JP3050403U - 商品陳列台 - Google Patents

商品陳列台

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JP3050403U
JP3050403U JP1997009852U JP985297U JP3050403U JP 3050403 U JP3050403 U JP 3050403U JP 1997009852 U JP1997009852 U JP 1997009852U JP 985297 U JP985297 U JP 985297U JP 3050403 U JP3050403 U JP 3050403U
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昌輝 森山
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株式会社深山
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 組み立て、分解が容易であり、紙製であるか
ら環境を破壊することもなく、しかも保管、運搬が容易
な商品陳列台を提供することを目的とする。 【解決手段】 型抜きされた一枚の紙基板から折曲部を
介して組み立てられる商品陳列台であって、平行に設け
た折曲部を介して連設される少なくとも固定板と載置板
と前面板と底板とからなり、底板の対向する側端部には
前面板との折曲部に近接して切り込みを設け、前記切り
込みの内端から側端縁に平行に折曲部を設けて、前記切
り込みと折曲部により折返し片を形成するとともに、前
記折返し片には前記固定板を挿入するスリットを形成し
てなることを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
この考案は、少なくとも商品を載置する商品載置板とを有する陳列台に係り、 特に1枚の紙基板から組み立てて商品陳列棚等に載置して使用することができる 商品陳列台に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、デパート、スーパーマーケット、カメラ店、化粧品店等において化粧品 類、雑貨、カメラ等の比較的小型商品を展示するには、商品陳列棚に載置して展 示している。そして、各商品の前面や横に商品名や価格を表示した表示板が置か れている。また、商品を陳列棚に直接展示することなく、陳列台、陳列トレー等 を使用して陳列棚に展示することが行われている。このような陳列台や陳列トレ ーは、商品を載置する台部と商品名、価格、説明書等を表示する商品表示部とが 一体に形成されているものが使用されている。
【0003】 従来使用されている陳列台や陳列トレーは、ある程度の強度と外観上の美しさ を必要とするためにポリ塩化ビニル等の合成樹脂で形成されており、安価で大量 生産が可能である。また、スペースを有効に使用することができるとともに、商 品を引き立てることができる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
商品を陳列棚に直接載置して展示する場合には、スペースを有効に利用できな いばかりでなく、商品名等を表示した表示板と商品との関係が分かりにくいとい う問題がある。一方、商品展示用の陳列台や陳列トレーの場合には、合成樹脂に より一体に形成されているために、保管や運搬の際に嵩ばり保管や輸送効率が悪 いという問題がある。また、積み重ねて保管したり輸送すると破損することがあ る。
【0005】 さらに、近年ではゴミや産業廃棄物による環境問題が深刻化しており、合成樹 脂等は化学的分解がなされないために自然環境を破壊するものとして問題となっ ている。従来の合成樹脂製の陳列台や陳列トレーは、安価であり大量生産が可能 であるものの、廃棄されると自然環境を破壊する一因となるものであり、自然環 境の保護の面からもその使用の中止が望まれている。
【0006】 この考案はこのような現況に鑑みてなされたもので、一枚の紙基板から形成さ れ、組み立て、分解が容易であり、紙製であるから環境を破壊することもなく、 しかも保管、運搬が容易な商品陳列台を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するためにこの考案は次のような構成とした。即ち、型抜きさ れた一枚の紙基板から折曲部を介して組み立てられる商品陳列台であって、平行 に設けた折曲部を介して連設される少なくとも固定板と載置板と前面板と底板と からなり、底板の対向する側端部には前面板との折曲部に近接して切り込みを設 け、前記切り込みの内端から底板の先端面に達する折曲部を設けて、前記切り込 みと折曲部により折返し片を形成するとともに、前記折返し片には前記固定板を 挿入するスリットを形成してなることを特徴とする。そして、前記固定板の端縁 部には前記折返し片を挿入するスリットを設け、前記固定板のスリットと折返し 片のスリットとを嵌合させることによって組み立てるようにすることが好ましい 。前記切り込みの内端から底板の先端面に達する折曲部を、折曲部同士が底板の 先端に向かって徐々に間隔が狭まるように形成してもよいし、反対に底板の先端 に向かって徐々に間隔が広がるように形成してもよいし、あるいは折曲部同士を 平行に形成してもよい。
【0008】 前記切り込みの内端から底板の先端面に達する折曲部を、折曲部同士が底板の 先端に向かって徐々に間隔が狭まり、前記折返し片は前記折曲部に沿って同一幅 に形成してもよいし、折曲部同士が平行である一方、前記折返し片は底板の先端 に向かって狭幅に形成してもよい。また、前記切り込みの内端から底板の先端面 に達する折曲部を、折曲部同士が平行である一方、前記折返し片は底板の先端に 向かって広幅に形成してもよい。また、前記切り込みの内端から底板の先端面に 達する折曲部を、折曲部同士が平行である一方、前記折返し片の切り込み側に略 V字状切欠を設けることによって突起を形成し、前記切欠の底部から底板の先端 に向かって広幅に形成し、載置板の前面板側を折曲部を介して係止部としてもよ い。
【0009】 前記載置板に切り込みと折曲部によって折り曲げ片を設け、底板には、底板の 両側に凹状の切欠を設けて先端部の突出部にスリットを形成し、前記切り込みの 内端から底板の先端面に達する折曲部を、折曲部同士を平行に形成することもで きる。また、前記底板の両側面を段状に形成するとともに、段部の位置にもそれ ぞれスリットを形成し、前記切り込みの内端から底板の先端面に達する折曲部を 、折曲部同士を平行に形成し、前記載置板と前面板との間に段数に応じて、背面 板、固定板及び載置板を配設し、組み立てたとき載置板が複数の段状に形成され るようにしてもよい。
【0010】 前記固定板には折曲部を介して表示板を連設し、前記固定板と表示板には折曲 部を挟んで透孔が設けられており、前記透孔は折曲部を介して表示板と固定板と を折り曲げて重ね合わせたとき、半分に折られてスリットを形成し、前記透孔に より形成されたスリットと底板の折返し片のスリットとを嵌合させることによっ て組み立てるようにすることもできる。また、前記底板の折返し片のスリットは 、紙基板の側面に対して斜めに形成してもよく、底板の折曲部に対して斜めに形 成するとともに、前記載置板には商品の一部を嵌合する透孔を設けてもよい。
【0011】 前記紙基板は厚紙によって形成し、少なくとも固定板と載置板と前面板と底板 とを連設する折曲部を略V字状に切り込まれたヒンジとし、また、前記紙基板は 厚紙によって形成するとともに、少なくとも前面板と底板とを連設する折曲部を 略W字状に切り込まれたダブルヒンジとすることが好ましい。
【0012】
【考案の実施の形態】
以下に、この考案を図示する実施形態に基づいて詳細に説明する。図1は、型 抜きされ折り込みが形成された一枚の厚紙基板10の裏面における展開図である 。厚紙基板10は、折曲部11、12、13及び折曲部14を介して、順に表示 板15、固定板16、載置板17、前面板18及び底板19を連設することによ って構成されている。前記折曲部11、12及び折曲部13は、図2に示すよう に、略V字状に切り込まれたヒンジによって形成され、折曲部14は略W字状に 切り込まれたダブルヒンジによって形成されており、前記折曲部はいずれも裏面 側に平行に設けられている。このように、折曲部をヒンジ構造とした場合には、 厚紙においても容易にしかも正確に折り曲げることができる。尚、折曲部はヒン ジによることなく、通常の折り目、折り筋、点線状の切り目等であってもよい。
【0013】 前記表示板15は商品の背面に位置して、商品名、価格、商品説明、イラスト 等を表示可能な表示面となり、固定板16は前記表示板15をほぼ垂直に立てる とともに、載置板17をほぼ水平に組み立てるものであり、載置板17は商品を 展示するために水平に組み立てられ、前面板18は載置板17の前端から下方に 折り曲げられて商品名等を表示する表示面となり、底板19は載置板17の下方 に位置して前記表示板15及び固定板16をほぼ垂直に保持する。
【0014】 前記表示板15と固定板16には、折曲部11を挟んで後述する底板19の折 返し片を挿入する透孔20、20が側面に対して平行に設けられている。前記透 孔20、20は折曲部11を介して表示板15と固定板16を表面側に折り曲げ て重ね合わせると、前記透孔20、20も半分に折られた状態で重なり、端面が 開口したスリット20a、20aを形成し、組み立てるときに底板の折返し片の 挿入が可能になる。前記固定板16の幅寸法(図1における上下方向の寸法)は 、組み立てたとき載置板17がほぼ水平になるように形成されている。
【0015】 次に底板19について説明すると、底板19は折曲部14に近接して側面(図 1における左右端)から斜め方向に切り込み21、21が設けられており、前記 切り込み21、21の内端から側面に対して平行に切り目による折曲部22、2 2が設けられ、前記切り込み21、21と折曲部22、22により形成される側 端部を折返し片23、23としている。前記折返し片23、23は、表示板15 と固定板16を組み立てるとともに、前記載置板17の下面に当接して載置板1 7の上面に載置した商品の重みを支持する。前記スリット24、24の内側の位 置における折曲部22、22の間隔Xは、上記透孔20、20の間隔Yとほぼ同 じであり、従って、前記折返し片13、13を直角に折り曲げて前記透孔20、 20により形成されるスリット20a、20aに挿入可能になる。
【0016】 前記折返し片23、23の側端縁には斜め方向のスリット24、24が形成さ れている。前記スリット24、24は折曲部11で折り返して重ね合わせた表示 板15と固定板16とからなる重合部30を挿入固定するもので、表示板15を 僅かに傾斜させて組み立てるために斜め方向に形成されている。表示板15を垂 直に立てた状態に組み立てる場合には、スリット24、24を側面に対して直角 に形成すればよい。商品陳列台として組み立てたとき、前記折返し片23、23 と前記重合部30とは直角に交差し、重合部30が前記スリット24、24に挿 入されるとともに、折返し片23、23が透孔20により形成されるスリット2 0a、20aに挿入される。
【0017】 尚、前記表示板15、固定板16、載置板17、前面板18及び底板19等の 形状、大きさは上記実施形態に限定するものではなく、任意に決定することがで きる。例えば、前面板18の折曲部13と折曲部14の間の寸法を大きく形成し 、折返し片23の高さも大きくした場合には、前面板18の高さが高くなって組 み立てられ、折曲部14からスリット24、24までの寸法を大きくした場合に は前面板18はより大きく傾斜した状態で組み立てられる。さらに、適宜表示板 15を省略することができる。
【0018】 上記構成に係る厚紙基板10から商品陳列台を組み立てる方法について、図3 以下に基づいて説明する。まず、図3に示すように、折返し片23、23を折曲 部22から直角に折り曲げて立ち上がらせる。次いで折曲部14及び折曲部13 から前面板18及び載置板17を折返し片23、23側に折り曲げる。さらに、 固定板16を同じく折返し片23、23側に折り曲げ、一方、表示板15を折曲 部11から固定板16に対して折り返すようにして折り曲げて固定板16に下端 部を重ね合わせる(図4参照)。
【0019】 次いで、図5に示すように、折曲部11で折り返して重ね合わせた表示板15 と固定板16とからなる重合部30を折返し片23のスリット24に挿入すると ともに、透孔20を半分に折り畳むことによって形成されるスリット20aに折 返し片23を挿入し、スリット24とスリット20aとを嵌合する。折返し片2 3と表示板15及び固定板16とは互いにスリットに挿入するだけで一体に組み 立てることができる。
【0020】 以上のように、この考案によれば、折曲部から折り曲げてスリット同士を嵌合 させるだけで容易に商品陳列台として組み立てることができ、載置板17には商 品を載せて陳列し、前面板18には商品名等を表示し、表示板15には適宜イラ ストや商品説明を表示することができる。尚、載置板17の高さは、折返し片2 3や固定板16によって調節すればよく、また、商品の滑りを防止するために、 図7に示すように商品の一部を嵌合する透孔31を設けてもよい。また、紙基板 の材料は、厚紙、ボール紙、ダンボール等のある程度形状を保持し、強度を有す るものであればよい。
【0021】 さらに、図8以下に基づいて、この考案の他の実施形態について説明する。尚 、前記実施形態と同一の構成については同一の符号を付して簡略化のためにその 説明は省略する。図8及び図9は、この考案に係る第2の実施形態を示し、底板 の形状を変更したものである。即ち、底板19aを先端に向かって全体として狭 幅とし、従って、折曲部22、22も先端に向かって窄まるように形成されてい る。このように構成した場合には、載置板17を載置する折返し片23を目立た なくすることができる。
【0022】 図10及び図11は、この考案に係る第3の実施形態を示し、底板の形状を変 更した点は第2実施形態と同様であるが、この実施形態では、底板19bを先端 に向かって全体として狭幅とするものの、折曲部22、22同士を平行に形成し たものである。従って、折返し片23aは前面板18側に置いて広幅となってい る。このように、折返し片23aを前面板18側に置いて広幅に形成すると、商 品陳列台として組み立てたとき、図11に示すように、前面板18側が高くなり 表示板15側が低くなるから、載置板17は後下がりに傾斜する。このように、 この実施形態では、組み立てたとき載置板17を後下がりの傾斜面とすることが できるから、載置板17に載置した商品等を表示板15に係止させ、あるいは立 て掛けて置くことができる。
【0023】 さらに、図12及び図13は、この考案に係る第4の実施形態を示し、第3実 施形態とは反対に底板の形状を先端に向かって全体として広幅とした底板19c に形成し、折曲部22、22同士を平行に形成するとともに、ストッパーを設け る構成としたものである。即ち、折返し片23の切り込み21側に略V字状切欠 33を設けることによって突起34を形成し、折返し片23bをスリット24に 向かって徐々に広幅になるように形成したものである。載置板17aの前面板1 8側を折曲部35を介して前記突起34に係止される係止部36に形成してなる 。
【0024】 このように、折返し片23bの前面板18側に突起34を形成すると、商品陳 列台として組み立てたとき、図13に示すように、前面板18に続いて係止部3 6が突起34の傾斜面に沿って折り曲げられ、載置板17は表示板15側が高く なるから、載置板17は前下がりに傾斜する。このように、この実施形態では、 組み立てたとき載置板17を前下がりの傾斜面とし係止部36によるストッパー を設けるものであるから、載置板17に載置した商品等を表示板から離して載置 することができる。
【0025】 図14及び図15は、載置板を多段式とした第5の実施形態を示す。この実施 形態は載置板を三段に形成した場合を示し、底板19dの折返し片23cの両側 面を段状に形成するとともに、段部の位置にもそれぞれスリット24a、24b を形成し、折曲部22、22同士を平行に設けてなる。そして、一段目と二段目 における表示板15を段の高さを形成する背面板とする。即ち、載置板17と前 面板18の間に段数に応じて、背面板15a、固定板16a及び載置板17a、 さらに背面板15b、固定板16b及び載置板17bとし、続いて載置板17b に前面板18を連設してなる。
【0026】 そして、商品陳列台として組み立てるときは、前記背面板15と固定板16と を折り重ねた重合部を前記スリット24に挿入固定し、前記背面板15aと固定 板16aとを折り重ねた重合部を前記スリット24aに挿入固定し、さらに、背 面板15bと固定板16bとを折り重ねた重合部を前記スリット24bに挿入固 定することによって段状に組み立てられる(図15参照)。
【0027】 図16及び図17は、載置板17を傾斜させるとともに、載置板17に切り込 みを設け前記切り込みの両端部を連結する折曲部を設けることによって切り込み 内を落とし込んで凹部とした第6の実施形態を示す。即ち、載置板17の略中央 部に三辺を切り込み40を形成することによって打ち抜き自在とし、前記切り込 み40の両端部を折曲部41によって折り曲げ自在とした方形状の折り曲げ片4 2を設けてなる。尚、前記切り込み40の形状は任意に形成することができ、前 記折り曲げ片42の形状を半円形、三角形、五角形等任意の形状となるように形 成することができる。
【0028】 次ぎに、底板19eの両側の折返し片23dに底面を水平面とする凹状の切欠 43を設けて先端部の突出部44にスリット24を形成し、前記凹状切欠43の 底面と平行に折曲部22を形成してなる。このとき、前記折曲部22、22の間 隔は、前記折り曲げ片42が載置するように、折り曲げ片42の幅よりも小さく 形成されている。従って、表示板15と固定板16を折り重ねて重合部分をスリ ット24に挿入固定して商品陳列台として組み立てると、載置板17の表示板1 5側が高くなって前下がりに傾斜する。組み立て後、折り曲げ片42を折曲部4 1から折り曲げて落とし込むと折返し片23dに水平に載置され、載置板17の 中央部に凹部45が形成される。
【0029】 上記凹部45の形成によって、商品の一部を嵌合させることができるから、ズ レ落ちることがなく安定した状態で陳列することができる。尚、前記凹部45に は商品を直接嵌合させて陳列してもよいが、上面が水平面となる別途形成した載 置台を嵌合させ、その載置台の上に商品を陳列してもよい。このとき、前記折り 曲げ片42は折曲部41の部分から切り離して透孔を形成し、前記透孔による凹 部に上面が水平面となる別途形成した載置台を嵌合させ、その載置台の上に商品 を陳列してもよい。
【0030】
【考案の効果】
この考案による商品陳列台は、折返し片を立ち上げた後は、折曲部からほぼ同 一方向に折り曲げてスリット同士を嵌合させるだけで組み立てられるとともに、 組み立て時とは反対にスリット同士の嵌合状態を解除するだけで分解することが できるから、組み立て、分解が容易である。また、組み立て前は1枚の板状体で あるから積み重ねることが可能であり、保管、運搬時に場所を取らず効率的であ るとともに、破損するおそれがない。また、紙基板により形成されるので、従来 の合成樹脂製のような廃棄による環境汚染のおそれはない。また、紙基板である から安価であり、大量生産が可能である。さらに、載置板の載置面は任意の形状 に形成することができるから、陳列する商品の形状に応じて変更することができ る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案にかかる商品陳列台の展開図である。
【図2】折曲部を示す要部拡大断面図である。
【図3】組み立て工程を示す説明のための展開斜視図で
ある。
【図4】同じく組み立て工程を示す説明のための展開側
面図である。
【図5】同じく組み立て工程を示す説明のための要部展
開斜視図である。
【図6】組み立てた状態の商品陳列台の側面図である。
【図7】載置板に商品を嵌合する透孔を設けた商品陳列
台の斜視図である。
【図8】この考案にかかる第2実施形態を示す商品陳列
台の展開図である。
【図9】同じく組み立てた状態の斜視図である。
【図10】この考案にかかる第3実施形態を示す商品陳
列台の要部展開図である。
【図11】同じく組み立てた状態の斜視図である。
【図12】この考案にかかる第4実施形態を示す商品陳
列台の要部展開図である。
【図13】同じく組み立てた状態の斜視図である。
【図14】この考案にかかる第5実施形態を示す商品陳
列台の展開図である。
【図15】同じく組み立てた状態の側面図である。
【図16】この考案にかかる第6実施形態を示す商品陳
列台の展開図である。
【図17】同じく組み立てた状態の斜視図である。
【符号の説明】
10 厚紙基板 11、12、13、13 折曲部 15 表示板 16 固定板 17、17a 載置板 18 前面板 19、19a、19b、19c、19d、19e 底板 20 透孔 20a スリット 21 切り込み 22 折曲部 23、23a、23b、23c、23d 折返し片 24、24a、24b スリット 30 重合部 31 透孔 33 切欠 34 突起 35 折曲部 36 係止部 40 切り込み 41 折曲部 42 折り曲げ片 43 切欠 44 突出部 45 凹部

Claims (16)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 型抜きされた一枚の紙基板から折曲部を
    介して組み立てられる商品陳列台であって、平行に設け
    た折曲部を介して連設される少なくとも固定板と載置板
    と前面板と底板とからなり、底板の対向する側端部には
    前面板との折曲部に近接して切り込みを設け、前記切り
    込みの内端から底板の先端面に達する折曲部を設けて、
    前記切り込みと折曲部により折返し片を形成するととも
    に、前記折返し片には前記固定板を挿入するスリットを
    形成してなることを特徴とする商品陳列台。
  2. 【請求項2】 前記固定板の端縁部には前記折返し片を
    挿入するスリットを設け、前記固定板のスリットと折返
    し片のスリットとを嵌合させることによって組み立てる
    ようにしたことを特徴とする請求項1記載の商品陳列
    台。
  3. 【請求項3】 前記切り込みの内端から底板の先端面に
    達する折曲部を、折曲部同士が底板の先端に向かって徐
    々に間隔が狭まるように形成したことを特徴とする請求
    項1または請求項2記載の商品陳列台。
  4. 【請求項4】 前記切り込みの内端から底板の先端面に
    達する折曲部を、折曲部同士が底板の先端に向かって徐
    々に間隔が広がるように形成したことを特徴とする請求
    項1または請求項2記載の商品陳列台。
  5. 【請求項5】 前記切り込みの内端から底板の先端面に
    達する折曲部を、折曲部同士を平行に形成したことを特
    徴とする請求項1または請求項2記載の商品陳列台。
  6. 【請求項6】 前記切り込みの内端から底板の先端面に
    達する折曲部を、折曲部同士が底板の先端に向かって徐
    々に間隔が狭まり、前記折返し片は前記折曲部に沿って
    同一幅に形成したことを特徴とする請求項1または請求
    項2記載の商品陳列台。
  7. 【請求項7】 前記切り込みの内端から底板の先端面に
    達する折曲部を、折曲部同士が平行である一方、前記折
    返し片は底板の先端に向かって狭幅に形成したことを特
    徴とする請求項1または請求項2記載の商品陳列台。
  8. 【請求項8】 前記切り込みの内端から底板の先端面に
    達する折曲部を、折曲部同士が平行である一方、前記折
    返し片は底板の先端に向かって広幅に形成されているこ
    とを特徴とする請求項1または請求項2記載の商品陳列
    台。
  9. 【請求項9】 前記切り込みの内端から底板の先端面に
    達する折曲部を、折曲部同士が平行である一方、前記折
    返し片の切り込み側に略V字状切欠を設けることによっ
    て突起を形成し、前記切欠の底部から底板の先端に向か
    って広幅に形成し、載置板の前面板側を折曲部を介して
    係止部としたことを特徴とする請求項1または請求項2
    記載の商品陳列台。
  10. 【請求項10】 前記載置板の中央部に切り込みと折曲
    部によって折り曲げ片を設け、底板には、底板の両側に
    凹状の切欠を設けて先端部の突出部にスリットを形成
    し、前記切り込みの内端から底板の先端面に達する折曲
    部を、折曲部同士を平行に形成したことを特徴とする請
    求項1または請求項2記載の商品陳列台。
  11. 【請求項11】 前記底板の両側面を段状に形成すると
    ともに、段部の位置にもそれぞれスリットを形成し、前
    記切り込みの内端から底板の先端面に達する折曲部を、
    折曲部同士を平行に形成し、前記載置板と前面板との間
    に段数に応じて、背面板、固定板及び載置板を配設し、
    組み立てたとき載置板が複数の段状に形成されるように
    したことを特徴とする請求項1または請求項2記載の商
    品陳列台。
  12. 【請求項12】 前記固定板には折曲部を介して表示板
    を連設し、前記固定板と表示板には折曲部を挟んで透孔
    が設けられており、前記透孔は折曲部を介して表示板と
    固定板とを折り曲げて重ね合わせたとき、半分に折られ
    てスリットを形成し、前記透孔により形成されたスリッ
    トと底板の折返し片のスリットとを嵌合させることによ
    って組み立てるようにしたことを特徴とする請求項1か
    ら請求項11のいずれか1項に記載の商品陳列台。
  13. 【請求項13】 前記底板の折返し片のスリットは、紙
    基板の側面に対して斜めに形成したことを特徴とする請
    求項12に記載の商品陳列台。
  14. 【請求項14】 前記底板の折返し片のスリットは、底
    板の折曲部に対して斜めに形成するとともに、前記載置
    板には商品の一部を嵌合する透孔を設けたことを特徴と
    する請求項1から請求項9、請求項11及び請求項12
    のいずれか1項に記載の商品陳列台。
  15. 【請求項15】 前記紙基板は厚紙によって形成され、
    前記少なくとも固定板と載置板と前面板と底板とを連設
    する折曲部を略V字状に切り込まれたヒンジとしたこと
    を特徴とする請求項1から請求項14のいずれか1項に
    記載の商品陳列台。
  16. 【請求項16】 前記紙基板は厚紙によって形成され、
    前記少なくとも前面板と底板とを連設する折曲部を略W
    字状に切り込まれたダブルヒンジとしたことを特徴とす
    る請求項1から請求項14のいずれか1項に記載の商品
    陳列台。
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