JP2003177902A - Pc周辺機器のメンテナンスガイドプログラムを記録した媒体、pc周辺機器のメンテナンスガイド装置およびpc周辺機器のメンテナンスガイド方法 - Google Patents

Pc周辺機器のメンテナンスガイドプログラムを記録した媒体、pc周辺機器のメンテナンスガイド装置およびpc周辺機器のメンテナンスガイド方法

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JP2003177902A
JP2003177902A JP2002341479A JP2002341479A JP2003177902A JP 2003177902 A JP2003177902 A JP 2003177902A JP 2002341479 A JP2002341479 A JP 2002341479A JP 2002341479 A JP2002341479 A JP 2002341479A JP 2003177902 A JP2003177902 A JP 2003177902A
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peripheral device
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Shinji Tanaka
慎治 田中
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Seiko Epson Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 PC周辺機器の状態を判断しながらメンテナ
ンス作業を順次実施しなければならない場合、PC周辺
機器の状態が判然とせず、次の作業に取りかかってよい
か否かが分かりづらいことがあった。 【解決手段】 プリンタ1050のセットアップ作業に
おいて、インクカートリッジの有無やインク充填動作な
どのプリンタ1050の状態をプリンタドライバ73を
介してPC1010側で検知するとともに、セットアッ
プガイドプログラム1075にてプリンタ1050の状
態変化からセットアップの進捗状況を判断し、この進捗
状況に応じて作業手順を示す画面を順次表示するように
したため、利用者がプリンタ1050の状態を判断しな
がらセットアップ作業を行う必要がなく、セットアップ
作業を円滑に実施させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、PC周辺機器のメ
ンテナンス作業の手順を表すガイダンス情報を当該PC
周辺機器が接続されるPCにおいて表示するためのPC
周辺機器のメンテナンスガイドプログラムを記録した媒
体、PC周辺機器のメンテナンスガイド装置およびPC
周辺機器のメンテナンスガイド方法に関する。
【0002】
【従来の技術】プリンタなどのPC周辺機器を使用する
にあたっては、各種の導入作業を必要とする。例えば、
プリンタであればインターフェイスケーブルの接続やイ
ンクやトナーなどのカートリッジの装着、あるいはプリ
ンタドライバのインストールなど、その導入作業として
は多岐に渡る。かかる導入作業の中でプリンタドライバ
のインストールなどは所定のインストールプログラムを
用いて自動で行うことができるものの、カートリッジの
装着などの導入作業は所定の手順に従いつつ人手を介し
て行わなければならない。
【0003】従来、この種の導入作業手順は、プリンタ
に添付された冊子状のマニュアルに記載されており、利
用者が同マニュアルを適宜参照することにより行われて
いた。しかし、近年のPCの普及に伴って、基礎知識を
全く有さない一般利用者もかかる導入作業を行うように
なったため、より現実的な導入作業手順を利用者に提供
できるように、導入作業手順を動画や写真を用いて表示
するためのCD−ROM等の記録媒体がプリンタに添付
されるようになった。この種の記録媒体にはセットアッ
プガイドプログラムが記録されており、このセットアッ
プガイドプログラムをPCで実行すると、上述したよう
に動画や写真を交えた導入作業手順が画面表示されるの
で、利用者はその画面を視認して導入作業を行ってい
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の技術に
おいては、次のような課題があった。確かに、動画や写
真を用いて導入作業手順が表示されれば利用者にとって
分かりやすいが、PC周辺機器の状態を判断しながら、
複数工程の導入作業を順次実施しなければならない場合
があり、かかる場合には次の作業工程を実施してよいか
否かが分かりづらかった。例えば、PC周辺機器が電源
投入後に所定の初期化処理を行い、この初期化処理の終
了後に次なる作業工程を実施しなければならない場合、
どのような状態となったら初期化処理が終了したかを判
別しづらい場合があり、次の作業工程を実施して良いか
否かが判然としないことがあった。
【0005】本発明は、上記課題にかんがみてなされた
もので、PC周辺機器の状態を判断しながらメンテナン
ス作業を行う場合に、利用者にとって分かりやすいガイ
ダンス情報を表示してメンテナンス作業を円滑に行わせ
ることが可能なPC周辺機器のメンテナンスガイドプロ
グラムを記録した媒体、PC周辺機器のメンテナンスガ
イド装置およびPC周辺機器のメンテナンスガイド方法
の提供を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1にかかる発明は、PC周辺機器のメンテナ
ンス作業の手順を表すガイダンス情報を当該PC周辺機
器が接続されるPCにおいて表示するためのPC周辺機
器のメンテナンスガイドプログラムを記録した媒体であ
って、上記PC周辺機器の状態変化を検知する状態変化
検知ステップと、この状態変化検知ステップにて検知し
た上記PC周辺機器の状態変化に基づいて上記メンテナ
ンス作業における進捗状況を取得する進捗状況取得ステ
ップと、この進捗状況取得ステップにて取得した上記進
捗状況に基づき予めメンテナンス作業の進捗状況に対応
づけられた一連のガイダンス情報から対応するガイダン
ス情報を取得して上記PCにて画面表示させるガイダン
ス表示ステップとを備えた構成としてある。
【0007】上記のように構成した請求項1にかかる発
明においては、PC周辺機器のメンテナンス作業を実行
する場合、このPC周辺機器が接続されるPCにてメン
テナンスガイドプログラムを実行し、表示されるガイダ
ンス情報に従って利用者は一連のメンテナンス作業を順
次実施する。ここでメンテナンス作業の実施過程におい
てPC周辺機器の状態が変化すると、メンテナンスガイ
ドプログラムはその状態変化を状態変化検知ステップに
て検知する。そして、進捗状況取得ステップにおいて実
際に検知したPC周辺機器の状態変化に基づきメンテナ
ンス作業における進捗状況を取得し、ガイダンス表示ス
テップにてその進捗状況に基づき予めメンテナンス作業
の進捗状況に対応づけられた一連のガイダンス情報から
対応するガイダンス情報を取得して画面表示させる。
【0008】従って、本来、PC周辺機器の状態を利用
者が判断しながらメンテナンス作業を実施しなければな
らないところ、メンテナンス作業の進捗状況に応じたガ
イダンス情報が表示されるので、利用者は画面表示に従
って順次メンテナンス作業を実施すればよいことにな
る。例えば、PC周辺機器が電源投入後に初期動作し、
初期動作完了後にメンテナンス作業を開始する場合、メ
ンテナンスガイドプログラムによって初期動作完了を検
知し、その後に実施すべきメンテナンス作業にかかるガ
イダンス情報を表示する。この場合、利用者がPC周辺
機器の初期動作が完了したか否かを判断する必要はな
く、画面表示されたガイダンス情報に従ってメンテナン
ス作業を実施すればよいため分かりやすいと言える。
【0009】ここにおけるメンテナンス作業とは、利用
者が手作業によって行う作業であり、PCへの導入作業
や、部品の取り替えなどの保守を目的とするものの他、
発生したエラーを解消するためのものなど各種内容のも
のが含まれる。例えば、PC周辺機器としてプリンタに
適用するものとすると、プリンタの導入作業をガイダン
ス表示させるものであってもよいし、紙詰まりなどのエ
ラーを解消する際の作業手順をガイダンス表示させるも
のであってもよい。
【0010】むろん、メンテナンスガイドプログラムが
記録される媒体は、磁気記録媒体であってもよいし光磁
気記録媒体であってもよいし、今後開発されるいかなる
記録媒体においても全く同様に考えることができる。ま
た、一次複製品、二次複製品などの複製段階については
全く問う余地無く同等である。その他、供給方法として
通信回線を利用して行う場合でも本発明が利用されてい
ることには変わりはないし、半導体チップに書き込まれ
たようなものであっても同様である。さらに、一部がソ
フトウェアであって、一部がハードウェアで実現されて
いる場合においても発明の思想において全く異なるもの
はなく、一部を記録媒体上に記憶しておいて必要に応じ
て適宜読み込まれるような形態のものとしてあってもよ
い。このように本発明をソフトウェアで実現する場合、
ハードウェアやオペレーティングシステムを利用する構
成とすることも可能であるし、これらと切り離して実現
することもできる。例えば、状態変化を検知する処理と
いっても、その実現方法はオペレーティングシステムに
おける所定の関数を呼び出して処理することも可能であ
れば、このような関数を呼び出すことなくハードウェア
から入力することも可能である。そして、実際にはオペ
レーティングシステムの介在のもとで実現するとして
も、プログラムが媒体に記録されて流通される過程にお
いては、このプログラムだけで本発明を実施できるもの
と理解することができる。また、本発明をソフトウェア
で実施する場合、発明がプログラムを記録した媒体とし
て実現されるのみならず、本発明がプログラム自体とし
て実現されるのは当然であり、プログラム自体も本発明
に含まれる。
【0011】ガイダンス情報を画面表示するといった場
合、その具体的なガイダンス情報としてはメンテナンス
作業の手順を解説する文面であってもよいし、これに図
面や写真などが含まれるものであってもよく、各種形式
のものを適用可能である。むろん、図面や写真などを用
いれば、より現実的なメンテナンス作業を表示すること
ができると言える。このため、請求項2にかかる発明
は、請求項1に記載のPC周辺機器のメンテナンスガイ
ドプログラムを記録した媒体において、上記ガイダンス
表示ステップは、動画のガイダンス情報を表示させる構
成としてある。上記のように構成した請求項2にかかる
発明においては、メンテナンス作業にかかるガイダンス
情報を動画で表示させる。なお、ここにおける動画は実
写のビデオ映像を利用するものであってもよいし、複数
の静止画が時系列に切り替わるものであってもよく、具
体的な形態については特に限定されるものではない。ま
た、PCが音声出力機構を備えている場合にはガイダン
ス情報の動画表示にあわせて、ガイダンス音声を出力す
るなどしてもかまわない。
【0012】画面表示させるガイダンス情報の内容とし
ては、実質的にメンテナンス作業にかかわるものであれ
ばよく特に限定されるものではない。その一例として請
求項3にかかる発明は、請求項1または請求項2のいず
れかに記載のPC周辺機器のメンテナンスガイドプログ
ラムを記録した媒体において、上記ガイダンス表示ステ
ップは、上記メンテナンス作業の進捗状況にかかるガイ
ダンス情報を表示させる構成としてある。上記のように
構成した請求項3にかかる発明においては、メンテナン
ス作業の進捗状況にかかるガイダンス情報が表示される
ので利用者にとって分かりやすい。すなわち、メンテナ
ンス作業の進捗状況に応じてガイダンス情報が表示され
るので、利用者がPC周辺機器の状態を判断する必要は
ないものの、その判断の指針となるような情報が表示さ
れれば、利用者にとっても分かりやすいといえる。より
具体的な一例としては、メンテナンス作業の所要時間を
表示したり、ステータスバーなどで進捗状況を表示する
場合などが含まれる。
【0013】PC周辺機器のメンテナンス作業が完了し
たら、同PC周辺機器が正常に動作するか否かの確認を
行うことがある。このため、請求項4にかかる発明は、
請求項1〜請求項3のいずれかに記載のPC周辺機器の
メンテナンスガイドプログラムを記録した媒体におい
て、上記ガイダンス表示ステップは、上記PC周辺機器
の動作確認作業の手順にかかるガイダンス情報を表示さ
せる構成としてある。すなわち、動作確認作業もメンテ
ナンス作業の一環として捉え、その作業手順にかかるガ
イダンス情報を表示する。また、ここにおける動作確認
についても広く捉えるものとし、動作確認手順を示す内
容であってもよいし、動作確認を自動的に行う場合には
動作確認中であることを示す内容であってもよい。
【0014】このようにPC周辺機器の動作確認を行っ
た結果、エラー動作した場合にはそのエラーの原因を解
消する必要がある。このため、請求項5にかかる発明
は、請求項4に記載のPC周辺機器のメンテナンスガイ
ドプログラムを記録した媒体において、上記ガイダンス
表示ステップは、上記動作確認作業における上記PC周
辺機器のエラー動作を解消するためのガイダンス情報を
表示させる構成としてある。上記のように構成した請求
項5にかかる発明においては、PC周辺機器の動作確認
を行った結果、エラー動作した場合にはそのエラーを解
消するためのガイダンス情報を表示させる。むろん、そ
のガイダンス情報としては、実際のエラーを解消するた
めの対処方法であってもよいし、PC周辺機器がエラー
から自己復帰可能な場合には自己復帰中であることを示
す情報であってもよい。
【0015】このように、PC周辺機器のメンテナンス
作業の手順を表すガイダンス情報を表示するにあたり、
同PC周辺機器の状態変化に基づいてメンテナンス作業
の進捗状況を判断し、その進捗状況に応じたガイダンス
情報を表示する手法は実体のあるコンピュータにおいて
実現され、その意味で本発明をそのようなコンピュータ
を含んだ実体のある装置としても適用可能であることは
容易に理解できる。このため、請求項6にかかる発明
は、PC周辺機器のメンテナンス作業の手順を表すガイ
ダンス情報を当該PC周辺機器が接続されるPCにおい
て表示するためのPC周辺機器のメンテナンスガイド装
置であって、上記PC周辺機器の状態変化を検知する状
態変化検知手段と、この状態変化検知手段にて検知した
上記PC周辺機器の状態変化に基づいて上記メンテナン
ス作業における進捗状況を取得する進捗状況取得手段
と、この進捗状況取得手段にて取得した上記進捗状況に
基づき予めメンテナンス作業の進捗状況に対応づけられ
た一連のガイダンス情報から対応するガイダンス情報を
取得して上記PCにて画面表示させるガイダンス表示手
段とを具備する構成としてある。すなわち、コンピュー
タで制御される実体のある装置としても有効であること
に相違はない。むろん、このようなPC周辺機器のメン
テナンスガイド装置は単独で実施される場合もあるし、
ある機器に組み込まれた状態で他の方法とともに実施さ
れることもあるなど、発明の思想としてはこれに限ら
ず、各種の態様を含むものであって、適宜、変更可能で
ある。また、このようなPC周辺機器のメンテナンスガ
イドプログラムを記録した媒体はかかる制御に従って処
理を進めていく上で、その根底にはその手順に発明が存
在するということは当然であり、方法としても適用可能
であることは容易に理解できる。このため、請求項7に
かかる発明は、PC周辺機器のメンテナンス作業の手順
を表すガイダンス情報を当該PC周辺機器が接続される
PCにおいて表示するためのPC周辺機器のメンテナン
スガイド方法であって、上記PC周辺機器の状態変化を
検知する状態変化検知工程と、この状態変化検知工程に
て検知した上記PC周辺機器の状態変化に基づいて上記
メンテナンス作業における進捗状況を取得する進捗状況
取得工程と、この進捗状況取得工程にて取得した上記進
捗状況に基づき予めメンテナンス作業の進捗状況に対応
づけられた一連のガイダンス情報から対応するガイダン
ス情報を取得して上記PCにて画面表示させるガイダン
ス表示工程とを備えた構成としてある。すなわち、必ず
しも実体のある媒体などに限らず、その方法としても有
効であることに相違はない。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、PC周辺
機器のメンテナンス作業にかかるガイダンス情報を表示
するにあたり、PC周辺機器の状態変化に基づいてメン
テナンス作業の進捗状況を判断し、その進捗状況に応じ
たガイダンス情報を表示するようにしたため、PC周辺
機器の状態を判断しながらメンテナンス作業を行う場合
に、利用者にとって分かりやすいガイダンス情報を表示
してメンテナンス作業を円滑に実施させることが可能な
PC周辺機器のメンテナンスガイドプログラムを記録し
た媒体を提供することができる。また、請求項2にかか
る発明によれば、メンテナンス作業にかかるガイダンス
情報が動画表示されるため利用者にとって分かりやす
い。さらに、請求項3にかかる発明によれば、メンテナ
ンス作業の進捗状況が表示されるため、利用者は容易に
進捗状況を把握することができ、不安を覚えるようなこ
とはない。
【0017】さらに、請求項4にかかる発明によれば、
PC周辺機器の動作確認にかかるガイダンス情報を表示
するようにしたため、実際の使用時に同PC周辺機器が
動作しないといった不都合を低減することができる。さ
らに、請求項5にかかる発明によれば、PC周辺機器の
動作確認の結果、エラー動作した場合にはそのエラーを
解消することができる。さらに、請求項6と請求項7に
かかる発明によれば、同様にしてPC周辺機器の状態を
判断しながらメンテナンス作業を行う場合に、利用者に
とって分かりやすいガイダンス情報を表示してメンテナ
ンス作業を円滑に実施させることが可能なPC周辺機器
のメンテナンスガイド装置とPC周辺機器のメンテナン
スガイド方法を提供することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】<第一の実施形態>以下、図面に
基づいて本発明の第一の実施形態を説明する。図1は、
PCのハードウェア構成を概略ブロック図により示して
おり、図2は、同PCのハードディスクに記録された各
種プログラムを示している。図において、PC10は、
図示しないCPUやROMやRAMといった電子部品を
備えた主基板11を備えてプログラムを実行可能である
とともに、この主基板11にて各種のハードウェアの動
作を制御している。具体的には、PC10は、HDドラ
イブ12、CD−ROMドライブ13およびFDドライ
ブ14からなる各種ドライブ装置を備え、オペレーティ
ングシステム12aを介してこれらのドライブ装置にア
クセス可能であるとともにモデムボード15を介して外
部と通信可能となっている。また、図示していないが、
PC10にはディスプレイも当然に備えられている。
【0019】さらに、PC10は、主基板11上の図示
しないプリンタインターフェイスを介して周辺機器とし
てのプリンタ20を接続可能であり、上記オペレーティ
ングシステム12a上でアプリケーション12bを実行
しつつ、当該アプリケーション12bから印刷指示を発
行すると、プリンタドライバ12cを介して所定の印刷
データが作成される。なお、本実施形態におけるプリン
タ20は、インクジェット方式のカラープリンタであ
り、プリンタドライバ12cの内部では、ラスタライズ
されたRGBの階調データをCMYKの階調データへ色
変換し、その後でCMYKの階調データから二値データ
へ変換してプリンタ20へ出力している。
【0020】プリンタ20は、収納性の便宜から図示し
ないシートフィーダの一部であるペーパーサポートが分
解可能に構成されており、工場出荷時においては、同ペ
ーパーサポートは分解されて梱包されている。むろん、
この状態ではインクカートリッジも装着されていない。
従って、プリンタ20を使用するにあたっては、このよ
うなシートフィーダの組立やインクカートリッジの装着
やケーブルの接続などの導入作業を行わなければならな
い。一般に、このようなプリンタの導入作業手順は、同
プリンタに添付された冊子状のマニュアルに記載されて
いるため、同マニュアルを参照しつつ実際の導入作業を
行えばよいが、かかる導入作業の経験がない利用者にと
っては、分かりづらいこともある。そこで、セットアッ
プガイドプログラムを記録したセットアップ用CD−R
OMなどの記録媒体をプリンタに添付することが従来よ
り行われている。このセットアップガイドプログラム
は、PCの側で実行されてプリンタの導入作業手順が画
面表示されるようになっており、実際の導入作業時の写
真などを用いてより現実的な説明を行うことができるよ
うになっている。
【0021】本実施形態において採用するプリンタ20
にもセットアップ用CD−ROM13aが添付されてお
り、その構成としては、概略、図3に示す通りである。
同図において、セットアップ用CD−ROM13aに
は、自動起動制御情報13a1と、インストールプログ
ラム13a2と、プリンタドライバ12cと、ユーティ
リティ12dと、セットアップガイドプログラム13a
3とが記録されている。ここにおいて、自動起動制御情
報13a1はセットアップ用CD−ROM13aをPC
10に装着したときにセットアップ用CD−ROM13
aに記録された特定のプログラムを自動的に起動するた
めの制御情報である。より具体的には、自動起動制御情
報13a1はセットアップ用CD−ROM13aの所定
の記録領域に記録されており、オペレーティングシステ
ム12aがセットアップ用CD−ROM13aの装着を
検知して上記記録領域を探索し、自動起動制御情報13
a1が存在すればその内容に従って所定のプログラムを
起動する。本実施形態においては、図4のフローチャー
トに示すように、自動起動制御情報13a1によりステ
ップS110でインストールプログラム13a2が起動
される。
【0022】インストールプログラム13a2は、セッ
トアップ用CD−ROM13aに記録されたプリンタド
ライバ12cと、ユーティリティ12dなどのプログラ
ムをPC10にインストールするためのものである。こ
のインストールプログラム13a2は、ステップS11
0で対象となるプログラムをPC10のHDドライブ1
2に転送したり、その他の初期化ファイルを設定するな
どの処理を実行する。ここにおいて、ユーティリティ1
2dは、プリンタ20に装着されたインクカートリッジ
のインク残量を画面表示させたり、プリンタ20におけ
る紙詰まり等のエラーを画面表示させるなどの機能を備
えている。より具体的には、プリンタ20は上記のよう
なインク残量やエラー等、プリンタ20の状態を表す状
態情報を出力し、PC10の側ではプリンタドライバ1
2cを介してこの状態情報を取得してユーティリティ1
2dにて同状態情報に基づいて画面表示を行わせる。
【0023】さらに、このユーティリティ12dを用い
てプリンタ20のヘッドクリーニングなどを行わせた
り、プリンタドライバ12cの色変換テーブルの設定を
変更したりすることができるようになっている。ここ
で、ユーティリティ12dがプリンタ20にてヘッドク
リーニングを実行させる場合、プリンタドライバ12c
を介してヘッドクリーニング指示コマンドをプリンタ2
0側に送出する。すると、プリンタ20側では同ヘッド
クリーニング指示コマンドを受信してヘッドクリーニン
グ処理を実行する。すなわち、PC10とプリンタ20
とはプリンタドライバ12cを介して双方向で通信可能
となっており、PC10は印刷データをプリンタ20に
転送するのみならず、プリンタ20の状態情報を取得可
能であるとともに、プリンタ20にヘッドクリーニング
などを実行させることが可能である。
【0024】インストールプログラム13a2が終了し
たら、次なるステップS120にてセットアップガイド
プログラム13a3が起動される。このセットアップガ
イドプログラム13a3は、図5のフローチャートに示
すように、内部的に「接続サブルーチン」〜「動作確認
サブルーチン」を順次実行してプリンタ20の導入作業
にかかるガイダンス情報をディスプレイに画面表示さ
せ、これによって利用者の作業を円滑に行わせるもので
ある(ステップS210〜S230)。
【0025】ここで、ステップS210の接続サブルー
チンのフローチャートを図6に示す。同図において、ス
テップS305ではガイド音声を交えながら写真等を用
いて上述したペーパーサポートのの組み立て方法を表示
させ、次のステップS310で動画の進行を一時停止さ
せる。利用者はかかる表示内容を視認して実際の組み立
てを行い、組立作業が完了したら了承(O.K.)を入
力する。すると、セットアップガイドプログラム13a
3は、ステップS315でこの入力を検知し、次なるス
テップS320で同様にして電源ケーブルの接続方法
と、PC10とプリンタ20を接続するためのインター
フェイスケーブルの接続方法を画面表示させ、ステップ
S325で動画の進行を一時停止させる。利用者は同様
にして表示内容を視認して実際の接続作業を行い、接続
作業が完了したら了承を入力する。すると、セットアッ
プガイドプログラム13a3は、同様にしてステップS
330でこの入力を検知し、次のステップS335でプ
リンタ20の電源投入方法を画面表示させる。
【0026】ここで、利用者がプリンタ20の電源を投
入すると、プリンタ20は図示しない不揮発性のメモリ
から所定のファームウェアをワークエリアに読み込む。
プリンタ20はこのファームウェアの読み込みを完了す
ると、所定期間毎に自己の状態を診断してその診断結果
を状態情報としてPC10に出力するようになる。従っ
て、PC10側でプリンタドライバ12cを介してかか
る状態情報を受信できるようになれば、プリンタ20は
正常に起動したものとして判断することができる。そし
て、セットアップガイドプログラム13a3はステップ
S340でプリンタ20からの状態情報を確認したら、
ステップS345でプリンタ20を認識した旨を表示さ
せて当該接続サブルーチンを終了させる。なお、セット
アップガイドプログラム13a3を実行する前に、上述
したインストールプログラム13a2にてプリンタドラ
イバ12cのインストールを済ませておいた意義は、セ
ットアップガイドプログラム13a3がプリンタドライ
バ12cを利用してプリンタ20との通信を行うためで
ある。
【0027】セットアップガイドプログラム13a3
は、ステップS210の接続サブルーチンを終了させる
と、次のステップS220でカートリッジ装着サブルー
チンを実行する。図7は、このカートリッジ装着サブル
ーチンをフローチャートにより示している。同図におい
て、ステップS410ではガイド音声を交えながら写真
等を用いてインクカートリッジの装着方法を表示させ、
ステップS420で動画の進行を一時停止させる。そし
て、利用者は表示内容を視認してインクカートリッジを
プリンタ20の所定箇所に装着する。
【0028】上述したように、プリンタ20は所定期間
毎に自己の状態を診断しており、インクカートリッジの
装着を検知すると、図示しないノズルへのインクの充填
を開始するとともに、インク充填中である旨の状態情報
を生成してPC10に送信する。セットアップガイドプ
ログラム13a3はプリンタドライバ12cを介して得
られる状態情報を監視しており、この状態情報に基づい
てステップS430でインク充填中であることを検知す
ると、ステップS440でインク充填中であることを表
示させる。次なるステップS450ではインク充填終了
までの残り時間をカウントダウンしながら画面表示させ
る。ここでインク充填に要する時間はプリンタ20の機
種に応じて固有のものであると言えるため、予めインク
充填に要する時間を実験により求めておき、この時間を
初期値としてカウントダウンを開始する。そして、カウ
ントダウンが終了したら、ステップS460にてインク
充填が終了した旨を画面表示させて当該カートリッジ装
着サブルーチンを終了させる。
【0029】セットアップガイドプログラム13a3
は、カートリッジ装着サブルーチンを終了させると、次
のステップS230で動作確認サブルーチンを実行す
る。図8は、この動作確認サブルーチンをフローチャー
トにより示している。同図において、ステップS505
では用紙の装填方法を画面表示させ、ステップS510
では動作確認を行うか否かの選択画面を表示する。ここ
で動作確認を選択した場合には、ステップS515で予
め用意しておいた印刷データを用いてテスト印刷を実行
する。
【0030】周知の通り、プリンタ20の印刷手順は、
概略、プリンタドライバ12cによる印刷データの作成
に始まり、作成した印刷データをプリンタ20に転送
し、プリンタ20で受け取った印刷データをメモリに展
開した後、メモリに展開した印刷データを出力するとい
う流れに沿っている。そこで、ステップS515におけ
るテスト印刷時に、このような印刷手順の流れを図9
(a)〜図9(d)に示すように順次表示する。ここに
おいて、同図(a)に示す印刷データの作成と同図
(b)に示す印刷データの転送についてはプリンタドラ
イバ12cから検知可能な工程であり、実際の検知結果
に基づいて表示を切り替える。一方、同図(c)に示す
印刷の準備は、プリンタ20側における印刷データのメ
モリ展開やウォームアップ処理などであり、同図(d)
に示す印刷の終了も含めて、プリンタ20の状態は上述
した状態情報から取得可能であり、同状態情報に基づい
て表示を切り替える。従って、プリンタ20に関する基
礎知識を有さない利用者が作業していたとしても、テス
ト印刷時に印刷手順の流れが大筋で分かり、プリンタ2
0についての理解を深めることができる。
【0031】セットアップガイドプログラム13a3
は、上述したテスト印刷処理を実行した後、次のステッ
プS520で図10に示す画面を表示させ、印刷結果が
正しいか否かを利用者に選択させる。この画面におい
て、利用者は表示される三項目の中から一項目をクリッ
ク操作により選択可能であり、例えば印刷結果が良くな
かった場合には、第二の項目(インク再充填)を選択す
る。すると、セットアップガイドプログラム13a3
は、ステップS525で検知してステップS530でプ
リンタ20に対してインク再充填を指示する。より具体
的には、プリンタドライバ12cを介してプリンタ20
に所定のコマンドを送出すると、このコマンドを受けて
プリンタ20はインク再充填を開始する。その後、ステ
ップS535〜ステップS545では、上述した場合と
同様にしてインク再充填中であることを表示し、インク
再充填が終了したことを表示してからステップS510
に戻って同様の処理を実行する。
【0032】印刷結果が良くない原因としては、印刷ヘ
ッドの目詰まりやプリンタドライバ12cの色変換テー
ブルの設定が誤っている場合などが考えられるが、プリ
ンタ20の導入過程においてこれらが発生している可能
性は極めて低い。そこで、本実施形態においては、イン
クの再充填を行うようにしてあるが、むろん、実行する
処理としてはこれに限られることはなく、その他の処理
を実行させるようにしてもかまわない。
【0033】インクの再充填が行われてテスト印刷を再
度実行した結果、印刷結果が改善されないときには、図
10に示す選択画面において、第三の項目(インク充填
異常)を選択する。すると、ステップS550でサービ
スセンターや販売店への連絡を要する内容の画面表示が
行われる。むろん、その表示画面にはサービスセンター
の電話番号やメールアドレスを掲載しておいてもよい。
さらに、ステップS530でインク再充填を実行させた
時点で所定のフラグをセットし、このフラグがセットさ
れている場合には図10に示す選択画面において、第二
の項目を選択不能に表示すれば、利用者にとってより分
かりやすく好適であると言える。
【0034】次に、上記のように構成した本実施形態の
動作について説明する。プリンタ20をPC10に導入
するにあたり、利用者はプリンタ20に添付されたセッ
トアップ用CD−ROM13aをCD−ROMドライブ
13に装着する。すると、オペレーティングシステム1
2aがセットアップ用CD−ROM13aの装着を検知
して所定の記録領域に記録された自動起動制御情報13
a1を探索し、当該自動起動制御情報13a1の内容に
従い、まずインストールプログラム13a2が実行さ
れ、PC10にプリンタドライバ12cやユーティリテ
ィ12dがインストールされる(ステップS110)。
【0035】インストールプログラム13a2が終了す
ると、続いてセットアップガイドプログラム13a3が
実行される(ステップS120)。このセットアップガ
イドプログラム13a3は、プリンタ20の導入作業に
関するガイダンス情報を順次画面表示させるためのもの
であり、まず最初に接続サブルーチンが実行される(ス
テップS210)。この接続サブルーチンでは、ガイド
音声を交えながら写真等を用いてプリンタ20のペーパ
ーサポートの組み立て方法を表示させて動画の進行を一
時停止させる(ステップS305,S310)。そし
て、利用者はかかる表示内容を視認して実際の組み立て
を行い、組立作業が完了して了承を入力すると表示内容
が進行する(ステップS315)。以降、同様にして電
源ケーブル等の接続方法とプリンタ20の電源投入方法
が表示されるので、利用者は表示内容を視認しつつ実際
の作業を行う(ステップS320〜S335)。
【0036】プリンタ20の電源が投入されると、プリ
ンタ20は図示しない不揮発性のメモリから専用のファ
ームウェアをワークエリアに読み込んだ後、所定期間毎
に自己の状態を診断してその診断結果を状態情報として
生成し、PC10側に送出するようになる。PC10は
プリンタドライバ12cを介してプリンタ20から状態
情報を取得できるようになったら(ステップS34
0)、プリンタ20を認識した旨を画面表示させて接続
サブルーチンを終了させる(ステップS345)。
【0037】その後、セットアップガイドプログラム1
3a3は、カートリッジ装着サブルーチンを実行する
(ステップS220)。このカートリッジ装着サブルー
チンでは同様にしてインクカートリッジの装着方法を表
示させて動画の進行を一時停止させる(ステップS41
0,S420)。ここで、利用者は表示内容を視認して
インクカートリッジをプリンタ20に装着する。する
と、プリンタ20がインクカートリッジの装着を検知し
てノズルへのインクの充填を開始するとともに、インク
充填中である旨の状態情報をPC10に送信する。PC
10側では、この状態情報からプリンタ20がインク充
填中であることを検知し(ステップS430)、その旨
を画面表示させるとともにインク充填終了までの残り時
間をカウントダウンしながら表示させる(ステップS4
40,S450)。そして、、カウントダウンが終了し
たらインク充填が完了した旨を画面表示させ、カートリ
ッジ装着サブルーチンを終了させる(ステップS46
0)。
【0038】その後、セットアップガイドプログラム1
3a3は動作確認サブルーチンを実行する(ステップS
230)。この動作確認サブルーチンにおいては、まず
用紙の装填方法を画面表示させた後(ステップS50
5)、動作確認を行うか否かの選択画面を表示させる
(ステップS510)。ここで利用者が動作確認を選択
した場合、セットアップガイドプログラム13a3は予
め用意しておいた印刷データを用いてテスト印刷を実行
する。このとき、セットアップガイドプログラム13a
3は、その印刷手順を図9(a)〜図9(d)に示すよ
うに順次表示する(ステップS515)。従って、プリ
ンタ20に関する基礎知識を有さない利用者が作業して
いたとしても、テスト印刷時に印刷手順の流れが大筋で
分かり、プリンタ20についての理解を深めることがで
きる。
【0039】セットアップガイドプログラム13a3
は、テスト印刷が終了すると図10に示す画面を表示さ
せ、印刷結果が正しいか否かを利用者に選択させる(ス
テップS520)。ここで印刷結果が正しければ、利用
者は第一の項目を選択することによりセットアップガイ
ドプログラム13a3を終了させることができる。他
方、印刷結果が正しくない場合には、第二の項目を選択
する。すると、セットアップガイドプログラム13a3
は、プリンタドライバ12cを介してプリンタ20に所
定のコマンドを送出することによりインク再充填を実行
させる(ステップS525,S530)。
【0040】このインク再充填時においてもインク再充
填中である表示させるとともに(ステップS535)、
残り時間をカウントダウンしながら表示させ(ステップ
S540)、インク再充填が終了したらインク再充填が
終了したことを画面表示させる(ステップS545)。
その後、再びテスト印刷を行った結果(ステップS51
0,S515)、印刷結果が改善されない場合には、図
10に示す選択画面において第三の項目を選択する(ス
テップS520)。この場合、セットアップガイドプロ
グラム13a3はサービスセンターや販売店への連絡を
要する内容を画面表示させるので(ステップS55
0)、利用者はかかる連絡先に連絡して対応することに
なる。
【0041】<第二の実施形態>次に、図面にもとづい
て本発明の第二の実施形態を説明する。図11は、本実
施形態にかかるPCの概略構成を示している。同図にお
いて、PC1010は演算処理の中枢をなすCPU10
11を備えており、このCPU1011にはCPUバス
1012を介して二次キャッシュ1013やデータバス
ユニット1014やシステムコントローラ1015が接
続されている。近年のPCでは処理効率を向上させるた
めにCPUバス1012のクロックスピードを上げてお
り、遅いメモリ1016はデータバスユニット1014
やシステムコントローラ1015を介してCPU101
1によってアクセスされるようになっている。なお、こ
のメモリ1016にはバイオスエリアなどのROMエリ
アとともにRAMエリアも含まれている。
【0042】同様にインターフェイス類も速いCPUバ
ス1012と直に接続することはできず、データバスユ
ニット1014やシステムコントローラ1015によっ
て汎用高速バスであるPCIバス1017が提供されて
いる。このPCIバス1017にはPC1010自体が
直接持つPS/2ポートやパラレルポートやシリアルポ
ートなどの通信用インターフェイスとともにフレキシブ
ルディスクを接続するための共通インターフェイス10
18が接続され、また、特に高速性を要求されるハード
ディスクやCD−ROMを接続してDMA転送させるた
めのバスマスタ1019も接続されている。PCIバス
には直にPCIデバイス1021を接続できるほか、I
SAブリッジ1022を介してデータ幅の狭い旧式の汎
用バスであるISAバス1023を提供しており、この
ISAバス1023を介してISAデバイス1024を
接続できるようになっている。
【0043】図12はこのPC1010に対する周辺機
器を示しており、キーボード1025とマウス1026
はPS/2ポートを介して、プリンタ1050はパラレ
ルポートを介して、モデム1027はシリアルポートを
介してそれぞれ共通インターフェイス1018に接続さ
れている。スキャナ1028はPCIデバイス1021
としてのSCSIカード1021aを介してPCIバス
1017に接続され、このSCSIカード1021aに
対しては各種の外部機器を接続可能であり、光磁気記憶
装置1031などを接続したりすることができる。ま
た、ディスプレイ1029は、ディスプレイコントロー
ラカード1021bを介して接続され、ハードディスク
1019aとCD−ROMドライブ1019bはバスマ
スタ1019を介してPCIバス1017に接続されて
いる。
【0044】ISAデバイス1024としてはさまざま
な機器が提供されているが、PCMCIAカード102
4aを利用すればPCMCIAカードソケット1032
を接続でき、画像データを記録したメモリカード103
3を装着してデータの入出力が容易になる。このメモリ
カード1033はデジタルスチルカメラ1034である
とか、他のモバイルPCなどからのデータを入力するこ
とも容易である。PC1010にはこれらの他にもビデ
オカードを介して外部ディスプレイを接続する他、LA
Nカードを接続してネットワークに接続することが可能
であるし、赤外線通信装置を介して他の外部機器と接続
したりすることも可能である。
【0045】以上がPCシステムのハードウェアの概略
構成であり、かかるハードウェアを前提として、PC1
010上では図13に示す態様でソフトウェアが実行さ
れている。すなわち、上記ハードウェア1041を基礎
としてバイオス1042が実行され、その上層にてオペ
レーティングシステム1043とアプリケーション10
44が実行される。基本的にはオペレーティングシステ
ム1043がバイオス1042を介するか直にハードウ
ェア1041とアクセスし、アプリケーション1044
はこのオペレーティングシステム1043を介してハー
ドウェア1041とデータなどのやりとりを行う。例え
ば、ハードディスク1019aからデータを読み込むに
は、オペレーティングシステム1043を介してハード
ウェア1041にアクセスする。この他、オペレーティ
ングシステム1043にはハードウェア1041を制御
するための各種のドライバを組み込むことが可能であ
り、組み込まれたドライバ類はオペレーティングシステ
ム1043の一部となって各種の制御を実行する。ドラ
イバの類としてはビデオカードを介して外部のディスプ
レイへの表示を制御するディスプレイドライバであると
か、プリンタ1050への印刷制御を実行するプリンタ
ドライバなどが組み込まれている。
【0046】一方、プリンタ1050の概略構成を図1
4に示す。プリンタ1050にはPC1010のパラレ
ルポートと接続するためのパラレルI/O1051が備
えられ、コマンドや印刷データの送受をパラレル通信で
行う。このパラレル通信は、ニブル、ECB、EPPと
いった双方向通信を実行可能なインターフェイスとなっ
ている。パラレルI/O1051はゲートアレイ105
2に接続され、このゲートアレイ1052を介してバス
1053に接続されている。バス1053には、CPU
1054とともにシステムROM1055とキャラジェ
ネROM1056とD−RAM1057が相互に接続さ
れ、CPU1054はD−RAM1057をワークエリ
ア等として使用しつつシステムROM1055に書き込
まれたプリンタ制御プログラムを実行し、キャラジェネ
ROM1056に書き込まれたフォントデータなどを利
用しながら印刷を行わせる。
【0047】本実施形態におけるプリンタ1050はカ
ラーインクジェットプリンタであり、シアン(C)、マ
ゼンタ(M)、イエロー(Y)、ブラック(K)の四色
の色インクに淡色系のライトシアン(c)およびライト
マゼンタ(m)の二色の色インクを加えた計六色の色イ
ンクを使用して印刷を行うものである。具体的な印刷メ
カニズムはゲートアレイ1052を介して電気的に制御
されるようになっており、印刷用紙に対してキャリッジ
モータ1058によって印刷ヘッド1061を往復動作
(主走査)させながら所要の色インクを吐出させつつ、
ペーパーフィードモータ1062によって印刷用紙を送
る(副走査)ことにより、印刷用紙のほぼ全面上に印刷
を行えるようになっている。ここにおいて、実際の印刷
を行うにあたっては、所定のペーパーサポートに印刷用
紙を予めセットしておく。すると、上記ペーパーフィー
ドモータ1062によって印刷用紙が取り込まれて用紙
送りが行われるようになっている。
【0048】印刷ヘッド1061はCcMmYKの各色
インクに対応して六つの印刷ヘッドユニットから構成さ
れており、各印刷ヘッドユニットにはプリンタ1050
に装着されたインクカートリッジから対応する色インク
が供給され、個別に色インクを吐出可能となっている。
本実施形態においては、電歪素子であるピエゾ素子を利
用して色インクを吐出するマイクロポンプ機構を採用し
ているが、バブルの膨張圧力を利用して色インクを吐出
する機構を採用してもかまわない。また、プリンタ10
50はCcMmYKの六色の色インクを使用するもので
あるが、CMYKの四色の色インクを使用するものであ
ってもかまわない。
【0049】印刷ヘッド1061が接続されるゲートア
レイ1052には、システムが利用するクロックなどを
発生するタイマーカウンタ1063や設定を記憶する不
揮発性のEEPROM1064や操作パネル1065が
備えられている。さらに、ゲートアレイ1052には、
実際に装着されたインクカートリッジのインク残量を検
知するためのインク残量センサ1066やペーパーサポ
ートにおける用紙切れを検知するための用紙センサ10
67が備えられており、プリンタ1050はこれらのセ
ンサ出力を利用してインク切れや用紙切れを検知し、図
示しないLEDを点滅させて利用者に通知するように構
成されている。また、紙詰まりなどのエラーが発生した
場合も同様にしてLEDを点滅させて利用者に通知す
る。
【0050】このプリンタ1050はペーパーサポート
の一部が分解可能に構成されており、工場出荷時におい
て同ペーパーサポートの一部は分解されて梱包されてい
る。従って、プリンタ1050を導入するにあたって
は、このようなペーパーサポートの組立の他、ACケー
ブルの接続やインターフェイスケーブルの接続などの導
入作業を行わなければならない。一般に、このようなプ
リンタの導入作業手順は、プリンタに添付された冊子状
のマニュアルに記載されているため、このマニュアルを
参照しつつ実際の導入作業を行えばよい。本実施形態に
おいてもペーパーサポートの組立、ACケーブルの接続
やインターフェイスケーブルの接続作業は利用者がマニ
ュアルを参照しつつ行うものとする。
【0051】このマニュアルには「インターフェイスケ
ーブルの接続作業が完了したらPCの電源を投入し、同
梱されたセットアップ用CD−ROMをセットしてくだ
さい。」と記載してある。そこで、利用者はマニュアル
の指示に従ってPC1010の電源を投入し、セットア
ップ用CD−ROMをCD−ROMドライブ1019b
に装着する。このセットアップ用CD−ROMのプログ
ラム構成は図3に示すものと同様であり、自動起動制御
情報1071〜セットアップガイドプログラム1075
からなる。本実施形態においても同様に、このセットア
ップ用CD−ROMをCD−ROMドライブ1019b
に装着すると、図4のフローチャートに従ってプログラ
ムが実行される。
【0052】すなわち、本実施形態においてはステップ
S110でインストールプログラム1072がPC10
10にて実行され、プリンタドライバ1073やユーテ
ィリティ1074などのプログラムがPC1010にイ
ンストールされる。ここにおいて、プリンタドライバ1
073はオペレーティングシステム1043と共同して
所定の印刷データを生成し、この印刷データをプリンタ
1050に送信することによって印刷を実行させるもの
である。従って、この意味においてはPC1010から
プリンタ1050への一方向で通信可能であればよい
が、本実施形態においてはプリンタドライバ1073に
よってPC1010とプリンタ1050は双方向で通信
可能となっている。ここでプリンタ1050側からPC
1010には、インク残量センサ1066や用紙センサ
1067のセンサ出力や各種のエラー出力などプリンタ
1050の状態を表す状態情報が出力される。
【0053】一方、ユーティリティ1074は、このよ
うな状態情報をプリンタドライバ1073を介して取得
し、この状態情報に基づいてプリンタ1050における
インク残量を画面表示したり、プリンタ1050におけ
る用紙切れや紙詰まり等のエラーを画面表示することが
できるようになっている。さらに、このユーティリティ
1074を用いてプリンタ1050に印刷ヘッド106
1のクリーニングなどを行わせたり、プリンタドライバ
1073の色変換テーブルの設定を行うことができるよ
うになっている。ここでユーティリティ1074にて印
刷ヘッド1061のクリーニングを実行させる場合、プ
リンタドライバ1073を介して所定のクリーニング指
示コマンドをプリンタ1050に送信する。すると、こ
のクリーニング指示コマンドをプリンタ1050のゲー
トアレイ1052にて受信し、所定のヘッドクリーニン
グ処理を実行するように構成されている。なお、本実施
形態においては、黒色インクの印刷ヘッドユニットと、
その他のカラーインクの印刷ヘッドユニットで個別にヘ
ッドクリーニング処理を実行可能となっている。
【0054】セットアップ用CD−ROMの説明に戻る
と、ステップS110でインストールプログラム107
2が実行され、プリンタドライバ1073とユーティリ
ティ1074のインストールが完了したら、次なるステ
ップS120でセットアップガイドプログラム1075
が実行される。ここで、セットアップガイドプログラム
1075のフローチャートを図15に示す。同図におい
て、ステップS1210ではプリンタ1050の電源オ
ンを指示する画面を表示し、次のステップS1220で
上記のようにインストールされたプリンタドライバ10
73を介してプリンタ1050から状態情報を取得でき
るまで待機する。すなわち、状態情報を取得可能である
ということは、プリンタ1050の電源がオンであると
言え、ステップS1220ではプリンタ1050の電源
が投入されたか否かを判断していることに他ならない。
【0055】ステップS1220でプリンタ1050か
らの状態情報を検知したら、ステップS1230でイン
クカートリッジ装着指示ルーチンを実行する。すなわ
ち、この時点でインクカートリッジはプリンタ1050
に装着されていないため、このインクカートリッジ装着
ルーチンを実行することにより、利用者にインクカート
リッジの装着を促す。図16は、当該インクカートリッ
ジ装着ルーチンをフローチャートにより示している。同
図において、ステップS1305では図17に示す画面
を表示させてプリンタカバーを開放するように指示す
る。この画面にはプリンタカバーを開放した状態のプリ
ンタのイラストと説明文が表示されるので、利用者は当
該画面を視認すれば容易にプリンタカバーを開放するこ
とができる。ここで、利用者がプリンタカバーを開放し
たら、画面右下に配置されている「Next」ボタンを
クリックする。
【0056】すると、セットアップガイドプログラム1
075はステップS1310でそのクリック操作を検知
し、ステップS1315で図18に示す画面を表示させ
てプリンタ1050内のインクカートリッジクランプの
開放を指示する。このインクカートリッジクランプは、
インクカートリッジを装着するホルダーの蓋部分であ
り、図18に示す画面にはインクカートリッジクランプ
を開放した状態の要部拡大図と説明文が表示される。従
って、利用者は画面の表示内容に従ってインクカートリ
ッジクランプを開放させ、画面右下の「Next」ボタ
ンをクリックする。また、「Next」ボタンの左隣に
は「Back」ボタンを配置してあり、この「Bac
k」ボタンをクリックすれば前の画面を表示させること
ができる。
【0057】図18に示す画面において「Next」ボ
タンをクリックすると、セットアップガイドプログラム
1075はステップS1320で検知してステップS1
325で図19に示す画面を表示させてインクカートリ
ッジのパッケージを開放するように指示する。すなわ
ち、インクカートリッジはインクが漏出しないようにシ
ールドされて梱包されているので、このシールドを取り
外してプリンタ1050に装着できる状態にする。この
画面にはシールドを取り外す際のインクカートリッジの
イラストと説明文が表示されるので、利用者はこの画面
の表示内容に従ってシールドを取り外した後、画面右下
の「Next」ボタンをクリックする。また、この場合
も同様に、「Next」ボタンの左隣には「Back」
ボタンを配置してあり、この「Back」ボタンをクリ
ックすれば前の画面を表示させることができる。
【0058】図19に示す画面において「Next」ボ
タンをクリックすると、セットアップガイドプログラム
1075はステップS1330で検知してステップS1
335で図20に示す画面を表示させてインクカートリ
ッジ装着を指示する。この画面にはインクカートリッジ
の装着方法がイラストと説明文で表示されるので、利用
者は画面の表示内容に従ってインクカートリッジを装着
する。セットアップガイドプログラム1075は、図2
0に示す画面を表示した後、ステップS1340でプリ
ンタドライバ1073を介してプリンタ1050からの
状態情報を監視し、インクカートリッジが装着されたか
否かを判断する。より詳しくは、インクカートリッジが
装着されたか否かはインク残量センサ1066のセンサ
出力から判断可能であり、このセンサ出力を上記状態情
報から取得して判断する。
【0059】そして、インクカートリッジが装着された
と判断したら、ステップS1345で図20に示す画面
右下の「OK」ボタンを有効化してクリック可能とす
る。従って、インクカートリッジの装着に不備がある場
合には「OK」ボタンが有効化されないので、利用者は
何らかの不備があるのではないかと疑念を抱くことにな
る。また、インクカートリッジの装着に不備が発生し得
ることを想定し、所定時間の経過でタイムアウトさせ、
インクカートリッジの装着を再確認させる画面を表示す
るなどしてもよい。一方、図20に示す画面において、
利用者が「OK」ボタンをクリックすると、セットアッ
プガイドプログラム1075はステップS1350で検
知して当該インクカートリッジ装着指示ルーチンを終了
する。
【0060】プリンタ1050はインクカートリッジが
装着されたことを検知すると、ノズルへのインク充填を
開始する。ここでセットアップガイドプログラム107
5はステップS1230のインクカートリッジ装着指示
ルーチンを終了した後、次のステップS1240でイン
ク充填表示ルーチンを実行する。このインク充填表示ル
ーチンにおいては、図21に示す画面を表示させてイン
ク充填中であることを利用者に通知する。同図におい
て、画面中程には横方向にステータスバーを配置し、イ
ンク充填処理の進捗状況に応じて当該ステータスバーが
画面左方向から右方向に徐々に伸張されるようにしてあ
る。
【0061】ここでインク充填処理の進捗状況はプリン
タドライバ1073を介して取得する状態情報から検知
可能であり、セットアップガイドプログラム1075は
実際の進捗状況を検知しながらステータスバーを徐々に
伸張させる。より具体的には、インク充填処理に要する
時間はプリンタの機種に応じて固有であると言えるた
め、プリンタ1050にてインク充填を開始してからの
経過時間をカウントするなどして進捗状況を取得し、こ
れを状態情報として出力可能な構成としておけばよい。
なお、本実施形態においては、ステータスバーを表示し
てインク充填の進捗状況を表示するようにしてあるが、
インク充填が完了するまでの残り時間をカウントダウン
しながら表示するようにしてもよい。
【0062】図21に示す画面において、利用者はステ
ータスバーの状況からインク充填が完了したと判断した
ら、画面右下の「Next」ボタンをクリックする。す
ると、セットアップガイドプログラム1075は検知し
て図22に示す画面を表示させ、インク充填が完了して
続いてノズルチェックパターン印刷処理を実行すること
を利用者に通知する。この図22に示す画面の右下には
同様に「Next」ボタンを配置してあり、この「Ne
xt」ボタンをクリックすると、セットアップガイドプ
ログラム1075はインク充填表示ルーチンを終了し、
次のステップS1250でノズルチェックパターン印刷
ルーチンを実行する。
【0063】図23は、ノズルチェックパターン印刷ル
ーチンのフローチャートを示している。同図において、
ステップS1410では図24に示す画面を表示させ、
ノズルチェックを行うための用紙のセット方法をイラス
トと説明文で指示する。ここで利用者は画面の表示内容
に従って用紙をプリンタ1050のペーパーサポートに
セットした後、画面右下に表示された「Next」ボタ
ンをクリックする。すると、セットアップガイドプログ
ラム1075はステップS1420で検知し、ステップ
S1430で図25に示す画面を表示させ、同様にイラ
ストと説明文でペーパーサポートの用紙ガイドを調整す
るように指示する。より詳しくは、ペーパーサポートは
複数の用紙サイズに対応してその幅を調整可能であり、
利用者はこの画面を視認して適宜用紙ガイドを調整した
後、画面右下の「Next」ボタンをクリックする。ま
た、この場合も同様に、「Next」ボタンの左隣には
「Back」ボタンを配置してあり、この「Back」
ボタンをクリックすれば前の画面を表示させることがで
きる。
【0064】図25に示す画面において「Next」ボ
タンをクリックすると、セットアップガイドプログラム
1075はステップS1440で検知し、ステップS1
450で図26に示す画面を表示させてノズルチェック
パターンを印刷するか否かを利用者に選択させ、その選
択結果を入力するように利用者に促す。このノズルチェ
ックパターンはノズルに目詰まりが生じているか否かを
判断するための印刷パターンであり、このノズルチェッ
クパターンを印刷する場合には画面右下に配置された
「Print」ボタンをクリックする。すると、セット
アップガイドプログラム1075はステップS1460
でノズルチェックパターンの印刷処理を実行する。
【0065】すなわち、セットアップガイドプログラム
1075は、プリンタドライバ1073によって所定の
印刷データを生成させ、この印刷データをプリンタ10
50に転送させる。すると、プリンタ1050はD−R
AM1057をバッファとして使用しつつその印刷デー
タをバッファ上に展開し、一通りの印刷データが整った
ところで実際の印刷を実行し、ノズルチェックパターン
が印刷される結果となる。このようにしてノズルチェッ
クパターン印刷ルーチンが完了すると、セットアップガ
イドプログラム1075はステップS1260で図27
に示す画面を表示させる。この画面には、ノズルの目詰
まりの有無を目視で確認し、必要に応じて印刷ヘッド1
061のクリーニングを実行するようにイラストと説明
文が表示される。ここで、利用者はこの画面を視認して
ヘッドクリーニングが必要な場合には画面右下の「Cl
ean」ボタンをクリックする。また、ヘッドクリーニ
ングが不要であればその左隣の「Finish」ボタン
をクリックするとセットアップを終了することができ
る。
【0066】ここで利用者が「Clean」ボタンをク
リックすると、セットアップガイドプログラム1075
はステップS1260で検知し、ステップS1270で
ヘッドクリーニングルーチンを実行する。このヘッドク
リーニングルーチンにおいては、まず図28に示す画面
を表示させ、黒色インク、カラーインクのいずれか一
方、または双方の印刷ヘッドユニットからヘッドクリー
ニング対象の印刷ヘッドユニットを利用者に選択させ、
その選択結果に応じて「Black」、「Colo
r」、「Both」ボタンの中から一つを選択してクリ
ックするように促す。
【0067】ここで、利用者がいずれかのボタンをクリ
ックすると、セットアップガイドプログラム1075は
実際にクリックされたボタンに対応する色インクの印刷
ヘッドユニットをクリーニングさせるべく、上述したク
リーニング指示コマンドをプリンタ1050に送信す
る。すると、プリンタ1050ではこのクリーニング指
示コマンドを受けて対応する色インクの印刷ヘッドユニ
ットのクリーニングを開始する。これとともにセットア
ップガイドプログラム1075は図29に示す画面を表
示させ、ヘッドクリーニング処理中であることを利用者
に通知する。
【0068】この画面においては、ワイパーで窓の汚れ
を拭き取る様子を動画表示するとともに、ヘッドクリー
ニング処理が完了までの残り時間を表示するようにして
ある。ここでヘッドクリーニング処理に要する時間は、
クリーニング対象が黒色インク、カラーインクのいずれ
か一方の印刷ヘッドユニットであるか、または双方の印
刷ヘッドユニットであるかに応じて異なるものの、予め
実験により求めることができ、実際にクリックされたボ
タンに応じて予め求めておいた所要時間を表示させる。
また、プリンタ1050においてはヘッドクリーニング
処理中であることを状態情報として出力するようにして
あり、セットアップガイドプログラム1075側ではプ
リンタドライバ1073を介して状態情報を監視し、ヘ
ッドクリーニング処理が完了したことを検知したら、図
30に示す画面を表示させてセットアップが完了したこ
とを利用者に通知する。
【0069】以上のように、本実施形態においては、利
用者はセットアップガイドプログラム1075による表
示画面を見ながらセットアップ作業を実行すると、その
進捗状況に応じて次なるセットアップ作業に関する画面
が表示される。従って、例えばインクカートリッジが正
しく装着されたかであるとか、インク充填が完了したか
であるなどのプリンタ1050の状態を気にする必要が
なくなり、利用者は順次表示される画面に従ってセット
アップ作業を行えばよいことになる。むろん、本実施形
態においては、各画面に表示される情報がガイダンス情
報に該当し、このガイダンス情報を表示させるセットア
ップガイドプログラム1075を記録したセットアップ
用CD−ROMが本発明にかかるPC周辺機器のメンテ
ナンスガイドプログラムを記録した媒体に該当する。な
お、本実施形態においては、セットアップ用CD−RO
Mを利用してセットアップガイドプログラム1075を
実行させるようにしているが、CD−ROMのような実
体のある媒体に限られず、モデム1027を利用して公
衆通信回線などを介してダウンロードしてから実行させ
るようにしてもよい。
【0070】次に、上記のように構成した本実施形態の
動作について説明する。プリンタ1050を導入するに
あたっては、プリンタ1050に添付された冊子状のマ
ニュアルを参照し、ペーパーサポートの組立や、ACケ
ーブルの接続やインターフェイスケーブルの接続などを
行う。その後、PC1010の電源を投入し、同様にプ
リンタ1050に添付されたセットアップ用CD−RO
MをPC1010のCD−ROMドライブ1019bに
装着する。すると、オペレーティングシステム1043
によってセットアップ用CD−ROMに記録された自動
起動制御情報1071が読み込まれ、その内容に従って
まずインストールプログラム1072が起動される。こ
のインストールプログラム1072はセットアップ用C
D−ROMに記録されたプリンタドライバ1073やユ
ーティリティ1074などのプログラムをPC1010
にインストールして終了する(ステップS110)。
【0071】その後、セットアップガイドプログラム1
075がPC1010にて実行される(ステップS12
0)。このセットアップガイドプログラム1075は、
プリンタ1050の電源オンを指示する画面を表示し
(ステップS1210)、プリンタドライバ1073を
介してプリンタ1050から状態情報を取得できるまで
待機する(ステップS1220)。ここで、利用者がプ
リンタ1050の電源を投入すると、プリンタ1050
から状態情報が出力されるので、セットアップガイドプ
ログラム1075は状態情報を検知可能となり、インク
カートリッジ装着指示ルーチンを実行する(ステップS
1230)。
【0072】このインクカートリッジ装着指示ルーチン
では図17〜図20の各画面が順次表示されるので、利
用者は各画面の表示内容に従ってインクカートリッジを
プリンタ1050に装着する。すると、プリンタ105
0はインクカートリッジの装着を検知してその検知結果
を状態情報として出力する。一方、PC1010側のセ
ットアップガイドプログラム1075はその状態情報を
取得し、図20に示す画面において画面右下に配置され
た「OK」ボタンを有効化するので、利用者は「OK」
ボタンをクリックする。すると、セットアップガイドプ
ログラム1075が検知してインクカートリッジ装着指
示ルーチンを終了する(ステップS1305〜S135
0)。
【0073】セットアップガイドプログラム1075は
インクカートリッジ装着指示ルーチンを終了したら、次
にインク充填表示ルーチンを実行する(ステップS12
40)。このインク充填表示ルーチンにおいては、図2
1に示す画面を表示してインク充填中であることを利用
者に通知する。同図において、画面中程には横方向にス
テータスバーを配置し、インク充填処理の進捗状況に応
じて当該ステータスバーが画面左方向から右方向に徐々
に伸張されるようにしてある。ここでインク充填処理の
進捗状況は状態情報から検知可能であり、セットアップ
ガイドプログラム1075は実際の進捗状況を検知しな
がらステータスバーを徐々に伸張させる。この画面にお
いて、インク充填が完了したら利用者は画面右下の「N
ext」ボタンをクリックする。すると、図22に示す
画面が表示されるので、利用者はこれを視認して画面右
下の「Next」ボタンをクリックし、インク充填表示
ルーチンを終了させる。
【0074】その後、セットアップガイドプログラム1
075はノズルチェックパターン印刷ルーチンを実行す
る(ステップS1250)。このノズルチェックパター
ン印刷ルーチンでは図24〜図26の各画面が順次表示
されるので、利用者は各画面の表示内容に従ってペーパ
ーサポートにノズルチェックパターン印刷用の用紙をセ
ットするとともに、ノズルチェックパターンの印刷開始
を指示する。すると、セットアップガイドプログラム1
075は、プリンタドライバ1073によって所定の印
刷データを生成させ、この印刷データをプリンタ105
0に転送させる。これを受けてプリンタ1050は、そ
の印刷データをバッファ上に展開し、一通りの印刷デー
タが整ったところで実際の印刷を実行してノズルチェッ
クパターンを印刷する(ステップS1410〜S146
0)。
【0075】このようにしてノズルチェックパターン印
刷ルーチンが完了すると、セットアップガイドプログラ
ム1075は図27に示す画面を表示させる。そして、
ノズルチェックパターンが正しく印刷されているかを利
用者の目視によって判断させ、正しく印刷されていない
場合にはヘッドクリーニングの実行を利用者に促す(ス
テップS1260)。ここで、ヘッドクリーニングが必
要な場合には、画面右下の「Clean」ボタンをクリ
ックする。すると、セットアップガイドプログラム10
75はヘッドクリーニングルーチンを実行する(ステッ
プS1270)。
【0076】このヘッドクリーニングルーチンにおいて
は、まず図28に示す画面を表示させ、黒色インク、カ
ラーインクのいずれか一方、または双方の印刷ヘッドユ
ニットからヘッドクリーニング対象の印刷ヘッドユニッ
トを利用者に選択させ、その選択結果に応じて「Bla
ck」、「Color」、「Both」ボタンの中から
一つを選択してクリックするように促す。ここで、利用
者がいずれかのボタンをクリックすると、セットアップ
ガイドプログラム1075は実際にクリックされたボタ
ンに対応する色インクの印刷ヘッドユニットをクリーニ
ングさせるべく、クリーニング指示コマンドをプリンタ
1050に送信する。すると、プリンタ1050ではこ
のクリーニング指示コマンドを受けて対応する色インク
の印刷ヘッドユニットのクリーニングを開始する。これ
とともにセットアップガイドプログラム1075は図2
9に示す画面を表示させ、ヘッドクリーニング処理中で
あることを利用者に通知する。
【0077】この画面においては、ワイパーで窓の汚れ
を拭き取る様子を動画表示するとともに、ヘッドクリー
ニング処理が完了までの残り時間を表示するようにして
ある。一方、プリンタ1050においてはヘッドクリー
ニング処理中であることを状態情報として出力するよう
にしてあり、セットアップガイドプログラム1075側
ではプリンタドライバ1073を介して状態情報を監視
し、ヘッドクリーニング処理が完了したことを検知した
ら図30に示す画面を表示させてセットアップが完了し
たことを利用者に通知する(ステップS1280)。な
お、本実施形態においては、プリンタ1050のセット
アップ時に適用してその作業を円滑に行わせるようにし
ているが、むろん、本発明の適用対象としてはセットア
ップ時に限定されるものではない。例えば、通常使用時
にインク切れが発生した場合のインクカートリッジの交
換作業時に適用してもよく、この場合も同様に作業を円
滑に行わせることが可能となる。また、この他、紙詰ま
りなどのエラー発生時においてエラーを解消させる場合
に適用してもよく、適用可能な場面としては種々多様で
ある。
【0078】このように、プリンタ1050のセットア
ップ作業において、インクカートリッジの有無やインク
充填動作などのプリンタ1050の状態をプリンタドラ
イバ1073を介してPC1010側で検知するととも
に、セットアップガイドプログラム1075にてプリン
タ1050の状態変化からセットアップの進捗状況を判
断し、この進捗状況に応じて作業手順を示す画面を順次
表示するようにしたため、利用者がプリンタ1050の
状態を判断しながらセットアップ作業を行う必要がな
く、セットアップ作業を円滑に実施させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施形態にかかるPCの概略構
成を示すブロック図である。
【図2】同PCのハードディスクに記録された各種プロ
グラムとプログラム間でのデータの流れを示す図であ
る。
【図3】セットアップ用CD−ROMに記録されたプロ
グラム構成を示す図である。
【図4】セットアップ用CD−ROMに記録されたプロ
グラムの実行手順を示すフローチャートである。
【図5】第一の実施形態にかかるセットアップガイドプ
ログラムのフローチャートである。
【図6】接続サブルーチンのフローチャートである。
【図7】カートリッジ装着サブルーチンのフローチャー
トである。
【図8】動作確認サブルーチンのフローチャートであ
る。
【図9】テスト印刷時において画面表示が切り換わる過
程を示す図である。
【図10】テスト印刷結果に対する評価を入力する際の
画面である。
【図11】本発明の第二の実施形態にかかるPCの概略
構成を示すブロック図である。
【図12】同PCへの周辺装置の接続状況を示す概略ブ
ロック図である。
【図13】同PCのソフトウェアの構成を示す図であ
る。
【図14】プリンタの概略構成を示すブロック図であ
る。
【図15】第二の実施形態にかかるセットアップガイド
プログラムのフローチャートである。
【図16】インクカートリッジ装着ルーチンのフローチ
ャートである。
【図17】プリンタカバーの開放を指示する画面であ
る。
【図18】インクカートリッジクランプの開放を指示す
るである。
【図19】インクカートリッジのパッケージの開放を指
示する画面である。
【図20】インクカートリッジの装着を指示する画面で
ある。
【図21】インク充填中であることを示す画面である。
【図22】インク充填が完了したことを示す画面であ
る。
【図23】ノズルチェックパターン印刷ルーチンのフロ
ーチャートである。
【図24】ノズルチェックを行うための用紙のセット方
法を示す画面である。
【図25】ペーパーサポートの用紙ガイドの調整を指示
する画面である。
【図26】ノズルチェックパターン印刷の要否を入力す
るための画面である。
【図27】ノズルの目詰まりの有無を確認するように指
示する画面である。
【図28】ヘッドクリーニング対象を入力するための画
面である。
【図29】ヘッドクリーニング処理中であることを示す
画面である。
【図30】セットアップが完了したことを示す画面であ
る。
【符号の説明】
10…PC 11…主基板 12…HDドライブ 12a…オペレーティングシステム 12b…アプリケーション 12c…プリンタドライバ 12d…ユーティリティ 13…CD−ROMドライブ 13a…CD−ROM 13a1…自動起動制御情報 13a2…インストールプログラム 13a3…セットアップガイド 14…FDドライブ 15…モデムボード 20…プリンタ 1010…PC 1011…CPU 1012…CPUバス 1013…二次キャッシュ 1014…データバスユニット 1015…システムコントローラ 1016…メモリ 1017…PCIバス 1018…共通インターフェイス 1019…バスマスタ 1019a…ハードディスク 1019b…CD−ROMドライブ 1021…PCIデバイス 1021a…SCSIカード 1022…ISAブリッジ 1023…ISAバス 1024…ISAデバイス 1024a…PCMCIAカード 1025…キーボード 1026…マウス 1027…モデム 1028…スキャナ 1029…ディスプレイ 1031…光磁気記憶装置 1032…PCMCIAカードソケット 1033…メモリカード 1034…デジタルスチルカメラ 1041…ハードウェア 1042…バイオス 1043…オペレーティングシステム 1043a…プリンタドライバ 1044…アプリケーション 1050…プリンタ 1051…パラレルI/O 1052…ゲートアレイ 1053…バス 1054…CPU 1055…システムROM 1056…キャラジェネROM 1057…D−RAM 1058…キャリッジモータ 1061…印刷ヘッド 1062…ペーパーフィードモータ 1063…タイマーカウンタ 1064…EEPROM 1065…操作パネル 1066…インク残量センサ 1067…用紙センサ 1071…自動起動制御情報 1072…インストールプログラム 1073…プリンタドライバ 1074…ユーティリティ 1075…セットアップガイドプログラム

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 PC周辺機器のメンテナンス作業の手順
    を表すガイダンス情報を当該PC周辺機器が接続される
    PCにおいて表示するためのPC周辺機器のメンテナン
    スガイドプログラムを記録した媒体であって、 上記PC周辺機器の状態変化を検知する状態変化検知ス
    テップと、 この状態変化検知ステップにて検知した上記PC周辺機
    器の状態変化に基づいて上記メンテナンス作業における
    進捗状況を取得する進捗状況取得ステップと、 この進捗状況取得ステップにて取得した上記進捗状況に
    基づき予めメンテナンス作業の進捗状況に対応づけられ
    た一連のガイダンス情報から対応するガイダンス情報を
    取得して上記PCにて画面表示させるガイダンス表示ス
    テップとをコンピュータに実行させることを特徴とする
    PC周辺機器のメンテナンスガイドプログラムを記録し
    た媒体。
  2. 【請求項2】 上記請求項1に記載のPC周辺機器のメ
    ンテナンスガイドプログラムを記録した媒体において、
    上記ガイダンス表示ステップは、動画のガイダンス情報
    を表示させることを特徴とするPC周辺機器のメンテナ
    ンスガイドプログラムを記録した媒体。
  3. 【請求項3】 上記請求項1または請求項2のいずれか
    に記載のPC周辺機器のメンテナンスガイドプログラム
    を記録した媒体において、上記ガイダンス表示ステップ
    は、上記メンテナンス作業の進捗状況にかかるガイダン
    ス情報を表示させることを特徴とするPC周辺機器のメ
    ンテナンスガイドプログラムを記録した媒体。
  4. 【請求項4】 上記請求項1〜請求項3のいずれかに記
    載のPC周辺機器のメンテナンスガイドプログラムを記
    録した媒体において、上記ガイダンス表示ステップは、
    上記PC周辺機器の動作確認作業の手順にかかるガイダ
    ンス情報を表示させることを特徴とするPC周辺機器の
    メンテナンスガイドプログラムを記録した媒体。
  5. 【請求項5】 上記請求項4に記載のPC周辺機器のメ
    ンテナンスガイドプログラムを記録した媒体において、
    上記ガイダンス表示ステップは、上記動作確認作業にお
    ける上記PC周辺機器のエラー動作を解消するためのガ
    イダンス情報を表示させることを特徴とするPC周辺機
    器のメンテナンスガイドプログラムを記録した媒体。
  6. 【請求項6】 PC周辺機器のメンテナンス作業の手順
    を表すガイダンス情報を当該PC周辺機器が接続される
    PCにおいて表示するためのPC周辺機器のメンテナン
    スガイド装置であって、 上記PC周辺機器の状態変化を検知する状態変化検知手
    段と、 この状態変化検知手段にて検知した上記PC周辺機器の
    状態変化に基づいて上記メンテナンス作業における進捗
    状況を取得する進捗状況取得手段と、 この進捗状況取得手段にて取得した上記進捗状況に基づ
    き予めメンテナンス作業の進捗状況に対応づけられた一
    連のガイダンス情報から対応するガイダンス情報を取得
    して上記PCにて画面表示させるガイダンス表示手段と
    を具備することを特徴とするPC周辺機器のメンテナン
    スガイド装置。
  7. 【請求項7】 PC周辺機器のメンテナンス作業の手順
    を表すガイダンス情報を当該PC周辺機器が接続される
    PCにおいて表示するためのPC周辺機器のメンテナン
    スガイド方法であって、 上記PC周辺機器の状態変化を検知する状態変化検知工
    程と、 この状態変化検知工程にて検知した上記PC周辺機器の
    状態変化に基づいて上記メンテナンス作業における進捗
    状況を取得する進捗状況取得工程と、 この進捗状況取得工程にて取得した上記進捗状況に基づ
    き予めメンテナンス作業の進捗状況に対応づけられた一
    連のガイダンス情報から対応するガイダンス情報を取得
    して上記PCにて画面表示させるガイダンス表示工程と
    を具備することを特徴とするPC周辺機器のメンテナン
    スガイド方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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US8531709B2 (en) 2010-07-01 2013-09-10 Seiko Epson Corporation Information-displaying system and information display method
CN111665694A (zh) * 2019-03-06 2020-09-15 日本冲信息株式会社 图像形成装置和图像形成方法

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