JP2003163843A - 画像読取信号処理装置 - Google Patents

画像読取信号処理装置

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JP2003163843A JP2002217824A JP2002217824A JP2003163843A JP 2003163843 A JP2003163843 A JP 2003163843A JP 2002217824 A JP2002217824 A JP 2002217824A JP 2002217824 A JP2002217824 A JP 2002217824A JP 2003163843 A JP2003163843 A JP 2003163843A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 サンプルホールド回路を2重にした場合、オ
ペアンプのオフセット電圧キャンセル用の2つのコンデ
ンサ44,44Bに充電される電圧に違いがあると、そ
の違いに起因して出力レベルに相違が現れるが、それが
周期的なノイズとなってしまう。 【解決手段】 2重のサンプルホールド回路を構成する
に際し、オフセット電圧キャンセル用のコンデンサ67
を具備したオペアンプ64を入力側に配置し、その次
に、サンプルホールド用コンデンサ73,74等を有す
るサンプルホールド要部回路69,70を2組並列接続
した構成とし、これらサンプルホールド要部回路69,
70の各出力を、オフセット電圧キャンセル用のコンデ
ンサ67を通して負帰還するようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、イメージセンサで
読み取った画像信号を増幅し、ついで増幅出力をサンプ
ルホールドする画像読取信号処理装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】図4は、イメージセンサからの複数の画
像読取信号を時系列化して取り出す画像読取信号処理装
置の全体を示す図である。図4において、30はイメー
ジセンサ、31A〜31Mは二重相関サンプリング回
路、32A〜32Mはサンプルホールド回路、33A〜
33Mはスイッチ、34はバッファ、35は出力端子、
A,B,Mはそれぞれ1つの画像読取信号に対する処理
チャンネルである。
【0003】二重相関サンプリング回路31A〜31M
は、まだイメージセンサ30から画像読取信号が入力さ
れない段階で、入力側の図示しない寄生容量等に存在す
る入力バイアス電圧を入力しておき、次に、入力バイア
ス電圧に画像読取信号が重畳されたものが入力された時
には、先に入力しておいた入力バイアス電圧を差し引い
た分(即ち、画像読取信号)だけを増幅した出力を得る
回路である。サンプルホールド回路32A〜32Mは、
二重相関サンプリング回路31A〜31Mの出力を保持
しておく回路である。
【0004】処理チャンネルAを例にとると、まず、イ
メージセンサ30の或る1つの画像読取素子からの入力
信号(画像読取信号)を、二重相関サンプリング回路3
1Aで増幅し、サンプルホールド回路32Aで保持す
る。このようにして、各処理チャンネルA〜Mのサンプ
ルホールド回路32A〜32Mには、イメージセンサ3
0の各画像読取素子からの画像読取信号の増幅出力が保
持されるが、スイッチ33A〜33Mを順次オンし、バ
ッファ34を経て出力端子35に取り出すと、1列に時
系列化された信号となる。
【0005】この時系列化信号は、出来るだけ休止期間
なく連続して出力されることが要求される。もし休止期
間があると、その休止期間中は次の回路がデータを取り
込まないよう制御をする必要があり、制御が面倒となる
からである。また、休止期間を設けると、出力期間中の
クロック周波数を大にしてやらなければならないが、そ
うすると最終段のバッファの周波数帯域を広くしてやる
必要が出て来るからである。
【0006】しかし、連続して出力しようとする場合、
サンプルホールド回路に問題点が出てくる。というの
は、サンプルホールド回路では、ホールドしているデー
タを出力している間に、サンプリングした次のデータを
ホールドするということは出来ない。従って、各処理チ
ャンネルでのサンプリングやサンプルホールドを、同一
の制御信号で制御しようとすると、サンプリングしてい
る間は出力を停止しなければならないことになる。その
ようなことを回避するために、各処理チャンネルのサン
プルホールド回路を、2重にすることが考えられてい
る。以下、二重相関サンプリング回路,サンプルホール
ド回路について、順に説明する。
【0007】(二重相関サンプリング回路)図2は、従
来の二重相関サンプリング回路の1例を示す図である。
図2において、1はイメージセンサ、2はフォトダイオ
ード、3はバイアス電源、4は容量、5はTFT(薄膜
トランジスタ)、6は容量、7は入力信号線、8は二重
相関サンプリング回路、9はリセットスイッチ、10は
入力バイアス電源、11はオペアンプ、12はスイッ
チ、13,14はコンデンサ、15はローパスフィル
タ、16は抵抗、17はコンデンサ、18はバッファ、
19は直流再生用コンデンサ、20はスイッチ、21は
出力基準電源、22はバッファ、23は出力端子、24
は駆動パルス発生器である。
【0008】イメージセンサ1には、カソードにバイア
ス電源3の正極が接続され、アノードがTFT5のドレ
インに接続されたフォトダイオード2が設けられてい
て、これが光を検出する。フォトダイオード2は1つし
か描いてないが、実際には多数設けられている。フォト
ダイオード2のアノードに描かれている容量4は、フォ
トダイオード2の自己容量とTFT5のドレイン側寄生
容量の合計容量を表している。また、TFT5には、点
線で記したように、ゲートとドレインDとの間およびゲ
ートとソースSとの間には、ゲートとオーバーラップす
るために生ずる容量が、僅かではあるが存在している。
容量6は、TFT5のソース側寄生容量とICで構成さ
れている二重相関サンプリング回路8の入力容量の合計
容量を表している。
【0009】二重相関サンプリング回路8はICとして
構成され、その中の各スイッチはアナログスイッチで構
成される。駆動パルス発生器24は、TFT5および各
スイッチのオン,オフを制御するパルスを発生する。入
力信号線7には、リセットスイッチ9を介して入力バイ
アス電源10が接続されている。オペアンプ11は、負
帰還回路としてスイッチ12とコンデンサ13を具え、
スイッチ12がオンされた時にはバッファ(ゲイン1
倍)として動作し、スイッチ12がオフされた時には、
コンデンサ14,13の容量比で決まるゲインの増幅器
として動作する。負帰還回路が二重にされているのは、
オペアンプ11で二重相関サンプリングをさせるためで
ある。
【0010】すなわち、まず入力バイアス電圧を入力し
ておき(第1回サンプリング)、次にその入力バイアス
電圧に画像読取信号が重畳されたものを入力し(第2回
サンプリング)、その差分を増幅する。
【0011】(1)入力バイアス電圧の入力 TFT5をオフにした状態でリセットスイッチ9を一定
期間オンすると、容量6は、入力バイアス電源10によ
って充電され、入力バイアス電圧V10となる。リセット
スイッチ9をオフした後スイッチ12をオンすると、オ
ペアンプ11はバッファとして動作し、その出力電圧
は、入力バイアス電圧V10にオペアンプ11自身のオフ
セットが加わった電圧となる。反転入力端子のコンデン
サ14は、負帰還により同じ電圧に充電される。オペア
ンプ11自身のオフセットはV10に比して充分小さいと
すると、それは無視できるから、コンデンサ14の充電
電圧は入力バイアス電圧V10と等しい。
【0012】オペアンプ11の出力V10は、ローパスフ
ィルタ15およびバッファ18を経て、直流再生用コン
デンサ19に印加される。このとき、スイッチ20もオ
ンされていて、出力基準電源21が直流再生用コンデン
サ19の逆方向から印加される。出力基準電源21の電
圧をV21とすると、直流再生用コンデンサ19の極板間
には、 V10−V21 の電圧が充電される。この後、スイッチ20はオフとさ
れる。
【0013】なお、ローパスフィルタ15は、ノイズを
低減するために設けられている。増幅器の遮断周波数
は、製造上のバラツキとか寄生容量等で多少変動するた
め、一般に仕様よりも余裕を持つよう大きめに設計して
ある。オペアンプ11も、通常そのように設計してあ
る。そのため、必要とされる帯域外のノイズも増幅して
しまうので、それらを低減する必要があるからである。
【0014】バッファ18は、ローパスフィルタ15か
ら見た入力側のインピーダンスを大にすると共に、直流
再生用コンデンサ19から出力側を見たインピーダンス
を小にするために設けられている。もし、バッファ18
がないと、直流再生用コンデンサ19がローパスフィル
タ15の負荷として接続されている形となり、ローパス
フィルタ15の遮断周波数を低下させ、周波数帯域を狭
くするおそれがあるからである。
【0015】(2)入力バイアス電圧+入力信号の入力 フォトダイオード2に入射した光量に応じて電流が流
れ、容量4が充電され、これが画像読取信号ΔVとな
る。TFT5がオンされると、容量6の電圧V10に画像
読取信号ΔVが重畳されたものが、オペアンプ11に入
力される。オペアンプ11での増幅度A11を仮に100
倍とすると、出力電圧は V10+100×ΔV となる。
【0016】これが、ローパスフィルタ15およびバッ
ファ18を経て直流再生用コンデンサ19に印加され
る。直流再生用コンデンサ19には、先程(V10
21)の電圧が充電されているから、それを差し引いた
電圧、即ち (V10+100×ΔV)−(V10−V21)=100×Δ
V+V21 なる電圧がバッファ22の入力に印加されることにな
る。従って、出力端子23に得られる出力は、100×
ΔV+V21である。
【0017】図3は、前記の画像読取信号処理装置にお
けるタイムチャートである。実線の波形は暗時(光入射
のない時)の波形、一点鎖線の波形は光入射時の波形で
ある。以下、時間を追って動作を説明する。
【0018】(1)時間t1 〜t2 時間t1 で、図3(b)に示すように、TFTゲート駆
動信号がONとされると、ゲート信号がゲートからドレ
インまたはソースへ漏れ込むというフィードスルー現象
が生ずる。漏れ込んで来た信号(電荷)により、容量6
の充電電圧がその分上昇する。図3(c)の波形が時間
1 で波形c−1の如く上昇しているのは、その電圧
(フィードスルー電圧)を表している。暗時であれば入
力はフィードスルー電圧だけであるが、光入射時であれ
ば、それに入力信号ΔVが重畳されて一点鎖線の波形と
なる。
【0019】オペアンプ11は、フィードスルー電圧も
含めて、図3(d)に示すように増幅する。その増幅出
力が入力されるローパスフィルタ15の出力は、図3
(e)のように、オペアンプ11の出力値に向かって時
定数をもって上昇してゆく。
【0020】(2)時間t2 〜t4 時間t2 で、図3(b)に示すようにTFTゲート駆動
信号がOFFとされると、フィードスルー現象により、
ONした時に容量6に漏れ込んでいたと同量の電荷が漏
れ出るから、図3(c)に示すように、入力信号線7の
電位は漏れ出た電荷に相当する電圧(フィードスルー電
圧)だけ低下する。オペアンプ11の出力波形も、それ
に対応して低下する。ローパスフィルタ15の出力は、
フィードスルー電圧の増幅値を含む高い値から、その分
が消滅したオペアンプ11の出力値に向かって、時定数
に従って減少する。
【0021】図2の出力端子23からの出力は、図示し
ないサンプルホールド回路に送られて、ホールドされ
る。時間t2 〜t4 間の時間t3 でサンプリングする
と、暗時には出力E1 に対応した値が得られ、光入射時
には出力E2 に対応した値が得られる。
【0022】(3)時間t4 時間t4 でリセットスイッチ9がオンされると、入力信
号線7上の入力がリセットされる。
【0023】(サンプルホールド回路)図6は、サンプ
ルホールド回路を2重にした従来例である。図6におい
て、40は第1のサンプルホールド回路、41は第2の
サンプルホールド回路、42はオペアンプ、43はスイ
ッチ、44,44Bはコンデンサ、45,46はスイッ
チ、47はスイッチ、48はコンデンサ、49,50は
スイッチ、51はオペアンプ、52は出力端子である。
各スイッチは、例えばMOSFET等のアナログスイッ
チで構成される。
【0024】オペアンプ42の反転入力端子(−)は、
スイッチ43を介してオペアンプ42の出力端子と接続
されると共に、コンデンサ44,スイッチ45の順に接
続された回路を経て固定電位(アース)と接続される。
また、コンデンサ44とスイッチ45の接続点は、スイ
ッチ46を介してオペアンプ42の出力端子と接続され
る。オペアンプ42の出力はスイッチ47を介してサン
プルホールド用のコンデンサ48と接続され、両者の接
続点はスイッチ49を介してオペアンプ51の入力に接
続される。オペアンプ51は、出力端子と反転入力端子
(−)とが接続され、バッファとして動作させられてい
る。なお、第2のサンプルホールド回路41は、第1の
サンプルホールド回路40と同様の構成である。
【0025】第1のサンプルホールド回路40の動作
は、次の通りである。入力端子39には、二重相関サン
プリング回路からの出力が入力されるが、二重相関サン
プリング回路に入力バイアス電圧だけを入力する時に
は、スイッチ43,45をオン、スイッチ46,47,
49をオフにしておく。すると、オペアンプ42には1
00%の負帰還がかけられているのでバッファとして動
作し、入力バイアス電圧をVi ,オペアンプ42自身の
オフセット電圧をVioとすると、非反転入力端子(+)
に入力されたVi +Vioと同じ大きさの電圧が、オペア
ンプ42の出力に現れる。コンデンサ44はその電圧
(Vi +Vio)に充電される。
【0026】次に、スイッチ43,45をオフ、スイッ
チ46,47をオン、スイッチ49をオフにしておい
て、画像読取信号を入力した時の二重相関サンプリング
回路からの出力VS を、入力端子39に入力する。する
と、入力は、VS +Vi +Vioとなる。この時のオペア
ンプ42の出力電圧をV42とすると、V42にコンデンサ
44の充電電圧(Vi +Vio)を加えた電圧(V42+V
i +Vio)が、反転入力端子(−)に入力される。オペ
アンプ42は、次式が成り立つように動作する。 VS +Vi +Vio=V42+Vi +Vio 従って、V42=VS となり、スイッチ47がオンされる
と、入力信号VS がコンデンサ48に充電されて、サン
プルホールドされる。
【0027】保持された電圧は、その後スイッチ49が
オンされた時に、オペアンプ51を経て出力端子52に
取り出される。第1のサンプルホールド回路40から出
力している間に、第2のサンプルホールド回路41を動
作させて、次のデータをホールドすることが出来る。
【0028】なお、画像読取信号処理装置に関する従来
の文献としては、例えば、特開昭62−185458号公報,特
開昭62−135775号公報等がある。
【0029】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記し
た従来の技術には、次のような問題点があった。すなわ
ち、サンプルホールド回路を2重にした場合、オペアン
プのオフセット電圧キャンセル用の2つのコンデンサ4
4,44Bに充電される電圧に違いがあると、その違い
に起因して出力レベルに相違が現れるが、それが周期的
なノイズとなってしまうという点である。
【0030】具体的には、図6の従来例に係るサンプル
ホールド回路では、同一のイメージセンサ素子からのサ
ンプルホールド回路が2重に設けられており、それらに
交互に入力される。オペアンプのオフセットをキャンセ
ルするコンデンサ44,44Bが設けられているが、図
示しない寄生容量があるために、オフセットは完全には
キャンセルされない。2つのサンプルホールド回路でキ
ャンセルされない電圧に差があると、交互にその差が出
力に反映されるから周期的なノイズとなる。
【0031】本発明は、以上のような問題点を解決する
ことを課題とするものである。
【0032】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明に係る画像読取信号処理装置は、信号が入力
される非反転入力端子に第1のスイッチ62を介して出
力基準電源が接続され、反転入力端子と出力端子との間
に第2のスイッチが接続され、反転入力端子と前記出力
基準電源との間に第1のコンデンサと第3のスイッチと
がこの順に接続された第1のオペアンプと、前記第1の
オペアンプの次段に設けられ、互いに並列に接続され交
互に動作させられるところの、サンプルホールド用スイ
ッチとサンプルホールド用コンデンサとバッファ接続の
オペアンプとを有する第1,第2のサンプルホールド要
部回路と、前記第1,第2のサンプルホールド要部回路
の各出力端子と前記第1のコンデンサと第3のスイッチ
との接続点との間に、それぞれスイッチを設けることに
よって形成した負帰還回路とを備えたサンプルホールド
回路を具備する構成となっている。
【0033】上記構成の画像読取信号処理装置におい
て、2重のサンプルホールド回路を構成するに際し、オ
フセット電圧キャンセル用のコンデンサを具備したオペ
アンプ1個を入力側に配置し、その次に、サンプルホー
ルド用コンデンサ等を有するサンプルホールド要部回路
を2組並列接続した構成とし、これらサンプルホールド
要部回路の各出力を、オフセット電圧キャンセル用のコ
ンデンサを通して負帰還することで、2組のサンプルホ
ールド要部回路は交互に使用されるが、どちらを使用す
る場合でも同じオフセット電圧キャンセル用のコンデン
サでキャンセルする。したがって、キャンセル用コンデ
ンサの電圧の相違に起因して周期的ノイズが発生するな
どという問題は起こり得ない。
【0034】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。
【0035】図1は、本発明の一実施形態に係る画像読
取信号処理装置に使用する2重にしたサンプリングホー
ルド回路の構成例を示す図である。図1において、60
は入力端子、61はコンデンサ、62はスイッチ、63
は出力基準電源、64はオペアンプ、65はスイッチ、
66,67はコンデンサ、68はスイッチ、69,70
はサンプルホールド要部回路、71,72はスイッチ、
73,74はコンデンサ、75,76はオペアンプ、7
7〜80はスイッチ、81は出力端子である。
【0036】オペアンプ64の非反転入力端子には、ス
イッチ62を介して出力基準電源63が接続され、反転
入力端子と出力端子との間には、スイッチ65が接続さ
れ、反転入力端子と出力基準電源63との間には、コン
デンサ66とスイッチ68とがこの順に接続される。オ
ペアンプ64の次段には、互いに並列に接続され交互に
動作させられるところの2組のサンプルホールド要部回
路69,70が接続される。
【0037】サンプルホールド要部回路69,70は、
それぞれサンプルホールド用スイッチ71,72,サン
プルホールド用コンデンサ73,74,バッファ接続の
オペアンプ75,76とから構成される。そして、サン
プルホールド要部回路69,70の出力端子とコンデン
サ66とスイッチ68との接続点との間に、それぞれス
イッチ77,78を設けることによって負帰還回路を形
成する。
【0038】オペアンプ64としては、差動増幅段と出
力増幅段との2つの増幅段から構成される通常のオペア
ンプを用いる。一方、オペアンプ75,76としては、
差動増幅段のみからなるオペアンプを用いるのが望まし
い。その理由は、後で説明する。
【0039】コンデンサ61は、図2の直流再生用コン
デンサ19に相当し、出力基準電源63は出力基準電源
21に相当している。出力基準電圧が入力される時は、
スイッチ62,65,68がオンされる。オペアンプ6
4の非反転入力端子には出力基準電源63の電圧V63
印加され、コンデンサ66にはオペアンプ64のオフセ
ット電圧が充電される。その後、最初にスイッチ65を
オフし、次にスイッチ62,68をオフする。最初にス
イッチ65をオフする理由は、次に述べるように、コン
デンサ66に充電されているオペアンプ64のオフセッ
ト電圧の値が、変化しないようにするためである。
【0040】図5は、コンデンサ66の充電電圧の寄生
容量CS による変化を説明する図である。集積回路中に
コンデンサ66,67が形成される場合、両者の接続点
Nはシリコン基板側となるが、その接続点Nと固定電位
との間には、大きな寄生容量CS が存在する。すなわ
ち、コンデンサ66の接続点N側の端子は、寄生容量C
Sによって固定電位に接続されていることになる。とこ
ろで、コンデンサ66の充電電圧が変化しないようにす
るためには、電荷が放電しにくいようにすればよいわけ
であるが、そのためには、スイッチのオフにより直列に
高いインピーダンスが接続される形にすればよい。
【0041】コンデンサ66の両側に存在するスイッチ
は65と68であるが、もし最初にスイッチ68の方を
オフしたとすると、コンデンサ66の一方の端子は、オ
ンしているスイッチ65が接続されており、他方の端子
は、寄生容量CS を介して固定電位と接続されている。
寄生容量CS は、高インピーダンスではない。これでは
コンデンサ66の充電電圧は変化し得る。もし、最初に
スイッチ65をオフすると、コンデンサ66の端子の
内、オペアンプ64の反転入力端子(−)に接続されて
いる端子には、高インピーダンスが接続されることとな
るから、コンデンサ66の充電電圧が変化することはな
い。
【0042】図1に戻るが、第1のサンプルホールド要
部回路69のスイッチ71がオンされると、オペアンプ
64の出力によりコンデンサ73は充電される。スイッ
チ71がオンされる時はスイッチ77もオンされ、オペ
アンプ75の出力がコンデンサ66を経てオペアンプ6
4に負帰還される。コンデンサ66にはオペアンプ64
のオフセット電圧が充電されているから、オフセット電
圧はキャンセルされ、オペアンプ75の出力は、オペア
ンプ64の非反転入力端子に対応した電圧となる。スイ
ッチ71,77がオフされると、コンデンサ73の電圧
がホールドされる。ホールドされた電圧は、スイッチ7
9がオンされた時に、出力端子81に取り出される。
【0043】次には、第2のサンプルホールド要部回路
70が使用されるが、この時も同様の動作により、オペ
アンプ76の出力が前回と同じくコンデンサ66を経て
負帰還される。このように、図1のサンプルホールド回
路では、前段のオペアンプを共通に使うので、第1,第
2のサンプルホールド要部回路を動作させるに際し、オ
フセット電圧による影響に差が出ることはない。
【0044】ところで、オペアンプ64とオペアンプ7
5,76とは縦続接続されているが、もし縦続接続する
オペアンプとして2つの増幅段を有する通常のオペアン
プを用い、これら全体に負帰還をかけると(スイッチ7
7参照)、入出力の伝搬遅延のために発振し易い状態に
近づく。また、2つの増幅段を有しゲインが大である通
常のオペアンプをゲイン1倍で使用すると、大きな位相
補償コンデンサを必要とするが、それを集積回路上に形
成すると広い面積を占めてしまい、コストアップにつな
がり、好ましくない。
【0045】そこで、常にバッファとして使用するオペ
アンプ75,76は、差動増幅段のみで構成する。する
と、前記したような入出力の伝搬遅延も緩和され、大き
な位相補償用コンデンサを必要とすることもなくなる。
【0046】オペアンプ64にオフセット電圧キャンセ
ル用のコンデンサ66を接続するに際しては、オペアン
プ64の出力端子から負帰還経路を形成するように、コ
ンデンサ66に対してコンデンサ67を直列に接続する
のが望ましい。このようにする理由は、スイッチ65を
オフした時でも、あるいはスイッチ77,78を経由し
ての負帰還がない時でも、コンデンサ66,67を経由
しての負帰還は行われるようにするためである。
【0047】もし、この負帰還がなければ、オペアンプ
64の出力が最大(オペアンプの電源値)になってしま
い、電源電流が大きく変動することがある。電源電流が
変動すると、集積回路上でこのオペアンプ64に接続さ
れる図示しない他の回路に悪影響を及ぼす。しかし、コ
ンデンサ66,67により負帰還経路が確保してある
と、そのようなことが防止出来る。
【0048】図1のサンプルホールド回路では、2重の
サンプルホールド要部回路69,70のそれぞれに、サ
ンプルホールド用のスイッチ71,72を具えている
が、これらが発するスイッチングノイズの大きさに違い
があると、上記2つのサンプルホールド回路を交互に使
う度に、その大きさの違いが交互に出力に現れることに
なる。従って、スイッチ71,72を集積回路上にアナ
ログスイッチとして形成するに際しては、出来るだけ特
性が同じになるように形成する必要がある。そのために
は、集積回路上に隣接して形成するのが望ましい。
【0049】図7は、サンプリングホールド回路を2重
にした本発明の回路におけるタイムチャートである。横
軸は時間であり、ΔVは画像読取信号の大きさである。
図7(a)は、入力端子60への入力、図7(b)はオ
ペアンプ64への入力であり、当初は入力信号(画像読
取信号)はないが、時間t10を過ぎたあたりで入力され
て来ている。入力信号がない状態で、まず時間t0 でス
イッチ62がオンされ出力基準電源63の電圧が印加さ
れる。
【0050】次に、時間t1 でスイッチ65,68をオ
ンして、コンデンサ66にオペアンプ64のオフセット
電圧を充電する。この後、3つのスイッチ62,65,
68をオフする訳であるが、最初に時間t2 でスイッチ
65をオフした後、時間t3で他の2つのスイッチ6
2,68をオフする。その理由は、既に述べたが、コン
デンサ66の充電電圧を変化させないためである。
【0051】次に、時間t4 で、今回使用する側のサン
プルホールド要部回路69に対応したサンプルホールド
用スイッチ71および負帰還用のスイッチ77をオンす
る。この状態でのオペアンプ64の出力がコンデンサ7
3にホールドされる。ここまでの動作が1サイクルであ
るが、画像読取信号ΔVを入力させる場合の動作も、時
間t7 から始まるサイクルで同様に行われる。
【0052】図8は、2重にしたサンプリングホールド
回路における第1段増幅器(オペアンプ64)の具体的
回路を示す図である。図8において、90は電源ライ
ン、91は定電流制御信号端子、92はクリップ電圧端
子、93は非反転入力端子、94は差動増幅段、95は
反転入力端子、96は出力信号線、97は出力クリップ
用トランジスタ、98は出力増幅段、99,100は出
力用MOSFET、101は出力端子、VDDは電源電
圧、GNDは固定電位である。
【0053】差動増幅段94の出力は、出力信号線96
により出力増幅段98に伝えられ、MOSFET100
で増幅されて出力端子101から出力が取り出される。
これがオペアンプ64の出力となる。MOSFET99
は飽和していて定電流を供給しており、MOSFET1
00の出力電圧に応じて、MOSFET100へ流れる
電流Idsと出力端子101へ流れて行く電流との割合が
変化される。
【0054】しかし、MOSFET100の両端電位が
大となって来て、MOSFET99の両端電位が飽和を
維持できない程に小さくなってしまうと、もはや定電流
を供給し得なくなる。そうすると、電源ライン90から
この回路に流れる電流が大きく変動することになり、こ
のような変動は、図示しない他の回路に電源を通じて悪
影響を及ぼす。
【0055】出力クリップ用トランジスタ97は、その
ような状態に至るのを防止するために設けられたもので
ある。これのゲートにはクリップ電圧端子92から固定
電位を印加しておき、MOSFET100の両端電位が
所定以上に上昇すると、出力クリップ用トランジスタ9
7に電流が流れて上昇を停止させるようにする。これに
より、MOSFET99が飽和状態を維持して定電流を
供給し続けることが可能となる。
【0056】図9は、2重にしたサンプルホールド回路
における第2段増幅器(オペアンプ75,76)の具体
的回路を示す図である。図9において、110は定電流
制御信号端子、111は入力端子、112は差動増幅
器、113は負帰還回路、114は出力端子である。差
動増幅器1段から構成されており、負帰還回路113を
短絡回路とすることにより、バッファとされている。
【0057】
【発明の効果】以上述べた如く、本発明に係る画像読取
信号処理装置によれば、次のような効果を奏する。すな
わち、2重のサンプルホールド回路を構成するに際し、
オフセット電圧キャンセル用のコンデンサを具備したオ
ペアンプ1個を入力側に配置し、その次に、サンプルホ
ールド用コンデンサ等を有するサンプルホールド要部回
路を2組並列接続した構成とし、これらサンプルホール
ド要部回路の各出力を、オフセット電圧キャンセル用の
コンデンサを通して負帰還することで、どちらのサンプ
ルホールド要部回路を使用する場合でも同じオフセット
電圧キャンセル用のコンデンサでキャンセルされるの
で、キャンセル用コンデンサの電圧の相違に起因して周
期的ノイズが発生するなどということがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態に係る画像読取信号処理
装置に使用する2重にしたサンプリングホールド回路の
構成例を示す図
【図2】 従来の二重相関サンプリング回路の1例を示
す図
【図3】 従来の二重相関サンプリング回路におけるタ
イムチャート
【図4】 イメージセンサからの複数の画像読取信号を
時系列化して取り出す画像読取信号処理装置の全体を示
す図
【図5】 コンデンサ66の充電電圧の寄生容量による
変化を説明する図
【図6】 サンプリングホールド回路を2重にした従来
例を示す図
【図7】 サンプリングホールド回路を2重にした本発
明の回路におけるタイムチャート
【図8】 2重にしたサンプリングホールド回路におけ
る第1段増幅器の具体的回路を示す図
【図9】 2重にしたサンプリングホールド回路におけ
る第2段増幅器の具体的回路を示す図
【符号の説明】
1…イメージセンサ、2…フォトダイオード、3…バイ
アス電源、4…容量、5…TFT、6…容量、7…入力
信号線、8…二重相関サンプリング回路、9…リセット
スイッチ、10…入力バイアス電源、11…オペアン
プ、12…スイッチ、13,14…コンデンサ、15…
ローパスフィルタ、16…抵抗、17…コンデンサ、1
8…バッファ、19…直流再生用コンデンサ、20…ス
イッチ、21…出力基準電源、22…バッファ、23…
出力端子、24…駆動パルス発生器、30…イメージセ
ンサ、31A〜31M…二重相関サンプリング回路、3
2A〜32M…サンプルホールド回路、33A〜33M
…スイッチ33、34…バッファ、35…出力端子、3
9…入力端子、40A,40B…二重相関サンプリング
回路、41A,41B…サンプルホールド回路、42…
オペアンプ、43…スイッチ、44…コンデンサ、4
5,46…スイッチ、47…スイッチ、48…コンデン
サ、49,50…スイッチ、51…オペアンプ、52…
出力端子、60…入力端子、61…コンデンサ、62…
スイッチ、63…出力基準電源、64…オペアンプ、6
5…スイッチ、66,67…コンデンサ、68…スイッ
チ、69,70…サンプルホールド要部回路、71,7
2…スイッチ、73,74…コンデンサ、75,76…
オペアンプ、77〜80…スイッチ、81…出力端子、
90…電源ライン、91…定電流制御信号端子、92…
クリップ電圧端子、93…非反転入力端子、94…差動
増幅段、95…反転入力端子、96…出力信号線、97
…出力クリップ用トランジスタ、98…出力増幅段、9
9,100…MOSFET、101…出力端子、110
…定電流制御信号端子、111…入力端子、112…差
動増幅器、113…負帰還回路、114…出力端子

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 信号が入力される非反転入力端子に第1
    のスイッチを介して出力基準電源が接続され、反転入力
    端子と出力端子との間に第2のスイッチが接続され、反
    転入力端子と前記出力基準電源との間に第1のコンデン
    サと第3のスイッチとがこの順に接続された第1のオペ
    アンプと、 前記第1のオペアンプの次段に設けられ、サンプルホー
    ルド用スイッチとサンプルホールド用コンデンサとバッ
    ファ接続のオペアンプとを有する第1のサンプルホール
    ド要部回路と、 前記第1のサンプルホールド要部回路と並列に接続さ
    れ、サンプルホールド用スイッチとサンプルホールド用
    コンデンサとバッファ接続のオペアンプとを有して前記
    第1のサンプルホールド要部回路と交互に動作する第2
    のサンプルホールド要部回路と、 前記第1,第2のサンプルホールド要部回路の各出力端
    子と前記第1のコンデンサと第3のスイッチとの接続点
    との間にそれぞれスイッチを設けることによって形成し
    た負帰還回路とを備えたサンプルホールド回路を有する
    ことを特徴とする画像読取信号処理装置。
  2. 【請求項2】 前記第1のオペアンプは、当該第1のオ
    ペアンプの出力端子と前記第1のコンデンサと第3のス
    イッチとの接続点との間に接続された第2のコンデンサ
    を有することを特徴とする請求項1記載の画像読取信号
    処理装置。
  3. 【請求項3】 前記第2のスイッチは、前記第1〜第3
    のスイッチがオンされている状態からオフする際に最初
    にオフすることを特徴とする請求項1記載の画像読取信
    号処理装置。
  4. 【請求項4】 前記第1のオペアンプは、当該第1のオ
    ペアンプの出力電圧の増大を電源電流の変動が生じない
    所定値に制限するための出力クリップ用トランジスタを
    有することを特徴とする請求項1記載の画像読取信号処
    理装置。
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