JPH1166089A - イメージ管理装置、イメージ管理方法及びイメージ管理プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】多数の画像の中から所望の画像を容易に検索す
る。 【解決手段】写真記憶部３９に写真として記憶された各
画像には、キーワード、撮影場所、コメントといった文
字列や撮影日等の日付が検索情報として付加されてい
る。文字列が検索条件として指定されると、検索部４０
は写真記憶部３９の中から上記指定された文字列を有す
る画像を検索する。日付が検索条件として指定される
と、検索部４０は写真記憶部３９の中から上記指定され
た日付を有する画像を検索する。また、個人名が検索条
件として指定された場合には、検索部４０は個人情報記
憶部４３の中から上記指定された個人名に対応する生年
月日を取得し、写真記憶部３９の中から上記生年月日を
日付として有する画像を検索する。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、例えばワードプロ
セッサやパーソナルコンピュータ等の情報機器に用いら
れるイメージ管理装置、イメージ管理方法及びイメージ
管理プログラムを記録した記録媒体に関する。

【０００２】

【従来の技術】従来、ワードプロセッサやパーソナルコ
ンピュータ等の情報機器では、例えばスキャナやデジタ
ルカメラなどで読み取った各種イメージ画像を入力し、
これらを管理する機能を備えたものがある。

【０００３】この場合、各画像をその入力順で管理し、
表示に際しても、図２５（ｂ）に示すように、各画像を
その入力順でマトリックス状に配列した形態で一覧表示
するのが一般的である。また、画像の検索を行う場合で
も、その一覧表示された画面の中から所望の画像をユー
ザが視覚的に選び出すものであった。

【０００４】

【発明が解決しようとする課題】上記したように、従
来、スキャナやデジタルカメラなどで読み取った各種イ
メージ画像をその入力順で管理する方式であった。この
ため、例えば各画像をユーザの好みで任意の位置にレイ
アウトするといったアルバム的な編集作業を行うことが
できなかった。

【０００５】特に、画像の検索では、入力順で配列され
た各画像の一覧画面の中から所望の画像をユーザが視覚
的に選び出すものであったため、見過ごすこともあり、
多数の画像がある場合には選び出すのが非常に困難であ
った。

【０００６】本発明は上記のような点に鑑みなされたも
ので、多数の画像の中から所望の画像を容易に検索する
ことのできるイメージ管理装置、イメージ管理方法及び
イメージ管理プログラムを記録した記録媒体を提供する
ことを目的とする。

【０００７】

【課題を解決するための手段】本発明の請求項１に係る
イメージ管理装置は、予め１つまたは複数の画像配置位
置が定められた複数種類の台紙に画像を貼り付けて１つ
のファイルとして管理するイメージ管理装置であって、
画像に任意の文字列を付加して記憶する画像記憶手段
と、検索条件として文字列を指定する検索条件指定手段
と、この検索条件指定手段によって指定された文字列に
基づいて、上記画像記憶手段の中から上記指定された文
字列を有する画像を検索する画像検索手段と、この画像
検索手段によって検索された画像を検索結果として表示
する表示手段とを具備したことを特徴とする。

【０００８】このような構成によれば、例えばキーワー
ド、撮影場所、コメントといった文字列が各画像に付加
され、検索条件として文字列を指定することにより、そ
の文字列を有する画像が検索される。

【０００９】本発明の請求項２に係るイメージ管理装置
は、予め１つまたは複数の画像配置位置が定められた複
数種類の台紙に画像を貼り付けて１つのファイルとして
管理するイメージ管理装置であって、画像にその画像を
取得した日付を付加して記憶する画像記憶手段と、検索
条件として日付を指定する検索条件指定手段と、この検
索条件指定手段によって指定された日付に基づいて、上
記画像記憶手段の中から上記指定された日付を有する画
像を検索する画像検索手段と、この画像検索手段によっ
て検索された画像を検索結果として表示する表示手段と
を具備したことを特徴とする。

【００１０】また、本発明の請求項３では、上記画像検
索手段は、正確な日付とは別に、月、日、曜日、何月何
曜日、特定日等の変形的な日付に基づいて、上記画像記
憶手段の中から上記指定された日付を有する画像を検索
することを特徴とする請求項２記載のイメージ管理装
置。

【００１１】また、本発明の請求項４では、上記画像検
索手段は、上記指定された日付を有する画像が得られな
かった場合に、その日付と近い日付を有する画像を検索
することを特徴とする。

【００１２】このような構成によれば、例えば撮影日等
の日付が各画像に付加され、検索条件として日付を指定
することにより、その指定された日付を有する画像が検
索される。この場合、正確な日付とは別に、月、日、曜
日、何月何曜日、特定日等の変形的な日付を指定するこ
とでも検索可能である。また、指定された日付を有する
画像が得られなかった場合には、その日付と近い日付を
有する画像が検索される。

【００１３】本発明の請求項５に係るイメージ管理装置
は、予め１つまたは複数の画像配置位置が定められた複
数種類の台紙に画像を貼り付けて１つのファイルとして
管理するイメージ管理装置であって、予め各個人毎に登
録された、少なくとも氏名と生年月日を有する個人情報
を記憶する個人情報記憶手段と、画像にその画像を取得
した日付を付加して記憶する画像記憶手段と、検索条件
として個人名を指定する検索条件指定手段と、この検索
条件指定手段によって指定された個人名に基づいて、上
記個人情報記憶手段の中から上記指定された個人名に対
応する生年月日を取得し、上記画像記憶手段の中から上
記生年月日を日付として有する画像を検索する画像検索
手段と、この画像検索手段によって検索された画像を検
索結果として表示する表示手段とを具備したことを特徴
とする。

【００１４】このような構成によれば、各個人情報を記
憶したデータベースを備えている場合において、検索条
件として個人名を指定することにより、データベースの
中から、その個人名に対応する生年月日が取得され、こ
れを日付として有する画像が検索される。

【００１５】

【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の一
実施形態を説明する。図１は本発明の一実施形態に係る
イメージ管理装置のシステム構成を示すブロック図であ
る。なお、本装置は、例えば磁気ディスク等の記録媒体
に記録されたプログラムを読み込み、このプログラムに
よって動作が制御されるコンピュータによって実現され
る。

【００１６】図１に示すように、本装置は、ＣＰＵ１
１、ＲＯＭ１２、ＲＡＭ１３、入力装置１４、表示装置
１５、プリンタ装置（ＰＲＴ）１６、外部記憶装置１
７、通信装置１８、リアルタイマ１９、スキャナ２０、
デジタルカメラ２１を備えている。

【００１７】ＣＰＵ１１は、本装置全体の制御を行うも
のであり、ここではプログラムの起動によりイメージ管
理処理を実行する。ＲＯＭ１２には、各種プログラムを
記憶するためのプログラム記憶領域１２ａの他、ここで
は台紙のサンプル情報を記憶するための台紙サンプル記
憶領域１２ｂ、台紙に付加する背景のサンプル情報を記
憶するための背景サンプル記憶領域１２ｃが設けられて
いる。

【００１８】また、このＲＯＭ１２には、予めユーザに
よって登録された個人情報を記憶するための個人情報記
憶領域１２ｄが設けられている。この個人情報は、少な
くとも名前と生年月日の情報を有し、後述する写真検索
の際に参照される。

【００１９】ここで、本装置で用いる台紙とは、スキャ
ナ２０やデジタルカメラ２１などで入力した画像をユー
ザがアルバムに写真を貼るような感覚でレイアウトする
ために用意されたものである。この台紙には、複数の種
類があり（図１８参照）、それらの種類に対応する台紙
タイプがサンプル情報として上記台紙サンプル記憶領域
１２ｂに記憶されている。

【００２０】また、各台紙には、例えば色、模様などの
背景パターンを付加することが可能である。この背景パ
ターンにも複数の種類があり、それらの種類に対応する
背景パターンがサンプル情報として上記背景サンプル記
憶領域１２ｃに記憶されている。

【００２１】ＲＡＭ１３には、本装置のイメージ管理処
理に必要な各種情報が記憶されるものであり、ここでは
１つのアルバムとして構成された各台紙の情報を記憶す
るための台紙記憶領域１３ａ、各台紙に貼り付けられた
画像を写真情報として記憶するための写真記憶領域１３
ｂが設けられている。

【００２２】また、このＲＡＭ１３には、検索バリエー
ション情報を記憶するための検索バリエーション記憶領
域１３ｃ、近日パターン情報を記憶するための近日パタ
ーン記憶領域１３ｄが設けられている。上記検索バリエ
ーション情報および近日パターン情報は、後述する日付
検索の際に用いられる情報である（図１３および図１４
参照）。

【００２３】入力装置１４は、例えばキーボード、マウ
スなどからなり、データの入力や指示を行う。表示装置
１５は、例えばＣＲＴ (Cathode Ray Tube) やＬＣＤ
(Liquid Crystal Display) などからなり、データの表
示を行う。

【００２４】プリンタ装置（ＰＲＴ）１６は、用紙にデ
ータの印刷を行う。外部記憶装置１７は、例えばハード
ディスク装置（ＨＤＤ）、フロッピーディスク装置（Ｆ
ＤＤ）などからなり、各種情報を記憶する。また、この
外部記憶装置１７には、記録媒体によって提供されるプ
ログラムが記憶される。通信装置１８は、例えばＩＲ
（赤外線）通信機能を備え、外部機器とのデータの通信
制御を行う。

【００２５】また、リアルタイマ１９は、現在の日時
（正確には年、月、日、時、分）を計数し、ＣＰＵ１１
に提供するものである。スキャナ２０は、例えばコネク
タを介して本装置に接続され、各種画像を入力する。デ
ジタルカメラ２１は、例えばＩＲ通信にて本装置に接続
され、各種画像を入力する。このスキャナ２０やデジタ
ルカメラ２１を介して入力された各種画像は、外部記憶
装置１７に記憶される。

【００２６】図２は上記図１のイメージ管理装置にて実
現されるイメージ管理機能の構成を示すブロック図であ
る。図２に示すように、本装置のイメージ管理機能は、
入力部３１、主制御部３２、表示部３３、台紙編集部３
４、台紙サンプル記憶部３５、背景サンプル記憶部３
６、台紙記憶部３７、写真編集部３８、写真記憶部３９
を有して構成される。また、イメージ管理機能の１つで
ある検索機能を実現するものとして、検索部４０、検索
バリエーション記憶部４１、近日パターン記憶部４２、
個人情報記憶部４３を有する。

【００２７】入力部３１は、図１の入力装置１４によっ
て入力される各種データやファンクションの入力処理を
行う。主制御部３２は、イメージ管理機能全体の制御処
理を行う。表示部３３は、表示装置１５に表示する各種
データの表示処理を行う。

【００２８】台紙編集部３４は、主制御部３２の制御の
下で台紙の編集処理（台紙の削除、移動、コピー、レイ
アウト変更等）を行う。台紙サンプル記憶部３５は、台
紙のサンプル情報を記憶する。背景サンプル記憶部３６
は、背景のサンプル情報を記憶する。台紙記憶部３７
は、１つのアルバムとして構成された各台紙の情報を記
憶する。

【００２９】写真編集部３８は、主制御部３２の制御の
下で写真の編集処理（写真の移動、画像の切り出し等）
を行う。写真記憶部３９は、各台紙に貼り付けられた画
像を写真情報として記憶する。

【００３０】また、検索部４０は、主制御部３２の制御
の下で写真の検索処理を行う。検索バリエーション記憶
部４１は、日付検索に用いられる検索バリエーション情
報を記憶する。この検索バリエーション情報は、正確な
日付指定による検索とは別に、変形的な日付の指定によ
る検索を可能とするための情報であり、図１３に示すよ
うに、「月のみ指定」，「日のみ指定」，「×月×曜
日」，「特定日（祝日や記念日）」，「××さんの誕生
日」…といった各種のバリエーションがある。

【００３１】近日パターン記憶部４２は、日付検索に用
いられる近日パターン情報を記憶する。この近日パター
ン情報は、ユーザによって指定された日付に該当する写
真がない場合に、その日付に近い日を持って検索するた
めの情報であり、図１４に示すように、「何日以内」，
「月が同じ」，「日が同じ」，「曜日が同じ」…といっ
た各種のパターンがある。

【００３２】個人情報記憶部４３は、予め各個人毎に登
録された個人情報を記憶したデータベースである。上記
個人情報には、少なくとも氏名と生年月日を有する。図
３は上記台紙記憶部３７の構成を示す図である。台紙記
憶部３７には、１つのアルバムとして構成された各台紙
の情報が記憶されるようになっており、各台紙毎にその
台紙に割り付けられた番号（アルバムの頁数）、台紙の
種類、台紙に付加された背景、台紙に貼り付けられた写
真の番号等からなる台紙情報がアルバム名と共に記憶さ
れている。

【００３３】なお、台紙の種類情報には、台紙の形状
（台紙タイプ）やサイズ、写真枚数、写真の配置位置な
どが含まれている。また、写真番号は、写真の配置位置
毎に設定される。すなわち、例えば写真３枚組みタイプ
の台紙であれば、予め定められた３つの配置位置１〜３
に対し、配置位置１：写真番号１，配置位置２：写真番
号２，配置位置３：写真番号３といったように、各位置
毎に写真番号が設定される。

【００３４】図４は上記写真記憶部３９の構成を示す図
である。写真記憶部３９には、各台紙に貼り付けられた
画像が写真情報として記憶されるようになっており、各
写真毎にその写真に割り付けられた番号、画像情報、検
索情報（キーワード、コメント、撮影条件）、マスク情
報（写真を切り出すためのマスクパターン）等の情報が
記憶されている。なお、上記検索情報には、撮影した日
付の情報が撮影条件として含まれる。

【００３５】この場合、各写真情報の持つ写真番号は、
上記台紙情報に設定される写真番号と対応している。す
なわち、この写真番号に従って台紙の所定の位置に写真
が貼り付けられて表示（印刷）されることになる。

【００３６】次に、同実施形態の動作を説明する前に、
理解を容易にするため、図１５乃至図２４を参照して本
装置のイメージ管理機能の基本的な操作手順について説
明する。

【００３７】まず、図１５に示すようなメイン画面１１
０が表示される。このメイン画面１１０には、「アルバ
ム作成」を指示するためのアイコン１１１、「アルバム
整理」を指示するためのアイコン１１２、「アルバム表
示」を指示するためのアイコン１１３が設けられてい
る。

【００３８】この中でアイコン１１１を選択すると、図
示せぬアルバム保存先の指定画面とアルバム名の入力画
面が表示される。ユーザはこれらの画面を通じてアルバ
ム保存先（例えばフロッピーディスク、ハードディスク
等）を指定後、これから作成するアルバムの名称（ファ
イル名）を入力する。

【００３９】この後、図１６に示すような写真枚数指定
画面１２０が表示される。この写真枚数指定画面１２０
には、台紙１枚あたりの写真枚数（１枚〜４枚）を選択
するための枚数選択部１２１が設けられている。ユーザ
は、この枚数選択部１２１を通じて、台紙に貼り付ける
写真（画像）の枚数を指定する。

【００４０】写真枚数を選択すると、その選択枚数に応
じて、図１７に示すような台紙サンプル画面１３０が表
示される。この場合、図１８（ａ）乃至（ｄ）に示すよ
うに、写真１枚に対して４タイプ、写真２枚に対して４
タイプ、写真３枚に対して２タイプ、写真４枚に対して
２タイプの台紙のサンプルが予め用意されており、これ
らの中から所望の台紙タイプを選択することになる。な
お、各台紙タイプには、それぞれ写真の配置位置と、写
真に付加するコメントの配置位置が定められている。

【００４１】また、「Ｆ１」キーを押下すると、図１９
に示すように、背景を選択するための背景サンプル画面
１３１がウインドウ表示される。この場合、色や模様な
どの８パターンの背景のサンプルが予め用意されてお
り、これらの中から所望の背景パターンを任意に選択す
ることができる。ここで選択された背景パターンが台紙
に付加される。

【００４２】このようにして、写真枚数に応じて台紙タ
イプを選び、また、必要に応じて台紙に付加する背景パ
ターンを選びながら、アルバムを構成する各台紙を作成
する。各台紙にはその作成順に番号（アルバムの頁に相
当）が付される。表示時（印刷時）には、その番号順に
各台紙が表示（印刷）される。なお、各台紙の順番は、
後述する台紙編集によって任意に変更可能である。

【００４３】しかして、台紙作成後、「選択／実行」キ
ーを押下すると、図２０に示すようなアルバム編集画面
１４０が表示される。このアルバム編集画面１４０で
は、上記作成されたアルバムの各台紙のフォーマット１
４１が「Ｆ４」キー／「Ｆ５」キーの押下に従って順次
表示されるようになっている。なお、１頁目で「Ｆ４」
キーを押下すると最終頁が表示され、最終頁で「Ｆ５」
キーを押下すると１頁目が表示される。また、１頁分し
かない場合には、「Ｆ４」キーと「Ｆ５」キーの操作は
無視される。

【００４４】この「Ｆ４」キー／「Ｆ５」キーの操作に
より所望の台紙のフォーマット１４１を表示後、「カー
ソル」キーの操作により、写真を貼り付ける位置を指定
し、「Ｆ６」キーを押下することで、スキャナやデジタ
ルカメラ、あるいは、ハードディスク、フロッピーディ
スクなどのメディアから画像を読み込んで、上記指定位
置にその画像を写真として貼り付けることができる。

【００４５】その際、図示せぬイメージ編集画面にて、
予め用意された切り出しパターンを用いて画像の一部を
切り出して台紙に貼り付けることができる。この切り出
しパターンには、例えばマル型、ハート型などがあり、
その中からユーザが任意に選択して画像の切り出しを行
う。なお、この画像の切り出しは、内部的にマスクパタ
ーンを作るので、画像自体は元のままである。

【００４６】また、上記イメージ編集画面にて、「Ｆ
３」キーを押下すると、図２１に示すような検索情報入
力画面１４２がウインドウ表示される。この検索情報入
力画面１４２にて、キーワード、コメント、撮影条件
（撮影日，撮影場所，天候，撮影者，使用カメラ）を入
力することができる。ここで入力された各情報は、検索
情報として、当該写真に付加され、写真検索時に使用さ
れる。

【００４７】このようにして、スキャナやデジタルカメ
ラ、あるいは、ハードディスク、フロッピーディスクな
どのメディアから画像を読み込み、その画像を切り出す
などし、また、その画像にコメント等を付加するなどし
て、写真として台紙の所定位置に貼り付けていく。この
場合、各写真には、台紙の貼り付け位置に対応する番号
が付加される。表示時（印刷時）には、その番号に従っ
て台紙の所定位置にコメントと共に表示（印刷）される
ことになる。

【００４８】しかして、各台紙とそれらに貼り付けられ
た写真は、１つのアルバム（ファイル）として、上記図
１５のメイン画面１１０にて指定された保存先（例えば
フロッピーディスク、ハードディスク等）に、同画面１
１０にて指定されたアルバム名に従って保存される。

【００４９】ここで、アルバムを見る場合には、上記図
１５のメイン画面１１０に設けられたアイコン１１３を
選択後、呼び出し先（例えばフロッピーディスク、ハー
ドディスク等）を指定することにより、図２２に示すよ
うな表示指定画面１５０が表示される。この表示指定画
面１５０には、アルバム選択により、各台紙１枚１枚を
捲りながら見るためのアイコン１５１、全体の写真を一
覧表示するためのアイコン１５２、条件にあった写真だ
けを表示するためのアイコン１５３が設けられている。

【００５０】この表示指定画面１５０において、アイコ
ン１５１を選択し、アルバム名を入力すると、図２３に
示すようなアルバム表示画面１６０が表示される。この
アルバム表示画面１６０にて、上記アルバム名に従った
アルバムの各台紙を１枚１枚を捲りながら見ることがで
きる。この場合、初期状態では１頁が表示されており、
以後の各台紙の頁捲りは、「Ｆ４」キー／「Ｆ５」キー
の操作により行うことになる。

【００５１】「Ｆ４」キーは前頁表示キーとして割り付
けられており、そのキーの押下により、前頁の台紙がそ
こに貼り付けられた写真（コメント等を含む）と共に表
示される。また、「Ｆ５」キーは次頁表示キーとして割
り付けられており、そのキーの押下により、次頁の台紙
がそこに貼り付けられた写真（コメント等を含む）と共
に表示される。なお、１頁目で「Ｆ４」キーを押下する
と最終頁が表示され、最終頁で「Ｆ５」キーを押下する
と１頁目が表示される。また、１頁分しかない場合に
は、「Ｆ４」キーと「Ｆ５」キーの操作は無視される。

【００５２】また、写真の検索を行う場合には、図２２
に示す表示指定画面１５０にて、アイコン１５３を選択
する。このアイコン１５３の選択により、検索条件の入
力画面が表示され、同入力画面にて入力された検索条件
と一致する写真の一覧が図２４に示すような検索結果一
覧画面１７０に表示される。

【００５３】次に、同実施形態の動作を説明する。ま
ず、（ａ）アルバム（台紙）の作成、（ｂ）写真作成、
（ｃ）アルバム表示の各動作について、図２に示す機能
ブロック図を参照しながら説明する。

【００５４】（ａ）アルバム（台紙）の作成 図５は同実施形態におけるアルバム（台紙）の作成処理
の動作を示すフローチャートである。アルバム（台紙）
の作成時において、入力部３１を通じてアルバム名が入
力されると（ステップＡ１１）、主制御部３２は台紙編
集部３４を通じて台紙サンプル記憶部３５から台紙サン
プル情報を読み込む（ステップＡ１２）。そして、主制
御部３２は、この台紙サンプル情報に基づいて、図１７
に示すような台紙サンプル画面１３０を表示部３３に表
示させる（ステップＡ１３）。

【００５５】この場合、台紙サンプルとして、図１８
（ａ）乃至（ｄ）に示すように、写真枚数毎に複数種類
の台紙タイプがあり、ユーザはこれらの中から所望の台
紙タイプを選択することになる（ステップＡ１４）。

【００５６】続いて、主制御部３２は台紙編集部３４を
通じて背景サンプル記憶部３６から背景サンプル情報を
読み込む（ステップＡ１５）。そして、主制御部３２は
この背景サンプル情報に基づいて、図１９に示すような
背景サンプル画面１３１を表示部３３に表示させる（ス
テップＡ１６）。

【００５７】この場合、背景サンプルとして、例えば色
や模様などの複数種類の背景パターンがあり、ユーザは
これらの中から所望の背景パターンを選択することにな
る（ステップＡ１７）。

【００５８】台紙および背景が選択されると、台紙編集
部３４はその選択された台紙の種類と背景の種類に基づ
いて１枚分の台紙情報を作成し、そこに台紙番号を設定
して図３に示す台紙記憶部３７に格納する（ステップＡ
１８）。

【００５９】以後、台紙を追加する場合あるいは台紙を
挿入する場合には（ステップＡ１９のＹｅｓ）、上記同
様の処理を繰り返すことになる。その際、台紙の追加で
は、その１つ前に作成された台紙情報の後ろに当該台紙
情報を追加し、台紙番号を設定する。また、台紙の挿入
では、ユーザによって指定された挿入先に当該台紙情報
を挿入し、その挿入位置に応じた台紙番号を設定すると
共に、挿入によって順番が変更される他の台紙情報の台
紙番号を変更する。

【００６０】（ｂ）写真作成 図６は同実施形態における写真作成処理の動作を示すフ
ローチャートである。写真作成時において、画像の読込
み先（例えばハードディスク、フロッピーディスク等の
メディア）が選択されると（ステップＢ１１）、主制御
部３２はその選択されたメディアから各画像情報を読み
込み（ステップＢ１２）、その中でユーザによって選択
された画像情報を写真として写真編集部３８に与える
（ステップＢ１３）。なお、スキャナやデジタルカメラ
から直接画像を読み込んでも良い。

【００６１】ここで、ユーザによって画像の切り出しが
行われた場合（ステップＢ１４のＹｅｓ）、主制御部３
２はその切り出しパターンに応じたマスクパターンを作
成し、その情報を写真編集部３８に与える（ステップＢ
１５）、また、図２１に示すような検索情報入力画面１
４２を通じて、キーワード、コメント、撮影条件（撮影
日，撮影場所，天候，撮影者，使用カメラ）が入力され
ると、主制御部３２はそれらの情報を検索情報として写
真編集部３８に与える（ステップＢ１６）。

【００６２】このようにして、画像情報、マスク情報、
検索情報が得られると、写真編集部３８はこれらの情報
に基づいて写真情報を作成し、そこに写真番号を設定し
て図４に示す写真記憶部３９に格納する（ステップＢ１
７）。

【００６３】一方、写真を台紙に貼り付ける場合には
（ステップＢ１８のＹｅｓ）、主制御部３２は台紙編集
部３４を通じて台紙記憶部３７に作成された台紙情報を
読み込み、図２０に示すようなアルバム編集画面１４０
を表示部３３に表示させる。ユーザは、このアルバム編
集画面１４０を通じて、貼り付け先の台紙とその台紙上
における写真の貼り付け位置を指定する（ステップＢ１
９）。

【００６４】このような貼り付け先の指定により、主制
御部３２は台紙編集部３４を通じて台紙記憶部３７内の
貼り付け先の台紙の情報に対し、上記指定された貼り付
け位置に当該写真情報を貼り付けるべく、その写真番号
を設定する（ステップＢ２０）。これにより、台紙情報
と写真情報とが関連付けられることになる。

【００６５】以後、同様にして、各画像を順次取り込ん
で写真情報として作成記憶していき、また、その写真を
台紙に貼り付ける処理を行う（ステップＢ２１）。 （ｃ）アルバム表示 図７は同実施形態におけるアルバム表示処理の動作を示
すフローチャートである。図２２に示すような表示指定
画面１５０にて、ユーザは表示対象となるアルバム名を
選択する（ステップＣ１１）。

【００６６】アルバム名が選択されると、主制御部３２
は台紙編集部３４を通じて、上記選択されたアルバム名
に対応する各台紙情報を台紙記憶部３７から取得する。
その際、まず、１頁目を表示するため、主制御部３２は
台紙番号ｎに“１”を設定して、台紙番号１の台紙情報
を台紙記憶部３７から取得すると共に（ステップＣ１
３）、その台紙情報に設定された写真番号に従って当該
台紙に貼り付けられた写真の情報を写真編集部３８を通
じて写真記憶部３９から取得する（ステップＣ１４）。

【００６７】このようにして、台紙情報および写真情報
が得られると、主制御部３２はこれらの情報に基いて図
２３に示すようなアルバム表示画面１６０を表示部３３
に表示させる（ステップＣ１５）。この場合、初期画面
では、１頁目つまり台紙番号１の台紙とその台紙に貼り
付けられた写真がコメント等と共に表示されることにな
る。

【００６８】なお、台紙情報に背景情報が設定されてい
る場合には、主制御部３２はその背景情報に基いて当該
台紙に色を付けたり、模様を付けるなどの修飾を施して
表示する。また、写真情報に切り出しパターンに応じた
マスク情報が設定されている場合には、主制御部３２は
そのマスク情報に基いて当該写真の一部をマスクして表
示する。

【００６９】ここで、ユーザが「Ｆ５」キーの押下によ
り次頁の表示を指示すると（ステップＣ１６のＹｅ
ｓ）、主制御部３２は台紙番号ｎを“＋１”更新し（ス
テップＣ１７）、その更新された台紙番号ｎに従って上
記同様に台紙情報および写真情報を得ることにより、次
頁の表示を行う（ステップＣ１３〜Ｃ１５）。

【００７０】また、ユーザが「Ｆ４」キーの押下により
前頁の表示を指示すると（ステップＣ１８のＹｅｓ）、
主制御部３２は台紙番号ｎを“−１”更新し（ステップ
Ｃ１９）、その更新された台紙番号ｎに従って上記同様
に台紙情報および写真情報を得ることにより、前頁の表
示を行う（ステップＣ１３〜Ｃ１５）。

【００７１】このように、次頁／前頁の表示指示に従っ
て、当該アルバムを構成する各台紙とそこに貼り付けら
れた写真がコメント等と共に順次表示されることになる
（ステップＣ２０）。

【００７２】次に、写真に関する処理として、（ｄ）写
真検索について説明する。 （ｄ）写真検索 図８は同実施形態における写真検索処理の動作を示すフ
ローチャートである。写真の検索は、図２２に示す表示
指定画面１５０にて、アイコン１５３を選択することで
行う。アイコン１５３を選択すると、図１２に示すよう
な検索条件の入力画面５１が表示される。この検索条件
入力画面５１には、「キーワード」，「場所（撮影場
所」，「コメント」，「日付（撮影日）」…といった検
索条件の選択項目があり、ユーザはこれらの中から所望
の項目を選択する（ステップＤ１１）。

【００７３】ここで、「日付」以外の項目、つまり、
「キーワード」，「場所（撮影場所」，「コメント」が
選択され、その文字列情報が入力された場合には（ステ
ップＤ１２のＮｏ）、主制御部３２は検索部４０を通じ
て図９に示すような検索処理Ａを実行する（ステップＤ
１３）。

【００７４】（検索処理Ａ）図９のフローチャートに示
すように、主制御部３２は、まず、上記図１２の検索条
件入力画面５１の選択項目（「日付」以外の項目）に入
力された文字列（キーワード、場所、コメント等）を取
得し、これを検索部４０に渡す（ステップＥ１１）。

【００７５】検索部４０では、写真記憶部３９に記憶さ
れた各写真の情報を先頭から順に読み出し、各写真に付
加された検索情報の中から当該選択項目に対応する文字
列（写真に付加されたキーワード、場所、コメント等）
を取得する（ステップＥ１２）。そして、検索部４０は
この写真に付加された文字列と上記検索条件として入力
された文字列とを比較し、両者の文字列が一致すれば
（ステップＥ１３のＹｅｓ）、その写真をヒットした写
真（検索条件に合った写真）として、その情報を主制御
部３２に伝える（ステップＥ１４）。

【００７６】このようにして、全ての写真を対象とし
て、検索条件に合った写真を順に検索していく（ステッ
プＥ１５）。なお、複数の項目に入力があった場合に
は、全てＡＮＤの条件で検索するものとする。

【００７７】一方、上記検索条件入力画面５１にて、
「日付」の項目を選択すると（ステップＤ１２のＹｅ
ｓ）、図１３に示すような日付検索のバリエーション選
択画面５２が表示される。このバリエーション選択画面
５２には、「月のみ指定」，「日のみ指定」，「×月×
曜日」，「特定日（祝日や記念日）」，「××さんの誕
生日」…といったバリエーション検索の選択項目があ
り、ユーザはこれらの中から所望の項目を任意に選択し
（ステップＤ１５）、その選択項目に応じた情報を入力
する（ステップＤ１６）。

【００７８】この場合、「月のみ指定」では、所望の月
を入力する。同様に、「日のみ指定」では、所望の日を
入力し、「×月×曜日」では、所望の月と曜日を入力す
ることになる。また、「特定日」では、例えば「体育の
日」、「春分の日」といったように祝日や記念日を入力
する。「××さんの誕生日」では、例えばＡさん、Ｂさ
んといったように個人名を入力することになる。

【００７９】また、このとき、図１４に示すようなに日
付検索の近日パターン選択画面５３が表示され、その中
で指定した日付に近い日を検索条件として指定すること
ができる。ここでは、「何日以内」，「月が同じ」，
「日が同じ」，「曜日が同じ」といった選択項目があ
り、これらの中の１つをユーザが任意に選ぶことができ
る。なお、「何日以内」では、その日数を入力すること
ができる。

【００８０】しかして、主制御部３２は、上記図１３の
バリエーション選択画面５２で「××さんの誕生日」以
外の項目が選択された場合には（ステップＤ１８のＮ
ｏ）、検索部４０を通じて図１０に示すような検索処理
Ｂを実行する（ステップＤ１９）。また、「××さんの
誕生日」の項目が選択された場合には（ステップＤ１８
のＹｅｓ）、検索部４０を通じて図１１に示すような検
索処理Ｃを実行する（ステップＤ２０）。

【００８１】（検索処理Ｂ）図１０のフローチャートに
示すように、主制御部３２は、まず、上記検索条件入力
画面５１の「日付」項目に入力された日付を取得すると
共に、上記図１３のバリエーション選択画面５２の選択
項目（「××さんの誕生日」以外の項目）に入力された
バリエーションの情報および上記近日パターン選択画面
５３にて選択された近日パターンの情報を取得して、こ
れらを検索部４０に渡す（ステップＦ１１）。

【００８２】検索部４０では、ユーザによって選択入力
されたバリエーションおよび近日パターンの各情報を検
索バリエーション記憶部４１および近日パターン記憶部
４２に格納した後、写真記憶部３９に記憶された各写真
の情報を先頭から順に読み出し、各写真に付加された検
索情報の中から日付を取得する（ステップＦ１２）。そ
して、検索部４０はこの写真に付加された日付と上記検
索条件として入力された日付とを比較し、両者の日付が
一致すれば（ステップＦ１３のＹｅｓ）、その写真をヒ
ットした写真（検索条件に合った写真）として、その情
報を主制御部３２に伝える（ステップＥ１４）。

【００８３】このようにして、全ての写真を対象とし
て、検索条件に合った写真を順に検索していく（ステッ
プＦ１５）。その際、検索条件として正確な日付ではな
く、例えば「月のみ」といったような変形的な日付の指
定があった場合には、検索バリエーション記憶部４１に
格納された検索バリエーション情報に基づいて検索を行
う。

【００８４】すなわち、「月のみ指定」では、指定され
た月と一致する写真を検索する。同様に、「日のみ指
定」では、指定された日と一致する写真を検索し、「×
月×曜日」では、指定された月と曜日と一致する写真を
検索する。また、「特定日」では、例えば「体育の
日」、「春分の日」といったように、指定された祝日や
記念日と一致する写真を検索する。

【００８５】ここで、ユーザによって指定された日付を
有する写真が得られなかった場合には（ステップＦ１６
のＮｏ）、検索部４０は近日パターン記憶部４２に格納
された近日パターン情報を用いて、上記指定された日付
に近い日付を有する写真の検索を行う（ステップＦ１
７）。

【００８６】すなわち、検索部４０は写真記憶部３９に
記憶された各写真の情報を先頭から順に読み出し、各写
真に付加された検索情報の中から日付（撮影日）の情報
を取得し（ステップＦ１８）、その日付が上記近日パタ
ーン記憶部４２に格納された近日パターン情報と一致す
るか否かを判断する（ステップＦ１９）。

【００８７】具体的には、例えば近日パターンとして
「何日以内」が指定されている場合には、指定された日
数の範囲内で一致する写真を検索することになる。ま
た、「月が同じ」では、指定された月と同じ写真を検索
する。同様に、「日が同じ」では、指定された日と同じ
写真を検索し、「曜日が同じ」では、指定された曜日が
同じ写真を検索する。

【００８８】このようして、指定された日付と一致する
写真がなくとも、その日付に近いものを検索していく。
その結果、該当する写真があれば（ステップＦ１９のＹ
ｅｓ）、その情報を主制御部３２に伝える（ステップＦ
２０）。この処理を全ての写真を対象にして繰り返す
（ステップＦ２１）。

【００８９】（検索処理Ｃ）図１１のフローチャートに
示すように、主制御部３２は、まず、上記図１３のバリ
エーション選択画面５２の「××さんの誕生日」の項目
に入力された個人名を取得して、これを検索部４０に渡
す（ステップＧ１１）。

【００９０】検索部４０では、まず、上記個人名に従っ
て個人情報記憶部４３を検索し、その人の生年月日を取
得する（ステップＧ１２）。次に、検索部４０は、写真
記憶部３９に記憶された各写真の情報を先頭から順に読
み出し、各写真に付加された検索情報の中から日付（撮
影日）の情報を取得する（ステップＧ１３）。そして、
検索部４０はこの写真に付加された日付と上記検索条件
として入力された個人の誕生日の日付とを比較し、両者
の日付が一致すれば（ステップＧ１４のＹｅｓ）、その
写真をヒットした写真（検索条件に合った写真）とし
て、その情報を主制御部３２に伝える（ステップＧ１
５）。

【００９１】このようにして、全ての写真を対象とし
て、検索条件に合った写真を順に検索していく（ステッ
プＧ１６）。しかして、上述した検索処理Ａ、検索処理
Ｂまたは検索処理Ｃにて、検索条件に合った写真の情報
が得られると、主制御部３２はこれらの写真の一覧を検
索結果として図１４に示すような検索結果一覧画面１７
０に表示部３３を通じて表示する（ステップＧ１４）。
その際、写真だけではなく、その写真に付加されたキー
ワード、撮影場所、コメントや日付など、検索に用いた
情報を付加して表示するようにしても良い。

【００９２】以上のように、本発明では、図２５（ａ）
に示すように、スキャナやデジタルカメラなどで読み込
んだ各画像を台紙を用いて自由にレイアウトすることが
できる。したがって、例えば用途別に各画像を配置した
り、ユーザの好みの画像だけを集めるなどのアルバム的
な編集作業を簡単に行うことができる。

【００９３】また、キーワード、場所、コメントの文字
列や、撮影日等の日付を検索情報として各画像に付加し
ておくことにより、これらの情報を元に検索を行うこと
ができる。この場合、日付から検索では、正確な日付だ
けではなく、例えば「月のみ指定」，「日のみ指定」，
「×月×曜日」，「特定日（祝日や記念日）」…といっ
たような各種のバリエーションを持った検索も可能であ
る。

【００９４】また、個人情報を利用することにより、
「××さんの誕生日」といった検索や、「××さんのｎ
歳のとき」といったような検索も可能である。なお、上
記「××さんのｎ歳のとき」では、個人情報記憶部４３
に記憶された各個人情報の中から××さんの生年月日を
取得後、その生年月日に指定の歳の数ｎを加算すること
で対応できる。

【００９５】また、日付による検索において、指定され
た日付を有する写真が得られなかった場合には、「何日
以内」，「月が同じ」…「日が同じ」，「曜日が同じ」
といったように、指定の日付に近い写真があれば、それ
を対象として検索することができる。

【００９６】なお、上述した実施形態において記載した
手法は、コンピュータに実行させることのできるプログ
ラムとして、例えば磁気ディスク（フロッピーディス
ク、ハードディスク等）、光ディスク（ＣＤ−ＲＯＭ、
ＤＶＤ等）、半導体メモリなどの記録媒体に書き込んで
各種装置に適用したり、通信媒体により伝送して各種装
置に適用することも可能である。本装置を実現するコン
ピュータは、記録媒体に記録されたプログラムを読み込
み、このプログラムによって動作が制御されることによ
り、上述した処理を実行する。

【００９７】

【発明の効果】以上のように本発明によれば、スキャナ
やデジタルカメラなどで読み込んだ各画像に、例えばキ
ーワード、撮影場所、コメントといった文字列を付加し
て管理するようにしたため、検索条件として文字列を指
定することにより、所望の画像を簡単に得ることができ
る。

【００９８】また、各画像に、例えば撮影日等の日付を
付加して管理するようにしたため、検索条件として日付
を指定することにより、所望の画像を簡単に得ることが
できる。この場合、正確な日付とは別に、月、日、曜
日、何月何曜日、特定日等の変形的な日付を指定するこ
とでも検索可能である。また、指定された日付を有する
画像が得られなかった場合には、その日付と近い日付を
有する画像を得ることができる。

【００９９】また、各個人情報を記憶したデータベース
を備えている場合において、検索条件として個人名を指
定することにより、データベースの中から、その個人名
に対応する生年月日を得て、これを日付として有する画
像を検索することができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の一実施形態に係るイメージ管理装置の
システム構成を示すブロック図。

【図２】上記図１のイメージ管理装置にて実現されるイ
メージ管理機能の構成を示すブロック図。

【図３】図２の台紙記憶部の構成を示す図。

【図４】図２の写真記憶部の構成を示す図。

【図５】同実施形態におけるアルバム（台紙）の作成処
理の動作を示すフローチャート。

【図６】同実施形態における写真作成処理の動作を示す
フローチャート。

【図７】同実施形態におけるアルバム表示処理の動作を
示すフローチャート。

【図８】同実施形態における写真の検索処理の動作を示
すフローチャート。

【図９】上記図８のステップＤ１３における検索処理Ａ
の動作を示すフローチャート。

【図１０】上記図８のステップＤ１９における検索処理
Ｂの動作を示すフローチャート。

【図１１】上記図８のステップＤ２０における検索処理
Ｃの動作を示すフローチャート。

【図１２】同実施形態における検索条件入力画面を示す
図。

【図１３】同実施形態における日付検索のバリエーショ
ン選択画面を示す図。

【図１４】同実施形態における日付検索の近日パターン
選択画面を示す図。

【図１５】同実施形態におけるメイン画面を示す図。

【図１６】同実施形態における写真枚数指定画面を示す
図。

【図１７】同実施形態における台紙サンプル画面を示す
図。

【図１８】同実施形態における台紙サンプルを説明する
ための図。

【図１９】同実施形態における背景サンプル画面を示す
図。

【図２０】同実施形態におけるアルバム編集画面を示す
図。

【図２１】同実施形態における検索情報入力画面を示す
図。

【図２２】同実施形態における表示指定画面を示す図。

【図２３】同実施形態におけるアルバム表示画面を示す
図。

【図２４】同実施形態における検索結果一覧画面を示す
図。

【図２５】本発明のイメージ管理方法と従来のイメージ
管理方法とを比較して示す図。

【符号の説明】 １１…ＣＰＵ １２…ＲＯＭ １３…ＲＡＭ １４…入力装置 １５…表示装置 １６…プリンタ装置 １７…外部記憶装置 １８…通信装置 １９…リアルタイマ ２０…スキャナ ２１…デジタルカメラ ３１…入力部 ３２…主制御部 ３３…表示部 ３４…台紙編集部 ３５…台紙サンプル記憶部 ３６…背景サンプル記憶部 ３７…台紙記憶部 ３８…写真編集部 ３９…写真記憶部 ４０…検索部 ４１…検索バリエーション記憶部 ４２…近日パターン記憶部 ４３…個人情報記憶部

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 馬渕 徹 東京都青梅市末広町２丁目９番地 株式会 社東芝青梅工場内

Claims (15)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 予め１つまたは複数の画像配置位置が定
   められた複数種類の台紙に画像を貼り付けて１つのファ
   イルとして管理するイメージ管理装置であって、 画像に任意の文字列を付加して記憶する画像記憶手段
   と、 検索条件として文字列を指定する検索条件指定手段と、 この検索条件指定手段によって指定された文字列に基づ
   いて、上記画像記憶手段の中から上記指定された文字列
   を有する画像を検索する画像検索手段と、 この画像検索手段によって検索された画像を検索結果と
   して表示する表示手段とを具備したことを特徴とするイ
   メージ管理装置。
2. 【請求項２】 予め１つまたは複数の画像配置位置が定
   められた複数種類の台紙に画像を貼り付けて１つのファ
   イルとして管理するイメージ管理装置であって、 画像にその画像を取得した日付を付加して記憶する画像
   記憶手段と、 検索条件として日付を指定する検索条件指定手段と、 この検索条件指定手段によって指定された日付に基づい
   て、上記画像記憶手段の中から上記指定された日付を有
   する画像を検索する画像検索手段と、 この画像検索手段によって検索された画像を検索結果と
   して表示する表示手段とを具備したことを特徴とするイ
   メージ管理装置。
3. 【請求項３】 上記画像検索手段は、正確な日付とは別
   に、月、日、曜日、何月何曜日、特定日等の変形的な日
   付に基づいて、上記画像記憶手段の中から上記指定され
   た日付を有する画像を検索することを特徴とする請求項
   ２記載のイメージ管理装置。
4. 【請求項４】 上記画像検索手段は、上記指定された日
   付を有する画像が得られなかった場合に、その日付と近
   い日付を有する画像を検索することを特徴とする請求項
   ２記載のイメージ管理装置。
5. 【請求項５】 予め１つまたは複数の画像配置位置が定
   められた複数種類の台紙に画像を貼り付けて１つのファ
   イルとして管理するイメージ管理装置であって、 予め各個人毎に登録された、少なくとも氏名と生年月日
   を有する個人情報を記憶する個人情報記憶手段と、画像
   にその画像を取得した日付を付加して記憶する画像記憶
   手段と、 検索条件として個人名を指定する検索条件指定手段と、 この検索条件指定手段によって指定された個人名に基づ
   いて、上記個人情報記憶手段の中から上記指定された個
   人名に対応する生年月日を取得し、上記画像記憶手段の
   中から上記生年月日を日付として有する画像を検索する
   画像検索手段と、 この画像検索手段によって検索された画像を検索結果と
   して表示する表示手段とを具備したことを特徴とするイ
   メージ管理装置。
6. 【請求項６】 予め１つまたは複数の画像配置位置が定
   められた複数種類の台紙に画像を貼り付けて１つのファ
   イルとして管理するイメージ管理方法であって、 画像に任意の文字列を付加してメモリに記憶しておき、 検索条件として文字列を指定し、 この指定された文字列に基づいて、上記メモリの中から
   上記指定された文字列を有する画像を検索し、 この検索された画像を検索結果として表示することを特
   徴とするイメージ管理方法。
7. 【請求項７】 予め１つまたは複数の画像配置位置が定
   められた複数種類の台紙に画像を貼り付けて１つのファ
   イルとして管理するイメージ管理方法であって、 画像にその画像を取得した日付を付加してメモリに記憶
   しておき、 検索条件として日付を指定し、 この指定された日付に基づいて、上記メモリの中から上
   記指定された日付を有する画像を検索し、 この検索された画像を検索結果として表示することを特
   徴とするイメージ管理方法。
8. 【請求項８】 正確な日付とは別に、月、日、曜日、何
   月何曜日、特定日等の変形的な日付に基づいて、上記メ
   モリの中から上記指定された日付を有する画像を検索す
   ることを特徴とする請求項７記載のイメージ管理方法。
9. 【請求項９】 上記指定された日付を有する画像が得ら
   れなかった場合に、その日付と近い日付を有する画像を
   検索することを特徴とする請求項７記載のイメージ管理
   方法。
10. 【請求項１０】 予め１つまたは複数の画像配置位置が
    定められた複数種類の台紙に画像を貼り付けて１つのフ
    ァイルとして管理するイメージ管理方法であって、 予め各個人毎に登録された、少なくとも氏名と生年月日
    を有する個人情報を記憶するデータベースを有し、 画像にその画像を取得した日付を付加してメモリに記憶
    しておき、 検索条件として個人名を指定し、 この指定された個人名に基づいて、上記データベースの
    中から上記指定された個人名に対応する生年月日を取得
    し、上記メモリの中から上記生年月日を日付として有す
    る画像を検索し、 この検索された画像を検索結果として表示することを特
    徴とするイメージ管理方法。
11. 【請求項１１】 予め１つまたは複数の画像配置位置が
    定められた複数種類の台紙に画像を貼り付けて１つのフ
    ァイルとして管理するイメージ管理プログラムを記録し
    た記録媒体であって、 コンピュータに、 画像に任意の文字列を付加してメモリに記憶させ、 検索条件として文字列を指定するための画面を表示さ
    せ、 この画面上で指定された文字列に基づいて、上記メモリ
    の中から上記指定された文字列を有する画像を検索さ
    せ、 この検索された画像を検索結果として表示させるための
    イメージ管理プログラムを記録したコンピュータ読み取
    り可能な記録媒体。
12. 【請求項１２】 予め１つまたは複数の画像配置位置が
    定められた複数種類の台紙に画像を貼り付けて１つのフ
    ァイルとして管理するイメージ管理プログラムを記録し
    た記録媒体であって、 コンピュータに、 画像にその画像を取得した日付を付加してメモリに記憶
    させ、 検索条件として日付を指定するための画面を表示させ、 この画面上で指定された日付に基づいて、上記メモリの
    中から上記指定された日付を有する画像を検索させ、 この検索された画像を検索結果として表示させるための
    イメージ管理プログラムを記録したコンピュータ読み取
    り可能な記録媒体。
13. 【請求項１３】 コンピュータに、 正確な日付とは別に、月、日、曜日、何月何曜日、特定
    日等の変形的な日付に基づいて、上記メモリの中から上
    記指定された日付を有する画像を検索させるためのイメ
    ージ管理プログラムを記録した請求項１２記載の記録媒
    体。
14. 【請求項１４】 コンピュータに、 上記指定された日付を有する画像が得られなかった場合
    に、その日付と近い日付を有する画像を検索させるため
    のイメージ管理プログラムを記録した請求項１２記載の
    記録媒体。
15. 【請求項１５】 予め１つまたは複数の画像配置位置が
    定められた複数種類の台紙に画像を貼り付けて１つのフ
    ァイルとして管理するイメージ管理プログラムを記録し
    た記録媒体であって、 予め各個人毎に登録された、少なくとも氏名と生年月日
    を有する個人情報を記憶するデータベースを有するコン
    ピュータに、 画像にその画像を取得した日付を付加してメモリに記憶
    させ、 検索条件として個人名を指定するための画面を表示さ
    せ、 この画面上で指定された個人名に基づいて、上記データ
    ベースの中から上記指定された個人名に対応する生年月
    日を取得し、上記メモリの中から上記生年月日を日付と
    して有する画像を検索させ、 この検索された画像を検索結果として表示させるための
    イメージ管理プログラムを記録したコンピュータ読み取
    り可能な記録媒体。