JPH0582998A - 部品取付装置 - Google Patents

部品取付装置

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JPH0582998A
JPH0582998A JP3113475A JP11347591A JPH0582998A JP H0582998 A JPH0582998 A JP H0582998A JP 3113475 A JP3113475 A JP 3113475A JP 11347591 A JP11347591 A JP 11347591A JP H0582998 A JPH0582998 A JP H0582998A
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JP
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nozzle
motor
shaft
linear motor
rotary
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JP3113475A
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Noriyuki Uchiumi
典之 内海
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Tokico Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電子部品を吸着するノズルが設けられたノズ
ルヘッドを有し、このノズルを回転かつ上下動させ、ま
た、ノズルヘッドを水平移動させることにより、基板上
に半導体チップ等の電子部品を位置決めて取付ける部品
取付装置において、前記ノズルの回転と上下動を駆動す
るための駆動伝達系の剛性を向上して高速化を図るとと
もに、この伝達系の伝達誤差を低減し搭載精度を向上さ
せる。 【構成】 前記ノズルの回転と上下動を駆動する回転形
モータと円筒形リニアモータとを前記ノズルヘッドにお
ける前記ノズルと同軸上に設け、これらモータの可動子
と前記ノズルとが一体となって回転あるいは上下動する
構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子回路基板の製造工
程において、半導体チップ等の電子部品を基板に取付け
るのに用いられる部品取付装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、電子回路基板の製造工程におい
て、基板上に半導体チップ等の電子部品を位置決めて取
付ける装置として、部品を真空吸着するノズルと、この
ノズルヘッドを回転自在かつ上下動自在に支持するノズ
ルヘッドとを有し、前記ノズルを上下させかつ回転さ
せ、また、前記ノズルヘッドを前後左右に移動させるこ
とにより、部品を位置決めて取付ける部品取付装置が知
られている。
【0003】そして、従来、この種の部品取付装置にあ
っては、ノズル回転用のモータとノズル上下動用のモー
タとをノズル軸とは平行であるが同軸上にない位置に配
していた。また、ノズル回転用モータの出力軸はタイミ
ングベルト等でノズル軸に連結されてこれにより駆動力
が伝達される構成とされ、一方、ノズル上下動用モータ
の出力軸の回転はボールねじ等で直線運動に変換されて
ノズル軸に伝えられてノズル軸が上下動する構成とされ
ていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このため、各モータか
らノズル軸までの動力の伝達系は、多数の伝達要素によ
り構成されることになり、しかも、剛性が比較的低くか
つバックラッシが大きいタイミングベルトやボールねじ
が使用されるため、前記伝達系の固有振動数が低く応答
性に限界があるという問題があった。また、これら各伝
達要素の伝達誤差(ピッチ誤差,バックラッシュ)が集
積してノズルの位置決め誤差となって現れるので、位置
決め精度の向上にも限界があった。
【0005】さらに、モータをノズル軸と平行にずらし
た位置に配しているため、ノズルヘッドの設置面積(水
平方向の大きさ)が大きくかつ高重量となり、特にノズ
ルを複数個持つ多ヘッド方式にすると、ノズルヘッドの
前後左右の移動応答性が下がるとともに、ノズルヘッド
の有効な動作範囲が減少するという問題があった。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の部品取付装置
は、部品を着脱自在に保持するノズルを回転自在かつ上
下動自在に支持するノズルヘッドを有し、該ノズルヘッ
ドを水平方向に移動させることにより、部品を位置決め
して取付ける部品取付装置において、前記ノズルの回転
と上下動を駆動する回転形モータと円筒形リニアモータ
とを前記ノズルヘッドにおける前記ノズルと同軸上に設
け、これらモータの可動子と前記ノズルとが一体となっ
て回転あるいは上下動する構成としたことを特徴として
いる。
【0007】
【作用】上記構成であると、ノズルの回転又は上下動を
駆動する各モータからノズルまでの動力の伝達系は、少
数の伝達要素により構成することができ、しかも剛性が
比較的低くかつバックラッシが大きいタイミングベルト
やボールねじは不要となる。このため、前記伝達系の固
有振動数を高めてノズルの回転又は上下動の応答性を従
来の限界を越えて向上させることができるとともに、前
記伝達要素の伝達誤差を低減して位置決め精度も向上さ
せることができる。また、各モータをノズルと同軸上に
配置する構成であるため、ノズルヘッドの大きさが特に
水平方向に小型になりかつ軽量になる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の第1実施例を図1,図2に基
づいて説明する。図1は本発明を適用した部品取付装置
の斜視図であり、図中符号1は基台、符号2は各部の動
作を制御するコントローラ、符号3は部品を着脱自在に
保持して鉛直軸(θ軸)回りに回転させるとともに上下
方向(Z軸方向)に移動させるノズルヘッド(本例では
2ヶ設置)、符号4はノズルヘッド3をXY方向(水平
方向)に移動させるXYロボット、符号5は操作盤を示
している。
【0009】図2は、ノズルヘッド3の縦断面図であ
る。このノズルヘッド3は、部品を吸着するためのノズ
ル19を有し、このノズル19と同軸上に回転形モータ
6と円筒形リニアモータ11とが配設されたもので、こ
れらモータ6,11により前記ノズルの回転あるいは上
下動が駆動される構成とされたものである。
【0010】この場合、回転形モータ6は、永久磁石同
期形サーボモータであり、これは、永久磁石(可動子)
7,コイル(固定子)8,回転軸9,回転角センサ1
0,ケース6aよりなる。永久磁石7は回転軸9に固定
され、回転軸9はモータ6の外枠を構成するケース6a
に軸受6b,6bにより軸支されている。この回転形モ
ータ6は、回転角センサ10より出力される回転軸9の
θ軸回りの回転角に応じた信号に基づき、コントローラ
2内のサーボコントローラによって制御されて、任意の
角度に回転軸9を回転させるものである。なお、回転軸
9は、中空軸とされ、ケース6aからそれぞれ上下に突
出するその両端のうち、先端(下端)が円筒型リニアモ
ータ11内に伸びている。
【0011】また、円筒形リニアモータ11は、コイル
可動形リニアサーボモータであり、これは、ヨーク(固
定子)12,永久磁石13,コイル(可動子)14,変
位センサ15,直動軸16(ノズル軸),リニアブッシ
ュ17,ケース11aよりなり、回転形モータ6の下側
に配置されているものである。この円筒形リニアモータ
11の外枠であるケース11aは、前記回転形モータ6
のケース6aの下端に固定されたもので、これらケース
6aと11aは一体に形成されていてもよい。
【0012】ここで、直動軸16は、前記回転軸9の下
端側に連なるように配されて、リニアブッシュ17を介
してケース11aに回転かつ上下動自在に支持されてい
るものである。この直動軸16は、中空状に形成された
もので、その基端(上端)はボールスプライン18によ
り前記回転軸9の先端に連結され、その先端には前記ノ
ズル19が設けられている。また、直動軸16の軸方向
の略中央部の外周には、永久磁石13の内側に伸びる冠
状部16aが形成され、この冠状部16aの先端にコイ
ル14が固定されている。さらに、直動軸16内には、
前記回転軸9の先端が嵌合する中径部16bが形成さ
れ、この中径部16bの内面に取付けられたOリング2
0によりこの嵌合部が密封される構成となっている。
【0013】また、変位センサ15は、前記冠状部16
aを介してコイル14の上下方向の変位のみを検出し、
コイル14の鉛直軸回りの回転に対しては出力値が変化
しないものである。なお、円筒形リニアモータ11も、
この変位センサ15の出力信号をフィードバック信号と
してコントローラ2内のサーボコントローラによって制
御され、直動軸16を上下方向の任意の位置に移動させ
るものである。
【0014】以上のように構成された部品取付装置にお
いて、回転形モータ6が作動して回転軸9が回転する
と、この回転はボールスプライン18により直動軸16
に伝えられるので、この直動軸16,コイル14及びノ
ズル19が回転軸9とともに鉛直軸回りに回転すること
になる。一方、円筒形リニアモータ11が作動すると、
前記鉛直軸回りに回転しているといないとにかかわら
ず、直動軸16は、その中径部16bの嵌合部あるいは
ボールスプライン18を介した連結部において回転軸9
に対して摺動しつつ上下動する。そして、このように直
動軸16が回転軸9に対して摺動しても、これら直動軸
16と回転軸9の内部はOリング20によって気密を維
持して連通した状態にあるので、回転軸9の基端部を吸
引装置あるいは加圧装置のいずれかに択一的に接続して
やれば、ノズル19の先端に部品を吸着し、あるいは吸
着した部品を離脱させることができる。
【0015】したがって、上記の如く構成された部品取
付装置によれば、以下のようにして従来同様部品を位置
決めして電子回路基板等への搭載が行える。まず、XY
ロボット4でノズルヘッド3を水平方向における吸着位
置へ移動させ、ノズル19を部品の吸着角度(鉛直軸回
りの角度)に合うよう回転形モータ6で回転させ、さら
に吸着高さになるよう円筒形リニアモータ11で上下動
させる。その後回転軸9の内部を減圧しノズル19で部
品を吸着する。そして、ノズル19を上方に上げ、搭載
時の部品角度にノズル19を回転させ、XYロボット4
でノズル3を搭載位置へ移動させて、ノズル3を搭載高
さに下ろし回転軸9内部の圧力を上げ部品をノズル19
から離せば、部品を搭載することができる。
【0016】そして、この部品取付装置であると、回転
形モータ6からノズル19(直動軸16)への駆動力の
伝達系を構成する伝達要素は、ボールスプライン18の
みであり、また、円筒形リニアモータ11からノズル1
9(直動軸16)への駆動力の伝達は、直結により行わ
れている。このため、これら伝達系における伝達誤差が
極めて小さく、上記部品搭載時においては、ノズル19
の回転あるいは上下動の位置決めは極めて精度高く行う
ことができるという効果が奏される。
【0017】以上説明した第1実施例は、ノズルヘッド
3において、各モータ6,11自体(すなわち、ケース
6a,11a等)が回転せず、回転軸9が上下動しない
という特徴を有するものであるが、本発明はこれに限ら
れず各種の態様があり得る。以下、ノズルヘッドの構成
の他の例を説明する。なお、ノズルヘッド以外の構成は
上記第1実施例と同様でよい。
【0018】図3は、本発明の第2実施例のノズルヘッ
ド3Aの構成を示している。このノズルヘッド3Aは、
やはり、前記回転形モータ6あるいは円筒形リニアモー
タ11とそれぞれ同様な構成の回転形モータ21あるい
は円筒形リニアモータ22をノズル軸24と同軸上に配
設してなるもので、第1実施例と同様にノズル軸24の
基端に回転軸23の先端をOリング26で密封して嵌合
させたものであるが、以下の特徴を有する。
【0019】すなわち、各モータ21,22のケース2
1a,22aは互いに分離して独立しており、回転軸2
3の先端側外周がキー24aによりケース22aに相対
回転を拘束された状態で連結されているとともに、ノズ
ル軸24がボールスプライン25を介して摺動のみ可能
な状態でケース22aに支持された構成とされて、ノズ
ル回転時には円筒形リニアモータ22全体が回転軸23
又はノズル軸24とともに回転する点に特徴を有する。
【0020】この第2実施例の構成であると、前述した
第1実施例と同様の効果に加え、ノズル軸24が円筒形
リニアモータ22の固定子である永久磁石や変位センサ
に対して回転しないので、回転することにより発生する
軸力や変位センサの出力が変化するような種類のモータ
も円筒形リニアモータ22として使用できるという利点
がある。
【0021】図4は、本発明の第3実施例のノズルヘッ
ド3Bの構成を示している。この、ノズルヘッド3B
は、やはり、前記回転形モータ6,円筒形リニアモータ
11と同様な構成の回転形モータ27,円筒形リニアモ
ータ28をノズル軸30と同軸上に配設してなるもの
で、第2実施例と同様に円筒形リニアモータ28全体が
ノズル軸30とともに回転するものであるが、以下の特
徴を有する。
【0022】すなわち、ノズル軸30の基端が、回転形
モータ27の中空な回転軸29の内部を隙間を有して貫
通させられ、回転形モータ27の上方に突出して、吸引
装置等に接続される接続部を構成している点である。そ
して、ノズル軸30は、先端がボールスプライン31を
介して円筒形リニアモータ28のケース28aに支持さ
れ、基端がリニアブッシュ32を介して回転形モータ2
7のケース27aに支持されて、回転及び上下動するよ
うになっている。
【0023】この第3実施例の構成であると、前記第1
実施例あるいは第2実施例と異なり、回転軸とノズル軸
との相互間における摺動がないという利点があり、ま
た、上述のようにノズル軸30は上下両方に突出し、こ
の上下両端がそれぞれ上下動あるいは回転するため、ノ
ズルヘッドを上下を反対にして使用することも可能であ
るという効果がある。
【0024】図5は、本発明の第4実施例のノズルヘッ
ド3Cの構成を示している。このノズルヘッド3Cは、
回転形モータ6と同様な回転形モータ33の内側に、円
筒形リニアモータ11と同様な円筒形リニアモータ34
を配置することにより、これらモータ33,34をノズ
ル軸35と同軸上に配設したものである。すなわち、円
筒形リニアモータ34のケース34aが回転形モータ3
3のケース33aの内側に軸支され、回転形モータ33
の回転子である永久磁石はこのケース34aの外周に固
定されている。そして、ノズル軸35は、その先端側が
ボールスプライン36を介して、また基端側がリニアブ
ッシュ37を介して、ケース34aに支持された構成と
されている。
【0025】この第4実施例の構成であると、ノズル軸
35とともに円筒形リニアモータ34全体が回転し、か
つノズル軸35が基端側においても回転かつ上下動する
ので、前記第3実施例と同様の効果を奏するとともに、
各モータが同芯円状に配されるからノズルヘッドの上下
方向の長さが短くできるという利点がある。
【0026】図6は、本発明の第5実施例のノズルヘッ
ド3Dの構成を示している。このノズルヘッド3Dは、
回転形モータ又は円筒形リニアモータとして永久磁石形
ステップモータを使用し、これら回転形モータ38と円
筒形リニアモータ39とを共通のケース38a内の上下
に形成し、かつ、これらモータ38,39の出力軸(回
転軸又は直動軸)をノズル軸52と一体に構成したもの
である。
【0027】すなわち、基端及び先端がケース38aに
リニアブッシュ53,54で支持されたノズル軸52の
外周であって、ケース38a内における上方に、軸方向
の回転子歯45からなる回転形モータ38の回転子44
が形成され、ケース38a内における下方には、周方向
の回転子歯51からなる円筒形リニアモータ39の回転
子50が形成されている。そして、ケース38aの内面
であって、回転子44に対向する位置には、回転形モー
タ38の固定子を構成する励磁コイル40,永久磁石4
1,磁極歯42が設けられ、また、回転子50に対向す
る位置には、円筒形リニアモータ39の固定子を構成す
る励磁コイル46,永久磁石47,磁極歯48が設けら
れている。
【0028】また、ケース38aの内面であって、回転
形モータ38又は円筒形リニアモータ39の各固定子の
近傍には、各回転子44,50にそれぞれ対向する回転
角センサ43あるいは変位センサ49が設けられ、各モ
ータ38,39はこれらセンサ43,49の出力信号を
フィードバッグ信号とし閉ループ制御することにより高
精度なサーボモータとして作動する構成となっている。
【0029】なお、回転角センサ43の先端には回転子
歯45に対応する歯が形成されており、このセンサ43
は、回転子歯45間のパーミアンス変化で回転角を検出
するものとされ、回転子歯45の上下方向の変化に対し
ては不感であり、また、歯間の中間位置も検出できるも
のである。また、変位センサ49の先端にも可動子歯5
1に対応する歯が形成され、この変位センサ49も回転
角センサ43と同様にノズル軸52の回転には不感で上
下動の変位のみを検出する構成とされている。
【0030】この第5実施例の構成であると、ノズル軸
52は、回転形モータ38が作動するとこの回転形モー
タ38の出力軸として回転し、円筒形リニアモータ39
が作動するとこの円筒形リニアモータ39の出力軸とし
て上下動する。このため、ノズル軸52の先端のノズル
に吸着された部品は、各モータの出力軸に直結した状態
で回転あるいは上下動させられて極めて高精度に位置決
めされる。すなわち、この例であると、各モータの出力
をノズルの動きとして伝達するための伝達要素は皆無に
なるので、回転についても上下動についても伝達誤差は
ゼロになるのである。なお、この第5実施例であると、
前記第4実施例の場合と同様に、摺動部が無くかつ上下
を逆にして使用することもできるという効果もある。
【0031】なお、以上五つのノズルヘッドの態様を説
明したが、これらは、同様の思想のもとにさらに変形し
て構成してもよい。まず、ノズルヘッド3,3A,3
B,3Dにあっては、回転形モータを下側に円筒形リニ
アモータを上側に配置することもできる。また、各モー
タの種類は上記各例に限られず、例えば、ノズルヘッド
3,3A,3B,3Cにノズルヘッド3Dと同様なステ
ップモータを用いてもよい。また、ノズルヘッド3Dに
おいて、外側に円筒形リニアモータを、内側に回転形モ
ータを設けてもよい。
【0032】
【発明の効果】本発明の部品取付装置であると、ノズル
の回転又は上下動を駆動する各モータからノズルまでの
駆動力の伝達系は、少数の伝達要素により構成すること
ができ、しかも剛性が比較的低くかつバックラッシが大
きいタイミングベルトやボールねじは不要となる。ま
た、各モータをノズルと同軸上に配置する構成であるた
め、ノズルヘッドの大きさが特に水平方向に小型になり
かつ軽量になる。このため、以下のような各種の効果が
奏される。 (1)ノズルの回転及び上下動の駆動系の剛性が高くな
り、従来の限界を越えて部品搭載の高速化が可能にな
る。 (2)部品の位置決め精度が向上する。 (3)ノズルヘッドが小形軽量であるので、ノズルヘッド
を移動させるXYロボットの搭載能力が低くても多数の
ノズルヘッドが搭載でき、作業効率が向上する。 (4)複数のノズルヘッドを設けた場合に、各ノズルヘッ
ドの間隔を狭くできるので、小形基板においても同時搭
載が可能となる。 (5)ノズルヘッドにおいて保守点検を必要とする構成部
品が少ないので信頼性が高くメンテナンスも容易であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】部品取付装置全体の斜視図である。
【図2】第1実施例に係わるノズルヘッドの縦断面図で
ある。
【図3】第2実施例に係わるノズルヘッドの縦断面図で
ある。
【図4】第3実施例に係わるノズルヘッドの縦断面図で
ある。
【図5】第4実施例に係わるノズルヘッドの縦断面図で
ある。
【図6】第5実施例に係わるノズルヘッドの縦断面図で
ある。
【符号の説明】
3,3A〜3D ノズルヘッド 6,21,27,33,38 回転形モータ 11,22,28,34,39 円筒形リニアモータ 19 ノズル

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 部品を着脱自在に保持するノズルを回転
    自在かつ上下動自在に支持するノズルヘッドを有し、該
    ノズルヘッドを水平方向に移動させることにより、部品
    を位置決めして取付ける部品取付装置において、前記ノ
    ズルの回転と上下動を駆動する回転形モータと円筒形リ
    ニアモータとを前記ノズルヘッドにおける前記ノズルと
    同軸上に設け、これらモータの可動子と前記ノズルとが
    一体となって回転あるいは上下動する構成としたことを
    特徴とする部品取付装置。
JP3113475A 1991-05-17 1991-05-17 部品取付装置 Withdrawn JPH0582998A (ja)

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