JP2003146055A - 車両用空調装置 - Google Patents

車両用空調装置

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JP2003146055A
JP2003146055A JP2001346199A JP2001346199A JP2003146055A JP 2003146055 A JP2003146055 A JP 2003146055A JP 2001346199 A JP2001346199 A JP 2001346199A JP 2001346199 A JP2001346199 A JP 2001346199A JP 2003146055 A JP2003146055 A JP 2003146055A
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Tatsumi Kumada
辰己 熊田
Nobukazu Kuribayashi
信和 栗林
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Denso Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 車室内の温度分布を乗員が把握できるように
する。 【解決手段】 車室内へ空調風を吹き出す空調手段10
と、車室内の温度分布を検出する温度検出手段41と、
温度検出手段41の検出結果に基づいて車室内の温度分
布を表示する表示手段50とを備える。これによると、
車室内の温度分布を乗員が把握できるため、例えば運転
者は温度分布情報に基づいて同乗者に配慮した空調状態
を設定することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両用空調装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の車両用空調装置として特開平10
−160580号公報に記載されたものがあり、この従
来装置は、検温素子をマトリックス状に配置した赤外線
センサにて車室内の温度分布を検出し、その温度分布の
検出結果に基づいて空調制御を行うようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、同乗者がい
る場合、特にその同乗者が子供や高齢者の場合、運転者
は同乗者が着座している部位の温度が気になるものであ
る。しかしながら、上記の従来装置では温度分布の検出
結果に基づいて空調制御を行うものの、車室内の温度分
布がどのようになっているかを乗員が知ることはできな
い。
【0004】本発明は上記の点に鑑みてなされたもの
で、車室内の温度分布を乗員が把握できるようにするこ
とを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明では、車室内へ空調風を吹き
出す空調手段(10)と、車室内の温度分布を検出する
温度検出手段(41)と、温度検出手段(41)の検出
結果に基づいて車室内の温度分布を表示する表示手段
(50)とを備えることを特徴とする。
【0006】これによると、車室内の温度分布を乗員が
把握できるため、例えば運転者は温度分布情報に基づい
て同乗者に配慮した空調状態を設定することができる。
【0007】請求項3に記載の発明では、温度検出手段
(41)は車室内を多数の領域に分割して各検出領域毎
の温度を検出するものであり、表示手段(50)は、各
検出領域毎の温度を表示することを特徴とする。これに
よると、車室内の温度分布を詳細に把握することができ
る。
【0008】請求項4に記載の発明では、温度検出手段
(41)は車室内を多数の領域に分割して各検出領域毎
の温度を検出するものであり、表示手段(50)は、各
座席毎の温度を表示することを特徴とする。これによる
と、各座席毎の温度状況を瞬時に且つ容易に把握するこ
とができる。
【0009】請求項5に記載の発明では、操作手段(3
5〜39)は、車室内の複数の領域の空調状態を各領域
毎に独立して設定するものであり、操作手段(35〜3
9)により空調状態を設定する領域が、表示手段(5
0)に乗員がタッチすることにより選択されることを特
徴とする。これによると、空調状態の設定を変更したい
領域を選択する操作が容易である。
【0010】なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述
する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すも
のである。
【0011】
【発明の実施の形態】(第1実施形態)図1は本発明の
第1実施形態になる車両用空調装置の全体システム構成
を示すもので、この車両用空調装置は、記憶された制御
特性に基づいて空調制御用機器の作動を自動制御して、
吹出温度、送風量、吸込モード、吹出モード等を自動制
御するものである。
【0012】図1において、図示しない車室内計器盤内
には車両用空調装置の室内ユニットを構成する空調ユニ
ット10が設置され、この空調ユニット10は、車室内
へ空調風を吹き出す空調手段の主要部をなしている。
【0013】空調ユニット10の空気流れ最上流側に
は、吸込モード切替手段としての内外気切替箱11が配
置され、この内外気切替箱11は外気導入口11aと内
気導入口11bを有すると共に、この内外気切替箱11
内に内外気切替ドア12が回動自在に設置されている。
この内外気切替ドア12は、外気導入口11aと内気導
入口11bとの分岐点に配置され、アクチュエータ12
aにより駆動されて、空調ユニット10に導入する空気
を内気と外気に切り替えたり、あるいは内気と外気の混
合割合を調整する。
【0014】内外気切替箱11の下流には送風手段とし
ての送風機13が配置され、この送風機13は、内外気
切替箱11内に空気を吸い込んで空調ユニット10の下
流側に送風するものであり、ブロワモータ14と、その
回転軸に連結された遠心式送風ファン15を有してい
る。この送風ファン15の下流にはエバポレータ16と
ヒータコア17が設けられている。
【0015】エバポレータ16は冷却用熱交換器であっ
て、図示しない車両エンジンにより駆動されるコンプレ
ッサ等と結合されて冷凍サイクルを構成し、その内部の
低圧冷媒が空気から吸熱して蒸発することにより空気を
冷却する。また、ヒータコア17は加熱用熱交換器であ
って、図示しない車両エンジンの冷却水(温水)が内部
を循環し、このエンジン冷却水を熱源として空気を加熱
する。
【0016】ヒータコア17の上流側には、吹出空気温
度調整手段としてのエアミックスドア18が回動自在に
設けられ、エアミックスドア18の開度はアクチュエー
タ18aにより駆動されて調節される。これによって、
ヒータコア17を通過する空気とヒータコア17をバイ
パスする空気の割合とが調整され、車室内に吹き出す空
気の温度が調整される。
【0017】空調ユニット10の最下流には、デフロス
タ(DEF)吹出口19を開閉するデフロスタドア2
0、フェイス(FACE)吹出口21を開閉するフェイ
スドア22、およびフット(FOOT)吹出口23を開
閉するフットドア24が設けられている。
【0018】これら各ドア20、22、24は吹出モー
ド切替手段を構成するもので、アクチュエータ25によ
り駆動されて各吹出口19、21、23を開閉すること
によって、各種の吹出モード、すなわち、フェイスモー
ド、バイレベルモード、フットモード、フットデフモー
ド、デフロスタモード等が設定される。そして、各吹出
モードに応じて開口した吹出口から、温度調整された空
気が車室内へ吹き出される。
【0019】空調制御装置30は制御手段としてのマイ
クロコンピュータ31を有し、送風量は、マイクロコン
ピュータ31からの出力信号に基づいて駆動回路32を
介してブロワモータ14の印加電圧(ブロワ電圧)を調
整してモータ回転数を調整することにより制御される。
なお、その他のアクチュエータ12a、18a、25
も、マイクロコンピュータ31からの出力信号に基づい
て駆動回路32を介して制御される。
【0020】マイクロコンピュータ31は図示しない中
央演算処理装置(CPU)、ROM、RAM、スタンバ
イRAM、I/Oポート、A/D変換部等を持ち、それ
自体は周知のものである。
【0021】スタンバイRAMは、車両エンジンの運転
を断続するイグニションスイッチ(以下、IGと記す)
オフの場合においても乗員の好みを学習した値を記憶
(バックアップ)するためのRAMであり、IGがオフ
であっても車載バッテリーからIGを介さずに直接電源
が供給される。また、マイクロコンピュータ31とバッ
テリーとの電気接続が遮断された状況でも短時間ならば
マイクロコンピュータ31に電源を供給する図示しない
バックアップ用の電源が設けられている。
【0022】マイクロコンピュータ31には、車室内計
器盤に設置された空調操作部33から操作信号が入力さ
れる。この空調操作部33には、空調装置の自動制御状
態を設定するAUTOスイッチ34、内外気吸込モード
を手動で切替設定するための内外気切替スイッチ35、
吹出モードを手動で切替設定するための吹出モード切替
スイッチ36、送風機13の送風量を手動で切替設定す
るための送風量切替スイッチ37、乗員の好みの温度を
設定するための温度設定スイッチ38、後述する画面5
0に車室内の温度分布を表示させる際に操作する温度表
示スイッチ60等が設けられている。
【0023】なお、上記の内外気切替スイッチ35、吹
出モード切替スイッチ36、送風量切替スイッチ37、
および温度設定スイッチ38は、いずれも空調状態を乗
員が設定する操作手段に相当する。
【0024】また、マイクロコンピュータ31には、車
室内の空調状態に影響を及ぼす環境条件(空調熱負荷)
等を検出する各種センサからの信号が入力される。具体
的には、車室内の所定領域の表面温度を非接触で検出す
る赤外線センサ41、蒸発器温度(具体的には蒸発器吹
出空気温度)を検出する蒸発器温度センサ42、ヒータ
コア17を循環するエンジン水温を検出する水温センサ
43等からの各信号が、それぞれのレベル変換回路45
を介してマイクロコンピュータ31に入力され、これら
はマイクロコンピュータ31においてA/D変換されて
読み込まれる。また、温度設定スイッチ38からの信号
もレベル変換回路45でレベル変換されてマイクロコン
ピュータ31に入力される。
【0025】温度検出手段としての赤外線センサ41
は、被検温体の温度変化に伴う赤外線量の変化に対応し
た電気信号を出力するもので、本例では検温素子が縦4
列、横8列にマトリックス状に配置された32画素のマ
トリックス型赤外線センサであり、ルームミラー近傍の
天井部に設置され、車室内の全座席を含む範囲を32の
領域に分割して各領域毎の温度を検出するようになって
いる。
【0026】また、赤外線センサ41の温度検出領域内
には、内気温に略対応して表面温度が変化する天井や、
外気温や日射による熱の影響を受けて表面温度が変化す
る窓ガラスが含まれており、従って、赤外線センサ41
の各領域毎の温度検出信号に基づいて内外気温および日
射量を推定するようになっている。
【0027】また、マイクロコンピュータ31には、ナ
ビ情報等の各種情報を画像表示する表示手段としての表
示器(図2参照)50が接続されており、赤外線センサ
41の信号に基づいて車室内の温度分布を表示部として
の表示画面51に表示可能になっている。この表示器5
0は車室内計器盤において乗員から視認可能な位置に設
置されている。
【0028】図3はマイクロコンピュータ31により実
行される本発明の全体のフローチャートであり、IGオ
ンとともに図3の制御をスタートする。まず、ステップ
S100では空調操作部33の各種スイッチ34〜3
8、60の操作信号および各種センサ41〜43からの
センサ検出信号を読み込む。
【0029】次のステップS110では、空調制御に必
要な各種演算を行うと共に、その演算結果に基づく各種
制御信号を出力する。具体的には、まずステップS10
0で読み込んだ設定温度TSETおよびセンサ検出信号
等に基づいて車室内に吹き出す空気の目標吹出温度TA
Oを演算する。ここで、TAOは環境条件の変化にかか
わらず車室内を設定温度TSETに維持するために必要
な吹出空気温度である。
【0030】次いで、送風量を決めるブロワ電圧を上記
TAOに基づいて演算し、エアミックスドア18の開度
を、TAO、蒸発器温度、およびエンジン水温に基づい
て演算し、内外気切替ドア12による内気と外気の導入
割合をTAOに基づいて演算し、吹出モードドア20、
22、24による吹出モードをTAOに基づいて演算
し、蒸発器温度が目標蒸発器温度に維持されるようにコ
ンプレッサの制御を演算する。
【0031】さらに、上記演算により決定された各種制
御信号を駆動回路32を介してブロワモータ24、各ア
クチュエータ12a、18a、25およびコンプレッサ
に加えて、ブロワモータ24の回転数、各アクチュエー
タ12a、18a、25およびコンプレッサの作動を制
御する。
【0032】上記のステップS110の処理後ステップ
S120に進み、ステップS100で読み込んだ赤外線
センサ41からの検出信号の平均化処理を行う。具体的
には、32の領域毎の例えば10秒間の検出信号を平均
化して、各領域毎の温度を演算する。
【0033】上記のステップS120の処理後ステップ
S130に進み、ステップS100で読み込んだ温度表
示スイッチ60の操作信号に基づいて、車室内の温度分
布を表示させる要求があったか否かを判定し、要求があ
った場合はステップS140に進む。
【0034】ステップS140では、ステップS120
の演算結果に基づいて、車室内の温度分布を表示器50
の表示画面51に表示する。具体的には、図2に示すよ
うに、表示画面51には車室内の背景図(俯瞰図)が表
示され、その背景図上に、赤外線センサ41の温度検出
領域を示す枠が表示されると共に、その枠は赤外線セン
サ41の検出領域数と同数に分割(区画)表示され、そ
の分割された各検出領域毎の温度が表示される。なお、
温度に対応した色が予め決められており、各検出領域毎
の温度は色分けによって表示される。
【0035】本実施形態によると、運転者は自席の温度
を認識でき、さらに同乗者の席の温度も運転者及び同乗
者本人が認識でき、適切な温度調整を促すことができ
る。特に、同乗者が子供や高齢者の場合、自分の温感
(暑い、寒い)を適切に申告できない、またはうまく温
度調整ができないことがあるが、こういった場合でも、
運転者が同乗者の席の温度を把握できるため同乗者に配
慮した空調を行うことができ、知らず知らずのうちに冷
やし過ぎや暖め過ぎになるのを防ぐことができる。
【0036】因みに、空調風の各吹出口19、21、2
3が計器盤付近にのみ配置されている空調装置の場合、
例えば冷房時において運転席の温度はほぼ設定温度に等
しいのに対し、助手席や後席の温度が設定温度よりも高
くなっている場合には、空調風が助手席や後席へ届きや
すいように吹出方向を調整することにより、助手席や後
席の同乗者に配慮した空調を行うことができる。
【0037】また、本実施形態では、赤外線センサ41
の検出領域毎の温度が表示されるため、車室内の温度分
布を詳細に把握することができる。さらに、車室内の温
度分布を表示するという新たな商品性をアピールするこ
とができる。
【0038】(第2実施形態)第1実施形態では、赤外
線センサ41の各検出領域毎の温度を表示したが、本実
施形態は、各座席毎の温度を表示するようにしたもので
ある。
【0039】すなわち、赤外線センサ41の32の検出
信号のうち各座席毎に対応する検出領域の複数の検出信
号を平均化して各座席毎の温度を求め、図4に示すよう
に、表示画面51の背景図上に各座席を示す枠を表示
し、各座席毎の温度を色分けによって表示すると共に、
各座席毎の温度をデジタル表示するようにしている。
【0040】本実施形態によると、各座席毎の温度を表
示するようにしているため、各座席毎の温度状況を瞬時
に且つ容易に把握することができる。
【0041】なお、各座席毎の乗員の有無を検出する乗
員検知手段としてのシートセンサ(図示せず)を設け、
シートセンサにより乗員の着座が検知された座席のみを
表示することにより、各座席毎の温度状況を一層容易に
把握することができる。
【0042】また、各座席を上下に2分割し、各座席の
乗員の上半身と下半身に分けて温度を表示するようにし
てもよい。
【0043】(第3実施形態)図5、図6に示す本実施
形態は、表示画面51を使って温度調整操作が容易に行
えるようにしたものである。
【0044】そのために、本実施形態の表示器50は、
乗員の好みの温度を設定するための操作手段としての温
度設定スイッチ39が表示画面51の表面に設けられて
いる。この温度設定スイッチ39は、乗員がタッチする
ことにより電気信号を出力するものであり、透明の部材
にて形成されている。また、本実施形態の空調ユニット
10(図1参照)は、前席左右および後席左右の4方向
について、空調風の吹出温度を独立して制御可能なもの
としている。
【0045】例えば助手席の温度調整を希望する場合、
図5のように各座席毎の温度が表示された表示画面51
において、助手席が表示された部位に乗員がタッチする
と図6のように表示が切り替わり、温度設定スイッチ3
9が表示画面51に表示される。そして、図6のように
表示された表示画面51において、表示画面51上の温
度設定スイッチ39にタッチすることにより助手席の設
定温度が変更され、助手席の温度がその設定温度に維持
されるように助手席に吹き出す空調風の温度が調整され
る。
【0046】因みに、例えば運転席の温度調整を希望す
る場合、運転席が表示された部位にタッチすると温度設
定スイッチ39が表示画面51に表示され、その表示画
面51上の温度設定スイッチ39にタッチすることによ
り運転席の設定温度が変更される。
【0047】このように、温度設定スイッチ39により
希望温度を変更する領域を、表示画面51にタッチする
ことにより選択でき、さらに、表示画面51に表示され
た温度設定スイッチ39にタッチすることにより選択し
た領域の設定温度を変更できるため、設定を変更したい
領域の温度調整操作を容易に行うことができる。
【0048】また、1つの温度設定スイッチ39のみで
4席の希望温度を設定することができるため、スイッチ
の数を少なくすることができる。
【0049】なお、本実施形態では表示器50に温度設
定スイッチ39を設けたが、この温度設定スイッチ39
を廃止してもよい。この場合、図5の表示画面51にタ
ッチして希望温度を変更する領域を選択すると、空調操
作部33の温度設定スイッチ38(図1参照)の操作に
より、選択された領域の設定温度が変更されるようにす
るのが望ましい。
【0050】また、本実施形態では、表示画面51にタ
ッチして希望温度を変更する例を示したが、表示画面5
1にタッチして吹出モードや送風量を変更する領域を選
択し、吹出モード切替スイッチ36や送風量切替スイッ
チ37(図1参照)の操作により、選択された領域の吹
出モードや送風量が変更されるようにしてもよい。
【0051】また、前席左右および後席左右の4方向の
みならず、さらに乗員の上半身と下半身に分けて希望温
度の設定が可能な場合、各座席を上下に2分割して各座
席の乗員の上半身と下半身に分けて温度を表示し、表示
画面51である座席の上半身部位または下半身部位に乗
員がタッチすることにより、そのタッチした部位の温度
を設定するための操作手段としての温度設定スイッチ
(図示せず)が表示画面51に表示されるようにしても
よい。
【0052】(他の実施形態)上記各実施形態では、車
室内の温度分布を表示画面51に表示する際の背景図と
して、車室内の俯瞰図を表示したが、平面図を表示して
もよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態の全体システム図であ
る。
【図2】図1の表示器50の表示状態を示す図である。
【図3】第1実施形態の制御を示すフローチャートであ
る。
【図4】第2実施形態による表示器50の表示状態を示
す図である。
【図5】第3実施形態による表示器50の表示状態を示
す図である。
【図6】図5の表示器50の他の表示状態を示す図であ
る。
【符号の説明】
10…空調手段の主要部をなす空調ユニット、41…温
度検出手段としての赤外線センサ、50…表示手段とし
ての表示器。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車室内へ空調風を吹き出す空調手段(1
    0)と、前記車室内の温度分布を検出する温度検出手段
    (41)と、前記温度検出手段(41)の検出結果に基
    づいて前記車室内の温度分布を表示する表示手段(5
    0)とを備えることを特徴とする車両用空調装置。
  2. 【請求項2】 前記空調手段(10)による空調状態を
    乗員が設定する複数の操作手段(35〜39)を備え、
    前記操作手段(35〜39)の少なくとも一部が前記表
    示部(51)に配置されていることを特徴とする請求項
    1に記載の車両用空調装置。
  3. 【請求項3】 前記温度検出手段(41)は前記車室内
    を多数の領域に分割して各検出領域毎の温度を検出する
    ものであり、 前記表示手段(50)は、前記各検出領域毎の温度を表
    示することを特徴とする請求項1または2に記載の車両
    用空調装置。
  4. 【請求項4】 前記温度検出手段(41)は前記車室内
    を多数の領域に分割して各検出領域毎の温度を検出する
    ものであり、 前記表示手段(50)は、各座席毎の温度を表示するこ
    とを特徴とする請求項1または2に記載の車両用空調装
    置。
  5. 【請求項5】 前記操作手段(35〜39)は、前記車
    室内の複数の領域の空調状態を各領域毎に独立して設定
    するものであり、 前記操作手段(35〜39)により空調状態を設定する
    領域が、前記表示手段(50)に前記乗員がタッチする
    ことにより選択されることを特徴とする請求項2に記載
    の車両用空調装置。
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