JP2003178538A - 光記録媒体記録再生方法及びその装置 - Google Patents

光記録媒体記録再生方法及びその装置

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JP2003178538A
JP2003178538A JP2001376015A JP2001376015A JP2003178538A JP 2003178538 A JP2003178538 A JP 2003178538A JP 2001376015 A JP2001376015 A JP 2001376015A JP 2001376015 A JP2001376015 A JP 2001376015A JP 2003178538 A JP2003178538 A JP 2003178538A
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JP2001376015A
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Nobuo Amano
宣夫 天野
Keiichiro Ito
圭一郎 伊藤
Yasuko Ando
康子 安藤
Masakatsu Senda
正勝 千田
Hiroshi Yoshikawa
博 吉川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光記録媒体に誤り訂正符号でも修復できない
欠陥記録ブロックが有っても、他の領域に速やかに交替
処理して欠陥救済すること。 【解決手段】 欠陥の無い正常な記録ブロックへアクセ
スがあった場合はそのままその記録ブロックで情報の記
録または再生を行い、欠陥記録ブロック32,33へア
クセスがあった場合は欠陥記録ブロック32,33で情
報の記録または再生を行わず、欠陥記録ブロックと交替
記録ブロックとの位置関係を記憶し管理する欠陥管理回
路に書き込まれている情報に従って、交替記録ブロック
への移動方向36が示す次の記録ブロックである交替記
録ブロック34,35で情報の記録または再生を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、欠陥を含む光記録
媒体に対し、情報を記録または再生可能とする光記録媒
体記録再生方法及びその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図1は光記録媒体の一例、ここでは積層
導波路ホログラム光カード(以下、光カード)を示すも
ので、ガラス等からなる透明基板11上にホログラム記
録膜(以下、記録膜)12が複数、例えば100層程度
積層されてなっている。また、各記録膜12は情報を記
録または再生する最小単位の記録ブロック13を複数
個、所定の配列で配置してなっており、記録ブロック毎
並びに記録膜毎に情報を記録または再生可能である。
【0003】図2は前述した光カードに対する従来の光
記録媒体記録再生装置の一例を示すもので、図中、10
は前述した光カード、21は光カード10の一層の記録
膜に対応した扁平な参照光を発生するレーザ、22は光
カード10の記録ブロックの大きさに対応した記録光
(物体光)を発生する物体光発生装置、23は光カード
の記録ブロックの大きさに対応した再生光を受光するC
CDである。
【0004】前記装置において、光カードへの情報の記
録は、光カード10の側面から記録しようとする記録ブ
ロックを含む記録膜にレーザ21で発生した扁平な参照
光24を照射し、光カード10の下方から記録しようと
する記録ブロックに物体光25を当てることにより行
う。また、光カードからの情報の再生は、記録と同じよ
うに、光カード10の側面から再生したい記録ブロック
を含む記録膜にレーザ21で発生した扁平な参照光24
を照射し、再生したい記録ブロックからの再生光を光カ
ード10の上方に置かれたCCD23で読み取ることに
より行う。
【0005】なお、光カード10の所望の記録膜並びに
所望の記録ブロックに対する情報の記録または再生は、
図示しないドライブにより、レーザ21、物体光発生装
置22及びCCD23と光カード10との相対的な位置
関係を変更する、もしくは各光ビームの位置を光学的に
変更することによって行われる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】通常、この種の装置で
は、光カードの記録膜の欠陥等により情報が正しく記録
再生できない場合を考慮し、誤り訂正符号等を付加して
情報記録を行っている。しかし、欠陥が大きかったり、
多数有ったりした場合、誤り訂正符号ではエラー訂正が
できず、正しい情報記録ができない。
【0007】このため、従来は、情報を記録する際、記
録ブロック単位で情報記録を行った後、直ちに情報再生
を行って正しい情報が得られるかどうかを確認し、もし
正しい情報が得られなければ、誤り訂正不可としてその
記録ブロック(以下、欠陥記録ブロック)を含む記録膜
もしくは光カード全体を使用しないようになしていた。
【0008】本発明はこのような従来の欠点を改善した
ものであり、その目的は光記録媒体に誤り訂正符号でも
修復できない欠陥記録ブロックが有っても、他の領域に
速やかに交替処理して欠陥救済することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明では、前記目的を
達成するため、情報を記録または再生する最小単位の記
録ブロックを所定の配列で複数個配置してなる記録膜を
少なくとも一層有する光記録媒体に対し、記録すべき記
録ブロックを含む記録膜に参照光を照射するとともに該
記録ブロックに記録光を照射して情報を記録し、再生す
べき記録ブロックを含む記録膜に参照光を照射するとと
もに該記録ブロックからの再生光を受光して情報の再生
を行う光記録媒体記録再生方法において、正常もしくは
誤り訂正符号で修復可能なエラーを発生する記録ブロッ
クについては、そのままその記録ブロックで情報の記録
または再生を行い、誤り訂正符号でも修復できないエラ
ーを発生する欠陥記録ブロックについては、別の記録ブ
ロックに切り替えて情報の記録または再生を行うことを
特徴とする。
【0010】前記構成によれば、光記録媒体に誤り訂正
符号でも修復できない欠陥記録ブロックが有っても、別
の記録ブロックに切り替えて情報の記録または再生を行
うことができ、欠陥記録ブロックを含む記録膜もしくは
光記録媒体全体が使用不能となることがない。
【0011】ここで、別の記録ブロックとは、各記録ブ
ロックを表すアドレス上、欠陥記録ブロックの次のアド
レスの記録ブロックでも良く、また、同一記録膜内に予
め用意された予備の記録ブロックでも良い。
【0012】また、本発明では、前記目的を達成するた
め、情報を記録または再生する最小単位の記録ブロック
を少なくとも1つ有する記録膜を複数積層してなる光記
録媒体に対し、記録すべき記録ブロックを含む記録膜に
参照光を照射するとともに該記録ブロックに記録光を照
射して情報を記録し、再生すべき記録ブロックを含む記
録膜に参照光を照射するとともに該記録ブロックからの
再生光を受光して情報の再生を行う光記録媒体記録再生
方法において、正常もしくは誤り訂正符号で修復可能な
エラーを発生する記録ブロックについては、そのままそ
の記録ブロックで情報の記録または再生を行い、誤り訂
正符号でも修復できないエラーを発生する欠陥記録ブロ
ックについては、該欠陥記録ブロックを含む記録膜ご
と、別の記録膜に切り替えて情報の記録または再生を行
うことを特徴とする。
【0013】前記構成によれば、光記録媒体に誤り訂正
符号でも修復できない欠陥記録ブロックが有っても、別
の記録膜に切り替えて情報の記録または再生を行うこと
ができ、欠陥記録ブロックを含む光記録媒体全体が使用
不能となることがない。
【0014】ここで、別の記録膜とは、同一光記録媒体
内の物理的な位置上、欠陥記録ブロックを含む記録膜の
隣の記録膜でも良く、また、同一光記録媒体内に予め用
意された予備の記録膜でも良い。
【0015】また、前述した光記録媒体記録再生方法
は、情報を記録または再生する最小単位の記録ブロック
を所定の配列で複数個配置してなる記録膜を少なくとも
一層有する光記録媒体と、光記録媒体の記録膜に対応し
た参照光を発生する参照光発生手段と、光記録媒体の記
録ブロックの大きさに対応した記録光を発生する記録光
発生手段と、光記録媒体の記録ブロックの大きさに対応
した再生光を受光する受光手段とを備え、光記録媒体に
対し、記録すべき記録ブロックを含む記録膜に参照光発
生手段からの参照光を照射するとともに該記録ブロック
に記録光発生手段からの記録光を照射して情報を記録
し、再生すべき記録ブロックを含む記録膜に参照光発生
手段からの参照光を照射するとともに該記録ブロックか
らの再生光を受光手段で受光して情報の再生を行う光記
録媒体記録再生装置において、誤り訂正符号でも修復で
きないエラーを発生する欠陥記録ブロックと、該欠陥記
録ブロックの代わりに情報の記録または再生を行う別の
記録ブロックとの位置関係を管理する欠陥管理手段と、
情報の記録または再生を行う記録ブロックが欠陥記録ブ
ロックであった場合、欠陥管理手段に管理されている情
報に従って別の記録ブロックへ情報の記録または再生を
行わせる制御手段とを具備したことを特徴とする光記録
媒体記録再生装置、あるいは情報を記録または再生する
最小単位の記録ブロックを少なくとも1つ有する記録膜
を複数積層してなる光記録媒体と、光記録媒体の記録膜
に対応した参照光を発生する参照光発生手段と、光記録
媒体の記録ブロックの大きさに対応した記録光を発生す
る記録光発生手段と、光記録媒体の記録ブロックの大き
さに対応した再生光を受光する受光手段とを備え、光記
録媒体に対し、記録すべき記録ブロックを含む記録膜に
参照光発生手段からの参照光を照射するとともに該記録
ブロックに記録光発生手段からの記録光を照射して情報
を記録し、再生すべき記録ブロックを含む記録膜に参照
光発生手段からの参照光を照射するとともに該記録ブロ
ックからの再生光を受光手段で受光して情報の再生を行
う光記録媒体記録再生装置において、誤り訂正符号でも
修復できないエラーを発生する欠陥記録ブロックを含む
記録膜と、該欠陥記録ブロックを含む記録膜の代わりに
情報の記録または再生を行う別の記録膜との位置関係を
管理する欠陥管理手段と、情報の記録または再生を行う
記録ブロックが欠陥記録ブロックであった場合、欠陥管
理手段に管理されている情報に従って別の記録膜の記録
ブロックへ情報の記録または再生を行わせる制御手段と
を具備したことを特徴とする光記録媒体記録再生装置に
よって実現できる。
【0016】
【発明の実施の形態】[第1の実施の形態]ランダムに
読み書きできる書き換え可能な光記録媒体の場合、ユー
ザが使用する前に記録膜単位で初期化を行う。この初期
化の際、欠陥記録ブロックを発見すると、記録ブロック
を次の記録ブロックにずらすことによって欠陥救済処理
するのが第1の実施の形態である。
【0017】ここで、記録ブロックを次の記録ブロック
にずらすとは、各記録ブロックを表すアドレス上、欠陥
記録ブロックの次のアドレスの記録ブロックを使用する
ことをいう。
【0018】図3は第1の実施の形態を説明するための
もので、図中、30は記録ブロックが4行×5列に配列
された光カードの記録膜、31はアドレス(番地)歩進
方向、32,33は欠陥記録ブロック1,2、34,3
5は交替記録ブロック1,2、36は交替記録ブロック
への移動方向である。
【0019】図4は本発明の光記録媒体記録再生装置の
実施の形態の一例を示すもので、図中、図2と同一構成
部分は同一符号をもって表す。即ち、21はレーザ、2
2は物体光発生装置、23はCCD、27は欠陥記録ブ
ロックと交替記録ブロックとの位置関係を記憶し管理す
る欠陥管理回路、28は情報の記録または再生を行う記
録ブロックが正常な記録ブロックの場合はそのまま情報
の記録または再生を行わせ、欠陥記録ブロックであった
場合、欠陥管理回路27に管理されている情報に従って
交替記録ブロックへ情報の記録または再生を行わせる制
御回路、29は制御回路28を含むドライブである。
【0020】なお、欠陥管理回路27には、制御回路2
8により、前述した初期化の際に判明した欠陥記録ブロ
ックと交替記録ブロックとの位置関係が書き込まれてい
るものとする。また、図4中、実線による接続線は電気
的な接続関係を表し、破線による接続線は物理的な接続
関係を表しているものとする。
【0021】次に、本実施の形態の動作概要を述べる。
まず、ドライブ29へ光カード10を装着する。そし
て、上位装置から記録膜30の欠陥の無い正常な記録ブ
ロックへアクセスがあった場合、制御回路28はそのま
まその記録ブロックで情報の記録または再生を行うよ
う、ドライブ29を制御する。しかし、記録膜30の欠
陥記録ブロック32,33へアクセスがあった場合、制
御回路28は欠陥記録ブロック32,33で情報の記録
または再生を行わず、欠陥管理回路27に書き込まれて
いる情報に従って、交替記録ブロックへの移動方向36
が示す次の記録ブロックである交替記録ブロック34,
35で情報の記録または再生を行うよう、ドライブ29
を制御する。
【0022】このように、欠陥記録ブロックがあった場
合、次の交替記録ブロックへずらして情報の記録または
再生を行う。
【0023】[第2の実施の形態]初期化後に欠陥記録
ブロックが判明した際、記録ブロックを予備の記録ブロ
ックに切り替えることによって欠陥救済処理するのが第
2の実施の形態である。
【0024】ここで、記録ブロックを予備の記録ブロッ
クに切り替えるとは、欠陥記録ブロックの代わりに同一
記録膜内に予め用意された予備の記録ブロックを使用す
ることをいう。
【0025】図5は第2の実施の形態を説明するための
もので、図中、40は記録ブロックが4行×5列に配列
された光カードの記録膜、41は記録膜40の情報領
域、42は記録膜40の予備記録領域、43,44は欠
陥記録ブロック1,2、45,46は交替記録ブロック
1,2、47は交替記録ブロックへの移動方向である。
【0026】なお、本実施の形態に対応する装置構成
は、初期化後に欠陥記録ブロックが判明した際に、制御
回路28により欠陥記録ブロックと交替記録ブロックと
の位置関係が欠陥管理回路27に追加書き込みされる点
を除いて、基本的に図4のものと同一で良い。
【0027】次に、本実施の形態の動作概要を述べる。
まず、ドライブ29へ光カード10を装着する。そし
て、上位装置から記録膜40の欠陥の無い正常な記録ブ
ロックへアクセスがあった場合、制御回路28はそのま
まその記録ブロックで情報の記録または再生を行うよ
う、ドライブ29を制御する。しかし、記録膜40の欠
陥記録ブロック43,44へアクセスがあった場合、制
御回路28は欠陥記録ブロック43,44で情報の記録
または再生を行わず、欠陥管理回路27に書き込まれて
いる情報に従って、交替記録ブロックへの移動方向47
が示す予備の記録ブロックである交替記録ブロック4
5,46で情報の記録または再生を行うよう、ドライブ
29を制御する。
【0028】このように、欠陥記録ブロックがあった場
合、予備の交替記録ブロックで情報の記録または再生を
行う。なお、初期化時に判明した欠陥記録ブロックにつ
いても、欠陥記録ブロックの次のアドレスの記録ブロッ
クでなく、予備の交替記録ブロックで情報の記録または
再生を行うようになしても良い。
【0029】[第3の実施の形態]第1または第2の実
施の形態でも救済できない、即ち記録膜が欠陥記録ブロ
ックを大量に含む場合、記録膜ごと、別の記録膜に切り
替えることによって欠陥救済処理するのが第3の実施の
形態である。
【0030】ここで、記録膜ごと、別の記録膜に切り替
えるとは、同一光カード内の物理的な位置上、欠陥記録
ブロックを大量に含む記録膜の隣の記録膜を使用する、
もしくは同一光カード内に予め用意された予備の記録膜
を使用することをいう。
【0031】図6は第3の実施の形態を説明するための
もので、図中、50は光カードの記録膜、51は記録膜
50の欠陥領域、52は記録膜50の代わりに情報の記
録または再生を行う交替記録膜である。なお、記録膜5
0,52には前記同様、記録ブロックが4行×5列で配
列されているものとする。
【0032】なお、本実施の形態に対応する装置構成
は、欠陥管理回路27において、欠陥記録ブロックを大
量に含む欠陥記録膜と該欠陥記録膜の代わりに情報の記
録または再生を行う交替記録膜との位置関係も記憶し管
理するとともに、制御回路28が初期化時及びその後に
判明した欠陥記録膜と交替記録膜との位置関係を欠陥管
理回路27に書き込む点を除いて、基本的に図4のもの
と同一で良い。
【0033】次に、本実施の形態の動作概要を述べる。
まず、ドライブ29へ光カード10を装着する。そし
て、上位装置から光カード10の欠陥の無い正常な記録
ブロックへアクセスがあった場合、制御回路28はその
ままその記録ブロックで情報の記録または再生を行うよ
う、ドライブ29を制御する。しかし、光カード10の
欠陥記録ブロックを大量に含む記録膜50の欠陥領域5
1へアクセスがあった場合、その記録膜では情報の記録
または再生ができない。そこで、制御回路28は欠陥記
録膜50で情報の記録または再生を行わず、欠陥管理回
路27に書き込まれている情報に従って、隣の交替記録
膜もしくは予備の交替記録膜52で情報の記録または再
生を行うよう、ドライブ29を制御する。
【0034】このように、欠陥記録膜があった場合、隣
の交替記録膜もしくは予備の交替記録膜で情報の記録ま
たは再生を行う。
【0035】なお、書き換え可能な光記録媒体の場合、
記録ブロックまたは記録膜に対する欠陥の認識は、初期
化の際は初期化の参照データを記録しリードベリファイ
して行い、また、初期化後はデータを記録しリードベリ
ファイして行う。
【0036】[第4の実施の形態]第4の実施の形態と
して、前述のように、ランダムに読み書きできる書き換
え可能な光記録媒体ではなく、ライトワンス、即ち1回
だけしか書き込めない光記録媒体について説明する。
【0037】このような媒体を使用する場合、一記録ブ
ロックに対し情報記録を行い、直ちに情報再生を行い、
正しく記録されているかどうかリードベリファイして、
エラーが無ければそのまま番地歩進する。この際、エラ
ーが有ったら、図3で説明したように次の番地の交替記
録ブロックに歩進し、あるいは図5で説明したように予
備の交替記録ブロックに対し、再度、同一の情報を記録
する。
【0038】このようにして欠陥記録ブロックを処理
し、欠陥番地は欠陥管理回路に記憶しておき、次に欠陥
記録ブロックへのアクセス(再生アクセス)が有った時
には、前記欠陥管理回路の指示に従って交替記録ブロッ
クへアクセスする。
【0039】なお、記録膜の殆どに欠陥がある場合は、
第3の実施の形態の場合と同様、隣の交替記録膜あるい
は予備の交替記録膜に書き込みを行う。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
誤り訂正符号でも修復できない欠陥記録ブロックが有っ
ても、次のアドレスの記録ブロックまたは予備の記録ブ
ロックに切り替える、もしくは記録膜ごと、隣の記録膜
または予備の記録膜に切り替えることにより、通常通
り、情報の記録または再生が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】光記録媒体の一例を示す構造図
【図2】従来の光記録媒体記録再生装置の一例を示す構
成図
【図3】本発明の光記録媒体記録再生方法の第1の実施
の形態を示す説明図
【図4】本発明の光記録媒体記録再生装置の実施の形態
の一例を示す構成図
【図5】本発明の光記録媒体記録再生方法の第2の実施
の形態を示す説明図
【図6】本発明の光記録媒体記録再生方法の第3の実施
の形態を示す説明図
【符号の説明】
10:光カード、11:基板、12:記録膜、13:記
録ブロック、21:レーザ、22:物体光発生装置、2
3:CCD、24:参照光、25:物体光、26:再生
光、27:欠陥管理回路、28:制御回路、29:ドラ
イブ、30,40,50:記録膜、31:番地歩進方
向、32,33:欠陥記録ブロック、34,35:交替
記録ブロック、36:交替記録ブロックへの移動方向、
41:情報領域、42:予備記録領域、43,44:欠
陥記録ブロック、45,46:交替記録ブロック、4
7:交替記録ブロックへの移動方向、51:欠陥領域、
52:交替記録膜。
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G11B 7/0065 G11B 7/0065 20/10 20/10 C 20/12 20/12 (72)発明者 安藤 康子 東京都千代田区大手町二丁目3番1号 日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 千田 正勝 東京都千代田区大手町二丁目3番1号 日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 吉川 博 東京都千代田区大手町二丁目3番1号 日 本電信電話株式会社内 Fターム(参考) 5D044 BC02 CC08 DE38 DE62 DE68 FG19 5D090 AA03 DD01 EE20 FF27 FF43 GG11 LL02

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報を記録または再生する最小単位の記
    録ブロックを所定の配列で複数個配置してなる記録膜を
    少なくとも一層有する光記録媒体に対し、記録すべき記
    録ブロックを含む記録膜に参照光を照射するとともに該
    記録ブロックに記録光を照射して情報を記録し、再生す
    べき記録ブロックを含む記録膜に参照光を照射するとと
    もに該記録ブロックからの再生光を受光して情報の再生
    を行う光記録媒体記録再生方法において、 正常もしくは誤り訂正符号で修復可能なエラーを発生す
    る記録ブロックについては、そのままその記録ブロック
    で情報の記録または再生を行い、 誤り訂正符号でも修復できないエラーを発生する欠陥記
    録ブロックについては、別の記録ブロックに切り替えて
    情報の記録または再生を行うことを特徴とする光記録媒
    体記録再生方法。
  2. 【請求項2】 別の記録ブロックとは、各記録ブロック
    を表すアドレス上、欠陥記録ブロックの次のアドレスの
    記録ブロックであることを特徴とする請求項1記載の光
    記録媒体記録再生方法。
  3. 【請求項3】 別の記録ブロックとは、同一記録膜内に
    予め用意された予備の記録ブロックであることを特徴と
    する請求項1記載の光記録媒体記録再生方法。
  4. 【請求項4】 情報を記録または再生する最小単位の記
    録ブロックを少なくとも1つ有する記録膜を複数積層し
    てなる光記録媒体に対し、記録すべき記録ブロックを含
    む記録膜に参照光を照射するとともに該記録ブロックに
    記録光を照射して情報を記録し、再生すべき記録ブロッ
    クを含む記録膜に参照光を照射するとともに該記録ブロ
    ックからの再生光を受光して情報の再生を行う光記録媒
    体記録再生方法において、 正常もしくは誤り訂正符号で修復可能なエラーを発生す
    る記録ブロックについては、そのままその記録ブロック
    で情報の記録または再生を行い、 誤り訂正符号でも修復できないエラーを発生する欠陥記
    録ブロックについては、該欠陥記録ブロックを含む記録
    膜ごと、別の記録膜に切り替えて情報の記録または再生
    を行うことを特徴とする光記録媒体記録再生方法。
  5. 【請求項5】 別の記録膜とは、同一光記録媒体内の物
    理的な位置上、欠陥記録ブロックを含む記録膜の隣の記
    録膜であることを特徴とする請求項4記載の光記録媒体
    記録再生方法。
  6. 【請求項6】 別の記録膜とは、同一光記録媒体内に予
    め用意された予備の記録膜であることを特徴とする請求
    項4記載の光記録媒体記録再生方法。
  7. 【請求項7】 情報を記録または再生する最小単位の記
    録ブロックを所定の配列で複数個配置してなる記録膜を
    少なくとも一層有する光記録媒体と、光記録媒体の記録
    膜に対応した参照光を発生する参照光発生手段と、光記
    録媒体の記録ブロックの大きさに対応した記録光を発生
    する記録光発生手段と、光記録媒体の記録ブロックの大
    きさに対応した再生光を受光する受光手段とを備え、光
    記録媒体に対し、記録すべき記録ブロックを含む記録膜
    に参照光発生手段からの参照光を照射するとともに該記
    録ブロックに記録光発生手段からの記録光を照射して情
    報を記録し、再生すべき記録ブロックを含む記録膜に参
    照光発生手段からの参照光を照射するとともに該記録ブ
    ロックからの再生光を受光手段で受光して情報の再生を
    行う光記録媒体記録再生装置において、 誤り訂正符号でも修復できないエラーを発生する欠陥記
    録ブロックと、該欠陥記録ブロックの代わりに情報の記
    録または再生を行う別の記録ブロックとの位置関係を管
    理する欠陥管理手段と、 情報の記録または再生を行う記録ブロックが欠陥記録ブ
    ロックであった場合、欠陥管理手段に管理されている情
    報に従って別の記録ブロックへ情報の記録または再生を
    行わせる制御手段とを具備したことを特徴とする光記録
    媒体記録再生装置。
  8. 【請求項8】 情報を記録または再生する最小単位の記
    録ブロックを少なくとも1つ有する記録膜を複数積層し
    てなる光記録媒体と、光記録媒体の記録膜に対応した参
    照光を発生する参照光発生手段と、光記録媒体の記録ブ
    ロックの大きさに対応した記録光を発生する記録光発生
    手段と、光記録媒体の記録ブロックの大きさに対応した
    再生光を受光する受光手段とを備え、光記録媒体に対
    し、記録すべき記録ブロックを含む記録膜に参照光発生
    手段からの参照光を照射するとともに該記録ブロックに
    記録光発生手段からの記録光を照射して情報を記録し、
    再生すべき記録ブロックを含む記録膜に参照光発生手段
    からの参照光を照射するとともに該記録ブロックからの
    再生光を受光手段で受光して情報の再生を行う光記録媒
    体記録再生装置において、 誤り訂正符号でも修復できないエラーを発生する欠陥記
    録ブロックを含む記録膜と、該欠陥記録ブロックを含む
    記録膜の代わりに情報の記録または再生を行う別の記録
    膜との位置関係を管理する欠陥管理手段と、 情報の記録または再生を行う記録ブロックが欠陥記録ブ
    ロックであった場合、欠陥管理手段に管理されている情
    報に従って別の記録膜の記録ブロックへ情報の記録また
    は再生を行わせる制御手段とを具備したことを特徴とす
    る光記録媒体記録再生装置。
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