JP2003009687A - 給水マット付植物トレイと貯水タンクの一体型底面給水プランター - Google Patents
給水マット付植物トレイと貯水タンクの一体型底面給水プランターInfo
- Publication number
- JP2003009687A JP2003009687A JP2001235585A JP2001235585A JP2003009687A JP 2003009687 A JP2003009687 A JP 2003009687A JP 2001235585 A JP2001235585 A JP 2001235585A JP 2001235585 A JP2001235585 A JP 2001235585A JP 2003009687 A JP2003009687 A JP 2003009687A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water
- water supply
- plant
- planter
- tray
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Cultivation Receptacles Or Flower-Pots, Or Pots For Seedlings (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】本発明は、給水マットと水を使って底面給水に
より植物を育成し、植物を支持するポケットに鉢を入れ
るだけで植え付けが完成する構造にし、軽量で作業性が
良く、植物の生育が良好でメンテナンスの少ない、植物
プランターを提供するものである。 【解決手段】本発明は、給水マット付植物トレイと貯水
タンクを一体にしたもので、トレイ表板の周囲に縁を設
けて水を集め、筒状のポケットを設けて植物を植えた鉢
を入れる。底板は給水マットを乗せる構造にし、表板と
底板は脚足により一体化する。トレイ表面から入れた植
物を植えた鉢の底部が、トレイ底板の給水マットの上に
乗る構造とし、給水タンクの水を吸い上げて水分を供給
する。また、トレイ全体がタンクの蓋の役目を果たし水
分の蒸散を防止する。貯水タンクは、上部の側面に排水
口を開けて、トレイ底板より下に一定水位を保ち、タン
クの下にプランターの高さ調整用の足を取り付ける構造
とする。
より植物を育成し、植物を支持するポケットに鉢を入れ
るだけで植え付けが完成する構造にし、軽量で作業性が
良く、植物の生育が良好でメンテナンスの少ない、植物
プランターを提供するものである。 【解決手段】本発明は、給水マット付植物トレイと貯水
タンクを一体にしたもので、トレイ表板の周囲に縁を設
けて水を集め、筒状のポケットを設けて植物を植えた鉢
を入れる。底板は給水マットを乗せる構造にし、表板と
底板は脚足により一体化する。トレイ表面から入れた植
物を植えた鉢の底部が、トレイ底板の給水マットの上に
乗る構造とし、給水タンクの水を吸い上げて水分を供給
する。また、トレイ全体がタンクの蓋の役目を果たし水
分の蒸散を防止する。貯水タンクは、上部の側面に排水
口を開けて、トレイ底板より下に一定水位を保ち、タン
クの下にプランターの高さ調整用の足を取り付ける構造
とする。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、給水マットによる
底面給水を利用し、貯水機能と、植物を植えた鉢の支持
と、水分の蒸散抑制を一体的化した緑化園芸用のプラン
ターに関するものである。
底面給水を利用し、貯水機能と、植物を植えた鉢の支持
と、水分の蒸散抑制を一体的化した緑化園芸用のプラン
ターに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来はプランターに土を入れて植物を育
成し鑑賞するものであり、この方法は材料の準備や植え
付け作業に時間と費用を要し、植物の栽培技術が必要な
ため、土壌や植物特性によって生育が揃わず枯死する場
合があった。また、メンテナンスの面でも、かん水や施
肥、除草、植物の植え替えなどに多くの労力が必要であ
った。さらに、従来のプランターは重くて移動が困難な
ため、手軽に大量に利用することが難しかった。
成し鑑賞するものであり、この方法は材料の準備や植え
付け作業に時間と費用を要し、植物の栽培技術が必要な
ため、土壌や植物特性によって生育が揃わず枯死する場
合があった。また、メンテナンスの面でも、かん水や施
肥、除草、植物の植え替えなどに多くの労力が必要であ
った。さらに、従来のプランターは重くて移動が困難な
ため、手軽に大量に利用することが難しかった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、土の変わり
に給水マットと水を使って底面給水により植物を育成
し、植物を支持するポケットに一般に流通する栽培鉢を
入れ、水を入れるだけで植栽が完成する簡単な構造にす
ることにより、軽量で作業性が良く、植物の生育が良好
でメンテナンスの少ないプランターを提供するものであ
る。
に給水マットと水を使って底面給水により植物を育成
し、植物を支持するポケットに一般に流通する栽培鉢を
入れ、水を入れるだけで植栽が完成する簡単な構造にす
ることにより、軽量で作業性が良く、植物の生育が良好
でメンテナンスの少ないプランターを提供するものであ
る。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は、給水マット付
植物トレイと貯水タンクを一体にしたもので、トレイの
構造は表板と底板に分かれ、表板の周囲に縁を設けて雨
水等を集め、下のタンクに貯水できるようにすると共
に、筒状にポケットを設けて、植物を植えた鉢を入れる
だけでセットできる構造とする。底板は、貯水タンクか
らの蒸散水分を吸収し発根を促進するために網目状に
し、表面に給水マットを乗せる構造にする。表板と底板
を脚足により一体化し、トレイ表面から入れた植物を植
えた鉢の底部が、トレイ底板の給水マットの上に乗る構
造とする。トレイ底板から給水マットの両端を貯水タン
クに垂らして、タンクの水を吸い上げて植物を植えた鉢
に水分を供給し、トレイ全体は貯水タンクの蓋の役目を
果たして水分の蒸散を防止する。貯水タンクは、上部の
側面に排水口を設けてトレイ底板より下に一定水位を保
ち、タンクの下にプランターの高さ調整用の足を取り付
ける構造とする。
植物トレイと貯水タンクを一体にしたもので、トレイの
構造は表板と底板に分かれ、表板の周囲に縁を設けて雨
水等を集め、下のタンクに貯水できるようにすると共
に、筒状にポケットを設けて、植物を植えた鉢を入れる
だけでセットできる構造とする。底板は、貯水タンクか
らの蒸散水分を吸収し発根を促進するために網目状に
し、表面に給水マットを乗せる構造にする。表板と底板
を脚足により一体化し、トレイ表面から入れた植物を植
えた鉢の底部が、トレイ底板の給水マットの上に乗る構
造とする。トレイ底板から給水マットの両端を貯水タン
クに垂らして、タンクの水を吸い上げて植物を植えた鉢
に水分を供給し、トレイ全体は貯水タンクの蓋の役目を
果たして水分の蒸散を防止する。貯水タンクは、上部の
側面に排水口を設けてトレイ底板より下に一定水位を保
ち、タンクの下にプランターの高さ調整用の足を取り付
ける構造とする。
【０００５】
【発明の実施の形態】本発明の一実施形態を図１及び、
図３にもとづいて説明する。本発明は、給水マット付植
物トレイ１０と貯水タンク３０を一体にしたもので、ト
レイ表板１１の周囲に縁１２を設けて雨水等を集め、筒
状のポケット１３を設けて植物を植えた鉢５を入れる。
底板１５は給水マット２０を乗せる構造にし、表板１１
と底板１５は脚足１８により一体成型する。トレイ表面
から入れた植物を植えた鉢５の底部が、トレイ底板１５
の給水マット２０の上に乗る構造とし、給水タンク３０
の水を吸い上げて水分を供給する。又、トレイ全体がタ
ンクの蓋の役目を果たし水分の蒸散を防止する。貯水タ
ンクは、上部の側面に排水口３２を開けて、トレイ底板
より下に一定水位を保ち、タンクの下にプランターの高
さ調整用の足３３を取り付ける構造とする。
図３にもとづいて説明する。本発明は、給水マット付植
物トレイ１０と貯水タンク３０を一体にしたもので、ト
レイ表板１１の周囲に縁１２を設けて雨水等を集め、筒
状のポケット１３を設けて植物を植えた鉢５を入れる。
底板１５は給水マット２０を乗せる構造にし、表板１１
と底板１５は脚足１８により一体成型する。トレイ表面
から入れた植物を植えた鉢５の底部が、トレイ底板１５
の給水マット２０の上に乗る構造とし、給水タンク３０
の水を吸い上げて水分を供給する。又、トレイ全体がタ
ンクの蓋の役目を果たし水分の蒸散を防止する。貯水タ
ンクは、上部の側面に排水口３２を開けて、トレイ底板
より下に一定水位を保ち、タンクの下にプランターの高
さ調整用の足３３を取り付ける構造とする。
【０００６】又、請求項１のプランターの内部に、給水
弁５１とフロート５２が一体となった器具を取り付けて
水道管５３を接続することにより、植物の利用等により
貯水タンク３０の水位が一定量より下がると、給水口５
４から水が出る構造とし、送水管５５を取り付けて外部
に配管を伸ばし、給水チューブ５６により各プランター
に給水する構造とする。これにより、１つのプランター
を給水プランター５０として、複数のプランターのかん
水を自動的におこなうことができる。
弁５１とフロート５２が一体となった器具を取り付けて
水道管５３を接続することにより、植物の利用等により
貯水タンク３０の水位が一定量より下がると、給水口５
４から水が出る構造とし、送水管５５を取り付けて外部
に配管を伸ばし、給水チューブ５６により各プランター
に給水する構造とする。これにより、１つのプランター
を給水プランター５０として、複数のプランターのかん
水を自動的におこなうことができる。
【０００７】
【実施例】請求項１の実施例を図１にもとづいて説明す
る。本発明は、図１に示したように給水マット付植物ト
レイ１０と貯水タンク３０で構成される。給水マット付
植物トレイ１０は表板１１と底板１５を脚足１８で一体
的に成型し、表板１１の表面は、周囲に雨水等を集める
ための縁１２を設けて下の貯水タンク３０に貯水できる
ようにし、貯水タンク３０の持ち手３１と重なる構造に
すると共に、植物を植えた鉢５を入れるポケット１３を
筒状に設け、給水マット２０からの水分蒸散を抑ながら
植物を植えた鉢５を支持する構造とする。底板１５は、
貯水タンク３０からの蒸散水分を吸収して発根を促進す
る為に網目状にし、表面に給水マット２０を乗せる構造
にする。この際、トレイ表面から入れた植物を植えた鉢
５の底部が、トレイ底板１５上の給水マット２０の上に
直接乗る構造とする。給水マット２０は親水性にすぐ
れ、垂直、水平給水能力の高い素材を使用し、両端をト
レイ底板１５から貯水タンク３０の底に接地するように
垂らして、貯水タンク３０の水を吸い上げてトレイ底板
１５の上部まで常時水分を供給する。給水マット付植物
トレイ１０は、上記の構造であり、貯水タンク３０の上
に乗せた際に縁１２が持ち手３１と重なり、全体が貯水
タンク３０の蓋の役目を果たして貯水タンク３０からの
水分蒸散を防止する。以上の仕組みにより、植物を植え
た鉢５は給水マット付植物トレイ１０内で鉢が倒れない
ように支持され、常時、必要量の水分を給水マット２０
から補給し、合わせて、雨水等の水が給水マット付植物
トレイ１０で受けられ、貯水タンク３０に貯水される。
る。本発明は、図１に示したように給水マット付植物ト
レイ１０と貯水タンク３０で構成される。給水マット付
植物トレイ１０は表板１１と底板１５を脚足１８で一体
的に成型し、表板１１の表面は、周囲に雨水等を集める
ための縁１２を設けて下の貯水タンク３０に貯水できる
ようにし、貯水タンク３０の持ち手３１と重なる構造に
すると共に、植物を植えた鉢５を入れるポケット１３を
筒状に設け、給水マット２０からの水分蒸散を抑ながら
植物を植えた鉢５を支持する構造とする。底板１５は、
貯水タンク３０からの蒸散水分を吸収して発根を促進す
る為に網目状にし、表面に給水マット２０を乗せる構造
にする。この際、トレイ表面から入れた植物を植えた鉢
５の底部が、トレイ底板１５上の給水マット２０の上に
直接乗る構造とする。給水マット２０は親水性にすぐ
れ、垂直、水平給水能力の高い素材を使用し、両端をト
レイ底板１５から貯水タンク３０の底に接地するように
垂らして、貯水タンク３０の水を吸い上げてトレイ底板
１５の上部まで常時水分を供給する。給水マット付植物
トレイ１０は、上記の構造であり、貯水タンク３０の上
に乗せた際に縁１２が持ち手３１と重なり、全体が貯水
タンク３０の蓋の役目を果たして貯水タンク３０からの
水分蒸散を防止する。以上の仕組みにより、植物を植え
た鉢５は給水マット付植物トレイ１０内で鉢が倒れない
ように支持され、常時、必要量の水分を給水マット２０
から補給し、合わせて、雨水等の水が給水マット付植物
トレイ１０で受けられ、貯水タンク３０に貯水される。
【０００８】貯水タンク３０は、植物を育成する水を貯
水する役目を果たし、給水マット付植物トレイ１０の縁
１２と重なるようにした持ち手３１と、雨水等を一定量
に保つ排水口３２を、底板１５より低い位置で、給水マ
ット２０の給水能力を高めるためにできるだけ底板１５
に近い位置に設け、降雨時に充分排水できる構造とす
る。又、プランター全体の高さを用途に合わせて調整す
るための調整足３３を、貯水時の重量に充分絶える強度
で貯水タンク３０の底面に２列に設け、貯水タンク３０
全体を一体的に成型した構造とする。
水する役目を果たし、給水マット付植物トレイ１０の縁
１２と重なるようにした持ち手３１と、雨水等を一定量
に保つ排水口３２を、底板１５より低い位置で、給水マ
ット２０の給水能力を高めるためにできるだけ底板１５
に近い位置に設け、降雨時に充分排水できる構造とす
る。又、プランター全体の高さを用途に合わせて調整す
るための調整足３３を、貯水時の重量に充分絶える強度
で貯水タンク３０の底面に２列に設け、貯水タンク３０
全体を一体的に成型した構造とする。
【０００９】請求項２の実施例を図２にもとづいて説明
する。請求項１のプランターの、給水マット付植物トレ
イ１０の一体的な成型が困難な場合、雨水等を集める為
の縁１２と、給水マット２０を乗せる底板１５を脚足１
８により一体的に成型し、鉢を支持するポケット１３を
筒状に設けた表板１１を上に乗せ、水分蒸散を防止する
構造とする。
する。請求項１のプランターの、給水マット付植物トレ
イ１０の一体的な成型が困難な場合、雨水等を集める為
の縁１２と、給水マット２０を乗せる底板１５を脚足１
８により一体的に成型し、鉢を支持するポケット１３を
筒状に設けた表板１１を上に乗せ、水分蒸散を防止する
構造とする。
【００１０】請求項３の実施例を図３にもとづいて説明
する。請求項３は、請求項１のプランターの内部に、給
水弁５１とフロート５２が一体となった器具を取り付け
て水道管５３を接続することにより、植物の水分吸収に
より貯水タンク３０の水位が一定量より下がると、給水
弁５１が開き給水口５４から水が出る構造とし、給水口
５４に送水管５５を取り付けて外部に配管を伸ばし、給
水チューブ５６により各プランターに給水する構造とす
る。これにより、１つのプランターを給水プランター５
０として、複数のプランターのかん水を自動的におこな
うことができる。又、この側面に、化粧パネル５７等を
立てれば簡易に植栽ベースができる。
する。請求項３は、請求項１のプランターの内部に、給
水弁５１とフロート５２が一体となった器具を取り付け
て水道管５３を接続することにより、植物の水分吸収に
より貯水タンク３０の水位が一定量より下がると、給水
弁５１が開き給水口５４から水が出る構造とし、給水口
５４に送水管５５を取り付けて外部に配管を伸ばし、給
水チューブ５６により各プランターに給水する構造とす
る。これにより、１つのプランターを給水プランター５
０として、複数のプランターのかん水を自動的におこな
うことができる。又、この側面に、化粧パネル５７等を
立てれば簡易に植栽ベースができる。
【００１１】請求項４の実施例を図１及び図４にもとづ
いて説明する。請求項４は、請求項１のプランターに使
用する植物を植えた鉢５の、水分吸収と発根を促進する
ため、鉢の底穴６１を大きくした専用鉢６０であり、植
物を植えた鉢５がプラスチック鉢６２等で、給水マット
２０の上に土が接地しない場合は、専用鉢６０に、植物
を植えた鉢５の植物を入れ替えてプランターに使用す
る。
いて説明する。請求項４は、請求項１のプランターに使
用する植物を植えた鉢５の、水分吸収と発根を促進する
ため、鉢の底穴６１を大きくした専用鉢６０であり、植
物を植えた鉢５がプラスチック鉢６２等で、給水マット
２０の上に土が接地しない場合は、専用鉢６０に、植物
を植えた鉢５の植物を入れ替えてプランターに使用す
る。
【００１２】
【発明の効果】本発明は以上のように構成され、次のよ
うな効果を奏する。本発明のプランターはきわめて施工
が簡単で、プランターをセットし植物を植えた鉢を入れ
るだけで完成するために専門技術を必要とせず、労力も
少なく短時間で施工でき、季節に合わせた植物の植え替
え等も簡単にできる。また、用途が広く、土を使わない
ために植物を植えた鉢と水があればどこでも簡単に施工
でき、人工地盤や屋上緑化等に最適であり、多数配列し
て外側に化粧パネルを立てれば一般の植栽工事と同じ効
果が得られるため、道路緑化や公園などに利用できる。
さらに、水を排水すれば軽量で移動が簡単なためにイベ
ントの花壇や緑化等にも利用できる。そして、形状を簡
単に変えられるため、テラコッタ等の美しい容器のイン
ナープランターとしての利用や、円形やハンギングタイ
プに成型すれば家庭園芸やガーデニングに利用できる。
また、本発明のプランターはメンテナンスの省力化が図
れ、通常秋から春はかん水を必要とせず、施工後の除草
作業がほとんどなく、肥料も鉢から流失した成分を再度
吸収するため肥料効率がよい。そして本プランターにセ
ットした植物は、給水マットにより根に充分な酸素が供
給され、均一で健全な生育をさせることができる。
うな効果を奏する。本発明のプランターはきわめて施工
が簡単で、プランターをセットし植物を植えた鉢を入れ
るだけで完成するために専門技術を必要とせず、労力も
少なく短時間で施工でき、季節に合わせた植物の植え替
え等も簡単にできる。また、用途が広く、土を使わない
ために植物を植えた鉢と水があればどこでも簡単に施工
でき、人工地盤や屋上緑化等に最適であり、多数配列し
て外側に化粧パネルを立てれば一般の植栽工事と同じ効
果が得られるため、道路緑化や公園などに利用できる。
さらに、水を排水すれば軽量で移動が簡単なためにイベ
ントの花壇や緑化等にも利用できる。そして、形状を簡
単に変えられるため、テラコッタ等の美しい容器のイン
ナープランターとしての利用や、円形やハンギングタイ
プに成型すれば家庭園芸やガーデニングに利用できる。
また、本発明のプランターはメンテナンスの省力化が図
れ、通常秋から春はかん水を必要とせず、施工後の除草
作業がほとんどなく、肥料も鉢から流失した成分を再度
吸収するため肥料効率がよい。そして本プランターにセ
ットした植物は、給水マットにより根に充分な酸素が供
給され、均一で健全な生育をさせることができる。
【００１３】また、請求項３記載のプランターを給水プ
ランターとして、複数のプランターをチューブ給水で一
元的に管理すれば、花壇や道路緑化等の大面積の緑化工
事に利用でき、雨が当たらない高架下等でも自由に緑化
ができる。
ランターとして、複数のプランターをチューブ給水で一
元的に管理すれば、花壇や道路緑化等の大面積の緑化工
事に利用でき、雨が当たらない高架下等でも自由に緑化
ができる。
【００１４】また、請求項４記載の鉢を使用することに
より、植物の給水と発根を促進することができ、あらゆ
る形態で栽培された植物を請求項１のプランターで利用
することができる。
より、植物の給水と発根を促進することができ、あらゆ
る形態で栽培された植物を請求項１のプランターで利用
することができる。
【図１】請求項１記載のプランターの分解斜視図であ
る。
る。
【図２】請求項２記載のプランターの断面図である。
【図３】請求項３記載のプランターの断面と利用例の斜
視図である
視図である
【図４】請求項４記載の植物を植えた鉢の斜視図であ
る。
る。
５ 植物を植えた鉢 ５０ 給水プランタ
ー １０ 給水マット付植物トレイ ５１ 給水弁 １１ 表板 ５２ フロート １２ 縁 ５３ 水道管 １３ ポケット ５４ 給水口 １５ 底板 ５５ 送水管 １８ 脚足 ５６ 給水チューブ ２０ 給水マット ５７ 化粧パネル ３０ 貯水タンク ６０ 専用鉢 ３１ 持ち手 ６１ 底穴 ３２ 排水口 ６２ プラスチック
鉢 ３３ 調整足
ー １０ 給水マット付植物トレイ ５１ 給水弁 １１ 表板 ５２ フロート １２ 縁 ５３ 水道管 １３ ポケット ５４ 給水口 １５ 底板 ５５ 送水管 １８ 脚足 ５６ 給水チューブ ２０ 給水マット ５７ 化粧パネル ３０ 貯水タンク ６０ 専用鉢 ３１ 持ち手 ６１ 底穴 ３２ 排水口 ６２ プラスチック
鉢 ３３ 調整足
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(51)Int.Cl.7 識別記号 ＦＩ テーマコート゛(参考）
Ａ０１Ｇ 27/00 ５０４ Ａ０１Ｇ 27/00 ５０２Ｓ
５０２Ｗ
５０５Ｆ
Claims (4)
- 【請求項１】本発明は、給水マット付植物トレイと貯水
タンクで構成され、給水マット付植物トレイは表板と底
板を脚足により一体的に成型し、表板の周囲に雨水等を
集めるための縁を設けて下のタンクに貯水できるように
し、貯水タンクの持ち手と重なる構造にすると共に、植
物を植えた鉢を入れるポケットを筒状に設け、給水マッ
トからの水分の蒸散を抑ながら植物を植えた鉢を支持す
る構造とする。底板は、貯水タンクからの蒸散水分を吸
収して発根を促進するために網目状にし、表面に給水マ
ットを乗せる構造にする。この際、トレイ表面から入れ
た植物を植えた鉢の底部が、トレイ底板の給水マットの
上に直接乗る構造とする。給水マットは親水性にすぐ
れ、垂直、水平給水能力の高い素材を使用し、給水マッ
トの両端をトレイ底板から貯水タンクの底に接地するよ
うに垂らし、貯水タンクの水を吸い上げてトレイ底板の
上部まで常時水分を供給し、植物を植えた鉢が必要な水
分を吸収する構造とする。給水マット付植物トレイ全体
は、貯水タンクの蓋の役目を果たし、貯水タンクの水分
蒸散を防止する構造とする。貯水タンクは、給水マット
付植物トレイの縁と重なるようにした持ち手を設け、雨
水等を一定量に保つ排水口を、底板より低い位置でか
つ、給水マットの給水能力を高めるためにできるだけ底
板に近い位置に設け、降雨時に充分排水できる構造とす
る。又、プランター全体の高さを、用途に合わせて調整
するための調整足を貯水タンクの底面に２列に設け、貯
水タンク全体を一体的に成型した構造とする。以上のよ
うな構造で構成されたプランター。 - 【請求項２】請求項１のプランターの、給水マット付植
物トレイの一体的な成型が困難な場合、雨水等を集める
ための縁と、給水マットを乗せる底板を脚足により一体
的に成型し、鉢を支持するポケットを筒状に設けた表板
を上に乗せ、水分蒸散を防止する構造としたプランタ
ー。 - 【請求項３】請求項１のプランターの内部に、フロート
と給水弁が一体となった器具を取り付けて水道管を接続
することにより、植物の水分吸収により貯水タンクの水
位が一定量より下がると、給水弁が開き給水口から水が
出る構造とし、給水口に送水管を取り付けて外部に配管
を伸ばし、プランター沿いに配管して先端を止め、チュ
ーブにより各プランターに給水する構造とする。このよ
うに、複数のプランターのかん水を自動的におこなうた
めの、給水用プランター。 - 【請求項４】請求項１のプランターに使用する植物を植
えた鉢の、水分吸収と発根を促進するために底穴を大き
くした鉢であり、植物を植えた鉢がプラスチック等で給
水マットに鉢底の土が接地しない場合にも、植物を入れ
替えて使用できる構造にした鉢。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001235585A JP2003009687A (ja) | 2001-06-27 | 2001-06-27 | 給水マット付植物トレイと貯水タンクの一体型底面給水プランター |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001235585A JP2003009687A (ja) | 2001-06-27 | 2001-06-27 | 給水マット付植物トレイと貯水タンクの一体型底面給水プランター |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003009687A true JP2003009687A (ja) | 2003-01-14 |
| JP2003009687A5 JP2003009687A5 (ja) | 2004-07-08 |
Family
ID=19067006
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001235585A Pending JP2003009687A (ja) | 2001-06-27 | 2001-06-27 | 給水マット付植物トレイと貯水タンクの一体型底面給水プランター |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003009687A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006067879A (ja) * | 2004-09-01 | 2006-03-16 | Japan Highway Public Corp | プランター |
| JP2009171884A (ja) * | 2008-01-23 | 2009-08-06 | Toho Leo Co | 屋上緑化の施工システム |
| JP2017523769A (ja) * | 2014-04-28 | 2017-08-24 | ワン ヨンソンＷＡＮＧ， Ｙｏｕｎｇｓｕｎｇ | 植物栽培管理機で食用植物の収獲期間を拡張して収穫量を極大化するための装置及び方法 |
| CN110447423A (zh) * | 2019-08-26 | 2019-11-15 | 河北省农林科学院旱作农业研究所 | 一种谷子或小麦根系标本制作装置及方法 |
| CN113615430A (zh) * | 2021-08-09 | 2021-11-09 | 金华市林业技术推广站 | 一种集成式杜鹃花种植箱 |
-
2001
- 2001-06-27 JP JP2001235585A patent/JP2003009687A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006067879A (ja) * | 2004-09-01 | 2006-03-16 | Japan Highway Public Corp | プランター |
| JP4733946B2 (ja) * | 2004-09-01 | 2011-07-27 | 東日本高速道路株式会社 | プランター |
| JP2009171884A (ja) * | 2008-01-23 | 2009-08-06 | Toho Leo Co | 屋上緑化の施工システム |
| JP2017523769A (ja) * | 2014-04-28 | 2017-08-24 | ワン ヨンソンＷＡＮＧ， Ｙｏｕｎｇｓｕｎｇ | 植物栽培管理機で食用植物の収獲期間を拡張して収穫量を極大化するための装置及び方法 |
| CN110447423A (zh) * | 2019-08-26 | 2019-11-15 | 河北省农林科学院旱作农业研究所 | 一种谷子或小麦根系标本制作装置及方法 |
| CN113615430A (zh) * | 2021-08-09 | 2021-11-09 | 金华市林业技术推广站 | 一种集成式杜鹃花种植箱 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US20120000128A1 (en) | Modular hydroponic growing unit | |
| WO2007043186A1 (ja) | 多目的植栽基盤 | |
| KR200420135Y1 (ko) | 환경 미화용 분리형 수경화분 | |
| KR102039379B1 (ko) | 식재가 용이한 저수조 멀티 화분 | |
| CA2331895C (en) | Plant container assembly | |
| JP2003009687A (ja) | 給水マット付植物トレイと貯水タンクの一体型底面給水プランター | |
| JP3133512U (ja) | 植物栽培用プランター | |
| CN203985203U (zh) | 集雨储水式花盆 | |
| KR200436996Y1 (ko) | 걸이식화분 | |
| JP2003009687A5 (ja) | ||
| CN213029265U (zh) | 一种多功能植物种植杯 | |
| JP2995275B2 (ja) | 鉢植え植物のためのかん水方法及びこれに使用するプランター | |
| KR100747515B1 (ko) | 원예다농재배용 다단조립식 화분 | |
| JP3262724B2 (ja) | 栽培装置 | |
| KR200451153Y1 (ko) | 물저장고를 갖는 화분 | |
| JP3932435B2 (ja) | 吊下げかん水プランター | |
| KR20110003843U (ko) | 조립식 화분 | |
| CN214852993U (zh) | 一种便于苗木存活的景观花盆 | |
| CN104160887A (zh) | 集雨储水式花盆及种植方法 | |
| CN218736175U (zh) | 一种垒土花箱 | |
| KR101387109B1 (ko) | 실내 텃밭 | |
| CN217564246U (zh) | 一种新型花卉培养花盆 | |
| CN212232331U (zh) | 一种林业种植育苗装置育苗杯 | |
| KR102281032B1 (ko) | 무심지형의 물 저장고를 형성하는 플랜터 | |
| CN201630068U (zh) | 半球形立体花盆 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20051025 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20060228 |