JP2003178501A - カートリッジを移動させるための移送組立体、カートリッジ貯蔵システム、およびカートリッジを移送するための方法 - Google Patents

カートリッジを移動させるための移送組立体、カートリッジ貯蔵システム、およびカートリッジを移送するための方法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 貯蔵ラック(12)とテープドライブ(1
4)との間で複数のカートリッジ(26)を移動させる
移送組立体(18)を用いて、貯蔵システム(10)の
スループットを増加させる。 【解決手段】 貯蔵ラック(12)とテープドライブ
(14)との間のガイド(32)に沿って移動する移送
機(28)は、第1の移送受け(36A)および第2の
移送受け(36B)を含み、これら移送受けの各々はカ
ートリッジ(26)のうち1つを受取って移送できる。
この設計により、1つのカートリッジ(26)がテープ
ドライブ(14)により使用されている間に、移送組立
体(18)は貯蔵ラック(12)から別のカートリッジ
(26)を取出して、第1のカートリッジ(26)が巻
戻されるとすぐにテープドライブ(14)に挿入でき
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の分野】この発明は一般的にデジタル貯蔵システ
ムに関する。より特定的にこの発明は、貯蔵システムの
貯蔵ラックとテープドライブとの間でカートリッジを移
すための移送組立体、および貯蔵システムの貯蔵ラック
とテープドライブとの間でカートリッジを移すための方
法に関するものである。
【0002】
【背景】デジタルの形の比較的大量の情報を保管し検索
するために、自動貯蔵システムが用いられる。貯蔵シス
テムの一種は、互いに隣接して位置付けられた1つ以上
の個々の貯蔵ラックを含む。この種のシステムでは、各
貯蔵ラックは、貯蔵ラックハウジングと、貯蔵ラックハ
ウジング内の複数のテープ受けに保持される複数のカー
トリッジと、カートリッジを扱うためのロボット機構
と、1つ以上のテープドライブとを含み得る。カートリ
ッジを扱うためのロボット機構は、テープ受けのうち1
つから1つのカートリッジを個々に取出して、テープド
ライブの1つの中にカートリッジを置く。
【0003】典型的にカートリッジは貯蔵ラックから移
送組立体により取出され、テープドライブへと移送され
る。その後移送組立体は、カートリッジが使用中の間は
静止している。テープドライブでのカートリッジの使用
後、典型的にカートリッジは完全に巻戻され、次にテー
プドライブから移送組立体へと排出される。すると移送
組立体は貯蔵ラック内の適当な位置にカートリッジを戻
し、次のテープ受けへと進んで別のカートリッジを取出
し、これをテープドライブへと移送する。
【0004】残念ながら、これらの移送組立体は完全に
満足できるものではない。特に、上に概略を示した典型
的なサイクルは、テープドライブに別のカートリッジが
再投入される間のかなりの休止時間を伴う、時間がかか
るプロセスである。移送サイクルの持続時間は10秒以
上となることがある。この繰返されるプロセスは、この
ようなサイクルが1日に数十回または数百回も起こり得
るため、その間にかなりの時間になる。この非生産的な
待ち時間は、1月または1年にわたって見ると、数時間
または数日にもなり得る。このようにカートリッジの移
送において遅延があまりにも多いため、その結果とし
て、貯蔵システムのスループットは著しく減少する。
【0005】上記のことに照らして、カートリッジを貯
蔵ラックからテープドライブへと移す改良された移送組
立体を提供する必要がある。さらに、テープドライブへ
の再投入に必要な時間を著しく減少させる移送組立体を
提供する必要がある。さらにまた、移送サイクル中にお
ける移送組立体の移動を最小限にする移送組立体を提供
する必要がある。さらに、製造および使用が比較的容易
でコスト効率の高い、効率性が改良された貯蔵システム
を提供する必要がある。
【0006】
【概要】この発明は、これらの要求を満たす貯蔵システ
ムであって、第1のカートリッジおよび第2のカートリ
ッジを貯蔵ラックとテープドライブとの間で移動させる
ための移送組立体を含む貯蔵システムに向けられたもの
である。移送組立体は、ガイド、移送ムーバ、移送機、
およびカートリッジムーバを含み得る。ガイドは実質的
に貯蔵ラックとテープドライブとの間に延びる。移送ム
ーバは貯蔵ラックとテープドライブとの間のガイドに沿
って移送機を移動させる。
【0007】移送機は、第1のカートリッジを受ける第
1の移送受けと、第2のカートリッジを受ける第2の移
送受けとを含む。この設計で移送機はたとえば、第1の
カートリッジがテープドライブにより使用されている間
に第2のカートリッジを取出すことができる。今や第2
のカートリッジは、第1のカートリッジが巻戻されると
すぐにテープドライブへと挿入できるようになってい
る。この設計の結果として休止時間が減少し、貯蔵シス
テムのスループットが増加する。
【0008】さらに、カートリッジムーバは第1の把持
組立体および把持器ムーバを含み、把持器ムーバは第1
の把持組立体を、第1の方向と、第1の方向に実質的に
直交する第2の方向とに移動させる。この設計でカート
リッジは、テープドライブと貯蔵ラックとの間の移送中
にいずれかの移送受けに受けられることになる。
【0009】さらにこの発明は、貯蔵ラックとテープド
ライブとの間で第1のカートリッジおよび第2のカート
リッジを移送するための方法を含む。この方法は、第1
の移送受けおよび第2の移送受けを有する移送機を用意
するステップと、第1のカートリッジを第1の移送受け
に移すステップと、第2の移送受けをテープドライブ付
近に位置付けるステップと、第2のカートリッジをテー
プドライブから第2の移送受けに移すステップと、第1
の移送受けをテープドライブ付近に位置付けるステップ
と、第1のカートリッジを第1の移送受けからテープド
ライブに移すステップとを含む。好ましくは、この方法
はさらに、移送機を貯蔵ラック付近に位置付けるステッ
プと、第2のカートリッジを第2の移送受けから貯蔵ラ
ックの中に移すステップと、第3のテープカートリッジ
を第2の移送受けの中に移すステップと、第1のカート
リッジをテープドライブから第1の移送受けに移すため
の準備として移送機をテープドライブ付近に位置付ける
ステップとを含む。
【0010】この発明の新規な特徴およびこの発明自体
は、その構造および動作について、以下の説明と、これ
との関連で添付の図面とを参照することによって最もよ
く理解されるであろう。
【0011】
【詳細な説明】まず図1を参照して、この発明の特徴を
有する貯蔵システム10は、1つ以上の貯蔵ラック1
2、1つ以上のテープドライブ14、システムハウジン
グ16、および移送組立体18を含む。各貯蔵ラック1
2は1つ以上のカートリッジマガジン22を含み、これ
は典型的に複数のテープ受け24を有し、これらの各々
はカートリッジ26を受取って保持する。移送組立体1
8は好ましくは、移送機28、移送ムーバ30、ガイド
32、およびカートリッジムーバ34を含む。移送機2
8は、貯蔵ラック12とテープドライブ14との間で選
択的かつ効率的にカートリッジ26を移送するための、
第1の移送受け36Aおよび第2の移送受け36Bを含
む複数の移送受け36を独自に有する。
【0012】具体的には、多数の移送受け36A、36
Bを利用する結果として、貯蔵ラック12とテープドラ
イブ14との間でカートリッジ26を移すプロセス中の
休止時間が著しく減少する。移送組立体18の設計は、
カートリッジ26のうち1つがテープドライブ14によ
って「使用中」である間にさまざまな機能を実行するこ
とを可能にし、貯蔵システム10のスループットを増大
させる。以前はこれらの機能は、「使用中」のカートリ
ッジ26が完全に巻戻され、テープドライブ14から移
送組立体18へと排出されて貯蔵ラック12へと戻され
るまで、行なうことができなかった。
【0013】貯蔵システム10は、標準EIA19イン
チラックマウントキャビネット(図示せず)へと取付け
可能である。これに代えて、貯蔵システム10をどのよ
うな好適なキャビネット(図示せず)に取付けもしくは
支持してもよく、または別の十分頑丈な面(図示せず)
上に位置付けてもよい。
【0014】貯蔵システム10内の貯蔵ラック12の数
および設計は、データ保管の要件に従い変更することが
できる。たとえば、図2はカートリッジマガジン22を
2つ有する貯蔵ラック12の例を示す。しかしながら貯
蔵システム10は、任意の数のカートリッジマガジン2
2を各々有する複数の貯蔵ラック12(図1に示す)を
含んでもよい。
【0015】上述のように、各貯蔵ラック12にあるカ
ートリッジマガジン22の数と、各カートリッジマガジ
ン22内のカートリッジ26の構成とは、貯蔵システム
10の設計要件に適合するよう変更することができる。
各カートリッジマガジン22は少なくとも1つのカート
リッジ26を保持するが、4つから14またはより多く
の個々のカートリッジ26を保持するカートリッジマガ
ジン22もよく用いられる。各カートリッジマガジン2
2は、マガジン上部38と、マガジン上部38に対して
ほぼ平行となるよう間隔をあけたマガジン底部40と、
マガジン上部38とマガジン底部40との間に延びる1
つ以上のマガジン側部42とを含む。
【0016】カートリッジマガジン22はさらに前面4
4および背面46を含むことが好ましい。前面44は典
型的にマガジン側部42のうち少なくとも1つに対し直
交する。前面44は一般に、テープ受け24へのアクセ
スを可能にする前面開口部48を含む。背面46は一般
に前面44に対し平行であり、通常は、カートリッジ2
6がカートリッジマガジン22の中にある間にこれらカ
ートリッジを見るための背面開口部50を含む。
【0017】既に示したように、各カートリッジマガジ
ン22は典型的に、カートリッジ26を貯蔵ラック12
内に収納するための複数のテープ受け24を含む。テー
プ受け24の設計、位置および数は、カートリッジ26
および各貯蔵ラック12の設計に従い変更することがで
きる。図に示す実施例では、テープ受け24の各々は、
単一のカートリッジ26を保持するようなサイズおよび
形状の、矩形状のスロットを規定する。たとえば図1に
示す実施例では、12個のテープ受け24が各カートリ
ッジマガジン22に含まれる。
【0018】各カートリッジ26は典型的に、後に必要
であれば検索できる形でデータを記憶する記憶媒体(図
示せず)を含む。デジタルの形でデータを記憶するため
には通常磁気記憶テープがカートリッジ内で用いられ
る。図3を参照して、各カートリッジ26は記憶媒体を
取囲む実質的に矩形のカートリッジハウジング52を含
む。カートリッジハウジング52は典型的に、下でより
詳細に説明するように、カートリッジ26の移送を容易
にするカートリッジ切欠き54を含む。図4は、移送機
28が第1のカートリッジ26Aおよび第2のカートリ
ッジ26Bを同時に受けることができる例を示す。な
お、どのカートリッジ26を第1のカートリッジ26A
または第2のカートリッジ26Bと呼んでもよい。好適
なカートリッジ26は、たとえばクウォンタム・コーポ
レイション(Quantum Corporation)により登録商標D
LT(R)のもとで販売されているが、どの媒体カート
リッジ26を用いてもよい。
【0019】図4を参照して、各カートリッジマガジン
22はさらに移送機センサ56を含み得る。移送機セン
サ56は、移送機28とカートリッジマガジン22との
間でカートリッジ26のうち1つを移す間に、所望のテ
ープ受け24に隣接する移送機28の適当な整列を検出
する。この構成において、移送機センサ56は、移送機
28が所望のテープ受け24と実質的に整列したときに
移送機28の移動を止めるのに用いられる。移送機セン
サ56の設計は変更することができる。たとえば移送機
センサ56は、図4に示すように、マガジン底部40に
対し実質的に平行となるようカートリッジマガジン22
の前面44上に位置付けられた電子式光スイッチでもよ
い。当業者であれば、移送機センサ56の具体的な設計
を変更することができる。
【0020】テープドライブ14は情報をカートリッジ
26へ、およびこれから転送する。テープドライブ14
の設計、位置および数は、貯蔵システム10の要件に適
合するよう変更することができる。テープドライブ14
は典型的にカートリッジ受け58を含み、これは、後で
説明するように、カートリッジ26のうち1つを移送機
28から受取る。ここに記載の実施例のために好適なテ
ープドライブ14がクウォンタム・コーポレイションに
より登録商標DLT(R)のもとで販売されている。図
1および図2に示す実施例では、1つのテープドライブ
14が貯蔵システム10で利用されている。これに代え
て、貯蔵システム10はたとえば2つ以上のテープドラ
イブ14を含み得る。
【0021】図1を再び参照して、システムハウジング
16は、貯蔵ラック12のさまざまな構成要素、テープ
ドライブ14および移送組立体18を保持する。システ
ムハウジング16の設計は貯蔵システム10の要件に適
合するよう変更することができる。図1に示すシステム
ハウジング16は実質的に矩形の枠の形状を有し、実質
的に矩形の形状の貯蔵システムキャビティ60を規定す
る。システムハウジング16は典型的に(i)ハウジン
グ基部62、(ii)ハウジング基部62に対し実質的に
平行となるよう間隔をあけたハウジングカバー(明瞭に
するために図示せず)、および(iii)ハウジング基部
62とハウジングカバーとの間に延びる1つ以上のハウ
ジング壁64を含む。システムハウジング16は典型的
に、金属またはプラスチックなどの堅く耐久性のある材
料から形成される。しかしながら十分な耐久性を有する
好適ないかなる材料をシステムハウジング16に用いて
もよい。
【0022】既に説明したように、移送組立体18はテ
ープマガジン22とテープドライブ14との間でカート
リッジ26を選択的に移して位置付ける。より具体的に
は、移送組立体18はカートリッジ26のうちいずれか
1つをテープ受け24のうちいずれかから取出し、カー
トリッジ26をテープドライブ14のいずれか1つ、ま
たは貯蔵システム10の別のテープ受け24へと移送す
る。テープドライブ14内のカートリッジ26がもはや
必要でなくなると、移送組立体18はテープドライブ1
4からカートリッジ26を取出し、カートリッジ26を
所望のテープ受け24に移送する。移送組立体18の設
計は、貯蔵ラック12および貯蔵システム10の要件に
依存して変更することができる。
【0023】既に示したように、図1および図4を参照
して、移送組立体18は典型的に移送機28、移送ムー
バ30、1つ以上のガイド32、およびカートリッジム
ーバ34を含む。移送機28はカートリッジ26を受
け、貯蔵ラック12とテープドライブ14との間でガイ
ド32に沿って移送ムーバ30により移動される。移送
機28の設計は移送組立体18および貯蔵システム10
の要件に適合するよう変更することができる。上述のよ
うに移送機28は、少なくとも第1の移送受け36Aお
よび第2の移送受け36Bを含む複数の移送受け36を
含むことが好ましい。移送機28に含まれる移送受け3
6の数は貯蔵システム10の要件に依存して変更するこ
とができる。たとえば移送機28は、貯蔵ラック12と
1つ以上のテープドライブ14との間で追加のカートリ
ッジ26を移送するために移送受け36を3つ以上含ん
でもよい。
【0024】好ましくは、移送受け36A、36Bは、
移送機28内で隣合うように位置付けられる。各々の移
送受け36A、36Bは典型的に、カートリッジ26の
1つを収容できるようなサイズおよび形状にされる。し
かしながら、各々の移送受け36A、36Bのサイズ
は、カートリッジ26のサイズと、貯蔵システム10内
のテープドライブ14の要件とに依存して、互いに異な
ることもある。重要なことは、いずれの移送受け36も
第1の移送受け36Aまたは第2の移送受け36Bとな
り得ることである。
【0025】図に例示の実施例では、各々の移送受け3
6A、36Bは一般に矩形の形状の開口部であり、これ
は受け底部66、受け上部68および対向する受け側部
70を含み、これらは矩形の形状の受けスロット72を
規定する。第1の移送受け36Aおよび第2の移送受け
36Bは、移送機28内で一体構造として形成されて
も、またはこれに代えて、別々に構成されてから移送機
28の一部を形成するよう組合せられてもよい。
【0026】受けスロット72は、カートリッジ26の
うち1つを受けるようなサイズおよび形状にされること
が好ましい。従って、受けスロット72の設計は所望の
カートリッジ26の設計に従って変更することができ
る。さらに受けスロット72は、同時に2つ以上のカー
トリッジ26を、または交互に変わるサイズおよび形状
のカートリッジを、選択的に受けるように設計されるこ
ともある。
【0027】さらに各移送受け36A、36Bは、移送
中に受けスロット72内でカートリッジ26を保持する
ためのカートリッジ保持器(図示せず)も含み得る。カ
ートリッジ保持器は、貯蔵ラック12とテープドライブ
14との間の、または1つのテープ受け24から別のテ
ープ受け24への移送中に、受けスロット72内でカー
トリッジ26を選択的に固定する。カートリッジ保持器
は、受け上部68か、受け底部66か、受け側部70の
うち1つかに対し固定され、移送受け36内のカートリ
ッジ26に対し力を加えることにより、移送受け36内
でカートリッジ26を保持できる。
【0028】この代わりに、またはこれに加えて、各々
の移送受け36A、36Bは受けスロット72内でカー
トリッジ26を保持するためのラッチ(図示せず)を含
み得る。ラッチの設計は変更することができる。ここに
記載のように、ラッチは、カートリッジ保持器がカート
リッジ26を受けスロット72で保持するロックされた
状態と、カートリッジ26を受けスロット72から取去
ることができるロックされていない状態との間で動く。
ラッチは、移送受け36が移動中の際にはロックされた
状態にあり、受けスロット72にカートリッジ26の1
つがないときにはロックされていない状態にあることが
できる。
【0029】図1および図4を参照して、移送ムーバ3
0は移送機28をX軸、Y軸に沿って、および/または
Z軸(図1から図3に示す)について動かすことがで
き、こうして移送機28をカートリッジマガジン22お
よびテープドライブ14に対して正確に位置付けること
ができる。加えて移送ムーバ30は、移送機28をX軸
およびY軸について、ならびにZ軸に沿って動かすよう
設計され得る。移送機28をこれらの方向に動かす必要
性と、これに従う移送ムーバ30の設計とは、貯蔵シス
テム10の要件および構成に依存して変更することがで
きる。ここに記載のように、移送ムーバ30は(i)X
軸に沿って移送機28を移動させるための第1の移送機
アクチュエータ(図示せず)、(ii)Y軸に沿って移送
機28を移動させるための第2の移送機アクチュエータ
(図示せず)、および(iii)移送機28をZ軸につい
て回転させる移送機回転子(図示せず)を含み得る。図
1に例示の実施例では、Z軸についての回転により、
(i)カートリッジマガジン22と移送機28との間
で、および(ii)移送機28とテープドライブ14との
間で、カートリッジ26を移すために移送機28を位置
付けることが可能となる。
【0030】これに代えて、たとえば図2の実施例で示
すように、移送機28のY軸に沿った移動が必要でない
こともある。この実施例では、テープドライブ14は、
カートリッジ受け58がテープ受け24と実質的に整列
するよう位置付けられ、こうして移送機28はX軸に沿
う方向の他にはいかなる方向に動く必要もなくなる。図
2に示す実施例では、移送機ムーバ30は移送機を18
0°回転させることができ、またはこれに代えて、移送
機28のZ軸についての移動は必要ないであろう。
【0031】上に記載のように、移送ムーバ30は移送
機28をガイド32に沿って貯蔵ラック12とテープド
ライブ14との間で移動させる。さらに移送ムーバ30
は、Z軸に沿って移送機28を回転させることにより、
移送機28を貯蔵ラック12のテープ受け24のうち1
つ、および/またはテープドライブ14と整列させるこ
とができる。図4に示すように、移送ムーバ30は移送
ガイド80(図4に破線で示す)を含むことができ、こ
れはガイド32に沿っての移送機28の移動を案内す
る。図4に示す移送ガイド80はほぼ直円筒形状のシャ
フトであり、ガイド32に沿って延びる。しかしなが
ら、移送ガイド80の形状および設計は、ガイド32お
よび貯蔵システム10の要件に従い変更することができ
る。
【0032】図1は2つの貯蔵ラック12を有する貯蔵
システム10を示し、これら貯蔵ラックは、テープドラ
イブ14と垂直方向に同じ相対的位置で位置付けられ
る。この例では、各貯蔵ラック12の位置付けは、テー
プドライブ14に関しZ軸についておよそ90°であ
る。この例では、移送機ムーバ30はZ軸について移送
機28をおよそ180°回転させることができ、こうし
て貯蔵ラック12とテープドライブ14との両方に対す
る移送機28の正確な位置付けが可能となる。
【0033】既に例示のように、1つ以上のガイド32
が移送機28の移動を案内する。ここに示す実施例で
は、ガイド32はガイドスロット83を規定し、これは
移送ガイド80の移動を案内する。ガイド32は一般に
貯蔵ラック12とテープドライブ14との間に延びる。
ガイド32の設計は、移送組立体18および貯蔵システ
ム10の設計要件に適合するよう変更することができ
る。たとえばガイド32は、システムハウジング16に
固定される1つ以上の別個の構造物として形成され得
る。これに代えてガイド32は、システムハウジング1
6のハウジング基部62の一体化した部分として形成さ
れてもよい。
【0034】ガイド32は典型的に、第1の端部84お
よび第2の端部86を含む。たとえばガイド32の第1
の端部84は、1つ以上のテープマガジン22付近に位
置付けられ得る。ガイド32は、貯蔵ラック12付近か
らテープドライブ14付近の第2の端部86へとX軸に
沿って延びることが好ましい。ガイド32と、これに従
いガイドスロット83とは、図2に示すように実質的に
線状であり得る。これに代えて、ガイド32および/ま
たはガイドスロット83が線状の経路からそれてもよ
い。たとえばガイド32とガイドスロット83との第2
の端部86は、Y軸に沿って「T」状または(図1に示
すように)「L」状を形成するような角度で曲がり得
る。この設計では、ガイド32により、移送ムーバ30
はテープドライブ14の前に第1の移送受け36Aまた
は第2の移送受け36Bを整列させ、こうしてテープド
ライブ14と移送機28との間でカートリッジ26を移
すことができる。これに代えてガイド32はたとえば、
移送機28が貯蔵ラック12と複数のテープドライブ1
4との間で移動できるように構成され得る。
【0035】カートリッジムーバ34は、移送機28の
移送受け36A、36Bとテープ受け24との間で、カ
ートリッジ26を移す。カートリッジムーバ34は、移
送受け36A、36Bとテープドライブ14との間でカ
ートリッジ26を移すためにもまた用いられることが好
ましい。カートリッジムーバ34の設計は、移送機2
8、貯蔵ラック12および貯蔵システム10の要件に依
存して変更することができる。
【0036】図4および図5を参照して、カートリッジ
ムーバ34は、第1のカートリッジ26Aを把持する第
1の把持組立体88と、第2のカートリッジ26Bを把
持する第2の把持組立体89とを含み得る。把持組立体
88、89は、移送機28の第1の移送受け36Aおよ
び第2の移送受け36Bの中へ、およびここから、カー
トリッジ26A、26Bを移すことを可能にする。把持
組立体88、89は、貯蔵ラック12、テープドライブ
14および貯蔵システム10の要件に適合するように多
くの態様で設計され得る。明瞭にするために、第1の把
持組立体88のみを図4に示すが、図5は第1の把持組
立体88または第2の把持組立体89のいずれをも表わ
し得る。図4に示す実施例では、第1の把持組立体88
は、第1の把持器ムーバ90と、把持器台92と、把持
器台92に固定された把持器94と、台支持部95とを
含む。第1の把持器ムーバ90は把持器台92を移動さ
せて選択的にカートリッジ26を把持する。機能につい
ては、第1の把持器ムーバ90は、把持器台92と、こ
れに従い把持器94とを前方に延ばして所望のカートリ
ッジ26に接触させ、この後、把持器台92および把持
器94を後退させて、テープ受け24のうち1つまたは
テープドライブ14からカートリッジ26を取去る。次
にカートリッジは第1の移送受け36A内に引込まれ
る。
【0037】第1の把持器ムーバ90の設計は変更する
ことができる。図4および図5に示す第1の把持器ムー
バ90は、親ねじ96および把持器モータ(図示せず)
を含む。把持器モータは、把持器プーリ(図示せず)、
把持器駆動ベルト(図示せず)を含み得る。把持器モー
タは、受け底部66か、受け上部68か、受け側部70
のうち少なくとも1つかに、装着され得る。把持器モー
タは把持器プーリを回すが、ここには把持器駆動ベルト
が固定されている。今度は把持器駆動ベルトが親ねじ9
6を回転させる。この実施例では、把持器台92は雌ね
じが形成された開口(図示せず)を含み、これは親ねじ
96と係合する。この設計では、親ねじ96の回転によ
り、回転の方向に依存して、把持器台92はカートリッ
ジ26に向かって前方へ、またはカートリッジ26から
離れて後方へと延びる。
【0038】把持器台92は異なった態様で構成され得
る。図4および図5に示すように、把持器台92はたと
えばほぼ「L」状であることができ、台支持部95に沿
ってスライドできる。台支持部95は親ねじ96の回転
中に把持器台92の回転を抑制する。把持器台92は少
なくとも2つの機能を果たす。第1に、把持器台92は
把持器94を支持する。第2に、把持器台92は、移送
受け36A、36Bのうち1つから、テープドライブ1
4へ、またはテープ受け24のうち1つへと、カートリ
ッジ26を選択的に押す。
【0039】把持器94は、カートリッジ26のうち1
つと係合して、これを貯蔵ラック12またはテープドラ
イブ14から移送機28内に引込む。把持器94の設計
はカートリッジ26の要件に依存して変更することがで
きる。図に示す実施例では把持器94は典型的に「J」
または「L」の形状であり、カートリッジ切欠き54と
係合して移送機28内へとカートリッジ26を取出す。
【0040】把持器94はカートリッジ切欠き54とさ
まざまな態様で係合し得る。たとえば図6に示す実施例
では、第1の把持組立体88は第2の把持器ムーバ97
を含むことができ、これは横方向に、すなわちX軸に沿
って、把持器台92の移動方向に対し直交するよう把持
器94を移動させるためのものである。X軸に沿っての
移動により、カートリッジ26が第1の移送ベイ36A
に位置付けられているか、第2の移送ベイ36Bに位置
付けられているかを問わず、第2の把持器ムーバ97は
把持器94をカートリッジ切欠き54と係合するように
位置付けることができる。この設計では、把持器94は
X軸とY軸との両方に沿って移動して、、移送ベイ36
A、36Bのいずれかでカートリッジ26のうち1つを
把持するよう位置付けられ得る。第2の把持器ムーバ9
7の設計は貯蔵システムの設計要件に適合するよう変更
することができる。
【0041】第2の把持器ムーバ97は、親ねじ99お
よび第2の把持器モータ(図示せず)を含む。第2の把
持器モータは、第2の把持器プーリ(図示せず)、第2
の把持器駆動ベルト(図示せず)を含み得る。第2の把
持器モータは、受け底部66か、受け上部68か、受け
側部70のうち少なくとも1つかに、装着され得る。第
2の把持器モータは第2の把持器プーリを回すが、これ
には第2の把持器駆動ベルトが固定されている。今度は
第2の把持器駆動ベルトが親ねじ99を回転させる。こ
の実施例では、台支持部95は雌ねじが形成された開口
(図示せず)を含み、これは親ねじ99と係合する。親
ねじ99の回転により、台支持部95は、回転の方向に
依存して横方向にX軸に沿って、すなわち第1の移送ベ
イ36Aに向かって、または第2の移送ベイ36Bに向
かって移動する。
【0042】動作については、把持器台92は、カート
リッジ26と把持器台92とが接触するまでカートリッ
ジ26に向かって移動する。次に第2の把持器ムーバ9
7は、把持器94がカートリッジ切欠き54と係合する
まで把持器94をカートリッジ26に向かって移動させ
る。次にカートリッジ26は、上述のように第1の把持
器ムーバ90を用いて移送機28内に移動され得る。カ
ートリッジ26が移送受け36A、36Bのうち1つの
中に引込まれると、第2の把持器ムーバ97は把持器9
4をカートリッジ26から離れるよう移動させて把持器
94をカートリッジ切欠き54から外すことができる。
次にカートリッジ26は、把持器台92を移動させる第
1の把持器ムーバ90により、必要に応じテープドライ
ブ14か、テープ受け24のうち1つかの中に移動され
る。こうして第2の把持器ムーバ97は横方向に延びる
ことができ、こうして第1の把持組立体はカートリッジ
26に関し、第1の移送受け36Aおよび/または第2
の移送受け36Bと相対的に動作する。
【0043】別の実施例では、把持器94は、把持器カ
ム(図示せず)を用いてカートリッジ26と係合するよ
うに設計でき、この把持器カムは、把持器台92がカー
トリッジ26に向かい移動する際に把持器94をカート
リッジ26から離れさせ、かつ、たとえば把持器台92
がカートリッジ26と接すると把持器94をカートリッ
ジ切欠き54と係合させる。
【0044】第2の把持組立体89は好ましくは、第1
の把持組立体88に隣接して位置付けられ、第1の把持
組立体88について上述したものと実質的に類似の構成
要素を含み得る。第2の把持組立体89は、第2の移送
受け36Bと相対的に動作することが好ましい。さら
に、追加の把持組立体(図示せず)をこの発明に組込む
ことができ、これら把持組立体は2つの移送受け36
A、36Bよりも多くの移送受けを有する実施例で動作
することになる。
【0045】第1の把持組立体88の利用は、貯蔵ラッ
ク12と移送機28との間、テープドライブ14と移送
機28との間、またはこれら両方において、カートリッ
ジ26を移すための機構の一例である。他の好適な機構
がカートリッジ26を移すために用いられ得る。たとえ
ば図2に示すように通過機構98を用いることができ、
これは1つ以上のローラ100(明瞭にするために、1
つのローラ100のみを示す)およびローラモータ10
2(破線で示す)を用いて、カートリッジ26A、26
Bを、移送機28の中へ、およびこの中から移動させ
る。次に通過機構98は、移送ムーバ30による移送機
28の適当な位置付けの後にカートリッジ26A、26
Bを、移送機28を通じて、テープドライブ14か、テ
ープ受け24のうち1つかの中へ直接通過させる。
【0046】移送組立体18は、ユーザからのカートリ
ッジ選択情報を受取るプログラムされたコントローラ
(図示せず)と関連付けられて利用され得る。プログラ
ムされたコントローラの一例は、ヘラー(Heller)に対
し発行され、この発明の譲受人であるクウォンタム・コ
ーポレイションに対し譲渡された、米国特許第5,76
0,995号、または、マローニー(Maroney)に対し
発行され、やはりクウォンタム・コーポレイションに対
し譲渡された、米国特許第5,925,119号に含ま
れている。米国特許第5,760,995号および第
5,925,119号はここで引用により援用される。
【0047】少なくとも2つの移送受け36A、36B
を含む移送組立体18の独自の設計の結果として、休止
時間が減少し、かつ貯蔵システム10のスループットが
増加する。重要なのは、第1のカートリッジ26Aがテ
ープドライブ14により使用されている間に、移送組立
体18がさまざまな機能を実行できることである。たと
えば移送機28は、第1のカートリッジ26Aがテープ
ドライブ14により使用されている間に貯蔵ラック12
から第2のカートリッジ26Bを取出すことができる。
第2のカートリッジ26Bは、第1のカートリッジ26
Aが巻戻されるとすぐにテープドライブ14に挿入でき
るようになっている。結果としてこの発明は、第1のカ
ートリッジ26Aの巻戻し後の不必要な待ち時間、すな
わち、(i)第1のカートリッジ26Aを適当なテープ
受け24に戻すこと、(ii)第2のカートリッジ26B
を探し出して移送機28内へと取出すこと、および(ii
i)第2のカートリッジ26Bを使用のためにテープド
ライブ14へと移送することからなる、1サイクル当り
10秒以上にもなり得るサイクルを避ける。この発明に
より不必要なサイクルは回避され、その結果待ち時間は
およそ1秒以下となる。
【0048】ここに示しかつ詳細に開示した特定の移送
組立体18および貯蔵システム10は、ここで先に挙げ
た目的を達成しかつ利点を提供することが十分可能であ
るが、これはこの発明の現在好ましい実施例を例示する
ものにすぎず、前掲の特許請求の範囲に記載のものを除
き、ここに示した構成または設計の詳細への限定は意図
されていないことを理解すべきである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の特徴を有する貯蔵システムの第1
の実施例の一部破断斜視図である。
【図2】 この発明の特徴を有する貯蔵システムの第2
の実施例の或る部分を示す一部破断斜視図である。
【図3】 この発明の特徴を有するカートリッジの斜視
図である。
【図4】 この発明の特徴を有する移送組立体を含む別
の貯蔵システムの或る部分を示す一部破断斜視図であ
る。
【図5】 図4の破線4B内に示す部分の拡大図であ
る。
【図6】 移送組立体の別の実施例の一部の斜視図であ
る。
【符号の説明】
10 貯蔵システム、12 貯蔵ラック、14 テープ
ドライブ、16 システムハウジング、18 移送組立
体、26 カートリッジ、28 移送機、30移送ムー
バ、32 ガイド、34 カートリッジムーバ、36A
第1の移送受け、36B 第2の移送受け。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ダニエル・ピィ・ツワリヒ アメリカ合衆国、01701 マサチューセッ ツ州、フラミンガム、ウインチ・ストリー ト、285 (72)発明者 カール・スワンソン アメリカ合衆国、01545 マサチューセッ ツ州、シュローズベリー、スプリング・ス トリート、99 (72)発明者 ダニエル・クロス アメリカ合衆国、01007 マサチューセッ ツ州、ベルチャータウン、オールド・エン フィールド・ロード、130 Fターム(参考) 5D057 AA19 AA26 BB10 BB12 BB19 BB20 BB28 BC06 BE02 BF03 CA15 EB11

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 貯蔵ラックと、カートリッジ受けを含む
    テープドライブとの間で、第1のカートリッジおよび第
    2のカートリッジを移動させるための移送組立体であっ
    て、 前記第1のカートリッジを受けるようにされた第1の移
    送受けと、前記第2のカートリッジを受けるようにされ
    た第2の移送受けとを含む移送機、および前記移送機を
    前記貯蔵ラックと前記テープドライブとの関連で移動さ
    せるための移送ムーバを含む、移送組立体。
  2. 【請求項2】 前記貯蔵ラックと前記第1の移送受けと
    の間で前記第1のカートリッジを移動させるカートリッ
    ジムーバをさらに含む、請求項1に記載の移送組立体。
  3. 【請求項3】 前記カートリッジムーバは第1の把持組
    立体を含む、請求項2に記載の移送組立体。
  4. 【請求項4】 前記カートリッジムーバは、前記カート
    リッジのうち1つに関し第1の方向で前記第1の把持組
    立体を移動させるための第1の把持器ムーバを含む、請
    求項3に記載の移送組立体。
  5. 【請求項5】 前記カートリッジムーバは、前記カート
    リッジのうち1つに関し、前記第1の方向に対し実質的
    に直交する第2の方向で前記把持組立体を移動させるた
    めの第2の把持器ムーバを含む、請求項4に記載の移送
    組立体。
  6. 【請求項6】 前記カートリッジムーバは第2の把持組
    立体を含む、請求項5に記載の移送組立体。
  7. 【請求項7】 前記カートリッジムーバは通過組立体を
    含む、請求項2に記載の移送組立体。
  8. 【請求項8】 実質的に前記貯蔵ラックと前記テープド
    ライブとの間に延びるガイドをさらに含み、前記移送ム
    ーバは前記貯蔵ラックと前記テープドライブとの間で前
    記ガイドに沿って前記移送機を移動させる、請求項1に
    記載の移送組立体。
  9. 【請求項9】 前記移送ムーバは前記貯蔵ラックと前記
    テープドライブとの間で前記移送機を移動させる、請求
    項1に記載の移送組立体。
  10. 【請求項10】 前記移送ムーバは、前記テープドライ
    ブの前記カートリッジ受け付近に前記移送受けの各々を
    交替に位置付けるよう前記移送機を横方向に移動させ
    る、請求項1に記載の移送組立体。
  11. 【請求項11】 前記移送機は或る回転軸を有し、前記
    移送ムーバは前記移送機を前記回転軸について回転させ
    る、請求項1に記載の移送組立体。
  12. 【請求項12】 貯蔵ラックと、テープドライブと、前
    記貯蔵ラックおよび前記テープドライブの付近に位置付
    けられる、請求項1に記載の移送組立体とを含む、貯蔵
    システム。
  13. 【請求項13】 前記貯蔵ラックは複数のテープ受けお
    よび移送機センサを含み、前記移送機センサは、いつ前
    記移送機が所望のテープ受け付近に位置付けられたかを
    検知する、請求項12に記載の貯蔵システム。
  14. 【請求項14】 第1のカートリッジおよび第2のカー
    トリッジと用いるための貯蔵システムであって、前記貯
    蔵システムは、 システムハウジングと、 前記システムハウジングに固定された貯蔵ラックと、 前記システムハウジングに固定されたテープドライブ
    と、 前記システムハウジングに結合された移送組立体とを含
    み、前記移送組立体は、(i)実質的に前記貯蔵ラック
    と前記テープドライブとの間に延びるガイド、(ii)前
    記第1のカートリッジを受ける第1の移送受けと前記第
    2のカートリッジを受ける第2の移送受けとを含む、移
    送機、(iii)前記移送機を前記ガイドに沿って移動さ
    せる移送ムーバ、および(iv)前記貯蔵ラックと前記移
    送受けと前記テープドライブとの間でカートリッジを移
    動させるためのカートリッジムーバを含む、貯蔵システ
    ム。
  15. 【請求項15】 前記移送ムーバは前記移送機をX軸お
    よびY軸に沿って移動させる、請求項14に記載の貯蔵
    システム。
  16. 【請求項16】 前記移送ムーバは前記移送機をZ軸に
    ついて回転させる、請求項15に記載の貯蔵システム。
  17. 【請求項17】 貯蔵ラックとテープドライブとの間で
    第1のカートリッジおよび第2のカートリッジを移送す
    るための方法であって、前記方法は、 第1の移送受けおよび第2の移送受けを含む移送機を用
    意するステップを含み、各移送受けは前記カートリッジ
    のうち1つを受けるようにされ、前記方法はさらに、 前記第1のカートリッジを前記第1の移送受けの中に移
    すステップと、 前記第2の移送受けを前記テープドライブ付近に位置付
    けるステップと、 前記第2のカートリッジを前記テープドライブから前記
    第2の移送受けに移すステップと、 前記第1の移送受けを前記テープドライブ付近に位置付
    けるステップと、 前記第1のカートリッジを前記第1の移送受けから前記
    テープドライブの中に移すステップとを含む、方法。
  18. 【請求項18】 (i)前記貯蔵ラック付近に前記移送
    機を位置付けるステップと、(ii)前記第2のカートリ
    ッジを前記第2の移送受けから前記貯蔵ラックの中に移
    すステップとをさらに含む、請求項17に記載の方法。
  19. 【請求項19】 (i)第3のカートリッジを前記第2
    の移送受けの中に移すステップと、(ii)前記第1のカ
    ートリッジを前記テープドライブから前記第1の移送受
    けに移す準備として前記テープドライブ付近に前記移送
    機を位置付けるステップとをさらに含む、請求項18に
    記載の方法。
  20. 【請求項20】 第1のカートリッジをテープドライブ
    から貯蔵ラックに移動させ、第2のカートリッジを前記
    貯蔵ラックから前記テープドライブに移動させるための
    方法であって、前記方法は、 第1の移送受けおよび第2の移送受けを有する移送機を
    用意するステップを含み、各移送受けは前記カートリッ
    ジのうち1つを別々に受けるようにされ、前記方法はさ
    らに、 前記第2の移送受けが前記第2のカートリッジを受ける
    よう整列されるように前記移送機を運んで、前記貯蔵ラ
    ックのテープ受けに隣接して位置付けるステップと、 前記第2のカートリッジを前記貯蔵ラックから前記第2
    の移送受けに移すステップと、 前記第1のカートリッジを受けるために、前記移送機を
    運んで、前記テープドライブのカートリッジ受けに隣接
    して位置付けるステップと、 前記第1のカートリッジを前記カートリッジ受けから前
    記第1の移送受けに移すステップと、 前記第2の移送受けが前記テープドライブの前記カート
    リッジ受けと整列するように前記移送機の位置を横方向
    にずらすステップと、 前記第2のカートリッジを前記第2の移送受けから前記
    テープドライブの前記カートリッジ受けに移すステップ
    とを含む、方法。
  21. 【請求項21】 各々が単一リールの磁気テープカート
    リッジである前記第1のカートリッジおよび前記第2の
    カートリッジを用意するステップをさらに含む、請求項
    20に記載の方法。
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