JP2003154645A - インクジェットプリンタの双方向印刷の色補正を行うシステム - Google Patents

インクジェットプリンタの双方向印刷の色補正を行うシステム

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JP2003154645A
JP2003154645A JP2002261501A JP2002261501A JP2003154645A JP 2003154645 A JP2003154645 A JP 2003154645A JP 2002261501 A JP2002261501 A JP 2002261501A JP 2002261501 A JP2002261501 A JP 2002261501A JP 2003154645 A JP2003154645 A JP 2003154645A
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data
printhead
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mapping
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Josep-Maria Serra
ジョセップ−マリア・セラ
Antoni Murcia
アントニ・ムルシア
Ramon Borrell
ラモン・ボレル
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    • B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J5/00—Devices or arrangements for controlling character selection
    • B41J5/30—Character or syllable selection controlled by recorded information
    • B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J19/00—Character- or line-spacing mechanisms
    • B41J19/14—Character- or line-spacing mechanisms with means for effecting line or character spacing in either direction
    • B41J19/142—Character- or line-spacing mechanisms with means for effecting line or character spacing in either direction with a reciprocating print head printing in both directions across the paper width
    • B41J19/147—Colour shift prevention
    • H—ELECTRICITY
    • H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00—Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
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    • H04N1/56—Processing of colour picture signals
    • H04N1/60—Colour correction or control
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    • H04N1/6022—Generating a fourth subtractive colour signal, e.g. under colour removal, black masking
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Abstract

(57)【要約】 【課題】インクジェットプリンタの印刷時にプリントヘ
ッドの移動方向に応じてピクセルの様相が異なる色調変
化を補正する。 【解決手段】本発明に係る印刷システムは、プリントヘ
ッドが第１の方向に移動するときに出力されるデータを
マッピングする第１のカラーマップと、前記プリントヘ
ッドが第２の方向に移動するときに出力されるデータを
マッピングする第２のカラーマップとを備える。つま
り、各ピクセル位置に対応する印刷出力に関連する出力
データは、そのピクセルが印刷されるときのプリントヘ
ッドの移動する方向（すなわち、左から右、または右か
ら左）に基づいている。したがって、プリントヘッドの
方向および異なるインク色が媒体に塗着される順序を反
映して、印刷出力をマッピングすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、カラーデータを変
更して、色調変化（hue shift）、すなわち左から右ま
たは右から左へのカラープリントヘッドの移動の結果生
じる印刷出力間の差を補正するシステムおよび方法に関
する。
【０００２】
【従来の技術】インクジェット印刷環境においては、双
方向印刷、すなわち双方向でのプリントヘッドの移動中
の印刷が、スループットを増大するための一般的な方法
である。プリントヘッドの各パスは１スワス幅（swat
h、バンド幅）の印刷出力を印刷し、したがって、各ス
ワスは、先のスワスと逆方向に移動する間にプリントヘ
ッドによって印刷される。
【０００３】カラー印刷環境においては、典型的に、プ
リントヘッドが、シアン、マゼンタ、およびイエローの
インクジェットノズルの列を備える。したがって、所与
のピクセル位置において、一方向に移動するプリントヘ
ッドによって、シアンのインク滴がマゼンタのインク滴
の上に印刷されることがある。しかし、プリントヘッド
が逆方向に移動する場合は、マゼンタのインク滴がシア
ンのインク滴の上に印刷されることがある。
【０００４】第２のインク色の上に第１のインク色が乗
ったときの様相と、逆に第１のインク色の上に第２のイ
ンク色が乗ったときの様相の差が、「色調変化」である
と考えられる。色調変化は、文書全体における任意の所
与の色の不均一さのために、また任意の所与の色と所望
の色の差のために、印刷の質を低下させる傾向がある。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】色調変化を防止するた
めに、単一方向でマルチパスの印刷を採用することがで
きる。この方法では、異なる色のインク滴を塗着する順
序は変らない。しかし、単一方向でマルチパスの印刷の
スループットは、双方向印刷よりもはるかに低い。結果
として、色調変化の除去と印刷出力のスループットの向
上との間で、設計事項の選択が存在する。
【０００６】
【課題を解決するための手段】インクジェットプリンタ
において、色調変化を低減すると共に、双方向印刷を色
補正するシステムおよび方法の一実施形態は、印刷デー
タ出力時に予想されるプリントヘッドの方向に部分的に
基づいて、カラーデータを別々にマッピングする色デー
タマッピング過程を含む。すなわち、各ピクセル位置に
対応する印刷出力に関連する出力データは、そのピクセ
ルが印刷されるときのプリントヘッドの移動する方向
（すなわち、左から右、または右から左）に部分的に基
づいている。
【０００７】
【発明の実施の形態】インクジェットプリンタにおける
双方向印刷の色調変化を補正するシステムおよび方法の
一実施形態は、各ピクセル位置に関連する出力データ
が、ピクセル印刷時に予想されるプリントヘッドの移動
方向（すなわち、左から右または右から左）に部分的に
基づいている、カラーデータマッピング過程を含む。
【０００８】図１（従来技術）は、３つの列１０２、１
０４、１０６になった印刷ノズル１０８を備えるプリン
トヘッド１００の一部を示す。３つの列はそれぞれ、一
色のインク、通常はシアン、マゼンタおよびイエローに
関連する複数のノズルを含む。列は互い違いになってい
ない。すなわち、各色の１つのノズルが各行と関連付け
られている。したがって、左から右または右から左への
移動（すなわち、ノズルの走査方向への移動）の間、１
つのカラー列内に含まれるノズルは、最初は一方向で印
刷し、最後に他方の方向で印刷する。たとえば、一方向
では、マゼンタの前にシアンが印刷され、他方の方向で
は、シアンの前にマゼンタが印刷される。その結果、プ
リントヘッドが一方向に移動している場合、１ピクセル
において、シアンがマゼンタの上に印刷される。プリン
トヘッドが他方の方向に移動している場合、１ピクセル
において、マゼンタがシアンの上に印刷される。したが
って、色調変化により、走査方向によってピクセルの様
相が異なることがある。
【０００９】図２（従来技術）は、従来の方式で印刷さ
れた印刷文書内の４ピクセル×４ピクセルの領域を含
む、従来の印刷出力２００を示す。ピクセル１〜４を印
刷する過程において、走査方向は左から右であり、シア
ンがマゼンタの上に印刷される（これを「ｃ／ｍ」と表
す）。ピクセル５〜８では、走査方向は右から左であ
る。ピクセル５には、シアンだけが印刷される。ピクセ
ル６〜８には、マゼンタがシアンの上に印刷される（こ
れを「ｍ／ｃ」と表す）。他のピクセルは、図示するよ
うに印刷される。全体的な結果として、色が所望の色調
とは大きく異なってしまう。
【００１０】図３は、図２に示した領域と同様の４ピク
セル×４ピクセルの領域に関連する双方向補正された印
刷出力３００を示す。しかし、例示として、図３では、
ピクセル２、５、６、９、１０および１３が、図２に示
した結果から変更されている。これらの変更は、色調変
化を防ぎ、所望の色調によりよく一致するようにカラー
出力全体を改善するために行われた。変更は、各ピクセ
ルの印刷に関連するプリントヘッドの走査方向を知るこ
とに応答して、またカラー列１０２、１０４、１０６の
相対的な向きを知ることに応答して、実行される（より
詳細に後述する）。走査方向、つまり各ピクセル位置に
ついてどの色がどの色の上になるかを考慮に入れること
によって、双方向補正された印刷データが双方向補正さ
れた印刷出力になる。
【００１１】図４は、双方向カラーマッピング参照テー
ブルを備える第１の例示的な印刷システム４００を示
す。参照テーブルによって、プリントヘッドがデータ印
刷時に第１の方向に移動する場合には８ビットＣＭＹＫ
データの第１の要素へと、プリントヘッドが第２の方向
に移動する場合には８ビットＣＭＹＫデータの第２の要
素へと、各ピクセルの色を８ビットＲＧＢデータの要素
からマッピングできるようにする。したがって、マッピ
ング過程に使用される入力パラメータの１つは、ピクセ
ル印刷時のプリントヘッドの予測移動方向である。プリ
ントヘッドの移動方向およびプリントヘッドの構造に応
じて、プリントヘッドの１パスにおける所与のピクセル
上で、異なるインク色が塗着されるであろう順序がわか
る。その結果、プリントヘッドの移動方向に応じて、利
用可能な８ビットＣＭＹＫカラーの間にいくらかのばら
つきが存在する。
【００１２】ワークステーション４０２または他のコン
ピュータは、双方向カラーマッピング参照テーブル４０
４を含む。双方向カラー参照テーブルは、８ビットＲＧ
Ｂカラー印刷データを双方向補正された８ビットＣＭＹ
Ｋカラー印刷データ４１０に変換する。カラーマッピン
グ過程の間、所望のＲＧＢカラーが、おおよそ同一のＣ
ＭＹＫカラーにマッピングされる。しかし、色空間内に
含まれる利用可能なＣＭＹＫカラーは、所与のピクセル
に対するプリントヘッドの移動方向に依存する。これ
は、たとえば、プリントヘッドの一移動方向では、シア
ンをマゼンタの上に印刷しなければならず、プリントヘ
ッドの他方の移動方向では、マゼンタをシアンの上に印
刷しなければならないためである。その結果、図４の双
方向カラーマップのバージョンは、２つの参照テーブル
を含む。具体的には、「左から右」用のテーブル４０６
と、「右から左」用のテーブル４０８である。左から右
用の参照テーブル４０６は、プリントヘッドが左から右
の方向に移動する場合に、従来のカラー参照テーブルよ
りも正確なカラーマッピングを提供する。左から右用の
テーブルは、異なる色を所与のピクセル位置に塗着させ
る順序などの、左から右へのプリントヘッドの移動に関
連する制約の中で利用可能な色の選択肢を提供する。右
から左用のカラー参照テーブル４０８も同様に、従来の
カラーマッピングテーブルを越えるカラーマッピング性
能を提供する。これは、プリントヘッドの移動方向を考
慮して、所与のピクセルにインク色を塗着する色の順序
を制約することによって、入力カラーのマッピングされ
る出力カラーが最適化されるためである。
【００１３】双方向カラーマッピング参照テーブル４０
４内で左から右用のテーブル４０６および右から左用の
テーブル４０８を使用することにより、双方向補正され
た印刷データ４１０が生成される。双方向補正された印
刷データは、ハーフトーン化モジュール４１２によって
１ビットＣＭＹＫ印刷データに変換される。次に、ハー
フトーン化モジュールの出力は、印刷出力を作成するた
めにプリンタに送信される。
【００１４】図５は、８ビットＲＧＢカラーデータを双
方向補正された１ビットＣＭＹＫカラーデータに変換す
る例示的な方法５００を示す流れ図である。ＲＧＢカラ
ーデータをＣＭＹＫカラーデータにマッピングするマッ
ピング過程の間、左から右用および右から左用のカラー
マッピングテーブルは、ＣＭＹＫカラーがプリントヘッ
ド方向に依存することを認識し、適切なカラーテーブル
から適切なＣＭＹＫカラーを選択できるようにする。
【００１５】ブロック５０２において、８ビットＲＧＢ
データファイルが取得される。このようなデータファイ
ルは、典型的なＣＲＴモニタ上での閲覧に適しており、
ウェブサイトまたは同様のコンテンツソースから得るこ
とができる。８ビットファイルが示されているが、１６
ビット等の８ビット以外の色深度を有するファイルも同
様に使用することができる。
【００１６】ブロック５０４において、双方向カラーマ
ッピング参照テーブル４０４は、ＲＧＢカラーデータの
各ピクセルを８ビットＣＭＹＫカラーデータに変換す
る。所与のピクセルが、左から右または右から左のどち
らの方向のプリントヘッド移動の間に印刷されるスワス
幅内にあるかを決定することによって、双方向カラーマ
ップ４０４内に含まれる左から右用または右から左用の
カラーマッピング参照テーブル４０６、４０８のどちら
かを適切に使用する。その結果、左から右または右から
左へのプリントヘッドの移動によって印刷される隣接ス
ワス幅の間での色調変化が低減される。
【００１７】ブロック５０６において、通常はハーフト
ーン化過程によって、双方向補正された８ビットＣＭＹ
Ｋ印刷データが１ビットＣＭＹＫ印刷データに変換され
る。次に、１ビットＣＭＹＫデータがプリンタに送信さ
れる。
【００１８】図６は、双方向ハーフトーン化モジュール
を備え、８ビットＣＭＹＫ印刷データを１ビットＣＭＹ
Ｋ印刷データに変換する第２の例示的な印刷システム６
００を示す。ハーフトーン化過程は、各ピクセルに関連
するプリントヘッドの移動方向を考慮に入れる。その結
果、プリントヘッドの移動方向に応じて、異なる１ビッ
トＣＭＹＫカラーデータが生成される。
【００１９】ワークステーション６０２または他のコン
ピュータは、カラー参照テーブル６０４を備え、８ビッ
トＲＧＢカラーデータを８ビットＣＭＹＫカラーデータ
にマッピングする。次に、８ビットＣＭＹＫカラーデー
タが双方向ハーフトーン化モジュール６０６によって１
ビットＣＭＹＫカラーデータにハーフトーン化されるこ
とで、双方向補正された印刷データ６０８が生成され
る。双方向ハーフトーン化モジュールは、各ピクセルに
関連するプリントヘッドの移動方向に部分的に基づい
て、各色平面上の各ピクセルについて適切な出力応答を
選択する。
【００２０】図７は、８ビットＲＧＢカラーデータを双
方向補正された１ビットＣＭＹＫカラーデータに変換す
る例示的な方法７００を示す流れ図である。８ビットＣ
ＭＹＫカラーデータを双方向補正された１ビットＣＭＹ
Ｋカラーデータにマッピングするマッピング過程の間、
双方向ハーフトーン化アルゴリズムが、プリントヘッド
方向を考慮して、印刷出力の予想される様相に関して適
切な値を各１ビット色平面について選択する。
【００２１】ブロック７０２において、８ビットＲＧＢ
カラーデータファイルが得られる。
【００２２】ブロック７０４において、８ビットＲＧＢ
カラーデータファイルが８ビットＣＭＹＫカラーデータ
ファイルに変換される。
【００２３】ブロック７０６において、８ビットＣＭＹ
Ｋカラーデータが１ビットＣＭＹＫカラーデータにハー
フトーン化される。双方向ハーフトーン化モジュール６
０６は、各ピクセルに利用可能な色がプリントヘッドの
方向に応じていくらか異なることを補償する。その結
果、双方向補正された印刷データ６０８が生成される。
【００２４】図８は、双方向補正モジュールを備える第
３の例示的な印刷システム８００を示す。双方向補正モ
ジュールを使用して、カラー印刷データを双方向色調変
化補正されたカラー印刷データにマッピングあるいは変
換することができる。双方向色調変化補正された印刷デ
ータに関連する印刷出力は、当初の出力意図をより正確
に表している。
【００２５】ワークステーション８０２または他のコン
ピュータは、カラーマップ参照テーブル８０４を備え、
８ビットＲＧＢカラーデータを８ビットＣＭＹＫカラー
データにマッピングする。次に、ハーフトーン化モジュ
ール８０６により、８ビットＣＭＹＫカラーデータが１
ビットＣＭＹＫカラーデータにハーフトーン化されるこ
とで、１ビットＣＭＹＫカラーデータが生成される。
【００２６】双方向補正モジュール８０８は、１ビット
ＣＭＹＫカラーデータを双方向補正された１ビットＣＭ
ＹＫカラーデータ８１０に変換する。代替的に、双方向
補正モジュールは、８ビットＲＧＢを双方向色調変化補
正された８ビットＲＧＢに変換するか、８ビットＣＭＹ
Ｋを双方向色調変化補正された８ビットＣＭＹＫに変換
するか、または他の任意のカラーデータファイルを双方
向色調変化補正されたカラーファイルに変換することが
できる。
【００２７】図９は、１ビットＣＭＹＫカラーデータを
双方向色調変化補正された１ビットＣＭＹＫカラーデー
タにマッピングあるいは変換する例示的な方法９００を
示す流れ図である。このマッピングにより、より正確で
美しい印刷出力が生成される。具体的には、同方向のプ
リントヘッド移動に関連する、左から右への印刷スワス
幅と右から左への印刷スワス幅との間の差から生じる色
調変化が低減されるか、または排除される。
【００２８】ブロック９０２において、８ビットＲＧＢ
データファイルを取得する。
【００２９】ブロック９０４において、カラーマップが
カラー参照テーブルを使用して、８ビットＲＧＢデータ
を８ビットＣＭＹＫデータに変換する。
【００３０】ブロック９０６において、８ビットＣＭＹ
Ｋデータが１ビットＣＭＹＫデータに変換される。
【００３１】ブロック９０８において、印刷システム８
００の双方向補正モジュール８０６が、プリントヘッド
の移動方向を決定し、プリントヘッドの移動方向の関数
として、１ビットＣＭＹＫデータを双方向色調変化補正
された１ビットＣＭＹＫデータに変換する。
【００３２】図１０は、第３の例示的な印刷システム１
０００を示す。インクジェットプリンタ１００２は、双
方向色調変化補正モジュール１００４を備える。双方向
色調変化補正モジュールを使用して、印刷サーバ、ワー
クステーション、または他のソースからプリンタに到着
したカラー印刷データが、双方向色調変化補正されたカ
ラー印刷データにマッピングあるいは変換される。
【００３３】図１１は、印刷システム１０００が動作す
る例示的な方法１１００を示す流れ図である。まず、カ
ラーデータ要素が取得される。次に、データ要素の印刷
時のプリントヘッドの移動方向が決定され、プリントヘ
ッドの移動方向を考慮して、カラーデータ要素が色平面
データにマッピングされる。マッピング過程は通常、プ
リントヘッドの２つの移動方向に関連する２つのカラー
参照テーブルを使用して行われる。
【００３４】ブロック１１０２において、カラーデータ
要素が取得される。カラーデータは、ＲＧＢ、ＣＭＹ
Ｋ、８ビット、１６ビットまたは他のフォーマット等の
任意の形態であってよい。図１０の印刷システム１００
０では、印刷データは、シアン、マゼンタ、イエロー、
およびブラックの色平面に対応する、装置に対応したビ
ットの形態である。
【００３５】ブロック１１０４において、カラーデータ
要素が印刷される位置上でのプリントヘッドの移動方向
が決定される。
【００３６】ブロック１１０６において、プリントヘッ
ドの移動方向の関数として、カラーデータ要素が双方向
色調変化補正されたカラーデータ要素にマッピングされ
る。したがって、決定された方向でのプリントヘッド移
動によって印刷されたときのそのデータの予想される様
相を考慮して、１つまたは複数の色平面内の１つまたは
複数のピクセルに関連するデータを変更することができ
る。これは、１つまたは複数の色平面内のデータを変更
することと、可能な場合には、任意のピクセルに塗着さ
れる１つまたは複数のインク色の量を変更することを含
むことができる。
【００３７】結論として、インクジェットプリンタにお
ける双方向印刷の色を補正するシステムおよび方法が開
示された。例示的なシステムおよび方法は、各ピクセル
位置に関連する出力データがピクセル印刷時のプリント
ヘッドの移動方向（すなわち、左から右または右から
左）に部分的に基づいている、カラーデータマッピング
過程を含む。したがって、プリントヘッドの方向および
異なるインク色が媒体に塗着される順序を反映して、印
刷出力をマッピングすることができる。その結果、単一
方向のマルチパス印刷は必要なくなる。
【００３８】本開示を構造的な特徴および／または方法
論的ステップに限定された用語で説明したが、特許請求
の範囲は、説明した特定の特徴またはステップに限定さ
れないことを理解されたい。むしろ、特定の特徴および
ステップは、本発明を実施する例示的な形態である。特
に、ＲＧＢおよびＣＭＹＫファイルを考察したが、他の
ファイルフォーマットを使用してもよい。同様に、１６
ビット、８ビットおよび１ビットの色深度を考察した
が、代替として他の形態の情報を使用してもよい。ま
た、双方向色調変化補正カラーマッピングが適用される
印刷データパイプライン内の４つの位置を説明したが、
他の位置も本開示の範囲内である。
【図面の簡単な説明】
【図１】シアン、マゼンタ、およびイエロー等の異なる
インク色にそれぞれ関連する３列のノズルを有するカラ
ープリントヘッド（従来技術）の図である。
【図２】印刷文書内の４ピクセル×４ピクセル領域の拡
大図であり、プリントヘッドの移動方向を考慮しないた
めに起こる不正確性を有する印刷出力（従来技術）を示
す図である。
【図３】色調変化が補正されて印刷出力誤差を低減し
た、４ピクセル×４ピクセルの領域に関連する双方向補
正された印刷出力を示す図である。
【図４】双方向色マッピング参照テーブルを備えること
により、ピクセル印刷時のプリントヘッドの予測移動方
向の関数として、ピクセルの色を８ビットＲＧＢデータ
から８ビットＣＭＹＫデータにマッピングすることを可
能にする第１の例示的な印刷システムの図である。
【図５】図４の印刷システムがプリントヘッドの移動方
向の関数として色をマッピングする方法を示す流れ図で
ある。
【図６】双方向ハーフトーン化モジュールを備えること
により、ピクセル印刷時のプリントヘッドの予測移動方
向の関数として、ピクセルの色を８ビットＣＭＹＫデー
タから１ビットＣＭＹＫデータにマッピングすることを
可能にする第２の例示的な印刷システムの図である。
【図７】図６の印刷システムがプリントヘッドの移動方
向の関数として色をマッピングする方法を示す流れ図で
ある。
【図８】双方向補正モジュールを備えることにより、ピ
クセル印刷時のプリントヘッドの予測移動方向の関数と
して、１ビットＣＭＹＫカラーデータファイルから色調
変化補正された１ビットＣＭＹＫカラーデータファイル
にマッピングすることを可能にする第３の例示的な印刷
システムの図である。
【図９】図８の印刷システムがプリントヘッドの移動方
向の関数として色をマッピングする方法を示す流れ図で
ある。
【図１０】双方向色調変化補正モジュールを備える第４
の典型的な印刷システムの図である。
【図１１】図１０の印刷システムが、プリントヘッドの
予測移動方向の関数として色をマッピングする方法を示
す流れ図である。
【符号の説明】
１００ プリントヘッド ４００ 印刷システム ４０６ 左から右用のテーブル ４０８ 右から左用のテーブル １００４ 双方向色調変化補正モジュール
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 アントニ・ムルシア アメリカ合衆国92127カリフォルニア州サ ン・ディエゴ、アグレステ・プレイス 11660 (72)発明者 ラモン・ボレル スペイン国08190サン・クガット・デル・ ヴァレス、アヴェニダ・グラエリス 501 Ｆターム(参考） 2C056 EA06 EA11 EE02 EE09 FA11 2C480 CA17

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 プリントヘッドが第１の方向に移動する
    ときに出力されるデータをマッピングする第１のカラー
    マップと、 前記プリントヘッドが第２の方向に移動するときに出力
    されるデータをマッピングする第２のカラーマップと、 を備える、印刷システム。
  2. 【請求項２】 前記第１および第２のカラーマップは、
    ＲＧＢフォーマットでデータを入力し、ＣＭＹＫフォー
    マットでデータを出力する、請求項１記載の印刷システ
    ム。
  3. 【請求項３】 前記第１および第２のカラーマップは、
    ＣＭＹＫフォーマットでデータを入出力する、請求項１
    記載の印刷システム。
  4. 【請求項４】 プリントヘッドが左から右の方向に移動
    するときに出力されるデータをマッピングする、左から
    右用のカラーマッピング参照テーブルと、 前記プリントヘッドが右から左の方向に移動するときに
    出力されるデータをマッピングする、右から左用のカラ
    ーマッピング参照テーブルと、 を備える双方向印刷システム。
  5. 【請求項５】 前記第１および第２のカラーマップは、
    ＲＧＢフォーマットでデータを入力し、ＣＭＹＫフォー
    マットでデータを出力する、請求項４記載の双方向印刷
    システム。
  6. 【請求項６】 前記第１および第２のカラーマップは、
    ＣＭＹＫフォーマットでデータを入出力する、請求項４
    記載の双方向印刷システム。
  7. 【請求項７】 第１の方向へのプリントヘッドの移動に
    関連するピクセル位置に関連するカラーデータについて
    第１のマッピング過程を使用することと、 第２の方向への前記プリントヘッドの移動に関連するピ
    クセル位置に関連するカラーデータについて第２のマッ
    ピング過程を使用することと、 を含む双方向印刷方法。
  8. 【請求項８】 前記第１および第２のマッピング過程を
    使用することは、第１および第２のカラー参照テーブル
    をそれぞれ参照することを含む、請求項７記載の双方向
    印刷方法。
  9. 【請求項９】 カラー印刷データを取得することと、 前記カラー印刷データが出力される位置に関連するプリ
    ントヘッドの移動方向を決定することと、 前記プリントヘッドの移動方向の関数として、前記カラ
    ー印刷データを双方向補正されたカラー印刷データにマ
    ッピングすることと、 を含む双方向印刷方法。
  10. 【請求項１０】 前記マッピングは、第１および第２の
    プリントヘッド移動方向にそれぞれ関連する第１および
    第２のカラー参照テーブルを参照することを含む、請求
    項９記載の双方向印刷方法。
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