JP2003167545A - 画像表示用信号の異常検出方法および画像表示装置 - Google Patents

画像表示用信号の異常検出方法および画像表示装置

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JP2003167545A
JP2003167545A JP2001366878A JP2001366878A JP2003167545A JP 2003167545 A JP2003167545 A JP 2003167545A JP 2001366878 A JP2001366878 A JP 2001366878A JP 2001366878 A JP2001366878 A JP 2001366878A JP 2003167545 A JP2003167545 A JP 2003167545A
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Takayuki Mizunaga
隆行 水永
Katsutoshi Kobayashi
勝敏 小林
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Sharp Corp
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  • Control Of Indicators Other Than Cathode Ray Tubes (AREA)
  • Liquid Crystal Display Device Control (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 誤動作を生じることなく、同期信号等の画像
表示用信号の異常を検出できる画像表示装置を提供する
こと。 【解決手段】 垂直同期信号、水平同期信号、画像デー
タ信号等の画像表示用信号が入力されることにより画像
を表示する画像表示装置は、画像表示用信号の異常を検
出する信号監視部20を備え、信号監視部20は、カウ
ンタ部30および判定部31を備える。カウンタ部30
は、垂直同期信号が入力されてから次の垂直同期信号が
入力されるまでの期間に、水平同期信号が入力される入
力数を計数する。判定部31は、カウンタ部30にて計
数された前記信号入力数が所定範囲外である場合に、垂
直同期信号または水平同期信号が異常であると判定す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像信号および同
期信号を含む画像表示用信号が入力されることにより画
像表示部に画像を表示する画像表示装置に関するもので
ある。具体的には、本発明は、ノイズの混入による画像
表示用信号の異常を検出する画像表示用信号の異常検出
方法および画像表示装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、液晶表示装置に代表される画像表
示装置は、パーソナルコンピュータなどのOA機器や、
家電製品のディスプレイ装置として幅広く用いられてい
る。
【0003】一般に、画像表示装置に入力される同期信
号としては、図7に示すように、垂直方向への走査を開
始するタイミングを示す垂直同期信号、水平方向への走
査を開始するタイミングを示す水平同期信号、および、
有効な画像データ信号を画像表示部に入力するタイミン
グを示すデータイネーブル信号がある。
【0004】なお、図示の場合では、垂直同期信号およ
び水平同期信号は、信号の立下りエッジでタイミングを
検出するものとし、データイネーブル信号は、H(高)
レベルの状態である期間に有効なデータが入力されるも
のとする。
【0005】同図に示すように、垂直同期信号の立下り
から垂直ブランキング期間Tvbを経過し、かつ水平同
期信号の立下りから水平ブランキング期間(水平帰線期
間)Thbを経過した後に、データイネーブル信号がH
レベルとなって、最初の水平ラインの画像が表示され
る。それから、次の水平同期信号の立下りから水平ブラ
ンキング期間Thbを経過した後に、データイネーブル
信号がHレベルとなって、次の水平ラインの画像が表示
される。以下同様に繰り返されることにより、1画面の
画像が表示される。
【0006】1画面の画像が表示された後に、垂直同期
信号が立ち下がり、垂直ブランキング期間(垂直帰線期
間)Tvbを経過した後に、再びデータイネーブル信号
が入力されて、次の1画面の画像が表示される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】前記画像表示装置は、
電源投入時、リセット時の他に、表示解像度の変更、表
示色の変更、レジューム時、省電力モード時等の種々の
局面において、図7に示す信号波形以外のノイズ波形が
混入する場合がある。この場合、直前の画像が表示され
続けたり、ノイズ状の画像が表示されたりするなど、画
面上には一瞬ではあるが見苦しい画像が表示される問題
点が生じる。
【0008】例えば、図8に示すように、垂直同期信号
にノイズが混入すると、該ノイズの混入直後から次の1
画面の画像を表示するため、最初の表示ラインから残り
の画像が表示されて、画像の表示がずれることになる。
同様に、水平同期信号やデータイネーブル信号にノイズ
が混入すると、画素単位の表示位置がずれることにな
る。
【0009】前記問題点に対する発明として、特開20
01−134244号公報に記載の平面表示装置があ
る。前記平面表示装置は、外部から入力された同期信号
と標準信号とを比較することにより、同期信号の異常を
検出し、同期信号の異常を検出したときには、少なくと
もデータ信号および同期信号を所定期間一定レベルに固
定するものである。
【0010】上記構成によると、同期信号にノイズが混
入するなどして異常が検出されると、データ信号と同期
信号とは所定期間一定レベルに固定されるので、信号本
来の時点とは異なる時点で同期信号による開始タイミン
グを検出することがなくなり、その結果、画面表示がち
らつくなどの誤動作を防止することができる。
【0011】しかしながら、前記平面表示装置では、同
期信号の異常を検出する手段として標準信号を利用して
いるが、標準信号にノイズが混入すると、同期信号が正
常であるにもかかわらず、前記検出する手段が異常を検
出したと誤動作するおそれがある。
【0012】本発明は、誤動作を生じることなく、同期
信号等の画像表示用信号の異常を検出できる画像表示用
信号の異常検出方法および画像表示装置を提供すること
を目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明の画像表示用信号の異常検出方法は、画像表
示装置に画像を表示するために使用される複数の画像表
示用信号のうち、第1の信号と、第1の信号よりも周期
が短い第2の信号とに関して、第1の信号が入力されて
から次の第1の信号が入力されるまでの期間に、第2の
信号が入力される入力数を計数する計数ステップと、計
数された入力数が所定範囲外であるときには、第1の信
号または第2の信号が異常であると判定する異常検出ス
テップとを含むことを特徴としている。
【0014】ここで、「画像」とは、情報を画像表示装
置に表示したものをいい、前記情報としては、映像、文
字、テキスト、グラフィックなどが挙げられる。また、
「画像信号」とは、画像表示装置に表示すべき情報を電
気信号に変換したものであり、デジタル信号でもアナロ
グ信号でもよい。
【0015】また、前記画像表示用信号としては、画像
信号の他に、垂直同期信号、水平同期信号、前記画像信
号の画像表示部への転送が可能となるタイミングを示す
データイネーブル信号、他の前記画像表示用信号の動作
タイミングの基準となるクロック信号などが挙げられ
る。
【0016】前記画像表示用信号は、該信号が正常であ
る場合には、1周期の長さはほぼ一定である。従って、
複数の前記画像表示用信号のうち、第1の信号と、第1
の信号よりも周期が短い第2の信号とが正常であるなら
ば、第1の信号の1周期、すなわち、第1の信号が入力
されてから次の第1の信号が入力されるまでの期間に、
第2の信号が入力される入力数は所定範囲内となる。
【0017】ところで、正常な信号にノイズが混入する
場合には、正常な信号の信号入力と信号入力との間にノ
イズが混入することにより、信号が入力されたとみなす
場合と、正常な信号の信号入力時にノイズが混入するこ
とにより、信号が入力されなかったとみなす場合とが起
こりうる。
【0018】このことから、ノイズの混入により第1の
信号が入力されたとみなす場合には、第2の信号の前記
信号入力数を計数する期間が短くなるから、前記信号入
力数は所定範囲よりも少なくなる。一方、ノイズの混入
により第1の信号が入力されなかったとみなす場合に
は、第2の信号の前記信号入力数を計数する期間が長く
なるから、前記信号入力数は所定範囲よりも多くなる。
【0019】また、ノイズの混入により第2の信号が入
力されたとみなす場合には、第2の信号の前記信号入力
数は所定範囲よりも多くなる。一方、ノイズの混入によ
り第2の信号が入力されなかったとみなす場合には、第
2の信号の前記信号入力数は所定範囲よりも少なくな
る。
【0020】従って、上記の方法のように、第1の信号
の前記期間に第2の信号が入力される前記入力数が所定
範囲外であるときには、第1の信号または第2の信号が
異常であると判定することができる。
【0021】これにより、本発明の画像表示用信号の異
常検出方法は、前記画像表示用信号の信号入力数を計数
することにより、前記画像表示用信号の異常を検出でき
る。また、本発明の画像表示用信号の異常検出方法は、
標準信号を用いて同期信号の異常を検出する従来の表示
装置に比べて、標準信号にノイズが混入することによる
誤動作を防止することができる。
【0022】なお、複数の前記画像表示用信号のうち何
れかの画像表示用信号が、周期の異なる複数の信号を組
み合わせたものであるならば、組み合わせられた複数の
前記信号のうち、何れかの信号を第1の信号とし、第1
の信号よりも周期の短い信号を第2の信号とすることが
できる。
【0023】このような画像表示用信号としては、前記
データイネーブル信号が挙げられる。前記データイネー
ブル信号は、図7に示すように、垂直ブランキング期間
を示す信号と、水平データ有効期間を示す信号とを組み
合わせた信号であると考えることができ、このとき、デ
ータイネーブル信号の中から、垂直ブランキング期間を
示す信号を第1の信号とし、水平データ有効期間を示す
信号を第2の信号とすることにより、データイネーブル
信号の異常を検出することができる。
【0024】従って、この場合、複数の画像表示用信号
を組み合わせることなく、1つの画像表示用信号で信号
の異常を検出することができる。
【0025】また、本発明の画像表示用信号の異常検出
方法は、上記の方法において、前記計数ステップが、第
1の信号および第2の信号における異なる組合せごと
に、第1の信号が入力されてから次の第1の信号が入力
されるまでの期間に、第2の信号が入力される入力数を
計数するステップであり、前記異常検出ステップが、何
れか1つの前記組合せに関して計数された前記入力数が
所定範囲外であるときには、何れかの第1の信号または
第2の信号が異常であると判定するステップであること
を特徴としている。
【0026】上記の方法によると、複数の前記画像表示
用信号の中から様々に組み合わせられた第1の信号およ
び第2の信号について、何れか1つの信号に異常がある
か否かを判定することができる。従って、本発明の画像
表示用信号の異常検出方法は、複数の前記画像表示用信
号の中から3つ以上の信号について異常があるか否かを
判定することができる。
【0027】また、本発明の画像表示用信号の異常検出
方法は、上記の方法において、前記異常検出ステップに
て第1の信号または第2の信号が異常であると判定する
ときには、前記画像表示装置に所定の画像を表示するた
めの前記画像表示用信号を生成する画像生成ステップを
含むことを特徴としている。
【0028】上記の方法によると、前記異常検出ステッ
プにて第1の信号または第2の信号が異常であると判定
したときには、画像生成ステップにて前記画像表示用信
号を生成して、前記画像表示装置に送信することによ
り、前記画像表示装置に所定の画像が表示される。
【0029】従って、本発明の画像表示用信号の異常検
出方法を用いると、前記画像表示用信号の異常を検出し
たときには、前記画像表示装置に所定の画像が表示され
るから、前記画像表示用信号の異常により前記画像表示
装置に見苦しい画像が表示されることを防止することが
できる。
【0030】また、本発明の画像表示用信号の異常検出
方法は、上記の方法において、前記異常検出ステップ
が、第1の信号または第2の信号が異常であると判定し
た後に、計数された前記入力数が所定範囲内になったと
きには、第1の信号および第2の信号が正常となったと
判定し、前記画像生成ステップが、前記異常検出ステッ
プにて第1の信号および第2の信号が正常であると判定
したときには、前記画像表示用信号の生成を中止するこ
とを特徴としている。
【0031】上記の方法において、前記異常検出ステッ
プにて第1の信号または第2の信号が異常であると判定
した後に、第1の信号または第2の信号にノイズの混入
等がなくなると、計数された前記入力数が所定範囲内に
なる。このとき、前記異常検出ステップにて第1の信号
および第2の信号が正常であると判定し、前記画像生成
ステップにて前記画像表示用信号の生成を中止する。こ
れにより、画像表示装置に通常の画像表示動作が再開さ
れる。
【0032】従って、本発明の画像表示用信号の異常検
出方法は、第1の信号または第2の信号にノイズの混入
等がなくなって正常な状態に戻ったときには、自動的
に、通常の画像表示動作を再開するから、第1の信号ま
たは第2の信号にノイズの混入等が生じても、使用者を
煩わせることなく、通常の画像表示動作に戻すことがで
きる。
【0033】また、本発明の画像表示装置は、複数の画
像表示用信号が入力されることにより画像表示部に画像
を表示する画像表示装置において、複数の前記画像表示
用信号のうち、第1の信号と、第1の信号よりも周期が
短い第2の信号とに関して、第1の信号が入力されてか
ら次の第1の信号が入力されるまでの期間に、第2の信
号が入力される入力数を計数する計数手段と、該計数手
段が計数した入力数が所定範囲内であるか否かを判断す
る判断手段と、前記入力数が所定範囲外であると前記判
断手段が判断したときには、第1の信号または第2の信
号が異常であると判定する異常検出手段とを備えている
ことを特徴としている。
【0034】上記の構成によると、前記計数手段にて第
1の信号の前記期間における第2の信号の前記入力数が
計数され、前記判断手段にて前記入力数が所定範囲内で
あるか否かが判断されて、前記入力数が所定範囲外であ
ると判断されると、上述のように、前記異常検出手段に
て、第1の信号または第2の信号が異常であると判定さ
れる。
【0035】これにより、本発明の画像表示装置は、前
記画像表示用信号の信号入力数を計数することにより、
前記画像表示用信号の異常を検出できる。また、本発明
の画像表示装置は、標準信号を用いて同期信号の異常を
検出する従来の表示装置に比べて、標準信号にノイズが
混入することによる誤動作を防止することができる。
【0036】なお、上述のように、複数の前記画像表示
用信号のうち何れかの画像表示用信号が、周期の異なる
複数の信号を組み合わせたものであるならば、組み合わ
せられた複数の前記信号のうち、何れかの信号を第1の
信号とし、第1の信号よりも周期の短い信号を第2の信
号とすることができる。この場合、複数の画像表示用信
号を組み合わせることなく、1つの画像表示用信号で信
号の異常を検出することができる。
【0037】また、本発明の画像表示装置は、上記の構
成において、第1の信号および第2の信号における異な
る組合わせごとに、前記計数手段および前記判断手段を
備えており、前記異常検出手段は、何れか1つの前記計
数手段が計数した入力数が所定範囲外であると、対応す
る前記判断手段が判断したときには、何れかの第1の信
号または第2の信号が異常であると判定することを特徴
としている。
【0038】上記の構成によると、複数の前記画像表示
用信号の中から様々に組み合わせられた第1の信号およ
び第2の信号について、何れか1つの信号に異常がある
か否かを判定することができる。従って、本発明の画像
表示装置は、複数の前記画像表示用信号のうち、3つ以
上の信号について異常があるか否かを判定することがで
きる。
【0039】また、本発明の画像表示装置は、上記の構
成において、前記画像表示用信号に基づいて画像を表示
するように制御する表示制御手段をさらに備えており、
該表示制御手段は、第1の信号または第2の信号が異常
であると前記異常検出手段が判定したときには、所定の
画像を表示するように制御することを特徴としている。
【0040】上記の構成によると、通常の場合は、前記
表示制御手段の制御により、前記画像表示用信号に基づ
いて、画像表示部に画像が表示される。このとき、第1
の信号または第2の信号が異常であると前記異常検出手
段が判定したときには、前記制御手段の制御により、前
記画像表示部に所定の画像が表示される。
【0041】従って、本発明の画像表示装置は、前記異
常検出手段が前記画像表示用信号の異常を検出したとき
には、表示制御手段が、所定の画像を表示するように制
御するから、見苦しい画像が表示されることを防止する
ことができる。
【0042】また、本発明の画像表示装置は、上記の構
成において、第1の信号または第2の信号が異常である
と前記異常検出手段が判定した後に、全ての前記計数手
段が計数した入力数が所定範囲内であると、対応する前
記判断手段が判断したときには、第1の信号および第2
の信号が正常であると前記異常検出手段が判定し、この
とき、前記表示制御手段が、前記画像表示用信号に基づ
いて画像を表示するように制御することを特徴としてい
る。
【0043】上記の構成によると、前記異常検出手段が
前記画像表示用信号の異常を検出した後、何れかの第1
の信号または第2の信号にノイズの混入等がなくなる
と、前記計数手段において計数する第2の信号の信号入
力数が所定範囲内となる。このとき、前記異常検出手段
が、第1の信号または第2の信号が正常に戻ったと判定
して、前記表示制御手段の制御により、前記画像表示用
信号に基づく画像が表示される。
【0044】従って、本発明の画像表示装置は、第1の
信号または第2の信号にノイズの混入等がなくなって正
常な状態に戻ったときには、自動的に、前記画像表示用
信号に基づく画像を表示するから、第1の信号または第
2の信号にノイズの混入等が生じても、使用者を煩わせ
ることなく、通常の画像表示動作に戻すことができる。
【0045】また、本発明の画像表示装置は、上記の構
成において、前記判断手段にて使用される所定範囲を変
更する設定変更手段をさらに備えることを特徴としてい
る。
【0046】前記判断手段にて使用される所定範囲は、
解像度等、画像表示装置の仕様によって異なる。従っ
て、本発明の画像表示装置は、前記設定変更手段により
前記所定範囲を変更することにより、種々の画像表示装
置に対応することができる。
【0047】なお、第1の信号または第2の信号として
使用される前記画像表示用信号は、垂直同期信号、水平
同期信号およびデータイネーブル信号の中から選択され
ることが望ましい。
【0048】これらの信号は、画像の同期のため、すな
わち、画像送信側にて行なわれる画像の分解走査と、画
像受信側にて行なわれる画像の組立走査とを一致させる
ために用いられる信号(以下、「同期信号」と称す
る。)である。このため、前記同期信号にノイズが混入
すると、画像の組立走査が正常に行なわれなくなり、非
常に見苦しい画像が表示されることになる。
【0049】従って、本発明を用いて、前記同期信号の
異常を検出することにより、ノイズの混入による見苦し
い画像の表示を確実に防止することができる。
【0050】なお、前記判断手段にて使用される所定範
囲は、1フレーム期間中のライン数、および、1ライン
中のデータ数の何れか一方または両方であってもよい。
【0051】
【発明の実施の形態】〔実施の形態1〕以下、本発明の
実施の一形態について図1〜図3に基づいて説明する。
図1は、本実施形態にかかる画像表示装置の概略構成を
示している。本実施形態では、画像表示装置として、画
像表示部に液晶を用いた液晶表示装置を用いている。前
記液晶表示装置10は、インターフェース(I/F)部
11、コントロールIC12、ソースドライバ13、ゲ
ートドライバ14および液晶パネル15を備えている。
【0052】I/F部11には、画像表示用信号とし
て、データ信号(画像信号)と、同期信号である垂直同
期信号、水平同期信号およびデータイネーブル信号と、
クロック信号とが外部から入力される。これらの信号
は、電波障害ノイズの影響を減らすため、差動信号とし
て送信する方式が採用されている。このため、I/F部
11には、差動信号を元の信号に戻すためのLVDS
(Low Voltage DifferentialSignal )回路(図示せ
ず)が配備されている。元に戻された同期信号、クロッ
ク信号およびデータ信号は、コントロールIC12に出
力される。
【0053】コントロールIC12は、入力されたデー
タ信号(入力データ信号)を処理して、出力データ信号
を生成するとともに、ソースドライバ13を駆動するた
めのソースドライバコントロール信号およびソースドラ
イバクロック信号と、ゲートドライバ14を駆動するた
めのゲートドライバコントロール信号およびゲートドラ
イバクロック信号とを生成する。
【0054】コントロールIC12は、生成した出力デ
ータ信号、ソースドライバコントロール信号およびソー
スドライバクロック信号をソースドライバ13に出力す
るとともに、生成したゲートドライバコントロール信号
およびゲートドライバクロック信号をゲートドライバ1
4に出力する。
【0055】ソースドライバ13は、シフトレジスタ、
D/A(デジタル−アナログ)コンバータ、ラッチ回路
等を備えており、コントロールIC12からの出力デー
タ信号をアナログ映像信号として、コントロールIC1
2からのソースドライバコントロール信号およびソース
ドライバクロック信号に基づいて、液晶パネル15のソ
ースライン16…に出力する。
【0056】ゲートドライバ14は、シフトレジスタ、
バッファ等を備えており、コントロールIC12からの
ゲートドライバコントロール信号およびゲートドライバ
クロック信号に基づいて、液晶パネル15のゲートライ
ン17…に信号を供給して、液晶パネル15を駆動し、
画像を表示する。
【0057】次に、コントロールIC12内部の概略構
成について、図2に基づいて説明する。コントロールI
C12は、信号監視部20およびデータ処理部(表示制
御手段)21を備えている。
【0058】本実施形態では、前記画像表示用信号のう
ち、上述における第1の信号として垂直同期信号を、第
2の信号として水平同期信号をそれぞれ選択している。
すなわち、本実施形態では、信号監視部20は、I/F
部11から入力された垂直同期信号および水平同期信号
が正常であるか否かを監視するものである。
【0059】信号監視部20は、垂直同期信号および水
平同期信号が正常である場合には、入力された同期信号
をそのままデータ処理部21に出力する。一方、垂直同
期信号または水平同期信号が異常である場合には、エラ
ーフラグをオンにしてデータ処理部21に出力するとと
もに、信号監視部20の内部で生成した垂直同期信号お
よび水平同期信号をデータ処理部21に出力する。
【0060】そして、垂直同期信号および水平同期信号
が正常に戻った場合には、信号監視部20は、エラーフ
ラグをオフにしてデータ処理部21に出力するととも
に、I/F部11から入力された垂直同期信号および水
平同期信号をそのままデータ処理部21に出力する。
【0061】なお、信号監視部20は、その他の画像表
示用信号(データイネーブル信号、クロック信号および
入力データ信号)をそのままデータ処理部21に出力し
ている。
【0062】データ処理部21は、信号監視部20から
のエラーフラグがオフである場合には、上述のように、
入力データ信号を信号処理した出力データ信号をソース
ドライバ13に出力し、該エラーフラグがオンである場
合には、予め定められた値(例えば、全ビットが0)の
出力データ信号をソースドライバ13に出力する。
【0063】さらに、信号監視部20内部の概略構成に
ついて、図3に基づいて説明する。信号監視部20は、
カウンタ部(計数手段)30、判定部(判断手段、異常
検出手段)31、同期信号生成部32およびセレクタ部
33を備える。
【0064】カウンタ部30には、I/F部11から垂
直同期信号および水平同期信号が入力される。また、カ
ウンタ部30は、垂直同期信号が入力されてから次の垂
直同期信号が入力されるまでの期間、すなわち垂直同期
信号の入力パルスから次の入力パルスまでの期間に入力
された水平同期信号の入力パルスの数をカウントする。
カウントされた入力パルス数は、判定部31に出力され
る。
【0065】判定部31は、カウンタ部30にてカウン
トされた水平同期信号の入力パルス数が、所定の範囲内
であるか否かを判断する。ここでの所定の範囲は、垂直
同期信号の1周期Tv(図7を参照)、すなわち垂直走
査期間に入力すべき水平同期信号の入力パルス数の許容
範囲であり、該許容範囲は、画像表示装置の解像度な
ど、画像表示装置の仕様により定まるものである。
【0066】なお、1垂直走査期間は、インターレース
方式では、1フィールド(1/2フレーム)期間に相当
し、プログレッシブ方式では、1フレーム期間に相当す
る。
【0067】このとき、図8に示すように、垂直同期信
号へのノイズの混入により垂直同期信号が入力されたと
みなす場合には、水平同期信号の入力パルス数を計数す
る期間が短くなるから、前記入力パルス数は所定の範囲
よりも少なくなる。一方、垂直同期信号へのノイズの混
入により垂直同期信号が入力されなかったとみなす場合
には、前記入力パルス数を計数する期間が長くなるか
ら、前記入力パルス数は所定の範囲よりも多くなる。
【0068】また、水平同期信号へのノイズの混入によ
り水平同期信号が入力されたとみなす場合には、水平同
期信号の入力パルス数は所定の範囲よりも多くなる。一
方、水平同期信号へのノイズの混入により水平同期信号
が入力されなかったとみなす場合には、前記入力パルス
数は所定範囲よりも少なくなる。
【0069】従って、判定部31は、前記入力パルス数
が所定の範囲内である場合には、垂直同期信号および水
平同期信号が正常であると判定して、エラーフラグをオ
フにし、前記入力パルス数が所定の範囲外である場合に
は、垂直同期信号または水平同期信号が異常であると判
定して、エラーフラグをオンにする。前記エラーフラグ
は、同期信号生成部32、セレクタ部33およびデータ
処理部21に出力される。
【0070】同期信号生成部32は、判定部31から入
力されたエラーフラグがオンである場合に、正常な垂直
同期信号および水平同期信号を生成して、セレクタ部3
3に出力する。
【0071】セレクタ部33には、I/F部11からの
垂直同期信号および水平同期信号と、同期信号生成部3
2からの垂直同期信号および水平同期信号とが入力さ
れ、エラーフラグに基づいて、何れかの垂直同期信号お
よび水平同期信号を選択してデータ処理部21に出力す
る。すなわち、エラーフラグがオフである場合には、I
/F部11からの垂直同期信号および水平同期信号を選
択し、エラーフラグがオンである場合には、同期信号生
成部32からの垂直同期信号および水平同期信号を選択
して、データ処理部21に出力する。これにより、デー
タ処理部21には、常に正常な垂直同期信号および水平
同期信号が入力されることになる。
【0072】本実施形態の液晶表示装置10において、
外部から入力される画像表示用信号のうち、垂直同期信
号および水平同期信号は、I/F部11を介して、コン
トロールIC12内の信号監視部20に入力され、デー
タ信号、データイネーブル信号およびクロック信号は、
I/F部11を介してコントロールIC12内のデータ
処理部21に入力される。
【0073】信号監視部20におけるカウンタ部30
は、入力された垂直同期信号および水平同期信号に基づ
いて、垂直同期信号の入力パルスから次の入力パルスま
での期間に入力された水平同期信号の入力パルス数をカ
ウントする。
【0074】判定部31は、前記入力パルス数が所定範
囲内であるか否かを判断し、所定範囲内の場合には、垂
直同期信号および水平同期信号が正常であると判定して
エラーフラグをオフにし、所定範囲外の場合には、垂直
同期信号および水平同期信号の何れかが異常であると判
定してエラーフラグをオンにする。なお、エラーフラグ
がオンになった後に、前記入力パルス数が再び所定範囲
内になった場合には、エラーフラグがオフに戻される。
【0075】エラーフラグがオフである場合には、セレ
クタ部33は、I/F部11からの垂直同期信号および
水平同期信号を選択してデータ処理部21に出力する。
そして、データ処理部21は、通常の場合と同様に、同
期信号、クロック信号および入力データ信号に基づい
て、ソースドライバコントロール信号、ソースドライバ
クロック信号および出力データ信号を生成して、ソース
ドライバ13に出力すると共に、ゲートドライバコント
ロール信号およびゲートドライバクロック信号を生成し
て、ゲートドライバ14に出力する。これにより、液晶
パネル15において通常の画像表示動作が行なわれる。
【0076】一方、エラーフラグがオンである場合に
は、セレクタ部33は、同期信号生成部32からの垂直
同期信号および水平同期信号を選択してデータ処理部2
1に出力する。これにより、外部からの垂直同期信号ま
たは水平同期信号にノイズが混入していても、同期信号
生成回路32からの正常な垂直同期信号および水平同期
信号を利用することにより、通常の画像表示動作を行な
うことができる。
【0077】また、エラーフラグがオンである場合に
は、データ処理部21は、所定の値の出力データ信号を
生成してソースドライバ13に出力する。これにより、
液晶パネル15に所定の画像を表示することができる。
例えば、前記所定の値として、全てのデータビットが0
である出力データ信号をソースドライバ13に出力する
と、画面全てが黒色の画像が液晶パネル15に表示され
ることになる。
【0078】従って、本実施形態の液晶表示装置10で
は、カウンタ部30が、垂直同期信号のパルス入力から
次のパルス入力までの期間における水平同期信号の信号
入力数をカウントすることにより、垂直同期信号または
水平同期信号の異常を検出しているから、標準信号を用
いて同期信号の異常を検出する特開2001−1342
44号公報に記載の表示装置に比べて、標準信号にノイ
ズが混入することによる誤動作を防止することができ
る。
【0079】また、本実施形態の液晶表示装置10は、
信号監視部20が垂直同期信号または水平同期信号の異
常を検出したときには、データ処理部21の制御によ
り、液晶パネル15に所定の画像が表示されるから、垂
直同期信号または水平同期信号にノイズが混入すること
により液晶パネル15に見苦しい画像が表示されること
を防止することができる。
【0080】また、本実施形態の液晶表示装置10は、
垂直同期信号および水平同期信号にノイズの混入がなく
なって正常な状態に戻ったときには、エラーフラグをオ
フにして、自動的に、前記画像表示用信号に基づく画像
を液晶パネル15に表示するから、垂直同期信号または
水平同期信号にノイズの混入が生じても、使用者を煩わ
せることなく、通常の画像表示動作に戻すことができ
る。
【0081】また、本実施形態の液晶表示装置10は、
垂直方向の走査ごとに垂直同期信号または水平同期信号
の異常を検出するから、データ処理部21において、入
力データ信号に基づいて処理されたデータ信号を所定の
データ信号に切り換える、或いは所定のデータ信号を該
処理されたデータ信号に切り換えて、出力データ信号と
して出力することが、垂直方向の走査ごとに可能となる
から、垂直同期信号および水平同期信号が異常状態から
正常状態に戻ったときに、最初のラインから液晶パネル
15に画像を表示することができる。
【0082】また、垂直同期信号または水平同期信号の
異常の検出を、カウンタ部30および判定部31という
簡単な回路構成で実現することができる。
【0083】〔実施の形態2〕次に、本発明の他の実施
の形態について、図4に基づいて説明する。なお、前記
した実施の形態で説明した構成と同様の機能を有する構
成には、同一の符号を付して、その説明を省略する。
【0084】本実施形態の液晶表示装置は、図1に示す
表示装置に比べて、コントロールIC12内の信号監視
部20とは異なる構成からなる信号監視部を備えてお
り、その他の構成は同様である。図4は、本実施形態に
おける信号監視部40の概略構成を示している。
【0085】前記信号監視部40は、図3に示す信号監
視部20に比べて、図3に示す判定部31とは構成が異
なる判定部41を備える点と、新たなカウンタ部および
判定部として、第2カウンタ部(計数手段)42および
第2判定部(判断手段)43を備える点とが異なり、そ
の他の構成は同様である。
【0086】本実施形態の判定部41は、図3に示す判
定部31に比べて、エラーフラグをオンからオフに戻す
条件が異なるのみである。該条件については後述する。
【0087】本実施形態の第2カウンタ部42は、異常
を検出する第1の信号として水平同期信号を、第2の信
号としてクロック信号をそれぞれ選択している。すなわ
ち、本実施形態の第2判定部43は、I/F部11から
入力された水平同期信号およびクロック信号が正常であ
るか否かを判定するものである。
【0088】第2カウンタ部42には、I/F部11か
ら水平同期信号およびクロック信号が入力されるととも
に、水平同期信号の入力パルスから次の入力パルスまで
の期間に入力されたクロック信号のクロック数をカウン
トする。カウントされたクロック数は、第2判定部43
に出力される。
【0089】第2判定部43は、エラーフラグがオンで
ある場合には、第2カウンタ部42にてカウントされた
クロック信号のクロック数が、所定の範囲内であるか否
かを判断し、エラーフラグがオフである場合には、該判
断処理を中止する。ここでの所定の範囲は、水平同期信
号の1周期Th(図7を参照)、すなわち水平走査期間
に入力すべきクロック信号のクロック数の許容範囲であ
り、該許容範囲は、画像表示装置の解像度など、画像表
示装置の仕様により定まるものである。
【0090】このとき、図8に示す垂直同期信号の場合
と同様に、水平同期信号へのノイズの混入により水平同
期信号が入力されたとみなす場合には、クロック信号の
クロック数を計数する期間が短くなるから、前記クロッ
ク数は所定の範囲よりも少なくなる。一方、水平同期信
号へのノイズの混入により水平同期信号が入力されなか
ったとみなす場合には、前記クロック数を計数する期間
が長くなるから、前記クロック数は所定の範囲よりも多
くなる。
【0091】また、クロック信号へのノイズの混入によ
りクロック信号が入力されたとみなす場合には、クロッ
ク信号のクロック数は所定の範囲よりも多くなる。一
方、クロック信号へのノイズの混入によりクロック信号
が入力されなかったとみなす場合には、前記クロック数
は所定範囲よりも少なくなる。
【0092】従って、第2判定部43は、前記クロック
数が所定の範囲内である場合には、水平同期信号および
クロック信号が正常であると判定して、第2エラーフラ
グをオフにし、前記クロック数が所定の範囲外である場
合には、水平同期信号またはクロック信号が異常である
と判定して、第2エラーフラグをオンにする。第2エラ
ーフラグは、判定部41に出力される。
【0093】判定部41は、カウンタ部30から水平同
期信号の入力パルス数が入力されてから、次の該入力パ
ルス数が入力されるまでの期間に、第2判定部43から
入力される第2エラーフラグの状態を監視している。
【0094】判定部41は、該期間に1度でも第2エラ
ーフラグがオンになった場合には、カウンタ部30から
の水平同期信号の入力パルス数が所定の範囲内であって
も、エラーフラグをオンのまま維持し、該期間に第2エ
ラーフラグが常にオフであり、かつ前記水平同期信号の
入力パルス数が所定の範囲内になった場合にのみ、エラ
ーフラグをオフにする。
【0095】上記構成の液晶表示装置10では、垂直同
期信号および水平同期信号が正常であり、かつクロック
信号が正常である場合にのみ、エラーフラグをオフにし
て、通常の画像表示動作に戻される。従って、例えば、
画像表示用信号を生成する外部装置の電源がオフからオ
ンになったときなど、画像表示用信号が非常に不安定で
仕様を満たさない信号であるときにおいて、垂直同期信
号および水平同期信号の両方にノイズが混入することに
より、偶然、カウンタ部30にてカウントされた水平同
期信号の入力パルス数が所定範囲内になった場合であっ
ても、第2判定部43にて水平同期信号またはクロック
信号が異常であると判定されることにより、通常の画像
表示動作に戻ることがないから、液晶パネル15に表示
の乱れた画像が表示されることを防止できる。
【0096】また、垂直同期信号および水平同期信号が
正常に戻った場合であっても、クロック信号が異常であ
れば、通常の画像表示動作に戻ることがないから、異常
なクロック信号に基づく画像が液晶パネル15に表示さ
れることを防止できる。
【0097】なお、上記実施形態では、カウンタ部30
にてカウントされた水平同期信号の入力パルス数が所定
範囲外となったときにエラーフラグをオンにしている
が、第2エラーフラグがオンになったときにエラーフラ
グをオンにするように、判定部41における動作を変更
してもよい。この場合、クロック信号にのみノイズが混
入した場合であっても、エラーフラグがオンになって、
所定の画像が表示されるから、異常な入力データ信号に
基づく画像が液晶パネル15に表示されることを防止で
きる。
【0098】同様に、カウンタ部30にてカウントされ
た水平同期信号の入力パルス数が所定範囲外となったと
き、および/または、第2エラーフラグがオンになった
ときにエラーフラグをオンにするように、判定部41に
おける動作を変更してもよい。この場合、垂直同期信
号、水平同期信号およびクロック信号の少なくとも1つ
にノイズが混入すれば、エラーフラグがオンになって、
所定の画像が表示されるから、ノイズの混入により画像
が乱れる確率をさらに低下させることができる。
【0099】さらに、第2カウンタ部42にてカウント
されたクロック信号のクロック数を判定部41に入力す
るように変更し、カウンタ部30にてカウントされた水
平同期信号の入力パルス数が所定範囲外となったとき、
および/または、第2カウンタ部42にてカウントされ
たクロック信号のクロック数が所定範囲外となったとき
にエラーフラグをオンにし、前記入力パルス数が所定範
囲内となり、かつ、前記クロック数が所定範囲内となっ
たときにエラーフラグをオフにするように変更すること
もできる。この場合、第2判定部43は不要となる。
【0100】なお、上記の実施形態では、第2判定部4
3は、第2カウンタ部42にてカウントされたクロック
数が1度でも所定範囲外となれば第2エラーフラグをオ
ンにしたが、これを1垂直走査期間に所定回数(例え
ば、5回)以上、所定範囲外となれば、第2エラーフラ
グをオンにするようにしてもよい。
【0101】また、上記の実施形態では、垂直同期信
号、水平同期信号および入力データ信号の他に、データ
イネーブル信号およびクロック信号が画像表示用信号と
して入力される画像表示装置について説明しているが、
テレビジョン信号のように、垂直同期信号、水平同期信
号および入力データ信号のみが画像表示用信号として入
力される画像表示装置にも本願発明を適用することがで
きる。この場合、画像表示装置10内に設けられたPL
L(Phase Locked Loop )回路が生成するクロック信号
を用いることにより、上述の動作を行なうことができ
る。
【0102】また、同期信号として、垂直同期信号およ
び水平同期信号の他に、データイネーブル信号を利用し
ている場合には、データイネーブル信号と水平同期信号
との入力タイミングを合わせる必要上から、同期信号生
成部32は、垂直同期信号および水平同期信号を生成す
る際に、データイネーブル信号も生成することが望まし
い。
【0103】この場合、セレクタ部33は、I/F部1
1からの垂直同期信号、水平同期信号およびデータイネ
ーブル信号と、同期信号生成部32からの垂直同期信
号、水平同期信号およびデータイネーブル信号とが入力
され、エラーフラグに基づいて、I/F部11および同
期信号生成部32の何れかからの垂直同期信号、水平同
期信号およびデータイネーブル信号を選択してデータ処
理部21に出力することが望ましい。
【0104】〔実施の形態3〕次に、本発明のさらに他
の実施の形態について説明する。本実施形態では、前記
画像表示用信号のうち、上述における第1の信号および
第2の信号としてデータイネーブル信号を利用して、デ
ータイネーブル信号の異常を検出している。
【0105】従って、本実施形態と、後記する実施形態
とでは、データイネーブル信号の異常を検出することか
ら、データイネーブル信号に基づいて、ソースドライバ
13およびゲートドライバ14の駆動を行なう画像表示
装置に好適である。
【0106】一方、上記した実施形態では、垂直同期信
号または水平同期信号の異常を検出することから、垂直
同期信号および水平同期信号に基づいて、ソースドライ
バ13およびゲートドライバ14の駆動を行なう画像表
示装置に好適である。
【0107】データイネーブル信号は、図7に示すよう
に、垂直ブランキング期間Tvb内では、L(低)レベ
ルに維持され、垂直ブランキング期間Tvb経過後、1
水平走査期間Thと同様の周期となるパルス信号が入力
される。パルス信号がHレベルの期間(水平データ有効
期間)に、1水平ライン分のデータ信号が液晶パネル1
5に入力されて、1水平ライン分の画像が表示される。
これを繰り返して、1画面分の画像が表示されると、1
垂直走査期間Tvbが終了する。以後、1画面ごとに、
この動作が繰り返される。
【0108】従って、データイネーブル信号が所定期間
Lレベルに維持されるときは、垂直ブランキング期間T
vbであると判断することができる。垂直ブランキング
期間Tvbを判断してから、次の垂直ブランキング期間
Tvbを判断するまでの期間は、1垂直走査期間Tvb
と同様である。従って、データイネーブル信号から、1
垂直走査期間Tvbを検出することができる。
【0109】すなわち、データイネーブル信号からは、
周期が1垂直走査期間Tvとなる信号と、周期が1水平
走査期間Thとなる信号とを検出することができ、それ
ぞれを上述の第1の信号および第2の信号とすることに
より、データイネーブル信号の異常を検出することがで
きる。
【0110】以下、本実施形態の構成について、図5に
基づいて説明する。なお、前記した実施の形態で説明し
た構成と同様の機能を有する構成には、同一の符号を付
して、その説明を省略する。
【0111】本実施形態の液晶表示装置は、図1に示す
表示装置に比べて、コントロールIC12内の信号監視
部20とは異なる構成からなる信号監視部を備えてお
り、その他の構成は同様である。図5は、本実施形態に
おける信号監視部50の概略構成を示している。
【0112】本実施形態では、信号監視部50は、I/
F部11から入力されたデータイネーブル信号が正常で
あるか否かを監視している。信号監視部50は、カウン
タ部51、判定部52、同期信号生成部53およびセレ
クタ部54を備える。
【0113】カウンタ部51には、I/F部11からデ
ータイネーブル信号が入力される。カウンタ部51は、
データイネーブル信号に基づいて、垂直ブランキング期
間Tvbから次の垂直ブランキング期間Tvbまでの期
間、すなわち、垂直データ有効期間(図7を参照)に入
力される入力パルス数をカウントする。カウントされた
入力パルス数は、判定部52に出力される。
【0114】判定部52は、カウンタ部51にてカウン
トされた入力パルス数が、所定の範囲内であるか否かを
判断する。ここでの所定の範囲は、1垂直走査期間に1
画面の画像を表示するために必要な水平ライン数の許容
範囲であり、該許容範囲は、画像表示装置の解像度な
ど、画像表示装置の仕様により定まるものである。
【0115】このとき、垂直データ有効期間に入力され
るパルス信号にノイズが混入することにより、所定期間
Lレベルに維持されて、垂直ブランキング期間Tvbと
なったと判断した場合には、前記入力パルス数を計数す
る期間が短くなるから、前記入力パルス数は所定の範囲
よりも少なくなる。一方、垂直ブランキング期間Tvb
にノイズが混入してHレベルとなると、前記入力パルス
数は所定の範囲よりも多くなる。
【0116】従って、判定部52は、前記入力パルス数
が所定の範囲内である場合には、データイネーブル信号
が正常であると判定して、エラーフラグをオフにし、前
記入力パルス数が所定の範囲外である場合には、データ
イネーブル信号が異常であると判定して、エラーフラグ
をオンにする。前記エラーフラグは、同期信号生成部5
3、セレクタ部54およびデータ処理部21に出力され
る。
【0117】同期信号生成部53は、判定部52から入
力されたエラーフラグがオンである場合に、正常なデー
タイネーブル信号を生成して、セレクタ部54に出力す
る。
【0118】セレクタ部54には、I/F部11からの
データイネーブル信号と、同期信号生成部53からのデ
ータイネーブル信号とが入力され、エラーフラグに基づ
いて、何れかのデータイネーブル信号を選択してデータ
処理部21に出力する。すなわち、エラーフラグがオフ
である場合には、I/F部11からのデータイネーブル
信号を選択し、エラーフラグがオンである場合には、同
期信号生成部32からのデータイネーブル信号を選択し
て、データ処理部21に出力する。これにより、データ
処理部21には、常に正常なデータイネーブル信号が入
力されることになる。
【0119】従って、本実施形態の液晶表示装置10で
は、図3に示す実施形態の効果に加えて、データイネー
ブル信号のみで信号の異常を検出することができる。
【0120】また、垂直同期信号および水平同期信号の
代わりにデータイネーブル信号のみが同期信号として入
力される画像表示装置においても、同期信号の異常を検
出することができる。
【0121】〔実施の形態4〕次に、本発明のさらに他
の実施の形態について、図6に基づいて説明する。な
お、前記した実施の形態で説明した構成と同様の機能を
有する構成には、同一の符号を付して、その説明を省略
する。
【0122】本実施形態の液晶表示装置は、図1に示す
表示装置に比べて、コントロールIC12内の信号監視
部20とは異なる構成からなる信号監視部を備えてお
り、その他の構成は同様である。図6は、本実施形態に
おける信号監視部60の概略構成を示している。
【0123】前記信号監視部60は、図5に示す信号監
視部50に比べて、図5に示す判定部52とは構成が異
なる判定部61を備える点と、新たなカウンタ部および
判定部として、データカウンタ部(計数手段)62およ
びデータ判定部(判断手段)43を備える点とが異な
り、その他の構成は同様である。
【0124】本実施形態の判定部61は、図5に示す判
定部52に比べて、エラーフラグをオンからオフに戻す
条件が異なるのみであり、該条件は、図4に示す判定部
41と同様であるので、その説明を省略する。
【0125】本実施形態のデータカウンタ部62は、異
常を検出する第1の信号として、垂直データ有効期間に
おけるデータイネーブル信号のパルス信号を、第2の信
号としてクロック信号をそれぞれ選択している。すなわ
ち、本実施形態のデータ判定部63は、I/F部11か
ら入力されたデータイネーブル信号およびクロック信号
が正常であるか否かを判定するものである。
【0126】データカウンタ部62には、I/F部11
からデータイネーブル信号およびクロック信号が入力さ
れる。また、データカウンタ部62は、データイネーブ
ル信号から垂直データ有効期間における前記パルス信号
を検出し、前記パルス信号がHレベルとなる期間に入力
されたクロック信号のクロック数をカウントする。カウ
ントされたクロック数は、データ判定部63に出力され
る。
【0127】データ判定部63は、データカウンタ部6
2にてカウントされたクロック信号のクロック数が、所
定の範囲内であるか否かを判断する。ここでの所定の範
囲は、前記パルス信号がHレベルとなる期間、すなわ
ち、1水平ライン分の画像データがクロック信号に基づ
いて入力される期間に入力すべきクロック信号のクロッ
ク数、すなわち、1水平ライン分のデータ数の許容範囲
であり、該許容範囲は、画像表示装置の解像度など、画
像表示装置の仕様により定まるものである。
【0128】このとき、データイネーブル信号へのノイ
ズの混入により、前記パルス信号のHレベルとなる期間
が短くなれば、前記クロック数は所定の範囲よりも少な
くなり、前記パルス信号のHレベルとなる期間が長くな
れば、前記クロック数は所定の範囲よりも多くなる。
【0129】また、クロック信号へのノイズの混入によ
りクロック信号が入力されたとみなす場合には、クロッ
ク信号のクロック数は所定の範囲よりも多くなる。一
方、クロック信号へのノイズの混入によりクロック信号
が入力されなかったとみなす場合には、前記クロック数
は所定範囲よりも少なくなる。
【0130】従って、データ判定部63は、前記クロッ
ク数が所定の範囲内である場合には、データイネーブル
信号およびクロック信号が正常であると判定して、デー
タエラーフラグをオフにし、前記クロック数が所定の範
囲外である場合には、データイネーブル信号またはクロ
ック信号が異常であると判定して、データエラーフラグ
をオンにする。データエラーフラグは、判定部61に出
力される。
【0131】従って、本実施形態の液晶表示装置10で
は、図4に示す実施形態の効果に加えて、垂直同期信号
および水平同期信号の代わりにデータイネーブル信号の
みが同期信号として入力される画像表示装置において
も、同期信号の異常を検出することができる。
【0132】また、本実施形態の液晶表示装置10で
は、1垂直走査期間、すなわち、1フレーム期間または
1フィールド期間に入力される水平ラインの数と、1水
平走査期間に入力されるデータの数と比較することによ
り信号の異常を検出することができる。
【0133】なお、上記の実施形態では、同期信号およ
びクロック信号の異常を検出しているが、カウンタ部3
0・51、第2カウンタ部42およびデータカウンタ部
52にてカウント可能な条件、すなわち、上記第1の信
号が上記第2の信号よりも周期が長いという条件を満た
すならば、その他の画像表示用信号を上記第1の信号お
よび上記第2の信号として利用することができる。
【0134】また、上記の実施形態において、判定部3
1・41・52・61、第2判定部43、およびデータ
判定部63にて判断される所定範囲の設定を変更できる
ように、コントロールIC12に設定端子(設定変更手
段)を設けてもよい。この場合、所定範囲の設定を変更
することにより、解像度の異なる液晶パネル15に容易
に対応することができる。
【0135】また、上記の実施形態では、エラーフラグ
がオンである場合に、データ処理部21が、出力データ
信号を所定値に固定してソースドライバ13に出力して
いるが、これを、信号監視部20において入力データ信
号を所定値に固定してデータ処理部21に出力するよう
に変更してもよい。
【0136】この場合、データ処理部21を既存の構成
とすることができ、信号監視部20にて本願発明の作用
効果を実現することができる。従って、既存のコントロ
ールIC12の内部ロジックを変更することなく、信号
監視部20を追加するのみで本願発明の作用効果を実現
できるから、設計変更に伴うリスクを回避できるととも
に、設計期間を短縮することができる。
【0137】また、上記の実施形態では、画像表示装置
として、液晶パネル15を用いた液晶表示装置10を用
いて説明してきた。しかしながら、本願発明が画像表示
用信号の異常を検出することを目的としていることか
ら、本願発明は、CRT(陰極線管)、PDP(プラズ
マディスプレイパネル)、EL(エレクトロルミネッセ
ンス)素子、FED(電界放出素子)等、その他の画像
表示素子を利用した画像表示装置に適用可能である。
【0138】
【発明の効果】以上のように、本発明の画像表示用信号
の異常検出方法は、画像表示装置に画像を表示するため
に使用される複数の画像表示用信号のうち、第1の信号
と、第1の信号よりも周期が短い第2の信号とに関し
て、第1の信号が入力されてから次の第1の信号が入力
されるまでの期間に、第2の信号が入力される入力数を
計数する計数ステップと、計数された入力数が所定範囲
外であるときには、第1の信号または第2の信号が異常
であると判定する異常検出ステップとを含む方法であ
る。
【0139】これにより、前記画像表示用信号の信号入
力数を計数することにより、前記画像表示用信号の異常
を検出できるという効果を奏する。また、標準信号を用
いて同期信号の異常を検出する従来の表示装置に比べ
て、標準信号にノイズが混入することによる誤動作を防
止する効果を奏する。
【0140】なお、複数の前記画像表示用信号のうち何
れかの画像表示用信号が、周期の異なる複数の信号を組
み合わせたものであるならば、組み合わせられた複数の
前記信号のうち、何れかの信号を第1の信号とし、第1
の信号よりも周期の短い信号を第2の信号とすることが
できる。この場合、複数の画像表示用信号を組み合わせ
ることなく、1つの画像表示用信号で信号の異常を検出
できるという効果を奏する。
【0141】また、本発明の画像表示用信号の異常検出
方法は、以上のように、上記の方法において、前記計数
ステップが、第1の信号および第2の信号における異な
る組合せごとに、第1の信号が入力されてから次の第1
の信号が入力されるまでの期間に、第2の信号が入力さ
れる入力数を計数するステップであり、前記異常検出ス
テップが、何れか1つの前記組合せに関して計数された
前記入力数が所定範囲外であるときには、何れかの第1
の信号または第2の信号が異常であると判定するステッ
プである。
【0142】これにより、複数の前記画像表示用信号の
中から3つ以上の信号について異常があるか否かを判定
できるという効果を奏する。
【0143】また、本発明の画像表示用信号の異常検出
方法は、以上のように、上記の方法において、前記異常
検出ステップにて第1の信号または第2の信号が異常で
あると判定するときには、前記画像表示装置に所定の画
像を表示するための前記画像表示用信号を生成する画像
生成ステップを含む方法である。
【0144】これにより、前記画像表示用信号の異常を
検出したときには、前記画像表示装置に所定の画像が表
示されるから、前記画像表示用信号の異常により前記画
像表示装置に見苦しい画像が表示されることを防止でき
るという効果を奏する。
【0145】また、本発明の画像表示用信号の異常検出
方法は、以上のように、上記の方法において、前記異常
検出ステップが、第1の信号または第2の信号が異常で
あると判定した後に、計数された前記入力数が所定範囲
内になったときには、第1の信号および第2の信号が正
常となったと判定し、前記画像生成ステップが、前記異
常検出ステップにて第1の信号および第2の信号が正常
であると判定したときには、前記画像表示用信号の生成
を中止するものである。
【0146】これにより、第1の信号または第2の信号
にノイズの混入等がなくなって正常な状態に戻ったとき
には、自動的に、通常の画像表示動作を再開するから、
第1の信号または第2の信号にノイズの混入等が生じて
も、使用者を煩わせることなく、通常の画像表示動作に
戻すことができるという効果を奏する。
【0147】また、本発明の画像表示装置は、以上のよ
うに、複数の画像表示用信号が入力されることにより画
像表示部に画像を表示する画像表示装置において、複数
の前記画像表示用信号のうち、第1の信号と、第1の信
号よりも周期が短い第2の信号とに関して、第1の信号
が入力されてから次の第1の信号が入力されるまでの期
間に、第2の信号が入力される入力数を計数する計数手
段と、該計数手段が計数した入力数が所定範囲内である
か否かを判断する判断手段と、前記入力数が所定範囲外
であると前記判断手段が判断したときには、第1の信号
または第2の信号が異常であると判定する異常検出手段
とを備える構成である。
【0148】これにより、前記画像表示用信号の信号入
力数を計数することにより、前記画像表示用信号の異常
を検出できるという効果を奏する。また、標準信号を用
いて同期信号の異常を検出する従来の表示装置に比べ
て、標準信号にノイズが混入することによる誤動作を防
止する効果を奏する。
【0149】なお、上述のように、複数の前記画像表示
用信号のうち何れかの画像表示用信号が、周期の異なる
複数の信号を組み合わせたものであるならば、組み合わ
せられた複数の前記信号のうち、何れかの信号を第1の
信号とし、第1の信号よりも周期の短い信号を第2の信
号とすることができる。この場合、複数の画像表示用信
号を組み合わせることなく、1つの画像表示用信号で信
号の異常を検出できるという効果を奏する。
【0150】また、本発明の画像表示装置は、以上のよ
うに、上記の構成において、第1の信号および第2の信
号における異なる組合わせごとに、前記計数手段および
前記判断手段を備えており、前記異常検出手段は、何れ
か1つの前記計数手段が計数した入力数が所定範囲外で
あると、対応する前記判断手段が判断したときには、何
れかの第1の信号または第2の信号が異常であると判定
する構成である。
【0151】これにより、複数の前記画像表示用信号の
うち、3つ以上の信号について異常があるか否かを判定
できるという効果を奏する。
【0152】また、本発明の画像表示装置は、以上のよ
うに、上記の構成において、前記画像表示用信号に基づ
いて画像を表示するように制御する表示制御手段をさら
に備えており、該表示制御手段は、第1の信号または第
2の信号が異常であると前記異常検出手段が判定したと
きには、所定の画像を表示するように制御する構成であ
る。
【0153】これにより、前記異常検出手段が前記画像
表示用信号の異常を検出したときには、表示制御手段
が、所定の画像を表示するように制御するから、見苦し
い画像が表示されることを防止できるという効果を奏す
る。
【0154】また、本発明の画像表示装置は、以上のよ
うに、上記の構成において、第1の信号または第2の信
号が異常であると前記異常検出手段が判定した後に、全
ての前記計数手段が計数した入力数が所定範囲内である
と、対応する前記判断手段が判断したときには、第1の
信号および第2の信号が正常であると前記異常検出手段
が判定し、このとき、前記表示制御手段が、前記画像表
示用信号に基づいて画像を表示するように制御する構成
である。
【0155】これにより、第1の信号または第2の信号
にノイズの混入等がなくなって正常な状態に戻ったとき
には、自動的に、前記画像表示用信号に基づく画像を表
示するから、第1の信号または第2の信号にノイズの混
入等が生じても、使用者を煩わせることなく、通常の画
像表示動作に戻すことができるという効果を奏する。
【0156】また、本発明の画像表示装置は、以上のよ
うに、上記の構成において、前記判断手段にて使用され
る所定範囲を変更する設定変更手段をさらに備える構成
である。
【0157】これにより、前記設定変更手段により前記
所定範囲が変更されることにより、種々の画像表示装置
に対応できるという効果を奏する。
【0158】なお、第1の信号または第2の信号として
使用される前記画像表示用信号は、垂直同期信号、水平
同期信号およびデータイネーブル信号の中から選択され
ることが望ましい。この場合、ノイズの混入による見苦
しい画像の表示を確実に防止できるという効果を奏す
る。
【0159】また、前記判断手段にて使用される所定範
囲は、1フレーム期間中のライン数、および、1ライン
中のデータ数の何れか一方または両方であってもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態に係る液晶表示装置の概
略構成を示すブロック図である。
【図2】図1におけるコントロールICの概略構成を示
すブロック図である。
【図3】図2における信号監視部の概略構成を示すブロ
ック図である。
【図4】本発明の他の実施の形態に係る液晶表示装置に
おける信号監視部の概略構成を示すブロック図である。
【図5】本発明のさらに他の実施の形態に係る液晶表示
装置における信号監視部の概略構成を示すブロック図で
ある。
【図6】本発明のさらに他の実施の形態に係る液晶表示
装置における信号監視部の概略構成を示すブロック図で
ある。
【図7】画像表示用信号として入力される垂直同期信
号、水平同期信号およびデータイネーブル信号の入力波
形を示すタイミングチャートである。
【図8】図7において、垂直同期信号にノイズが混入し
た状態を示すタイミングチャートである。
【符号の説明】
10 液晶表示装置(画像表示装置) 12 コントロールIC 20 信号監視部 21 データ処理部(表示制御手段) 30 カウンタ部(計数手段) 31 判定部(判断手段、異常検出手段) 40 信号監視部 41 判定部(判断手段、異常検出手段) 42 第2カウンタ部(計数手段) 43 第2判定部(判断手段) 50 信号監視部 51 カウンタ部(計数手段) 52 判定部(判断手段、異常検出手段) 60 信号監視部 61 判定部(判断手段、異常検出手段) 62 データカウンタ部(計数手段) 63 データ判定部(判断手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H093 NA79 NC27 NC52 NC59 ND40 5C006 AA01 AF51 AF53 AF65 AF67 BF14 BF22 BF24 5C025 AA30 BA09 BA18 CA03 DA06 5C080 AA10 BB05 DD09 DD14 GG07 GG08 JJ02 JJ04

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画像表示装置に画像を表示するために使用
    される複数の画像表示用信号のうち、第1の信号と、第
    1の信号よりも周期が短い第2の信号とに関して、第1
    の信号が入力されてから次の第1の信号が入力されるま
    での期間に、第2の信号が入力される入力数を計数する
    計数ステップと、 計数された入力数が所定範囲外であるときには、第1の
    信号または第2の信号が異常であると判定する異常検出
    ステップとを含むことを特徴とする画像表示用信号の異
    常検出方法。
  2. 【請求項2】複数の前記画像表示用信号のうち何れかの
    画像表示用信号は、周期の異なる複数の信号を組み合わ
    せたものであり、 組み合わせられた複数の前記信号のうち、何れかの信号
    を第1の信号とし、第1の信号よりも周期の短い信号を
    第2の信号とすることを特徴とする請求項1に記載の画
    像表示用信号の異常検出方法。
  3. 【請求項3】前記計数ステップは、第1の信号および第
    2の信号における異なる組合せごとに、第1の信号が入
    力されてから次の第1の信号が入力されるまでの期間
    に、第2の信号が入力される入力数を計数するステップ
    であり、 前記異常検出ステップは、何れか1つの前記組合せに関
    して計数された前記入力数が所定範囲外であるときに
    は、何れかの第1の信号または第2の信号が異常である
    と判定するステップであることを特徴とする請求項1ま
    たは2に記載の画像表示用信号の異常検出方法。
  4. 【請求項4】前記異常検出ステップにて第1の信号また
    は第2の信号が異常であると判定するときには、前記画
    像表示装置に所定の画像を表示するための前記画像表示
    用信号を生成する画像生成ステップを含むことを特徴と
    する請求項1から3の何れか1項に記載の画像表示用信
    号の異常検出方法。
  5. 【請求項5】前記異常検出ステップは、第1の信号また
    は第2の信号が異常であると判定した後に、計数された
    前記入力数が所定範囲内になったときには、第1の信号
    および第2の信号が正常となったと判定し、 前記画像生成ステップは、前記異常検出ステップにて第
    1の信号および第2の信号が正常であると判定したとき
    には、前記画像表示用信号の生成を中止することを特徴
    とする請求項4に記載の画像表示用信号の異常検出方
    法。
  6. 【請求項6】複数の画像表示用信号が入力されることに
    より画像表示部に画像を表示する画像表示装置におい
    て、 複数の前記画像表示用信号のうち、第1の信号と、第1
    の信号よりも周期が短い第2の信号とに関して、第1の
    信号が入力されてから次の第1の信号が入力されるまで
    の期間に、第2の信号が入力される入力数を計数する計
    数手段と、 該計数手段が計数した入力数が所定範囲内であるか否か
    を判断する判断手段と、 前記入力数が所定範囲外であると前記判断手段が判断し
    たときには、第1の信号または第2の信号が異常である
    と判定する異常検出手段とを備えていることを特徴とす
    る画像表示装置。
  7. 【請求項7】複数の前記画像表示用信号のうち何れかの
    画像表示用信号は、周期の異なる複数の信号を組み合わ
    せたものであり、 組み合わせられた複数の前記信号のうち、何れかの信号
    を第1の信号とし、第1の信号よりも周期の短い信号を
    第2の信号とすることを特徴とする請求項6に記載の画
    像表示装置。
  8. 【請求項8】第1の信号および第2の信号における異な
    る組合わせごとに、前記計数手段および前記判断手段を
    備えており、 前記異常検出手段は、何れか1つの前記計数手段が計数
    した入力数が所定範囲外であると、対応する前記判断手
    段が判断したときには、何れかの第1の信号または第2
    の信号が異常であると判定することを特徴とする請求項
    6または7に記載の画像表示装置。
  9. 【請求項9】前記画像表示用信号に基づいて画像を表示
    するように制御する表示制御手段をさらに備えており、 該表示制御手段は、第1の信号または第2の信号が異常
    であると前記異常検出手段が判定したときには、所定の
    画像を表示するように制御することを特徴とする請求項
    6から8の何れか1項に記載の画像表示装置。
  10. 【請求項10】前記異常検出手段は、第1の信号または
    第2の信号が異常であると判定した後に、全ての前記計
    数手段が計数した入力数が所定範囲内であると、対応す
    る前記判断手段が判断したときには、第1の信号および
    第2の信号が正常であると判定し、 前記表示制御手段は、第1の信号および第2の信号が正
    常であると前記異常検出手段が判定したときには、前記
    画像表示用信号に基づいて画像を表示するように制御す
    ることを特徴とする請求項6から9の何れか1項に記載
    の画像表示装置。
  11. 【請求項11】前記判断手段にて使用される所定範囲を
    変更する設定変更手段をさらに備えることを特徴とする
    請求項6から10の何れか1項に記載の画像表示装置。
  12. 【請求項12】第1の信号または第2の信号として使用
    される前記画像表示用信号は、垂直同期信号、水平同期
    信号およびデータイネーブル信号の中から選択されるこ
    とを特徴とする請求項6から11の何れか1項に記載の
    画像表示装置。
  13. 【請求項13】前記判断手段にて使用される所定範囲
    は、1フレーム期間中のライン数、および、1ライン中
    のデータ数の何れか一方または両方であることを特徴と
    する請求項6から12の何れか1項に記載の画像表示装
    置。
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