JP2003159164A - 陳列スタンド - Google Patents
陳列スタンドInfo
- Publication number
- JP2003159164A JP2003159164A JP2001363769A JP2001363769A JP2003159164A JP 2003159164 A JP2003159164 A JP 2003159164A JP 2001363769 A JP2001363769 A JP 2001363769A JP 2001363769 A JP2001363769 A JP 2001363769A JP 2003159164 A JP2003159164 A JP 2003159164A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shelf
- display stand
- plate
- wall
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Display Racks (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 厚紙製の陳列スタンドにおいて、組立時に棚
を容易にセットできるようにする。 【解決手段】 背壁１、一対の側壁２及び棚３を備え、
各側壁２を外側板５と内側板６の二重構造として、内側
板６にポケット１４を形成し、このポケット１４に棚３
の両側部から延出した差込片９を差し込んで棚３を支持
する陳列スタンドにおいて、前記内側板６に、ポケット
１４の上方よりも下方が内側に迫り出すように段差を設
け、この段差に生じた隙間をポケット１４とし、棚３を
跳ね上げた状態から下ろすだけで、差込片９がポケット
１４に差し込まれて、棚３がセットされるようにする。
を容易にセットできるようにする。 【解決手段】 背壁１、一対の側壁２及び棚３を備え、
各側壁２を外側板５と内側板６の二重構造として、内側
板６にポケット１４を形成し、このポケット１４に棚３
の両側部から延出した差込片９を差し込んで棚３を支持
する陳列スタンドにおいて、前記内側板６に、ポケット
１４の上方よりも下方が内側に迫り出すように段差を設
け、この段差に生じた隙間をポケット１４とし、棚３を
跳ね上げた状態から下ろすだけで、差込片９がポケット
１４に差し込まれて、棚３がセットされるようにする。
Description
【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、店頭での商品の
陳列に使用する厚紙製の陳列スタンドに関するものであ
る。 【０００２】 【従来の技術】従来、図５に示すような厚紙製の陳列ス
タンドが使用されている。この陳列スタンドは、背壁５
０、一対の側壁５１及び棚５２を備え、各側壁５１は、
外側板５３に内側板５４を重ねた二重構造とされてい
る。内側板５４には、スリット状の切込によるポケット
５５が形成されている。 【０００３】背壁５０には、棚５２の後端部の貼着片５
６が折曲自在に貼り付けられ、棚５２の両側部から延出
した差込片５７を下方へ折り曲げて、ポケット５５に差
し込むことにより、棚５２は支持されている。 【０００４】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような陳列スタンドでは、組立時に棚５２をセットする
際、ポケット５５を手で強制的に広げなければ、差込片
５７をポケット５５に差し込むことができず、作業性が
悪いという問題がある。 【０００５】そこで、この発明は、組立時に棚を容易に
セットできる厚紙製の陳列スタンドを提供することを課
題とする。 【０００６】 【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、この発明は、背壁、一対の側壁及び棚を備え、各側
壁を外側板と内側板の二重構造として、内側板にポケッ
トを形成し、このポケットに棚の両側部から延出した差
込片を差し込んで棚を支持する陳列スタンドにおいて、
前記内側板に、前記ポケットの上方よりも下方が内側に
迫り出すように段差を設け、この段差に生じた隙間を前
記ポケットとしたのである。 【０００７】このように構成すると、組立時には、棚を
跳ね上げた状態から下ろすだけで、差込片がポケットに
差し込まれて、棚がセットされる。 【０００８】 【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を添
付図面に基づいて説明する。 【０００９】この陳列スタンドは、図１に示すように、
商品を陳列する棚体Ａと、これを支持する置台Ｂとから
構成され、棚体Ａは、背壁１、一対の側壁２及び二段の
棚３を備えたものとなっている。 【００１０】棚体Ａにおいて、背壁１は、図２に示すよ
うに、上部に折返板４が貼り合わされ、側壁２は、外側
板５と内側板６から成る二重構造とされている。外側板
５の後縁には継代片７が連設され、継代片７を背壁１に
貼り付けて、背壁１と側壁２とが繋がれている。 【００１１】棚３は、後端に貼付片８が、両側に差込片
９がそれぞれ連設されて下方へ折り曲げられ、貼付片８
が背壁１の前面に貼着されている。棚３の前部には、商
品をこぼれ止めする落止壁１０が設けられている。 【００１２】内側板６は、上部、中部及び下部の三部分
に分割され、各内側板６は、前縁が前額板１１を介して
外側板５に繋がり、上部の内側板６は外側板５の内面に
直接貼着され、中部及び下部の内側板６の後縁から順次
延びる後額板１２及び折込片１３が巻き込まれて、折込
片１３が外側板５の内面に貼着されている。 【００１３】前額板１１及び後額板１２は、上方のもの
より下方のものが順次幅広くなっており、これにより、
上部、中部及び下部の内側板６には、上方のものが下方
のものよりも内側へ迫り出すように段差が設けられてい
る。そして、この段差に生じた隙間がポケット１４とな
っている。 【００１４】そして、下部の内側板６の下縁には、底受
板１５が連設され、その基端及び背壁１の下縁から挿入
片１６が下方へ突設されている。 【００１５】上記のような棚体Ａは、背壁１の後方に両
側壁２を重ね、棚３の前部を跳ね上げ、底受板１５を下
方へ伸ばしておくことにより、嵩張らない状態で、輸送
や保管を行うことができる。 【００１６】一方、置台Ｂは、図３に示すように、外筒
１７の上部に折返板１８及び内折片１９を順次連設し、
内折片１９の基部に差込穴２０を設けたものとされ、こ
の置台Ｂもまた、折返板１８を内側へ折り曲げ、外筒１
７を扁平に折り畳むことにより、嵩張らない状態で、輸
送や保管を行うことができる。 【００１７】そして、この陳列スタンドを使用する際に
は、置台Ｂにおいて、外筒１７を角筒状に組み立て、折
返板１８を一旦跳ね上げ、外筒１７の内部にスリット入
りの板材を井桁状に組み合わせた支持枠２１を挿入した
後、折返板１８を元に戻し、内折片１９を内側へ折り曲
げて支持枠２１に載せる。 【００１８】また、棚体Ａにおいて、背壁１から両側壁
２を前方へ折り曲げ、棚３の前部を下ろして、図４に示
すように、差込片９をポケット１４に差し込み、棚３を
ポケット１４の上縁で支持する。 【００１９】この状態で、図３に示すように、底受板１
５を内側へ折り曲げ、挿入片１６を差込穴２０に差し込
むようにして、棚体Ａを置台Ｂに載せ、図１に示すよう
に、底受板１５に下棚２２を載せると、陳列スタンドが
完成する。 【００２０】このように、上記陳列スタンドは、棚３を
跳ね上げた状態から下ろすだけで、差込片９がポケット
１４に差し込まれて、棚３がセットされるので、店頭で
迅速に組み立てることができる。 【００２１】 【発明の効果】以上のように、この発明に係る陳列スタ
ンドは、側壁の内側板に下方が迫り出す段差を形成し、
その段差に生じた隙間をポケットとしたので、棚を跳ね
上げた状態から下ろすだけで、棚の両側の差込片がポケ
ットに差し込まれて、棚をセットすることができ、店頭
で迅速に組み立てることができる。
陳列に使用する厚紙製の陳列スタンドに関するものであ
る。 【０００２】 【従来の技術】従来、図５に示すような厚紙製の陳列ス
タンドが使用されている。この陳列スタンドは、背壁５
０、一対の側壁５１及び棚５２を備え、各側壁５１は、
外側板５３に内側板５４を重ねた二重構造とされてい
る。内側板５４には、スリット状の切込によるポケット
５５が形成されている。 【０００３】背壁５０には、棚５２の後端部の貼着片５
６が折曲自在に貼り付けられ、棚５２の両側部から延出
した差込片５７を下方へ折り曲げて、ポケット５５に差
し込むことにより、棚５２は支持されている。 【０００４】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような陳列スタンドでは、組立時に棚５２をセットする
際、ポケット５５を手で強制的に広げなければ、差込片
５７をポケット５５に差し込むことができず、作業性が
悪いという問題がある。 【０００５】そこで、この発明は、組立時に棚を容易に
セットできる厚紙製の陳列スタンドを提供することを課
題とする。 【０００６】 【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、この発明は、背壁、一対の側壁及び棚を備え、各側
壁を外側板と内側板の二重構造として、内側板にポケッ
トを形成し、このポケットに棚の両側部から延出した差
込片を差し込んで棚を支持する陳列スタンドにおいて、
前記内側板に、前記ポケットの上方よりも下方が内側に
迫り出すように段差を設け、この段差に生じた隙間を前
記ポケットとしたのである。 【０００７】このように構成すると、組立時には、棚を
跳ね上げた状態から下ろすだけで、差込片がポケットに
差し込まれて、棚がセットされる。 【０００８】 【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を添
付図面に基づいて説明する。 【０００９】この陳列スタンドは、図１に示すように、
商品を陳列する棚体Ａと、これを支持する置台Ｂとから
構成され、棚体Ａは、背壁１、一対の側壁２及び二段の
棚３を備えたものとなっている。 【００１０】棚体Ａにおいて、背壁１は、図２に示すよ
うに、上部に折返板４が貼り合わされ、側壁２は、外側
板５と内側板６から成る二重構造とされている。外側板
５の後縁には継代片７が連設され、継代片７を背壁１に
貼り付けて、背壁１と側壁２とが繋がれている。 【００１１】棚３は、後端に貼付片８が、両側に差込片
９がそれぞれ連設されて下方へ折り曲げられ、貼付片８
が背壁１の前面に貼着されている。棚３の前部には、商
品をこぼれ止めする落止壁１０が設けられている。 【００１２】内側板６は、上部、中部及び下部の三部分
に分割され、各内側板６は、前縁が前額板１１を介して
外側板５に繋がり、上部の内側板６は外側板５の内面に
直接貼着され、中部及び下部の内側板６の後縁から順次
延びる後額板１２及び折込片１３が巻き込まれて、折込
片１３が外側板５の内面に貼着されている。 【００１３】前額板１１及び後額板１２は、上方のもの
より下方のものが順次幅広くなっており、これにより、
上部、中部及び下部の内側板６には、上方のものが下方
のものよりも内側へ迫り出すように段差が設けられてい
る。そして、この段差に生じた隙間がポケット１４とな
っている。 【００１４】そして、下部の内側板６の下縁には、底受
板１５が連設され、その基端及び背壁１の下縁から挿入
片１６が下方へ突設されている。 【００１５】上記のような棚体Ａは、背壁１の後方に両
側壁２を重ね、棚３の前部を跳ね上げ、底受板１５を下
方へ伸ばしておくことにより、嵩張らない状態で、輸送
や保管を行うことができる。 【００１６】一方、置台Ｂは、図３に示すように、外筒
１７の上部に折返板１８及び内折片１９を順次連設し、
内折片１９の基部に差込穴２０を設けたものとされ、こ
の置台Ｂもまた、折返板１８を内側へ折り曲げ、外筒１
７を扁平に折り畳むことにより、嵩張らない状態で、輸
送や保管を行うことができる。 【００１７】そして、この陳列スタンドを使用する際に
は、置台Ｂにおいて、外筒１７を角筒状に組み立て、折
返板１８を一旦跳ね上げ、外筒１７の内部にスリット入
りの板材を井桁状に組み合わせた支持枠２１を挿入した
後、折返板１８を元に戻し、内折片１９を内側へ折り曲
げて支持枠２１に載せる。 【００１８】また、棚体Ａにおいて、背壁１から両側壁
２を前方へ折り曲げ、棚３の前部を下ろして、図４に示
すように、差込片９をポケット１４に差し込み、棚３を
ポケット１４の上縁で支持する。 【００１９】この状態で、図３に示すように、底受板１
５を内側へ折り曲げ、挿入片１６を差込穴２０に差し込
むようにして、棚体Ａを置台Ｂに載せ、図１に示すよう
に、底受板１５に下棚２２を載せると、陳列スタンドが
完成する。 【００２０】このように、上記陳列スタンドは、棚３を
跳ね上げた状態から下ろすだけで、差込片９がポケット
１４に差し込まれて、棚３がセットされるので、店頭で
迅速に組み立てることができる。 【００２１】 【発明の効果】以上のように、この発明に係る陳列スタ
ンドは、側壁の内側板に下方が迫り出す段差を形成し、
その段差に生じた隙間をポケットとしたので、棚を跳ね
上げた状態から下ろすだけで、棚の両側の差込片がポケ
ットに差し込まれて、棚をセットすることができ、店頭
で迅速に組み立てることができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】この発明に係る陳列スタンドの斜視図
【図２】同上の棚体の組立過程を示す斜視図
【図３】同上の置台と棚体の分解斜視図
【図４】同上の棚の支持部を示す断面図
【図５】従来の陳列スタンドを示す斜視図
【符号の説明】
Ａ 棚体
Ｂ 置台
１ 背壁
２ 側壁
３ 棚
５ 外側板
６ 内側板
９ 差込片
１４ ポケット
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項１】 背壁１、一対の側壁２及び棚３を備え、
各側壁２を外側板５と内側板６の二重構造として、内側
板６にポケット１４を形成し、このポケット１４に棚３
の両側部から延出した差込片９を差し込んで棚３を支持
する陳列スタンドにおいて、前記内側板６に、前記ポケ
ット１４の上方よりも下方が内側に迫り出すように段差
を設け、この段差に生じた隙間を前記ポケット１４とし
たことを特徴とする陳列スタンド。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001363769A JP2003159164A (ja) | 2001-11-29 | 2001-11-29 | 陳列スタンド |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001363769A JP2003159164A (ja) | 2001-11-29 | 2001-11-29 | 陳列スタンド |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003159164A true JP2003159164A (ja) | 2003-06-03 |
Family
ID=19174062
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001363769A Pending JP2003159164A (ja) | 2001-11-29 | 2001-11-29 | 陳列スタンド |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003159164A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008000272A (ja) * | 2006-06-21 | 2008-01-10 | Rengo Co Ltd | 紙製陳列棚 |
| KR101219301B1 (ko) * | 2011-05-21 | 2013-01-09 | 주식회사 파리크라상 | 조립식 쇼케이스 |
| JP2016106738A (ja) * | 2014-12-03 | 2016-06-20 | 株式会社クラウン・パッケージ | 陳列具、陳列具セット及び陳列具用包装箱 |
| JP2019126669A (ja) * | 2018-01-26 | 2019-08-01 | 大日本印刷株式会社 | 陳列台及び陳列台の使用方法 |
-
2001
- 2001-11-29 JP JP2001363769A patent/JP2003159164A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008000272A (ja) * | 2006-06-21 | 2008-01-10 | Rengo Co Ltd | 紙製陳列棚 |
| KR101219301B1 (ko) * | 2011-05-21 | 2013-01-09 | 주식회사 파리크라상 | 조립식 쇼케이스 |
| JP2016106738A (ja) * | 2014-12-03 | 2016-06-20 | 株式会社クラウン・パッケージ | 陳列具、陳列具セット及び陳列具用包装箱 |
| JP2019126669A (ja) * | 2018-01-26 | 2019-08-01 | 大日本印刷株式会社 | 陳列台及び陳列台の使用方法 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP2003159164A (ja) | 陳列スタンド | |
| US6339890B1 (en) | Multiple position easel mat | |
| JP3172928U (ja) | 広告表示体 | |
| JP3251931B2 (ja) | 折り畳み可能な商品陳列棚 | |
| JP3786591B2 (ja) | 吊り下げ形態と載せ置き形態とに使い分けできる陳列装置 | |
| JP3126895U (ja) | スタンド式ディスプレイ装置 | |
| JP3623199B2 (ja) | 商品陳列台 | |
| US20050193604A1 (en) | Combination retail display card and display easel | |
| JP3242888U (ja) | 什器 | |
| JP2000181353A (ja) | 表示具 | |
| CN218899036U (zh) | 一种陈列盒 | |
| JP2004016540A (ja) | 組立式陳列台 | |
| JP4684457B2 (ja) | 吊下式陳列棚 | |
| JP2023034763A (ja) | 額縁箱 | |
| US20050172531A1 (en) | Display frame | |
| JP2006035577A (ja) | 卓上カードスタンド | |
| JP4630069B2 (ja) | 表示板付紙箱およびその製造方法 | |
| JP3050403U (ja) | 商品陳列台 | |
| KR200318338Y1 (ko) | 진열용품 지지구 | |
| JP2004024558A (ja) | 二段陳列台 | |
| JP2000325190A (ja) | ショーケース用棚板 | |
| JP3153000U (ja) | 物品用スタンド | |
| JP3083825U (ja) | 収納展示容器 | |
| JP3821888B2 (ja) | 金属板固定側表示板 | |
| JP3164236U (ja) | ディスプレイ用具 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040518 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20041005 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |