JP2003162613A - ワークフロー管理方法及びその実施装置 - Google Patents

ワークフロー管理方法及びその実施装置

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JP2003162613A
JP2003162613A JP2001358632A JP2001358632A JP2003162613A JP 2003162613 A JP2003162613 A JP 2003162613A JP 2001358632 A JP2001358632 A JP 2001358632A JP 2001358632 A JP2001358632 A JP 2001358632A JP 2003162613 A JP2003162613 A JP 2003162613A
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Yoshihide Omura
善秀 大村
Takashi Kobayashi
小林  隆
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ライフイベントに対応した複数の業務を一括
して処理する画面の開発工数を低減することが可能な技
術を提供する。 【解決手段】 複数の情報項目から成る電子書類を予め
定めた転送順序に従って順次転送して一連の業務を遂行
するワークフロー管理方法において、業務申請の行われ
るライフイベントの選択を申請者から受付け、そのライ
フイベントに対応する複数の申請業務の受付を行うステ
ップと、前記受付けた各業務の申請起票時点での作業で
画面表示すべきデータ項目を抽出し、その全業務で当該
時点に画面表示すべきデータ項目を設定した画面を生成
するステップと、前記生成された画面に対して入力され
た申請データを受付け、前記ライフイベントに対応する
案件を、前記受付けた複数の申請業務及び申請データと
対応付けて管理するステップとを有するものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は複数の情報項目から
成る電子書類を予め定めた転送順序に従って次の担当者
端末装置に順次転送して一連の業務を遂行するワークフ
ローシステムに関し、特に複数の異なる業務の画面表示
を効率的に行うワークフローシステムに適用して有効な
技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】企業の業務の生産性を上げる情報技術の
1つに、ワークフローシステムがある。このワークフロ
ーシステムとは、ある組織に属する複数の人間が、書類
を回覧しながら共同作業を行なう様な業務において、書
類を電子化し、その電子化された書類(以下、電子書類
という)を電子通信で回覧することにより業務の効率を
上げるという機能を持ち、また電子書類が業務を構成す
る作業全体のどの作業フェーズにあるのかという情報を
リアルタイムに取得できる進捗管理の機能を持つツール
のことであり、このワークフローシステムは、業務にお
ける電子書類の回覧経路を予め定義しておくことによ
り、業務の各作業が終了したら定義された回覧経路に従
って自動的に次の作業に書類を送付する機能を持ってい
る。
【0003】また、企業の間接業務において、社員が申
請書を提出する場合の多くは、人事異動や結婚、引越し
等の会社生活上の契機(以下、ライフイベントという)
をトリガとして提出の必要が発生するが、従来のワーク
フローシステムでは、提出された申請書に対応する業務
毎に別案件として管理する為、その開発にあたっては、
社宅使用申請や改姓申請等の各業務、及び所属上長確
認、厚生担当審査等の業務を構成する各作業毎に入力や
参照の為の画面を開発する。
【0004】ワークフロー利用者に必要な情報のみを提
示して、ワークフロー利用者の作業性を高めることがで
きるワークフロー処理方法及びワークフロー処理装置に
ついては、特開2001−265916号公報に記載さ
れている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の方法には、
次の様な問題点がある。すなわち、ワークフローシステ
ムの画面は業務数×作業数分開発する必要があり、社内
共通業務(総務・人事系申請業務)の様に申請書の種類
が多い業務は開発コストが非常に高い。また、実際は
「結婚」「引越し」等の1つのライフイベントを契機と
して複数の申請が同時に提出される為、同じ情報を複数
の異なる業務画面に入力する二重投入の手間が発生した
り、承認時に関連する業務の申請情報を参照する為に複
数の画面を切り替えて操作する必要があり、非常に煩雑
である。
【0006】これらを解決する為、ライフイベント毎に
複数申請業務が統合された画面を用意する方法がある
が、実際は1つのライフイベントに対して申請者の諸事
情に応じて業務の取り揃えが異なる為、対応する統合画
面を全ての組み合わせについて準備することは非常に困
難である。また、申請不要な業務も含めた汎用画面を用
意する方法も考えられるが、汎用画面では関係の無い項
目が混在することになる為、ユーザが混乱する恐れがあ
る。
【0007】本発明の目的は上記問題を解決し、ライフ
イベントに対応した複数の業務を一括して処理する画面
の開発工数を低減することが可能な技術を提供すること
にある。本発明の他の目的はユーザの画面操作性を向上
させることが可能な技術を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、複数の情報項
目から成る電子書類を予め定めた転送順序に従って順次
転送して一連の業務を遂行するワークフローシステムに
おいて、ライフイベントに対応する複数の業務で画面表
示すべきデータ項目を統合した画面を生成するものであ
る。
【0009】本発明のワークフローシステムでは、まず
ライフイベント−業務対応テーブルから申請可能なライ
フイベントのリストを申請者の担当者端末装置の表示部
画面に表示し、業務申請の行われるライフイベントの選
択を申請者から受付け、そのライフイベントに対応する
複数の申請業務の受付を行う。
【0010】ここで、申請者の状況や都合を考慮した業
務の追加または削除を受付け、ライフイベントに対応す
る業務に対して追加または削除の行われた最終的な業務
の取り揃えを、当該申請者のライフイベントに対応する
申請業務として受付けることとしても良い。
【0011】次に、最終的な申請業務の取り揃え情報を
基に、対応する業務IDのワークフロー定義を検索して
申請起票時点での作業を抽出し、申請業務の取り揃え情
報と前記抽出した作業情報を基に業務−使用データ対応
テーブルを検索し、画面表示すべきデータ項目を抽出す
る。ここで、前記抽出されたデータ項目に重複するもの
がある場合には重複しているものを削除して一つに統一
する。そして、得られたデータ項目に対し、業務−使用
データ対応テーブルを検索して当該作業における項目属
性を抽出し、その項目属性に応じて画面に入力用または
参照用のテキストボックスを設定し、その全業務で当該
時点に画面表示すべきデータ項目を設定した画面を生成
する。
【0012】前記生成された画面に対して入力された申
請データを受付け、前記ライフイベントに対応する案件
を、前記受付けた複数の申請業務及び申請データと対応
付けて案件DBに格納して管理する。すなわち、前記ラ
イフイベントに対応する案件のキーである案件IDを採
番し、前記受付けた複数の申請業務を識別する為の業務
ID群を選択業務IDフィールドに格納し、更に前記受
付けた申請データのデータ値群をデータIDの順にデー
タ値フィールドに格納する。
【0013】以上の様に本発明のワークフローシステム
によれば、ライフイベントに対応する複数の業務で画面
表示すべきデータ項目を統合した画面を生成するので、
ライフイベントに対応した複数の業務を一括して処理す
る画面の開発工数を低減することが可能である。
【0014】
【発明の実施の形態】以下に複数の情報項目から成る電
子書類を予め定めた転送順序に従って順次転送して一連
の業務を遂行する一実施形態のワークフローシステムに
ついて説明する。
【0015】図1は本実施形態のワークフローシステム
のシステム構成を示す図である。図1に示す様に本実施
形態のワークフロー管理装置2は、申請業務受付処理部
10と、案件選択受付処理部11と、画面生成処理部1
2と、案件管理処理部13とを有している。
【0016】申請業務受付処理部10は、業務申請の行
われるライフイベントの選択を申請者から受付け、その
ライフイベントに対応する複数の申請業務の受付を行う
処理部である。案件選択受付処理部11は、担当者に対
して到着している案件を担当者端末装置1の表示装置に
一覧表示し、案件の選択入力を担当者から受付ける処理
部である。
【0017】画面生成処理部12は、申請業務受付処理
部10で受付けた各業務の申請起票時点での作業や、案
件選択受付処理部11で受付けた案件に対応する各業務
の当該時点での作業で画面表示すべきデータ項目を抽出
し、その全業務で当該時点に画面表示すべきデータ項目
を設定した画面を生成する処理部である。
【0018】案件管理処理部13は、前記生成された画
面に対して入力された申請データを受付け、前記ライフ
イベントに対応する案件を、前記受付けた複数の申請業
務及び申請データと対応付けて管理する処理部である。
【0019】ワークフロー管理装置2を申請業務受付処
理部10、案件選択受付処理部11、画面生成処理部1
2及び案件管理処理部13として機能させる為のプログ
ラムは、CD−ROM等の記録媒体に記録され磁気ディ
スク等に格納された後、メモリにロードされて実行され
るものとする。なお前記プログラムを記録する記録媒体
はCD−ROM以外の他の記録媒体でも良い。また前記
プログラムを当該記録媒体から情報処理装置にインスト
ールして使用しても良いし、ネットワークを通じて当該
記録媒体にアクセスして前記プログラムを使用するもの
としても良い。
【0020】図1に示す様に本実施形態のワークフロー
システムは、電子書類の各項目に必要な情報を入力する
複数の担当者端末装置1a〜1nと、ネットワーク3で
結合され、電子書類の転送制御を行なうワークフロー管
理装置2とから構成されている。
【0021】ワークフロー管理装置2には、電子書類の
回覧順序を記憶するデータベースであるワークフロー定
義4、ライフイベント毎に必要となる業務の取り揃え情
報を記憶するライフイベント−業務対応テーブル5、業
務毎及び作業毎に画面で使用するデータの取り揃え情報
を記憶する業務−使用データ対応テーブル6、業務毎及
び作業毎に画面で使用するエンティティ(類似した項目
でグルーピングされた項目群)の取り揃え情報を記憶す
る業務−使用エンティティ対応テーブル7、業務−使用
エンティティ対応テーブル7の使用エンティティ毎に画
面表示上のフォーマット情報を記憶するエンティティ−
画面部品対応テーブル8、電子書類の入力情報を記憶す
る案件DB9が設けられている。
【0022】図2は本実施形態のワークフロー定義4の
構成例を示す図である。図2のワークフロー定義4で
は、社宅使用申請業務の定義情報410と改姓申請業務
の定義情報420を例にあげて説明している。
【0023】社宅使用申請業務では、まず申請者が申請
書を作成する申請起票作業411、次に作成した申請書
の内容をチェックする上長チェック作業412、次に業
務の主管部門である厚生担当者が受付審査を行なう厚生
担当審査413、最後に社宅使用に関する最終的な決裁
を厚生課長が行なう厚生課長承認414、という順番で
作業が実行される。改姓申請業務は、まず申請者が申請
書を作成する申請起票作業421、次に作成した申請書
の内容を確認して受領する上長確認作業422、という
順番で作業が実行される。
【0024】図3は本実施形態のライフイベント−業務
対応テーブル5の構成例を示す図である。図3に示す様
にライフイベント−業務対応テーブル5には、ライフイ
ベント名称501、ライフイベントを一意に識別する為
のライフイベントID502と、業務名称511、業務
を一意に識別する為の業務ID512が設けられ、それ
ぞれの組み合わせ毎に対応するかしないかを‘○’で識
別する様になっている。これにより、任意のライフイベ
ントについて対応する業務は何かを抽出することができ
る。
【0025】図4は本実施形態の業務−使用データ対応
テーブル6の構成例を示す図である。図4に示す様に業
務−使用データ対応テーブル6には、どの業務に対応す
るテーブルかを示す業務情報601、画面表示されるデ
ータ項目のデータ名称611、データ項目を一意に識別
する為のデータID612、当該業務を構成する各作業
の作業名称621、作業を一意に識別する為の作業ID
622が設けられ、それぞれの組み合わせ毎に、項目属
性を入力(更新)項目なら‘W’で、参照項目なら
‘R’で識別する様になっている。
【0026】図5は本実施形態の業務−使用エンティテ
ィ対応テーブル7の構成例を示す図である。図5に示す
業務−使用エンティティ対応テーブル7は、図4の業務
−使用データ対応テーブル6を使用エンティティで表し
たものである。
【0027】図4と同じ部分には同じ符号を付してあ
り、同じ符号のものについては説明を省略する。図4と
の違いは、画面表示するデータのエンティティ名称71
1、エンティティを一意に識別する為のエンティティI
D712である。ここでエンティティとは、データ項目
を類似した項目同士でグルーピングしたものである。
【0028】図6は本実施形態のエンティティ−画面部
品対応テーブル8の構成例を示す図である。図6に示す
様にエンティティ−画面部品対応テーブル8には、画面
のレイアウトやコントロール等を行う為のフォーム部品
811が業務−使用エンティティ対応テーブル7のエン
ティティ毎に設けられている。
【0029】図7は本実施形態の電子書類の入力情報を
記憶する案件DB9の構成例を示す図である。図7に示
す様に案件DB9には、申請案件を識別する為の案件I
D901、当該案件のライフイベントで同時申請された
業務の取り揃えを示す選択業務ID902、当該案件で
使用する全ての入出力データ値903が設けられてい
る。
【0030】次に、図2の定義に従ってワークフローを
処理する図1のワークフローシステムの動作を図8及び
図9のフローチャートを参照して説明する。
【0031】図8は本実施形態の申請時の処理手順を示
すフローチャートである。図8に示す様にワークフロー
管理装置2の申請業務受付処理部10は、業務申請の行
われるライフイベントの選択を申請者から受付け、その
ライフイベントに対応する複数の申請業務の受付を行
い、画面生成処理部12は、申請業務受付処理部10で
受付けた各業務の申請起票時点での作業で画面表示すべ
きデータ項目を抽出し、その全業務で当該時点に画面表
示すべきデータ項目を設定した画面を生成する処理を行
う。また案件管理処理部13は、前記生成された画面に
対して入力された申請データを受付け、前記ライフイベ
ントに対応する案件を、前記受付けた複数の申請業務及
び申請データと対応付けて管理する処理を行う。
【0032】まず、申請者による入力処理が、申請者の
担当者端末装置1aで行なわれると、まずワークフロー
管理装置2の申請業務受付処理部10は、ライフイベン
ト−業務対応テーブル5から申請可能なライフイベント
のリストを読み出して申請者の担当者端末装置1aに送
信し、その表示部画面に表示する(ステップ100
5)。
【0033】そこで、申請者が申請すべきライフイベン
トを選択入力すると、担当者端末装置1aは、その選択
結果をネットワーク3を通じてワークフロー管理装置2
に送信し、ワークフロー管理装置2の申請業務受付処理
部10は、送信されたライフイベントの選択結果を受付
ける(ステップ1010)。
【0034】次に、ワークフロー管理装置2は、選択さ
れたライフイベントに対応する業務名称511と業務I
D512をライフイベント−業務対応テーブル5から検
索し、業務名のリストを申請者の担当者端末装置1aに
送信して、その画面に業務リストの一覧を表示する(ス
テップ1015)。
【0035】申請者は、表示された業務リストを参照し
て、自分の状況や都合を考慮して申請する業務の追加削
除を行なう。これは、例えば一般には結婚イベントでは
改姓申請業務を実施するが、人により姓を変更しない場
合がある様な場合に対応する。担当者端末装置1aは、
追加削除の行われた最終的な申請業務の取り揃えをワー
クフロー管理装置2に送信し、ワークフロー管理装置2
の申請業務受付処理部10は、送信された最終的な申請
業務の取り揃えを受付ける(ステップ1020)。
【0036】ワークフロー管理装置2の画面生成処理部
12は、前記受付けた最終的な申請業務の取り揃え情報
を基に、対応する業務のワークフロー定義4を検索して
1つ目の作業を抽出する。例えば、結婚イベントで社宅
使用申請業務と改姓申請業務が選択されている場合、社
宅使用申請業務の申請起票作業411と、改姓申請業務
の申請起票作業421が抽出される。
【0037】次に、申請業務の取り揃え情報と1つ目の
作業情報を基に、業務−使用データ対応テーブル6を検
索し、画面表示すべきデータ項目を抽出する。例えば、
社宅使用申請業務の申請起票作業411では、「氏
名」、「住所」が抽出される。これを全ての取り揃え業
務について実行し、重複するデータ項目を削除した後、
全業務で申請起票時に画面表示すべきデータ項目のリス
トを得る(ステップ1025)。
【0038】次に、得られたデータ項目に対し、業務−
使用データ対応テーブル6を検索して当該作業における
項目属性を抽出する(ステップ1030)。項目属性が
‘W’、すなわち入力(更新)項目だった場合には、画
面に入力用のテキストボックスを設定する(ステップ1
035)。また、項目属性が‘R’、すなわち参照項目
だった場合には、画面に参照用のラベルを設定する(ス
テップ1040)。これを、ステップ1025で抽出し
た全ての項目について実施する(ステップ1045)。
項目設定後に、更にデータ項目がある場合は、その項目
情報を検索し(ステップ1050)、同様の処理を行な
う。これにより、当該作業で必要な項目を備えた画面が
生成される。
【0039】なお、上述の実施形態で、入力項目の場合
はテキストボックスを、参照項目の場合はラベルをそれ
ぞれ設定したが、勿論他の画面フォーム部品を使って設
定しても良い。また、入力項目、参照項目の他に、一定
の候補から選択する選択項目、ボタン項目等、業務の特
性に応じた様々な項目属性を持たせることも可能であ
る。更に、‘W’、‘R’等の記号は便宜的なもので、
その格納形式は問わないことは言うまでもない。
【0040】次に、生成された画面に対し、申請者が申
請データを入力すると、担当者端末装置1aは、ネット
ワーク3を通じて入力データをワークフロー管理装置2
に送信し、ワークフロー管理装置2の案件管理処理部1
3は、入力データを受付ける(ステップ1055)。
【0041】次に案件管理処理部13は、送信されたデ
ータを案件DB9に格納する(ステップ1060)。案
件DB格納時は、まず案件のキーである案件ID901
を採番し、ステップ1020で選択された業務ID群を
選択業務ID902に格納し、更にステップ1055で
入力されたデータ値群を、データID612の順にデー
タ値903に格納する。このとき、当該作業で利用して
いないデータ項目はNULL値として格納することで、
どの作業で案件DB9を検索しても必要なデータ項目の
データ値903が一意に抽出できる。
【0042】ところで、上述の実施形態において、図4
の業務−使用データ対応テーブル6には業務毎作業毎に
必要なデータ項目の各々について項目属性を予め登録し
ておいたが、ここでデータ項目の替わりに、図5の業務
−使用エンティティ対応テーブル7の様に、類似した項
目同士でデータ項目をグルーピングしたエンティティ単
位に属性を管理することも可能である。この目的は、項
目数が多い場合に、「住所」と「通勤経路」等、画面上
近接していた方が扱い易い項目同士を同一エンティティ
として纏めておくことで、ユーザ操作の利便性を向上さ
せるものである。
【0043】上記エンティティに対し、図6のエンティ
ティ−画面部品対応テーブル8で、エンティティ毎にユ
ーザインターフェースを考慮して画面を構成するフォー
ム部品811を用意しておき、必要に応じて組み合わせ
ることで、更に使い勝手の良い画面を生成することが可
能となる。
【0044】次に、申請後の審査作業や承認作業時の処
理の一形態を、図9のフローチャートを参照して説明す
る。
【0045】図9は本実施形態の申請後の審査作業や承
認作業時の処理手順を示すフローチャートである。図9
に示す様にワークフロー管理装置2の案件選択受付処理
部11は、担当者に対して到着している案件を担当者端
末装置の表示装置に一覧表示し、案件の選択入力を担当
者から受付ける処理を行い、画面生成処理部12は、案
件選択受付処理部11で受付けた案件に対応する各業務
の当該時点での作業で画面表示すべきデータ項目を抽出
し、その全業務で当該時点に画面表示すべきデータ項目
を設定した画面を生成する処理を行う。
【0046】まず、ワークフロー管理装置2の案件選択
受付処理部11は、ワークフロー進捗情報から、ログイ
ンユーザに対して到着している案件を抽出し、ネットワ
ーク3を通じてユーザの担当者端末装置1nの表示装置
にINBOX画面として一覧表示する(ステップ110
5)。
【0047】次に、ユーザが担当者端末装置1nから、
操作したい案件を選択入力と、担当者端末装置1nは、
ネットワーク3を通じてワークフロー管理装置2へ選択
された案件IDを送信し、ワークフロー管理装置2の案
件選択受付処理部11は、送信された案件IDを受付け
る(ステップ1110)。
【0048】次にワークフロー管理装置2の画面生成処
理部12は、前記送信された案件IDによって案件DB
9を検索し、選択業務ID902から当該案件で申請さ
れた業務IDの取り揃えを抽出する。次に、ワークフロ
ー進捗情報から、当該案件が現在ワークフロー定義上の
どの作業ステータスなのかを検索し、作業IDを取得す
る。
【0049】そして、業務−使用データ対応テーブル6
を参照して、案件DB9から取得した業務IDのそれぞ
れに対して、当該作業ID622で画面表示すべきデー
タ項目を抽出する。これを全ての業務IDについて実行
し、全業務で画面表示すべきデータ項目のリストを得る
(ステップ1115)。
【0050】ステップ1120からステップ1140ま
では、図8におけるステップ1030からステップ10
50と類似した処理手順である為、説明を省略する。図
8との違いは、ステップ1125またはステップ113
0で画面フィールドを作成する際に、案件DB9のデー
タ値903を参照し、既にデータ値903が存在する場
合はそれを初期値として設定する点である。
【0051】ステップ1145及びステップ1150に
ついても、図8におけるステップ1055及びステップ
1060と同様の処理手順である為、説明を省略する。
【0052】前記の様に本実施形態によれば、ライフイ
ベントに対応してワークフローの各作業画面に必要なデ
ータ項目を管理することで、ワークフローの画面フォー
ムを自動生成するので、開発にかかる工数を削減できる
という効果がある。また、複数の業務を一度に処理する
場合は、各業務毎・各作業毎に必要な情報だけが統合さ
れた画面を生成するので、二重入力の手間や複数画面操
作の煩雑さを撤廃することができる。更に、上記の仕組
みを、ライフイベント単位の申請という、共通業務(総
務・人事系)で最も一般的な申請形態に合わせて提供す
ることで、社内業務にかかる管理コストを低減すること
ができる。
【0053】以上説明した様に本実施形態のワークフロ
ーシステムによれば、ライフイベントに対応する複数の
業務で画面表示すべきデータ項目を統合した画面を生成
するので、ライフイベントに対応した複数の業務を一括
して処理する画面の開発工数を低減することが可能であ
る。
【0054】また本実施形態のワークフローシステムに
よれば、必要な業務の全情報を統合した画面を動的に生
成するので、ユーザの画面操作性を向上させることが可
能である。
【0055】
【発明の効果】本発明によればライフイベントに対応す
る複数の業務で画面表示すべきデータ項目を統合した画
面を生成するので、ライフイベントに対応した複数の業
務を一括して処理する画面の開発工数を低減することが
可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態のワークフローシステムのシステム
構成を示す図である。
【図2】本実施形態のワークフロー定義4の構成例を示
す図である。
【図3】本実施形態のライフイベント−業務対応テーブ
ル5の構成例を示す図である。
【図4】本実施形態の業務−使用データ対応テーブル6
の構成例を示す図である。
【図5】本実施形態の業務−使用エンティティ対応テー
ブル7の構成例を示す図である。
【図6】本実施形態のエンティティ−画面部品対応テー
ブル8の構成例を示す図である。
【図7】本実施形態の電子書類の入力情報を記憶する案
件DB9の構成例を示す図である。
【図8】本実施形態の申請時の処理手順を示すフローチ
ャートである。
【図9】本実施形態の申請後の審査作業や承認作業時の
処理手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1a〜1n…担当者端末装置、2…ワークフロー管理装
置、3…ネットワーク、4…ワークフロー定義、5…ラ
イフイベント−業務対応テーブル、6…業務−使用デー
タ対応テーブル、7…業務−使用エンティティ対応テー
ブル、8…エンティティ−画面部品対応テーブル、9…
案件DB、10…申請業務受付処理部、11…案件選択
受付処理部、12…画面生成処理部、13…案件管理処
理部、410…社宅使用申請業務の定義情報、411…
申請起票作業、412…上長チェック作業、413…厚
生担当審査、414…厚生課長承認、420…改姓申請
業務の定義情報、421…申請起票作業、422…上長
確認作業、501…ライフイベント名称、502…ライ
フイベントID、511…業務名称、512…業務I
D、601…業務情報、611…データ名称、612…
データID、621…作業名称、622…作業ID、7
11…エンティティ名称、712…エンティティID、
811…フォーム部品、901…案件ID、902…選
択業務ID、903…データ値。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小林 隆 神奈川県川崎市幸区鹿島田890番地 株式 会社日立製作所ビジネスソリューション事 業部内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の情報項目から成る電子書類を予め
    定めた転送順序に従って順次転送して一連の業務を遂行
    するワークフロー管理方法において、 業務申請の行われるライフイベントの選択を申請者から
    受付け、そのライフイベントに対応する複数の申請業務
    の受付を行うステップと、前記受付けた各業務の申請起
    票時点での作業で画面表示すべきデータ項目を抽出し、
    その全業務で当該時点に画面表示すべきデータ項目を設
    定した画面を生成するステップと、前記生成された画面
    に対して入力された申請データを受付け、前記ライフイ
    ベントに対応する案件を、前記受付けた複数の申請業務
    及び申請データと対応付けて管理するステップとを有す
    ることを特徴とするワークフロー管理方法。
  2. 【請求項2】 ライフイベントに対応する業務に対して
    追加または削除の行われた最終的な業務の取り揃えを、
    当該申請者のライフイベントに対応する申請業務として
    受付けることを特徴とする請求項1に記載されたワーク
    フロー管理方法。
  3. 【請求項3】 類似した項目同士でグルーピングしたエ
    ンティティ単位でデータ項目を設定した画面を生成する
    ことを特徴とする請求項1または請求項2のいずれかに
    記載されたワークフロー管理方法。
  4. 【請求項4】 担当者に対して到着している案件を担当
    者端末装置の表示装置に一覧表示し、案件の選択入力を
    担当者から受付けるステップと、前記受付けた案件の各
    業務の当該時点での作業で画面表示すべきデータ項目を
    抽出し、その案件の全業務で当該時点に画面表示すべき
    データ項目を設定した画面を生成するステップとを有す
    ることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1
    項に記載されたワークフロー管理方法。
  5. 【請求項5】 複数の情報項目から成る電子書類を予め
    定めた転送順序に従って順次転送して一連の業務を遂行
    するワークフロー管理装置において、 業務申請の行われるライフイベントの選択を申請者から
    受付け、そのライフイベントに対応する複数の申請業務
    の受付を行う申請業務受付処理部と、前記受付けた各業
    務の申請起票時点での作業で画面表示すべきデータ項目
    を抽出し、その全業務で当該時点に画面表示すべきデー
    タ項目を設定した画面を生成する画面生成処理部と、前
    記生成された画面に対して入力された申請データを受付
    け、前記ライフイベントに対応する案件を、前記受付け
    た複数の申請業務及び申請データと対応付けて管理する
    案件管理処理部とを備えることを特徴とするワークフロ
    ー管理装置。
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