JP2003138446A - 高密度薄地織物 - Google Patents

高密度薄地織物

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JP2003138446A JP2001331317A JP2001331317A JP2003138446A JP 2003138446 A JP2003138446 A JP 2003138446A JP 2001331317 A JP2001331317 A JP 2001331317A JP 2001331317 A JP2001331317 A JP 2001331317A JP 2003138446 A JP2003138446 A JP 2003138446A
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忠人 小野寺
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Abstract

(57)【要約】 【課題】特定の物性を有する再生セルロース系紡績糸使
用高密度薄地織物とすることで、ポリエステルマルチフ
ィラメントのギラツキ感や滑り、綿のカサツキ感がな
く、自然な外観と光沢を有するソフトで軽量なダウンプ
ルーフ織物を提供する。 【解決手段】 ダウンの吹出しが少なく、ソフトで軽量
な織物を得るために、再生セルロース系繊維を43%以
上、63%未満含み、経緯のカバーファクターの総和CF
が2600≧CF≧2350である織物とし、該織物が単
糸繊度1.4dtex以下のポリノジック、またはリオ
セル紡績糸(A)と0.8dtex以下のポリエステル
マルチフィラメント(B)で構成されている織物とする
ことで目的を達成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】ソフトで綿のカサツキ、ハリ
感がなく、かつポリエステルマルチフィラメントのギラ
ツキ感、滑りがなく、自然な外観と光沢を有し、ダウン
の吹出しを防止するための中袋なしで使用できる軽量な
再生セルロース系高密度薄地織物に関する。
【0002】
【従来の技術】アウターウエアや布団側地に用いられる
ダウンプルーフ用生地は綿織物が一般的に使用される。
また一方近年ソフト、軽量、防風性、高撥水性、高堅牢
性等の面から機能性に優れた極細のポリエステルマルチ
フィラメント、ナイロンマルチフィラメント、またはそ
れらの複合合繊素材がコート、ブルゾン、ゴルフ、アウ
トドアウエア等に多く使われている。しかし、マルチフ
ィラメントにおいてはその均斉性、緻密さから生地表面
は滑らかであり、かつ仕上げ加工面からメタリックな光
沢とヌメリ感が払拭できず、自然な生地外観に欠けるこ
と、また布団側地とした場合には就寝中に生地が滑り落
ち易いといった欠点を有する。
【0003】また、その緻密性から薄地軽量織物が得ら
れ易い反面、生地が目寄れし易く、ダウンやフェザーが
生地から突き出易いといった欠点も有する。ポリエステ
ル紡績糸織物では自然な生地外観を表現可能であるが、
一般に0.8dtex以下の細デニールは紡績性が不良であ
り、紡績糸のふくらみは得られるが、マルチフィラメン
ト並みのソフト風合は得られにくい。綿は特に布団側地
用として歴史的にも根強い需要があり、細番手織物にシ
ルケット加工を付加することで光沢、発色性に富んだソ
フトな織物が可能である。しかし、風合的には綿特有の
カサツキとハリ・腰感が残り、柔布処理等による風合改
善が為されているものの、極細マルチフィラメント織物
並の十分なソフト風合は得られていないのが実状であ
る。
【0004】一方、綿やポリエステル紡績糸の風合改善
の目的でレーヨン紡績糸を用いる試みが為されたが、風
合はソフトに改善されるものの、洗濯時にレーヨン糸が
伸びてしまうため洗濯後の通気度や洗濯収縮率が著しく
低下し、ダウンが容易に吹出し、全く実用性がなかっ
た。また、洗濯をしない場合でも繊維の吸湿・乾燥の繰
り返しによる通気度の低下が激しく、耐久性に欠けるも
のであった。さらに形態安定性付与のための樹脂加工は
著しく風合を損ね、かつ、生地強力を低下させるため量
産化には至っていない。このため、レーヨン特有のソフ
ト風合を得ようとするとダウンの吹出しを防止するため
にダウンを包む中袋を用いる必要があった。しかし、こ
の方法では製品のコストアップとなり、更に布団全体の
重量が増し、就寝時の快適性を損ねるものであった。こ
のような背景から綿特有の耳障りなカサツキ感がなく、
ソフトで就寝時の快適性に優れる薄地軽量な高密度織物
が求められていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ポリエステルマルチフ
ィラメントのギラツキ感や滑り、綿のカサツキ感がな
く、自然な外観と光沢を有するソフトで軽量な高密度薄
地物を提供する。
【0006】
【課題を解決するための手段】このような背景に鑑み、
鋭意研究した結果、本発明に至った。即ち、 1.生セルロース系繊維(A)を43%以上63%未満
を含む生地重量が 110g/cm2以下で、ドレープ
係数が0.355未満である織物で あり、該織物の洗
濯1回後の通気度が、3.00cc/cm2/秒未満で
ある高密度薄地織物、 2.再生セルロース系繊維(A)として、湿潤状態にお
ける繊維強力が2 .5cN/dtex以上、伸度が15.0
%以下、0.5cN/dtex過重下での 伸度が4.0%以
下、5%伸長時湿潤応力が0.9cN/dtex以上である
繊維、特に、ポリノジック繊維、またはリオセル繊維を
用いることを特 徴とする高密度薄地織物、 3.次式で示される織物の経糸および緯糸のカバーファ
クターの和が2350以上2600未満であり、また、
織物の緯糸の仕上密度が経糸のそれと同等以上であるこ
とを特徴とする高密度薄地織物、 (式1) カバーファクターCF==経糸密度(本/
吋)×(経糸繊糸)0.5+緯糸密度(本/吋)×(緯糸繊
度)0.5 紡績番手はデシテックス換算値とする。から本発明は構
成される。
【0007】
【発明の実施の形態】以下に本発明について詳細に説明
する。 再生セルロース系紡績糸(A):再生セルロース系繊維
のなかで湿潤状態における繊維強力が2.5cN/dtex以
上、伸度が15.0%以下、0.5cN/dtex過重下での
伸度が4.0%以下、5%伸長時湿潤応力が0.9cN/
dtex以上の特性を備える再生セルロース系繊維を用い
る。特に家庭用品品質表示法に定めるポリノジック繊
維、または指定外繊維であるリオセル繊維が適する。本
発明においては軽量化のため英式綿番手50番手以上、
好ましくは55番手以上の細番手紡績糸が必要である。
そのため単糸繊度は紡績性のよい1.4dtex以下、好ま
しくは1.2dtex以下、更に好ましくは1.1dtex以下
が好ましい。特に80番手等の高級番手においては紡績
糸の構成本数の多寡が糸強力と品位となり、製織性と織
物品位を左右する。また、ソフト風合、通気度の面から
好ましい。単糸デニールが1.5dtex以上では細番手の
可紡性や製織性が悪化し、高品質な軽量薄地織物が得ら
れなくなる。結果的に、ダウン吹出し防止性能を規定す
る通気度が得られない。 経糸、または緯糸の一方には
自然な生地外観、光沢感、ソフト風合を得る目的でこれ
ら紡績糸(A)を用いる。繊維製法の差からレーヨンは
特有の異型断面形状を有するが、本発明の繊維は一般的
には丸断面形状を有し、よりシルキーな光沢、高発色性
を提供できるのが特徴である。
【0008】再生セルロース系繊維(A)の生地におけ
る重量比は43%以上、63%未満とする。43%未満
では、交織する素材、特にポリエステル繊維の影響が強
く出るため、再生セルロース系繊維の自然な外観や若干
の弾撥性を伴うソフト風合が得られない。63%以上で
は再生セルロース系繊維の経時による寸法変化が大きく
なり、ダウン吹出し防止性が劣り好ましくない。
【0009】再生セルロース繊維(A)と交織する繊維
(B)は寸法安定性と蒸散性からポリエステルが好まし
い。ポリエステル紡績糸はマルチフィラメント糸に比較
し、風合が粗硬になり、また、ピリング防止のためアル
カリ減量が必要であり、高密度化を阻害させる不利があ
り、好ましくない。しかし、ポリエステルと再生セルロ
ース系繊維の混紡糸の使用は好ましく、その場合は糸に
占める再生セルロース系繊維の混率を50%以上とし、
風合をソフト化させるのが望ましい。
【0010】交織する繊維(B)糸としてポリエステル
マルチフィラメント糸の使用はソフト、軽量、寸法安定
性、通気度等の面から最も好ましい。その場合は80dt
ex以下、単糸繊度1.0dtex以下のポリエステルマルチ
フィラメント糸、好ましくはこれらの仮撚り加工糸を用
いる。80dtex以上では生地が厚くなり軽量にならず好
ましくない。好ましくは70dtex以下である。単糸繊度
は1.0dtex以下、好ましくは0.8dtex以下、更に好
ましくは0.6dtex以下である。1.0dtex以上では風
合が硬化し、また通気度が得られにくい。(B)糸は
経、緯のいずれに用いてもよく、ポリエステルマルチフ
ィラメント糸を緯糸に使用する場合は経糸(A)の自然な
外観、光沢、風合が強調でき、また経糸使用ではその強
力から細デニール糸を容易に用いることができる。その
結果、経糸切れが少ないため製織性もよく、薄くソフト
で軽量な織物が容易に得られる特徴がある。ポリエステ
ルの混率はソフト風合を得るため70%以下とする。こ
れ以上では通気度を得るための押圧熱処理工程を経たポ
リエステル繊維が金属様の光沢を発し、更に風合が硬化
するため好ましくない。
【0011】生地重量に関し、ダウン布団側地は一般的
にサテン組織が多く、これらの重量は多くは130g/
2以上である。サテン組織が多く用いられる理由とし
て生地の光沢が得られ易いことや生地の厚みからダウン
吹出し防止性に有利であること等が考えられる。本発明
では110g/m2以下、好ましくは108g/m2
下、更に好ましくは104g/m2以下とする。そのた
め組織は綾でもよいが、軽量性とコスト面からヒラ組織
がより適性である。
【0012】ダウン吹出し性を改善するために、次式で
示されるカバーファクターCFを2350以上2600
未満とする。好ましくは2360以上、2560未満で
ある。CFが2350未満ではソフト風合となるが、ダ
ウン吹出し防止性が不良となり好ましくない。逆に26
00以上では硬風合や重量が増し、好ましくない。 (式1) バーファクターCF==経糸密度(本/吋)×
(経糸繊糸)0.5+緯糸密度(本/吋)×(緯糸繊度)0.5 但し、紡績番手はデシテックス換算値とする。
【0013】この際、織物の緯糸の仕上密度が経糸のそ
れと同等以上である糸、および密度構成とすることは、
本発明の軽量、ソフトで低通気度効果を得る好ましい方
法である。これは経糸に再生セルロース系紡績糸を用
い、緯糸にポリエステルマルチフィラメントを用いた場
合、紡績糸の細繊度化に限界があるが、マルチフィラメ
ントは紡績糸より容易に細繊度糸が得られ、かつ、無撚
糸、または甘撚糸や弱交絡糸形態の無撚糸に近い状態の
糸形態で使用可能であるため、織物に柔軟性を付与し易
いためである。また、ポリエステルの混率を高める効果
もあり、経時に対する織物組織拘束力を安定的に維持
し、低通気度化に寄与するためである。
【0014】本発明の生地の洗濯後の通気度は3.00
cc未満、好ましくは2.70cc未満とする。軽量薄
地織物の場合、洗濯後の通気度が3.00cc以上であ
ると、製品として使用中の物理的な揉みや、セルロース
系繊維の吸湿、乾燥の繰返し等により、生地寸法が変化
したり生地組織拘束力が低下し、ダウンが生地表面に抜
け出し、好ましくない。このため、生地の初期通気度は
1.00cc、好ましくは0.90cc以下が好まし
い。これ以上では、短期間の使用でダウンが生地表面か
ら吹出してくることを意味する。従って、本発明のよう
に耐久性を良くするためには洗濯前後の生地の通気度が
低く、かつ安定していることが重要である。
【0015】高密度化が通気度を改善させる反面、風合
を損ねるため、本発明においては仕上げ後のカレンダー
熱処理をポリエステルの風合を硬化させない範囲(15
0℃以下が目安)で設定し、液流染色機等による柔布処
理中または処理後、数%のアルカリ減量処理や酵素減量
を施したり、起毛を施してもよい。柔軟剤の付与、また
サンフォライズやカムフィット等の柔布仕上げ処理も効
果的である。織物のドレープ係数は 0.355未満が
望ましく、更には0.350未満が望ましい。それ以上
では硬風合となったり、生地が厚くなったりし、好まし
くない。
【0016】本発明によって得られる高密度薄地織物は
従来の用途として、布団側地などのダウンプルーフ用生
地や防風性や柔軟性、軽量性を生かしたコート、ブルゾ
ン、ゴルフ、アウトドアウエア等の他、ドレープ風合や
軽さを生かしたブラウス、ジャケット、スカート等の婦
人衣料やナイトウエア等などにも利用できるものであ
る。
【0017】[実施例]以下、実施例によって本発明を説
明する。 評価方法:通気度 JIS L1096−1999−A
法 (フラジール形法) 洗濯方法 JIS L 0217-1995−103法 洗濯後の乾燥方法 JIS L1096−1999−ライン
乾燥 ドレープ係数 JIS L1096−1999− G法(ドレ
ープ係数) 表1.実施例と比較例に用いた再生セルロース系繊維
(A)の原綿物性と紡績糸番手
【0018】表1に示す原綿と紡績糸を用い、表2に示
す糸構成、生機密度で織り上げた。該生地を液流染色機
で80℃30分の糊抜き精練リラックス後、ポリエステ
ルを含む生地は2%のアルカリ減量を施した後180℃
30秒の乾熱セットを行なった。次いで高圧液流染色機
で130℃20分の分散染料染色を行い、引き続き反応
染料で60℃20分の染色を行った。その後600メッ
シュの起毛加工を行った後、仕上げ処理を行なった。次
いで温度130℃、圧力40トン、布速12m/分のカ
レンダー仕上げを施した。それらの生地の密度、混率、
目付、風合、ドレープ係数、通気度、総合判定結果を表
1に示す。
【0019】
【表1】
【0020】通気度の評価においては、実施例2と比較
例1、2による実際のダウンプルーフ布団側地として1
0人による6ヶ月間の使用試験評価結果から、ダウン吹
出し防止性能(ダウン・フェザーの吹出し本数がない、
または僅少)を有する平織物の通気度は3.00cc/
cm2/秒未満であることを把握し、評価した。
【0021】実施例1−5と比較例1でわかるように、
平織物はサテンに比し、初期の通気度を低く設定する必
要がある。これは洗濯時の繊維の膨潤と乾燥による収縮
が大きいため生地の組織点が移動し、通気度が低下する
ためと推察される。 比較例4は、更に、湿伸度が高い
ため、洗濯と乾燥による寸法変化が大きく、生地に空隙
が生じやすいためと推察される。また、比較例5はダウ
ン吹出し防止性能は優れているが、風合は綿特有のかさ
つき感が消えず、ドレープ係数の芳しくないものであっ
た。比較例7はポリエステルの金属様光沢が目立ち、自
然な外観に欠け、ハリ感のある風合であった。比較例6
は生地が重く、比較例1のサテンに近い手持ち感があ
り、軽量性に劣るものであった。これらに比較し、実施
例はいずれも風合、軽量、ダウン吹出し防止性に優れた
結果を示した。
【0022】
【表2】 注1)Poはポリノジック東洋紡績(株)製「タフセル」
を、Eはポリエステル仮撚加工糸 を表し、78Tは21
6f(=0.36dtex/f)、55Tは144f(=0.3
8dtex/f)を表す。RyはH.W.M(ハイウエットモジュラ
ス)レーヨンを、CFはカバーファクター表す。 注2)番手換算は、80'は73.7dtex、60'は9
8.3dtex、40'は147.5dtexとする。 注3)単位は、密度 は本/吋、通気度はcc/cm2
秒を表す。 注4)比較例7の緯糸はポリノジック1.1T38mm35
%とポリエステル1.2T38mm65%の混紡糸 注5)総合判定は以下の基準による。 ○ 風合・通気度、軽量性とも良好 △ 風合・通気度
は良いが重い × 通気度、風合、光沢面で劣る ×× 通気度が著し
く劣る
【0023】
【発明の効果】本発明によれば、綿のようにカサツキ感
がなくソフトでシルキーな光沢を有するが形態安定性に
欠けるため、中袋を必要とする粗密な布団側地のみにし
か供されなかった再生セルロース系繊維に新たな実用性
を与えることができた。即ち、再生セルロース系繊維を
用いながらも形態安定を付与するための特別な樹脂剤を
用いることなく、従って、ソフト風合を損ねることな
く、使用繊維素材と織物規格を特定の範囲に規定するこ
とで軽量化とダウン吹出し防止性能を実現させた。その
結果、中袋を不要とすることが可能になり、安眠快適性
に優れた薄地高密度織物とすることができた。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】生地重量が110g/cm2以下で、ドレ
    ープ係数が0.355未満の再生セルロース系繊維
    (A)を43%以上63%未満を含む織物であり、かつ
    該織物の洗濯1回後の通気度が、3.00cc/cm2
    秒未満であることを特徴とする高密度薄地織物。
  2. 【請求項2】再生セルロース系繊維(A)を使用した、
    湿潤状態における繊維強力が2.5cN/dtex以上、伸度
    が15.00%以下、0.5cN/dtex過重下での伸度が
    4.0%以下、5%伸長時湿潤応力が0.9cN/dtex以
    上であることを特徴とする請求項1記載の高密度薄地織
    物。
  3. 【請求項3】再生セルロース系繊維(A)がポリノジッ
    ク繊維、またはリオセル繊維であることを特徴とする請
    求項1乃至2のいずれかに記載の高密度薄地織物。
  4. 【請求項4】織物の経糸および緯糸の下記(式1)のカ
    バーファクターの和が2350以上2600未満である
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の高
    密度薄地織物。 (式1) カバーファクターCF=経糸密度(本/吋)
    ×(経糸繊糸)0.5+緯糸密度(本/吋)×(緯糸繊度)
    0.5 紡績番手はデシテックス換算値とする。
  5. 【請求項5】織物の緯糸の仕上密度が経糸のそれと同等
    以上であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか
    に記載の高密度薄地織物。
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