JP2003167104A - 光学シート及びその製造方法及び液晶表示装置 - Google Patents

光学シート及びその製造方法及び液晶表示装置

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JP2003167104A JP2001367036A JP2001367036A JP2003167104A JP 2003167104 A JP2003167104 A JP 2003167104A JP 2001367036 A JP2001367036 A JP 2001367036A JP 2001367036 A JP2001367036 A JP 2001367036A JP 2003167104 A JP2003167104 A JP 2003167104A
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順二 富田
Toshihiro Suzuki
敏弘 鈴木
Takeshi Goto
猛 後藤
Tetsuya Kobayashi
哲也 小林
Keiji Hayashi
啓二 林
Mari Sugawara
真理 菅原
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光学シート及びその製造方法及び液晶表示装
置に関し、配向制御性が高く、かつ、急激な光量変化の
発生しにくい光学シートを提供することを目的とする。 【解決手段】 間隔をあけて配置され且つ散乱性を有す
る複数の突起32を備え、各突起32は基部32aと先
端部32bとを有し、隣接する2つの突起32の間には
谷34が形成され、突起32と谷34の底部との間の境
界部40は、突起32の先端面と該先端面に隣接する側
面との間の境界部38よりも大きな曲率の曲線で形成さ
れ、突起32の先端部は、透明樹脂と該透明樹脂に対し
て重量比N1%で混合された拡散材とを含む樹脂材料か
らなり、突起32の基部32aは、透明樹脂材料及び透
明樹脂と該透明樹脂に対して重量比N2%(N1>N
2)で混合された拡散材とを含む樹脂材料の一つからな
る構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は例えば液晶表示装置
のバックライトで使用されるのに適した光学シート及び
その製造方法、及び光学シートを有する液晶表示装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】液晶表示装置は液晶パネルとバックライ
トとを含む。バックライトとして、サイドライト式バッ
クライトと直下ライト式バックライトとがある。サイド
ライト式バックライトは、導光板と、導光板のサイドに
配置された光源とを含み、薄型の液晶表示装置を実現す
ることができるという利点がある。直下ライト式バック
ライトは、液晶表示装置に向かって光を照射する光源を
含み、高輝度の液晶表示装置を実現できるという利点が
ある。ただし、直下ライト式バックライトは、薄型で低
消費電力の液晶表示装置を実現することは難しく、ま
た、輝度むらがでやすい問題があるため、最近ではサイ
ドライト式バックライトが多く使用されている。
【0003】光学シートがバックライトと液晶パネルと
の間に配置される。バックライトから出射された光は液
晶パネルに対して斜めに進む光の成分を多く含むため、
光学シートはバックライトから液晶パネルに対して垂直
に進む光の成分を多く含むように光の輝度分布を調整す
る。光学シートは、大別して出射角度範囲を制限する配
光制限シートと、散乱シートとを含む。
【0004】図20(A)は散乱シート1を示し、図2
0(B)は配光制限シートの例としてプリズムシート2
を示す図である。散乱シート1は表面に微小な凹凸をス
タンプしたり、内部にビーズ等の拡散材を混入させたり
して、入射光を散乱させ、入射光の指向性を弱める機能
をもつ。プリズムシート2は多数のプリズムを形成した
透明なシートである。プリズムシート2はプリズムシー
ト2の法線に対して大きな角度でプリズムシート2へ入
射した光線をプリズムシート2の法線に対して小さな角
度でプリズムシート2から出射させる。従って、プリズ
ムシート2の先にある液晶パネルの観視者は液晶パネル
を正面からよく見ることができる。
【0005】しかし、所定の角度範囲外の光、例えばプ
リズムシート2の法線に沿ってプリズムシート2へ入射
した光線は、プリズムで反射されてバックライト側へ戻
るため、使用される光量が低下する。このように、プリ
ズムシート2は、斜め方向の角度で入射する光線を正面
方向及び正面に近い方向の角度で出射するようにするの
には有効であるが、出射角度範囲以外の光線の量は急激
に低下するので、単独で使用されること少なく、従来
は、プリズムシート2と散乱シート1とを組み合わせ
て、法線方向の角度で出射する光線が最も多く、そし
て、法線方向から角度が大きくなるにつれて出射する光
線が漸減するようにブロードな輝度分布をもつようにし
ている。
【0006】また、株式会社明拓システムのエッジライ
ト(特開平5−181134号公報)がある。この公報
は光透過性のインキの中に乱反射物質を封入したカプセ
ル状のビーズを混入し、所定のパターンの乱反射面を有
するエッジライトパネルの構成を開示している。ここで
は、所定のパターンが有する乱反射作用により、導光板
の中を進んでいる光を液晶パネル側へ取り出している。
この構成では、導光板から効率よく光を取り出す作用は
あるものの、配光特性を制御する作用はない。従って、
このエッジライトは、散乱シートや配光制限シートと積
層して使用されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来の光
学シートは複数のシートを積層してなるものであった。
このため、シート自体のコストに加え、組立工数、シー
ト間へのゴミの混入による歩留りの低下がある。また、
プリズムシートは、微細なレンズを精度よく作る必要が
あることから、プリズムシートの製造コストが高い。ま
た、プリズムシート自体には光吸収性はないが、導光板
方向に戻された光線は、反射ミラーや、光源や、筐体フ
レーム等により吸収され、光の利用効率が低下する。
【0008】導光板の上又は下に微小なプリズム面を形
成することにより配光を制御し、配光シートを削減する
試みもある。しかし、上記配光制限シートの場合と同じ
く、プリズムを精度よく作りこむ必要があり、精度とコ
ストの両立が難しく、限られた分野で使用されるのみで
あった。
【0009】従って、形状マージンが大きく、配光制御
性が高く、かつ、急激な光量変化の発生しにくい光学シ
ートが求められた。この要求を満足するため、本願の先
願である特願平2001−012333号は、所定の拡
散作用を有する散乱材又は拡散材を含む微細な突起を所
定の間隔で配置してなる光学シートを提案した。この光
学シートは、シート面に対して斜め方向に入射する光を
法線方向に進む光に変換し、配光性及び集光性を向上す
ることができた。
【0010】この光学シートの作用においては、2つの
隣接する突起の間にある谷から射出された光が突起で散
乱及び反射され、最終的に突起で遮られなかった光が光
学シートから出射する。そこで、2つの隣接する突起の
間にある谷が十分に広い幅を有し、かつ突起がシート面
に対してできるだけ垂直に立っているのが望ましい。突
起の高さは比較的に高い。また、この光学シートでは、
突起は多量の(例えば重量比数10%の)拡散材を含む
が、突起の基部が、突起の先端部と同量の散乱材又は拡
散材を含むと、光が2つの隣接する突起の間にある谷か
ら意図したように出射できなくなり、所望の効果が得ら
れない。従って、本発明は拡散材をもった突起を含む光
学シートをさらに改善しようとするものである。
【0011】また、この光学シートは、透明な樹脂にビ
ーズ等の散乱材又は拡散材を混入してなるインキを型に
塗布し、このインキをベースシートに転写して突起を得
ている。しかし、突起は多量の拡散材を含むので、イン
キの粘度が非常に高く、且つ突起の高さは比較的に高い
ので、突起を有する光学シートの製造は難しかった。本
発明は上記した光学シートをさらに効率的に製造しよう
とするものである。
【0012】本発明の目的は、配光制御性が高く、か
つ、ブロードな集光特性を有する光学シート及びその製
造方法を提供することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明による光学シート
は、間隔をあけて配置され且つ一方の側に向いた散乱性
を有する複数の突起とを備え、隣接する2つの突起の間
には谷が形成され、該突起と該谷の底部との間の境界部
は、該突起の先端面と該先端面に隣接する側面との間の
境界部よりも大きな曲率の曲線で形成されていることを
特徴とするものである。
【0014】また、本発明による光学シートは、間隔を
あけて配置され且つ一方の側に向いた散乱性を有する複
数の突起とを備え、各突起は基部と先端部とを有し、該
突起の先端部は、透明樹脂と該透明樹脂に対して重量比
N1%で混合された拡散材とを含む材料樹脂からなり、
該突起の基部は、透明樹脂材料及び透明樹脂と該透明樹
脂に対して重量比N2%で混合された拡散材とを含む樹
脂材料の一つからなり、この場合、N1>N2であり、
N2は0を含むことを特徴とするものである。
【0015】また、本発明による光学シートは、間隔を
あけて配置され且つ一方の側に向いた散乱性を有する複
数の突起とを備え、隣接する2つの突起の間には谷が形
成され、各突起は基部と先端部とを有し、該突起と該谷
の底部との間の境界部は、該突起の先端面と該先端面に
隣接する側面との間の境界部よりも大きな曲率の曲線で
形成され、該突起の先端部は、透明樹脂と該透明樹脂に
対して重量比N1%で混合された拡散材とを含む樹脂材
料からなり、該突起の基部は、透明樹脂材料及び透明樹
脂と該透明樹脂に対して重量比N2%で混合された拡散
材とを含む樹脂材料の一つからなり、この場合、N1>
N2であり、N2は0を含むことを特徴とするものであ
る。
【0016】本発明による光学シートの製造方法は、複
数の穴を有するスタンパロールに拡散材が混合された第
1のインキを塗布し、該型の穴はほぼ直角の底をもち且
つ該型の2つの隣接する穴の間の表面壁部分は湾曲して
形成されており、該穴に第1のインキが充填された状態
で該スタンパロールの表面上の及び該穴からはみ出した
第1のインキを取り去り、該穴内の該第1のインキをベ
ースシートに転写する工程からなることを特徴とする。
【0017】また、本発明による光学シートの製造方法
は、複数の穴を有する型に拡散材が混合された第1のイ
ンキを塗布し、該型の穴に第1のインキが充填された状
態で該型の穴からはみ出した第1のインキを取り去り、
該型に第2のインキを塗布し、該第1のインキ及び該第
2のインキをベースシートに転写する工程からなること
を特徴とする。
【0018】上記各構成によれば、配光制御性が高く、
かつ、ブロードな集光特性を有する光学シートを得るこ
とができる。
【0019】また、本発明による液晶表示装置は、液晶
パネルと、バックライトと、該液晶パネルと該バックラ
イトとの間に配置され、一平面上に間隔をあけて配置さ
れ且つ散乱性を有する複数の突起を有する光学シート
と、該液晶パネルと該光学シートとの間に配置された偏
光制御シートとを備えたことを特徴とする。この液晶表
示装置は光の利用効率が高い。
【0020】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施例について図面
を参照して説明する。
【0021】図1は本発明の実施例に係わる光学シート
及びバックライトを含む液晶表示装置の一例を示す図で
ある。液晶表示装置10は、サイドライト式バックライ
ト12と、液晶パネル14とを含む。液晶パネル14は
偏向子を含む。
【0022】バックライト12は、導光板16と、導光
板16のサイドに配置された光源18と、導光板16の
下側(液晶パネル14から遠い側)に配置される反射板
20と、導光板16の上側(液晶パネル14に近い側)
に配置される光学シート22とを含む。光源18は、冷
陰極蛍光管、熱陰極蛍光管、EL素子、LED素子等の
発光管と、リフレクタとからなる。さらに、導光板16
の下面には散乱ドットが形成されている。光源18から
出射した光は導光板16に入射し、導光板16内を全反
射して伝播する。一部の光が散乱ドットで散乱して反射
板20で反射され、導光板16から出射する。導光板1
6から出射した光は光学シート22を通って液晶パネル
14に入射する。
【0023】図2は本発明の実施例に係わる光学シート
及びバックライトを含む液晶表示装置の他の一例を示す
図である。液晶表示装置10は、直下ライト式バックラ
イト12aと、液晶パネル14とを含む。液晶パネル1
4は偏向子を含む。バックライト12aは、液晶パネル
14の下側に配置される複数の発光管24と、リフレク
タ26と、発光管24と液晶パネル14との間に配置さ
れる光学シート22とを含む。
【0024】図3から図6は図1及び図2の光学シート
22の例を示す図である。図3から図6において、光学
シート22は、透明な樹脂からなるベースシート30
と、ベースシート30に間隔をあけて配置され且つ散乱
性を有する複数の突起32とを備える。隣接する2つの
突起32の間には谷34が形成される。各突起32は基
部32aと先端部32bとを有する。基部32aは谷3
4の底部34aに隣接する部分のことを言い、先端部3
2bは突起32の先端面を含むかなり大きな部分のこと
を言うものとする。突起32の基部32aの高さは、後
で説明する基部32aの丸みの程度によって決められる
が、例として、突起32の高さの30パーセント以内に
する。
【0025】各突起32は基本的には透明な樹脂と、こ
の透明な樹脂に混合された多量(例えば重量比10〜5
0%)の拡散材36とを含む樹脂材料からなる。透明樹
脂はアクリル系の樹脂や、PC樹脂など基本的に光吸収
の非常に少ない樹脂を用いる。拡散材36としてはTi
2 やシリカなど、光吸収の非常に少ない材料を用い
る。
【0026】本発明の一つの特徴は、突起32の縦断面
形状にある。すなわち、図3、図4、図5において、突
起32の先端面とこの先端面に隣接する側面との間の境
界部38はほぼ直角に形成され、実質的に丸みがない、
あるいは小さな曲率の曲線で形成されている。一方、突
起32と谷34の底部34aとの間の境界部40(基部
32aに相当する)は、丸みがあり、ある程度の大きな
曲率の曲線で形成されている。つまり、境界部40は、
境界部38より大きな曲率の曲線で形成されている。
【0027】図6においては、突起32の縦断面形状に
おいて、突起32は背の高い矩形状に形成されている。
突起32はこのように背の高い矩形状に形成されるのが
望ましいが、多量の拡散材36を含む突起32をそのよ
うな形状に形成するのは難しい。図3、図4、図5に示
されるように、突起32の先端側は矩形状に形成され、
突起32の基部32aの部分は丸みをもつ形状に突起3
2を形成するのが好適である。
【0028】例えば、突起32をもつ光学シート22を
フォトリソグラフィで製造された型を使用して製造する
場合、型に設けた穴に突起32の材料であるインキを充
填し、型の穴の内部のインキをベースシート30に転写
する。型の穴が正確に矩形の断面形状に形成されるなら
ば、図6に示した形状の突起32を形成することができ
る。しかし、一般には、型の穴は正確に矩形の断面形状
に形成されず、型の穴の底が丸みを帯びた形状になりや
すい。その場合、その型を使用して製造された突起32
の先端部の形状が丸くなる。本願の発明では、突起32
の基部32aの部分を丸みをもつ形状に形成するもので
ある。
【0029】さらに、上記したように、各突起32は基
本的には多量の拡散材36を含む樹脂材料で形成され
る。しかし、本発明の一つの特徴においては、突起32
の先端部32bは多量の拡散材36を含むが、突起の基
部32aは拡散材36を含まず、透明樹脂材料のみで構
成される。あるいは、突起の基部32aは少量の拡散材
36を含んでもよい。すなわち、図4、図5、図6にお
いては、突起32の先端部32bは、透明樹脂と該透明
樹脂に対して重量比N1%で混合された拡散材とを含む
樹脂材料からなり、突起32の基部32aは、透明樹脂
材料及び透明樹脂と該透明樹脂に対して重量比N2%で
混合された拡散材とを含む樹脂材料の一つからなり、こ
の場合、N1>N2であり、N2は0を含む。例とし
て、N1=10〜50%、N2=0.1%以下(Tio
2 の場合)であるが、これに限るものではない。
【0030】図4及び図5に示される光学シート22は
これらの2つの特徴を含んでいる。さらに、図5におい
ては、突起32とベースシート30との間に樹脂層42
が設けられている。この樹脂層42は、透明樹脂材料及
び透明樹脂と該透明樹脂に対して重量比N3%で混合さ
れた拡散材とを含む樹脂材料の一つからなり、この場
合、N1>N3であり、N3は0を含む。透明樹脂はア
クリル系の樹脂や、PC樹脂など基本的に光吸収の非常
に少ない樹脂を用いる。また、ベースシート30は、透
明ガラス、PETやアクリルシートなどの透明樹脂層、
及び透明樹脂と該透明樹脂に対して重量比N4%で混合
された拡散材とを含む樹脂層の一つからなり、この場
合、N1>N4であり、N4は0を含む。N3及びN4
はN2に準じて定められる。
【0031】図7は光学シート22の突起32の配列の
例を示す図であり、(A)は光学シート22の平面図で
あり、(B)は(A)の線VII −VII に沿った断面図で
ある。図7においては、突起32は千鳥状のパターンで
配列され、突起32の先端面は正方形である。谷34は
2対の突起32によってぴったりと囲まれている。この
場合、千鳥状のパターンの縦横の比率は任意であるが、
例えば、垂直方向と水平方向で配向特性を変えたい場合
には、縦横の比率を変えるとよい。縦ピッチが横ピッチ
よりも細かい場合、縦方向の配向範囲を狭くすることが
できる。
【0032】図8(A)は光学シート22の突起32の
配列の例を示す図である。突起32は長いストライプ状
に形成され、互いに平行に並んでいる。谷34は2つの
突起32の間に形成される。この場合、突起が延びてい
る方向には配光作用が働かない。従って、一方向のみに
配光作用をもたせたいときに有効な構造である。
【0033】図8(B)は光学シート22の突起32の
配列の例を示す図である。突起32は縦横に交差するス
トライプ状に延びる。この場合、突起32の散乱性を大
きくし、光が実質的に突起32の側面において散乱反射
するようにするのが好ましい。
【0034】図9は光学シート22の作用を説明する図
である。図10はバックライトの導光板を出射する光及
び光学シートを出射する光の配光特性を示す図である。
図9において、光源18(図1)から出射した光は導光
板16に入射し、導光板16内を伝播する。一部の光が
散乱ドットで散乱して反射板20で反射され、導光板1
6から出射する。導光板16から出射した光は光学シー
ト22を通って液晶パネル14に入射する。
【0035】光学シート22においては、光がベースシ
ート30に入射する。ベースシート30が透明な場合に
は、光はベースシート30をそのまま透過する。ベース
シート30に拡散材が混合されている場合には、光は拡
散材で散乱作用を受けながらベースシート30を透過す
る。図10においては、配光特性は、導光板16の法線
に対する角度と輝度との関係で示されている。図10の
曲線Aに示されるように、バックライトの出射光は大き
な角度で出射する光の成分が多い散乱光である。ベース
シート30及び光学シート22の突起32の基部32a
が少しの拡散材を含む場合には、バックライトの出射光
は幾らか散乱作用を受け、図10の曲線Bに示されるよ
うに、配光特性は平坦化される。図10の曲線Cは、光
学シート22から出射する光の配光特性を示している。
【0036】光はベースシート30から突起32及び谷
34に向かって進む。ベースシート30から谷34へ出
射する光の一部は、隣接する突起32に接触することな
く所定の角度範囲α内を液晶パネル14に向って進む。
ベースシート30から谷34へ出射する光の他の一部
は、角度範囲αよりも大きな角度で進み、突起32の側
面に入射する。突起32の側面に入射した光は突起32
の内部及び側面の拡散材36に衝突して散乱される。
【0037】拡散材36で散乱された光は多くの方向の
光の成分として突起32の側面から出射する。突起32
の側面から出射する光の一部は隣接する突起32に接触
することなく光学シート22の法線方向に対して比較的
に小さな角度で液晶パネル14に向かう。一方、突起3
2の側面から出射した光の他の一部は、法線方向に対し
て比較的に大きな角度で進み、他の突起32に入射して
さらに散乱される。このようにして、散乱と出射を繰り
返しながら、出射光は次第に指向性を与えられ、法線方
向に対して比較的に小さな角度をなす光の成分が液晶パ
ネル14に向かうようになる。よって、図10の曲線C
に示されるように、法線方向に対して比較的に小さな角
度で出射する光量が多くなり、そして、法線方向に対す
る角度が大きくなるにつれて光量が漸減するようにブロ
ードな輝度分布を得ることができる。
【0038】突起32の先端部32bにおいては、多量
の拡散材36が含まれ、後方散乱が生じるほどの散乱作
用がある。そして、突起32が高いので、突起32を伝
播して、突起32の先端面から出射する光の量は比較的
に少ない。従って、本発明において、液晶パネル14の
法線方向に対して比較的に小さな角度をなして出射する
光の量は、主としてベースシート30から谷34へ直接
に出射する光の量に依存する。このためには、谷34の
底部34aの幅Pがある程度大きいことが望ましい。こ
のように光が直接に出射する幅Pを開口幅と言う。しか
し、この光学シート22の特性は、拡散材36の種類及
び混合量、並びに突起32の高さ及びピッチによって決
まるので、開口幅Pを簡単に大きくすることはできな
い。
【0039】図3から図5に示したように、突起32の
基部32aの部分が丸みをもつ形状の突起32の場合に
は、開口幅は図3にQで示すように小さくなる。
【0040】これに対して、図4及び図5に示したよう
に、突起32の基部32aが拡散材36がないか又は少
量の拡散材36しか混合されていない場合には、突起3
2の基部32aにおける散乱作用は突起32の先端部3
2bにおける散乱作用ほど大きくない。従って、突起3
2の基部32aにおいては、散乱が生じてもなお、多く
の光はベースシート30から液晶パネル14に向かう方
向に進む。つまり、突起32の基部32aの側面から出
射した光は、ベースシート30から谷34へ直接に出射
する光と同様に、液晶パネル14の法線方向に対して比
較的に小さな角度をなして出射する光の成分を多く含
む。従って、この場合には、図4に示されるように、あ
たかも開口幅が突起32の基部32aの上部で定められ
るRになったのと同様の効果が生じる。従って、谷34
が丸みをおびた形状であっても、突起32は概ね垂直に
存在しているように作用する。
【0041】図11は光学シート22の製造装置50の
一例を示す図である。(A)は製造装置を示し、(B)
はスタンパロールの表面の型を示し、(C)は製造され
た光学シートを示す。製造装置50は、スタンパロール
52を含む。スタンパロール52の表面には複数の穴を
形成した型52aが設けられている。(B)はスタンパ
ロール52の表面の型52aを示し、この型52aの穴
54はほぼ直角の底をもち且つ型52aの2つの隣接す
る穴54の間の表面壁部分56は丸く形成されている。
型52aは、フォトリソグラフィと、Ni電鋳とによっ
て製造された金型をロール化したものである。
【0042】第1のインキ(突起32を形成するための
拡散材を混合した樹脂と有機溶剤の混合物)を塗布する
ためのインキ塗布装置58と、インキ塗り込みロール6
0と、スキージ62と、UV照射装置64とが、スタン
パロール52のまわりに配置される。UV照射装置64
は、容器に収容されたUVランプ64aと、容器の一部
を構成するリフレクタ64bと、UV照射口64cとを
有する。さらに、ベースシート30を供給するためのベ
ースシートロール66を支持する支持手段と、製造され
た光学シート22の巻き取りロール68を支持する支持
手段と、シート搬送ガイドロール70とが設けられる。
【0043】インキ塗布装置58は第1のインキを穴5
4を含むスタンパロール52の表面に塗布し、インキ塗
り込みロール60は第1のインキをスタンパロール52
の表面の穴54にきれいに塗り込む。スキージ62はス
タンパロール52の表面にあふれた不要なインキをかき
とる。スタンパロール52の表面の穴54の第1のイン
キはベースシート30に転写され、UV照射装置64は
第1のインキを硬化させる(この場合、UV硬化樹脂が
使用される)。こうして、(C)に示す光学シート22
が製造される。この光学シート22は、図3に示したも
のと同様であり、先端部分が急峻で、谷部分が丸みがあ
る凸凹形状になる。
【0044】図12は光学シート22の製造装置50の
他の一例を示す図である。(A)は製造装置を示し、
(B)はスタンパロールの表面の型を示し、(C)は製
造された光学シートを示し、(D)は製造された光学シ
ートの他の例を示す。図11の例と同様に、製造装置5
0は、スタンパロール52と、第1のインキを塗布する
ための第1のインキ塗布装置58と、インキ塗り込みロ
ール60と、第1のスキージ62と、UV照射装置64
とを含む。さらに、この例では、第1のスキージ62の
後に、第2のインキを塗布するための第2のインキ塗布
装置72と、第2のスキージ74とが設けられる。
【0045】第1のインキ塗布装置58は第1のインキ
を穴54を含むスタンパロール52の表面に塗布し、イ
ンキ塗り込みロール60は第1のインキをスタンパロー
ル52の表面の穴54にきれいに塗り込む。第1のスキ
ージ62はスタンパロール52の表面にあふれた不要な
インキをかきとる。そこで、第2のインキ塗布装置72
が第2のインキをスタンパロール52の表面に塗布し、
第2のスキージ74がスタンパロール52の表面にあふ
れた不要なインキをかきとる。スタンパロール52の表
面及びその穴54の第1及び第2のインキはベースシー
ト30に転写され、UV照射装置64は第1及び第2の
インキを硬化させる。こうして、(C)又は(D)に示
す光学シート22が製造される。この光学シート22
は、先端部分が急峻で、谷部分が丸みがある凸凹形状に
なる。第2のインキは、透明樹脂か、又は透明樹脂に少
量の拡散材を混合したものを用いる。
【0046】図11の例では、型52aの表面(表面壁
部分56)すれすれに第1のインキをかきとった状態
で、穴54内の第1のインキをベースシート30に転写
すると、第1のインキがベースシート30に十分に密着
できなかったり、接触しない状態が生じる可能性があっ
た。図12例では、第2のインキ塗布装置72と、第2
のスキージ74とを設けて、第2のインキを塗布するこ
とにより、第2のインキが型52aの表面(表面壁部分
56)とベースシート30との隙間を埋め、接着剤とし
て作用し、確実で十分な密着性をもたせることができ
る。
【0047】図12(C)は、第1のスキージ62で型
52aの表面すれすれに第1のインキをスキージングし
た後に、第2のインキを塗布した場合を示し、第2のイ
ンキからなる樹脂層43が突起32とベースシート30
との間に形成されている。
【0048】図12(D)は、第1のスキージ62で型
52aの表面をより強くスキージングし、穴54内の第
1のインキを若干取り去った後に、第2のインキを塗布
した場合を示す。この場合、穴54内において、第1の
インキの表面は型52aの表面(表面壁部分56)より
も低い位置になっている。従って、第2のインキは突起
32とベースシート30との間に形成された樹脂層4と
なるとともに、第2のインキの一部は穴54内の第1の
インキの上の空間内に入りこむ。この場合、図4又は図
5に示されるように、突起32の基部32aが拡散材3
6の無い又は少量の拡散材36が混合された透明樹脂で
形成されることになる。なお、穴54からはみ出した第
1のインキを取り去る際に、穴の54深さの0〜30%
まで第1のインキをかきとるのが好ましい。
【0049】図12の変形例として、型52aの穴54
及び表面壁部分56の形状は、丸みの大きい谷34を製
造するのに適したものに限らず、図6に示した丸みのな
い谷34を製造するのに適したものとすることもでき
る。
【0050】図13は光学シート22の製造装置50の
他の一例を示す図である。(A)は製造装置を示し、
(B)はスタンパロールの表面の型を示し、(C)は製
造された光学シートを示す。図12の例と同様に、製造
装置50は、スタンパロール52と、第1のインキを塗
布するための第1のインキ塗布装置58と、インキ塗り
込みロール60と、第1のスキージ62と、第2のイン
キを塗布するための第2のインキ塗布装置72と、第2
のスキージ74と、第1のUV照射装置64とを含む。
さらに、この例では、第1のスキージ62と第2のイン
キ塗布装置72との間に、第2のUV照射装置76と、
インキ除去装置78とが設けられる。
【0051】第1のインキ塗布装置58は第1のインキ
を穴54を含むスタンパロール52の表面に塗布し、イ
ンキ塗り込みロール60は第1のインキをスタンパロー
ル52の表面の穴54にきれいに塗り込む。第1のスキ
ージ62はスタンパロール52の表面にあふれた不要な
インキをかきとる。そこで、第2のUV照射装置76が
第1のインキを硬化させ、インキ除去装置78がスタン
パロール52の表面及びその穴54の第1のインキの一
部を除去する。それから、第2のインキ塗布装置72が
第2のインキをスタンパロール52の表面に塗布し、第
2のスキージ74がスタンパロール52の表面にあふれ
た不要なインキをかきとる。スタンパロール52の表面
及びその穴54の第1及び第2のインキはベースシート
30に転写され、第1のUV照射装置64は第1及び第
2のインキを硬化させる。こうして、(C)に示す光学
シート22が製造される。この光学シート22は、先端
部分が急峻で、谷部分が丸みがある凸凹形状になる。第
2のインキは、透明樹脂か、又は透明樹脂に少量の拡散
材を混合したものを用いる。
【0052】図12(D)の例では、第1のスキージ6
2で型52aの表面を強くスキージングし、穴54内の
第1のインキを若干取り去っている。しかし、液体状態
のインキをスキージングによって穴54からかきだすの
は難しいことがある。そこで、図13では、そこで、第
2のUV照射装置76によって第1のインキを硬化させ
た後で、インキ除去装置78によって穴54の第1のイ
ンキの一部を除去すると、第1のインキの一部を容易に
除去することができた。インキ除去装置78は型を傷つ
けない堅さのへら又は面で型をこするように構成され
る。このとき、インキに用いる樹脂に対して溶解度の弱
い溶剤を型につけて型をこすってインキを除去してもよ
い。これにより、インキ除去が容易になる。
【0053】図14及び図15は突起32を形成する樹
脂の例を説明する図である。図14は透明樹脂層43の
無い場合、図15は透明樹脂層43のある場合をそれぞ
れ示す。突起32がUV硬化性樹脂で構成される例にお
いては、拡散材入り樹脂のUV照射によって硬化すると
きの収縮率が、大きい樹脂を用いた場合、型52aと突
起32との間に隙間が生じて、離型が良好に行える。ま
た、図15において、拡散材入り樹脂のUV硬化時の収
縮率が、もう1つの樹脂層43の透明樹脂のUV硬化時
の収縮率よりも大きく、透明樹脂の方は収縮率が非常に
小さいものを使うと、型52aと突起32との間に隙間
が生じて、離型しやすくなり、また、拡散材入り樹脂か
らなる突起32が載っている透明樹脂層43はほとんど
収縮しないため、ベースシート30が収縮してそこに載
っている突起32が引っ張られて型52aに押しつけら
れることがなく、このために離型しやすくなる。以上は
UV硬化性樹脂で説明したが、これに限るものではな
く、熱硬化性樹脂であってもよく、その場合も、熱硬化
時の収縮率を上記と同じように考えればよい。なお、熱
硬化性樹脂を使用する場合には、図11から図13にお
いて、UV照射装置64,76の代わりに加熱装置を使
用する。
【0054】図16は本発明の他の実施例の液晶表示装
置を示す図である。液晶表示装置10は、サイドライト
式バックライト12と、液晶パネル14とを含む。液晶
パネル14は偏光子を含み、バックライト12は、導光
板16と、光源18と、反射板20と、光学シート22
とを含む。この光学シート22はベースシート(図示せ
ず)に間隔をあけて配置され且つ散乱性を有する複数の
突起32を備えたものである。ただし、複数の突起32
が一定の周期で製造できれば、ベースシートは必要では
ない。
【0055】さらに、偏光制御フィルム80と、1/4
波長板82とが光学シート22と液晶パネル14との間
に配置され、ミラー層84が光学シート22の上に配置
されている。偏光制御フィルム80は、右回り偏光を透
過させ、且つ左回り偏光を反射させるものか、あるい
は、左回り偏光を透過させ、且つ右回り偏光を反射させ
るものである。ミラー層84はそれぞれ光学シート22
の突起32の先端面の上に配置されたミラー84aを有
する。
【0056】図16の液晶表示装置においては、導光板
16から出射した光は光学シート22を通って偏光制御
フィルム80に入射する。偏光制御フィルム80に入射
した光のうち、右回り偏光(又は左回り偏光)のみが偏
光制御フィルム80を透過し、1/4波長板82で直線
偏光になって液晶パネル14に入射する。また、左回り
偏光(又は右回り偏光)は偏光制御フィルム80で反射
され、その一部はミラー層84のミラー84aで反射さ
れ、右回り偏光(又は左回り偏光)となって偏光制御フ
ィルム80に入射し、偏光制御フィルム80を透過し、
1/4波長板82で直線偏光になって液晶パネル14に
入射する。このようにして、液晶パネル14の偏光子に
よって吸収される光の量が減少し、光の利用率を向上す
ることができる。光学シート22を透過した光の一部は
ミラー84aによって遮断されるが、光学シート22に
おいては、突起32の先端面から出射する光の量は少な
いので、問題ない。
【0057】図17は本発明の他の実施例の液晶表示装
置を示す図である。図16の例と同様に、液晶表示装置
10は、サイドライト式バックライト12と、液晶パネ
ル14と、光学シート22とを含む。さらに、偏光制御
フィルム80と、1/4波長板82とが光学シート22
と液晶パネル14との間に配置されている。偏光制御フ
ィルム80は、右回り偏光を透過させ、且つ左回り偏光
を反射させるものか、あるいは、左回り偏光を透過さ
せ、且つ右回り偏光を反射させるものである。
【0058】図17の液晶表示装置においては、導光板
16から出射した光は光学シート22を通って偏光制御
フィルム80に入射する。偏光制御フィルム80に入射
した光のうち、右回り偏光(又は左回り偏光)のみが偏
光制御フィルム80を透過し、1/4波長板82で直線
偏光になって液晶パネル14に入射する。また、左回り
偏光(又は右回り偏光)は偏光制御フィルム80で反射
され、光学シート22に入射する。光学シート22の突
起32は高い散乱作用をもち、戻った光の一部は右回り
偏光(又は左回り偏光)となって偏光制御フィルム80
に入射し、偏光制御フィルム80を透過し、1/4波長
板82で直線偏光になって液晶パネル14に入射する。
このようにして、液晶パネル14の偏光子によって吸収
される光の量が減少し、光の利用率を向上することがで
きる。
【0059】図18は本発明の他の実施例の液晶表示装
置を示す図である。図16の例と同様に、液晶表示装置
10は、サイドライト式バックライト12と、液晶パネ
ル14と、光学シート22とを含む。さらに、偏光制御
フィルム86が光学シート22と液晶パネル14との間
に配置されている。偏光制御フィルム86は、S偏光を
透過させ、且つP偏光を反射させるものか、あるいは、
P偏光を透過させ、且つS偏光を反射させるものであ
る。
【0060】図18の液晶表示装置においては、導光板
16から出射した光は光学シート22を通って偏光制御
フィルム86に入射する。偏光制御フィルム80に入射
した光のうち、S偏光(又はP偏光)のみが偏光制御フ
ィルム86を透過し、液晶パネル14に入射する。ま
た、P偏光(又はS偏光)は偏光制御フィルム86で反
射され、光学シート22に入射する。光学シート22の
突起32は高い散乱作用をもち、戻った光の一部はS偏
光(又はP偏光)となって偏光制御フィルム86に入射
し、偏光制御フィルム86を透過し、液晶パネル14に
入射する。このようにして、液晶パネル14の偏光子に
よって吸収される光の量が減少し、光の利用率を向上す
ることができる。
【0061】図19は光学シート22及びミラー層84
を製造する例を示す図である。(A)においては、ミラ
ーシート84bを形成し、(B)においては、ミラーシ
ート84bに拡散材入り樹脂からなるインキ22bを塗
布し、(C)において、乾燥後、拡散材入り樹脂とミラ
ーシート84bとが重なった状態で穴あけ加工を行う。
これによって、ミラー層84のミラー84aがそれぞれ
光学シート22の突起32の先端面の上に配置された構
造が得られる。この構造は図16の液晶表示装置で使用
されることができる。
【0062】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
配光制御性が高く、かつ、ブロードな集光特性を有する
光学シートを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係わる光学シート及びバック
ライトを含む液晶表示装置の一例を示す図である。
【図2】本発明の実施例に係わる光学シート及びバック
ライトを含む液晶表示装置の他の一例を示す図である。
【図3】光学シートの例を示す図である。
【図4】光学シートの例を示す図である。
【図5】光学シートの例を示す図である。
【図6】光学シートの例を示す図である。
【図7】光学シートの突起の配列の例を示す図であり、
(A)は光学シートの平面図であり、(B)は(A)の
線VII −VII に沿った断面図である。
【図8】光学シートの突起の配列の例を示す図である。
【図9】光学シートの作用を説明する図である。
【図10】バックライトの導光板を出射する光及び光学
シートを出射する光の配光特性を示す図である。
【図11】光学シートの製造装置の例を示す図であり、
(A)は製造装置を示し、(B)はスタンパロールの表
面の型を示し、(C)は製造された光学シートを示す。
【図12】光学シートの製造装置の他の一例を示す図で
あり、(A)は製造装置を示し、(B)はスタンパロー
ルの表面の型を示し、(C)は製造された光学シートを
示し、(D)は製造された光学シートの他の例を示す。
【図13】光学シートの製造装置の他の一例を示す図で
あり、(A)は製造装置を示し、(B)はスタンパロー
ルの表面の型を示し、(C)は製造された光学シートを
示す。
【図14】突起を形成する樹脂の例を説明する図であ
る。
【図15】突起を形成する樹脂の他の例を説明する図で
ある。
【図16】本発明の他の実施例の液晶表示装置を示す図
である。
【図17】本発明の他の実施例の液晶表示装置を示す図
である。
【図18】本発明の他の実施例の液晶表示装置を示す図
である。
【図19】光学シート及びミラー層を製造する例を示す
図である。
【図20】図20は従来の光学シートを示し、(A)は
散乱シートを示し、(B)はプリズムシートを示す。
【符号の説明】
10…液晶表示装置 12…バックライト 14…液晶パネル 16…導光板 22…光学シート 30…ベースシート 32…突起 32a…基部 32b…先端部 34…谷 36…拡散材 38…境界部 40…境界部 50…製造装置 52…スタンパロール 52a…型 54…穴 56…表面壁部分 58…インキ塗布装置 60…インキ塗り込みロール 62…スキージ 64…UV照射装置 66…ベースシートロール 72…インキ塗布装置 74…スキージ 76…UV照射装置 78…インキ除去装置 80…偏光制御フィルム 82…1/4波長板 84…ミラー層 86…偏光制御フィルム
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G09F 9/00 336 G09F 9/00 336F // F21Y 101:02 F21Y 101:02 103:00 103:00 (72)発明者 富田 順二 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 (72)発明者 鈴木 敏弘 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 (72)発明者 後藤 猛 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 (72)発明者 小林 哲也 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 (72)発明者 林 啓二 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 (72)発明者 菅原 真理 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 Fターム(参考) 2H042 BA02 BA04 BA15 BA20 2H091 FA08X FA08Z FA14Z FA21Z FA23Z FA32Z FA42Z FA44Z FA45Z FC12 FD06 LA30 5G435 AA03 AA17 BB12 BB15 EE25 FF05 FF06 FF08 HH01 KK07

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 間隔をあけて配置され且つ一方の側に向
    いた散乱性を有する複数の突起とを備え、隣接する2つ
    の突起の間には谷が形成され、 該突起と該谷の底部との間の境界部は、該突起の先端面
    と該先端面に隣接する側面との間の境界部よりも大きな
    曲率の曲線で形成されていることを特徴とする光学シー
    ト。
  2. 【請求項2】 該突起の先端面と該先端面に隣接する側
    面との間の境界部は実質的に丸みがないことを特徴とす
    る請求項1に記載の光学シート。
  3. 【請求項3】 間隔をあけて配置され且つ一方の側に向
    いた散乱性を有する複数の突起とを備え、各突起は基部
    と先端部とを有し、 該突起の先端部は、透明樹脂と該透明樹脂に対して重量
    比N1%で混合された拡散材とを含む樹脂材料からな
    り、該突起の基部は、透明樹脂材料及び透明樹脂と該透
    明樹脂に対して重量比N2%で混合された拡散材とを含
    む樹脂材料の一つからなり、この場合、N1>N2であ
    り、N2は0を含むことを特徴とする光学シート。
  4. 【請求項4】 間隔をあけて配置され且つ一方の側に向
    いた散乱性を有する複数の突起とを備え、隣接する2つ
    の突起の間には谷が形成され、各突起は基部と先端部と
    を有し、 該突起と該谷の底部との間の境界部は、該突起の先端面
    と該先端面に隣接する側面との間の境界部よりも大きな
    曲率の曲線で形成され、 該突起の先端部は、透明樹脂と該透明樹脂に対して重量
    比N1%で混合された拡散材とを含む樹脂材料からな
    り、該突起の基部は、透明樹脂材料及び透明樹脂と該透
    明樹脂に対して重量比N2%で混合された拡散材とを含
    む樹脂材料の一つからなり、この場合、N1>N2であ
    り、N2は0を含むことを特徴とする光学シート。
  5. 【請求項5】 該突起はベースシートに設けられ、該ベ
    ースシートと該突起との間に樹脂層が設けられ、該樹脂
    層は、透明樹脂材料及び透明樹脂と該透明樹脂に対して
    重量比N3%で混合された拡散材とを含む樹脂材料の一
    つからなり、この場合、N1>N3であり、N3は0を
    含むことを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載
    の光学シート。
  6. 【請求項6】 ベースシートは、透明ガラス、透明樹脂
    層、及び透明樹脂と該透明樹脂に対して重量比N4%で
    混合された拡散材とを含む樹脂層の一つからなり、この
    場合、N1>N4であり、N4は0を含むことを特徴と
    する請求項1から5のいずれかに記載の光学シート。
  7. 【請求項7】 複数の穴を有するスタンパロールに拡散
    材が混合された第1のインキを塗布し、該型の穴はほぼ
    直角の底をもち且つ該型の2つの隣接する穴の間の表面
    壁部分は湾曲して形成されており、 該穴に第1のインキが充填された状態で該スタンパロー
    ルの表面上の及び該穴からはみ出した第1のインキを取
    り去り、 該穴内の該第1のインキをベースシートに転写する工程
    からなることを特徴とする光学シートの製造方法。
  8. 【請求項8】 複数の穴を有する型に拡散材が混合され
    た第1のインキを塗布し、 該型の穴に第1のインキが充填された状態で該型の穴か
    らはみ出した第1のインキを取り去り、 該型に第2のインキを塗布し、 該第1のインキ及び該第2のインキをベースシートに転
    写する工程からなることを特徴とする光学シートの製造
    方法。
  9. 【請求項9】 該型の穴からはみ出したインキを取り去
    る工程において、該型の穴に充填された第1のインキの
    一部までかきとることを特徴とする請求項8に記載の光
    学シートの製造方法。
  10. 【請求項10】 該第1のインキの硬化収縮率が、該第
    2のインキの硬化収縮率よりも大きいことを特徴とする
    請求項8に記載の光学シートの製造方法。
  11. 【請求項11】 第1のインキを取り去る工程の後で、
    該型に第2のインキを塗布する工程の前に、該第1のイ
    ンキを硬化させ、硬化させた第1のインキの一部をかき
    とる工程を含むことを特徴とする請求項8に記載の光学
    シートの製造方法。
  12. 【請求項12】 少なくとも液晶パネルと、バックライ
    トと、該液晶パネルと該バックライトとの間に配置さ
    れ、請求項1から6のいずれかに記載の光学シートとを
    備えたことを特徴とする液晶表示装置。
  13. 【請求項13】 該液晶パネルと該光学シートとの間に
    配置された偏光制御シートを備えたことを特徴とする請
    求項12に記載の液晶表示装置。
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