JP2003154916A - エアバッグドアの開放構造 - Google Patents

エアバッグドアの開放構造

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JP2003154916A
JP2003154916A JP2001355087A JP2001355087A JP2003154916A JP 2003154916 A JP2003154916 A JP 2003154916A JP 2001355087 A JP2001355087 A JP 2001355087A JP 2001355087 A JP2001355087 A JP 2001355087A JP 2003154916 A JP2003154916 A JP 2003154916A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 エアバッグドアおよび可動パネルが開放する
際に破損するのを防止する。 【解決手段】 ドアパネル22および可動パネル28の
接合面に、少なくともヒンジ部18,30と隣接する部
位に所要幅に亘って設けることで両者が相互に剥離可能
な非接合領域34と、この非接合領域34以外の部位に
設けられて両者が剥離不能となる接合領域36とを画成
する。接合領域36で相互に接合されたドアパネル22
および可動パネル28がヒンジ部18,30を中心とし
て一体的に開放するに際し、非接合領域34では両者が
適宜剥離するのが許容されるので、ドアパネル22およ
び可動パネル28が該ヒンジ部18,30の近傍で破損
するのを防止し得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、エアバッグドア
の開放構造に関し、更に詳細には、車両内装部材の基材
に設けられる合成樹脂製のドアパネルと、このドアパネ
ルの裏面に可動パネルを接合した合成樹脂製のインサー
ト部材とからなり、エアバッグ装置の作動時に、前記ド
アパネルおよび可動パネルが夫々のヒンジ部を中心とし
て一体的に開放するエアバッグドアの開放構造に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】近年に至り、殆どの乗用車では、衝突事
故等による衝撃から乗員を保護するために、運転席乗員
用のエアバッグ装置および助手席乗員用のエアバッグ装
置が標準的に装備されている。運転席乗員用のエアバッ
グ装置は、一般的にステアリング中央のホーンパッド部
に装備され、また助手席乗員用のエアバッグ装置は、例
えば図10に示す如く、車両乗員室の前方に組付けた車
両内装部材としてのインストルメントパネル10の内側
に格納された状態で装備されている。このため前記イン
ストルメントパネル10のパネル基材12には、前記エ
アバッグ装置40に対応した部位に、当該エアバッグ装
置40の作動時に膨張するエアバッグ42の押圧力を受
けると乗員室側へ開放するエアバッグドア20が設けら
れている。なお図10では、2枚のドアパネル22,2
2からなる両開き式のエアバッグドアを例示している。
【0003】前記エアバッグドア20は、エアバッグ装
置40に整合するパネル基材12の所要位置に一体的に
形成され、常には該基材12の一部としてその意匠面を
構成するものが主流となっている(「インビジブルタイ
プ」という)。このようなエアバッグドア20は、パネル
基材12の裏面において該ドアパネル22,22の外縁
ラインに沿って開裂予定線16およびヒンジ部18を延
設することで形成されるもので、エアバッグ42の押圧
力が裏面に加わった際に先ず該開裂予定線16が破断
し、次いで前記ヒンジ部18を中心として各ドアパネル
22,22が前記パネル基材12から開放するようにな
っている。
【0004】ここで前記パネル基材12は、例えばPP
(ポリプロピレン)やASG等の比較的硬質の合成樹脂材
料から形成されて適度の剛性を有しているものの、殊に
低温時にエアバッグ42の強大な押圧力が加わるとその
衝撃で破損するおそれがある。このため、パネル基材1
2とは別体に形成したインサート部材24を、エアバッ
グ装置40に連結支持させると共にエアバッグドア20
の裏面に固定することで、該エアバッグドア20および
その周辺部位の破損防止および飛散防止等を図る対策が
講じられている。前記インサート部材24は、例えばT
PO(オレフィン系の熱可塑性エラストマー)等から成形
され、前記エアバッグ装置40に係止保持される筒状の
固定ブラケット26と、該固定ブラケット26に対して
ヒンジ部30で接合され、前記各ドアパネル22,22
の裏面に対応的に固定されてる可動パネル28,28と
から構成され、これら固定ブラケット26および可動ブ
ラケット28,28を一体的に形成した合成樹脂成形部
材とされている。このようなインサート部材24は、例
えば既知の振動溶着法に基いて前記可動パネル28,2
8を対応のドアパネル22,22の裏面に溶着固定され
ている(図11)。
【0005】このように、パネル基材12に設けられる
合成樹脂製のドアパネル22,22と、このドアパネル
22,22の裏面に溶着接合した合成樹脂製のインサー
ト部材24における可動パネル28,28とからなるエ
アバッグドア20では、前記エアバッグ装置40の作動
時に膨張するエアバッグ42の押圧により、前述した如
く、ドアパネル22,22および可動パネル28,28が
夫々の端縁部に設けた前記ヒンジ部18,30を中心と
して一体的に開放するようになっている(図11)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前述した従
来のエアバッグドア20では、ドアパネル22および可
動パネル28が相互の接合面で全面的に溶着して接合さ
れているため、両者22,28が夫々のヒンジ部18,3
0を中心として一体的に開放する際に、次のような不都
合が発生することがあった。すなわち図12に示すよう
に、開放方向内側に位置するドアパネル22では、前記
ヒンジ部18の隣接部位が該パネル22の開放変位に従
って圧縮的に変形するようになるが(図中、矢印A方
向)、開放方向外側に位置する可動パネル28では、前
記ヒンジ部30の隣接部位がパネル28の開放変位に従
って逆に伸張的に変形するようになる(図中、矢印B方
向)。
【0007】しかしながら前述した如く、ドアパネル2
2および可動パネル28が、ヒンジ部18,30の隣接
部位を含む接合面の全面で溶着接合されているため、両
者22,28のヒンジ部18,30の隣接部位では変形の
自由度が殆どなく、開放時には夫々に大きな応力が加わ
ってしまう。殊に前記可動パネル28では、柔軟性のあ
るTPO材から形成されているとしても全体的な伸張変
形が全く規制された状態にあるから、前記ヒンジ部30
の形成部位のみが集中的に伸張変形するようになり、場
合によってはこの部位に亀裂が生ずるおそれがあった。
従って、前記ヒンジ部30に亀裂が生じた際には、エア
バッグ42の押圧により前記可動パネル28が固定ブラ
ケット26から分離してしまい、対応のドアパネル22
を支持できなくなって該ドアパネル22と共に飛散して
しまうことも危惧される。
【0008】
【発明の目的】本発明は、前述した課題を好適に解決す
るべく提案されたもので、エアバッグドアおよび可動パ
ネルの接合面に、相互に剥離不能となる接合領域および
相互に剥離可能な非接合領域を画成することで、これら
エアバッグドアおよび可動パネルが開放時に破損するの
を防止し得るよう構成したエアバッグドアの開放構造を
提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決して、所
期の目的を達成するため本発明は、車両内装部材の基材
に設けられる合成樹脂製のドアパネルと、このドアパネ
ルの裏面に可動パネルを接合した合成樹脂製のインサー
ト部材とからなり、エアバッグ装置の作動時に、前記ド
アパネルおよび可動パネルが夫々のヒンジ部を中心とし
て一体的に開放するドアパネルの開放構造において、前
記ドアパネルおよび可動パネルの接合面に、少なくとも
前記ヒンジ部と隣接する部位に所要幅に亘って設けるこ
とで両者が相互に剥離可能な非接合領域と、この非接合
領域以外の部位に設けられて両者が剥離不能となる接合
領域とを画成し、前記接合領域で相互に接合された前記
ドアパネルおよび可動パネルが前記ヒンジ部を中心とし
て一体的に開放するに際し、前記非接合領域では適宜剥
離するのを許容することで、これらドアパネルおよび可
動パネルが該ヒンジ部で破損するのを防止し得るよう構
成したことを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】次に、本発明に係るエアバッグド
アの開放構造につき、好適な実施例を挙げて、添付図面
を参照しながら以下説明する。なお後述する各実施例で
は、図10に示した車両内装部材としてのインストルメ
ントパネル10に設けた両開き式のエアバッグドア20
をもとに説明する。従って、図10〜図12を引用して
説明した従来技術の項で既出の部材や部位と同一部材・
部位に関しては、同一の符号で指示することとする。な
お図示のインストルメントパネル10は、ポリプロピレ
ン(PP)等から所要形状に形成された合成樹脂製のパネ
ル基材12と、このパネル基材12の外面に被着された
表皮材14とからなる2層タイプとされている。
【0011】
【第1実施例】図1は、本発明の第1実施例に係るエア
バッグドアの開放構造を、ドアパネルおよび可動パネル
が一体的に開放している状態で示すインストルメントパ
ネルの要部断面図である。前記インストルメントパネル
10のパネル基材12に設けた第1実施例のエアバッグ
ドア20は、該パネル基材12の裏面におけるエアバッ
グ装置40に対応した部位に、中央開裂予定線および側
縁開裂予定線からなる略「H」字形の開裂予定線16を延
設すると共に、夫々の側縁開裂予定線の端部間にヒンジ
部18,18を形成することで、パネル基材12に一体
的に形成されて常には該基材12の一部を構成する2枚
のドアパネル22,22を有している。そして各ドアパ
ネル22,22は、前記開裂予定線16が破断すること
で相互に分離すると共にパネル基材12から適宜分離
し、夫々の端縁に沿って形成した前記ヒンジ部18を中
心とした開放が許容される。ここで開裂予定線16は、
ドアパネル22,22の外縁ラインに沿ってパネル基材
12の裏面に凹設した凹溝であって、該ドアパネル2
2,22やパネル基材12の一般部位よりも薄肉とする
ことで破断し易く設定したものである。また前記ヒンジ
部18も、ドアパネル22,22の外縁ラインに沿って
パネル基材12の裏面に凹設した溝であって、該ドアパ
ネル22,22やパネル基材12の一般部位よりも薄肉
とすることで屈曲し易く設定したものである。
【0012】前記エアバッグドア20の裏面に固定され
るインサート部材24は、2枚のドアパネル22,22
からなる両開き式のエアバッグドア20に対応するよう
形成された合成樹脂(TPO等)製の一体成形部材であ
り、前記開裂予定線16における外縁開裂予定線16お
よびヒンジ部18に整合する矩形枠状の固定ブラケット
26と、この固定ブラケット26の開口部内側に対向的
に形成された可動パネル28,28とから構成されてい
る。そして夫々の可動パネル28,28は、ヒンジ部3
0で固定ブラケット26に屈曲可能に連結されていると
共に、夫々の境界ラインに沿って形成したスリット32
により相互に分離している。なおインサート部材24
は、前述したようにTPO(オレフィン系の熱可塑性エ
ラストマー)から形成されているので、適宜の柔軟性を
有していて伸張的な変形および屈曲的な変形が可能であ
ると共にエアバッグ42の押圧力を受けても破損し難く
なっている。このようなインサート部材24は、エアバ
ッグドア20の各ドアパネル22,22の裏面に前記夫
々の可動パネル28,28が接合され、また前記エアバ
ッグ装置40のケース体に前記固定ブラケット26が係
止保持される。
【0013】ここで、第1実施例に係るエアバッグドア
の開放構造では、図1および図2に示す如く、前記エア
バッグドア20の各ドアパネル22,22および前記可
動パネル28,28の接合面に、少なくとも前記ヒンジ
部18,30と隣接する部位に所要幅に亘って設けるこ
とで両者22,28が相互に剥離可能な非接合領域34
と、この非接合領域34以外の部位に設けられて両者2
2,28が剥離不能となる接合領域36とを画成してあ
る。具体的には、前記インサート部材24の各可動パネ
ル28,28における前記非接合領域34に対応する部
位に、前記ドアパネル22,22との相溶性が低いまた
は相溶性がない剥離シート材44を設けてあり、前記接
合領域36で相互に接合されたドアパネル22,22お
よび可動パネル28,28が該非接合領域34では適宜
剥離するのを許容し得るようになっている。ここで前記
剥離シート材44としては、例えば金属フィルム、フッ
素加工シート、アクリルシート、または離型剤を塗布し
たシート等が採用可能であり、インサート部材24をイ
ンジェクション成形するに際して前記部位に同時装着さ
れる。
【0014】このように、前記ヒンジ部30に隣接する
部位に剥離シート材44を装着した前記インサート部材
24は、図3に示すように、基材成形型46にセットし
たもとで前記パネル基材12をインサート成形すること
で、夫々の可動パネル28,28がパネル基材12の一
部をなすエアバッグドア20における各ドアパネル2
2,22の裏面に接合される。但し、前記剥離シート材
44を装着した部位はドアパネル22,22の裏面に接
着されず、該剥離シート材44が位置する部位が非接合
領域34として剥離可能となっている。これにより、第
1実施例のエアバッグドア20におけるドアパネル2
2,22および可動パネル28,28は、接合領域36で
は相互に剥離不要となっていると共に非接合領域34で
は相互に剥離可能となっている。
【0015】このように構成された第1実施例に係るエ
アバッグドア20では、前記エアバッグ装置40の作動
によりエアバッグ42の押圧力が加わって前記開裂予定
線16が破断すると、前記接合領域36で相互に接合さ
れた前記ドアパネル22,22および可動パネル28,2
8が、夫々のヒンジ部18,30を中心として一体的に
開放するようになる(図1)。このとき、ドアパネル2
2,22および可動パネル28,28は、前述した如く、
夫々のヒンジ部18,30に隣接した部位に画成した非
接合領域34において夫々が剥離し得るようになってい
るので、少なくともこの非接合領域34に対応する部位
では、可動パネル28がドアパネル22の変形を規制し
ないと共にドアパネル22も可動パネル28の変形を規
制することがなく、ヒンジ部18,30での変形の自由
度が高められる。すなわち、開放方向内側に位置するド
アパネル22,22では、前記ヒンジ部18の隣接部位
が該パネル22の開放変位に従って圧縮的に変形するよ
うになり(図中、矢印A方向)、開放方向外側に位置する
可動パネル28,28では、前記ヒンジ部30の隣接部
位がパネル28の開放変位に従って逆に伸張的に変形す
るようになるが(図中、矢印B方向)、両者22,28が
前記非接合領域34で分離(剥離)しているので夫々の圧
縮的変形および伸張的変形が全く規制されない。
【0016】殊に可動パネル28では、ヒンジ部30の
近傍が伸張的に変形するとしても、少なくとも非接合領
域34に対応した所要幅の部位が全体的に伸張して応力
を吸収するようになるから、このヒンジ部30での急激
な変形が回避されて該ヒンジ部30に亀裂が生ずること
がなく、従って当該可動パネル28が固定ブラケット2
6から分離したり飛散することが好適に防止される。但
し図1では、説明および理解の便宜を図るために、非接
合領域34におけるドアパネル22および可動パネル2
8の剥離状態を誇大して図示しているが、実際には殆ど
密着状態となっている。
【0017】(第1実施例の変更例)前記第1実施例に係
るエアバッグドアの開放構造では、前記インサート部材
24の各可動パネル28,28における前記非接合領域
34に対応する部位に、前記エアバッグドア20の対応
のドアパネル22,22との相溶性が低いまたは相溶性
がない剥離シート材44を設け、相互に溶着接合したド
アパネル22,22および可動パネル28,28が前記非
接合領域34で剥離可能としたが、前記剥離シート材4
4はエアバッグドア20のドアパネル22,22の裏面
に設けるようにしてもよい。すなわち図4に示すよう
に、前記エアバッグドア20の各ドアパネル22,22
における前記非接合領域34に対応する部位に、前記イ
ンサート部材24の可動パネル28,28との相溶性が
低いまたは相溶性がない剥離シート材44を設けても、
相互に接合したドアパネル22,22および可動パネル
28,28が前記非接合領域34では適宜剥離するのが
許容され、可動パネル28がドアパネル22の変形を規
制しないと共にドアパネル22が可動パネル28の変形
を規制することがなく、ヒンジ部18,30での変形の
自由度が高められる。なお前記剥離シート材44は、成
形型の型面に予めセットしたもとで前記パネル基材12
をインジェクション成形することで、前記ドアパネル2
2,22の非接合領域34に対応する部位へ設けること
が可能である。
【0018】
【第2実施例】図5は、本発明の第2実施例に係るエア
バッグドアの開放構造を、ドアパネルおよび可動パネル
が一体的に開放している状態で示すインストルメントパ
ネルの要部断面図である。なおインストルメントパネル
10およびエアバッグドア20の各ドアパネル22,2
2の構成は、前記第1実施例と基本的に同一であるから
同一の符号を付して説明は省略し、相異する点について
のみ説明する。
【0019】第2実施例に係るエアバッグドアの開放構
造でも、エアバッグドア20のドアパネル22,22お
よび前記可動パネル28,28の接合面に、少なくとも
前記ヒンジ部18,30と隣接する部位に所要幅に亘っ
て設けることで両者22,28が相互に剥離可能な非接
合領域34と、この非接合領域34以外の部位に設けら
れて両者22,28が剥離不能となる接合領域36とを
画成してある。そして前記非接合領域34を画成する方
法として、エアバッグドア20を設けたパネル基材12
およびインサート部材24を別々に成形し、該エアバッ
グドア20の裏面に対してインサート部材24を振動溶
着法に基いて接合することを前提としたもとで、振動溶
着工程に際して使用される溶着治具48に改良を施した
ものである。すなわち溶着治具48は、図7に示す如
く、少なくとも前記非接合領域34に対応する部位には
接触しない当接面50を有しており、当該溶着治具48
を使用したもとで振動溶着を行なった際には、図6に示
すように、ドアパネル22,22および可動パネル28,
28は前記非接合領域34に対応した部位が溶着されな
い。これにより、第2実施例のエアバッグドア20にお
けるドアパネル22,22および可動パネル28,28
は、接合領域36では相互に剥離不要となっていると共
に非接合領域34では相互に剥離可能となっている。
【0020】このように構成された第2実施例に係るエ
アバッグドア20では、前記エアバッグ装置40の作動
によりエアバッグ42の押圧力が加わって前記開裂予定
線16が破断すると、前記接合領域36で相互に接合さ
れた前記ドアパネル22,22および可動パネル28,2
8が、夫々のヒンジ部18,30を中心として一体的に
開放するようになる(図5)。このとき、ドアパネル2
2,22および可動パネル28,28は、前述した如く、
夫々のヒンジ部18,30に隣接した部位に画成した非
接合領域34において夫々が剥離し得るようになってい
るので、少なくともこの非接合領域34に対応する部位
では、可動パネル28がドアパネル22の変形を規制し
ないと共にドアパネル22が可動パネル28の変形を規
制することがなく、ヒンジ部18,30での変形の自由
度が高められる。すなわち、開放方向内側に位置するド
アパネル22,22では、前記ヒンジ部18の隣接部位
が該パネル22の開放変位に従って圧縮的に変形するよ
うになり(図中、矢印A方向)、開放方向外側に位置する
可動パネル28,28では、前記ヒンジ部30の隣接部
位がパネル28の開放変位に従って逆に伸張的に変形す
るようになるが(図中、矢印B方向)、両者22,28が
非接合領域34で分離(剥離)しているので夫々の圧縮的
変形および伸張的変形が全く規制されない。
【0021】殊に可動パネル28では、ヒンジ部30の
近傍が伸張的に変形するとしても、少なくとも非接合領
域34に対応した所要幅の部位が全体的に伸張して応力
を吸収するようになるから、このヒンジ部30での急激
な変形が回避されて該ヒンジ部30に亀裂が生ずること
がなく、従って当該可動パネル28が固定ブラケット2
6から分離したり飛散することが好適に防止される。但
し図5では、説明および理解の便宜を図るために、非接
合領域34におけるドアパネル22および可動パネル2
8の剥離状態を誇大して図示しているが、実際には殆ど
密着状態となっている。
【0022】
【第3実施例】図8は、本願発明の第3実施例に係るエ
アバッグドアの開放構造を、ドアパネルおよび可動パネ
ルが一体的に開放している状態で示すインストルメント
パネルの要部断面図である。なおインストルメントパネ
ル10およびエアバッグドア20の各ドアパネル22,
22の構成は、前記第1実施例および第2実施例と基本
的に同一であるから同一の符号を付して説明は省略し、
相異する点についてのみ説明する。
【0023】第3実施例に係るエアバッグドアの開放構
造でも、エアバッグドア20のドアパネル22,22お
よび前記可動パネル28,28の接合面に、少なくとも
前記ヒンジ部18,30と隣接する部位に所要幅に亘っ
て設けることで両者22,28が相互に剥離可能な非接
合領域34と、この非接合領域34以外の部位に設けら
れて両者22,28が剥離不能となる接合領域36とを
画成してある。そして前記非接合領域34を画成する方
法として、エアバッグドア20を設けたパネル基材12
およびインサート部材24を別々に成形し、該エアバッ
グドア20の裏面に対してインサート部材24を振動溶
着法に基いて接合することを前提としたもとで、ドアパ
ネル22,22に対する可動パネル28,28の接合面の
形状を変更したものである。すなわち夫々の可動パネル
28,28における接合面には、図9(a)に示す如く、
少なくとも前記非接合領域34に対応する部位にドアパ
ネル22に接触しない非接触面52を形成してあり(実
施例では、接合面に設けた凸部54の配設間隔を非接合
領域34において大きくすることで、この部位を非接触
面52としている)、溶着治具56を使用したもとで振
動溶着を行なった際には、図9(b)に示すように、ドア
パネル22,22および可動パネル28,28は前記非接
合領域34に対応した部位が溶着されなくなる。これに
より、第3実施例のエアバッグドア20におけるドアパ
ネル22,22および可動パネル28,28は、接合領域
36では相互に剥離不要となっていると共に非接合領域
34では相互に剥離可能となっている。
【0024】なお、接合面に前記夫々の凸部54を有さ
ない可動パネル28の場合は、前記非接合領域34に対
応した部位を凹状に形成することにより、この部位が非
接触面52としてドアパネル22に接触しないようにす
ることが可能である。また前記非接触面52は、ドアパ
ネル22,22の接合面における前記非接合領域34に
対応する部位に形成するようにしてもよい。
【0025】このように構成された第3実施例に係るエ
アバッグドア20では、前記エアバッグ装置40の作動
によりエアバッグ42の押圧力が加わって前記開裂予定
線16が破断すると、前記接合領域36で相互に接合さ
れた前記ドアパネル22,22および可動パネル28,2
8が、夫々のヒンジ部18,30を中心として一体的に
開放するようになる(図8)。このとき、ドアパネル2
2,22および可動パネル28,28は、前述した如く、
夫々のヒンジ部18,30に隣接した部位に画成した非
接合領域34において夫々が剥離し得るようになってい
るので、少なくともこの非接合領域34に対応する部位
では、可動パネル28がドアパネル22の変形を規制し
ないと共にドアパネル22が可動パネル28の変形を規
制することがなく、ヒンジ部18,30での変形の自由
度が高められる。すなわち、開放方向内側に位置するド
アパネル22,22では、前記ヒンジ部18の隣接部位
が該パネル22の開放変位に従って圧縮的に変形するよ
うになり(図中、矢印A方向)、開放方向外側に位置する
可動パネル28,28では、前記ヒンジ部30の隣接部
位がパネル28の開放変位に従って逆に伸張的に変形す
るようになるが(図中、矢印B方向)、両者22,28が
前記非接合領域34で分離しているので夫々の圧縮的変
形および伸張的変形が全く規制されない。
【0026】殊に可動パネル28では、ヒンジ部30の
近傍が伸張的に変形するとしても、少なくとも非接合領
域34に対応した所要幅の部位が全体的に伸張して応力
を吸収するようになるから、このヒンジ部30での急激
な変形が回避されて該ヒンジ部30に亀裂が生ずること
がなく、従って当該可動パネル28が固定ブラケット2
6から分離したり飛散することが好適に防止される。但
し図8では、説明および理解の便宜を図るために、非接
合領域34においてドアパネル22および可動パネル2
8の剥離状態を誇大して図示しているが、実際には殆ど
密着状態となっている。
【0027】なお前記各実施例における非接合領域34
の形成幅(形成長)は、前記エアバッグ42の押圧により
ドアパネル22および可動パネル28が一体的に開放す
るに際し、両者22,28が分離しない範囲で設定され
るものである。例えば、前記非接合領域34の形成幅を
大きく設定すれば、ドアパネル22および可動パネル2
8の変形自由度を更に高めることが可能となるが、接合
領域36が相対的に狭くなるので両者22,28の接合
強度が低くなる。
【0028】前記各実施例では、2層タイプのインスト
ルメントパネル10に設けたエアバッグドア20を例示
したが、本願の開放構造は、パネル基材12のみから構
成された単層タイプのインストルメントパネルに設けた
エアバッグドアや、パネル基材12、表皮材14および
クッション材から構成された3層タイプのインストルメ
ントパネルに設けたエアバッグドア等にも採用可能であ
る。
【0029】更に本願のエアバッグドアの開放構造は、
前記各実施例に例示した2枚のドアパネル22,22か
らなる両開き式のものに限定されるものではなく、1枚
のドアパネルからなる片開き式のエアバッグドアや、4
枚のドアパネルからなる4方開き式のエアバッグドアも
対象とされる。
【0030】更にまた本願のエアバッグドアの開放構造
は、インストルメントパネル10に設けたエアバッグド
アに限定されるものではなく、例えばドアトリムに設け
たサイドエアバッグ用のエアバッグドアや、ピラーガー
ニッシュに設けたカーテンエアバッグ用のエアバッグド
ア等も対象とされる。
【0031】
【発明の効果】以上説明した如く、本発明に係るエアバ
ッグドアの開放構造によれば、ドアパネルおよび可動パ
ネルの接合面に、少なくとも夫々のヒンジ部と隣接する
部位に所要幅に亘って設けることで両者が相互に剥離可
能な非接合領域と、この非接合領域以外の部位に設けら
れて両者が剥離不能となる接合領域とを画成したことに
より、接合領域で相互に接合されたドアパネルおよび可
動パネルがヒンジ部を中心として一体的に開放する際
し、非接合領域で適宜剥離するのが許容される。これに
より開放時に、ドアパネルが可動パネルの変形を規制す
ることがなく、また可動パネルがドアパネルの変形を規
制することもないから、これらドアパネルおよび可動パ
ネルが前記ヒンジ部で破損するのを好適に防止し得る有
益な効果を奏する。なお、ドアパネルと可動パネルとの
接合面に前記非接合領域を設けるには、両者の接合面に
おける前記非接合領域に対応する部位に剥離シート材を
設ける方法や、両部材を振動溶着法に基いて接合するに
際して該非接合領域に対応した部位が溶着されないよう
にする方法、等が実施可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係るエアバッグドアの開
放構造を、ドアパネルおよび可動パネルが一体的に開放
している状態で示すインストルメントパネルの要部断面
図である。
【図2】ドアパネルおよび可動パネルの接合面が、剥離
シート材により両者が剥離可能な非接合領域と、両者が
剥離不能となる接合領域とに画成されていることを示す
エアバッグドアの断面図である。
【図3】所要位置に剥離シート材を設けて予備成形され
たインサート部材および表皮材をセットしたもとで、パ
ネル基材およびエアバッグドアをインサート成形する状
態を示す断面図である。
【図4】第1実施例の変形例に係るエアバッグドアの開
放構造を、ドアパネルおよび可動パネルが一体的に開放
している状態で示すインストルメントパネルの要部断面
図である。
【図5】本発明の第2実施例に係るエアバッグドアの開
放構造を、ドアパネルおよび可動パネルが一体的に開放
している状態で示すインストルメントパネルの要部断面
図である。
【図6】ドアパネルおよび可動パネルの接合面が、両者
が剥離可能な非接合領域と両者が剥離不能となる接合領
域とに画成されていることを示すエアバッグドアの断面
図である。
【図7】ドアパネルと可動パネルとを振動溶着法により
接合する状態を示す断面図であって、非接合領域に対応
する部位には接触しない当接面を有した溶着治具を使用
することで、両者の接合面に接合領域および非接合領域
を画成することを示している。
【図8】本発明の第3実施例に係るエアバッグドアの開
放構造を、ドアパネルおよび可動パネルが一体的に開放
している状態で示すインストルメントパネルの要部断面
図である。
【図9】ドアパネルと可動パネルとを振動溶着法により
接合する状態を示す断面図であって、(a)は、可動パネ
ルにおける非接合領域に対応する部位に非接触面を形成
することで、両者の接合面に接合領域および非接合領域
を画成することを示し、(b)は、振動溶着法により両者
の接合面に接合領域および非接合領域を画成した状態を
示している。
【図10】パネル基材に設けたエアバッグドアを示すイ
ンストルメントパネルの側断面図である。
【図11】図10に示したエアバッグドアを示す断面図
であって、2枚のドアパネルと該ドアパネルの裏面に接
合されるインサート部材の可動パネルが、エアバッグ装
置の作動時に一体的に開放するようになることを示して
いる。
【図12】ドアパネルおよび可動パネルが全面的に接合
されていることで可動パネルの伸張的な変形が規制さ
れ、これにより該可動パネルにおけるヒンジ部に応力が
集中して該ヒンジ部に亀裂が生じた状態を示す断面図で
ある。
【符号の説明】
12 パネル基材(基材), 18 ヒンジ部
(ドアパネルの) 22 ドアパネル, 24 インサート
部材 28 可動パネル, 30 ヒンジ部
(可動パネルの) 34 非接合領域, 36 接合領域 40 エアバッグ装置, 44 剥離シート
材 48 溶着治具, 50 当接面 52 非接触面

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両内装部材の基材(12)に設けられる合
    成樹脂製のドアパネル(22)と、このドアパネル(22)の裏
    面に可動パネル(28)を接合した合成樹脂製のインサート
    部材(24)とからなり、エアバッグ装置(40)の作動時に、
    前記ドアパネル(22)および可動パネル(28)が夫々のヒン
    ジ部(18,30)を中心として一体的に開放するエアバッグ
    ドアの開放構造において、 前記ドアパネル(22)および可動パネル(28)の接合面に、
    少なくとも前記ヒンジ部(18,30)と隣接する部位に所要
    幅に亘って設けることで両者が相互に剥離可能な非接合
    領域(34)と、この非接合領域(34)以外の部位に設けられ
    て両者が剥離不能となる接合領域(36)とを画成し、 前記接合領域(36)で相互に接合された前記ドアパネル(2
    2)および可動パネル(28)が前記ヒンジ部(18,30)を中心
    として一体的に開放するに際し、前記非接合領域(34)で
    は適宜剥離するのを許容することで、これらドアパネル
    (22)および可動パネル(28)が該ヒンジ部(18,30)で破損
    するのを防止し得るよう構成したことを特徴とするエア
    バッグドアの開放構造。
  2. 【請求項2】 前記インサート部材(24)の可動パネル(2
    8)における前記非接合領域(34)に対応する部位に、前記
    ドアパネル(22)との相溶性が低いまたは相溶性がない剥
    離シート材(44)を設け、前記接合領域(36)で相互に接合
    されたドアパネル(22)および可動パネル(28)が、該非接
    合領域(34)で適宜剥離するのを許容し得るようになって
    いる請求項1記載のエアバッグドアの開放構造。
  3. 【請求項3】 前記ドアパネル(22)における前記非接合
    領域(34)に対応する部位に、前記インサート部材(24)と
    の相溶性が低いまたは相溶性がない剥離シート材(44)を
    設け、前記接合領域(36)で相互に接合されたドアパネル
    (22)および可動パネル(28)が、該非接合領域(34)で適宜
    剥離するのを許容し得るようになっている請求項1記載
    のエアバッグドアの開放構造。
  4. 【請求項4】 前記ドアパネル(22)の裏面に前記インサ
    ート部材(24)の可動パネル(28)を振動溶着法に基いて接
    合するに際し、少なくとも前記非接合領域(34)に対応す
    る部位には接触しない当接面(50)を有する溶着治具(48)
    を使用することで、前記接合領域(36)で相互に接合され
    たドアパネル(22)および可動パネル(28)が、該非接合領
    域(34)で適宜剥離するのを許容し得るようになっている
    請求項1記載のエアバッグドアの開放構造。
  5. 【請求項5】 前記ドアパネル(22)の裏面に前記インサ
    ート部材(24)の可動パネル(28)を振動溶着法に基いて接
    合するに際し、少なくとも前記非接合領域(34)に対応す
    る部位では両者が接触しない非接触面(52)を該ドアパネ
    ル(22)またはインサート部材(24)の何れかに形成してお
    くことで、前記接合領域(36)で相互に接合されたドアパ
    ネル(22)および可動パネル(28)が、該非接合領域(34)で
    適宜剥離するのを許容し得るようになっている請求項1
    記載のエアバッグドアの開放構造。
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