JP2003167562A - 表示装置およびこれを用いた携帯端末装置 - Google Patents

表示装置およびこれを用いた携帯端末装置

Info

Publication number
JP2003167562A
JP2003167562A JP2001369455A JP2001369455A JP2003167562A JP 2003167562 A JP2003167562 A JP 2003167562A JP 2001369455 A JP2001369455 A JP 2001369455A JP 2001369455 A JP2001369455 A JP 2001369455A JP 2003167562 A JP2003167562 A JP 2003167562A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit
display device
power supply
pixel
voltage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2001369455A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3912090B2 (ja
Inventor
Noboru Toyosawa
昇 豊澤
Yoshiharu Nakajima
義晴 仲島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP2001369455A priority Critical patent/JP3912090B2/ja
Publication of JP2003167562A publication Critical patent/JP2003167562A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3912090B2 publication Critical patent/JP3912090B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Liquid Crystal (AREA)
  • Control Of Indicators Other Than Cathode Ray Tubes (AREA)
  • Control Of El Displays (AREA)
  • Liquid Crystal Display Device Control (AREA)
  • Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)
  • Electroluminescent Light Sources (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 液晶表示パネル上への電源発生回路の搭載を
考えた場合、その配置位置としてはパッド部の近傍が望
ましいが、電源発生回路を配置するためのスペースを新
たに確保する必要が生じるためパネルの狭額縁化の妨げ
となる。 【解決手段】 画素部11を挟んでパッド部21と反対
側に電源発生回路16を配置してなる液晶表示装置にお
いて、電源発生回路16の出力端とバイパスコンデンサ
22が外付けされたパッド部21の端子との間を、低イ
ンピーダンスの補助配線23を引き回すことによって他
の回路を経由せずに直接配線する。また、電源配線24
については、電源発生回路16の出力端から直接引き出
すのではなく、補助配線23上におけるパッド部21の
近傍で分岐し、この分岐された電源配線24で先ず第二
垂直駆動回路13に配線し、さらに第二垂直駆動回路1
3を経由して第一垂直駆動回路12に配線する配線構造
を採る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、表示装置およびこ
れを用いた携帯端末装置に関し、特に画素部と同一の基
板(パネル)上に電源発生回路を一体的に搭載してなる
表示装置およびこれを出力表示部として用いた携帯端末
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、携帯電話機やPDA(Personal Di
gital Assistants)などの携帯端末装置の普及がめざま
しい。これら携帯端末装置の急速な普及の要因の一つと
して、その出力表示部として搭載される表示デバイス、
一般的には液晶表示装置が挙げられる。その理由は、液
晶表示装置は電界の有無によって液晶の分子配列形態を
変え、光の透過/遮断の制御を行うことによって画像表
示を行うものであり、原理的に、駆動するための電力を
あまり必要としない特性を持ち、消費電力が少なくて済
む低消費電力の表示デバイスだからである。
【0003】携帯端末装置では、主電源として単一電源
電圧のバッテリが用いられる。これに対して、液晶表示
装置において、画素が行列状に配列されてなる画素部の
各画素に信号を書き込む水平駆動系では、ロジック部と
アナログ部とで異なる電圧値の電源電圧が用いられ、ま
た各画素を行単位で選択駆動する垂直駆動系では、水平
駆動系側よりも絶対値の大きい電源電圧が用いられる。
したがって、液晶表示装置を駆動するのに、電圧値が異
なる複数の電源電圧を用意する必要がある。
【0004】ここで、複数の電源電圧ごとに電源発生回
路を用意するようにしたのでは、液晶表示装置全体の構
成が複雑になるとともにコスト高になり、ひいてはこれ
を搭載する携帯端末装置のコンパクト化、低コスト化の
妨げとなる。したがって、例えば携帯端末装置に搭載さ
れる液晶表示装置には、バッテリの電源電圧に基づい
て、これと電圧値が異なる電源電圧を発生する電源発生
回路、例えばDC−DCコンバータが用いられている。
このDC−DCコンバータとしては、従来、種々のタイ
プのものが知られている。その一つとして、チャージポ
ンプ型DC−DCコンバータがある。
【0005】チャージポンプ型DC−DCコンバータ
は、従来一般的に知られているインダクタを用いた回路
構成のものに比較して、外付け部品としてインダクタを
使わなくて済むため、携帯端末装置の小型化に寄与でき
るという利点を持っている。その反面、チャージポンプ
型DC−DCコンバータでは、クロックパルスに同期し
てポンピング動作を行う際に、図8の波形図に示すよう
に、クロックパルスが入力されるごとに出力電圧にリッ
プル電圧が乗ってしまうことが知られている。このリッ
プル電圧は、回路の誤動作や画質低下の原因となる。
【0006】したがって、このようにクロックパルスに
同期して回路動作を行う電源発生回路、例えば上述した
チャージポンプ型DC−DCコンバータを利用する場合
は、一般的に、DC−DCコンバータの出力端にバイパ
スコンデンサを接続し、このバイパスコンデンサの作用
によってリップル電圧を低減する方策が採られることに
なる。このことは、画素部が形成された液晶表示パネル
上に駆動回路を一体的に形成してなるいわゆる駆動回路
一体型液晶表示装置において、液晶表示パネル上に電源
発生回路を搭載する場合にも同様に言える。
【0007】このように、駆動回路一体型液晶表示装置
において、クロックパルスに同期して回路動作を行う電
源発生回路を液晶表示パネル上に搭載する場合には、パ
ネル外部との電気的接続をなすパッド部にバイパスコン
デンサを外付けし、そのパッド部を介して電源発生回路
の出力端とバイパスコンデンサとをパネル上の配線で接
続することになる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、駆動回路一
体型液晶表示装置では、画素部の駆動回路や電源発生回
路などの周辺回路が、液晶表示パネル上における画素部
の周辺領域(いわゆる、額縁)に配置されることにな
る。ここで、決められたパネルサイズに対して画素部
(有効画面)のサイズをできるだけ大きく設定するには
額縁をできるだけ狭くすること(狭額縁化)が求められ
る。特に、携帯電話機やPDAなどの携帯端末装置への
搭載を考えた場合、携帯端末装置では装置本体の小型化
が商品性を高める一つの要因となっていることから、こ
れに搭載する液晶表示装置にあっても、液晶表示パネル
の狭額縁化が重要な課題となってくる。
【0009】ここで、駆動回路一体型液晶表示装置にお
いて、液晶表示パネル上への電源発生回路の搭載を考え
た場合、画素部に対して垂直駆動系や水平駆動系の配置
位置は必然的に決まってくることから、電源発生回路に
ついては額縁領域内の空いている部位に配置されること
になる。しかしながら、先述したリップル電圧を低減す
るための外付けコンデンサとの接続の観点からすると、
電源発生回路の配置位置はパッド部の近傍が望ましい。
となると、電源発生回路を配置するためのスペースを新
たに確保しなければならなく、結果として、液晶表示パ
ネルの狭額縁化の妨げとなる。
【0010】本発明は、上記課題に鑑みてなされたもの
であり、その目的とするところは、電源発生回路の配置
位置に関係なくリップル電圧を低減できるとともに、電
源発生回路のパネル上における配置の自由度向上によっ
てパネルの狭額縁化を可能とした表示装置およびこれを
用いた携帯端末装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明による表示装置
は、画素が基板上に行列状に配列されてなる画素部と、
この画素部と同一の基板上に搭載され、クロックパルス
に同期して回路動作を行う電源発生回路と、基板外部と
の電気的接続をなすパッド部と電源発生回路の出力端と
を接続する補助配線と、この補助配線上のパッド部の近
傍から基板内部の各回路に対して電源発生回路の出力電
圧を供給する電源配線とを備えた構成となっている。こ
の表示装置は、携帯電話機やPDA等の携帯端末装置に
おいて、その出力表示部として用いられる。
【0012】上記構成の表示装置またはこれを出力表示
部として用いた携帯端末装置において、パッド部に外付
けコンデンサが接続されることで、電源発生回路のリッ
プル電圧を含む出力電圧が補助配線を通して外付けコン
デンサに導かれ、当該コンデンサの作用によってリップ
ル電圧が低減される。そして、このリップル電圧が低減
された電源発生回路の出力電圧は、パッド部の近傍から
電源配線によって基板内の各回路にその電源電圧として
供給される。これにより、基板上の電源発生回路の配置
位置に関係なく、リップル電圧を低減できるため、電源
発生回路の基板(パネル)上の配置位置の自由度が増
し、結果として、パネルの狭額縁化が可能となる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。図1は、本発明の一
実施形態に係る表示装置、例えば画素の表示素子として
液晶セルを用いた液晶表示装置の全体構成の概略を示す
ブロック図である。
【0014】図1から明らかなように、本実施形態に係
る液晶表示装置は、画素回路が行列状に配列されてなる
画素部11と、この画素部11の各画素回路を行単位で
選択駆動する第一,第二垂直駆動回路12,13と、こ
れら垂直駆動回路12,13によって選択駆動された行
の画素回路に対して後述するセレクタ駆動方式による駆
動制御の下に選択的に画像信号を供給するセレクタ回路
14と、パネル外部から入力される各種のタイミングパ
ルスをレベルシフトするレベルシフタ15と、パネル内
の各回路に対して電源電圧を供給する電源発生回路16
とを有する構成となっている。
【0015】ここで、本実施形態に係る液晶表示装置
は、第一,第二垂直駆動回路12,13、セレクタ回路
14、レベルシフタ15および電源発生回路16が、画
素部11が形成された基板(以下、「液晶表示パネル」
と称す)17上に一体的に形成された駆動回路一体型の
構成となっている。液晶表示パネル17は、各画素回路
のスイッチング素子である例えば薄膜トランジスタ(Thi
n Film Transistor;TFT)が形成されたTFT基板
と、カラーフィルタや対向電極などが形成された対向基
板とが重ね合わされ、これら基板間に液晶材料が封入さ
れた構造となっている。
【0016】画素部11には、n行m列の画素配列に対
してn本の走査線18−1〜18−nおよびm本の信号
線19−1〜19−mがマトリクス状に配線され、その
交差部分に画素回路が配置されている。これら画素回路
の各々に対して、セレクタ回路14による選択制御の下
に、交流化された画像信号が信号線19−1〜19−m
を通して供給される。ここで、交流駆動化された画像信
号とは、液晶に同極性の直流電圧が印加され続けること
によって液晶の比抵抗(物質固有の抵抗値)等が劣化す
ることから、この液晶の劣化を防ぐために、コモン電圧
(シグナルセンター)VCOMを中心にある周期にて極性
が反転する画像信号のことを言う。
【0017】また、交流駆動化された画像信号による駆
動は、画像信号の極性反転のタイミングにより、1F
(1Fは1フィールド期間)反転駆動と1H(1Hは1
水平走査期間)反転駆動とに大別される。1F反転駆動
は、ある極性の画像信号を全画素に書き込んだ後に、画
像信号の極性を反転させる駆動法である。一方、1H反
転駆動は、1ライン(1行)ごとに画像信号の極性を反
転させ、これをさらにフィールドごとに反転させる駆動
法である。
【0018】なお、本実施形態に係る液晶表示装置にお
いては、交流化された画像信号として、通常表示のため
のアナログ画像信号と静止画用のデジタル画像データと
が、液晶表示パネル17の外部に設けられたドライバI
C20から、パネル外部との電気的接続をなすパッド部
21を介してパネル内に入力され、セレクタ回路14を
通して適宜供給されることになる。
【0019】[画素回路]図2は、i行i列目の画素回
路の構成の一例を示す回路図である。当該画素回路は、
液晶セル31、保持容量32、画素選択用スイッチ3
3、データ書き込み用スイッチ34、メモリ回路35、
データ読み出し用バッファ36およびデータ読み出し用
スイッチ37を有する構成となっている。
【0020】液晶セル31および保持容量32はその各
一端が共通接続されて液晶セル部を構成している。液晶
セル31の他端にはコモン電圧VCOMが印加され、保
持容量32の他端には1H(または、1F)ごとに極性
が反転する電位Csが印加される。画素選択用スイッチ
33は、その一端が信号線19−iに、その他端が液晶
セル31および保持容量32の各一端にそれぞれ接続さ
れ、走査線18−iを介して与えられる走査信号GAT
Eによって駆動されることで、液晶セル部に対するアナ
ログ画像信号の書き込みを行う。
【0021】データ書き込み用スイッチ34は、その一
端が信号線19−iに、その他端がメモリ回路35の入
力端にそれぞれ接続されており、データ書き込み制御線
38−iを介して与えられる書き込み制御信号dwGA
TEによって駆動されることで、メモリ回路35に対す
るデジタル画像データの書き込みを行う。メモリ回路3
5に書き込まれたデジタル画像データ(以下、「メモリ
データ」と略称する場合もある)は、読み出し用バッフ
ァ36を通して読み出される。
【0022】データ読み出し用スイッチ37は、その一
端が読み出し用バッファ36の出力端に、その他端が液
晶セル31および保持容量32の各一端にそれぞれ接続
されており、データ読み出し制御線39−iを介して与
えられるデータ読み出し制御信号drGATEによって
駆動されることで、読み出し用バッファ36を通してメ
モリ回路35から読み出されたデジタル画像データの液
晶セル部への書き込みを行う。なお、メモリ回路35に
は、電源制御線40−iを介して電源電圧VCCMEM
が供給される。
【0023】なお、画素回路としては、必ずしもメモリ
回路を有する構成のものに限られるものではなく、液晶
セル31、保持容量32および画素トランジスタ(TF
T)からなる基本的な構成の画素回路あるいはその変形
例に係る画素回路などであっても良いことは勿論であ
る。
【0024】[垂直駆動系]画素部11の各画素(画素
回路)を行単位で選択駆動する垂直駆動系は、図1から
明らかなように、第一垂直駆動回路12と第二垂直駆動
回路13との2系統に分けられ、画素部11の左右両側
に分離して配置されている。そして、これら垂直駆動回
路12,13は、図2の画素回路が有する4本の配線、
即ち走査線18−i、データ書き込み制御線38−i、
データ読み出し制御線39−iおよび電源制御線40−
iの駆動を2本ずつ担っている。一例として、第一垂直
駆動回路12が走査線18−iおよびデータ読み出し制
御線39−iの駆動を担い、第二垂直駆動回路13がデ
ータ書き込み制御線38−iおよび電源制御線40−i
の駆動を担っている。
【0025】なお、本実施形態に係る液晶表示装置にお
いては、メモリ内蔵の画素回路を前提とし、当該画素回
路に用いる複数本の制御線の駆動を2系統の垂直駆動回
路12,13によって分担する構成を採っているが、メ
モリを内蔵しない画素回路を用いる場合には、画素回路
の制御線が少ないため、一般的には垂直駆動回路が1系
統で済むことになる。ただし、このような場合でも、垂
直駆動回路を2系統に分け、画素部11の左右両側に分
離して配置する構成を採ることも可能である。この左右
両側配置の構成を採ることにより、走査線18−1〜1
8−nによって各画素回路、特に中心部の画素回路に伝
送される走査パルスの遅延を防止できる効果がある。
【0026】[水平駆動系]ここで、本実施形態に係る
液晶表示装置においては、液晶表示パネル17の信号線
19−1〜19−mを駆動する水平駆動系にセレクタ駆
動方式(時分割駆動方式)を用いている。このセレクタ
駆動方式とは、信号線19−1〜19−mをドライバI
C20の1つの出力に対して複数本を単位(組)として
割り当て、この複数本の信号線を時分割にて選択してそ
の選択した信号線にドライバIC20の出力信号を時分
割にて振り分けて供給する駆動方式である。
【0027】具体的には、ドライバIC20の1つの出
力と信号線19−1〜19−mとを1対N(Nは2以上
の整数)の対応関係に設定し、ドライバIC20の1つ
の出力信号に対して割り当てられたN本の信号線をN時
分割にて選択して駆動するというものである。このセレ
クタ駆動方式を採用することにより、ドライバIC20
の出力数および当該ドライバIC20と液晶表示パネル
17との間の配線の本数を、信号線19−1〜19−m
の本数mの1/Nに削減可能になるという利点がある。
【0028】このセレクタ駆動方式を採るために、画素
部11において、信号線19−1〜19−mを、互いに
隣り合う複数本ずつを組にしている。一例として、画素
回路が水平方向に例えばB(青)G(緑)R(赤)の繰
り返しで配列されているカラー対応の液晶表示パネル1
7の場合は、信号線19−1〜19−mについて互いに
隣り合う3本ずつ(BGR)が組になる。すなわち、本
例の場合には、3時分割駆動ということになる。
【0029】一方、セレクタ回路14には、液晶表示パ
ネル17の外部に設けられたドライバIC20から、m
本の信号線19−1〜19−mに対してm/3チャンネ
ル分のカラー画像信号が供給される。すなわち、ドライ
バIC20は、各チャンネルから対応する各組の3本の
信号線に与えるBGRの各信号を時系列で出力する。こ
れに対して、セレクタ回路14は、ドライバIC20か
ら各チャンネルごとに出力される時系列の信号を時分割
にてサンプリングして各組の3本の信号線に順次供給す
る。
【0030】図3は、3時分割駆動のセレクタ回路14
の概念図である。図3から明らかなように、セレクタ回
路14は、ドライバIC20の1本の出力線と各組の3
本の信号線との間に接続され、これら3本の信号線に与
えられる信号を時分割にてサンプリングする3個のアナ
ログスイッチSW1,SW2,SW3からなるセレクタ
(SEL)14−1〜14−k(k=m/3)を、ドラ
イバIC20の各出力線に対応して有する構成となって
いる。
【0031】ここで、ドライバIC20から1本の出力
線に対してBGRの3画素分の画像信号が時系列で出力
されると、この1系統のBGR時系列の画像信号が3個
のアナログスイッチSW1,SW2,SW3による時分
割駆動によって3本の信号線に順次振り分けられて供給
される。3個のアナログスイッチSW1,SW2,SW
3は、セレクタパルスSELB,SELG,SELRに
よって順にON/OFF駆動される。
【0032】[レベルシフタ15]上記構成の液晶表示
装置において、第一,第二垂直駆動回路12,13やセ
レクタ回路14を含む駆動回路をコントロールするため
の各種のタイミングパルスが、液晶表示パネル17の外
部に設けられた制御IC(図示せず)からパッド部21
を通して例えばTTLレベルの低電圧振幅で入力され
る。レベルシフタ15は、この低電圧振幅の各種のタイ
ミングパルスを、液晶の駆動に必要な高電圧振幅のタイ
ミングパルスにレベルシフトして各回路部に供給する。
【0033】一例として、レベルシフタ15には、セレ
クタパルスselB,selG,selRがパッド部2
1を通してパネル外部から低電圧振幅、例えば0−3V
で入力される。レベルシフタ15は、これらセレクタパ
ルスselB,selG,selRを高電圧振幅、例え
ば0−7Vのパルスにレベルシフトしてセレクタ回路1
4に対してその3個のアナログスイッチSW1,SW
2,SW3の制御パルスとして供給する。
【0034】[電源発生回路16]電源発生回路16
は、内部回路電源電圧VDDに基づいて例えば負電源電
圧VSSを発生するために設けられたものである。この
電源発生回路16としては、例えば、チャージポンプ型
DC−DCコンバータが用いられる。このチャージポン
プ型DC−DCコンバータの構成の一例を図4に示す。
同図から明らかなように、本回路例に係るDC−DCコ
ンバータは、チャージポンプ回路41、分圧回路42お
よびレギュレーション回路43を有する構成となってい
る。以下に、各回路部分の構成および動作について詳細
に説明する。
【0035】(チャージポンプ回路41の構成)先ず、
チャージポンプ回路41の構成について説明する。チャ
ージポンプ回路41は、PchMOSトランジスタQp
11、NchMOSトランジスタQn11、コンデンサ
C11,C12、ダイオードD11、NchMOSトラ
ンジスタQn12、PchMOSトランジスタQp1
2,Qp13および負荷コンデンサC13を有し、クロ
ックパルス発生源44からAND回路45を通して供給
されるクロックパルスckに同期して充放電動作を繰り
返す構成となっている。
【0036】このチャージポンプ回路41において、P
chMOSトランジスタQp11およびNchMOSト
ランジスタQn11は、内部回路電源VDDとグランド
(GND)との間に直列に接続され、かつ各ゲートが共
通に接続されることによってCMOSインバータを構成
している。コンデンサC11は、その一端がMOSトラ
ンジスタQn11,Qp11のドレイン共通接続点に接
続されている。
【0037】NchMOSトランジスタQn12は、そ
のドレインがコンデンサC11の他端に、そのソースが
回路出力端OUTにそれぞれ接続されている。負荷コン
デンサC13は回路出力端OUTとグランドとの間に接
続されている。PchMOSトランジスタQp12は、
そのソースがコンデンサC11の他端に、そのドレイン
がグランドにそれぞれ接続されている。これらMOSト
ランジスタQn12,Qp12は、各ゲートに後述する
スイッチングパルスが印加されることによってON(導
通)状態となるスイッチング素子として機能する。
【0038】コンデンサC12は、その一端がMOSト
ランジスタQn11,Qp11のゲート共通接続点に接
続されている。ダイオードD11は、そのアノードがコ
ンデンサC12の他端に、そのカソードがグランドにそ
れぞれ接続されている。このダイオードD11は、回路
の起動時にMOSトランジスタQn12,Qp12の各
ゲートに印加するスイッチングパルス電圧をダイオード
クランプする作用をなす。MOSトランジスタQp13
は、そのソースがコンデンサC12の他端に、そのドレ
インがグランドにそれぞれ接続されている。
【0039】MOSトランジスタQp13のゲートには
クランプパルス発生源46で発生されるクランプパルス
clpがレベルシフタ47を介して供給される。MOS
トランジスタQp13は、そのゲートにクランプパルス
clpが印加されることで、MOSトランジスタQn1
2,Qp12のゲートに印加するスイッチングパルス電
圧を内部回路電源電圧VDDにクランプする作用をな
す。
【0040】レベルシフタ47は、内部回路電源電圧V
DDを正側電源電圧、回路出力端OUTに導出される回
路出力電圧VSSを負側電源電圧とし、クランプパルス
発生源46で発生される第1の振幅電圧(VDD−0
V)のクランプパルスを、第2の振幅電圧(VDD−V
SS)のクランプパルスにレベルシフトしてPchMO
SトランジスタQp13のゲートに与える。これによ
り、PchMOSトランジスタQp13のスイッチング
動作をより確実に行えることになる。
【0041】(チャージポンプ回路41の動作)ここ
で、上記構成のチャージポンプ回路41の動作について
説明する。電源投入時(回路起動時)には、クロックパ
ルス発生器44で発生されるクロックパルスがAND回
路45を通してスイッチングパルスとして供給される
と、そのスイッチングパルスに基づくコンデンサC12
の出力電位は、先ず、ダイオードD11によってグラン
ドレベルからダイオードD11のしきい値電圧Vth分
だけレベルシフトした電位にクランプされる。そして、
スイッチングパルスが低レベル(0V)のときは、Pc
hQp11,Qp12が導通状態となるため、コンデン
サC11が充電される。このとき、NchMOSトラン
ジスタQn11が非導通状態にあるため、MOSトラン
ジスタQp11,Qn11のドレイン共通接続点の電位
がVDDレベルとなる。
【0042】次いで、スイッチングパルスが高レベル
(VDDレベル)になると、NchMOSトランジスタ
Qn11,Qn12が導通状態となり、MOSトランジ
スタQp11,Qn11のドレイン共通接続点の電位が
グランドレベル(0V)になるため、コンデンサC11
の出力端の電位が−VDDレベルになる。この電位(−
VDD)がそのままNchMOSトランジスタQn12
を通して回路出力端OUTから回路出力電圧VSSとし
て導出される。
【0043】次に、回路出力電圧VSSがある程度立ち
上がると(起動プロセス終了時)、クランプパルスcl
pをレベルシフトするためのレベルシフタ47が動作を
始める。レベルシフタ47が動作し始めると、クランプ
パルス発生源46で発生された振幅電圧VDD−0Vの
クランプパルスclpは、レベルシフタ47において振
幅電圧VDD−VSSのクランプパルスにレベルシフト
され、しかる後PchMOSトランジスタQp13のゲ
ートに印加される。
【0044】このとき、クランプパルスの低レベルが回
路出力電圧VSS、即ち−VDDレベルであるため、P
chMOSトランジスタQp13が確実に導通状態にな
る。これにより、ダイオードD11のアノードの電位
は、グランドレベルからダイオードD11のしきい値電
圧Vth分だけシフトした電位ではなく、グランドレベ
ルにクランプされる。これにより、以降のポンピング動
作において、特にPchMOSトランジスタQp12に
対して十分な駆動電圧が得られる。
【0045】これにより、PchMOSトランジスタQ
p12において十分なスイッチング電流が得られるよう
になるため、安定したDC−DC変換動作が行えるよう
になるとともに、変換効率を向上させることができる。
特に、PchMOSトランジスタQp12のトランジス
タサイズを大きくしなくても、十分なスイッチング電流
を得ることができるため、小面積の回路規模にて電流容
量の大きなDC−DCコンバータを実現できる。その効
果は、しきい値電圧Vthが大きいトランジスタ、例え
ばTFT(薄膜トランジスタ)を用いた場合に特に大き
い。
【0046】(分圧回路42の構成)次に、分圧回路4
2の構成について説明する。この分圧回路42は、図4
から明らかなように、互いに直列に接続された分圧抵抗
R1,R2と、これら抵抗R1,R2に対して直列に接
続されたスイッチ素子、例えばPchMOSトランジス
タQp21,Qp22とを有する構成となっている。P
chMOSトランジスタQp21は基準電位点(本例で
は、内部回路電源VDD)と抵抗R1の一端との間に接
続されている。PchMOSトランジスタQp22は、
抵抗R2の一端と回路出力端OUTとの間に接続されて
いる。
【0047】この分圧回路42において、本例では、分
圧抵抗R1,R2は各抵抗値が等しくなるように設定さ
れている。これにより、回路出力端OUTに導出される
負側電源電圧VSSが−VDDレベルとなったときに
は、分圧抵抗R1,R2の分圧点Pの電位が0V(グラ
ンドレベル)となる。なお、分圧抵抗R1,R2の各抵
抗値については必ずしも等しく設定する必要はなく、必
要に応じて任意に設定可能である。
【0048】また、分圧回路42は、PchMOSトラ
ンジスタQp21,Qp22が導通状態となる一定期間
のみアクティブ状態となって分圧動作を行うようになっ
ている。PchMOSトランジスタQp21,Qp22
は、イネーブルパルス発生源48で発生され、レベルシ
フタ49を介して供給されるイネーブルパルスenbを
各ゲート入力とする。PchMOSトランジスタQp2
1,Qp22は、各ゲートにイネーブルパルスenbが
印加されることで導通状態となり、分圧回路42をアク
ティブ状態とする。
【0049】ここで、クロックパルス発生源44で発生
されるクロックパルスckの周期を2H(Hは水平走査
期間)とした場合に、イネーブルパルス発生源48から
はイネーブルパルスenbを1H周期で発生するように
する。そして、1H期間のうちのある一定期間において
のみ低レベルとなる。この低レベルの期間に、イネーブ
ルパルスenbはMOSトランジスタQp21,Qp2
2を導通させることによって分圧回路42をアクティブ
状態とする。
【0050】レベルシフタ49は、内部回路電源電圧V
DDを正側電源電圧、回路出力端OUTに導出される回
路出力電圧VSSを負側電源電圧とし、イネーブルパル
ス発生源48で発生される第1の振幅電圧(VDD−0
V)のイネーブルパルスを、第2の振幅電圧(VDD−
VSS)のイネーブルパルスにレベルシフトしてPch
MOSトランジスタQp21,Qp22の各ゲートに与
える。これにより、PchMOSトランジスタQp2
1,Qp22に対して駆動電圧を十分にとることがで
き、それらのスイッチング動作をより確実に行えるにな
る。
【0051】(レギュレーション回路43の構成)最後
に、レギュレーション回路43の構成について説明す
る。このレギュレーション回路43は、図4から明らか
なように、スイッチ素子、例えばPchMOSトランジ
スタQp31、サンプルホールド(S/H)回路50、
コンパレータ51および先述したAND回路45を有す
る構成となっている。
【0052】このレギュレーション回路43において、
PchMOSトランジスタQp31は、分圧回路42の
分圧点Pとコンパレータ51の非反転(+)入力端との
間に接続されており、先述したイネーブルパルスenb
をゲート入力とする。これにより、MOSトランジスタ
Qp31は、分圧回路42がアクティブ状態となる期間
に導通状態となって分圧点Pに得られる分圧電圧をサン
プルホールド回路50およびコンパレータ51に伝達す
る。
【0053】サンプルホールド回路50は、MOSトラ
ンジスタQp31を介して伝達される分圧電圧を、MO
SトランジスタQp31が次に導通状態になるまでホー
ルドし、コンパレータ51の非反転入力端に与え続け
る。コンパレータ51は、その反転(−)入力端に基準
電圧(本例では、グランドレベル)が与えられており、
分圧回路42の分圧点Pに得られる分圧電圧と基準電圧
とを比較し、分圧電圧が基準電圧を越えるときに高レベ
ルの比較結果をAND回路45にそのゲート制御信号と
して与える。
【0054】(レギュレーション回路43の動作)ここ
で、上記構成のレギュレーション回路43のレギュレー
ション動作について説明する。
【0055】先ず、イネーブルパルスenbが低レベル
となるレギュレーション期間では、分圧回路42がアク
ティブ状態となることにより、その分圧点Pには回路出
力端OUTの電位に応じた分圧電圧が得られる。ここ
で、回路出力端OUTに得られる負側出力電圧VSS
が、目標電圧である−VDDレベルに達しないときに
は、分圧点Pの電位が0V(グランドレベル)よりも高く
なる。
【0056】このとき、コンパレータ51は、非反転入
力電圧(分圧点Pの電圧)が反転入力電圧(グランドレ
ベル)を越えることから、高レベルの比較結果をAND
回路45に与える。すると、AND回路45はクロック
パルスckをチャージポンプ回路41に供給する。これ
により、チャージポンプ回路41ではクロックパルスc
kに同期してポンピング動作が行われる。この一連の動
作が1H周期ごとに繰り返して実行される。そして、最
終的に、負側出力電圧VSSが目標電圧である−VDD
レベルに達する。
【0057】負側出力電圧VSSが目標電圧である−V
DDレベルに達すると、分圧点Pの電位が0V(グラン
ドレベル)となる。このとき、コンパレータ51は、非
反転入力電圧(分圧点Pの電圧)と反転入力電圧(グラ
ンドレベル)とが等しくなるため、低レベルの比較結果
をAND回路45に与える。すると、AND回路45は
クロックパルスckのチャージポンプ回路41への供給
を遮断する。
【0058】このようにして、回路出力端OUTに得ら
れる回路出力電圧VSSと内部回路電源電圧VDDとの
差分を分圧回路41で分圧し、その分圧点Pに得られる
分圧電圧をコンパレータ51において基準電圧(本例で
は、グランドレベル)と比較し、その比較結果に基づい
てAND回路45でクロックパルスck(スイッチング
パルス)のチャージポンプ回路41への供給/停止を制
御することにより、回路出力電圧VSSが目標電圧であ
る−VDDレベルになるようにレギュレーションする回
路動作が行われる。
【0059】また、上記構成のDC−DCコンバータで
は、分圧回路42において、イネーブルパルスenbに
基づくPchMOSトランジスタQp21,Qp22の
ON/OFF制御により、レギュレーション期間におい
てのみ分圧回路42をアクティブ状態とし、それ以外の
期間では非アクティブ状態とするようにしたことによ
り、レギュレーション動作に必要な一定期間においての
み分圧抵抗R1,R2に電流が流れることになるため、
分圧抵抗R1,R2に常時電流を流すことに伴う消費電
力のロスを抑えることができる。
【0060】なお、上記回路例においては、内部回路電
源電圧VDDを基に、−VDDレベルの回路出力電圧V
SSを発生する負電圧発生タイプのチャージポンプ型D
C−DCコンバータを例に採って説明したが、その電圧
レベルは−VDDレベルに限られるものではなく、さら
には、内部回路電源電圧VDDを基に、これと電圧値が
異なる正の電源電圧を発生する正電圧発生タイプのチャ
ージポンプ型DC−DCコンバータであっても良い。
【0061】ところで、上述した如きチャージポンプ型
DC−DCコンバータでは、クロックパルス発生源44
で発生されるクロックパルス(スイッチングパルス)に
同期してポンピング動作を行う際に、図8の波形図に示
すように、クロックパルスが入力されるごとに出力電圧
にリップル電圧が乗ってしまう。また、上記回路例に係
るチャージポンプ型DC−DCコンバータの場合には、
スイッチングパルスに限らず、クランプパルス発生源4
6からクランプパルスが入力されるときにも出力電圧に
リップル電圧が乗ってしまう。
【0062】チャージポンプ型DC−DCコンバータに
代表されるように、クロックパルスに同期して回路動作
を行う電源発生回路では、クロックパルスが入力される
ごとに出力電圧にリップル電圧が乗り、このリップル電
圧が回路の誤動作や画質低下の原因となることから、当
該電源発生回路を液晶表示パネル17上に搭載する際
は、図1に示すように、パッド部21に外付けのバイパ
スコンデンサ22を接続し、このバイパスコンデンサ2
2を用いてリップル電圧を低減する方策が採られる。そ
の際の電源発生回路16の配置位置はパッド部21の近
傍が望ましい。
【0063】ところが、本実施形態に係る液晶表示装置
では、図1からも明らかなように、液晶表示パネル17
の額縁領域(画素部11の周辺領域)において、パッド
部21側には、セレクタ回路14やレベルシフタ15な
どが配置されていることから電源発生回路16の配置ス
ペースを確保できない。さらに、画素部11の左右両側
にも、第一,第二垂直駆動回路12,13が配置されて
いることから電源発生回路16の配置スペースを確保で
きない。したがって、画素部11を挟んでパッド部21
と反対側に、電源発生回路16を配置せざるを得ない。
【0064】[配線構造]このように、液晶表示パネル
17上に電源発生回路16を搭載するとともに、当該電
源発生回路16の出力端と外付けコンデンサ22とをパ
ッド部21を介して電気的に接続することによって電源
発生回路16の出力電圧に含まれるリップル電圧を低減
する構成を採る液晶表示装置において、本発明では、電
源発生回路16と第一,第二垂直駆動回路12,13お
よびパッド部21との配線構造を特徴としている。
【0065】具体的には、画素部11を挟んでパッド部
21と反対側に配置された電源発生回路16の出力端
と、バイパスコンデンサ22が外付けされたパッド部2
1の端子との間を、補助配線(専用配線)23を引き回
すことによって他の回路を経由せずに直接配線する。補
助配線23の配線材料としては、配線距離が長くなるこ
とから、低インピーダンスのものが望ましい。また、電
源発生回路16の出力電圧を第一,第二垂直駆動回路1
2,13に供給するための電源配線24については、電
源発生回路16の出力端から直接引き出すのではなく、
図1から明らかなように、補助配線23上におけるパッ
ド部21の近傍で分岐し、先ず第二垂直駆動回路13に
配線し、さらに第二垂直駆動回路13を経由して第一垂
直駆動回路12に配線する配線構造を採っている。
【0066】ところで、液晶表示パネル17上に電源発
生回路16を搭載するとともに、当該電源発生回路16
の出力端と外付けコンデンサ22とをパッド部21を介
して電気的に接続する構成の液晶表示装置において、画
素部11を挟んでパッド部21と反対側に電源発生回路
16を配置する構成を採らざるを得ない場合には、一般
的に、配線構造の簡略化を図るために、図5に示すよう
に、電源発生回路16の出力端と第一,第二垂直駆動回
路12,13との間を電源配線24で直接に配線し、そ
の後にパッド部21と配線する配線構造が採られる。
【0067】ところが、この配線構造を採った場合に
は、配線距離上、電源発生回路16の出力端からはパッ
ド部21よりも第一,第二垂直駆動回路12,13の方
が近いため、電源発生回路16から出力されるリップル
電圧が乗った出力電圧がそのまま第一,第二垂直駆動回
路12,13に入力されることになり、バイパスコンデ
ンサ22によるリップル電圧の低減効果を得ることがで
きない。
【0068】これに対して、上述した配線構造、即ち電
源発生回路16の出力端とパッド部21との間を他の回
路を経由せずに補助配線23で直接配線するとともに、
補助配線23上におけるパッド部21の近傍で分岐し、
その分岐した電源配線24で垂直駆動系(第一,第二垂
直駆動回路12,13)に配線する配線構造を採ること
により、バイパスコンデンサ22によってリップル電圧
が十分に低減された後の電源発生回路16の出力電圧を
第一,第二垂直駆動回路12,13に入力できることに
なる。
【0069】すなわち、上述した配線構造を採ることに
より、液晶表示パネル17上における電源発生回路16
の配置位置に関係なく、電源発生回路16の出力電圧に
含まれるリップル電圧を確実に低減でき、リップル電圧
低減後の電源発生回路16の出力電圧を第一,第二垂直
駆動回路12,13に電源電圧として供給できる。これ
により、液晶表示パネル17上における電源発生回路1
6の配置の自由度が増し、額縁領域内の空スペースを有
効に利用して配置できることから、電源発生回路16を
配置するための専用のスペースを特別に確保する必要が
ないため、液晶表示パネル17の狭額縁化が可能とな
る。
【0070】なお、上記実施形態では、水平駆動系がセ
レクタ駆動方式の場合であって、セレクタ回路14がパ
ッド部21側に配置された構成の液晶表示装置を例に採
って説明したが、図6に示すように、垂直走査によって
選択駆動された行の各画素回路に対して信号線19−1
〜19−mを介して線順次(行単位)または点順次(画
素単位)にて信号を書き込むための信号線駆動回路25
によって水平駆動系が構成され、その信号線駆動回路2
5がパッド部21と反対側に配置された構成の液晶表示
装置にも同様に適用可能である。
【0071】水平駆動系が信号線駆動回路25からなる
液晶表示装置では、信号線駆動回路25がシフトレジス
タなどによって構成されることから、当該信号線駆動回
路25にも第一,第二垂直駆動回路12,13と同様に
電源発生回路16の出力電圧を供給する必要が生じる。
この場合、信号線駆動回路25がパッド部21と反対側
に配置されていることから、パッド部21側に電源発生
回路16を配置するスペースを確保しやすい。ところ
が、何らかの理由によってパッド部21側に電源発生回
路16を配置するスペースを確保できなく、パッド部2
1と反対側に電源発生回路16を配置する構成を採らざ
るを得ない場合には、先の実施形態に係る液晶表示装置
と同様の配線構造を採るようにすれば良い。
【0072】すなわち、図6から明らかなように、電源
発生回路16の出力端とパッド部21との間を他の回路
を経由せずに補助配線23で直接配線するとともに、パ
ッド部21の近傍で分岐し、その分岐した電源配線24
で第二垂直駆動回路13、これを経由して信号線駆動回
路25、さらにこれを経由して第一垂直駆動回路12に
配線するようにする。この配線構造を採ることにより、
第一,第二垂直駆動回路12,13と同様に信号線駆動
回路25にも、バイパスコンデンサ22によってリップ
ル電圧が十分に低減された後の電源発生回路16の出力
電圧を電源電圧として入力できることになる。
【0073】また、上記実施形態に係る配線構造におい
ては、電源発生回路16としてチャージポンプ型DC−
DCコンバータを用いた場合を例に採って説明したが、
これに限られるものではなく、クロックパルスに同期し
て回路動作を行うことによって出力電圧にリップル電圧
が乗る可能性のある電源発生回路全般の配線構造に対し
て適用可能である。
【0074】さらに、上記実施形態においては、画素の
表示素子として液晶セルを用いた液晶表示装置に適用し
た場合を例に採って説明したが、液晶表示装置への適用
に限られるものではなく、画素の表示素子としてエレク
トロルミネッセンス(liquidcrystal display;EL)素子
を用いたEL表示装置など、電源発生回路を搭載した駆
動回路一体型表示装置全般に適用可能である。
【0075】図7は、本発明に係る携帯端末装置、例え
ば携帯電話機の構成の概略を示す外観図である。
【0076】本例に係る携帯電話機は、装置筐体61の
前面側に、スピーカ部62、出力表示部63、操作部6
4およびマイク部65を上部側から順に配置された構成
となっている。かかる構成の携帯電話機において、出力
表示部63には液晶表示装置が用いられ、この液晶表示
装置として先述した実施形態に係る液晶表示装置が用い
られる。
【0077】このように、電源発生回路を液晶表示パネ
ル上に搭載してなる液晶表示装置を出力表示部63とし
て用いた携帯電話機において、先述したように、液晶表
示パネル上における電源発生回路の配置位置に関係な
く、電源発生回路の出力電圧に含まれるリップル電圧を
低減可能な配線構造を採るようにすることにより、電源
発生回路の配置の自由度向上に伴って液晶表示パネルの
狭額縁化が図れるため、携帯端末装置本体のさらなる小
型化が可能となる。逆に、携帯端末装置本体のサイズを
一定とした場合には、液晶表示パネルの狭額縁化の分だ
け画面サイズの大型化が可能となる。
【0078】なお、ここでは、携帯電話機に適用した場
合を例に採って説明したが、これに限られるものではな
く、親子電話の子機やPDAなど携帯端末装置全般に適
用可能である。
【0079】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
クロックパルスに同期して回路動作を行う電源発生回路
が画素部と同一の基板上に搭載されてなる表示装置にお
いて、電源発生回路の出力端とパッド部とを補助配線で
直接接続するとともに、この補助配線上におけるパッド
部の近傍で分岐し、この分岐された電源配線によって基
板内部の各回路に対して電源発生回路の出力電圧を供給
する配線構造を採ることにより、電源発生回路の配置位
置に関係なく、電源発生回路の出力電圧に含まれるリッ
プル電圧を確実に低減できるため、電源発生回路の配置
の自由度を向上でき、これに伴ってパネルの狭額縁化が
可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る液晶表示装置の全体
構成の概略を示すブロック図である。
【図2】画素回路の構成の一例を示す回路図である。
【図3】3時分割駆動のセレクタ回路の概念図である。
【図4】チャージポンプ型DC−DCコンバータの回路
例を示す回路図である。
【図5】電源発生回路を搭載した場合の一般的な配線構
造を示す図である。
【図6】本発明の他の実施形態に係る液晶表示装置の全
体構成の概略を示すブロック図である。
【図7】本発明に係る携帯電話機の構成の概略を示す外
観図である。
【図8】リップル電圧を示す波形図である。
【符号の説明】 11…画素部(有効画面)、12…第一垂直駆動回路、
13…第二垂直駆動回路、14…セレクタ回路、15…
レベルシフタ、16…電源発生回路、17…液晶表示パ
ネル、18−1〜18−n…走査線、19−1〜19−
m…信号線、21…パッド部、22…バイパスコンデン
サ、23…補助配線、24…電源配線、31…液晶セ
ル、32…保持容量、33…画素選択用スイッチ、34
…データ書き込み用スイッチ、35…メモリ回路、36
…データ読み出し用バッファ、37…データ読み出し用
スイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G09G 3/20 612 G09G 3/20 612D 5C094 621 621M 680 680G 680T 3/30 3/30 H H05B 33/08 H05B 33/08 Fターム(参考) 2H092 GA59 GA60 NA01 NA07 PA06 2H093 NC01 NC05 ND22 ND42 ND43 NE07 3K007 AB18 GA00 5C006 AA22 AF84 BB16 BC02 BC20 BF34 BF37 BF46 EB06 FA41 5C080 AA10 BB05 DD09 DD22 FF11 JJ02 JJ03 JJ04 JJ06 KK07 KK47 5C094 AA02 AA15 AA23 BA03 BA27 BA43 CA19 DB01 DB10 EA10 FB12 HA08 HA10

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画素が基板上に行列状に配列されてなる
    画素部と、 前記画素部と同一の基板上に搭載され、クロックパルス
    に同期して回路動作を行う電源発生回路と、 基板外部との電気的接続をなすパッド部と前記電源発生
    回路の出力端とを接続する補助配線と、 前記補助配線上の前記パッド部の近傍から基板内部の各
    回路に対して前記電源発生回路の出力電圧を供給する電
    源配線とを備えたことを特徴とする表示装置。
  2. 【請求項2】 前記パッド部に接続された外付けコンデ
    ンサを有することを特徴とする請求項1記載の表示装
    置。
  3. 【請求項3】 前記電源発生回路は、クロックパルスに
    同期してポンピング動作を行うチャージポンプ型DC−
    DCコンバータであることを特徴とする請求項1記載の
    表示装置。
  4. 【請求項4】 前記電源発生回路は、前記画素部を挟ん
    で前記パッド部と反対側に配置されていることを特徴と
    する請求項1記載の表示装置。
  5. 【請求項5】 前記画素部の各画素を行単位で選択駆動
    する垂直駆動系を有し、この垂直駆動系が前記画素部の
    左右両側に分離して配置されていることを特徴とする請
    求項4記載の表示装置。
  6. 【請求項6】 前記垂直駆動系によって選択駆動された
    行の各画素に対して信号を書き込む水平駆動系を有し、
    この水平駆動系が前記パッド部側に配置されていること
    を特徴とする請求項4記載の表示装置。
  7. 【請求項7】 前記画素の表示素子が液晶セルであるこ
    とを特徴とする請求項1記載の表示装置。
  8. 【請求項8】 前記画素の表示素子がエレクトロルミネ
    ッセンス素子であることを特徴とする請求項1記載の表
    示装置。
  9. 【請求項9】 出力表示部として、 画素が基板上に行列状に配列されてなる画素部と、前記
    画素部と同一の基板上に搭載され、クロックパルスに同
    期して回路動作を行う電源発生回路と、基板外部との電
    気的接続をなすパッド部と前記電源発生回路の出力端と
    を接続する補助配線と、前記補助配線上の前記パッド部
    の近傍から基板内部の各回路に対して前記電源発生回路
    の出力電圧を供給する電源配線とを備えた表示装置を用
    いたことを特徴とする携帯端末装置。
  10. 【請求項10】 前記表示装置は、前記パッド部に接続
    された外付けコンデンサを有することを特徴とする請求
    項9記載の携帯端末装置。
  11. 【請求項11】 前記電源発生回路は、クロックパルス
    に同期してポンピング動作を行うチャージポンプ型DC
    −DCコンバータであることを特徴とする請求項9記載
    の携帯端末装置。
  12. 【請求項12】 前記表示装置は、前記画素の表示素子
    として液晶セルを用いた液晶表示装置であることを特徴
    とする請求項9記載の携帯端末装置。
  13. 【請求項13】 前記表示装置は、前記画素の表示素子
    としてエレクトロルミネッセンス素子を用いたエレクト
    ロルミネッセンス表示装置であることを特徴とする請求
    項9記載の携帯端末装置。
JP2001369455A 2001-12-04 2001-12-04 表示装置およびこれを用いた携帯端末装置 Expired - Fee Related JP3912090B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001369455A JP3912090B2 (ja) 2001-12-04 2001-12-04 表示装置およびこれを用いた携帯端末装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001369455A JP3912090B2 (ja) 2001-12-04 2001-12-04 表示装置およびこれを用いた携帯端末装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003167562A true JP2003167562A (ja) 2003-06-13
JP3912090B2 JP3912090B2 (ja) 2007-05-09

Family

ID=19178842

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001369455A Expired - Fee Related JP3912090B2 (ja) 2001-12-04 2001-12-04 表示装置およびこれを用いた携帯端末装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3912090B2 (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005221700A (ja) * 2004-02-05 2005-08-18 Tohoku Pioneer Corp 発光表示パネルの駆動装置および駆動方法
JP2005227529A (ja) * 2004-02-13 2005-08-25 Nec Corp アクティブマトリクス型半導体装置
JP2007017490A (ja) * 2005-07-05 2007-01-25 Sanyo Epson Imaging Devices Corp 液晶表示装置
JP2008170758A (ja) * 2007-01-12 2008-07-24 Epson Imaging Devices Corp 表示装置及びこれを搭載した電子機器
JP2010091698A (ja) * 2008-10-07 2010-04-22 Nec Electronics Corp 表示パネル駆動装置およびその駆動方法
CN102544332A (zh) * 2004-03-29 2012-07-04 克里公司 包括在其中具有光学元件的柔性膜的半导体发光器件及其装配方法
JP2014006508A (ja) * 2012-05-31 2014-01-16 Semiconductor Energy Lab Co Ltd 発光装置

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005221700A (ja) * 2004-02-05 2005-08-18 Tohoku Pioneer Corp 発光表示パネルの駆動装置および駆動方法
JP4493359B2 (ja) * 2004-02-05 2010-06-30 東北パイオニア株式会社 自発光表示モジュールおよびその駆動方法
JP2005227529A (ja) * 2004-02-13 2005-08-25 Nec Corp アクティブマトリクス型半導体装置
US8264476B2 (en) 2004-02-13 2012-09-11 Nlt Technologies, Ltd. Active matrix type semiconductor device
CN102544332A (zh) * 2004-03-29 2012-07-04 克里公司 包括在其中具有光学元件的柔性膜的半导体发光器件及其装配方法
JP2007017490A (ja) * 2005-07-05 2007-01-25 Sanyo Epson Imaging Devices Corp 液晶表示装置
JP4632127B2 (ja) * 2005-07-05 2011-02-16 エプソンイメージングデバイス株式会社 表示装置
JP2008170758A (ja) * 2007-01-12 2008-07-24 Epson Imaging Devices Corp 表示装置及びこれを搭載した電子機器
JP2010091698A (ja) * 2008-10-07 2010-04-22 Nec Electronics Corp 表示パネル駆動装置およびその駆動方法
JP2014006508A (ja) * 2012-05-31 2014-01-16 Semiconductor Energy Lab Co Ltd 発光装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP3912090B2 (ja) 2007-05-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3687597B2 (ja) 表示装置および携帯端末装置
CN109509415B (zh) 包括电平位移器的显示装置
KR100858682B1 (ko) 표시 장치 및 그 구동 방법 및 휴대형 단말 기기
JP4425556B2 (ja) 駆動装置およびそれを備えた表示モジュール
KR100865542B1 (ko) 표시장치용 타이밍 발생회로 및 이것을 탑재한 표시장치
US7180497B2 (en) Apparatus and method for driving liquid crystal display
KR100293962B1 (ko) 액정표시패널을구동하는액정구동회로
US7911434B2 (en) Level converter circuit, display device and portable terminal device
US8456399B2 (en) Liquid crystal display and portable terminal having the same
US8368672B2 (en) Source driver, electro-optical device, and electronic instrument
US20080170057A1 (en) Data driver device and display device for reducing power consumption in a charge-share operation
JPH10260664A (ja) 液晶駆動回路とこれを用いた液晶装置
KR101465045B1 (ko) 구동회로
JP2002175026A (ja) アクティブマトリクス型表示装置およびこれを用いた携帯端末
US11132930B2 (en) Display device, source drive circuit and display system
US7616183B2 (en) Source driving circuit of display device and source driving method thereof
JP3912090B2 (ja) 表示装置およびこれを用いた携帯端末装置
JP2011150256A (ja) 駆動回路及び駆動方法
JP4516307B2 (ja) 液晶表示装置
KR20190069182A (ko) 시프트레지스터 및 이를 포함하는 표시장치
US8339387B2 (en) Display device and electronic apparatus
JP4654509B2 (ja) 電源電圧変換回路およびその制御方法、ならびに表示装置および携帯端末
EP1635325A1 (en) Liquid crystal display device and mobile terminal
JP2008107855A (ja) 表示装置
JP2005099770A (ja) 表示装置とその駆動方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20041202

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060928

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20061010

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20061211

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20070109

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070122

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 3912090

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100209

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110209

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110209

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120209

Year of fee payment: 5

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120209

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130209

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130209

Year of fee payment: 6

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130209

Year of fee payment: 6

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130209

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140209

Year of fee payment: 7

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees