JP2589283Y2 - 電池収納装置 - Google Patents

電池収納装置

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JP2589283Y2
JP2589283Y2 JP6128592U JP6128592U JP2589283Y2 JP 2589283 Y2 JP2589283 Y2 JP 2589283Y2 JP 6128592 U JP6128592 U JP 6128592U JP 6128592 U JP6128592 U JP 6128592U JP 2589283 Y2 JP2589283 Y2 JP 2589283Y2
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battery
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博文 今野
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  • Battery Mounting, Suspending (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、電池室に収納された
電池の露出部位を開閉自在に覆う電池蓋を備えた電池収
納装置に関する。
【0002】
【従来の技術】上述した如き電池収納装置は従来から広
く使用されており、特に小型軽量で携帯可能なテレビや
ラジオやテープレコーダ等の小型AV機器あるいはゲー
ム機等の玩具における上述した如き電池収納装置は概略
以下の3種類に分類することが出来る。
【0003】第1の種類では、図2の(a)に示す如
く、小型AV機器あるいは玩具等の電池を使用する装置
の本体で電池8が収納された電池室10の開口12の周
辺部に形成されている挿入孔14の内表面に主係合凹所
16が形成されていて、挿入孔14に電池蓋18の周辺
から突出された弾性突出片20が矢印Aで示す如く挿入
され弾性突出片20の突出端に形成されている主係合突
起20aが主係合凹所16に係合される。
【0004】電池室10の開口12の周辺部にはさらに
挿入孔14から遠い位置にも副係合凹所22が形成され
ていて、主係合凹所16に主係合突起20aが係合され
た時に矢印Bで示す如く副係合凹所22に電池蓋18の
周辺部で弾性突出片20から遠い位置に形成されている
副係合突起24が係合される。
【0005】第2の種類では、図2の(b)に示す如
く、電池室10の開口12の周辺部の挿入孔14の内表
面に、上述した第1の種類における主係合凹所16の代
わりに、主係合突起26が形成されていて、この主係合
突起26に挿入孔14に挿入された電池蓋18の弾性突
出片20の主係合突起20aが係合される。
【0006】第3の種類では、図2の(c)に示す如
く、電池室10の開口12が電池8のプラス端子27側
に形成されていて、この開口12には電池8のプラス端
子27に接触しプラス端子27と電気的に接続された幅
広の薄板形状のプラス導電端子28が配置されている。
プラス導電端子28は内端部が電池室10の開口12の
内端部に回動自在に支持された回動中心軸29に取り付
けられている。
【0007】電池室10の開口12を覆う電池蓋30は
プラス導電端子28に電池8のプラス端子27を避けて
形成されている細長孔(図示しない)に挿入された案内
突起30aを裏面に有しており、案内突起30aがプラ
ス導電端子28の細長孔に移動を案内されることにより
電池蓋30は参照符号Cで指摘された2点鎖線で示す如
くプラス端子27の突出方向と交差する方向に摺動自在
である。案内突起30aはまた、プラス導電端子28か
らの電池蓋30の上方への離脱を防止している。
【0008】電池蓋30が図2の(c)で実線により示
された閉位置に配置されている時には、電池室10の開
口12の外端部に対応する電池蓋30の外端部に形成さ
れている係合突起32が開口12の外端部に形成されて
いる係合凹所34に係合されていて、電池蓋30は係合
凹所34に対する係合突起32の係合を保持するよう上
述した電池を使用する装置の本体の内部で電池室10の
近傍に配置された付勢手段36により内端部を内方に付
勢されている。
【0009】電池蓋30は閉位置で外端部の係合突起3
2を電池室10の開口12の係合凹所34に係合させる
ことにより、電池室10中の電池8のマイナス端子40
の為のマイナス導電端子42の弾性力に抗して閉位置に
保持されている。
【0010】この電池蓋30は付勢手段36の付勢力に
抗して図2の(c)に実線で示された閉位置から図2の
(c)に参照符号Cで指摘された2点鎖線で示す如く係
合凹所34に対する係合突起32の係合を解除する位置
まで摺動され、さらに上方に引上げられると案内突起3
0aにより連結されたプラス導電端子28とともに回動
中心軸29の回りに参照符号Dで指摘された2点鎖線で
示す位置まで上方に回動されて電池室10の開口12を
開放する。
【0011】
【考案が解決しようとする課題】小型AV機器の如き電
池を使用する装置のさらなる小型化が進んだ近年では単
4の如き小型の乾電池を1本しか使用しないものが出現
しており、電池収納装置の電池蓋の小型化も進んでい
る。ここにおいては、電池蓋の為の図2の(a)や
(b)に示す如き弾性突出片を用いた係合手段は強度的
な問題の故に使用することが難しく、図2の(c)に示
す如き構造は電池蓋の為の付勢手段の使用が電池を使用
する装置のさらなる小型化の障害となっている。
【0012】この考案は上記事情の下でなされ、この考
案の目的は、上述した電池を使用する装置を鞄やポケッ
トの内部にいれて持ち歩いても電池蓋が開放されること
はなく、しかも構成が簡単で上述した電池を使用する装
置の外形寸法の小型化の妨げとならず、また電池蓋の閉
位置への配置と閉位置からの移動を明瞭に確認できる電
池収納装置を提供することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する為に
この考案に従った電池収納装置は、電池室に収納された
電池のプラス端子に当接することにより電気的接続がな
される導電端子が設けられ上記プラス端子の突出方向と
交差する方向に摺動可能な電池蓋を備えており、電池蓋
が、プラス端子の突出方向とは反対の方向にプラス端子
の突出端面と同じ水準を越えて突出し電池蓋の摺動に伴
ってプラス端子の突出端面を乗り越えてプラス端子の一
側部から他側部へと移動する突起を有している、ことを
特徴としている。
【0014】
【作用】電池蓋を開放位置から閉位置へ摺動させると電
池蓋の突起が電池室中の電池のプラス端子の突出端面を
乗り越え、電池蓋が閉位置にロックされる。
【0015】
【実施例】以下、この考案の一実施例を図1を参照しな
がら説明する。
【0016】この一実施例の基本構造は図2の(c)を
参照しながら上述した従来の第3の種類の電池収納装置
の基本構造と同じである。よって同じ部材には同じ参照
符号を記し詳細な説明は省略し、異なる構造のみを詳細
に説明する。なお図面が複雑になるのを防止するため、
図1の(a)は便宜上電池蓋30が透明であるものとし
て描かれている。また細部は省略している。
【0017】この実施例では、電池蓋30の為の付勢手
段36を使用しておらず、代わりに電池蓋30の裏面か
ら電池室10中の電池8のプラス端子27に向かい突出
したクリック突起50が形成されている。
【0018】クリック突起50は、電池蓋30の裏側の
プラス導電端子28に形成され電池蓋30の摺動方向に
延出した細長孔28aに挿入されていて、電池蓋30が
実線で示す如く外端部の係合突起32を電池室10の開
口12の外端部の係合凹所34に係合させた閉位置に配
置されている時には、図1の(a)に特に良く示す如
く、電池8のプラス端子27よりも上述した電池を使用
する装置における内方側でプラス端子27の周面に隣接
して配置されている。クリック突起50の突出端面は、
図1の(b)に特に良く示す如く、電池8のプラス端子
27の突出端面の水準よりもわずかに電池室10の内部
側まで突出しており、電池8のプラス端子27の周面に
対向するクリック突起50の突出端部は湾曲されるかま
たは傾斜されている。また、プラス導電端子28の細長
孔28aは電池8のプラス端子27の突出端面に対向し
電池蓋30の摺動方向に延出している。
【0019】電池蓋30はクリック突起50がプラス導
電端子28の細長孔28aに移動を案内されることによ
り、あるいは電池蓋30自身に設けられた図示しない案
内部材がプラス導電端子28の側縁と係合し移動を案内
されることにより参照符号Cで指摘された2点鎖線で示
す如くプラス端子27の突出方向と交差する方向に摺動
自在であり、電池蓋30はクリック突起50に鍔を設け
ることにより、またはその他の適当な手段によりプラス
導電端子28からの上方への離脱が防止されている。
【0020】電池蓋30を図1の(b)に参照符号Dで
指摘された2点鎖線で示された開放位置まで回動させる
前の段階として電池室10の開口12の外端部の係合凹
所34に対する電池蓋30の外端部の係合突起32の係
合を解除させる為に、電池蓋30を図1の(b)に実線
で示された閉位置から図1の(b)に参照符号Cで指摘
された2点鎖線で示された位置まで摺動させる間には、
まず最初にクリック突起50の突出端面が電池8のプラ
ス端子27の周面に当接する。ここで電池蓋30に負荷
する摺動力を大きくすると、クリック突起50がプラス
端子27をマイナス端子40側のマイナス導電端子42
の付勢力に抗して電池室10の内方に2点鎖線で示す如
く押圧しながらプラス端子28の突出端面に乗り上げ、
やがて電池8のプラス端子27よりも上述した電池を使
用する装置における外方側まで到達して上記突出端面か
ら降りる。この時のクリック突起50が図1の(a),
(b)に2点鎖線で示されており、電池室10の開口1
2の外端部の係合凹所34に対する電池蓋30の外端部
の係合突起32の係合も解除されている。ここから電池
蓋30は図1の(b)に参照符号Dで指摘された2点鎖
線で示された開放位置まで回動中心軸29を中心に回動
することが出来る。
【0021】上述したのとは逆に、電池蓋30を図1の
(b)に参照符号Dで指摘された2点鎖線で示された開
放位置から実線で示された閉位置まで復帰させる途中で
は、図1の(b)に参照符号Cで指摘された2点鎖線で
示された位置から電池蓋30を図1の(b)に実線で示
された閉位置まで摺動させると、電池8のプラス端子2
7よりも上述した電池を使用する装置における外方側の
クリック突起50の突出端面は電池8のプラス端子27
の周面に当接した後でプラス端子27をマイナス端子4
0側のマイナス導電端子42の付勢力に抗して電池室1
0の内方に2点鎖線で示す如く押圧しながらプラス端子
27の突出端面に乗り上げ、やがて電池8のプラス端子
27よりも上述した電池を使用する装置における内方側
まで到達して上記突出端面から降りる。この時には電池
室10の開口12の係合凹所34に対する電池蓋30の
他端部の係合突起32の係合が行われている。
【0022】以上詳述した如く、電池蓋30を閉位置か
ら移動させる間及び閉位置へと移動させる間に電池室1
0の開口12の外端部の係合凹所34に対する電池蓋3
0の外端部の係合突起32の係合および係合解除を行う
為に電池蓋30を摺動させると、電池8のプラス端子2
7の突出端面に対する電池蓋30のクリック突起50の
乗り上げと乗り上げからの下降が行われるので電池蓋3
0が上記係合が行われた位置および係合解除が行われた
位置に到達する度に電池蓋30の操作者はいわゆるクリ
ック感を得ることが出来る。
【0023】また、電池蓋30の閉位置からの意図しな
い移動は、電池蓋30のクリック突起50が電池8のプ
ラス端子27の周面に当接することにより効果的に防止
出来る。
【0024】電池蓋30のクリック突起50の構成は極
めて簡単であり、クリック突起50に電池8のプラス端
子27を弾性的に当接させて電池蓋30のクリック突起
50を伴った摺動によりクリック感を創出する為の電池
付勢手段として利用されているマイナス導電端子42
も、この実施例の構成を簡易にし、ひいては上述した電
池を使用する装置の外形寸法の小型化の妨げとならな
い。
【0025】なお上述した実施例では、電池8のプラス
端子27の突出端面に対する電池蓋30のクリック突起
50の乗り上げは電池8がマイナス端子40側のマイナ
ス導電端子42の付勢力に抗して電池室10の内方に移
動されることにより行われたが、マイナス端子40が固
定式であっても電池蓋30をプラスチックの如きある程
度の弾性を有した材料で形成している限り電池蓋30が
弾性的にたわむことにより上記乗り上げを行なわせるこ
とが出来る。
【0026】また電池蓋30の裏面側のプラス導電端子
28は電池室10の内端部の回動中心軸29に回動自在
に支持され電池蓋30を摺動自在に保持した構造ではな
く上記裏面に固定されていても良い。
【0027】
【考案の効果】以上詳述した如く、この考案の電池収納
装置では,上述した電池を使用する装置を鞄やポケット
の内部にいれて持ち歩いても電池蓋が開放されることは
なく、しかも構成が簡単で上述した電池を使用する装置
の外形寸法の小型化の妨げとならず、また電池蓋の閉位
置への配置と閉位置からの移動を明瞭に確認できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)はこの考案の一実施例に従った電池収納
装置の概略的な平面図であり、(b)はこの考案の一実
施例に従った電池収納装置の概略的な縦断面図。
【図2】(a),(b),(c)は従来の3種類の電池
収納装置の概略的な縦断面図。
【符号の説明】
8…電池,10…電池室,12…開口,27…プラス端
子,28…プラス導電端子,28a…細長孔,29…回
動中心軸,30…電池蓋,32…係合突起,34…係合
凹所,40…マイナス端子,42…マイナス導電端子,
50…クリック突起。

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】電池室に収納された電池のプラス端子に当
    接することにより電気的接続がなされる導電端子が設け
    られプラス端子の突出方向と交差する方向に摺動可能な
    電池蓋を備えており、 電池蓋が、プラス端子の突出方向とは反対の方向にプラ
    ス端子の突出端面と同じ水準を越えて突出し電池蓋の摺
    動に伴ってプラス端子の突出端面を乗り越えてプラス端
    子の一側部から他側部へと移動する突起を有している、
    ことを特徴とする電池収納装置。
  2. 【請求項2】電池室に収納された電池はプラス端子を外
    部に突出させる方向に弾性部材により付勢されている、
    ことを特徴とする請求項1記載の電池収納装置。
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