JP2003150244A - 出力機器用装置 - Google Patents
出力機器用装置Info
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Abstract
生じた出力機器を特定する警報手段を動作させ続けるこ
とができるスレーブを提供すること 【解決手段】 OUT端子16″をON/OFFさせる
出力回路16と、PLCからの制御命令に従い出力回路
(トランジスタ16′)の動作を制御するMPU13を
含む内部回路を有する。内部回路と出力回路はそれぞれ
別系統の電源供給ラインにより電力供給を受けるように
構成され、トランジスタは、短絡を検出した際にMPU
に向けて短絡検知信号を出力する。MPUは、短絡検知
信号を受信すると、短絡バッファをONにし、該当する
ステータスLED20を点灯させる。一方、I/O電源
19の動作状態をフォトカプラ15cを介して取得し、
電源がOFFになっても、短絡バッファをONのままに
する。よって、電源OFF時でもステータスLEDは点
灯する。
Description
に関するものである。
例としては、図1のようなものがある。すなわち、PL
Cユニット1と通信機能を備えたマスタユニット2を一
体化するとともに、そのマスタユニット2をフィールド
ネットワーク3に接続する。また、このフィールドネッ
トワーク3には、OUTスレーブ4等が接続される。そ
して、この例では、OUTスレーブ4のOUT端子に
は、バルブ,モータ等の出力機器5が接続されている。
2,図3に示すようになっている。すなわち、フィール
ドネットワーク3に接続するための通信インタフェース
(通信コネクタ)4aを備え、この通信インタフェース
4aを介して受信した自己宛のフレーム,メッセージ等
は、通信部4bにて解析され、必要な情報がMPU4c
に与えられる。MPU4cでは、マスタユニット2から
OUTデータを受信すると、対応するOUT端子をON
/OFFにすべく、制御信号を送る。具体的には、ON
/OFF情報(1/0)をフリップフロップ4dに書き
込む。
れた制御信号の値と等価)は、フォトカプラ4eを介し
て短絡検知内蔵出力回路4fに与えられる。短絡検知内
蔵出力回路4fは、図3に示すように、短絡防止機能を
備えたトランジスタ4f′を備え、このトランジスタ4
f′をON/OFFすることにより、出力機器が接続さ
れたOUT端子4f″をON/OFFする。
T端子4f″の状態(接点のON/OFF)を示すI/
O_LED4gを備えている。このI/O_LED4g
は、制御信号がONの時に点灯したり、ON/OFFに
よって点灯する色を変えるようにしたりする。
信号処理等をする内部回路と、出力機器5を駆動・動作
させる出力回路に分けられ、各回路は、それぞれ別の電
源により駆動するようになっている。つまり、出力回路
は、外部のI/O電源4iから電力供給を受けるように
なっており、この電源供給ラインに、上記したトランジ
スタ4f′を設けている。これにより、制御信号に基づ
きトランジスタ4f′がONになると、回路が閉じてI
/O電源4iからOUT端子4f″ひいては出力機器5
に通電される。さらに、I/O電源4iには、スイッチ
4i′が設けられており、このスイッチ4i′を開閉す
ることにより、出力回路の全体の電源のON/OFFを
管理できる。
電源4hから行われるが、この内部回路電源4hは、例
えば、独立した電源でも良いし、フィールドネットワー
ク3を介して供給されたものを適宜変換し、OUTスレ
ーブ4内の内部回路を構成する各素子等へ供給するよう
にしても良い。
記したように短絡防止機能が付いているが、具体的に
は、トランジスタ4f′が、自己に接続された出力機器
5の短絡の有無を判断し、短絡を検知した場合には、接
点をOFFにするとともに短絡検知信号を出力する。つ
まり、出力機器5が短絡すると、大きな短絡電流が流
れ、その通電に伴い発熱する。従って、係る過電流や発
熱を検知することにより、短絡と判断し、所定の動作を
行う。
eを介してバスバッファ4jに与えられ、所定のタイミ
ングでMPU4cに伝達される。さらに、この短絡検知
信号を受け取ったMPU4cは、例えば、フィールドネ
ットワーク3を介してマスタユニット2ひいてはPLC
ユニット1に送る。これにより、PLCユニット1で
は、所定の警報ランプを点灯させたり、警報ブザーを鳴
らすための処理を行い、異常があったことを通知する。
また、場合によってはシステムを停止する等の異常処理
を行う。
器が短絡すると、上位のPLCなどに通知され、そこか
ら警報出力がされて監視員等に異常があったことを知ら
せることができる。従って、迅速に短絡が発生した現場
に作業員が出向いて短絡した出力機器の交換作業などの
メンテナンスが行える。
た従来の短絡検知機能を付加したOUTスレーブを含む
システムの場合、以下のような問題があった。すなわ
ち、短絡をしている出力機器(負荷)のメンテナンス
(修理,交換作業)を行う場合、誤動作による危険防止
のために、通常、スイッチ4i′を開いてI/O電源4
iをOFFにした状態で保守作業を行うようになってい
る。
に、このようにI/O電源4iをOFFにすると、トラ
ンジスタ4f′に対しても通電されなくなる。その結
果、過電流でもなくなり、発熱も無くなるので、短絡し
ていないと判断し、短絡検知信号はOFFとなる。その
結果、内部回路電源4hからの電力供給を受けて動作し
ているMPU4cは、短絡が解消したと判断し、解消に
伴う所定の動作をする。
して短絡解消を通知し、それに伴いPLCユニット1
は、通常のサイクリックな制御を開始してしまう。しか
し、実際には短絡状態は解消していないため、誤動作の
おそれがある。また、例えば、PLCユニット1からの
制御命令或いはMPU4cからの命令に従って、短絡し
ている端子を特定するランプ(ステータスLED)を点
灯させているような場合、I/O電源4iのOFFとと
もに係るランプも消灯してしまうので、作業員はどの出
力機器で短絡が発生していたかが、係るランプの点灯の
有無で判断することができず、メンテナンスの対象の特
定処理が煩雑となる。
OFFにしても、短絡等の異常を生じた出力機器(OU
T端子)を特定する警報手段を動作させ続けることがで
き、メンテナンスの対象の特定を容易にすることができ
る出力機器用装置を提供することを目的とする。
用装置は、例えば、PLCシステムに用いられる用いら
れるもので、出力機器を接続するための出力端子を備え
た出力機器用装置である。そして、前記出力端子をON
/OFFさせる出力回路と、前記出力回路の動作を制御
する制御手段を含む内部回路を有するとともに、前記内
部回路と前記出力回路はそれぞれ別系統の電源供給ライ
ンにより電力供給を受けるように構成され、前記出力回
路は、異常を検出した際に前記制御手段に向けて異常検
出信号を出力する機能を持ち、前記制御手段は、前記異
常検出信号を受信した際に、警報手段を動作させるため
の出力信号を出力するとともに、前記出力回路用の電源
供給ラインのON/OFF状態を監視し、その電源供給
ラインがOFFになっても直前に前記出力信号を出力し
ている場合にはその出力を継続するように構成した。
記電源供給ラインがOFFからONに復帰した際に、前
記出力信号の出力を解除する機能を付加すると良い。も
ちろん係る機能はなくても良い。
ON/OFFさせる出力回路と、前記出力回路の動作を
制御する制御手段を含む内部回路を有するとともに、前
記内部回路と前記出力回路はそれぞれ別系統の電源供給
ラインにより電力供給を受けるように構成され、前記出
力回路は、異常を検出した際に前記制御手段に向けて異
常検出信号を出力する機能を持ち、前記制御手段は、前
記異常検出信号を受信した場合に、警報手段を動作させ
るための出力信号を出力し続け、かつ、前記出力回路用
の電源供給ラインのON/OFF状態を監視し、前記電
源供給ラインがOFFからONに復帰した場合に、前記
出力信号の出力を解除するように構成することである。
43に対応し、警報手段は実施の形態ではステータスL
EDに対応する。この警報手段は、どの出力端子(出力
機器)が異常を生じているかがわかるようになってい
る。
ーブ(OUTスレーブやMIXスレーブ等)であった
り、複数ユニットを連結して形成されるPLCを構成す
るための出力ユニット等が適用される。
異常が発生した場合、出力回路がそれを検知して異常検
知信号を出力する。制御手段では、その異常検知信号を
受信すると、出力信号を出力し、警報手段を動作させ
る。これにより、作業員,監視員等は異常があったこと
を知ることができる。
理をするに際し、出力回路の電源供給をOFFにする。
すると、出力回路も停止し、異常検知信号もOFFにな
るが、この場合でも、内部回路用の電源供給は継続され
ているため制御手段は正常に動作し、出力信号を出力し
つづけるので、警報手段も動作(警報出力)しつづけ
る。
各手段を専用のハードウエア回路によって実現すること
ができるし、プログラムされたコンピュータによって実
現することもできる。
ーブの好適な一実施の形態を示している。このスレーブ
は、図1に示したようにフィールドネットワークに接続
され、マスタとの間でマスタ−フィールド間通信を行
い、I/Oデータの送受を行ったり、短絡検知信号をマ
スタユニットに向けて出力したりするようになってい
る。
のと同様である。すなわち、フィールドネットワークに
接続するための通信インタフェース(通信コネクタ)1
1を備え、この通信インタフェース11を介して受信し
た自己宛のフレーム,メッセージ等が、通信部12にて
解析され、必要な情報がMPU13に与えられる。
れ、そのバスを介してデータの送受を行う。つまり、こ
のバスには、2つのフリップフロップ14a,14c
と、1つのバスバッファ14bが接続されており、MP
U13は、それらフリップフロップ14a,14c,バ
スバッファ14bから択一的に選択された1つとの間で
データの送受をする(フリップフロップ14a,14c
にデータを書き込み、バスバッファ14bからデータを
読み出す)。
ら受信したOUTデータをフリップフロップ14aの所
定アドレスに書き込む。フリップフロップ14aの各出
力は、フォトカプラ15aを介して短絡検知内蔵出力回
路16を構成する各トランジスタ16′のベースに与え
られ、そのトランジスタ16′をON/OFFする。そ
して、各トランジスタ16′にはI/O電源19が接続
されているため、トランジスタ16′のON/OFFに
より、トランジスタ16′に接続されたI/O端子であ
るOUT端子16″ひいては、その端子に接続された出
力機器25がON/OFFする。本実施の形態でも、I
/O電源19にスイッチ19′が設置され、I/O電源
供給を全体的に遮断可能としている。
T端子16″の状態(接点のON/OFF)を示すI/
O_LED17が接続されている。このI/O_LED
17は、制御信号がONの時に点灯したり、ON/OF
Fによって点灯する色を変えるようになっている。
理等をする内部回路と、出力機器25を駆動・動作させ
る出力回路に分けられ、各回路は、それぞれ別の電源に
より駆動するようになっている。つまり、出力回路(ト
ランジスタ16′)は、外部のI/O電源19から電力
供給を受けるように構成されているのは上記した通りで
ある。そして、内部回路への電力供給は、内部回路電源
18から行われる。この内部回路電源18は、例えば、
独立した電源でも良いし、フィールドネットワークを介
して供給されたものを適宜変換し、スレーブ10内の内
部回路を構成する各素子等へ供給するようにしても良
い。
機能が付いており、自己に接続された出力機器25の短
絡を検知し、検知した場合には、接点をOFFにすると
ともに短絡検知信号を出力する。つまり、出力機器25
が短絡すると、大きな短絡電流が流れ、その通電に伴い
発熱する。従って、係る過電流や発熱を検知することに
より、短絡と判断し、上記した接点OFF処理並びに短
絡検知信号出力処理を行う。
を介してバスバッファ14bに与えられ、所定のタイミ
ングでMPU13に伝達される。この短絡検知信号を受
け取ったMPU13は、対応するフリップフロップ14
cの入力端子をONにし、そのフリップフロップ14c
に接続されたステータスLED20を点灯させる。これ
により、どのステータスLED20が点灯しているかを
確認することにより、どの出力機器25が短絡している
かを容易に認識できる。さらに、MPU13は、短絡が
発生していることをフィールドネットワークを介してマ
スタユニットひいてはPLCユニットに通知するように
している。
電源供給ラインを分岐し、フォトカプラ15cを介して
MPU13に与えるようにしている。つまり、I/O電
源19がONとなって電力供給がされている場合には、
フォトカプラ15cの出力がONになる。
19′を開いてI/O電源19をOFFにすると、フォ
トカプラ15cの出力もOFFになる。よって、MPU
13では、係るフォトカプラ15cの出力(I/O電源
検知信号)を監視することにより、I/O電源19の動
作状態を認識することができる。
は、電源がOFFになった場合、そのOFFの際(直
前)に短絡検知信号が出力されている時には、ステータ
スLED20の点灯を継続するようにした。つまり、上
記したI/O電源19のOFFに伴いトランジスタ1
6′からの短絡検知信号もOFFになるため、通常であ
ればMPU13は短絡状態が解消したと判断してステー
タスLED20を消灯するところ、I/O電源19がO
FFしている場合には、係る電源供給が無くなったこと
によって検知信号もOFFになっただけで、実際には短
絡状態が続いていると判断し、ステータスLED20を
点灯させ続けるように動作させる。これにより、メンテ
ナンスのためにI/O電源19をOFFにしても、所定
のステータスLED20が点灯しているので、短絡を生
じていたOUT端子(出力機器)を容易に特定すること
ができる。
U13は、図6に示すフローチャートを実施する機能を
付加している。まず、MPU13は、バスバッファ14
bの各値を取り込み、トランジスタ16′から短絡検知
信号が出力されているか否かを判断する機能を持ち、更
に、係る判断(短絡検知)を行うか否かの状態設定も行
えるようになっている。つまり、短絡検知が有効の場合
に、実際にバスバッファ14bの値を取り込み、短絡し
ているか否かを判断する。換言すると、短絡検知が無効
の場合には、短絡検知信号のON/OFFに関係なく、
短絡の有無の判定をしない。もちろん、この短絡検知の
有効/無効は、各ビット単位で切替設定される。
る機能並びに短絡検知の有効/無効の切替機能を用い
て、以下のように動作する。まず、短絡ポートが短絡を
検知しているか否かを判断する(ST1)。この判断
は、短絡検知が有効で、かつ、バスバッファ14bの対
応するビットがON(トランジスタ16′が短絡検知信
号を出力)している場合にYesとなる。そして、それ
以外の場合、つまり、短絡検知が有効でもバスバッファ
14bの対応するビットがOFF(短絡を生じていな
い)の場合と、短絡検知が無効に設定されている場合に
は、ステップ1の分岐判断はNoとなる。ステップ1の
分岐判断でYesの場合には、MPU13内の該当する
短絡検知バッファをONにする(ST2)。これによ
り、ON状態がラッチされる。
I/O電源検知信号のON/OFF信号を取得し、I/
O電源の状態を確認する(ST3)。そして、前回の状
態がOFFで今回がONとなった場合には、電源が投入
されたと判断できるので、ステップ4に進み、短絡検知
バッファを一斉にOFFにし、全ての出力機器(OUT
端子)に対するステータスを短絡なしにする。これによ
り、フリップフロップ14cの全てのビットがOFFに
なり、ステータスLED20は消灯される。その後、全
ての短絡ポートに対して短絡検知を有効にセットし(S
T5)、次の監視に備える。
信号が、上記した状態以外の場合、つまり、OFFであ
ったり、前回と今回がともにONの場合には、ステップ
6に進み、短絡検知バッファのON/OFFをステータ
スへ反映する。実際には、短絡検知バッファがONにな
っているものを、短絡有りとしてステータスに反映す
る。これにより、短絡を生じた出力機器(OUT端子)
に割り付けられたステータスLED20に接続されるフ
リップフロップ14cの対応するビットがONになり、
該当するステータスLED20が点灯する。
より、初期状態は短絡検知が有効となっており、一度短
絡検知をすると、短絡検知バッファがONになり(ST
2)、短絡ありがステータスに反映されて対応するステ
ータスLED20が点灯する(ST6)とともに、短絡
検知が無効とされる(ST7)。よって、ステップ5に
より短絡検知が有効になるまでの間は、短絡ボートの状
態判定自体を行わないので、ステータスLED20が点
灯状態が続く。
旦OFFされた後にONされた場合に実行される。よっ
て、メンテナンス等のためにI/O電源19がOFFさ
れただけでは短絡検知が無効のままとなるので、ステー
タスLED20は点灯状態を継続する。
19をONにすると、短絡検知バッファが一斉にOFF
されるため、ステータスLED20も消灯する。その
後、短絡検知が有効になるので(ST5)、仮に交換し
た出力機器やその他の出力機器が短絡を生じている場合
には、再度対応するステータスLED20が点灯するこ
とになる。
ると、図7に示すタイムチャートのようになる。すなわ
ち、正常状態ではI/O電源がONであるので、I/O
電源検知信号もONとなる。そして、短絡検知信号もO
FFとなるので、短絡検知信号バッファもOFFとな
り、ひいてはステータスLED20消灯した状態とな
る。
絡が発生した場合には、短絡検知信号がONになるの
で、ステップ1の分岐判断でYesとなる(初期状態で
は短絡検知は有効)。これに伴い、短絡検知保持バッフ
ァがONとなり、それに追従してステータスLED20
も点灯する。
のためにI/O電源をOFFにすると、I/O電源検知
信号もOFFになる。さらに、トランジスタ16′にも
通電されなくなることから短絡検知信号もOFFとな
る。但し、短絡検知信号保持バッファの出力は、ONに
ラッチされたままとなるので、ステータスLED20も
点灯し続ける。このように、I/O電源19をOFFに
している間も、ステータスLED20が点灯しているた
め、どれが点灯しているかを確認することにより、短絡
が発生した箇所を容易に特定できる。
ス作業が終了(正常な出力機器と交換等)し、I/O電
源19をONにすると、ステップ4,5が実行され、短
絡検知信号保持バッファはOFFになる。また、それに
伴いステータスLED20も消灯し、正常状態に戻る。
れるOUTスレーブについて説明したが、入力機器が併
せて接続された混在型のMIXスレーブについてももち
ろん適用できる。
示している。本実施の形態は、上記した実施の形態と相
違し、PLCを構成する出力ユニットに適用した例を示
している。すなわち、良く知られているように、各機能
毎のユニットを用意し、必要な機能を持つユニットを連
結して1つのPLCを構成するものがある。図8では、
ベース30に対し、出力機器を接続する出力ユニット3
1,入力機器を接続する入力ユニット32,ユーザプロ
グラムを実行するCPUユニット33並びに各ユニット
を駆動するための電源を供給する電源ユニット34を連
結している。各ユニットは、バスにより接続され、ユニ
ット間でデータの送受をしたり、電源の供給を受けたり
するようになっている。もちろん、図示したユニットを
全て実装する必要はないし、他の種類のユニットを連結
する場合もある。
例を示すと図9のようになる。PLCを構成する各ユニ
ットを電気的に連結するPLCバスに接続するためのイ
ンタフェース41を備えている。このインタフェース4
1には、MPU43が接続されており、このMPU43
は、インタフェース41を介して他のユニットとデータ
の送受を行う。
接続され、そのバスを介して2つのフリップフロップ4
4a,44cと、1つのバスバッファ44bとの間でデ
ータの送受をする。
3から送られてきたOUTデータをフリップフロップ4
4aの所定アドレスに書き込む機能を持つ。フリップフ
ロップ44aの各出力は、フォトカプラ45aを介して
短絡検知内蔵出力回路46を構成する各トランジスタ4
6′のベースに与えられ、そのトランジスタ46′をO
N/OFFする。
電源49が接続されているため、トランジスタ46′の
ON/OFFにより、トランジスタ46′に接続された
OUT端子46″ひいては、そのOUT端子46″に接
続された出力機器51がON/OFFする。本実施の形
態でも、I/O電源49にスイッチ49′が設置され、
I/O電源供給を全体的に遮断可能としている。
T端子46″の状態(接点のON/OFF)を示すI/
O_LED47が接続されている。このI/O_LED
47は、制御信号がONの時に点灯したり、ON/OF
Fによって点灯する色を変えるようになっている。
号処理等をする内部回路と、出力機器51を駆動・動作
させる出力回路に分けられ、各回路は、それぞれ別の電
源により駆動するようになっている。つまり、出力回路
(トランジスタ46′)は、外部のI/O電源49から
電力供給を受けるように構成され、内部回路への電力供
給は、PLCバスを介して与えられる。よって、I/O
電源49をOFFにすると、出力機器51への通電は遮
断されるものの内部回路は稼働する。
機能が付いており、自己に接続された出力機器51の短
絡を検知し、検知した場合には、接点をOFFにすると
ともに短絡検知信号を出力する。
を介してバスバッファ44bに与えられ、所定のタイミ
ングでMPU43に伝達される。この短絡検知信号を受
け取ったMPU43は、対応するフリップフロップ44
cの入力端子をONにし、そのフリップフロップ44c
に接続されたステータスLED50を点灯させる。これ
により、どのステータスLED50が点灯しているかを
確認することにより、どの出力機器51が短絡している
かを容易に認識できる。
電源供給ラインを分岐し、フォトカプラ45cを介して
MPU43に与え、I/O電源49の状態を検出できる
ようにしている。そして、MPU43は、I/O電源が
OFFになった場合、そのOFFの際(直前)に短絡検
知信号が出力されている時には、ステータスLED50
の点灯を継続するように構成した。具体的には、図6に
示すフローチャートを実施する機能を組み込むことによ
り実現している。
検知内蔵出力回路16,46(トランジスタ16′,4
6′)は、図7のタイミングチャートでも示したよう
に、短絡を検知している間、短絡検知信号を出力(O
N)し続けているが、必ずしも係る構成を採らず、短絡
した際に単発のパルスを出力するようにしてもよい。す
なわち、上記した実施の形態では、図6に示すフローチ
ャートで示すように、一旦短絡検知をすると、その状態
をラッチし、以後は短絡検知を無効にしているため、短
絡したことをMPUに通知した場合には、それ以後は短
絡検知信号を継続して出力しなくてもステータスLED
20,50を点灯し続けることができるためである。
旦短絡を検知すると、その後は、I/O電源がONのと
きも短絡検知信号が出力されているか否かを監視せず、
短絡有りと推定して短絡検知バッファをONにしてステ
ータスLED20,50を点灯させつづけたが、本発明
はこれに限ることはなく、I/O電源がONのときは、
トランジスタ16′,46′から短絡検知信号が出力さ
れているか否かを判断し、I/O電源がOFFになった
場合には、その直前の状態(短絡検知信号の有無)を保
持するようにしても良い。
き、I/O電源がOFFになった際に、直前に短絡検知
信号を受信し、ステータスLED20,50を点灯させ
ている場合には、I/O電源がOFFになった後も短絡
検知信号を受信しているとみなし、ステータスLED2
0,50を点灯し続けるように動作させる。なお、この
場合も、ステータスLED20,50の消灯は、例え
ば、I/O電源がOFFからONになったことをトリガ
として実行することができる。
テナンスの際にI/O電源をOFFにすることなく、O
N状態のままメンテナンス処理を実行するような場合、
電源がOFFすることなく短絡状態が解消するが、係る
場合に短絡解消とともにステータスLEDを消灯させる
ことができる。
用の電源をOFFにしても、短絡等の異常を生じた出力
機器(OUT端子)を特定する警報手段を動作させ続け
ることができ、メンテナンスの対象の特定を容易にする
ことができる。
である。
内部構造の概略構成を示す図である。
ある。
トの内部構造の具体的な構成を示す図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 出力機器を接続するための出力端子を備
えた出力機器用装置であって、 前記出力端子をON/OFFさせる出力回路と、前記出
力回路の動作を制御する制御手段を含む内部回路を有す
るとともに、前記内部回路と前記出力回路はそれぞれ別
系統の電源供給ラインにより電力供給を受けるように構
成され、 前記出力回路は、異常を検出した際に前記制御手段に向
けて異常検出信号を出力する機能を持ち、 前記制御手段は、前記異常検出信号を受信した際に、警
報手段を動作させるための出力信号を出力するととも
に、前記出力回路用の電源供給ラインのON/OFF状
態を監視し、その電源供給ラインがOFFになっても直
前に前記出力信号を出力している場合にはその出力を継
続するようにしたことを特徴とする出力機器用装置。 - 【請求項2】 前記制御手段は、前記電源供給ラインが
OFFからONに復帰した際に、前記出力信号の出力を
解除するようにしたことを特徴とする請求項1に記載の
出力機器用装置。 - 【請求項3】 出力機器を接続するための出力端子を備
えた出力機器用装置であって、 前記出力端子をON/OFFさせる出力回路と、前記出
力回路の動作を制御する制御手段を含む内部回路を有す
るとともに、前記内部回路と前記出力回路はそれぞれ別
系統の電源供給ラインにより電力供給を受けるように構
成され、 前記出力回路は、異常を検出した際に前記制御手段に向
けて異常検出信号を出力する機能を持ち、 前記制御手段は、前記異常検出信号を受信した場合に、
警報手段を動作させるための出力信号を出力し続け、 かつ、前記出力回路用の電源供給ラインのON/OFF
状態を監視し、前記電源供給ラインがOFFからONに
復帰した場合に、前記出力信号の出力を解除するように
したことを特徴とする出力機器用装置。 - 【請求項4】 前記出力機器用装置は、スレーブ或いは
PLCを構成するための出力ユニットであることを特徴
とする請求項1〜3の何れか1項に記載の出力機器用装
置。
Priority Applications (1)
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