両の電動モータユニット
のステータ取付構造を示す要部断面図
【図14】本発明に係る電動車両の電動モータユニット
のステータ取付構造を示す斜視図
【図15】本発明に係る電動車両のフライホイール回転
体及び角度検出機構を示す断面図
【図16】本発明に係る電動車両の電動モータユニット
用コントロール部の側面図
【図17】本発明に係る電動車両の電動モータユニット
用コントロール部の説明図
【図18】本発明に係る電動車両の電動モータユニット
用コントロール部の分解斜視図
【図19】本発明に係る電動車両の電動モータユニット
用出力調整装置の分解斜視図
【符号の説明】
10…電動車両、15…電動モータユニット、51…ヘ
ッドパイプ、52…メインフレーム、73…バッテリ収
納部、74,75,76,81…バッテリ、82…バッ
テリセル、83…シュリンクパック、93…くびれ部、
98,99…軸線(直線)、162…電動モータ(電動
モータ部)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岡村 了太 神奈川県厚木市愛甲1516 株式会社東京ア ールアンドデー厚木事業所内 Fターム(参考) 3D011 AH01 AK03 AK14 AL39 AL41

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヘッドパイプから後下方に延びる左右一
    対のメインフレームの下方に電動モータユニットを搭載
    する二輪車両において、 前記メインフレームと電動モータユニットとの間の空間
    にて、電動モータを駆動するバッテリを、車両の側方か
    ら搭載するとともにメインフレームで支持する構造とし
    たことを特徴とする電動車両の構造。
  2. 【請求項2】 前記二輪車両は、トライアル用車両であ
    ることを特徴とする請求項1記載の電動車両のバッテリ
    配置構造。
  3. 【請求項3】 前記空間では、メインフレームの下部
    に、車両側方にそれぞれ開口部を備えるバッテリ収納部
    を固定し、このバッテリ収納部にバッテリを収納するこ
    とを特徴とする請求項1又は請求項2記載の電動車両の
    バッテリ配置構造。
  4. 【請求項4】 前記バッテリは、円筒状の複数のバッテ
    リセルをシュリンクパックにて包んだ長尺状のものであ
    り、バッテリの長手方向を車両の左右に指向させて搭載
    したことを特徴とする請求項1、請求項2又は請求項3
    記載の電動車両のバッテリ配置構造。
  5. 【請求項5】 前記メインフレームは、ヘッドパイプか
    ら後方へ延びるにつれて、一旦左右方向に拡開した後に
    車体中心側へくびれるくびれ部を備え、このくびれ部の
    下方に設けたバッテリは、拡開した部位の下方に設けた
    バッテリに対してバッテリセルの個数を少なくしたもの
    であることを特徴とする請求項4記載の電動車両のバッ
    テリ配置構造。
  6. 【請求項6】 前記バッテリセルの軸線方向は、前記メ
    インフレームの延出方向にほぼ沿っていることを特徴と
    する請求項4記載の電動車両のバッテリ配置構造。
  7. 【請求項7】 前記バッテリセルは、隣接するバッテリ
    セルとの間に形成される凹部に他のバッテリセルが入り
    込む如くに俵積みし、複数設けた前記バッテリ収納部の
    各バッテリのバッテリセルを、バッテリセルの軸線方向
    から見て重なり合うように配置したときに、バッテリセ
    ルの軸線方向に重なり合うバッテリセルの個数は、車体
    中心側で多く車体外方側で少なく構成したことを特徴と
    する請求項4、請求項5又は請求項6記載の電動車両の
    バッテリ配置構造。
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