JP2003138624A - 脱臭カートリッジの設置構造 - Google Patents

脱臭カートリッジの設置構造

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JP2003138624A JP2001340841A JP2001340841A JP2003138624A JP 2003138624 A JP2003138624 A JP 2003138624A JP 2001340841 A JP2001340841 A JP 2001340841A JP 2001340841 A JP2001340841 A JP 2001340841A JP 2003138624 A JP2003138624 A JP 2003138624A
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伸幸 田中
Ken Takamata
憲 鷹股
Eiji Saito
英司 齋藤
Hiroyasu Fukaya
裕康 深谷
Takashi Yomoda
毅史 四方田
Masato Takeda
真人 竹田
Miho Yoshihara
美帆 吉原
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ケーシングを上昇させたり洋風便器から取り
外した際に脱臭カートリッジが露出するので、脱臭カー
トリッジが高頻度で清掃されるようになる脱臭カートリ
ッジの設置構造を提供する。 【解決手段】 上昇用スイッチを操作してエアポンプを
加圧作動させ、昇降プレート154を上昇させる。これ
により、ロータンク130やロータンクカバー134全
体が一体的に持ち上げられ、洋風便器110の該後部上
面が清掃可能となる。また、このときに脱臭カートリッ
ジ153が露出するので、洋風便器110の後部上面を
清掃しようとした人が脱臭カートリッジ153の存在に
気付き、さらに、脱臭カートリッジ153に埃が付着し
ているとそれに気が付き、脱臭カートリッジ153を取
り出して清掃するようになる。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は洋風便器の便鉢内か
ら臭気を排出する脱臭装置のカートリッジの設置構造に
関するものであり、特に洋風便器の後部上面にカバーボ
ックスあるいは便座ボックスなどのケーシングを設置
し、このケーシング内に脱臭カートリッジを設置した場
合に採用される脱臭カートリッジの設置構造に関する。
さらに詳しくは、このケーシングが洋風便器に対し昇降
可能あるいは着脱可能となっている場合に適用される脱
臭カートリッジの設置構造に関する。 【0002】 【従来の技術】洋風便器の後部上面にカバーボックスを
設置し、このカバーボックス内にロータンクや温水洗浄
装置などを設置したタイプの洋風便器設備が普及しつつ
ある。 【0003】第5図はこの種の洋風便器設備の構成を示
す透視斜視図である。図示の通り、洋風便器10の後部
上面のベースプレート12上に温水タンク14、ロータ
ンク16、温風乾燥装置18、脱臭ファン20等の機器
が設置され、これらの機器を覆うようにタンクカバー2
2がベースプレート12上に設置されている。このタン
クカバー22とベースプレート12とによってカバーボ
ックスが構成されている。 【0004】このタンクカバー22は、カバー本体部2
4とカバーフタ26とからなり、該カバーフタ26には
手洗鉢部28及び手洗吐水口34などが設けられてい
る。カバー本体部24の前部に便座30及び便蓋32が
起倒方向回動可能に取り付けられている。 【0005】なお、前記脱臭ファン20の排気は脱臭カ
ートリッジ36を通って脱臭処理された後、カバー本体
部24の下部の排気口38を通ってトイレルーム内へ放
出される。この従来例にあっては、後述の通りこの排気
口38を通して脱臭カートリッジ36を取り替えるよう
になっており、排気口38が取替口としても機能してい
る。 【0006】ロータンク16の前面に、各装置を制御す
る制御回路を搭載した回路基板40が設置されている。 【0007】ロータンク16内の水は、ハンドル42又
はモータ44で開弁操作されるフロート弁装置(図示
略)を介して洋風便器10へ供給される。 【0008】ロータンク16内には、ボールタップ46
から流出する清水を貯留するためのサービスタンク48
が設置されており、このサービスタンク48内の清水が
前記温水タンク14へ供給される。この温水タンク14
内の温水は、ポンプ50、メインバルブ52及び切替バ
ルブ54を介して第1洗浄ノズル60又は第2洗浄ノズ
ル62へ供給される。 【0009】このタンクカバー22内にトイレルーム内
の暖房用の温風ファン70を設置されている。この温風
ファン70からの温風は洋風便器10の後部側面に沿っ
て吹き出る。 【0010】第6図の通り、前記排気口38に蓋74が
着脱自在に装着されており、この蓋74をあけることに
より脱臭カートリッジ36を取り出すことができる。な
お、この蓋74に排気用のスリット74aが設けられて
いる。 【0011】脱臭カートリッジの設置構造の別の従来例
について第7,8図を参照して説明する。 【0012】洋風便器80の後部上面にロータンク82
及び便座ボックス84が設置され、該便座ボックス84
に便座86及び便蓋88(第8図)が取り付けられてい
る。便座ボックス84は一方の側面に膨出部90が設け
られ、この膨出部90内に温水タンク等が設置されてい
る。この温水タンクから温水が供給される洗浄ノズル
(第7、8図では図示略)は便座ボックス84に設置さ
れている。膨出部90の上面にはこの洗浄あるいは脱臭
の操作スイッチ群が設けられている。 【0013】この便座ボックス84の他方のサイドに脱
臭カートリッジ92と脱臭ファン94とが設置されてお
り、便鉢96内の臭気を脱臭カートリッジ92で除去し
た後、便座ボックス84の下方へ排出するよう構成して
いる。 【0014】この脱臭カートリッジ92は、第8図の如
く取替口98の蓋100をあけることにより取り出すこ
とができる。 【0015】ところで、このようなカバー本体部24や
便座ボックス84の前縁部は、便鉢に臨んでいるため尿
などがかかり易く、該前縁部の下側に汚れが溜り易い。
また、洋風便器の便鉢後方の上面にも、同様に汚れが付
き易い。この汚れを簡単に除去できるようにするため
に、カバーボックスを昇降装置によって昇降可能とした
り、便座ボックスを取り外し可能とした洋風便器設備が
既に市販されている。このような昇降機構としては、例
えば特開平9−28619号などがあり、便座ボックス
着脱機構としては特開平11−187984号、特開2
000−316754号などが提案されている。なお、
本発明はこれらの昇降機構や便座ボックス着脱機構のい
ずれも採用でき、また、これら以外の昇降機構や便座ボ
ックス着脱機構も採用できるものであり、昇降機構や便
座ボックス着脱機構は全く限定されるものではない。 【0016】 【発明が解決しようとする課題】脱臭カートリッジに
は、脱臭運転に伴って空気中の埃が付着するので、時々
脱臭カートリッジを取り出してブラシ等で埃を取り除く
のが好ましいが、一般ユーザーは埃付着に気が付きにく
く、脱臭カートリッジに埃が溜まりがちであった。 【0017】本発明は、一般ユーザーであっても脱臭カ
ートリッジの存在に気がつき、脱臭カートリッジの清掃
を行おうとする動機が生じ易い脱臭カートリッジの設置
構造を提供することを目的とする。 【0018】 【課題を解決するための手段】本発明の脱臭カートリッ
ジの設置構造は、洋風便器の後部上面に設置されたケー
シング内に脱臭カートリッジを設けた構造であって、該
ケーシングが洋風便器に対し着脱可能又は昇降可能に取
り付けられている脱臭カートリッジの設置構造におい
て、該洋風便器に該ケーシングとは別体の脱臭カートリ
ッジ保持部材が取り付けられ、該脱臭カートリッジ保持
部材に該脱臭カートリッジが着脱可能に保持されてお
り、該ケーシングが、洋風便器に対し離脱又は上昇する
ときに該脱臭カートリッジが該脱臭カートリッジ保持部
材に残置されるように該脱臭カートリッジがケーシング
に対し非連結とされていることを特徴とするものであ
る。 【0019】かかる本発明の脱臭カートリッジの設置構
造にあっては、ケーシングを上昇させたり洋風便器から
取り外したりすると、脱臭カートリッジが洋風便器上に
残置され、露見し、必らずユーザーの目に留まる。その
ため、ユーザーは脱臭カートリッジの存在に気が付き、
もし脱臭カートリッジに埃が付着していればこれを清掃
除去しようとするようになる。この結果、脱臭カートリ
ッジがこまめに清掃されるようになり、脱臭効果が向上
する。 【0020】 【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態について説明する。第1図は本発明の実施の形
態に係る脱臭カートリッジの設置構造を備えた洋風便器
装置の分解斜視図、第2図はこの洋風便器装置のロータ
ンクカバーを上昇させた状態の側面図である。 【0021】この洋風便器装置は、洋風便器110と、
この洋風便器110の後部上面に上下動可能に設置され
たロータンク130及びロータンクカバー134を備え
ている。 【0022】洋風便器110は、前部に鉢部112を有
し、後部上面には、便器洗浄水が貯水されるロータンク
を設置するためのスペース114が設けられている。ロ
ータンク130は、このスペース114上において昇降
支台装置150を介して上下動可能に設置されている。
また、スペース114には、該ロータンク130の下部
の便器洗浄水放出口132から放出される放出水を該鉢
部112に導入するための便器洗浄水導入口116(こ
の実施の形態ではディストリビュータの水導入口)が設
けられている。この便器洗浄水導入口116は蛇腹管1
70を介して該放出口132に導通されている。 【0023】図示はしないが、ロータンク130内の下
部にはフロート弁機構が設けられており、ロータンクカ
バー134に取り付けられたフラッシュレバー136
(第2,3図)を操作することにより該フロート弁機構
が開弁され、ロータンク130内の水が前記放出口13
2から放出される。また、ロータンク130の上部には
ボールタップ(図示略)が設けられており、ロータンク
130内の水位が低下すると該ボールタップが開栓して
ロータンク130内に水が供給される。 【0024】ロータンク130は、該昇降支台装置15
0の昇降プレート154によって支持されている。昇降
支台装置150は、該スペース14上に設置された枠形
状のベースプレート52と、ロータンク130の下部に
取り付けられた昇降プレート154と、これらの昇降プ
レート154とベースプレート152とを連結し、該昇
降プレート154を該ベースプレート152に対し昇降
駆動させる昇降装置156とを備えている。このベース
プレート152は、その前縁が鉢部112の後縁よりも
十分に離隔するように洋風便器110に固定される。 【0025】ロータンクカバー134はロータンク13
0と同じく昇降支台装置150の該昇降プレート154
に支持されている。また、ロータンクカバー134は、
その上部に手洗吐水部140を有した手洗鉢138を備
えている(第2図)。この手洗吐水部140は、図示し
ない給水管を介して前記ボールタップに接続されてお
り、該ボールタップが開栓することにより水が供給さ
れ、手洗鉢138に吐水する。このロータンクカバー1
34の前面側の下部には、便座142及び便蓋144が
上下方向に回動可能に取り付けられている。 【0026】ベースプレート152は、下方に延出した
複数のボルト52aを有している。該ボルト52aが洋
風便器10のボルト挿通孔14aに挿通され、ナット締
めされることにより、該ベースプレート152が洋風便
器10に固定される。 【0027】このベースプレート152の前部に脱臭カ
ートリッジ153の保持部(嵌合部)が設けられ、脱臭
カートリッジ153が該保持部に上方から挿抜自在に嵌
合している。従って、この実施の形態ではベースプレー
ト152が脱臭カートリッジ153の保持部材として機
能している。 【0028】脱臭カートリッジ153の上方の昇降プレ
ート154の前縁は切欠状となっている。脱臭カートリ
ッジ153の上方のロータリングカバー134の底面に
は、脱臭カートリッジ153の挿入口153Hが開口し
ている。ロータンクカバー134内には、この脱臭カー
トリッジ挿入口153Hの近傍に脱臭ファン(図示略)
が設置されている。 【0029】ベースプレート152の中央部には、該ス
ペース114に設けられた便器洗浄水導入口116が露
出する開口158が設けられている。この開口158に
は、蛇腹管170の下端側が挿通されている。 【0030】昇降プレート154には、ロータンクカバ
ー134の下部から下方に延出した複数のボルト134
aを受け入れる挿通孔154aが設けられている。昇降
プレート154の各挿通孔154aに挿通された該ボル
ト134aにナット(図示略)が締め込まれることによ
り、該昇降プレート154とロータンクカバー134と
が結合している。 【0031】また、昇降プレート154には、ロータン
ク130の便器洗浄水放出口132が露出する開口16
0が設けられている。この開口160に蛇腹管170の
上端側が挿通されている。 【0032】この昇降プレート154は、ベースプレー
ト152の上方に略水平に配置されており、昇降装置1
56によって水平姿勢を保ったまま昇降可能に支持され
ている。 【0033】昇降装置156は、図示しないエアポンプ
により筒体内部が加減圧されるエアシリンダ162と、
エアシリンダ162の下端側からその筒体の軸心方向に
延出し、鉛直方向に進退可能な脚状ロッド164とを有
している。脚状ロッド164は、図示しない操作スイッ
チの操作によって該エアポンプが加圧作動し、エアシリ
ンダ162内が加圧されることによって該エアシリンダ
162から進出する。そして、エアシリンダ162から
進出した脚状ロッド164は、エア圧開放スイッチが操
作されてエアシリンダ162内からエアが放出されるこ
とによって該エアシリンダ162内に退動する。 【0034】エアシリンダ162は、下端が昇降プレー
ト154に固着され、その筒体が昇降プレート154の
鉛直上方に延在するように設置されている。脚状ロッド
164は、図示しない挿通孔を通して該昇降プレート1
54の鉛直下方に延出している。この脚状ロッド164
の下端はベースプレート152の上面側に固定されてい
る。これにより、昇降プレート154がベースプレート
152の上方に支持されると共に、脚状ロッド164が
エアシリンダ162から進退することによって該昇降プ
レート154が垂直に昇降する。 【0035】なお、シリンダ162内には圧縮コイルス
プリングが内蔵されており、ロータンク130、ロータ
ンクカバー134、昇降プレート154、便座142、
便蓋144等の荷重に対抗する上方付勢力を生じさせて
いる。従って、比較的低圧のエアをエアシリンダ162
内に供給することによりバネ圧とエア圧とを重畳させて
昇降プレート154を上昇させることができる。もちろ
ん、この昇降プレート154の昇降に伴い、昇降プレー
ト154によって支持されたロータンク130やロータ
ンクカバー134が全体として上下動する。 【0036】昇降プレート154を下降させたときに
は、この蛇腹管170は、ロータンク130の下降に伴
って放出口132と導入口16とを連通したまま筒軸方
向に押し縮められ、該放出口32と導入口16との間に
介在する。 【0037】第2図の通り、昇降プレート154を上昇
させたときには、この蛇腹管170は、ロータンク13
0の上方への移動に伴って放出口132と連結された該
上端側が上方へ引張られ、放出口132と導入口116
とを連通したまま筒軸方向に伸長する。なお、図示はし
ないが、この洋風便器装置においては、便座142に着
座した便器使用者の臀部を洗浄するためのシャワー装置
がロータンクカバー134の前面側の下部に設けられ、
このシャワー装置に温水を供給するための温水タンクが
ロータンクカバー134内に設置されている。このシャ
ワー装置及び温水タンクも、ロータンクカバー134を
昇降させたときにはロータンクカバー134と一体に上
下動する。 【0038】このように構成された洋風便器装置にあっ
ては、ロータンクカバー134の下側の洋風便器110
の後部上面を清掃するときには、図示しない上昇用スイ
ッチを操作して前記エアポンプ(図示略)を加圧作動さ
せ、昇降プレート154を上昇させる。これにより、ロ
ータンク130やロータンクカバー134全体が一体的
に持ち上げられ、洋風便器110の後部上面が露出する
と共にロータンクカバー134の下部との間に十分な空
間が生じ、洋風便器110の該後部上面が清掃可能とな
る。また、このときに脱臭カートリッジ153が第2図
の通り露出するので、洋風便器110の後部上面を清掃
しようとした人が脱臭カートリッジ153の存在に気付
き、さらに、脱臭カートリッジ153に埃が付着してい
るとそれに気が付き、脱臭カートリッジ153を取り出
して清掃するようになる。 【0039】清掃終了後には、下降用スイッチを操作す
る。これにより、エアシリンダ162内からエアが放出
され、昇降プレート154が下降し、ロータンク130
及びロータンクカバー134が洋風便器110上まで降
りてくる。 【0040】このように、この洋風便器装置によると、
昇降プレート154を上昇させることにより、ロータン
ク130やロータンクカバー134全体が上方へ持ち上
げられ、洋風便器110の後部上面が露出するようにな
るため、この洋風便器110の上面、特に鉢部112の
周辺部分を念入りに清掃することができると共に、脱臭
カートリッジ153もこの清掃時に併せて清掃されるよ
うになる。 【0041】第3図(a),(b),(c)は便座ボッ
クスを洋風便器に前後方向に着脱自在としたタイプの脱
臭カートリッジの設置構造の実施の形態を示すものであ
る。 【0042】洋風便器200の後部上面(ロータンク2
10の手前)に便座ボックス取付用アダプタ220が設
けられており、便座ボックス230が該アダプタ220
に対し取り外し可能に連結される。便座ボックス230
の底面には該アダプタ220が係合する溝232が前後
方向に設けられており、便座ボックス230はアダプタ
220の前方側から該アダプタ220に対し着脱され
る。 【0043】このアダプタ220は側方に延出するプレ
ート222を備え、このプレート222の上面に脱臭カ
ートリッジ224の装着部(嵌着部)が設けられてい
る。便座ボックス230の底面から後面にかけて、該便
座ボックス230をアダプタ220に装着するときに脱
臭カートリッジ224が入り込む開口234が設けられ
ている。便座ボックス230内には、この開口234の
近傍に脱臭ファンが設けられている。便座ボックス23
0には、便座236及び便蓋238が上下方向回動可能
に取り付けられている。 【0044】この便座ボックス230は、手前に引くこ
とによりアダプタ220から外すことができ、その底面
や洋風便器200の後部上面を清掃することができる。
また、このように便座ボックス230を取り外したとき
にプレート222上の脱臭カートリッジ224が露出し
て清掃者の目に止まるので、脱臭カートリッジ224に
埃が付いていれば気がつき、脱臭カートリッジ224が
清掃される。 【0045】図4は上下方向着脱式便座ボックスに適用
した実施の形態を示す斜視図である。 【0046】洋風便器300の後部に本体取付ボルト3
02,304が固着され、該本体取付ボルト302,3
04が洋風便器300の上面から上方に突出している。
便座ボックス310の底面には、該本体取付ボルト30
2,304が挿抜される穴312,314が設けられて
いる。便座ボックス310は、洋風便器300の上方か
ら該洋風便器300の上面に降下され、穴312,31
4に本体取付ボルト302,304を挿入することによ
り洋風便器300に固定される。便座ボックス310を
持ち上げると、穴312,314が本体取付ボルト30
2,304から抜脱し、便座ボックス310が洋風便器
300から取り外される。316は便座、318は便蓋
を示す。 【0047】この本体取付ボルト302から側方にプレ
ート320が延設され、このプレート320の上面に脱
臭カートリッジ330の保持部(嵌着部)が設けられ、
脱臭カートリッジ330が着脱自在に保持されている。
便座ボックス310の底面には、この脱臭カートリッジ
330の受入用開口340が設けられている。便座ボッ
クス310を洋風便器300上に設置した際に、脱臭カ
ートリッジ330は該開口340内に納まる。便座ボッ
クス310内にはこの開口340の近傍に脱臭ファンが
設けられている。便座ボックス310の側面には、脱臭
処理された空気を排出する排気口350が設けられてい
る。 【0048】この便座ボックス310も、清掃者が持ち
上げて外した際にプレート320上の脱臭カートリッジ
330が露出し、清掃者に視覚される。そのため、脱臭
カートリッジ330に埃が付いていれば清掃者が気付い
て掃除する。 【0049】第4図では、便座ボックスが上下に着脱さ
れる構成となっているが、便座ボックスが昇降する場合
にも第4図と同様にして本発明を適用できる。 【0050】 【発明の効果】以上の通り、本発明によると、ケーシン
グを上昇させたり洋風便器から取り外した際に脱臭カー
トリッジが露出するので、脱臭カートリッジが高頻度で
清掃されるようになる。このため、脱臭効率が向上す
る。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の実施の形態に係る洋風便器装置の分解
斜視図である。 【図2】図1の洋風便器装置のロータンクカバーを上昇
させた状態の側面図である。 【図3】別の実施の形態の構成図である。 【図4】さらに別の実施の形態の構成図である。 【図5】従来例を示す洋風便器設備の透視斜視図であ
る。 【図6】図5の従来例における脱臭カートリッジの取替
方法を示す斜視図である。 【図7】別の従来例に係る構造を備えた洋風便器を示す
透視斜視図である。 【図8】図7の従来例における脱臭カートリッジの取替
方法を示す斜視図である。 【符号の説明】 1 脱臭装置 2 脱臭ハウジング 3 脱臭カートリッジ 4 ファンモータユニット 5 ヒンジピン 6 可動カバー部 10,80 洋風便器 12 ベースプレート 22 タンクカバー 36,92 脱臭カートリッジ 38 排気口 110 洋風便器 112 鉢部 114 ロータンク設置用スペース 116 便器洗浄水導入口 130 ロータンク 132 便器洗浄水放出口 134 ロータンクカバー 138 手洗鉢 140 手洗吐水部 150 昇降支台装置 152 ベースプレート 153 脱臭カートリッジ 153 脱臭カートリッジ挿入口 154 昇降プレート 156 昇降装置 162 エアシリンダ 164 脚状ロッド 200,300 洋風便器 224,330 脱臭カートリッジ 230,310 便座ボックス
フロントページの続き (72)発明者 齋藤 英司 愛知県常滑市鯉江本町5丁目1番地 株式 会社イナックス内 (72)発明者 深谷 裕康 愛知県常滑市鯉江本町5丁目1番地 株式 会社イナックス内 (72)発明者 四方田 毅史 愛知県常滑市鯉江本町5丁目1番地 株式 会社イナックス内 (72)発明者 竹田 真人 愛知県常滑市鯉江本町5丁目1番地 株式 会社イナックス内 (72)発明者 吉原 美帆 愛知県常滑市鯉江本町5丁目1番地 株式 会社イナックス内 Fターム(参考) 2D037 AA14 AD12 2D038 BB18 BB22 BC01 JC02

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 洋風便器の後部上面に設置されたケーシ
    ング内に脱臭カートリッジを設けた構造であって、該ケ
    ーシングが洋風便器に対し着脱可能又は昇降可能に取り
    付けられている脱臭カートリッジの設置構造において、 該洋風便器に該ケーシングとは別体の脱臭カートリッジ
    保持部材が取り付けられ、該脱臭カートリッジ保持部材
    に該脱臭カートリッジが着脱可能に保持されており、 該ケーシングが、洋風便器に対し離脱又は上昇するとき
    に該脱臭カートリッジが該脱臭カートリッジ保持部材に
    残置されるように該脱臭カートリッジがケーシングに対
    し非連結とされていることを特徴とする脱臭カートリッ
    ジの設置構造。
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JP2009279324A (ja) * 2008-05-26 2009-12-03 Inax Corp 便座装置
JP2010196268A (ja) * 2009-02-23 2010-09-09 Inax Corp 便器装置

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