JP2003152807A - ファクシミリゲートウェイ装置 - Google Patents
ファクシミリゲートウェイ装置Info
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Abstract
ようにしたファクシミリゲートウェイ装置を提供するこ
とを目的としている。 【解決手段】 1ページ分の画情報の転送が終了するま
での間、送信側のグループ3ファクシミリ装置GFとの
間で回線を保持し、転送終了後に信号MCFを送信側の
グループ3ファクシミリ装置GFに応答するようにして
いるので、送信側のグループ3ファクシミリ装置GFで
は、ゲートウェイ装置GWの送信終了の後に即受信確認
を行うことができ、例えば、ゲートウェイ装置GWが送
信元のグループ3ファクシミリ装置GFに対して、受信
確認のための通知を別途する必要がなくなり、無駄な通
信コストが発生することを抑制することができる。
Description
されるとともにネットワークに接続し、公衆回線網に接
続されているグループ3ファクシミリ装置より画情報を
受信すると、その受信画情報を、指定された電子メール
アドレスの宛先へ、電子メールを用いて送信するオンラ
ンプゲートウェイ機能を備えたファクシミリゲートウェ
イ装置に関する。
ミリ通信を行う際、網として、従来のようなアナログ公
衆回線網PSTNやデジタル公衆回線網ISDNだけを
用いるのでなく、インターネットを用いるサービス(イ
ンターネットファクス)も徐々に広まりつつある。これ
はインターネットを用いることによる料金削減のメリッ
トをいかそうとするものである。
る方式は、Store and Forward型イン
ターネットファクス(S&F型ifax)として、RF
C2305/2532やITU−T勧告T.37などに
て標準化されており、対応製品も増加している。
Mailを行うゲートウェイ装置(いわゆるオンランプ
ゲートウェイ装置)は、ファクシミリ画情報データを電
子メール形式に変換するゲートウェイ装置である。
ば、ITU−T勧告T.30プロトコルに従い、リアル
タイムに通信が行われる。それに対し、電子メールは、
インターネット上では、Store and Forw
ardタイプの通信で行われ、いわゆるリアルタイム通
信ではない。
を経由して、送達確認を行う場合、ITU−T勧告T.
30プロトコルがリアルタイム性の通信であるのに対し
て、電子メールがStore and Forward
であり、非リアルタイム性の通信であることが障害とな
る場合がある。
ゲートウェイ装置が送信元ファクシミリ装置へ発呼し
て、ファクシミリデータの形で、送信元ファクシミリへ
の送達確認(転送確認)を行うことはできるが、Fax
to Mailというサービスを提供する側のオンラ
ンプゲートウェイ装置側に電話料金が課金されてしま
い、また、リアルタイムに確認を行うことができないと
いう不具合を生じる。
のであり、画情報の送信確認を適切に行うことができる
ようにしたファクシミリゲートウェイ装置を提供するこ
とを目的としている。
接続されるとともにネットワークに接続し、公衆回線網
に接続されているグループ3ファクシミリ装置より画情
報を受信すると、その受信画情報を、指定された電子メ
ールアドレスの宛先へ、電子メールを用いて送信するオ
ンランプゲートウェイ機能を備えたファクシミリゲート
ウェイ装置において、公衆回線網に接続されているグル
ープ3ファクシミリ装置より画情報を受信するとき、受
信画情報を運ぶ電子メールを作成して送信し、当該電子
メールの送信結果を取得した後に、上記グループ3ファ
クシミリ装置に対して受信確認信号を送信するととも
に、画情報の受信完了から上記受信確認信号の送信ま
で、当該グループ3ファクシミリ装置との回線を保持す
るようにしたものである。
信号の送信までの前記グループ3ファクシミリ装置との
回線の保持は、信号RNRを送出し、信号RRを受信す
るシーケンスを用いて行う。
信号の送信までの前記グループ3ファクシミリ装置との
回線の保持は、画情報の受信完了後の信号として信号R
TNを送出し、同一ページの画情報の再送を要求するこ
とにより行う。
信号の送信までの前記グループ3ファクシミリ装置との
回線の保持は、画情報の受信完了後の信号として信号P
PRを送出し、画情報の再送を要求することにより行
う。
配達確認を要求し、前記受信確認信号の送信は、当該配
達確認要求に対する応答を受信した後に行う。
IMEのmultipart/partialフィール
ドを有し、本文情報には、1ページ分の画情報を含むよ
うにする。
本発明の実施の形態を詳細に説明する。
ワークシステムを示している。
クLANには、複数のワークステーション装置WS1〜
WSn、サーバ装置SM、および、ゲートウェイ装置G
Wが接続されているとともに、ルータ装置RTを介して
インターネットへ接続されている。したがって、ワーク
ステーション装置WS1〜WSn、サーバ装置SM、お
よび、ゲートウェイ装置GWは、インターネットを介
し、他の適宜な端末装置との間でデータをやりとりする
ことができる。
アネットワークLANに接続されているワークステーシ
ョン装置WS1〜WSnを利用するユーザ、および、ネ
ットワークゲートウェイ装置GWに対して、周知の電子
メールの収集および配布のサービスを提供する電子メー
ルサーバ機能や、ネームサーバ機能等種々のネットワー
クサーバ機能を備えたものである。
は、ルータ装置RTを介して、インターネットへと接続
され、それにより、ワークステーション装置WS1〜W
Sn、サーバ装置SM、および、ゲートウェイ装置GW
は、他のローカルエリアネットワーク等に接続されてい
るホスト装置等との間で種々のデータのやりとりが可能
である。
Snには、ファクシミリ画情報を作成および表示出力す
るファクシミリアプリケーションソフトウェア、およ
び、ローカルエリアネットワークLANを介して種々の
データのやりとりを行うための種々のソフトウェアなど
の種々のプログラムが導入されており、特定のユーザに
より使用されるものである。ここで、特定のユーザは、
一人または複数人のユーザであってよい。
公衆回線網PSTNを介してグループ3ファクシミリ装
置GFとの間で通信を行うファクシミリ通信機能、画情
報や各種レポートなどを電子メールとしてやりとりする
ための電子メール通信処理機能、および、アナログ公衆
回線網PSTNに接続されているグループ3ファクシミ
リ装置GFより画情報を受信すると、その受信画情報
を、グループ3ファクシミリ装置GFから指定された電
子メールアドレスの宛先へ、電子メールを用いて送信す
るオンランプゲートウェイ機能を備えている。
示している。
ゲートウェイ装置GWの各部の制御処理、および、ファ
クシミリ伝送制御手順処理などの各種制御処理を行うも
のであり、システムメモリ2は、システム制御部1が実
行する制御処理プログラム、および、処理プログラムを
実行するときに必要な各種データなどを記憶するととも
に、システム制御部1のワークエリアを構成するもので
あり、パラメータメモリ3は、このゲートウェイ装置G
Wに固有な各種の情報を記憶するためのものであり、時
計回路4は、現在時刻情報を出力するものである。
読み取るためのものであり、プロッタ6は、所定の解像
度で画像を記録出力するためのものであり、操作表示部
7は、このゲートウェイ装置GWを操作するためのもの
で、各種の操作キー、および、各種の表示器からなる。
するとともに、符号化圧縮されている画情報を元の画信
号に復号化するためのものであり、画像蓄積装置9は、
符号化圧縮された状態の画情報を多数記憶するためのも
のである。
ループ3ファクシミリのモデム機能を実現するためのも
のであり、伝送手順信号をやりとりするための低速モデ
ム機能(V.21モデム)、および、おもに画情報をや
りとりするための高速モデム機能(V.17モデム、
V.34モデム、V.29モデム、V.27terモデ
ムなど)を備えている。
GWをアナログ公衆回線網PSTNに接続するためのも
のであり、自動発着信機能を備えている。
ース回路12は、このゲートウェイ装置GWをローカル
エリアネットワークLANに接続するためのものであ
り、ローカルエリアネットワーク伝送制御部13は、ロ
ーカルエリアネットワークLANを介して、他のデータ
端末装置との間で種々のデータをやりとりするための各
種所定のプロトコルスイートの通信制御処理を実行する
ためのものである。
モリ2、パラメータメモリ3、時計回路4、スキャナ
5、プロッタ6、操作表示部7、符号化復号化部8、画
像蓄積装置9、グループ3ファクシミリモデム10、網
制御装置11、および、ローカルエリアネットワーク伝
送制御部13は、内部バス14に接続されており、これ
らの各要素間でのデータのやりとりは、主としてこの内
部バス14を介して行われている。
シミリモデム10との間のデータのやりとりは、直接行
なわれている。
ローカルエリアネットワークLANに接続されている端
末相互間でのデータのやりとりは、いわゆるTCP/I
Pと呼ばれるトランスポートレイヤまでの伝送プロトコ
ルと、それ以上の上位レイヤの通信プロトコルとの組み
合わせ(いわゆるプロトコルスイート)が適用して行わ
れる。例えば、電子メールのデータのやりとりでは上位
レイヤの通信プロトコルとしてSMTP(Simple
Mail Transfer Protocol)と
いう通信プロトコルが適用される。
ユーザ宛の電子メールの受信確認や取得要求などのため
に適用するプロトコルとしては、いわゆるPOP(Po
stOffice Protocol)などを適用する
ことができる。
どの通信プロトコル、および、電子メールのデータ形式
やデータ構造などについては、それぞれIETFから発
行されているRFC文書により規定されている。例え
ば、TCPはRFC793、IPはRFC793、SM
TPはRFC821、電子メールの形式は、RFC82
2,RFC1521,RFC1522(MIME(Mu
lti PurposeMail Extensio
n)形式)などでそれぞれ規定されている。
った原稿画像をアナログ公衆回線網PSTNを介して他
のグループ3ファクシミリ装置へ、または、ローカルエ
リアネットワークLAN(さらには、インターネット)
を介してワークステーション装置WS1〜WSnのユー
ザ等へ送信するとともに、アナログ公衆回線網PSTN
を介して他のグループ3ファクシミリ装置より受信した
画情報を、そのときに指定されたサブアドレスに対応し
たユーザに対して、電子メールを用いて転送したり、あ
るいは、ローカルエリアネットワークLANのワークス
テーション装置WSより(電子メールで)受信した画情
報を、指定されたアナログ公衆回線網PSTNのグルー
プ3ファクシミリ装置へ転送する転送サービス機能等を
備えている。
いては、本文情報に配置される画情報を取り出して、記
録出力するようにしている。さらに、ゲートウェイ装置
GWは、アナログ公衆回線網PSTNに接続されている
グループ3ファクシミリ装置GFより画情報を受信する
と、その受信画情報を、指定された電子メールアドレス
の宛先へ、電子メールを用いて送信するオンランプゲー
トウェイ機能も備えている。
ータであり、電子メールには、直接バイナリデータを含
ませることができないので、所定の変換方法(例えば、
Base64符号化方法)を適用して可読情報(7ビッ
トのキャラクタコード)に変換した状態で、電子メール
に含められる。このような電子メールの本文情報の形式
をMIME形式という。
る際に用いられる電子メールの一例を図3に示す。
つマルチパートMIME形式の電子メールであり、電子
メールの送信日付(「Date」フィールド)、宛先メ
ールアドレス(「To」フィールド)、送信元メールア
ドレス(「From」フィールド)などの所定の情報か
らなるメールヘッダ部、テキストデータを運ぶためのテ
キストパート部、および、ファクシミリ画情報を運ぶた
めのバイナリパート部からなり、バイナリパート部に
は、ファクシミリ画情報をMIME変換して得たMIM
Eエンコードデータが配置される。
画情報は、元の画像データをMH符号化で圧縮し、それ
をTIFF−Fフォーマットへ変換したものであり、し
たがって、MIMEエンコードデータとしては、このT
IFF−FデータをMIME変換したものが配置され
る。
複数ページの画像データを1つのファイルとしてまとめ
ることができるので、1つのバイナリパート部に、複数
ページからなる1つの送信画情報ファイルのデータを配
置することができる。また、TIFF−Fフォーマット
の構造は、「ヘッダ」−「第1ページヘッダ」−「第1
ページデータ」−「第2ページヘッダ」−「第2ページ
データ」(以降、繰り返し)のようになっている。
置GFがこのゲートウェイ装置GWを用いて他の端末等
に画情報を送信する場合、例えば、図4に示すように、
まず、グループ3ファクシミリ装置GFは、ゲートウェ
イ装置GWへ発呼し、それにより、グループ3ファクシ
ミリ装置GFとゲートウェイ装置GWとの間に回線が確
立する。
3ファクシミリ装置GFは、ファクシミリ呼出信号であ
る信号CNGを送出し、ゲートウェイ装置GWは信号C
NGを受信すると、信号CEDを応答し、自端末の機能
等を通知するための信号DISと、オプション信号とし
て自端末の識別情報(電話番号)を通知するための信号
CSIを送出する。
GFは、伝送機能等を指定するための信号DCSをゲー
トウェイ装置GWへ送信する。また、このとき、オプシ
ョン信号として、送信宛先の電子メールアドレスを通知
するための信号IRA、自端末の識別情報を通知するた
めの信号TSI、サブアドレスを指定するための信号S
UB、および、認証情報を通知するための信号SID
が、必要に応じて送出される。この場合、信号IRA
は、送信宛先の電子メールアドレスを通知するために送
出されるであろう。
は、モデムトレーニング手順のために信号TCFを送出
し、その信号TCFの受信結果が良好な場合には、ゲー
トウェイ装置GWは、信号CFRを応答する。
と、グループ3ファクシミリ装置GFは、1ページ目の
画情報PIX−1を送信し、その送信を終了すると、こ
の場合は後続ページがあるので、伝送後信号として信号
PPS−MPSを送出する。
クシミリ装置GFより1ページ目の画情報PIX−1を
受信すると、その受信画情報に基づいて、上述した電子
メールの本文情報を作成を開始し、作成できた部分から
順次サーバ装置SMへ送信する。
電子メールの本文情報には、上述したようにTIFF−
Fフォーマットの画情報を、MIME変換したものが配
置され、したがって、ゲートウェイ装置GWでは、受信
したファクシミリ画情報を元の画像データへ復号化し、
その画像データをTIFF−Fフォーマットの画情報に
変換し、そのTIFF−Fフォーマットの画情報をMI
ME変換するという処理を行うため、1ページ分の画情
報に相当する電子メールの本文情報を送信終了するま
で、比較的長い時間がかかる。
装置GWは、画情報を受信終了した後に応答する信号と
して、例えば、受信を正常に終了した旨を通知するため
の信号MCFを送出せずに、信号RNRを送出する。こ
れにより、グループ3ファクシミリ装置GFは、信号R
Rを応答し、次のページの送信動作あるいは回線復旧動
作へと移行しない。
ジ分の画情報に相当する電子メールの本文情報を送信終
了するまでの間、相手端末であるグループ3ファクシミ
リ装置GFとの間でこの信号RNRと信号RRのシーケ
ンスを繰り返す。
信してから、1ページ分の画情報に相当する電子メール
の本文情報を送信終了するまでの間、ゲートウェイ装置
GWは、グループ3ファクシミリ装置GFとの間で信号
RNRと信号RRのやりとりのシーケンスを行うこと
で、グループ3ファクシミリ装置GFとの間の回線を保
持するようにしている。
子メールの本文情報を送信終了すると、ゲートウェイ装
置GWは、応答信号として信号MCFを応答する。これ
により、グループ3ファクシミリ装置GFは、次のペー
ジの画情報PIX−2の送信を開始し、その送信を終了
すると、この場合は後続ページがないので、伝送後信号
として信号PPS−EOPを送出する。
様にして、グループ3ファクシミリ装置GFより2ペー
ジ目の画情報PIX−2を受信すると、その受信画情報
に基づいて、上述した電子メールの本文情報を作成を開
始し、作成できた部分から順次サーバ装置SMへ送信す
る。
を受信終了した後に応答する信号として、信号RNRを
送出し、1ページ分の画情報(この場合は、2ページ
目)に相当する電子メールの本文情報を送信終了するま
での間、相手端末であるグループ3ファクシミリ装置G
Fとの間でこの信号RNRと信号RRのシーケンスを繰
り返す。
子メールの本文情報を送信終了すると、ゲートウェイ装
置GWは、応答信号として信号MCFを応答する。これ
により、グループ3ファクシミリ装置GFは、信号DC
Nを送出して、回線を復旧する。また、ゲートウェイ装
置GWは、信号DCNを受信すると、回線を復旧する。
の送信を開始してから、2ページ目(この場合の最終ペ
ージ)の送信を終了するまでの間、継続的に行われ、最
終ページの送信を終了した段階で、終了する。
が行うファクシミリゲートウェイ機能にかかる処理の一
例を示している。
置GFから送信される画情報の受信を開始し(処理10
1)、画情報を受信しながら、電子メールの本文情報を
作成し、送信する処理を開始する(処理102)。1ペ
ージ分の画情報の受信を終了すると、伝送後信号とし
て、信号PPS−MPSまたは信号PPSーEOPを受
信する(処理103)。
了しているかどうかを調べ(判断104)、判断104
の結果がNOになるときには、信号RNRを送信し(処
理106)、信号RRを受信する(処理106)。
画情報の送信が完了していない場合には、再度処理10
5,106を実行する。
た場合で、判断104の結果がYESになるときには、
信号MCFを応答し(処理107)、そのときに信号P
PS−EOPが受信済であったかどうかを調べる(判断
108)。
後続ページに対する処理を行うために、処理102へ戻
る。また、判断108の結果がYESになるときには、
信号DCNを受信し(処理109)、この処理を終了す
る。
分の画情報の転送が終了するまでの間、送信側のグルー
プ3ファクシミリ装置GFとの間で回線を保持し、転送
終了後に信号MCFを送信側のグループ3ファクシミリ
装置GFに応答するようにしているので、送信側のグル
ープ3ファクシミリ装置GFでは、ゲートウェイ装置G
Wの送信終了の後に即受信確認を行うことができ、例え
ば、ゲートウェイ装置GWが送信元のグループ3ファク
シミリ装置GFに対して、受信確認のための通知を別途
する必要がなくなり、無駄な通信コストが発生すること
を抑制することができる。
がこのゲートウェイ装置GWを用いて他の端末等に画情
報を送信する場合の通信動作の他の例を示している。
装置GFは、ゲートウェイ装置GWへ発呼し、それによ
り、グループ3ファクシミリ装置GFとゲートウェイ装
置GWとの間に回線が確立する。
3ファクシミリ装置GFは、ファクシミリ呼出信号であ
る信号CNGを送出し、ゲートウェイ装置GWは信号C
NGを受信すると、信号CEDを応答し、自端末の機能
等を通知するための信号DISと、オプション信号とし
て自端末の識別情報(電話番号)を通知するための信号
CSIを送出する。
GFは、伝送機能等を指定するための信号DCSをゲー
トウェイ装置GWへ送信する。また、このとき、オプシ
ョン信号として、送信宛先の電子メールアドレスを通知
するための信号IRA、自端末の識別情報を通知するた
めの信号TSI、サブアドレスを指定するための信号S
UB、および、認証情報を通知するための信号SID
が、必要に応じて送出される。この場合、信号IRA
は、送信宛先の電子メールアドレスを通知するために送
出されるであろう。
は、モデムトレーニング手順のために信号TCFを送出
し、その信号TCFの受信結果が良好な場合には、ゲー
トウェイ装置GWは、信号CFRを応答する。
と、グループ3ファクシミリ装置GFは、1ページ目の
画情報PIX−1を送信し、その送信を終了すると、こ
の場合は後続ページがあるので、伝送後信号として信号
MPSを送出する。
クシミリ装置GFより1ページ目の画情報PIX−1を
受信すると、その受信画情報に基づいて、上述した電子
メールの本文情報を作成を開始し、作成できた部分から
順次サーバ装置SMへ送信する。
電子メールの本文情報には、上述したようにTIFF−
Fフォーマットの画情報を、MIME変換したものが配
置され、したがって、ゲートウェイ装置GWでは、受信
したファクシミリ画情報を元の画像データへ復号化し、
その画像データをTIFF−Fフォーマットの画情報に
変換し、そのTIFF−Fフォーマットの画情報をMI
ME変換するという処理を行うため、1ページ分の画情
報に相当する電子メールの本文情報を送信終了するま
で、比較的長い時間がかかる。
装置GWは、画情報を受信終了した後に応答する信号と
して、例えば、受信を正常に終了した旨を通知するため
の信号MCFを送出せずに、信号RTNを送出する。こ
れにより、グループ3ファクシミリ装置GFは、同一ペ
ージの再送動作へと移行する。
リ装置GFは、伝送機能等を指定するための信号DCS
をゲートウェイ装置GWへ送信し、次いで、モデムトレ
ーニング手順のために信号TCFを送出し、その信号T
CFの受信結果が良好な場合には、ゲートウェイ装置G
Wは、信号CFRを応答する。
と、グループ3ファクシミリ装置GFは、1ページ目の
画情報PIX−1を再度送信し、その送信を終了する
と、この場合は後続ページがあるので、伝送後信号とし
て信号MPSを送出する。
るとき、ゲートウェイ装置GWは、受信した画情報を廃
棄する。
分の画情報に相当する電子メールの本文情報を送信終了
すると、信号MPSに対応する応答信号として信号MC
Fを応答する。これにより、グループ3ファクシミリ装
置GFは、次のページの画情報PIX−2の送信を開始
し、その送信を終了すると、この場合は後続ページがな
いので、伝送後信号として信号EOPを送出する。
様にして、グループ3ファクシミリ装置GFより2ペー
ジ目の画情報PIX−2を受信すると、その受信画情報
に基づいて、上述した電子メールの本文情報を作成を開
始し、作成できた部分から順次サーバ装置SMへ送信す
る。
を受信終了した後に応答する信号として、信号RTNを
送出する。これにより、グループ3ファクシミリ装置G
Fは、同一ページの再送動作へと移行する。
リ装置GFは、伝送機能等を指定するための信号DCS
をゲートウェイ装置GWへ送信し、次いで、モデムトレ
ーニング手順のために信号TCFを送出し、その信号T
CFの受信結果が良好な場合には、ゲートウェイ装置G
Wは、信号CFRを応答する。
と、グループ3ファクシミリ装置GFは、2ページ目の
画情報PIX−2を再度送信し、その送信を終了する
と、この場合は後続ページがあるので、伝送後信号とし
て信号MPSを送出する。
るとき、ゲートウェイ装置GWは、受信した画情報を廃
棄する。
子メールの本文情報を送信終了すると、ゲートウェイ装
置GWは、応答信号として信号MCFを応答する。これ
により、グループ3ファクシミリ装置GFは、信号DC
Nを送出して、回線を復旧する。また、ゲートウェイ装
置GWは、信号DCNを受信すると、回線を復旧する。
が行うファクシミリゲートウェイ機能にかかる処理の一
例を示している。
置GFから送信される画情報の受信を開始し(処理20
1)、画情報を受信しながら、電子メールの本文情報を
作成し、送信する処理を開始する(処理202)。1ペ
ージ分の画情報の受信を終了すると、伝送後信号とし
て、信号MPSまたは信号EOPを受信する(処理20
3)。
了しているかどうかを調べ(判断204)、判断204
の結果がNOになるときには、信号RTNを送信し(処
理206)、受信終了している同一ページの画情報を再
度受信するとともに、その受信した画情報は廃棄する
(処理206)。
画情報の送信が完了していない場合には、再度処理20
5,206を実行する。
た場合で、判断204の結果がYESになるときには、
信号MCFを応答し(処理207)、そのときに信号E
OPが受信済であったかどうかを調べる(判断20
8)。
後続ページに対する処理を行うために、処理202へ戻
る。また、判断208の結果がYESになるときには、
信号DCNを受信し(処理209)、この処理を終了す
る。
分の画情報の転送が終了するまでの間、送信側のグルー
プ3ファクシミリ装置GFとの間で回線を保持し、転送
終了後に信号MCFを送信側のグループ3ファクシミリ
装置GFに応答するようにしているので、送信側のグル
ープ3ファクシミリ装置GFでは、ゲートウェイ装置G
Wの送信終了の後に即受信確認を行うことができ、例え
ば、ゲートウェイ装置GWが送信元のグループ3ファク
シミリ装置GFに対して、受信確認のための通知を別途
する必要がなくなり、無駄な通信コストが発生すること
を抑制することができる。
がこのゲートウェイ装置GWを用いて他の端末等に画情
報を送信する場合の通信動作のさらに他の例(ECMモ
ード)を示している。
装置GFは、ゲートウェイ装置GWへ発呼し、それによ
り、グループ3ファクシミリ装置GFとゲートウェイ装
置GWとの間に回線が確立する。
3ファクシミリ装置GFは、ファクシミリ呼出信号であ
る信号CNGを送出し、ゲートウェイ装置GWは信号C
NGを受信すると、信号CEDを応答し、自端末の機能
等を通知するための信号DISと、オプション信号とし
て自端末の識別情報(電話番号)を通知するための信号
CSIを送出する。
GFは、伝送機能等を指定するための信号DCSをゲー
トウェイ装置GWへ送信する。また、このとき、オプシ
ョン信号として、送信宛先の電子メールアドレスを通知
するための信号IRA、自端末の識別情報を通知するた
めの信号TSI、サブアドレスを指定するための信号S
UB、および、認証情報を通知するための信号SID
が、必要に応じて送出される。この場合、信号IRA
は、送信宛先の電子メールアドレスを通知するために送
出されるであろう。
は、モデムトレーニング手順のために信号TCFを送出
し、その信号TCFの受信結果が良好な場合には、ゲー
トウェイ装置GWは、信号CFRを応答する。
と、グループ3ファクシミリ装置GFは、ECMモード
の1ページ目の画情報PIX−1を送信し、その送信を
終了すると、この場合は後続ページがあるので、伝送後
信号として信号PPS−MPSを送出する。
クシミリ装置GFより1ページ目の画情報PIX−1を
受信すると、その受信画情報に基づいて、上述した電子
メールの本文情報を作成を開始し、作成できた部分から
順次サーバ装置SMへ送信する。
電子メールの本文情報には、上述したようにTIFF−
Fフォーマットの画情報を、MIME変換したものが配
置され、したがって、ゲートウェイ装置GWでは、受信
したファクシミリ画情報を元の画像データへ復号化し、
その画像データをTIFF−Fフォーマットの画情報に
変換し、そのTIFF−Fフォーマットの画情報をMI
ME変換するという処理を行うため、1ページ分の画情
報に相当する電子メールの本文情報を送信終了するま
で、比較的長い時間がかかる。
装置GWは、画情報を受信終了した後に応答する信号と
して、例えば、受信を正常に終了した旨を通知するため
の信号MCFを送出せずに、適宜なエラーフレームを指
定した信号PPRを送出する。これにより、グループ3
ファクシミリ装置GFは、信号PPRで指定されたフレ
ームの画情報のECMモードの再送動作へと移行する。
この場合、時間稼ぎのために、全フレームを再送指定す
ることができる。
リ装置GFは、グループ3ファクシミリ装置GFは、指
定されたフレーム番号の1ページ目の画情報PIX−1
を再度送信し、その送信を終了すると、この場合は後続
ページがあるので、伝送後信号として信号PPS−MP
Sを送出する。
るとき、ゲートウェイ装置GWは、受信した画情報を廃
棄する。
分の画情報に相当する電子メールの本文情報を送信終了
すると、信号PPS−MPSに対応する応答信号として
信号MCFを応答する。これにより、グループ3ファク
シミリ装置GFは、次のページの画情報の送信を開始す
る。この場合、2ページ目の画情報は、2ブロックに分
割送信されている。すなわち、グループ3ファクシミリ
装置GFは、2ページ目の第1ブロックの画情報PIX
−2−1と信号PPS−NULLを送信し、次いで、2
ページ目の第2ブロックの画情報PIX−2−2と信号
PPS−EOPを送出する。
様にして、グループ3ファクシミリ装置GFより2ペー
ジ目の画情報PIX−2−1,PIX−2−2を受信す
ると、その受信画情報に基づいて、上述した電子メール
の本文情報を作成を開始し、作成できた部分から順次サ
ーバ装置SMへ送信する。
は、最初のブロックの画情報PIX−2−1を受信した
とき、伝送後信号として信号PPS−NULLを受信し
たので、後続ブロックがある旨を知り、したがって、応
答信号として信号MCFを応答し、次のブロックの送信
を促す。
2を受信した場合には、時間稼ぎのために、同一ブロッ
クを再送させるため、信号PPRを応答する。
GFは、信号PPRで指定されたフレームの画情報のE
CMモードの再送動作へと移行する。
リ装置GFは、グループ3ファクシミリ装置GFは、指
定されたフレーム番号の2ページ目の画情報PIX−2
−2を再度送信し、その送信を終了すると、この場合は
最終ページの最終ブロックであるので、伝送後信号とし
て信号PPS−EOPを送出する。
るとき、ゲートウェイ装置GWは、受信した画情報を廃
棄する。
子メールの本文情報を送信終了すると、ゲートウェイ装
置GWは、応答信号として信号MCFを応答する。これ
により、グループ3ファクシミリ装置GFは、信号DC
Nを送出して、回線を復旧する。また、ゲートウェイ装
置GWは、信号DCNを受信すると、回線を復旧する。
が行うファクシミリゲートウェイ機能にかかる処理の一
例を示している。
置GFから送信される画情報の受信(ECMモード)を
開始し(処理301)、画情報を受信しながら、電子メ
ールの本文情報を作成し、送信する処理を開始する(処
理302)。1ページ分の画情報の受信を終了すると、
伝送後信号として、信号PPS−MPSまたは信号PP
S−EOPを受信する(処理303)。
了しているかどうかを調べ(判断304)、判断304
の結果がNOになるときには、適宜なエラーフレームを
指定する信号PPRを送信し(処理306)、受信終了
している同一ブロックの画情報を再度受信するととも
に、その受信した画情報は廃棄する(処理306)。
画情報の送信が完了していない場合には、再度処理30
5,306を実行する。
た場合で、判断304の結果がYESになるときには、
信号MCFを応答し(処理307)、そのときに信号P
PS−EOPが受信済であったかどうかを調べる(判断
308)。
後続ページに対する処理を行うために、処理302へ戻
る。また、判断308の結果がYESになるときには、
信号DCNを受信し(処理309)、この処理を終了す
る。
分の画情報の転送が終了するまでの間、送信側のグルー
プ3ファクシミリ装置GFとの間で回線を保持し、転送
終了後に信号MCFを送信側のグループ3ファクシミリ
装置GFに応答するようにしているので、送信側のグル
ープ3ファクシミリ装置GFでは、ゲートウェイ装置G
Wの送信終了の後に即受信確認を行うことができ、例え
ば、ゲートウェイ装置GWが送信元のグループ3ファク
シミリ装置GFに対して、受信確認のための通知を別途
する必要がなくなり、無駄な通信コストが発生すること
を抑制することができる。
ウェイ装置GWとサーバ装置SMのMTAとの間で行う
SMTPシーケンスの一例を示している。この場合、同
時にメールでの配達確認(DSN)を要求している。サ
ーバ装置SMのDSNのサポートは、EHLOコマンド
に対するDSN表示(応答)により判断できる。”RC
PT TO”コマンドのオプション”NOTIFY=S
UCCESS,FAILURE”により配達確認を要求
している。また、"MAIL FROM"コマンドのオプション”
ENVID”は、返されるDSNの中で使われる。
SMから返されるDSNメールの一例を示している。
パートであり、”Content−Type: mes
sage/delivery−status”により配
達状況が示されている。
ed”フィールドにより”Final−Recipen
t:”宛に配信されたことが示されている。また、”O
riginal−Envelop−Id:”フィールド
には、”MAIL FROM”コマンド(図10参照)
の”ENVID”のIDが記述される。
側のMTAへ電子メールが配送された旨を確認すること
ができるので、受信確認を応答する際の参照情報として
利用することができる。
送信機能がある。これは、例えば、サイズの大きなデー
タファイルを複数のページに分割して送信し、受信側で
は、分割ページを集めて元のデータファイルを作成する
ために用いられる。
トの画情報は、「ヘッダ」−「第1ページヘッダ」−
「第1ページデータ」−「第2ページヘッダ」−「第2
ページデータ」(以降、繰り返し)のような構造を有す
るので、各ページのそれぞれを部分ページにあてはめ
て、この部分ページ送信機能を利用することができる。
合、図12(a),(b),(c)のようなMIME
の”message−partial”を適用すること
ができる。ここで、Content−Typeに”me
ssage−partial”が含まれ、number
で表される数字(ここではページ番号に相当)が含まれ
ている。最終partial(ページ)には必ずtot
alが含まれており、これにより、メールの受信側は、
メールの最後を知ることができる。
公衆回線網に接続されるとともにネットワークに接続
し、公衆回線網に接続されているグループ3ファクシミ
リ装置より画情報を受信すると、その受信画情報を、指
定された電子メールアドレスの宛先へ、電子メールを用
いて送信するオンランプゲートウェイ機能を備えたファ
クシミリゲートウェイ装置において、公衆回線網に接続
されているグループ3ファクシミリ装置より画情報を受
信するとき、受信画情報を運ぶ電子メールを作成して送
信し、当該電子メールの送信結果を取得した後に、上記
グループ3ファクシミリ装置に対して受信確認信号を送
信するとともに、画情報の受信完了から上記受信確認信
号の送信まで、当該グループ3ファクシミリ装置との回
線を保持するようにしているので、送信側のグループ3
ファクシミリ装置では、オンランプゲートウェイ装置の
送信終了の後に即受信確認を行うことができ、例えば、
オンランプゲートウェイ装置が送信元のグループ3ファ
クシミリ装置に対して、受信確認のための通知を別途す
る必要がなくなり、無駄な通信コストが発生することを
抑制することができるという効果を得る。
ムを示したブロック図。
ク図。
電子メールの一例を示した概略図。
イ装置GWを用いて他の端末等に画情報を送信する場合
の通信動作の一例を示したタイムチャート。
トウェイ機能にかかる処理の一例を示したフローチャー
ト。
イ装置GWを用いて他の端末等に画情報を送信する場合
の通信動作の他の例を示したタイムチャート。
トウェイ機能にかかる処理の他の例を示したフローチャ
ート。
イ装置GWを用いて他の端末等に画情報を送信する場合
の通信動作のさらに他の例を示したタイムチャート。
トウェイ機能にかかる処理のさらに他の例を示したフロ
ーチャート。
GWとサーバ装置SMのMTAとの間で行うSMTPシ
ーケンスの一例を示したタイムチャート。
されるDSNメールの一例を示した概略図。
情報を送信する際に適用されるヘッダの一例を示した概
略図。
Claims (6)
- 【請求項1】 公衆回線網に接続されるとともにネット
ワークに接続し、公衆回線網に接続されているグループ
3ファクシミリ装置より画情報を受信すると、その受信
画情報を、指定された電子メールアドレスの宛先へ、電
子メールを用いて送信するオンランプゲートウェイ機能
を備えたファクシミリゲートウェイ装置において、 公衆回線網に接続されているグループ3ファクシミリ装
置より画情報を受信するとき、受信画情報を運ぶ電子メ
ールを作成して送信し、当該電子メールの送信結果を取
得した後に、上記グループ3ファクシミリ装置に対して
受信確認信号を送信するとともに、画情報の受信完了か
ら上記受信確認信号の送信まで、当該グループ3ファク
シミリ装置との回線を保持することを特徴とするファク
シミリゲートウェイ装置。 - 【請求項2】 画情報の受信完了から前記受信確認信号
の送信までの前記グループ3ファクシミリ装置との回線
の保持は、信号RNRを送出し、信号RRを受信するシ
ーケンスを用いて行うことを特徴とする請求項1記載の
ファクシミリゲートウェイ装置。 - 【請求項3】 画情報の受信完了から前記受信確認信号
の送信までの前記グループ3ファクシミリ装置との回線
の保持は、画情報の受信完了後の信号として信号RTN
を送出し、同一ページの画情報の再送を要求することに
より行うことを特徴とする請求項1記載のファクシミリ
ゲートウェイ装置。 - 【請求項4】 画情報の受信完了から前記受信確認信号
の送信までの前記グループ3ファクシミリ装置との回線
の保持は、画情報の受信完了後の信号として信号PPR
を送出し、画情報の再送を要求することにより行うこと
を特徴とする請求項1記載のファクシミリゲートウェイ
装置。 - 【請求項5】 電子メールの送信時にDNSによる配達
確認を要求し、前記受信確認信号の送信は、当該配達確
認要求に対する応答を受信した後に行うことを特徴とす
る請求項1または請求項2または請求項3または請求項
4記載のファクシミリゲートウェイ装置。 - 【請求項6】 前記画情報を運ぶ電子メールは、MIM
Eのmultipart/partialフィールドを
有し、本文情報には、1ページ分の画情報を含むことを
特徴とする請求項1または請求項2または請求項3また
は請求項4または請求項5記載のファクシミリゲートウ
ェイ装置。
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