JP2003172622A - 駐車場位置学習装置及び駐車場位置学習方法並びに駐車場位置案内方法 - Google Patents
駐車場位置学習装置及び駐車場位置学習方法並びに駐車場位置案内方法Info
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Abstract
にも、以前に駐車した駐車場までの経路を案内すること
を可能とするための情報を蓄積する。 【解決手段】 ユーザが設定した目的地(施設など)に
向かい、実際に車が駐車した位置を学習することで、そ
の目的地と駐車位置を関連付けて学習し、次回以降にそ
の目的地を設定した場合などに、学習した内容を提供す
ることでよりユーザのニーズにあった目的地設定を可能
とする駐車場位置学習装置などを提供する。
Description
に搭載されるナビゲーションシステムに関し、特にナビ
ゲーションシステムを利用した駐車場への案内を行うた
めにその位置を記憶し、これを用いて経路案内を行うも
のに関する。
して、ユーザの設定した目的地や経由地を通るルート
(経路)を求める機能(経路計算)と、その求められた
経路を基に、音声や表示などにより案内を行う機能(経
路案内)がある。こうした目的地や経由地などの地点の
選択には、地図などをスクロールして任意な地点に設定
することも可能であるが、一般的にはディスクデータな
どの固定記憶媒体に記憶された施設などの検索地点から
選択して設定する方法が多く用いられる。最近では、こ
うした地点データは電話回線などを使用してユーザが共
通に参照できるセンター型のデータベースから提供され
ることも行われている。
地や動物園など駐車スペースを持っている施設も存在す
るが、都心部のデパートや美術館などの専用の駐車スペ
ースを持っていない施設も存在する。そうした施設が目
的地として設定された場合には、その選択された地点ま
での直接のルートを算出すると、駐車スペースがなく、
結局ユーザが望むルートとならないなどの問題がある。
平10−89989号公報に示されている「駐車場表示
方法」にあるように、あらかじめそうした施設と提携し
ている駐車場などを施設と関連付けて固定記憶媒体に格
納しておき、選択した施設を目的地や経由地として選択
する際に、その提携駐車場を地点として選択可能とする
方法がある。
駐車場は有名なデパートや大きな美術館などごく一部の
施設についてのみデータが整備されていることが多々あ
り、また提携駐車場が存在しない施設などもあり、こう
したケースでは目的地である施設周辺の適切な駐車場を
迅速に発見することができないという問題は解決されて
いない。
自体に駐車場があるか否かにかかわらず、またその施設
の提携駐車場があるか否かにかかわらず、当該施設周辺
の駐車場の位置を学習することができる駐車場位置学習
装置及び駐車場位置学習方法並びに次回、当該施設に向
かうときに以前に学習した位置情報を用いてその駐車場
へ経路案内することができる駐車場位置案内方法を提供
することを目的とする。
め、ユーザが設定した目的地や経由地の近辺で駐車した
場合に、その地点を設定した目的地や経由地と関連付け
て記憶して、次回以降その施設が選択された場合に、そ
の駐車した位置を提携駐車場の一つとしてユーザに提供
することで、あらかじめ用意されているメモリに提携駐
車場が記憶されていない場合でも、提携駐車場の場合と
同様の効果を得られるようにしたものである。すなわ
ち、ユーザが設定した目的地(施設など)に向かい、実
際に車が駐車した位置を学習することで、その目的地と
駐車位置を関連付けて学習し、次回以降にその目的地を
設定した場合などに、学習した内容を提供することでよ
りユーザのニーズにあった目的地設定を可能としてい
る。
ましい実施の形態について説明する。図1は本発明の駐
車場位置学習装置の好ましい実施の形態としての自動車
用ナビゲーションシステムのブロック図である。カーナ
ビゲーションシステムは、位置検出器1、地図データ入
力器6、操作スイッチ群7、インフラデータ送受信機
(図中単に「受信機」と示す)13、これらの接続され
た制御回路8、制御回路8に接続された外部メモリ9、
表示装置10及びリモコンセンサ11を備えている。な
お制御回路8は、通常のコンピュータとして構成されて
おり、内部には図示省略のCPU(中央演算処理装
置)、ROM、RAM、インターフェイス及びこれらを
相互接続するバスラインが備えられている。
ンサ2、ジャイロスコープ3、距離センサ4、及び衛星
からの電波に基づいて車両の位置を検出するGPS(Gl
obalPositioning System)のためのGPS受信機5を有
している。これらのセンサ類2〜5は各々が性質の異な
る誤差を持っているため、複数のセンサにより各々補完
しながら誤差を修正するように構成されている。なお精
度によっては上述したうちの一部で構成してもよく、さ
らにステアリングの回転センサ、各転動輪の車輪センサ
などを用いてもよい。
上のための、いわゆるマップマッチング用データ、地図
データ及び目印データを含む各種データを入力するため
の装置である。媒体としては、そのデータ量からCD−
ROM又はDVD−ROMを用いるのが一般的である
が、メモリカード、その他の記憶媒体を用いてもよい。
表示装置であり、表示装置10の画面には位置検出器1
から入力された車両現在位置マークと、地図データ入力
器6より入力された地図データと、さらに地図上に表示
する誘導経路など付加データとを重ねて表示することが
できる。また本カーナビゲーションシステムは、リモー
トコントロール端末(以下リモコンと言う)12を介し
てリモコンセンサ11から、あるいは操作スイッチ群7
により目的地の位置を入力すると、現在位置からその目
的地までの最適な経路を自動的に選択して誘導経路を形
成し表示する、いわゆる経路案内機能も備えている。こ
のような自動的に最適な経路を設定する手法は、ダイク
ストラ法などの手法が知られている。
と一体になったタッチスイッチもしくはメカニカルなス
イッチなどが用いられ、各種入力に使用される。図1に
おいて、操作スイッチ群7、又は、リモコン12から入
力された目的地により、地図データ入力器6の地図デー
タを用いて、制御回路8で経路を計算する。制御回路8
にて、計算された経路と、位置検出器1と地図データ入
力器6の情報より制御回路8で算出する車両の位置によ
り、表示する地図の向きを決定し、表示装置10に表示
する。
テムの制御回路8を構成する中心的要素であるCPUの
動作を示すフローチャートである。ここで図2により本
発明の駐車位置学習方法のフローについて説明する。ま
ずは、施設などの検索可能な位置が目的地又は経由地と
して設定されているか判定する(ステップS1)。設定
されている状態で、ユーザが駐車した場合には、その近
辺(すなわち所定距離L1以内の位置)に設定されてい
る目的地又は経由地が存在するか判定する(ステップS
2、ステップS3)。近辺であるかの判定は、ここでは
駐車位置から目的地又は経由地までの直線距離でL1以
内として距離の判定としているが、他の位置関係とし
て、その駐車位置からの目的地又は経由地までの道なり
距離、仮想使用時間などで判定してもよいし、判定方法
を固定するものではない。
は経由地に関係のない駐車場であると判定して、駐車位
置を学習する必要はない。存在する場合には、その目的
地又は経由地の提携駐車場が近辺(すなわち所定距離L
2以内の位置)に存在するか判定を行う(ステップS
4)。この近辺であるかの判定も、ここでは駐車位置か
らの提携駐車場までの直線距離でL2以内として距離の
判定としているが、前述のステップS3同様、判定方法
を特定するものではない。近くに提携駐車場が存在する
場合には、既に提携駐車場として記憶されているためユ
ーザが提携駐車場として引き出し可能であるため、新た
に記憶する必要はない。そこで、その提携駐車場を目的
地又は経由地の設定された地点のユーザ最近使用駐車場
として記憶する(ステップS6)。近くに提携駐車場が
存在しない場合には、その駐車位置を目的地又は経由地
が設定された地点の提携駐車場として新たに記憶する
(ステップS5)。
の駐車した位置を提携駐車場の一つとしてユーザに提供
することで、固定メモリに提携駐車場を持っていない地
点でも同様の効果を得られることを可能とするものであ
る。こうした記憶は自動で実施してもよいし、記憶する
際に「駐車位置を○○施設の提携駐車場として記憶しま
すか?」などのように、ユーザに質問を行い、ユーザの
許可があってから記憶してもよい。また、本機能がユー
ザによって動作可否の設定ができるようになっていても
よい。
ず、あらかじめ提携駐車場として登録されている駐車位
置を対象となる地点の最終ユーザ使用駐車場として記憶
しておき、次回以降にユーザがその地点を選択して、そ
の提携駐車場を選択する場合に、複数の提携駐車場が存
在する場合に、最終ユーザ使用駐車位置を選択しやすく
する、すなわち優先的に選択可能とする方法も有効であ
る。選択しやすくする方法は、リスト形式で複数の提携
駐車場を表示する場合には先頭に表示する、地図上にマ
ークなどを用いて表示する場合には、縁取りをする、大
きく表示するなどを施して目立つようにするなどの方法
がある。
情報、すなわち目的地として選択された場所の位置情報
と関連付けて記憶された前記現在地の位置情報を、電話
回線などを通じて送信して、共通に参照可能なデータベ
ースに登録して、他のユーザへの提供を可能とする方法
なども有用な手段と思われる。リアルタイムに参照可能
としなくても、かかる位置情報を可搬型記録媒体に記録
して取り出し、データベース会社がその駐車位置の調査
を実施する情報として有効に使用して情報を確認後、次
回以降のディスクデータとして反映して、他のユーザへ
の提供を可能とすることも有用な手段と思われる。
施の形態のブロック図である。
形態を説明するフローチャートである。
Claims (12)
- 【請求項1】 車両に搭載される駐車場位置学習装置で
あって、 現在地検出手段と、 前記車両が駐車したことを検出する駐車検出手段と、 前記現在地検出手段により検出された現在地の位置情報
を記憶するための記憶手段と、 前記駐車検出手段により前記車両が駐車したことが検出
されると、目的地又は前記目的地までの経由地として選
択された場所の位置情報と関連付けて、前記現在地検出
手段により検出された現在地の位置情報を前記記憶手段
に記憶するよう制御する制御手段とを、 有する駐車場位置学習装置。 - 【請求項2】 前記制御手段が、前記現在地を記憶する
際にユーザに対して前記現在地を記憶すべきか否かを問
い合わせる手段をさらに有する請求項1に記載の駐車場
位置学習装置。 - 【請求項3】 前記制御手段が、前記駐車した位置と前
記目的地又は前記目的地までの経由地との位置関係を把
握する位置関係把握手段と、 前記位置関係把握手段により把握された位置関係が所定
位置関係にあるか否かを判定する位置関係判定手段と、 前記位置関係判定手段により、前記把握された位置関係
が前記所定位置関係にあると判断されたときにのみ、前
記現在地の記憶を行う手段とを、 有している請求項1又は2に記載の駐車場位置学習装
置。 - 【請求項4】 前記制御手段が、前記駐車した位置から
前記目的地又は前記目的地までの経由地までの予想所要
時間を算出する時間算出手段と、 前記時間算出手段により算出された時間が所定値内であ
るか否かを判定する時間判定手段と、 前記時間判定手段により、前記算出された時間が前記所
定値内であると判断されたときにのみ、前記現在地の記
憶を行う手段とを、 有している請求項1又は2に記載の駐車場位置学習装
置。 - 【請求項5】 前記制御手段が、前記駐車した位置と前
記目的地又は前記経由地の提携駐車場との位置関係を把
握する位置関係把握手段と、 前記位置関係把握手段により把握された位置関係が所定
位置関係にあるか否かを判定する位置関係判定手段と、 前記位置関係判定手段により、前記把握された位置関係
が前記所定位置関係にないと判断されたときにのみ、前
記現在地の記憶を行う手段とを、 有している請求項1から3のいずれか1つに記載の駐車
場位置学習装置。 - 【請求項6】 前記制御手段が、前記駐車した位置と前
記目的地又は前記経由地の提携駐車場までの予想所要時
間を算出する時間算出手段と、 前記時間算出手段により算出された時間が所定値内であ
るか否かを判定する時間判定手段と、 前記時間判定手段により、前記算出された時間が前記所
定値外であると判断されたときにのみ、前記現在地の記
憶を行う手段とを、 有している請求項1から3のいずれか1つに記載の駐車
場位置学習装置。 - 【請求項7】 前記制御手段が、単一の前記目的地に対
して複数の駐車場位置を記憶するよう制御する手段と、 前記目的地に2回目以降に向かう際には、複数の駐車位
置が記憶されている場合は、前記複数の駐車位置を地図
上に表示するか、あるいは一覧表として表示するよう制
御する手段とを、 有している請求項1から6のいずれか1つに記載の駐車
場位置学習装置。 - 【請求項8】 車両の現在地を検出するステップと、 前記車両が駐車したことを検出するステップと、 前記検出された現在地の位置情報を記憶するステップ
と、 前記車両が駐車したことが検出されたとき、目的地とし
て選択された場所の位置情報と関連付けて、前記検出さ
れた現在地の位置情報を記憶するよう制御するステップ
とを、 有する駐車場位置学習方法。 - 【請求項9】 目的地として選択された場所の位置情報
と関連付けて記憶された前記現在地の位置情報を通信手
段を介して送信してデータベースに登録するステップを
さらに有する請求項8に記載の駐車場位置学習方法。 - 【請求項10】 目的地として選択された場所の位置情
報と関連付けて記憶された前記現在地の位置情報を可搬
型記憶手段に記録して取り出し、データベース作成のた
めに用いるステップをさらに有する請求項8に記載の駐
車場位置学習方法。 - 【請求項11】 車両の現在地を検出するステップと、 前記車両が駐車したことを検出するステップと、 前記検出された現在地の位置情報を記憶するステップ
と、 前記車両が駐車したことが検出されたとき、目的地とし
て選択された場所の位置情報と関連付けて、前記検出さ
れた現在地の位置情報を記憶するよう制御するステップ
と、 前記制御するステップを実行した後に、再度前記目的地
として選択された場所と同一目的地が選択されたとき
は、前記記憶された位置情報を用いて前記駐車場への経
路を案内するステップとを、 有する駐車場位置案内方法。 - 【請求項12】 あらかじめ提携駐車場として登録され
ている駐車位置を前記目的地の最終ユーザ使用駐車場と
して記憶しておくステップと、次回以降にユーザが前記
同一目的地を選択して、その提携駐車場を選択しようと
する場合でっあって、複数の提携駐車場が存在する場合
には、前記最終ユーザ使用駐車場を優先して選択可能と
させるステップとをさらに有する請求項11に記載の駐
車場位置案内方法。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2001376353A JP3560239B2 (ja) | 2001-12-10 | 2001-12-10 | 駐車場位置学習装置及び駐車場位置案内方法 |
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