JP2003134927A - 緑化用植栽装置 - Google Patents

緑化用植栽装置

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JP2003134927A JP2001334525A JP2001334525A JP2003134927A JP 2003134927 A JP2003134927 A JP 2003134927A JP 2001334525 A JP2001334525 A JP 2001334525A JP 2001334525 A JP2001334525 A JP 2001334525A JP 2003134927 A JP2003134927 A JP 2003134927A
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greening
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Shigero Makishima
茂郎 槇島
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  • Cultivation Of Plants (AREA)
  • Cultivation Receptacles Or Flower-Pots, Or Pots For Seedlings (AREA)
  • Finishing Walls (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 上部と下部での植物の生育に差が生じな
いと共に、部分的に枯れたような場合の植物の取り換え
や、植え込み後における植物の組み合わせ変更も簡単に
行える緑化用植栽装置を提供する。 【解決手段】 培土Aを入れたネット層及び囲板からな
る植栽容器2と、この植栽容器2を着脱自在に保持する
多数の保持枠体4を並べて設けた植栽部ホルダー5、或
は前面,後面に通水性部材を設け、これらの内部に土壌
と通水性気泡発泡層或は繊維層を設けた植栽部を上下に
段付きのジグザグ状に形成し、上記植栽部の仰角が角度
自在に同一方向になるように設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は各種構造物の壁面
等に取付けて植物を植え込むことにより、照り返し防止
などの温暖化現象の緩和と軽減、Co2の削減や大気浄
化のほか、景観や環境の改善を図ることができるように
した緑化用植栽装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、地球温暖化現象やCo2の増加に
よる大気汚染が大きな社会問題となっている。
【0003】その対策の一つとして植物の植栽による緑
化が有効な手段であることはすでに知られており、国や
地方自治体では都市域での緑化を進める施策がとられて
いる。
【0004】従来、都市域での建物や各種構造物を利用
した緑化の方法としては、上面開放ケース内に培土を入
れ、その表面をネット状部材で覆った植栽マットを形成
し、これを建物の屋上や壁面に並べて敷設し、培土で植
物を育成することにより緑化を行うようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
植栽マットは、単に建物の屋上や壁面に並べて敷設する
構造になっているため、壁面等に立てかけて用いた場
合、上部と下部での貯水性に差が生じ、降雨や灌水によ
る水分はすぐに下部へ流出し、どうしても上部が水不足
の状態になり、上部の植物がすぐに枯れてしまうという
問題がある。
【0006】また植栽マットは全体が平坦面になってい
るので、上部と下部では植物に対する太陽光、雨水、通
風の条件が異なり、上部と下部で植物の生育に差が生じ
ないという問題がある。
【0007】さらに、植栽マットは、その表面に対して
略均一に植物を植え込むので、植物が部分的に枯れたよ
うな場合の取り換えが行いにくいだけでなく、植え込み
後における植物の組み合わせ変更も困難であり、何れに
しても、植物の植換えには手間と時間がかかることにな
る。
【0008】そこで、この発明の課題は、壁面等に立て
かけて用いても上部と下部での植物の生育に差が生じな
いと共に、部分的に枯れたような場合の植物の取り換え
や植え込み後における植物の組み合わせ変更も簡単に行
える緑化用植栽装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記のような課題を解決
するため、第1の発明は、培土を入れたネット層及び囲
板からなる植栽部と、この植栽部を着脱自在に保持する
多数の保持枠体を並べて設けた植栽部ホルダーからな
り、上記保持枠体は植栽部の仰角が角度自在に同一方向
になるように設けられている構成を採用したものであ
る。
【0010】第2の発明は、植栽部のネット層及び囲板
は、ネット又はネットの内面に通水性気泡発泡層又は繊
維層を設けた容器からなり、開口部周縁に掛止部を設け
た構成を採用したものである。
【0011】同第3の発明は、前面にネット等の通水性
部材を張設し、内部に土壌と通水性気泡発泡層又は繊維
層を設け、後面にネット層を設けて上下に段付きのジグ
ザグ状に形成された土壌マットからなる植栽部と、この
植栽部を保持するためのホルダー部材とからなる構成を
採用したものである。
【0012】第4の発明は、請求項3の発明において、
通水性気泡発泡層又は繊維層と土壌との接触面において
通水性気泡発泡層又は繊維層に凹凸部を形成して土壌と
の接触面を増加した構成を採用したものである。
【0013】第5の発明は、前記ホルダー部材が、構造
物への掛け吊り部材と、容器ホルダー又は土壌マットを
着脱自在に保持する保持部材とからなり、上記掛け吊り
部材に対して保持部材が前後に角度可変となるように取
付けられている構成を採用したものである。
【0014】前記において、ホルダー受もしくは、ホル
ダー部材が、構造物への掛け吊り部材と、容器ホルダー
又は土壌マットもしくはボックスホルダーを着脱可能に
保持する保持部材とからなり、上記掛け吊り部材に対し
て保持部材が前後に角度可変となるように取り付けられ
ている構造とすることができる。
【0015】また何れの発明においても、下部に位置す
る植栽容器や植栽ボックスは、段状の配置により、その
仰角が同一となり、上下において植物に対する太陽光、
雨水、通風の条件が一定となり、植物の生育に差が生じ
ないと共に、各植栽容器を個々に独立させることにより
上下での通水性も等しくなり、上部の植物が枯れるよう
なこともなくなり、縦における栽培なので場所をとらな
い。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
示例と共に説明する。
【0017】なお、各実施の形態において、同一部分に
は同一符号を付して説明する。
【0018】図1に示す第1の実施の形態の緑化用植物
装置1は、培土を入れる植栽容器2を個々に取り換えが
できるようにしたタイプであり、植栽容器2は、培土A
を入れるネット層3からなる。
【0019】この植栽容器2を個々に取り換えできるよ
うに多数のホルダー4を並べて設けた容器ホルダー5
と、この容器ホルダー5を保持するため後述するホルダ
ー受(図示省略)との組み合わせによって形成されてい
る。
【0020】又上記植栽容器2は、ネット層3を容器状
に形成し、その内部に入れた培土Aで植物Bを育成する
ようになっている。
【0021】この植栽容器2はホルダー4から落ちない
ようにするため、例えば外周縁に鍔を設けた構造にして
もよい。
【0022】又、容器ホルダー5は、上下に長い矩形状
又は方形状となる枠体6の内部に、上記植栽容器2を抜
き差し自在に前後面側から挿入することにより支持する
筒状や環状に形成されたホルダー4を上下左右に並べて
設け、枠体6の上部に取手7と両側又は後面等に突条8
又は凹溝を設けた構造を有している。
【0023】このホルダー4は、図2のように、筒状の
成形品のほか、線材を用いて形成したリングや枠体に形
成されている。
【0024】図1の場合、植栽容器2は角形の容器に形
成し、上記ホルダー4もこの植栽容器2が嵌合する角筒
形に形成し、これを横方向に複数を並べ、かつ上下多段
に配置している。
【0025】各ホルダー4は、斜め上向きの傾斜状で、
上下に位置するホルダー4が前面側の先端が段付き状と
なる配置となり、各ホルダー4に取り付けた植栽容器2
が斜め上向きの取り付けとなり、植栽面の仰角が同一方
向の向きになるようになっている。
【0026】図2は、ホルダー4の異なる形状と配列の
例を示し、図2(A)の例は、ホルダー4を六角形の筒
状に形成し、図2(B)の例は、ホルダー4を対角線が
上下左右となる角筒状に形成し、図2(C)の例は、ホ
ルダー4を円筒状に形成し、これを横方向に複数を並べ
て上下多段に配置し、図2(D)の例は、ホルダー4を
円筒状に形成し、これを上下に直列し、左右に半ピッチ
ずれた配置としたものであり、これらのホルダー4に対
して組み合わせ使用する植栽容器2は、各ホルダー4の
形状に対応した六角形、角形、円形等を採用すればよ
い。
【0027】図3に示す第2の実施の形態の緑化用植栽
装置1は、培土Aを入れる植栽ボックス9を上下多段に
設けたタイプであり、横長又は方形状の容器に形成した
植栽ボックス9と、この植栽ボックス9を上下多段に取
り付けたボックスホルダー10と、このボックスホルダ
ー10を保持するための後述するホルダー受(図示省
略)と、最下部植栽ボックス9の下に配置する溜水受1
1とで形成されている。
【0028】上記植栽ボックス9は図示の場合、下部が
ネット等の通水性部材12を有する構造とし、雨水や灌
水が上の植栽ボックス9下の植栽ボックス9を順次通過
することで最終的に溜水受11に溜まるようにしたが、
植栽ボックス9は、ネット等の通水性部材の内面に通水
性気泡発泡層又は繊維層13を設けることにより、各植
栽ボックス9に或程度の保水性及び保湿性をもたせる事
も出来る。
【0029】上記ボックスホルダー10は、上下に長い
矩形状及び方形状となる枠体14の内部に上記植栽ボッ
クス9を斜め上向きの配置で上下多段に固定し、枠体1
4の上部に取手15と両側に突条16を設けた構造を有
している。
【0030】上記した上下の植栽ボックス9は前面側の
先端が段付き状となるよう枠体14内に固定され、斜め
上向きとなる植栽面の仰角が同一の向きになるよう配置
されている。
【0031】図4に示す第3の実施の形態の緑化用植栽
装置1は、土壌マット21の表裏に繊維又はネット等の
通水性部材22,22′を有する構造で、必要に応じ裏
面ネット22′の内面に通水性気泡発泡層又は繊維層2
3を設ける事もある。
【0032】この土壌マット21の内部に土壌Cを収納
して上下に段付きのジグザグ状に形成される。この土壌
マット21の上向き前面の傾斜面に植栽面が仰角をもっ
て形成される様に土壌マット21を保持するためのホル
ダー部材24とで形成されている。
【0033】上記ホルダー部材24は、上下に長い矩形
状及び方形状となる枠体25の上部に取手26と両側に
突条27を設けて形成され、上記土壌マット21は通水
性部材22,22′を用いた外装袋状の内部に土壌Cを
収納して上下に長いマットに形成され、このマットを上
下ジグザグ状に折り曲げ、これを枠体25の内部に収納
し、土壌マット21の各折れ曲がり部分の内側を枠体2
5内に架設した横桟28で支持することにより、枠体2
5内へ土壌マット21の組み込み状態を保持している。
尚土壌マットの表裏崩壊を防止するため、表裏のマット
を連結する事も出来る。
【0034】尚、通水性部材22′の内面に必要に応じ
て通水性気泡発泡層又は繊維層23を設けることによ
り、土壌マット21の保水性及び保湿性を保つ事ができ
る。
【0035】図5に示す第4の実施の形態の緑化用植栽
装置1は、上記図4の第3の実施の形態の変形例であ
り、土壌マット21の前後面の通水性部材31,31′
の折り曲げ部の隅部に横桟32,33を設け、土壌マッ
ト21の変形発生を防止し、土壌Cの安定性を図ってい
る。
【0036】図5に示す土壌マット21は通水性部材3
1′の内面に、通水性気泡発泡体層又は繊維層34を設
け、その内部に、即ち通水性部材31と通水性気泡発泡
体層又は繊維層34との間に、土壌Cを収納している。
【0037】又通水性気泡発泡層34と土壌Cの接触面
に波形凹凸部35を設け土壌Cとの接触を良好にし、仰
角に対しても土壌Cの安定を図るものである。
【0038】36はホルダーであり、このホルダーに架
設した横桟32,33により土壌マット21はホルダー
36に仰角を保持して設置される。尚、植栽部は任意に
仕切り取替自在とする事も出来る。
【0039】図6に示す第5の実施の形態の緑化用植栽
装置1は図3の第2の実施の形態の変形例である。
【0040】図6において緑化用植栽装置1は、培土A
を入れる横長の植栽ボックス9と、この横長又は方形状
の植栽ボックス9の両側面60,60の前端上部に突起
61と、後端下部に突起62を夫々回動用突起を設け、
この前端上部の突起61を前部ボックスホルダー63の
透孔に又後端下部の突起62を後部ボックスホルダー6
4の透孔に夫々回動自在に挿着し、これら2本のボック
スホルダー63,64の間には間隔を一定に保持する横
桟65,66を設けている。
【0041】又これら2本のボックスホルダー63,6
4に懸架した横桟65,66により、後部ボックスホル
ダー64を前部ボックスホルダー63に接近させ間隔を
狭める場合にはボックスホルダー64が横桟65,66
の前部ボックスホルダーの軸心67,68を中心として
上方へ移動する。尚、上下動及び仰角を前後何れの側で
も変える事が出来る。
【0042】図6(B)は植栽ボックス9を一定の仰角
をもって傾斜させた状態で培土Aに植えた植物Bを太陽
光にあてる。
【0043】又日照が強い場合等は図6(A)に示す如
く後部ボックスホルダー64と前部ボックスホルダー6
3の間隔を狭めることにより太陽光の照りを防止する事
が出来る。
【0044】前記植栽ボックス9はネット等の通水性部
材を用いる場合と、板状枠体で下部に隙間を設けた枠体
を用いる等、任意に選択できる。
【0045】要は植栽ボックス9に入れた培土Aに若干
の保水及び保湿はするが貯水のない構成のものであれば
よい。
【0046】前記ボックスホルダー63,64は柱状の
ホルダー以外に紐状のホルダーを用いることが出来る。
【0047】図7と図8は、上記した各実施の形態の緑
化植栽装置1において、建物の立ち上がり壁に緑化用植
栽装置1を取り付けるために使用するホルダー受41の
構造を示し、建物における立ち上がり壁Dへの掛け吊り
部材42と容器ホルダー5,ホルダー部材6を着脱自在
に保持する保持部材43からなり、上記掛け吊り部材4
2は、上端に立ち上がり壁Dへの係止フック部44を設
けた垂下桟45の下端に前方へ突出する水平受桟46を
設け、水平受桟46の先端に前部飾り枠47を立設し、
前部飾り枠47の上部と垂下桟45を補強桟48で結合
した構造を有し、係止フック部44はボルト49のねじ
込みで立ち上がり壁Dに固定化する。
【0048】上記保持部材43は、両側に平行する一対
の縦桟50の下端を横桟51で結合した上向きコ字状に
形成され、縦桟50の対向面に容器ホルダー5の突条8
が嵌合する凹溝を設け、保持部材43の縦桟50間に容
器ホルダー5を抜き差し自在に挿入して取り付ける。
【0049】この保持部材43は図8の場合、横桟51
を掛け吊り部材42の水平受桟46にピン53で枢止
し、ピン53を支点として前後に角度可変とするか又は
水平受桟46の下端を水平にスライド移動可能とするこ
とにより、起立状態での傾斜角度を自由に変化させるよ
うにしてもよい。又、水平受桟46の先端下部には、溜
水容器54を取り付けた例を示している。
【0050】また、図8のホルダー受41は複数の容器
ホルダー5を並べて取り付けることができるようにした
例を示し、保持部材43の縦桟50を一定間隔に複数を
立設し、各縦桟50間に対して容器ホルダー5を抜き差
し自在としたものである。
【0051】なお、緑化用植栽装置1の取付けは、上記
のような建物の立ち上がり壁Dに限定されるものではな
く、例えば、高速道路の防音壁、建物の塀、ビル、マン
ションの壁等を挙げることができホルダー受41をこれ
ら取り付け部分に適応した構造とすればよい。
【0052】この発明の緑化用植栽装置は上記のような
構成であり、次にその使用の方法を説明する。
【0053】図1のように建物の立ち上がり壁にホルダ
ー受を取付け、保持部材5の各ホルダー4には植栽容器
2を取り付ける。
【0054】この植栽容器2には予め入れた培土Aに種
子を蒔くか植物Bを植え込んでおく。
【0055】このように植栽容器2を取り付けた容器ホ
ルダー3を保持部材5に挿入して装着し、保持部材5を
所定の傾斜角度に設定することにより、各植栽容器2は
斜め上向きとなる植栽面の仰角が同一方の向きになるよ
うに配置となり、また季節等に合わせて保持部材5の角
度を植栽容器2の植物Bに対して最適な受光状態になる
ように設定し、このような状態で植物Bを育成すること
により、各植栽容器2から成長した植物Bが伸びること
で、緑化用植栽装置1の前面を植物Bが覆い、立ち上が
り壁Dの外面を緑化することで、照り返し防止による温
暖化現象の緩和や軽減が可能になり、植物BによるCo
2の削減と大気の浄化や、緑化により住環境の改善を図
ることができる。
【0056】上記植栽容器2は斜め上向きとなる植栽面
の仰角が同一方の向きになるような配置になるので、上
下の植物Bに対して均等に太陽光や雨水が当たり、灌水
においても上下で全て同じ条件となるので、全体の植物
Bが均等に生育することになり、また植栽容器2の取付
け条件を選ぶことにより、植物の密生、空隙植と、環境
に合わせた自由選択が可能になる。
【0057】また、各植栽容器2は各ホルダー4に対し
て着脱自在となっているので、部分的な枯れが生じた場
合、その植栽容器2の取り換えだけで対応することがで
き、この異なった種類の植物を植え込んだ植栽容器2を
組み合わせ使用すれば異品種芝生やデザイン性の多様化
が図れることになる。
【0058】
【発明の効果】以上のように、この発明によると、上記
のような構成としたので容器ホルダーに取り付けた植栽
ボックスに培土を入れ、これを壁面等に立てかけて用い
ると、植栽容器や植栽ボックス又は土壌マットの仰角が
同一方向になり、植物に対する上部と下部での太陽光の
照射や降雨の条件が同一となり、上下で植物の生育に差
が生じないと共に、部分的に枯れたような場合の植物の
取り替えや、植え込み後における植物の組み合わせ変更
も簡単に行え、各種構造物の壁面等に取付けることによ
り、照り返し防止などの温暖化現象の緩和と軽減、Co
2の削減や大気浄化のほか、景観や環境の改善を図るこ
とができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)はこの発明の第1の実施の形態の緑化用
植栽装置を示す要部切り欠き側面図、(B)は同斜視図
【図2】(A)乃至(D)の各々は、同上における容器
ホルダーの異なった形状と配列の例を示す正面図
【図3】(A)はこの発明の第2の実施の形態の緑化用
植栽装置を示す要部切り欠き側面図、(B)は同分解斜
視図
【図4】(A)はこの発明の第3の実施の形態の緑化用
植栽装置を示す要部切り欠き側面図、(B)は同要部切
り欠きの斜視図
【図5】(A)はこの発明の第4の実施の形態の緑化用
植栽装置を示す要部断面の側面図、(B)は同斜視図
【図6】(A)はこの発明の第5の実施の形態の緑化用
植栽装置を示す側面図で二本のボックスホルダーの間隔
を狭めた側面図、(B)は同要部断面の側面図
【図7】各実施の形態の緑化植栽装置を建物の立ち上が
り壁に取りつけた側面図
【図8】容器ホルダーの正面図を示す
【符号の説明】
1 緑化用植栽装置 2 植栽容器 3 ネット層,繊維層 4 ホルダー 5 容器ホルダー 6 枠体 7 取手 8 突条 9 植栽ボックス 10 ボックスホルダー 13 通水性気泡発泡層,繊維層 14 枠体 21 土壌マット 22 通水性部材 22′ 通水性部材 23 通水性気泡発泡層,繊維層 24 ホルダー部材 25 枠体 31 通水性部材 31′ 通水性部材 32 横桟 33 横桟 34 通水性気泡発泡層,繊維層 35 凹凸部 36 ホルダー 41 ホルダー受 43 保持部材 60 側面 61 突起 62 突起 63 ボックスホルダー 64 ボックスホルダー 65 横桟 66 横桟 A 培土 B 植物 C 土壌 D 壁
【手続補正書】
【提出日】平成13年11月5日(2001.11.
5)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正内容】
【0006】また植栽マットは全体が平坦面になってい
るので、上部と下部では植物に対する太陽光、雨水、通
風の条件が異なり、上部と下部で植物の生育に差が生じ
という問題がある。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 培土を入れたネット層又は囲板からなる
    植栽部と、この植栽部を着脱自在に保持する多数の保持
    枠体を並べて設けた植栽部ホルダーからなり、上記保持
    枠体は植栽部の仰角が角度自在に同一方向になるように
    設けた緑化用植栽装置。
  2. 【請求項2】 上記植栽部のネット層又は囲板は、ネッ
    ト又はネットの内面に通水性気泡発泡層又は繊維層を設
    けた容器からなり、開口部周縁に掛止部を設けた請求項
    1記載の緑化用植栽装置。
  3. 【請求項3】 前面にネット等の通水性部材を張設し、
    内部に土壌と通水性気泡発泡層又は繊維層を設け、後面
    にネット層を設けた土壌マットからなる植栽部と、この
    植栽部を保持するためのホルダー部材とからなる緑化用
    植栽装置。
  4. 【請求項4】 上記の土壌マットからなる植栽部を、上
    下に段付きのジグザグ状に形成した事を特徴とする請求
    項3記載の緑化用植栽装置。
  5. 【請求項5】 上記通水性気泡発泡層又は繊維層と土壌
    との接触面において、通水性気泡発泡層又は繊維層に凹
    凸部を形成して土壌との接触面を増加した事を特徴とす
    る請求項3又は4記載の緑化用植栽装置。
  6. 【請求項6】 ホルダー部材が、容器ホルダー又は土壌
    マットを着脱自在に保持する保持部材とからなり、保持
    部材が前後に角度可変となるように取付けられている請
    求項1乃至3の何れかに記載の緑化用植栽装置。
  7. 【請求項7】 建物等の飾り枠の内方に緑化用植栽装置
    を立設した事を特徴とする請求項1乃至6の何れかに記
    載の緑化用植栽装置。
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