JP2003149088A - 低温環境で使用可能な車両自動運転用ロボット - Google Patents

低温環境で使用可能な車両自動運転用ロボット

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JP2003149088A
JP2003149088A JP2001351233A JP2001351233A JP2003149088A JP 2003149088 A JP2003149088 A JP 2003149088A JP 2001351233 A JP2001351233 A JP 2001351233A JP 2001351233 A JP2001351233 A JP 2001351233A JP 2003149088 A JP2003149088 A JP 2003149088A
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Yoshihisa Onda
義久 恩田
Takahiro Ogawa
恭広 小川
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Horiba Ltd
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Horiba Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 低温環境でも用いることができる車両の自動
運転用ロボットを提供する。 【解決手段】 車両のペダルやシフトレバーを操作する
複数のアクチュエータ7、7、7、8と、前記アクチュ
エータ7、7、7、8に電力および信号を送るための基
盤を有する本体6とからなる車両自動運転用ロボットD
において、前記アクチュエータ7、7、7、8を駆動す
るための各モータ7’および前記基盤の周囲にヒータH
を設けるとともに、防水機能を有するコネクタ24を前
記アクチュエータ7、7、7、8と本体6との接続に用
いた。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、たとえばシャシダ
イナモメータを用いて車両の性能試験を行う場合に、そ
の車両を運転するロボットに関する。 【0002】 【従来の技術】シャシダイナモメータを用いて車両の性
能試験を行う場合、アクセル、ブレーキ、クラッチなど
のペダルの踏み込みやギヤチェンジをするためのアクチ
ュエータと、前記アクチュエータに電力や信号を送るた
めの基盤を有する本体とからなる車両運転用ロボット
を、運転者用シートに固定して、この車両自動運転用ロ
ボットによって車両が運転操作される。 【0003】そして、従来の車両自動運転用ロボットに
おいて、前記アクチュエータの駆動は、モータによって
行われていた。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】しかし、前記車両の性
能試験を低温環境下で行う場合、低温環境下では、前記
モータ、基盤の性能が保証されず、また、コネクタなど
に結露が生じるため、上記の構成からなる車両自動運転
用ロボットを用いることは不可能であった。 【0005】本発明は上述の事柄に留意してなされたも
ので、その目的は、低温環境でも用いることができる車
両の自動運転用ロボットを提供することである。 【0006】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の低温環境で使用可能な車両自動運転用ロボ
ットは、車両のペダルやシフトレバーを操作する複数の
アクチュエータと、前記アクチュエータに電力および信
号を送るための基盤を有する本体とからなる車両自動運
転用ロボットにおいて、前記アクチュエータを駆動する
ための各モータおよび前記基盤の周囲にヒータを設ける
とともに、防水機能を有するコネクタを前記アクチュエ
ータと本体との接続に用いた。 【0007】上記の構成により、低温環境下でも用いる
ことができる車両の自動運転用ロボットを提供すること
が可能となる。 【0008】 【発明の実施の形態】以下、本発明の低温環境で使用可
能な車両自動運転用ロボットの構成を図を用いて説明す
る。図1は、本発明の一実施例に係る低温環境で使用可
能な車両自動運転用ロボット(以下、ロボットという)
Dの構成を概略的に示す側面図である。ロボットDは、
車両1の性能試験を行うために、ハウジング2内におい
て、シャシダイナモメータ3上に載置された車両1を自
動運転するためのものである。 【0009】前記ハウジング2は、密閉することができ
るように断熱構造のパネルで構成されている。このハウ
ジング2内には、ハウジング2内の温度調整をするため
の温度調整装置4が設けられ、ハウジング2の上部に
は、排気ダクト5が、また、下部には前記シャシダイナ
モメータ3がそれぞれ設けられている。 【0010】図2は、前記ロボットDの構成を概略的に
示す分解側面図であり、図3は、ロボットDの構成を概
略的に示す平面図であり、図4は、前記ロボットDの要
部の構成を概略的に示す斜視図であり、図5および図6
は、前記本体6の構成を概略的に示す縦断面図および要
部拡大斜視図である。ロボットDは、本体6と、車両の
アクセル(図示せず)、ブレーキ(図示せず)、クラッ
チ(図示せず)にそれぞれ対応するアクチュエータ7、
7、7と、シフトレバー(図示せず)用のアクチュエー
タ8とから構成されている。また、前記本体6には、車
両1内のイグニッションキー(図示せず)を操作するた
めのスタータハンド21が設けられている。 【0011】前記本体6は、架台部6’と基盤部9とか
ら構成されている。架台部6’上面の左右両側には、前
方に突出した一対の取り付けバー10、10が設けられ
ており、二つの取り付けバー10、10の前端は、支持
ロッド11の後面側に接続されている。 【0012】前記基盤部9上面の後部には、支持部12
および接続口13が設けられている。前記支持部12の
先端には、シフトレバー用のアクチュエータ8が取り付
けられていて、このアクチュエータ8の先端部には、シ
フトレバーを支持するクリップ14が設けられている。
一方、前記接続口13は、外部からの電力および信号を
受け取るためのもので、前記ハウジング2の外部に設け
られた信号処理部(図示せず)に一端が接続されている
コネクタ15の他端が、着脱自在に接続される。なお、
このコネクタ15は、防水機能を有している。 【0013】また、前記基盤部9は、外部からの電力や
信号を前記アクチュエータ7、7、7、8に送るための
基盤(図示せず)を有している。そして、この基盤の下
方には、基盤を温めるためのヒータ16が設けられてい
る。このヒータ16は、基盤部9の下部に設けられたヒ
ータ固定具17によって保持されている。 【0014】さらに、前記基盤部9の上面前部および前
面には、それぞれ接続口18、19、20および1
8’、19’、20’が設けられている。前記接続口1
8、19、20は、基盤部9から、各アクチュエータ7
に電力を送るためのもので、前記接続口18’、1
9’、20’は、基盤部9から、各アクチュエータ7に
信号を送るためのものである。また、接続口18、1
8’、接続口19、19’、接続口20、20’は、そ
れぞれセットになっており、各アクチュエータ7に対応
するように設けられている。 【0015】また、上記の各接続口は、上向きに設けず
に、横、斜め上あるいは斜め下を向くように構成されて
いる。この構成により、後述するコネクタ24が各接続
口に接続された状態のロボットDを、低温環境で使用し
ているときに、ロボットDに水滴が付着することがある
が、この水滴が接続口に侵入するのを確実に防ぐことが
できる。さらに、各接続口には、防水用のパッキンP
(図6参照)が設けられている。 【0016】図7は、ロボットDの各アクチュエータ7
の構成を概略的に示す斜視図である。アクセル、ブレー
キ、クラッチにそれぞれ対応するアクチュエータ7、
7、7は、前記本体6の前方に設けられており、各アク
チュエータ7は、それぞれの側部に設けられたモータ
7’(図4参照)によって駆動される。 【0017】各アクチュエータ7の背面には、平面視L
型のL型部材22が設けられており、L型部材22の先
端は、前記支持ロッド11にスライド可能に設けられて
いる接続部材23によって着脱自在に保持される。 【0018】また、前記本体6と各アクチュエータ7と
は、それぞれ簡易に着脱することができ、かつ防水機能
を有するコネクタ24によって接続されている。一端に
接続部25を有する各コネクタ24は、他端が二股に分
かれており、それぞれ電力用の接続部26と、信号用の
接続部26’となっている。各コネクタ24の接続部2
5は、アクチュエータ7の背面に、電力用の接続部26
は、基盤部9の接続口18(19、20)に、そして信
号用の接続部26’は、基盤部9の接続口18’(1
9’、20’)に、それぞれ接続される。このコネクタ
24により、本体6内の基盤部9から各アクチュエータ
7に、電力および信号を送ることができる。なお、上記
のように、接続部分を二つの接続部26、26’に分け
たのは、万が一、水滴の付着などによりどちらか一方が
故障(たとえばショート)しても、被害を最小にするこ
とが可能となるからである。 【0019】前記モータ7’の周囲には、図4に示すよ
うに、ヒータH、サーモスタット27および温度ヒュー
ズ28が設けられており、また、モータ7’を覆うカバ
ー29が設けられている。このカバー29は、ヒータH
の保護、防水およびモータ7’の保温のためのものであ
り、これらを具備したことにより、低温環境においてロ
ボットDを使用した場合でも、モータ7’を使用するこ
とが可能となる。また、前記カバー29の上面には、可
動式の把手30が設けられている。 【0020】前記シフトレバー用のアクチュエータ8を
駆動するモータ(図示せず)にも、上記モータ7’と同
様に、ヒータ、サーモスタット、温度ヒューズ(全て図
示せず)およびカバー31が周囲に設けられている。 【0021】次に、上記の構成からなるロボットDを車
両1に設置する方法について説明する。まず、車両1の
シート32に固定装置33を取り付け、この固定装置3
3にロボットDの本体6を固定する。そして、前記コネ
クタ24を用いて、本体6に、アクチュエータ7、7、
7、8を接続するとともに、前記L型部材22を接続部
材23に固定し、各アクチュエータ7の位置決めを行う
だけでよい。 【0022】上記の構成からなる本発明の車両自動運転
用ロボットDは、本体6と各アクチュエータ7とを着脱
自在なコネクタ24によって接続したことにより、ロボ
ットDの設置時および撤去時において、分解した状態で
運搬することができ、ロボットDの運搬や組み立てを行
う作業者にかかる負担を軽減することが可能となる。 【0023】 【発明の効果】以上説明したように、本発明の低温環境
で使用可能な車両自動運転用ロボットは、車両のペダル
やシフトレバーを操作する複数のアクチュエータと、前
記アクチュエータに電力および信号を送るための基盤を
有する本体とからなる車両自動運転用ロボットにおい
て、前記アクチュエータを駆動するための各モータおよ
び基盤の周囲にヒータを設けるとともに、防水機能を有
するコネクタを前記アクチュエータと本体との接続に用
いたことにより、低温環境でも用いることができる車両
の自動運転用ロボットを提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の一実施例に係る低温環境で使用可能な
車両自動運転用ロボットの構成を概略的に示す側面図で
ある。 【図2】上記実施例の構成を概略的に示す分解側面図で
ある。 【図3】上記実施例の構成を概略的に示す平面図であ
る。 【図4】上記実施例の要部の構成を概略的に示す斜視図
である。 【図5】上記実施例の要部の構成を概略的に示す縦断面
図である。 【図6】上記実施例の要部の構成を概略的に示す要部拡
大斜視図である。 【図7】上記実施例の要部の構成を概略的に示す要部拡
大斜視図である。 【符号の説明】 1…車両、6…本体、7…アクチュエータ、7’…モー
タ、8…アクチュエータ、24…コネクタ、D…低温環
境で使用可能な車両自動運転用ロボット、H…ヒータ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 車両のペダルやシフトレバーを操作する
    複数のアクチュエータと、前記アクチュエータに電力お
    よび信号を送るための基盤を有する本体とからなる車両
    自動運転用ロボットにおいて、前記アクチュエータを駆
    動するための各モータおよび前記基盤の周囲にヒータを
    設けるとともに、防水機能を有するコネクタを前記アク
    チュエータと本体との接続に用いたことを特徴とする低
    温環境で使用可能な車両自動運転用ロボット。
JP2001351233A 2001-11-16 2001-11-16 低温環境で使用可能な車両自動運転用ロボット Pending JP2003149088A (ja)

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