JP2003178733A - 電池の接点構造 - Google Patents

電池の接点構造

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JP2003178733A
JP2003178733A JP2001374069A JP2001374069A JP2003178733A JP 2003178733 A JP2003178733 A JP 2003178733A JP 2001374069 A JP2001374069 A JP 2001374069A JP 2001374069 A JP2001374069 A JP 2001374069A JP 2003178733 A JP2003178733 A JP 2003178733A
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battery
contact
lid
connection terminals
chamber
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Shinji Suzuki
真治 鈴木
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries

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Abstract

(57)【要約】 【課題】電池と電池接続用端子の間の接触抵抗を低い値
で安定させ、カメラ本体や電池の個体差による電池寿命
のバラツキを改善することができる電池の接点構造を提
供する。 【解決手段】電池室14に対して電池12を長手方向か
ら挿入するタイプの電池収納部において、接点圧の高い
電池蓋の閉め動作に伴い電池と電池接続用端子とを相対
的に移動させ、接触部同士の擦り合わせによるセルフク
リーニング効果を高める。例えば、電池蓋の内側に設け
たホールド部材24を電池12の側面に接触させ、電池
蓋をロックする際のスライド動作によって電池12を周
方向に回転させることで、電池両端の端子と擦り合わせ
る。また、電池室14の奥行き端に配置される端子ベー
スと電池蓋とをリンク機構によって連結し、電池蓋のス
ライド動作に連動して端子ベースをスライドさせる構造
も可能である。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は電池の接点構造に係
り、特にカメラなどの電子機器に適用される電池収納部
における電池接続用接点の構造に関する。 【0002】 【従来の技術】近年、デジタルカメラは小型化が進み、
電池の小型化・本数削減が商品化の上で重要な要因とな
っている。その一方で、電池寿命に対する市場要望は強
く、省電力化や接触抵抗の低減が商品開発上、必要不可
欠な課題となっている。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】従来、アルカリ乾電池
を使用するデジタルカメラにおいて、新品の電池を使用
した場合、同機種のデジタルカメラであっても撮影可能
な枚数にバラツキが発生していた。この原因として、電
池の電極と電池接続用の端子との間の接触抵抗のバラツ
キが考えられる。すなわち、電池や電池接続用端子の接
点部は長時間放置しておくと表面に酸化皮膜が形成さ
れ、接触抵抗が大きくなる。また、端子表面に手油等の
異物が付着した場合にも接触抵抗が大きくなるという問
題がある。 【0004】電池を長手方向に挿入するカメラの場合、
電池蓋側はスライドすることでセルフクリーニングでき
るが、奥側の端子はセルフクリーニングできないという
欠点があった。 【0005】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
もので、電池寿命を延ばす一つの要因である電池と電池
接続用端子との間の接触抵抗を低い値で安定させ、カメ
ラ本体や電池の個体差による電池寿命のバラツキを改善
することができる電池の接点構造を提供することを目的
とする。 【0006】 【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に請求項1に記載の発明に係る電池の接点構造は、電池
の長手方向に沿って電池を挿入することができる電池収
納室と、前記電池収納室の挿入口を開閉するための電池
蓋と、前記電池収納室の奥行き端及び前記電池蓋の内側
にそれぞれ設けられた電池接続用端子と、前記電池蓋の
閉動作に伴って前記電池と前記電池接続用端子とを相対
的に移動させて両者の接触部同士を擦り合わせる動作を
実現する摺動手段と、を備えたことを特徴としている。 【0007】すなわち本発明は、電池の長手方向に沿っ
た奥行き空間を有する電池収納室に対して電池を長手方
向から挿入して装填するタイプの電池収納部に適用され
る。電池収納室に電池を挿入して電池蓋を閉じると、電
池両端の電極はそれぞれ電池接続用端子に接触し、電池
は端子間に挟まれて固定されるとともに、電子機器内の
電気回路と電気的に接続される。本発明は、接点圧の高
い電池蓋の閉動作時に電池蓋の動きに連動して摺動手段
が電池と電池接続用端子の接触部同士を擦り合わせる構
造となっているため、電池装填時に接点部表面の酸化皮
膜等の異物を除去できる。これにより、利用者が意識す
ることなく、セルフクリーニング効果を高めることがで
き、電池寿命を確保できる。 【0008】また、本発明の具体的態様として、下記に
示す発明(1)及び(2)を提供する。 【0009】発明(1):前記電池蓋は所定の方向にス
ライドさせることにより蓋のロック又は解除が可能な構
造を有しており、前記摺動手段として、前記電池蓋には
前記電池の周面に当接するホールド部材が設けられ、当
該電池蓋のスライド動作に伴って前記ホールド部材が前
記電池を周方向に回転させることを特徴とする請求項1
に記載の電池の接点構造。 【0010】この場合、前記ホールド部は摩擦の大きい
(電池のホールド性がよい)ゴム等の弾性部材を用いる
ことが好ましい。また、電池接続用端子の接触部(突起
部)は、前記電池の長手方向の中心軸からずれた位置
(電池の電極部の中央位置からずれたオフセンター位
置)に当接するように形成される。かかる構成により、
電池が回転すると、電池接続用端子の接触部に対して電
池電極の接触位置が移動し、擦り合わせによるセルフク
リーニング効果が得られる。 【0011】発明(2):前記電池収納室の奥行き端に
設けられる電池接続用端子は、前記電池蓋の動きに連動
して移動可能な端子支持部材に取り付けられており、前
記摺動手段として、前記電池蓋の動きを前記端子支持部
材に伝達する連結機構を備えていることを特徴とする請
求項1に記載の電池の接点構造。 【0012】この態様によれば、電池挿入後に電池蓋を
閉じる動作によって、電池の両端の電極がそれぞれ電池
接続用端子と擦れ合うため、接点部分のセルフクリーニ
ング効果が得られる。 【0013】 【発明の実施の形態】以下添付図面に従って本発明に係
る電池の接点構造の好ましい実施の形態について説明す
る。 【0014】図1は、本発明の実施形態に係る電池の接
点構造を示す斜視図である。同図に示した電池収納部1
1は、2本の単三形電池12、12を横に並べて収容可
能な電池室14を備えている。電池室14は挿入口14
Aから電池12の長手方向に沿って奥行きのある空間部
となっており、電池12は該電池室14に対して長手方
向から挿入される。JISによれば単三形乾電池におい
てφ14±0.5mmの外形寸法公差が定められている
ため、電池室14の内径は電池12の外径寸法公差を考
慮して電池12の外径よりも僅かに大きく形成されてお
り、電池挿入時には電池室14の内壁と電池12との間
に適度なクリアランスが形成される。なお、本発明の実
施に際して、電池12の形状及び本数は図1の例に限定
されない。 【0015】電池蓋20は、電子機器の本体又は電池収
納部11のユニットに回動自在かつスライド移動自在に
取り付けられている。電池蓋20を矢印A方向にスライ
ドさせることにより、蓋の係止機構(不図示)をロック
又は解除できる。 【0016】電池蓋20の内側には、電池接続用端子2
2が設けられるとともに、電池12をホールドするため
のホールド部材24が設けられている。なお、図1には
示さないが、電池室14の奥行き端にも電池接続用端子
(図4中符号30として記載)が設けられている。電池
室14に遊挿された電池12は、電池室14の内壁との
クリアランス分だけ電池室14内で移動可能であるとと
もに、周方向に回転することが可能である。 【0017】両端の電池接続用端子22、30のうち少
なくとも一方の端子は、図示せぬバネ構造を有してお
り、電池蓋20をロックすると、電池12の各電極がそ
れぞれ電池接続用端子22、30に接触し、電池12は
前記バネ構造の力によって長手方向に付勢され、端子間
に挟まれた状態で保持される。 【0018】図2はホールド部材24を有する電池蓋2
0の斜視図である。ホールド部材24はゴム等の弾性部
材で構成されており、図2に示すように、電池蓋20を
閉じるとホールド部材24は電池12の側面と接触し、
電池蓋20のスライドに伴い電池12を回転させる力を
電池12に与える。 【0019】次に、上記の如く構成された電池の接点構
造の作用を説明する。 【0020】図3はホールド部材24の作用を示す説明
図である。図3(a)は電池蓋20がロックされていな
い状態(ロック解除状態)を示し、図3(b)は電池蓋
20がロックされた状態(ロック状態)を示す。図3
(a)の状態から電池蓋20を図の左方向にスライドさ
せると、図3(b)に示すように、電池12はホールド
部材24との摩擦力によって電池室14内で回転する。 【0021】図4(a)は、電池12の電極26と電池
接続用端子22の接触位置Pの関係を示す平面図であ
り、図4(b)は電池室14内に装填された電池12の
側面図である。これらの図面に示したように、電池接続
用端子22の接点部(突起部)28は電池12の長手方
向の中心軸Cからずれた位置に当接する構造(オフセン
ター構造)になっている。電池室14の奥行き端に設け
られている電池接続用端子30についても同様に、その
接点部(突起部)32は電池12の中心軸Cからずれた
位置に当接する構造になっている。 【0022】したがって、電池蓋20のロック動作に伴
って電池12が中心軸Cを中心に回転すると、電池12
の両端の電極と電池接続用端子22、30とが同時に擦
り合わされる。図4(a)には、電池12の回転によっ
て接触位置Pが相対的に移動する様子が矢印Bによって
示されている。こうして、電池12と電池接続用端子2
2、30との接触部同士の擦り合わせにより、接触面の
異物(酸化皮膜や手油など)等を除去することができ、
電池12と端子との接触抵抗を低い値で安定させること
が可能となる。 【0023】次に、本発明の他の実施形態について説明
する。 【0024】図5は本発明の他の実施形態に係る電池の
接点構造を示す図である。図5中図1に示した例と同一
又は類似の部分には同一の符号を付し、その説明は省略
する。図5(a)は電池蓋20がロックされていない状
態を示し、図5(b)は電池蓋20がロックされた状態
を示す。 【0025】これらの図面に示したように、電池室14
の奥行き端に配置されている端子ベース40には電池接
続用端子42が設けられている。端子ベース40はリン
ク機構46によって電池蓋20と連結され、図5上で上
方向に移動自在である。 【0026】かかる構造によれば、電池蓋20を図5上
で上方向にスライドさせて蓋をロックする操作を行う
と、この動きがリンク機構46を介して端子ベース40
に伝達され、端子ベース40は図5の下方にスライドす
る。こうして、電池蓋20及び端子ベース40がそれぞ
れ移動することにより、電池12の両端の電極が電池接
続用端子22、42と擦れ合い、セルフクリーニング効
果が得られる。 【0027】なお、リンク機構46の支点48の位置は
リンク棒50の中央に限定されず、電池蓋20の移動量
と端子ベース40の移動量の関係並びに電池蓋20の操
作荷重等を考慮して、適切な位置に設計される。 【0028】 【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、電
池収納室に対して電池を長手方向から挿入するタイプの
電池収納部において、電池蓋の閉め動作に連動させて電
池と電池接続用端子とを相対的に移動させ、接触部同士
を擦り合わせる構造にしたので、接点部分のセルフクリ
ーニング効果を高めることができ、接触抵抗を低い値で
安定させることができる。これにより、電池を使用する
機器本体や電池の個体差による電池寿命のバラツキを改
善することができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の実施形態に係る電池の接点構造を示す
斜視図 【図2】ホールド部材を有する電池蓋の斜視図 【図3】ホールド部材の作用を示す説明図 【図4】電池の電極と電池接続用端子の接触位置の関係
を示す図であり、図4(a)は電池の平面図、図4
(b)は電池の側面図 【図5】本発明の他の実施形態に係る電池の接点構造を
示す図 【符号の説明】 11…電池収納部、12…電池、14…電池室、20…
電池蓋、22,30…電池接続用端子、24…ホールド
部材、40…端子ベース、42…電池接続用端子、46
…リンク機構、48…支点、50…リンク棒

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 電池の長手方向に沿って電池を挿入する
    ことができる電池収納室と、 前記電池収納室の挿入口を開閉するための電池蓋と、 前記電池収納室の奥行き端及び前記電池蓋の内側にそれ
    ぞれ設けられた電池接続用端子と、 前記電池蓋の閉動作に伴って前記電池と前記電池接続用
    端子とを相対的に移動させて両者の接触部同士を擦り合
    わせる動作を実現する摺動手段と、 を備えたことを特徴とする電池の接点構造。
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