JP2003175048A - トロッカー装置 - Google Patents

トロッカー装置

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JP2003175048A
JP2003175048A JP2001378758A JP2001378758A JP2003175048A JP 2003175048 A JP2003175048 A JP 2003175048A JP 2001378758 A JP2001378758 A JP 2001378758A JP 2001378758 A JP2001378758 A JP 2001378758A JP 2003175048 A JP2003175048 A JP 2003175048A
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Japan
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guide tube
trocar
endoscope
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tube
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JP2001378758A
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English (en)
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Takeshi Tsukagoshi
壯 塚越
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Olympus Corp
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Olympus Optical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明の目的は、MRI装置による撮影下で内
視鏡下外科手術を行う際において、ガントレーを移動せ
ずに軟性内視鏡や軟性処置具の挿入・進退・回転等の操
作が可能となるトロッカー装置を提供する事である。 【解決手段】本発明は、腹壁に穿刺、留置される第1の
案内管2と、この第1の案内管2の基端側に湾曲した湾
曲部6を介して連結された第2の案内管3とを有したト
ロッカー装置である。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、患者の体壁に穿
刺、留置して、内視鏡や処置具等の器具を患者の体腔内
に誘導するためのトロッカー装置に関する。 【0002】 【従来の技術】近年、磁気共鳴による撮影(MRI)を
併用した内視鏡下外科手術の研究がなされているが、こ
の内視鏡下外科手術で用いる内視鏡、トロッカー、処置
具等の器具はいずれも長い硬性の挿入部を有しているた
め、内視鏡の接眼部あるいは内視鏡に接続したTVカメ
ラ、処置具の手元部等が、MRI装置のガントレーに当
たってしまう。そのため、狭いガントレー内で手術操作
が行えず、ガントレーを一旦、退避させた状態で手術を
行わざるを得なかった。また、MRI撮影を行う際に
は、内視鏡下外科手術を一時中断して、全ての内視鏡や
処置具などを患者の体から抜去し、場合によってはトロ
ッカーまでも抜去し、MRI撮影を行っていた。従っ
て、その後に、手術を再開するには各種機器を改めて患
者の体に挿入し、更に内視鏡や処置具などを目的部位へ
誘導し直す必要があった。このため、非常に時間がかか
り、その間に病変部を見落としてしまい、再度病変部を
見つけ出すまで更に時間を要するという問題があった。 【0003】また、軟性内視鏡、軟性処置具を用いると
すれば、それらの器具をガントレー内に入れる事は可能
であったが、トロッカーの軸と内視鏡を進退するために
加える力の軸方向が異なることになるため、内視鏡の進
退操作は不可能に近く、実際には使用出来るものではな
かった。従って、実際上、磁気共鳴による撮影下での、
あるいはMRI装置を併用しての内視鏡下外科手術は困
難であった。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明の目的
は、磁気共鳴による撮影下で内視鏡下外科手術を行う際
にガントレーを移動せずに軟性内視鏡や軟性処置具の操
作が可能となるトロッカー装置を提供する事にある。 【0005】 【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
磁気共鳴による撮影下で使用するトロッカー装置におい
て、体壁に穿刺、留置される第1の案内管と、この第1
の案内管の基端側に湾曲部を介して連結された第2の案
内管とを有する事を特徴とするトロッカー装置である。 【0006】 【発明の実施の形態】<第1の実施形態>図1及び図2
を参照して本発明の第1の実施形態のトロッカー装置に
ついて説明する。 【0007】(構成)本実施形態のトロッカー1は第1
の案内管2と、この第1の案内管2の基端側に連結され
る第2の案内管3とからなる。第1の案内管2は硬性の
樹脂製の管から構成され、この管の手元端には第1の口
金5が連設されている。第2の案内管3は先端側部分を
湾曲自在または湾曲した湾曲部6としてあり、基端側部
分を硬性直線状部7としてある。先端側に配置した湾曲
部6と基端側に配置した硬性直線状部7の両者は同軸的
に連設されている。湾曲部6を介して第1の案内管2の
基端に第2の案内管3を連結することにより、図1に示
すように第1の案内管2に対して第2の案内管3の硬性
直線状部7が略直角な形に配置可能である。 【0008】硬性直線状部7の基端には第2の口金8を
設けており、この第2の口金8の構成は通常のトロッカ
ーと同様であり、これには弁機構など(図示しない)を
有している。 【0009】図2は第1の案内管2の縦断面図である。
図2に示すように第1の案内管2の硬性の樹脂製チュー
ブ4と第2の案内管3の湾曲部6が第1口金5を介して
同軸的に接続されている。第2の案内管3の湾曲部6と
硬性直線状部7は例えば接続管を介して接着などにより
固定される。第2の案内管3の湾曲部6は軟性のチュー
ブ状部材からなり、例えば、ゴアテックス(商品名)な
どから湾曲自在に形成され、また、自然な形では直角に
湾曲している。なお、第2の案内管3の湾曲部6はチュ
ーブ部材の代わりに、コイルと被覆チューブの組み合わ
せのもの、フレックスと被覆チューブの組み合わせのも
の、または蛇腹管等から構成しても良いものである。ま
た、このトロッカー1に使用している全ての部品は基本
的に非磁性体で構成してある。 【0010】(作用)このトロッカー1を用いて、MR
Iによる撮影下で内視鏡下外科手術を行う場合について
説明する。まず、図1に示すように、トロッカー1の第
1の案内管2はMRI装置のガントレー10内において
患者の体壁11を貫通して腹腔等の体腔内に挿入されて
おり、第2の案内管3は患者の外でガントレー10内に
配置されているが、第2の案内管3の硬性直線状部7は
第1の案内管2に対して略直角で患者の体壁11に略平
行に配置された形にある。第2の案内管3はガントレー
10内においての患者の体壁11との間の狭い空間13
に配置される。また、トロッカー1の第2の口金8はガ
ントレー10の入り口側に位置し、その入り口の中心方
向に向いて配置されている。そして、ガントレー10の
入り口側に配置された第2の口金8から軟性内視鏡の挿
入部14や軟性処置具等の挿入部を挿入して、観察・処
置・手術を行う。その際、第2口金8を手術室の手術台
に固定したスコープホルダー装置によって固定するよう
にしても良い。 【0011】(効果)本実施形態のトロッカー1では第
2の案内管3がMRI装置のガントレー10内において
ガントレー内面及び患者の体壁11に沿って略平行に配
置され、トロッカー1の第2の口金8をガントレー10
の入り口側に向けて配置し、かつ、その入り口に配置で
きるため、ガントレー10の入り口側からトロッカー1
の第2の口金8に軟性内視鏡の挿入部14や軟性処置具
等の挿入部を挿入することができるようになる。また、
内視鏡の挿入部14の手元側にある操作部がガントレー
10に当たる事がなく、ガントレー10の外へ操作部を
無理なくスムーズに誘導でき、従って、確実な処置操作
が可能となる。 【0012】しかも、MRI撮影時にも内視鏡や処置具
を抜去する必要がなく、ガントレー10が撮影位置にて
内視鏡外科手術・検査が可能となる結果、手術時間の大
幅な短縮と術者のストレス低減が実現する。 【0013】また、術者がトロッカー1の第2の口金8
または硬性直線状部7の部分を把持・操作することによ
り、内視鏡等の挿入部先端を腹腔内の所望の位置に誘導
できる。これに加えて内視鏡の進退・回転が可能となる
ため、手術・検査において大きな自由度が生じる。 【0014】<第2の実施形態>図3を参照して本発明
の第2の実施形態のトロッカー装置について説明する。 【0015】(構成)本実施形態では、トロッカー1の
第1の口金5の内部に駆動用ローラ21を設けて内視鏡
等の挿入部の進退・回転操作を強制的に行なうことがで
きるようにした。ここでは、トロッカー1の挿通路の側
辺部に駆動用ローラ21と受動ローラ22を配置し、ト
ロッカー1の挿通路に挿通した内視鏡等の挿入部14を
駆動用ローラ21と受動ローラ22で受けるようにし
た。駆動用ローラ21は小型モータ23により直接また
は間接に回転駆動され、トロッカー1の挿通路に挿通し
た内視鏡等の挿入部14を進退・回転させる。受動ロー
ラ22は例えばコイルばね等の弾性部材24を介して軸
受け支承部25に支持され、挿通路に挿通した内視鏡等
の挿入部14の周面に押し当って転動し、内視鏡等の挿
入部14の移動を案内するようになっている。受動ロー
ラ22は軸受け支承部25に対して回転方向を特定しな
い球状のものであっても良い。 【0016】駆動用ローラ21は挿入部14を進退させ
るだけのものを設けても良いが、挿入部14を進退させ
るものと挿入部14を回転させるものとを別々に両方設
けても良い。この後者の場合は挿入部14を進退させる
ときは回転させるものを退避し、挿入部14を回転させ
るときは退避させるようにするとより良い。また、駆動
用ローラ21を操作する小型モータ23の駆動制御は外
部の操作スイッチ、例えばフットスイッチの操作により
行なって内視鏡の進退・回転を操作する。その際、第2
の口金8を手術室の手術台に固定したスコープホルダー
装置に固定しておくようにしても良い。 【0017】また、駆動用ローラ21または受動ローラ
22はトロッカー1の挿通路に内視鏡等の挿入部14を
挿通するとき、その挿通路から退避させる操作ができる
構成のものとし、挿入後、駆動用ローラ21及び受動ロ
ーラ22を内視鏡等の挿入部14に当てるようにしても
良い。その他、特開平5−115423号公報の形式を
利用することもできる。 【0018】(作用・効果)本実施形態によれば、内視
鏡の進退・回転は駆動用装置により術者の足の操作ある
いは看護婦の操作により行われる。そのため、術者の手
は内視鏡のアングル操作に集中する事ができ、より繊細
・確実な手術操作が可能となる。 【0019】尚、本発明は前述した各実施形態に限定さ
れるものではなく、他の形態にも適用が可能である。 【0020】 【発明の効果】本発明によれば、MRI装置による撮影
下で内視鏡下外科手術を行う際にガントレーを移動せず
に軟性内視鏡や軟性処置具の操作が容易に可能となる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の第1の実施形態のトロッカー装置の使
用状態での説明図。 【図2】本発明の第1の実施形態のトロッカーの先端側
部分の縦断面図。 【図3】本発明の第2の実施形態のトロッカーの先端側
部分の縦断面図。 【符号の説明】 1…トロッカー 2…第1の案内管 3…第2の案内管 4…樹脂製チューブ4 5…第1の口金 6…湾曲部 7…硬性直線状部 8…第2の口金 10…ガントレー 11…体壁 13…空間 14…挿入部

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 磁気共鳴による撮影下で使用するトロッ
    カー装置において、 体壁に穿刺、留置される第1の案内管と、この第1の案
    内管の基端側に、湾曲部を介して連結された第2の案内
    管とを有する事を特徴とするトロッカー装置。
JP2001378758A 2001-12-12 2001-12-12 トロッカー装置 Withdrawn JP2003175048A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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