JP2003174285A - 電子部品実装装置の装着ヘッド - Google Patents

電子部品実装装置の装着ヘッド

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JP2003174285A
JP2003174285A JP2001371414A JP2001371414A JP2003174285A JP 2003174285 A JP2003174285 A JP 2003174285A JP 2001371414 A JP2001371414 A JP 2001371414A JP 2001371414 A JP2001371414 A JP 2001371414A JP 2003174285 A JP2003174285 A JP 2003174285A
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shaft
motor
shafts
electronic component
rotary
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Morio Azuma
盛夫 東
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Juki Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 小型化可能な電子部品実装装置の装着ヘッド
を提供する。 【解決手段】 本発明の電子部品実装装置の装着ヘッド
(5)が、吸着ノズルを保持するシャフト(30)、上
下動モータ(Z軸モータ51)、シャフトを支持するブ
ラケット(80)、上下動モータの駆動力をシャフト側
に伝達するボールねじ(52)、回転モータ(61)等
を備える部品装着手段(10)を複数連設して構成され
る。そして、シャフトと回転モータの回転軸(61a)
との軸心距離(R1〜R4)が略同一となるように、回
転モータの回転軸を同一円弧(L2)上に配設し、ねじ
軸(52a)と上下動モータの回転軸(51a)との軸心
距離(R5〜R8)が略同一となるように、上下動モー
タの回転軸を同一円弧(L4)上に配設する。従って、
シャフト間の軸心距離やねじ軸間の軸心距離変更して装
着ヘッドを小型化できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子部品実装装置
の装着ヘッドに関するものである。
【0002】
【従来の技術】電子部品を回路基板上の所定位置に装着
する電子部品実装装置の装着ヘッドとして、複数の吸着
ノズルを備えたものが知られている。このような装着ヘ
ッドは、吸着ノズル及び吸着ノズルを駆動させる機構を
備えた部品装着手段を複数連設して構成されるものであ
り、図5に示すように、各部品装着手段100は吸着ノ
ズル101を上下動させるZ軸モータ102、吸着ノズ
ル101を回転させる回転モータ103、下端に吸着ノ
ズル101を保持する中空シャフト104、中空シャフ
ト104を支持するブラケット105、ブラケット10
5の上下動を案内するリニアウェイ106、これら部品
が取り付けられる支持部材107等から概略構成され
る。
【0003】シャフト104を支持したブラケット10
5はボールねじ108のナット108aに接合してい
る。ボールねじ108のねじ軸108bの上端には従動
プーリ108cが取り付けられており、この従動プーリ
108cとZ軸モータ102の回転軸102aに取り付
けられた駆動プーリ102bとに掛け回されたタイミン
グベルト109を介して、Z軸モータ102の駆動がね
じ軸108bに伝達され、シャフト104、ひいては吸
着ノズル101が上下動するようになっている。なお、
支持部材107に取り付けられたリニアウェイ106の
レール106a及びブラケット105に取り付けられた
リニアウェイ106のスライドユニット106bによ
り、吸着ノズル101の上下動が案内されている。
【0004】また、回転モータ103の回転軸103a
には駆動プーリ103bが取り付けられ、この駆動プー
リ103bに掛け回されたタイミングベルト109は、
ボールスプライン110のナット110aと一体に回転
する従動プーリ103cにも掛け回されている。そし
て、回転モータ103の駆動がボールスプライン110
に伝達され、シャフト104、ひいては吸着ノズル10
1が回転するようになっている。そして、この部品装着
手段100を、図6に示すように、左右方向に複数(例
えば4つ)連接することで装着ヘッド200が構成され
ている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うに装着ヘッド200が部品装着手段100を複数連接
して構成される場合、図6に示すように、各Z軸モータ
102の後方に配設されるねじ軸108b間の軸心距離
A1は、Z軸モータ102の回転軸102a間の軸心距
離A2とほぼ同一となり、さらには中空シャフト104
間の軸心距離A3も回転軸102b間の距離A2とほぼ
同一となる。また、図示はしないが、回転モータ103
の回転軸103a間の軸心距離も回転軸102b間の軸
心距離A2とほぼ同一となる。
【0006】このように、ねじ軸108b間の軸心距離
A1及び中空シャフト104間の軸心距離A3は、装着
ヘッド200を構成する各種装置のうち比較的大きな形
状を備えるZ軸モータ102の左右幅により決定される
ことになり、仮に回転モータ103の左右幅がZ軸モー
タ102の左右幅よりも大きい場合には、ねじ軸108
b間の軸心距離A1及び中空シャフト104間の軸心距
離A3は、おもに回転モータ103の左右幅により決定
されることになる。このように、ねじ軸108b間の軸
心距離A1及び中空シャフト104間の軸心距離A3は
Z軸モータ102あるいは回転モータ103の左右幅の
影響を受けて決定されることから、装着ヘッドの小型化
は一般的に困難なものであった。
【0007】本発明の課題は、上述の問題を考慮したも
のであり、小型化可能な電子部品実装装置の装着ヘッド
を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、請求項1記載の電子部品実装装置の装着ヘッド
(5)は、電子部品を真空吸着し、回路基板上の所定位
置に装着する吸着ノズル(20)と、上下方向に沿って
配設され、下端において前記吸着ノズルを保持するシャ
フト(30)と、前記シャフトを上下方向に駆動させる
上下動モータ(Z軸モータ51)と、前記シャフトを支
持するブラケット(80)と、前記上下動モータの駆動
力を前記ブラケットに伝達するボールねじ(52)と、
前記シャフトを軸回りに回転駆動させる回転モータ(6
1)とを備える部品装着手段(10)を複数連設して構
成される電子部品実装装置の装着ヘッドであって、前記
シャフトがそれぞれ平面視同一直線(L1)上に配設さ
れ、各シャフトと、各シャフトに対応する前記回転モー
タの回転軸(61a)との軸心距離(R1〜R4)が略
同一となるように、前記回転モータの回転軸がそれぞれ
平面視同一円弧(L2)上に配設されることを特徴とす
る。
【0009】請求項1記載の電子部品実装装置の装着ヘ
ッドによれば、複数のシャフトを平面視同一直線上に配
設し、シャフトと各シャフトに対応する回転モータの回
転軸との軸心距離が略同一となるように、複数の回転モ
ータの回転軸を平面視同一円弧上にする。従って、シャ
フト間の軸心距離を回転モータの回転軸間の軸心距離と
同一にする必要が無くなるので、装着ヘッド設計の自由
度が向上し、装着ヘッドを小型化することができる。ま
た、各部品装着手段の形状やサイズは同一なので、部品
装着手段の構成部材を互いに共用でき、装着ヘッドの製
造コストを抑えることができる。
【0010】請求項2記載の電子部品実装装置の装着ヘ
ッドは、請求項1記載の電子部品実装装置の装着ヘッド
であって、前記シャフト間の軸心距離(T1)を、前記
回転モータの回転軸間の軸心距離(T3)より小さくす
ることを特徴とする。
【0011】請求項2記載の電子部品実装装置の装着ヘ
ッドによれば、請求項1と同様の効果を得られると共
に、シャフト間の軸心距離を、回転モータの回転軸間の
軸心距離より小さくするので、シャフト周辺のスペース
を小さくでき、装着ヘッドの小型化を図ることができ
る。
【0012】請求項3記載の電子部品実装装置の装着ヘ
ッドは、請求項1または2記載の電子部品実装装置の装
着ヘッドであって、前記回転モータの駆動力を前記シャ
フトに伝達する回転モータ用駆動力伝達手段(62)
が、前記回転モータの回転軸に取り付けられる回転モー
タ用駆動プーリ(62a)と、前記シャフトに取り付け
られる回転モータ用従動プーリ(62b)と、これら回
転モータ用駆動プーリと回転モータ用従動プーリとに掛
け回される回転モータ用タイミングベルト(62c)と
を備え、隣り合う回転モータ用従動プーリが上下交互に
重なり合って取り付けられていることを特徴とする。
【0013】請求項3記載の電子部品実装装置の装着ヘ
ッドによれば、請求項1または2と同様の効果を得られ
ると共に、隣り合う回転モータ用従動プーリを上下交互
に重なり合って取り付けるので、シャフト間の軸心距離
を小さくした場合でも、隣り合う回転モータ用従動プー
リ同士を干渉せずに駆動させることができる。
【0014】請求項4記載の電子部品実装装置の装着ヘ
ッドは、電子部品を真空吸着し、回路基板上の所定位置
に装着する吸着ノズルと、上下方向に沿って配設され、
下端において前記吸着ノズルを保持するシャフトと、前
記シャフトを上下方向に駆動させる上下動モータと、前
記シャフトを支持するブラケットと、前記上下動モータ
の駆動力を前記ブラケットに伝達するボールねじと、前
記シャフトを軸回りに回転駆動させる回転モータとを備
える部品装着手段を複数連設して構成される電子部品実
装装置の装着ヘッドであって、前記ボールねじのねじ軸
(52a)がそれぞれ平面視同一直線(L3)上に配設
され、各ねじ軸と、各ねじ軸に対応する前記上下動モー
タの回転軸(51a)との軸心距離(R5〜R8)が略
同一となるように、前記上下動モータの回転軸がそれぞ
れ平面視同一円弧(L4)上に配設されることを特徴と
する。
【0015】請求項4記載の電子部品実装装置の装着ヘ
ッドによれば、複数のねじ軸を平面視同一直線上に配設
し、各ねじ軸と各ねじ軸に対応する上下動モータの回転
軸との軸心距離が略同一となるように、複数の上下動モ
ータの回転軸を平面視同一円弧上にする。従って、ねじ
軸間の軸心距離を上下動モータの回転軸間の軸心距離と
同一にする必要が無くなるので、装着ヘッド設計の自由
度が向上し、装着ヘッドを小型化することができる。ま
た、各部品装着手段の形状やサイズは同一なので、部品
装着手段の構成部材を互いに共用でき、装着ヘッドの製
造コストを抑えることができる。
【0016】請求項5記載の電子部品実装装置の装着ヘ
ッドは、請求項4記載の電子部品実装装置の装着ヘッド
であって、前記ねじ軸間の軸心距離(T2)を、前記上
下動モータの回転軸間の軸心距離(T4)より小さくす
ることを特徴とする。
【0017】請求項5記載の電子部品実装装置の装着ヘ
ッドによれば、請求項4と同様の効果を得られると共
に、前記ねじ軸間の軸心距離を、前記上下動モータの回
転軸間の軸心距離より小さくするので、ねじ軸周辺のス
ペースを小さくでき、装着ヘッドの小型化を図ることが
できる。
【0018】請求項6記載の電子部品実装装置の装着ヘ
ッドは、請求項4または5記載の電子部品実装装置の装
着ヘッドであって、前記上下動モータの駆動力を前記シ
ャフトに伝達する上下動モータ用駆動力伝達手段(5
3)が、前記上下動モータの回転軸に取り付けられる上
下動モータ用駆動プーリ(53a)と、前記ねじ軸に取
り付けられる上下動モータ用従動プーリ(53b)と、
これら上下動モータ用駆動プーリと上下動モータ用従動
プーリとに掛け回される上下動モータ用タイミングベル
ト(53c)とを備え、隣り合う上下動モータ用従動プ
ーリが上下交互に重なり合って取り付けられていること
を特徴とする。
【0019】請求項6記載の電子部品実装装置の装着ヘ
ッドによれば、請求項4または5と同様の効果を得られ
ると共に、隣り合う上下動モータ用従動プーリを上下交
互に重なり合って取り付けるので、ねじ軸間の軸心距離
を小さくした場合でも、隣り合う上下動モータ用従動プ
ーリ同士を干渉せずに駆動させることができる。
【0020】請求項7記載の電子部品実装装置の装着ヘ
ッドは、電子部品を真空吸着し、回路基板上の所定位置
に装着する吸着ノズルと、上下方向に沿って配設され、
下端において前記吸着ノズルを保持するシャフトと、前
記シャフトを上下方向に駆動させる上下動モータと、前
記シャフトを支持するブラケットと、前記上下動モータ
の駆動力を前記ブラケットに伝達するボールねじと、前
記シャフトを軸回りに回転駆動させる回転モータとを備
える部品装着手段を複数連設して構成される電子部品実
装装置の装着ヘッドであって、前記シャフトがそれぞれ
平面視同一直線上に配設され、各シャフトと、各シャフ
トに対応する前記回転モータの回転軸との軸心距離が略
同一となるように、前記回転モータの回転軸がそれぞれ
平面視同一円弧上に配設され、前記ボールねじのねじ軸
がそれぞれ平面視同一直線上に配設され、各ねじ軸と、
各ねじ軸に対応する前記上下動モータの回転軸との軸心
距離が略同一となるように、前記上下動モータの回転軸
がそれぞれ平面視同一円弧上に配設されることを特徴と
する。
【0021】請求項7記載の電子部品実装装置の装着ヘ
ッドによれば、前記シャフトをそれぞれ平面視同一直線
上に配設し、各シャフトと、各シャフトに対応する前記
回転モータの回転軸との軸心距離が略同一となるよう
に、前記回転モータの回転軸をそれぞれ平面視同一円弧
上に配設し、前記ボールねじのねじ軸をそれぞれ平面視
同一直線上に配設し、各ねじ軸と、各ねじ軸に対応する
前記上下動モータの回転軸との軸心距離が略同一となる
ように、前記上下動モータの回転軸をそれぞれ平面視同
一円弧上に配設する。従って、シャフト間の軸心距離を
回転モータの回転軸間の軸心距離と同一にする必要が無
くなり、また、ねじ軸間の軸心距離を上下動モータの回
転軸間の軸心距離と同一にする必要が無くなるので、装
着ヘッド設計の自由度が向上し、装着ヘッドを小型化す
ることができる。また、各部品装着手段の形状やサイズ
は同一なので、部品装着手段の構成部材を互いに共用で
き、装着ヘッドの製造コストを抑えることができる。
【0022】請求項8記載の電子部品実装装置の装着ヘ
ッドは、請求項7記載の電子部品実装装置の装着ヘッド
であって、前記シャフト間の軸心距離を、前記回転モー
タの回転軸間の軸心距離より小さくし、前記ねじ軸間の
軸心距離を、前記上下動モータの回転軸間の軸心距離よ
り小さくすることを特徴とする。
【0023】請求項8記載の電子部品実装装置の装着ヘ
ッドによれば、請求項7と同様の効果を得られると共
に、前記シャフト間の軸心距離を、前記回転モータの回
転軸間の軸心距離より小さくし、前記ねじ軸間の軸心距
離を、前記上下動モータの回転軸間の軸心距離より小さ
くするので、シャフト及びねじ軸周辺のスペースを小さ
くでき、装着ヘッドの小型化を図ることができる。
【0024】請求項9記載の電子部品実装装置の装着ヘ
ッドは、請求項7または8記載の電子部品実装装置の装
着ヘッドであって、前記回転モータの駆動力を前記シャ
フトに伝達する回転モータ用駆動力伝達手段が、前記回
転モータの回転軸に取り付けられる回転モータ用駆動プ
ーリと、前記シャフトに取り付けられる回転モータ用従
動プーリと、これら回転モータ用駆動プーリと回転モー
タ用従動プーリとに掛け回される回転モータ用タイミン
グベルトとを備え、前記上下動モータの駆動力を前記シ
ャフトに伝達する上下動モータ用駆動力伝達手段が、前
記上下動モータの回転軸に取り付けられる上下動モータ
用駆動プーリと、前記ねじ軸に取り付けられる上下動モ
ータ用従動プーリと、これら上下動モータ用駆動プーリ
と上下動モータ用従動プーリとに掛け回される上下動モ
ータ用タイミングベルトとを備え、隣り合う回転モータ
用従動プーリ及び隣り合う上下動モータ用従動プーリの
少なくともいずれか一方が上下交互に重なり合って取り
付けられていることを特徴とする。
【0025】請求項9記載の電子部品実装装置の装着ヘ
ッドによれば、請求項7または8と同様の効果を得られ
ると共に、隣り合う回転モータ用従動プーリ及び隣り合
う上下動モータ用従動プーリの少なくともいずれか一方
を上下交互に重なり合って取り付けるので、シャフト間
の軸心距離またはねじ軸間の軸心距離を小さくした場合
でも、隣り合う回転モータ用従動プーリ及び隣り合う上
下動モータ用従動プーリを干渉せずに駆動させることが
できる。
【0026】
【発明の実施の形態】次に、本発明の電子部品実装装置
の装着ヘッドの実施の形態について図面を用いて説明す
る。図1及び図2に示すように、電子部品実装装置1
は、電子部品を供給する電子部品供給手段2(例えば、
テープフィーダ)、回路基板3を搬送するための基板搬
送装置4、吸着ノズル20を支持して上下動及び回動さ
せる部品装着手段10、部品装着手段10を左右方向に
複数連設して構成される装着ヘッド5、装着ヘッド5を
水平面内で前後左右方向(XY方向)に移動させるXY
移動装置6、吸着ノズル20による電子部品の吸着状態
を撮像する撮像手段7、これら各種装置の駆動を制御す
る制御手段(図示せず)等から概略構成される。なお、
図1には装着ヘッド5を覆うヘッドカバー8が図示され
ている。
【0027】なお、電子部品実装装置1の動作、即ち、
吸着ノズル20による電子部品の吸着・実装動作や、X
Y移動装置6の動作等については周知であるため説明を
省略し、以下、装着ヘッド5の構成についておもに説明
する。
【0028】装着ヘッド5は、上述のように部品装着手
段10を左右方向に複数(本実施の形態では4つ)連設
して構成され、各部品装着手段10は吸着ノズル20、
シャフト30、支持部材40、上下動手段50、回転手
段60、リニアウェイ70、シャフト支持用ブラケット
80等から概略構成される。なお、吸着ノズル20への
負圧の供給は図示しない真空発生装置により行われる。
【0029】シャフト30は、その下端に吸着ノズル2
0を保持した状態で上下方向に沿って配設される中空構
造を備えた棒状部材である。また、詳しい説明は後述す
るが、シャフト30の側面には軸方向に延びる複数のボ
ール溝(図示せず)が形成されており、シャフト30は
回転モータ61の駆動力を吸着ノズル20に伝達するた
めのボールスプラインのスプライン軸としての機能も有
している。
【0030】支持部材40は部品装着手段10を構成す
る各種装置を支持する側面視略コ字状の部材であり、鉛
直方向(上下方向)に延びる鉛直部41と、鉛直部41
の上端から前方に延出する上延出部42と、鉛直部41
の下端から前方に延出する下延出部43とを備える。
【0031】鉛直部41は、その前面に上下方向に延び
る溝41aを備えた平面視略コ字状に形成され、溝の内
部にリニアウェイ70のレール71が取り付けられてい
る。レール71はリニアウェイ70のスライドユニット
72を上下方向に摺動可能に支持しており、このスライ
ドユニット72はシャフト支持用ブラケット80に接合
している。
【0032】シャフト支持用ブラケット80は、その後
部においてスライドユニット72に接合した状態で前方
に延出する部材である。シャフト支持用ブラケット80
の前部には開口(図示せず)が形成されており、この開
口にボールねじ52のねじ軸52aが挿通されている。
また、ボールねじ52のナット52b(ボールナット)
はシャフト支持用ブラケット80に接合している。そし
て、ねじ軸52aの軸回りの回転によりボールナット5
2bとシャフト支持用ブラケット80とが一体に、リニ
アウェイ70に案内された状態で上下動するようになっ
ている。
【0033】また、シャフト支持用ブラケット80のほ
ぼ中央部にもシャフト30が挿通される開口(図示せ
ず)が形成されている。開口に挿通された状態のシャフ
ト30にはシャフト支持用ブラケット80を上下から挟
むようにしてボールベアリング82が固定されている。
そして、このボールベアリング82の作用により、シャ
フト30はシャフト支持用ブラケット80に回転自在に
支持されると共に、シャフト支持用ブラケット80と一
体に上下動するようになっている。なお、ボールベアリ
ング82を用いずに、シャフト30をシャフト支持用ブ
ラケット80に回転自在に支持した状態でシャフト支持
用ブラケット80と一体に移動可能な手段を用いるもの
としてもよい。
【0034】上延出部42の前部には上下に貫通した開
口(図示せず)が形成されており、また、上延出部42
の前部下面には略矩形状のZ軸モータ用ブラケット42
aが取り付けられている。そして、Z軸モータ51は、
その回転軸51aが開口に挿通された状態でZ軸モータ
用ブラケット42aを介して上延出部42に取り付けら
れている。また、上延出部42の前後方向の略中央部に
も上下に貫通した開口(図示せず)が形成されており、
この開口の内周部分に軸受けとしてのボールベアリング
42bが配設されている。そして、ボールねじ52のね
じ軸52aは、開口に挿通された状態で、ボールベアリ
ング42bにより軸回りに回転自在に軸支されている。
【0035】下延出部43は、側面視四角枠状に形成さ
れたボールスプライン支持部43aと、軸受け部の前面
から前方に延出する回転モータ支持部43bとを備え
る。回転モータ支持部43bの前部には上下に貫通した
開口(図示せず)が形成されており、また、回転モータ
支持部43bの前部上面には略矩形状の回転モータ用ブ
ラケット43cが取り付けられている。そして、回転モ
ータ61は、その回転軸61aが開口に挿通された状態
で回転モータ用ブラケット43cを介して回転モータ支
持部43bに取り付けられている。
【0036】ボールスプライン支持部43aを構成する
上下の板体にはそれぞれ上下に貫通した開口(図示せ
ず)が形成されており、これら上下両開口には後述する
スプラインハウジング62bを軸回りに回転自在に支持
するベアリング43dが配設されている。
【0037】上下動手段50は吸着ノズル20を上下動
させるために配設され、Z軸モータ51(上下動モー
タ)、ボールねじ52、上下動モータ50の駆動力をシ
ャフト30に伝達する駆動力伝達手段53(上下動モー
タ用駆動力伝達手段)等を備える。Z軸モータ51は、
上述のようにその回転軸51aが上延出部42の開口に
挿通された状態でZ軸モータ用ブラケット42aを介し
て上延出部42に接合しており、また、ボールねじ52
のねじ軸52aも上述のようにボールベアリング42b
により軸回りに回転自在に軸支されている。
【0038】駆動力伝達手段53は駆動プーリ53a
(上下動モータ用駆動プーリ)、従動プーリ53b(上
下動モータ用従動プーリ)、タイミングベルト53c
(上下動モータ用タイミングベルト)を備える。回転軸
51aとねじ軸52aの上端にはそれぞれ駆動プーリ5
3aと従動プーリ53bが取り付けられ、駆動プーリ5
3aと従動プーリ53bにタイミングベルト53cが掛
け回されている。そして、回転軸51aの軸回りの回転
がタイミングベルト53cを介してねじ軸52aに伝達
され、ねじ軸52aが軸回りに回転し、上述のようにボ
ールナット52bとシャフト支持用ブラケット80とが
一体に上下方向に移動するようになっている。なお、図
示はしないが、Z軸モータ51には、吸着ノズル20の
上下方向の位置を検出するためのエンコーダが配設され
ており、エンコーダから送信される出力信号に基づいて
制御手段はZ軸モータ51の駆動制御を行なう。
【0039】回転手段60は吸着ノズル20を軸回りに
回転させるために配設され、回転モータ61及び駆動力
伝達手段62を備える。回転モータ61は、上述のよう
にその回転軸61aが回転モータ支持部43bの開口に
挿通された状態で回転モータ用ブラケット43cを介し
て下延出部43に接合している。駆動力伝達手段62
(回転モータ用駆動力伝達手段)は、回転モータ61の
駆動力をシャフト30に伝達するために設けられ、回転
モータ61の回転軸61aに取り付けられる駆動プーリ
62a(回転モータ用駆動プーリ)、ハウジングに取り
付けられる従動プーリ62b(回転モータ用従動プー
リ)、これら駆動プーリ62aと従動プーリ62bとに
掛け回されるタイミングベルト62c(回転モータ用タ
イミングベルト)を備える。
【0040】上述のように、シャフト30の側面には軸
方向に延びる複数のボール溝が形成されており、シャフ
ト30はボールスプライン63のスプライン軸としての
機能を有している。シャフト30は、ボールスプライン
支持部43aの上下に配設されたベアリング43dによ
り回転自在に支持されたボールスプライン63のハウジ
ング63aに挿通されている。また、シャフト30の上
下方向の略中央部にはボールスプライン63のナット6
3bが嵌合しており、このナット63bはハウジング6
3aの内部に固着されている。そして、回転モータ61
の回転軸61aが軸回りに回転することで、駆動プーリ
62a及びタイミングベルト62cを介して従動プーリ
62bが回転し、この従動プーリ62bに接合したハウ
ジング63a及びナット63bを介してシャフト30及
び吸着ノズル20が軸回りに回転するようになってい
る。なお、図示はしないが、回転モータ61には、吸着
ノズル20の軸回りの回転位置(回転角度)を検出する
ためのエンコーダが配設されており、エンコーダから送
信される出力信号に基づいて制御手段は回転モータ61
の駆動制御を行なう。
【0041】そして、このような構造を備える部品装着
手段10を図3及び図4に示すように左右方向に4つ連
設して装着ヘッド5が構成されている。装着ヘッド5の
構成について説明すると、各シャフト30は平面視した
場合に左右方向に延びる直線L1上に配設されている。
また、各回転モータ61の回転軸61aは、対応するシ
ャフト30との軸心距離R1〜R4が同一となるよう円
弧L2上に配設されている。
【0042】また、各ボールねじ52のねじ軸52aも
左右方向に延びる直線L3上に配設されている。また、
各Z軸モータ51の回転軸51aは、対応するねじ軸5
2aとの軸心距離R5〜R8が同一となるよう円弧L4
上に配設されている。また、シャフト30間の軸心距離
T1とねじ軸52a間の軸心距離T2は同一となってい
る。そして、シャフト30間の軸心距離T1が回転モー
タ61の回転軸61a間の軸心距離T3と比較して小さ
くなるようにシャフト30を配設し、また、ねじ軸52
a間の軸心距離T2がZ軸モータ51の回転軸51a間
の軸心距離T4と比較して小さくなるようにねじ軸52
aを配設している。
【0043】また、図2及び図3に示すように、隣り合
う2つの従動プーリ62bが上下交互に重なり合って取
り付けられており、各従動プーリ62bの駆動時に隣り
の従動プーリ62bに干渉しないようになっている。な
お、このように隣り合う2つの従動プーリ62bが重な
り合う程度に従動プーリ62bの径を設定するのは、例
えば回転モータ61の駆動力をシャフト30側に伝達す
る際の減速比や位置決め精度の確保等を考慮したもので
あり、隣り合う従動プーリ62b同士が駆動時に干渉し
ない程度に十分小さい径が設定されている場合は、隣り
合う2つの従動プーリ62bを上下に重ねて取り付ける
必要はない。
【0044】本実施の形態に示した装着ヘッド5によれ
ば、シャフト30とこのシャフト30に対応する回転モ
ータ61の回転軸61aとの軸心距離R1〜R4が同一
となるように、複数の回転モータ61の回転軸61aを
同一円弧L2上に配設し、また、ねじ軸52aとこのね
じ軸52aに対応するZ軸モータ51の回転軸51aと
の軸心距離R5〜R8が同一となるように、複数のZ軸
モータ51の回転軸51aを同一円弧L4上に配設す
る。さらに、シャフト30間の軸心距離T1を回転モー
タ61の回転軸61a間の軸心距離T3より小さくし、
ねじ軸52a間の軸心距離T2をZ軸モータ51の回転
軸51a間の軸心距離T4より小さくしている。従っ
て、シャフト30及びねじ軸52a周辺のスペースを左
右方向に小さくでき、装着ヘッド5の小型化を図ること
ができる。
【0045】また、隣り合う2つの従動プーリ62bが
上下交互に重なり合って取り付けられているので、シャ
フト30間の軸心距離T1を小さくした場合でも、隣り
合う従動プーリ62bに干渉しないように各従動プーリ
62bを回転させることができる。また、4つの部品装
着手段10が同一構造を備えるので、部品装着手段10
を構成する部材を共用することができ、装着ヘッド5の
製造コストを抑えることができる。
【0046】なお、本発明は上記実施の形態に限定され
るものではなく、具体的な形状・構造等について適宜変
更可能である。例えば、本実施の形態においては、シャ
フト30を平面視同一直線L1上に配設し、各シャフト
30と、各シャフト30に対応する回転モータの回転軸
61aとの軸心距離R1〜R4が略同一となるように、
回転モータの回転軸61aをそれぞれ平面視同一円弧L
2上に配設し、さらに、ボールねじのねじ軸52aを平
面視同一直線L3上に配設し、各ねじ軸52aと、各ね
じ軸52aに対応する上下動モータの回転軸51aとの
軸心距離R5〜R8が略同一となるように、上下動モー
タの回転軸51aをそれぞれ平面視同一円弧L4上に配
設するものとしたが、これに限らず、シャフト30を平
面視同一直線L1上に配設し、各シャフト30に対応す
る回転モータの回転軸61aを軸心距離R1〜R4が略
同一となるように平面視同一円弧L2上に配設するのみ
でも良く、あるいは、ボールねじのねじ軸52aを平面
視同一直線上に配設し、各ねじ軸52aに対応する上下
動モータの回転軸51aを軸心距離R5〜R8が略同一
となるように平面視同一円弧L4上に配設するのみでも
よい。
【0047】また、隣り合う回転モータ用従動プーリ6
2bを上下交互に重なり合って取り付けるものとした
が、これに限らず、図示は省略するが、隣り合う上下動
モータ用従動プーリ53bを上下交互に重なり合って取
り付けるものとしてもよく、あるいは、隣り合う回転モ
ータ用従動プーリ62bと隣り合う上下動モータ用従動
プーリ53bをそれぞれ上下交互に重なり合って取り付
けるものとしてもよい。また、本実施の形態において
は、装着ヘッド5が部品装着手段10を4つ連接して構
成されるものとしたが、これに限らず4つ以上でもある
いは4つ以下でもよい。また、支持部材40の形状につ
いても、本実施の形態では側面視略コ字状としたが、こ
れに限るものではなく、例えば支持部材40の上延出部
42や下延出部43が鉛直部41から後方に延出するも
のとしてもよく、このような支持部材40の形状の変更
に伴い、Z軸モータ51や回転モータ61の取り付け位
置も適宜変更可能である。
【0048】
【発明の効果】請求項1記載の電子部品実装装置の装着
ヘッドによれば、複数のシャフトを平面視同一直線上に
配設し、シャフトと各シャフトに対応する回転モータの
回転軸との軸心距離が略同一となるように、複数の回転
モータの回転軸を平面視同一円弧上にする。従って、シ
ャフト間の軸心距離を回転モータの回転軸間の軸心距離
と同一にする必要が無くなるので、装着ヘッド設計の自
由度が向上し、装着ヘッドを小型化することができる。
また、各部品装着手段の形状やサイズは同一なので、部
品装着手段の構成部材を互いに共用でき、装着ヘッドの
製造コストを抑えることができる。
【0049】請求項2記載の電子部品実装装置の装着ヘ
ッドによれば、請求項1と同様の効果を得られると共
に、シャフト間の軸心距離を、回転モータの回転軸間の
軸心距離より小さくするので、シャフト周辺のスペース
を小さくでき、装着ヘッドの小型化を図ることができ
る。
【0050】請求項3記載の電子部品実装装置の装着ヘ
ッドによれば、請求項1または2と同様の効果を得られ
ると共に、隣り合う回転モータ用従動プーリを上下交互
に重なり合って取り付けるので、シャフト間の軸心距離
を小さくした場合でも、隣り合う回転モータ用従動プー
リ同士を干渉せずに駆動させることができる。
【0051】請求項4記載の電子部品実装装置の装着ヘ
ッドによれば、複数のねじ軸を平面視同一直線上に配設
し、各ねじ軸と各ねじ軸に対応する上下動モータの回転
軸との軸心距離が略同一となるように、複数の上下動モ
ータの回転軸を平面視同一円弧上にする。従って、ねじ
軸間の軸心距離を上下動モータの回転軸間の軸心距離と
同一にする必要が無くなるので、装着ヘッド設計の自由
度が向上し、装着ヘッドを小型化することができる。ま
た、各部品装着手段の形状やサイズは同一なので、部品
装着手段の構成部材を互いに共用でき、装着ヘッドの製
造コストを抑えることができる。
【0052】請求項5記載の電子部品実装装置の装着ヘ
ッドによれば、請求項4と同様の効果を得られると共
に、前記ねじ軸間の軸心距離を、前記上下動モータの回
転軸間の軸心距離より小さくするので、ねじ軸周辺のス
ペースを小さくでき、装着ヘッドの小型化を図ることが
できる。
【0053】請求項6記載の電子部品実装装置の装着ヘ
ッドによれば、請求項4または5と同様の効果を得られ
ると共に、隣り合う上下動モータ用従動プーリを上下交
互に重なり合って取り付けるので、ねじ軸間の軸心距離
を小さくした場合でも、隣り合う上下動モータ用従動プ
ーリ同士を干渉せずに駆動させることができる。
【0054】請求項7記載の電子部品実装装置の装着ヘ
ッドによれば、前記シャフトをそれぞれ平面視同一直線
上に配設し、各シャフトと、各シャフトに対応する前記
回転モータの回転軸との軸心距離が略同一となるよう
に、前記回転モータの回転軸をそれぞれ平面視同一円弧
上に配設し、前記ボールねじのねじ軸をそれぞれ平面視
同一直線上に配設し、各ねじ軸と、各ねじ軸に対応する
前記上下動モータの回転軸との軸心距離が略同一となる
ように、前記上下動モータの回転軸をそれぞれ平面視同
一円弧上に配設する。従って、シャフト間の軸心距離を
回転モータの回転軸間の軸心距離と同一にする必要が無
くなり、また、ねじ軸間の軸心距離を上下動モータの回
転軸間の軸心距離と同一にする必要が無くなるので、装
着ヘッド設計の自由度が向上し、装着ヘッドを小型化す
ることができる。また、各部品装着手段の形状やサイズ
は同一なので、部品装着手段の構成部材を互いに共用で
き、装着ヘッドの製造コストを抑えることができる。
【0055】請求項8記載の電子部品実装装置の装着ヘ
ッドによれば、請求項7と同様の効果を得られると共
に、前記シャフト間の軸心距離を、前記回転モータの回
転軸間の軸心距離より小さくし、前記ねじ軸間の軸心距
離を、前記上下動モータの回転軸間の軸心距離より小さ
くするので、シャフト及びねじ軸周辺のスペースを小さ
くでき、装着ヘッドの小型化を図ることができる。
【0056】請求項9記載の電子部品実装装置の装着ヘ
ッドによれば、請求項7または8と同様の効果を得られ
ると共に、隣り合う回転モータ用従動プーリ及び隣り合
う上下動モータ用従動プーリの少なくともいずれか一方
を上下交互に重なり合って取り付けるので、シャフト間
の軸心距離またはねじ軸間の軸心距離を小さくした場合
でも、隣り合う回転モータ用従動プーリ及び隣り合う上
下動モータ用従動プーリを干渉せずに駆動させることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態の電子部品実装装置の構造を示す
要部斜視図である。
【図2】装着ヘッドの構造を示す側面図である。
【図3】装着ヘッドの構造を示す平面図である。
【図4】装着ヘッドの構造を示す平面図である。
【図5】従来の装着ヘッドの構造を示す側面図である。
【図6】従来の装着ヘッドの構造を示す平面図である。
【符号の説明】
L1 直線 L2 円弧 L3 直線 L4 円弧 R1〜R4 軸心距離 R5〜R8 軸心距離 T1 シャフト間の軸心距離 T2 ねじ軸間の軸心距離 T3 回転モータの回転軸間の軸心距離 T4 上下動モータの回転軸間の軸心距離 5 装着ヘッド 10 部品装着手段 20 吸着ノズル 30 シャフト 51 上下動モータ(Z軸モータ) 51a 上下動モータの回転軸 52 ボールねじ 52a ボールねじのねじ軸 53 上下動モータ用駆動力伝達手段 53a 上下動モータ用駆動プーリ 53b 上下動モータ用従動プーリ 53c 上下動モータ用タイミングベルト 61 回転モータ 61a 回転モータの回転軸 62 回転モータ用駆動力伝達手段 62a 回転モータ用駆動プーリ 62b 回転モータ用従動プーリ 62c 回転モータ用タイミングベルト 80 ブラケット

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子部品を真空吸着し、回路基板上の所
    定位置に装着する吸着ノズルと、上下方向に沿って配設
    され、下端において前記吸着ノズルを保持するシャフト
    と、前記シャフトを上下方向に駆動させる上下動モータ
    と、前記シャフトを支持するブラケットと、前記上下動
    モータの駆動力を前記ブラケットに伝達するボールねじ
    と、前記シャフトを軸回りに回転駆動させる回転モータ
    とを備える部品装着手段を複数連設して構成される電子
    部品実装装置の装着ヘッドであって、 前記シャフトがそれぞれ平面視同一直線上に配設され、
    各シャフトと、各シャフトに対応する前記回転モータの
    回転軸との軸心距離が略同一となるように、前記回転モ
    ータの回転軸がそれぞれ平面視同一円弧上に配設される
    ことを特徴とする電子部品実装装置の装着ヘッド。
  2. 【請求項2】 請求項2記載の電子部品実装装置の装着
    ヘッドは、請求項1記載の電子部品実装装置の装着ヘッ
    ドであって、 前記シャフト間の軸心距離を、前記回転モータの回転軸
    間の軸心距離より小さくすることを特徴とする電子部品
    実装装置の装着ヘッド。
  3. 【請求項3】 請求項3記載の電子部品実装装置の装着
    ヘッドは、請求項1または2記載の電子部品実装装置の
    装着ヘッドであって、 前記回転モータの駆動力を前記シャフトに伝達する回転
    モータ用駆動力伝達手段が、前記回転モータの回転軸に
    取り付けられる回転モータ用駆動プーリと、前記シャフ
    トに取り付けられる回転モータ用従動プーリと、これら
    回転モータ用駆動プーリと回転モータ用従動プーリとに
    掛け回される回転モータ用タイミングベルトとを備え、
    隣り合う回転モータ用従動プーリが上下交互に重なり合
    って取り付けられていることを特徴とする電子部品実装
    装置の装着ヘッド。
  4. 【請求項4】 電子部品を真空吸着し、回路基板上の所
    定位置に装着する吸着ノズルと、上下方向に沿って配設
    され、下端において前記吸着ノズルを保持するシャフト
    と、前記シャフトを上下方向に駆動させる上下動モータ
    と、前記シャフトを支持するブラケットと、前記上下動
    モータの駆動力を前記ブラケットに伝達するボールねじ
    と、前記シャフトを軸回りに回転駆動させる回転モータ
    とを備える部品装着手段を複数連設して構成される電子
    部品実装装置の装着ヘッドであって、 前記ボールねじのねじ軸がそれぞれ平面視同一直線上に
    配設され、各ねじ軸と、各ねじ軸に対応する前記上下動
    モータの回転軸との軸心距離が略同一となるように、前
    記上下動モータの回転軸がそれぞれ平面視同一円弧上に
    配設されることを特徴とする電子部品実装装置の装着ヘ
    ッド。
  5. 【請求項5】 請求項5記載の電子部品実装装置の装着
    ヘッドは、請求項4記載の電子部品実装装置の装着ヘッ
    ドであって、 前記ねじ軸間の軸心距離を、前記上下動モータの回転軸
    間の軸心距離より小さくすることを特徴とする電子部品
    実装装置の装着ヘッド。
  6. 【請求項6】 請求項6記載の電子部品実装装置の装着
    ヘッドは、請求項4または5記載の電子部品実装装置の
    装着ヘッドであって、 前記上下動モータの駆動力を前記シャフトに伝達する上
    下動モータ用駆動力伝達手段が、前記上下動モータの回
    転軸に取り付けられる上下動モータ用駆動プーリと、前
    記ねじ軸に取り付けられる上下動モータ用従動プーリ
    と、これら上下動モータ用駆動プーリと上下動モータ用
    従動プーリとに掛け回される上下動モータ用タイミング
    ベルトとを備え、隣り合う上下動モータ用従動プーリが
    上下交互に重なり合って取り付けられていることを特徴
    とする電子部品実装装置の装着ヘッド。
  7. 【請求項7】 電子部品を真空吸着し、回路基板上の所
    定位置に装着する吸着ノズルと、上下方向に沿って配設
    され、下端において前記吸着ノズルを保持するシャフト
    と、前記シャフトを上下方向に駆動させる上下動モータ
    と、前記シャフトを支持するブラケットと、前記上下動
    モータの駆動力を前記ブラケットに伝達するボールねじ
    と、前記シャフトを軸回りに回転駆動させる回転モータ
    とを備える部品装着手段を複数連設して構成される電子
    部品実装装置の装着ヘッドであって、 前記シャフトがそれぞれ平面視同一直線上に配設され、
    各シャフトと、各シャフトに対応する前記回転モータの
    回転軸との軸心距離が略同一となるように、前記回転モ
    ータの回転軸がそれぞれ平面視同一円弧上に配設され、 前記ボールねじのねじ軸がそれぞれ平面視同一直線上に
    配設され、各ねじ軸と、各ねじ軸に対応する前記上下動
    モータの回転軸との軸心距離が略同一となるように、前
    記上下動モータの回転軸がそれぞれ平面視同一円弧上に
    配設されることを特徴とする電子部品実装装置の装着ヘ
    ッド。
  8. 【請求項8】 請求項8記載の電子部品実装装置の装着
    ヘッドは、請求項7記載の電子部品実装装置の装着ヘッ
    ドであって、 前記シャフト間の軸心距離を、前記回転モータの回転軸
    間の軸心距離より小さくし、 前記ねじ軸間の軸心距離を、前記上下動モータの回転軸
    間の軸心距離より小さくすることを特徴とする電子部品
    実装装置の装着ヘッド。
  9. 【請求項9】 請求項9記載の電子部品実装装置の装着
    ヘッドは、請求項7または8記載の電子部品実装装置の
    装着ヘッドであって、 前記回転モータの駆動力を前記シャフトに伝達する回転
    モータ用駆動力伝達手段が、前記回転モータの回転軸に
    取り付けられる回転モータ用駆動プーリと、前記シャフ
    トに取り付けられる回転モータ用従動プーリと、これら
    回転モータ用駆動プーリと回転モータ用従動プーリとに
    掛け回される回転モータ用タイミングベルトとを備え、 前記上下動モータの駆動力を前記シャフトに伝達する上
    下動モータ用駆動力伝達手段が、前記上下動モータの回
    転軸に取り付けられる上下動モータ用駆動プーリと、前
    記ねじ軸に取り付けられる上下動モータ用従動プーリ
    と、これら上下動モータ用駆動プーリと上下動モータ用
    従動プーリとに掛け回される上下動モータ用タイミング
    ベルトとを備え、 隣り合う回転モータ用従動プーリ及び隣り合う上下動モ
    ータ用従動プーリの少なくともいずれか一方が上下交互
    に重なり合って取り付けられていることを特徴とする電
    子部品実装装置の装着ヘッド。
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