JP2003134815A - 絶縁型スイッチング電源装置 - Google Patents

絶縁型スイッチング電源装置

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JP2003134815A JP2002170060A JP2002170060A JP2003134815A JP 2003134815 A JP2003134815 A JP 2003134815A JP 2002170060 A JP2002170060 A JP 2002170060A JP 2002170060 A JP2002170060 A JP 2002170060A JP 2003134815 A JP2003134815 A JP 2003134815A
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load regulation
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voltage
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 出力電流の変動、および、周囲温度変動に起
因した出力電圧Voutの変動を補償する。 【解決手段】 スイッチ素子Qのスイッチング動作によ
り定まる入出力変換比でもって、一次側の入力電圧Vin
を変換して二次側から出力する構成を備える。一次側整
流平滑回路7により整流平滑された電圧を出力電圧Vou
tの検出信号Vestとして利用して、制御回路8が出力電
圧Voutを安定化すべくスイッチ素子Qの時比率を制御
する。ロードレギュレーション補正回路9は出力電流量
と相関性のあるロードレギュレーション補正信号を出力
する。温度補償回路15は周囲温度変動に応じてロード
レギュレーション補正信号を補正する。ロードレギュレ
ーション補正信号は、出力電流の変動や周囲温度変動に
よる出力電圧Voutの変動に応じて、出力電圧検出信号
Vestを補正する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、DC−DC変換部
を備えた絶縁型のスイッチング電源装置に関するもので
ある。
【0002】
【背景技術】図11には絶縁型スイッチング電源装置の
一例が示されている。この図11の回路は、特開平5−
153775号公報に開示されているものであり、絶縁
型のフライバックコンバータを構成している。このフラ
イバックコンバータは、トランス1を有し、このトラン
ス1の一次側(一次コイル2側)にはスイッチ素子Qが
設けられ、トランス1の二次側(二次コイル3側)には
二次側整流平滑回路4が設けられている。
【0003】このフライバックコンバータでは、スイッ
チ素子Qのスイッチング動作に基づいて、一次側の入力
電圧Vinがトランス1により電圧変換され、このトラン
ス1の二次コイル3に誘起された電圧が二次側整流平滑
回路4によって整流平滑されて負荷5に供給される。こ
の負荷5へ出力される電圧Voutと、一次側の入力電圧
Vinとの比(入出力変換比)はスイッチ素子Qの時比率
を制御することにより可変することができる。このこと
から、負荷5への出力電圧Voutを安定化すべくスイッ
チ素子Qの時比率を制御するための構成が備えられてい
る。つまり、トランス1の一次側には補助コイル6と、
一次側整流平滑回路7と、制御回路8と、ロードレギュ
レーション補正回路9とが形成されている。
【0004】一次側整流平滑回路7は補助コイル6に接
続され当該補助コイル6に誘起された電圧を整流平滑す
るものであり、二次側整流平滑回路4とほぼ同様な回路
構成を有している。この一次側整流平滑回路7により整
流平滑された電圧Vestは出力電圧Voutに対応するもの
である。
【0005】制御回路8は、その一次側整流平滑回路7
による整流平滑電圧Vestを出力電圧Voutの検出信号
(出力電圧検出信号)として利用し、出力電圧Voutを
安定化すべくスイッチ素子Qの時比率を制御している。
すなわち、トランス1の一次側に設けられたコイル
(6)の出力を整流平滑した電圧を制御することで、間
接的に出力電圧Voutを安定化する間接制御を行ってい
る。
【0006】ところで、二次側の回路(つまり、二次コ
イル3や二次側整流平滑回路4)を流れる電流の変動に
起因して出力電圧Voutが変動するが、この二次側の電
流変動(つまり、出力電流変動)による出力電圧Vout
の変動は、一次側整流平滑回路7の整流平滑電圧Vest
には現れない。このため、その整流平滑電圧Vestをそ
のまま出力電圧検出信号として利用してスイッチ素子Q
のスイッチング制御を行うと、出力電流変動による出力
電圧Voutの変動は補償されない。そこで、その出力電
流変動による出力電圧Voutの変動を補償するために、
この例では、ロードレギュレーション補正回路9が設け
られている。
【0007】このロードレギュレーション補正回路9
は、抵抗体10と、ロードレギュレーション補正信号作
成部11とを有して構成されている。一次側には出力電
流と相関性のある電流が通電する部位があり、抵抗体1
0は、そのような部位に介設されている。このため、当
該抵抗体10には出力電流と相関性のある電圧が発生す
る。
【0008】ロードレギュレーション補正信号作成部1
1は、その抵抗体10の電圧に基づいてロードレギュレ
ーション補正信号を作成する。ロードレギュレーション
補正信号は出力電流に応じたものであり、一次側整流平
滑回路7から出力された出力電圧検出信号Vestに加え
られる。これにより、出力電圧検出信号Vestは出力電
流変動に起因した出力電圧Voutの変動に応じて補正さ
れる。
【0009】制御回路8は、その補正された出力電圧検
出信号Vestを利用してスイッチ素子Qの時比率制御を
行うので、出力電流変動による出力電圧Voutの変動を
も補償できることとなり、出力電圧精度を高めることが
できる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところで、トランス1
の二次コイル3の抵抗値や、二次側の回路の配線の抵抗
値などは、周囲温度変動に応じて変動する。このため、
二次側回路を通電している電流量が同じでも、周囲温度
変動によって二次側回路での電圧降下量が変化する。こ
れにより、例えば、低温環境下では図3(a)の実線A
に示すようなロードレギュレーション特性を有するのに
対して、高温環境下では図3(b)の鎖線B''に示され
るようにロードレギュレーション特性の傾きが変化して
しまうこととなり、出力電圧Voutが変動する。
【0011】しかし、図11の回路構成では、ロードレ
ギュレーション補正回路9によるロードレギュレーショ
ン補正量は周囲温度で変動しない。このため、周囲温度
の変動に起因したロードレギュレーション特性の変動を
補償することができず、出力電圧精度の低下などの問題
を招いていた。さらに、ロードレギュレーション特性の
傾きが高温環境下では大きくなり、低温環境下では小さ
くなることから、並列運転時の電流バランスを確保でき
ない問題が生じていた。
【0012】この発明は上記課題を解決するために成さ
れたものであり、その目的は、周囲温度変動に起因した
ロードレギュレーション変動を補償することができて、
出力電圧精度が良好で、周囲温度の変動に関係なく常に
並列運転時の電流バランスを取ることが容易な絶縁型ス
イッチング電源装置を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明は次に示す構成をもって前記課題を解決す
る手段としている。すなわち、この発明は、トランスの
一次側にはスイッチ素子が設けられ、このスイッチ素子
のスイッチング動作によって、一次側の入力電圧を変換
してトランスの二次側から出力して整流平滑し、直流電
圧を出力する構成を備え、一次側に設けられた前記トラ
ンスコイルの電圧を整流平滑する一次側整流平滑回路
と、その整流平滑された電圧を出力電圧の検出信号とし
て利用し前記出力電圧を安定化すべく前記スイッチ素子
の時比率を制御する制御回路とを有する絶縁型スイッチ
ング電源装置であって、一次側の回路に設けられた電流
検出素子で出力電流と相関性のある電流を検出し、この
検出した電流に基づいて出力電流と相関関係を持つロー
ドレギュレーション補正信号を形成して前記出力電圧の
検出信号を出力電流変動による出力電圧変動に応じて補
正するロードレギュレーション補正回路が設けられ、さ
らに、前記ロードレギュレーション補正回路によるロー
ドレギュレーション補正量を周囲温度変動に応じて変化
させ、低温環境下ではロードレギュレーション補正量を
小さくし、高温環境下ではロードレギュレーション補正
量を大きくするロードレギュレーション補正量の温度補
償回路が設けられていることを特徴としている。
【0014】この発明では、ロードレギュレーション補
正回路から出力されたロードレギュレーション補正信号
によって、出力電圧の検出信号が、出力電流変動に起因
した出力電圧の変動に応じて補正される。その上、ロー
ドレギュレーション補正量の温度補償回路が設けられて
いるので、その出力電圧の検出信号は、周囲温度変動に
起因したロードレギュレーションの変動に応じても、補
正されることとなる。
【0015】このため、制御回路が、その補正後の出力
電圧の検出信号を利用してスイッチ素子の時比率制御を
行うこととなるので、出力電圧精度を向上させることが
できる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下に、この発明に係る実施形態
例を図面に基づいて説明する。
【0017】図1には第1実施形態例の絶縁型スイッチ
ング電源装置の主要構成が簡略化されて示されている。
なお、この第1実施形態例の説明において、前記提案例
と同一名称部分には同一符号を付し、その共通部分の重
複説明は省略する。
【0018】この第1実施形態例のスイッチング電源装
置は、スイッチ素子Q(例えばMOS−FET)と、ト
ランス1と、二次側整流平滑回路4と、一次側整流平滑
回路7と、制御回路8と、ロードレギュレーション補正
回路9とを有するのに加えて、特有な温度補償回路15
が設けられている。
【0019】この第1実施形態例では、温度補償回路1
5は、ロードレギュレーション補正回路9から出力され
るロードレギュレーション補正信号の大きさを周囲温度
に応じて可変する回路構成を有する。この温度補償回路
15により、ロードレギュレーション補正信号による出
力電圧検出信号Vestの補正量が周囲温度に応じて可変
することとなり、ロードレギュレーション補正量が可変
する。つまり、温度補償回路15は、周囲温度に応じて
出力電圧検出信号Vestを温度補償する回路構成を備え
ている。
【0020】この温度補償回路15を備えたスイッチン
グ電源装置の具体例が図2に示されている。この図2の
回路は、絶縁型のフォワードコンバータを構成するもの
である。この具体例では、二次側整流平滑回路4は、同
期整流器であるMOS−FET20,21と、チョーク
コイル22と、平滑コンデンサ23と、同期整流器駆動
部24とを有して構成されている。同期整流器駆動部2
4は、スイッチ素子Qのスイッチング動作に同期して、
MOS−FET20,21をそれぞれ駆動制御する回路
構成を備えている。この同期整流器駆動部24の回路構
成には様々な回路構成があり、この具体例では何れの構
成をも採り得るものであり、その回路構成の説明は省略
する。
【0021】二次側整流平滑回路4においては、同期整
流器駆動部24に基づいたMOS−FET20,21の
動作と、チョークコイル22によって、二次コイル3の
誘起電圧が整流される。そして、平滑コンデンサ23に
より平滑され、この整流平滑された電圧が出力電圧Vou
tとして負荷に供給されることとなる。
【0022】一次側整流平滑回路7はダイオード26,
27と、チョークコイル28と、平滑コンデンサ29と
を有して構成されている。この一次側整流平滑回路7で
は、補助コイル6に誘起された電圧をダイオード26,
27とチョークコイル28によって整流し、さらに、平
滑コンデンサ29によって平滑する。この平滑コンデン
サ29の電圧は、出力電圧Voutに対応するものであ
る。
【0023】この具体例では、平滑コンデンサ29に
は、分圧抵抗体31,32の直列接続体が並列に接続さ
れており、それら分圧抵抗体31,32の接続部Xが制
御回路8に接続されている。つまり、平滑コンデンサ2
9の電圧は、それら分圧抵抗体31,32によって分圧
され、この分圧された電圧信号が、出力電圧検出信号V
estとして、制御回路8に加えられる構成となってい
る。
【0024】制御回路8は、基準電圧源34と、エラー
アンプ35と、コンパレータ36と、三角波発振器37
とを有して構成されている。この制御回路8は、一次側
整流平滑回路7側から加えられた出力電圧検出信号Ves
tに基づいて、スイッチ素子Qの時比率を制御する構成
となっている。つまり、この制御回路8からスイッチ素
子Qに加えられるスイッチ駆動の制御信号によってスイ
ッチ素子Qのパルス幅制御(スイッチオン時間の制御)
が行われる。
【0025】ロードレギュレーション補正回路9は、抵
抗体40とスイッチ素子41とコンデンサ42と抵抗体
43を有して構成され、温度補償回路15は、ダイオー
ド45,46を有して構成されている。
【0026】ロードレギュレーション補正回路9は、出
力電流量と相関性を持つロードレギュレーション補正信
号を形成するものである。このロードレギュレーション
補正回路9の抵抗体40は、一次側において出力電流量
に応じた電流が通電する部位に設けられ、間接的に出力
電流を検出する。つまり、この具体例では、抵抗体40
は、スイッチ素子Qのソース側と入力部−Vinとの間に
介設されており、スイッチ素子Qのオン期間に、出力電
流量に応じた電圧が抵抗体40にパルス状に発生する。
すなわち、この抵抗体40は、出力電流と相関性のある
スイッチングループの電流を検出するスイッチング電流
検出素子として機能する。
【0027】この抵抗体40と入力部−Vinとの間に
は、スイッチ素子41のドレイン側が接続され、このス
イッチ素子41のソース側はコンデンサ42の一端側に
接続され、このコンデンサ42の他端側は、抵抗体40
とスイッチ素子Qのソース側との間に接続されている。
スイッチ素子41のゲートは、制御回路8の出力側に接
続されている。このため、制御回路8からスイッチ素子
Qに加えられるスイッチ駆動の制御信号と同じ信号がス
イッチ素子41のゲート側に加えられ、これにより、ス
イッチ素子41のスイッチング動作はスイッチ素子Qの
スイッチング動作に同期する。このスイッチ素子41の
スイッチング動作によって、スイッチ素子41は同期整
流器として機能し、抵抗体40の電圧がコンデンサ42
にピーク充電される。その抵抗体40のピーク電圧は出
力電流量に応じたものであることから、コンデンサ42
の充電電圧は、出力電流変動に比例して変動する。
【0028】スイッチ素子41のソース側とコンデンサ
42との接続部には、ダイオード45のカソード側が接
続されている。このダイオード45のアノード側にはダ
イオード46のカソード側が接続され、このダイオード
46のアノード側には抵抗体43の一端側が接続されて
いる。この抵抗体43の他端側が、一次側整流平滑回路
7側から制御回路8への出力電圧検出信号Vestの導通
経路に接続されている。つまり、コンデンサ42は、ダ
イオード45,46と抵抗体43を介して、出力電圧検
出信号Vestの導通経路に接続されている。これによ
り、コンデンサ42の充電電圧はロードレギュレーショ
ン補正信号として、ダイオード45,46と抵抗体43
を介し出力電圧検出信号Vestに影響を与える。
【0029】ダイオード45,46は周囲温度変動によ
って順方向電圧が変化することから、出力電圧検出信号
Vestに影響を与えるロードレギュレーション補正信号
は、出力電流変動に比例して変動するだけでなく、周囲
温度変動に応じても変動することとなる。よって、出力
電圧検出信号Vestは、そのロードレギュレーション補
正信号によって、出力電流変動や周囲温度変動に起因し
た出力電圧Voutの変動に応じて、補正されることとな
る。
【0030】この第1実施形態例によれば、一次側整流
平滑回路7から出力される電圧を出力電圧検出信号Ves
tとして利用して、スイッチ素子Qのスイッチング制御
を行う構成を備えたものにおいて、ロードレギュレーシ
ョン補正回路9および温度補償回路15を設けた。この
ため、出力電流変動や、周囲温度変動に起因した出力電
圧Voutの変動に応じて、一次側整流平滑回路7から出
力された出力電圧検出信号Vestを補正することができ
る。この補正された出力電圧検出信号Vestに基づいて
制御回路8がスイッチ素子Qの時比率(パルス幅)制御
を行うことにより、出力電流変動に起因した出力電圧V
outの変動、および、周囲温度変動に起因したロードレ
ギュレーション傾きの変動を補償することができる。
【0031】このことにより、出力電圧Voutが小さい
スイッチング電源装置であっても、その出力電圧精度を
高めることができることとなる。
【0032】ところで、ロードレギュレーション補正回
路9および温度補償回路15が設けられていない場合に
は、周囲温度が低いと、スイッチング電源装置は、図3
(a)の点線A’に示されるような傾きが小さいロード
レギュレーション特性を持ち、出力電流変動に起因した
出力電圧Voutの変動は小さい。これに対して、周囲温
度が高くなると、スイッチング電源装置は、図3(b)
の点線B’に示されるような傾きが大きいロードレギュ
レーション特性を持つようになり、出力電流変動に起因
した出力電圧Voutの変動は大きい。
【0033】例えば、ロードレギュレーション補正回路
9を設けて、出力電流変動による出力電圧Voutを補償
しようとし、周囲温度が低い状態に基づいて、図3
(a)の実線Aに示されるような、殆ど傾きが無いロー
ドレギュレーション特性を持つようにロードレギュレー
ション補正回路9の回路定数を設定したとする。このロ
ードレギュレーション補正回路9によるロードレギュレ
ーション特性の補正量ΔKは、周囲温度に関係なく、一
定であるので、周囲温度が高い場合には、図3(b)の
鎖線B''に示されるようなロードレギュレーション特性
を持つこととなる。このため、高温の環境下では、出力
電流変動によって出力電圧Voutが変動してしまうこと
となり、満足のいく結果を得ることができない。
【0034】反対に、周囲温度が高い状態に基づいて、
図3(b)の実線Bのような傾きが殆ど無いロードレギ
ュレーション特性を得ることができるようにロードレギ
ュレーション補正回路9の回路定数を設定すると、周囲
温度が低い場合に、出力電流が増加するに従って出力電
圧Voutが増加するという逆歴のロードレギュレーショ
ン特性を持つこととなる。
【0035】この第1実施形態例では、ロードレギュレ
ーション補正回路9に加えて、ロードレギュレーション
補正量の温度補償回路15が設けられているので、周囲
温度によってロードレギュレーション特性の補正量ΔK
を可変することができる。つまり、低温環境下でのロー
ドレギュレーション特性の補正量をΔKとし、高温環境
下でのロードレギュレーション特性の補正量をΔKより
も大きいΔK’とすることができる。これにより、周囲
温度の変動によるロードレギュレーション特性の傾き変
化を抑制することができる。よって、出力電圧Voutの
精度を高めることができる。
【0036】ところで、二次側整流平滑回路4におい
て、同期整流器であるMOS−FETが用いられている
場合には、ダイオードを用いて整流を行う場合に比べ
て、周囲温度変動に起因した二次側の回路の等価抵抗の
変化が大きい。
【0037】それというのは、ダイオードは周囲温度が
高くなるに従って順方向電圧が小さくなるのに対して、
MOS−FETは周囲温度が高くなるに従って抵抗成分
が高くなるものである。このため、二次側整流平滑回路
4にMOS−FETを用いると、二次側整流平滑回路4
を構成しているほぼ全てのものが、周囲温度が高くなる
に従って抵抗成分が高くなるものとなる。これにより、
二次側整流平滑回路4にMOS−FETを用いた場合に
は、ダイオードを用いた場合に比べて、周囲温度変動に
起因した二次側の回路の等価抵抗の変化が大きくなる。
これに起因して、二次側整流平滑回路4にMOS−FE
Tを用いた場合には、周囲温度変動に起因したロードレ
ギュレーションの傾きの変化が大きくなる。このため、
二次側整流平滑回路4にMOS−FETを用いている場
合に、この第1実施形態例に示すようなロードレギュレ
ーション補正量の温度補償回路15を設けることは非常
に有効である。
【0038】以下に、第2実施形態例を説明する。この
第2実施形態例では、温度補償回路15の別の具体例を
説明する。この第2実施形態例のスイッチング電源装置
は図4に示されるような回路構成を有し、温度補償回路
15以外の回路構成は図2の回路構成とほぼ同様であ
る。なお、この第2実施形態例の説明では、第1実施形
態例と同一構成部分には同一符号を付し、その共通部分
の重複説明は省略する。
【0039】すなわち、この第2実施形態例では、図2
に示すダイオード45,46から成る温度補償回路15
に代えて、図4に示されるように、抵抗体43とダイオ
ード47と抵抗体48から成る温度補償回路15が設け
られている。
【0040】この第2実施形態例では、温度補償回路1
5の抵抗体43と抵抗体48は直列に接続され、この直
列抵抗接続部は、スイッチ素子41とコンデンサ42の
接続部と、一次側整流平滑回路7から制御回路8への出
力電圧検出信号Vestの導通経路との間に介設されてい
る。
【0041】また、ダイオード47は、カソード側をコ
ンデンサ42側に向けて、直列抵抗接続部の抵抗体48
に並列接続されている。これにより、ダイオード47に
は抵抗体48の印加電圧と同じ電圧が印加する。つま
り、抵抗体48の電圧によってダイオード47の動作状
態を決定することができる。また、ダイオード47の順
方向電圧降下VFは、周囲温度が低くなると、大きくな
り、周囲温度が高くなると、小さくなる。このため、ダ
イオード47の順方向電流は周囲温度変動によって変化
する。つまり、ダイオード47は周囲温度変動によって
その等価的な抵抗値が変化する。
【0042】この第2実施形態例では、そのダイオード
47の特性を利用してダイオード47を温度感知部とし
て機能させる。つまり、ダイオード47の印加電圧(抵
抗体48の印加電圧)は次に示すような条件を満たす電
圧に設定されている。その電圧とは、周囲温度が低い場
合のダイオード47の順方向電圧降下VFよりも低くて
周囲温度が低い場合にはダイオード47の順方向電流を
殆ど通電させず、かつ、周囲温度が高い場合のダイオー
ド47の順方向電圧降下VFよりも高くて周囲温度が高
い場合にはダイオード47の順方向電流を通電させるた
めの電圧である。このような電圧が抵抗体48に印加す
るように、抵抗体48と抵抗体43の抵抗値がそれぞれ
設定されている。
【0043】この第2実施形態例では、温度補償回路1
5は上記のように構成されているために、周囲温度が低
い場合には、ダイオード47には電流は殆ど通電せず、
コンデンサ42と、出力電圧検出信号Vestの導通経路
との間の流れる電流(つまり、ロードレギュレーション
補正信号)の殆どは抵抗体43,48を通電する。これ
に対して、周囲温度が高い場合には、ロードレギュレー
ション補正信号は抵抗体48には殆ど流れず、ダイオー
ド47を通電する。このようなロードレギュレーション
補正信号の周囲温度変動による導通経路の変化によっ
て、温度補償回路15全体の抵抗値は、周囲温度が低く
なると、抵抗体43,48の合計の抵抗値であるのに対
して、周囲温度が高くなると、抵抗体43の抵抗値だけ
と見なすことができる。この周囲温度変動による温度補
償回路15全体の抵抗値変動によって当該温度補償回路
15を流れるロードレギュレーション補正信号は、周囲
温度に応じて変化する。
【0044】すなわち、温度補償回路15の周囲温度変
動による抵抗値変動によって、周囲温度が低い場合に
は、ロードレギュレーション補正信号による補正量を小
さくする方向に温度補償でき、また、周囲温度が高い場
合には、ロードレギュレーション補正信号による補正量
を大きくする方向に温度補償できる。
【0045】この第2実施形態例においても、第1実施
形態例と同様の効果を得ることができる。
【0046】以下に、第3実施形態例を説明する。この
第3実施形態例では、温度補償回路15の更に別の具体
例を説明する。なお、この第3実施形態例の説明におい
て、第1や第2の各実施形態例と同一構成部分には同一
符号を付し、その共通部分の重複説明は省略する。
【0047】この第3実施形態例に示す温度補償回路1
5は、図5に示すように、抵抗体49と、ダイオード5
0と、抵抗体51とを有して構成されている。その抵抗
体51は、抵抗体31,32の直列接続部に直列に接続
され、これら抵抗体31,32,51の直列接続部は一
次側整流平滑回路7の出力側に並列に接続されている。
一次側整流平滑回路7の出力電圧は抵抗体31,32,
51により分圧され当該分圧電圧Vestが抵抗体31,
32の接続部Xから出力電圧検出信号として制御回路8
に向けて出力される。
【0048】また、その直列接続部における検出信号出
力部Xとは異なる分圧位置(この第3実施形態例では、
抵抗体32,51の接続部)には制御回路8の基準電圧
源34の電流を供給する温度補償用電流経路52が接続
されている。この温度補償用電流経路52には抵抗体4
9が介設されると共に、ダイオード50がカソード側を
抵抗体51側に向けて介設されている。
【0049】この第3実施形態例では、ダイオード50
が温度感知部として機能する。つまり、ダイオード50
の周囲温度変動による順方向電圧降下VFの変動を利用
して、周囲温度が低い場合にはダイオード50の順方向
電流が殆ど流れず、周囲温度が高い場合にはダイオード
50の順方向電流が通電するような電圧がダイオード5
0に印加する構成となっている。
【0050】このため、周囲温度が低い場合には、基準
電圧源34から抵抗体49とダイオード50を介して抵
抗体51に流れ込む電流は殆ど無い。また、周囲温度が
高くなると、基準電圧源34の電流が抵抗体49とダイ
オード50を介して抵抗体51に流れ込むこととなる。
このため、周囲温度変動によって抵抗体51の通電量が
変動し、これに起因して抵抗体32の通電量も変動す
る。つまり、周囲温度が低くなると、抵抗体32の通電
量は増加し、また、周囲温度が高くなると、抵抗体32
の通電量は減少する。
【0051】ところで、抵抗体31を流れた電流は、抵
抗体32と、制御回路8に向かう経路側とに分流する。
抵抗体31の通電電流量は周囲温度変動により殆ど変動
しないのに対して、抵抗体32の通電電流量は前記の如
く周囲温度変動によって変動するので、この抵抗体32
の通電量変動に伴って、抵抗体31から制御回路8側に
分流する電流量は、周囲温度が低くなると、少なくな
り、周囲温度が高くなると、増加する。その抵抗体31
から制御回路8側に分流した電流の一部は抵抗体43を
介してロードレギュレーション補正回路9に流れ込む。
このロードレギュレーション補正回路9に流れ込む電流
量は、抵抗体31からの分流電流量に応じて(つまり、
周囲温度変動に応じて)、変動する。すなわち、ロード
レギュレーション補正回路9のロードレギュレーション
補正信号が温度補償される。
【0052】換言すれば、基準電圧源34から抵抗体4
9とダイオード50を介して抵抗体51に供給される電
流量が周囲温度変動に応じて変動することにより、抵抗
体31,32,51の分圧比が変化し、これにより、例
えば一次側整流平滑回路7の出力電圧が変化していない
のにも拘わらず、周囲温度変動に応じて制御回路8に加
えられる出力電圧検出信号Vestが変化する。つまり、
ロードレギュレーション補正の温度補償が行われる。
【0053】よって、第1や第2の各実施形態例と同様
に、周囲温度変動に関係なく、目的とするロードレギュ
レーション特性を得ることができる。
【0054】なお、第1〜第3の各実施形態例では、温
度補償回路15の具体例をそれぞれ説明したが、例え
ば、第1〜第3の各実施形態例に示した温度補償回路1
5の3つの回路構成のうちの2つ以上を適宜に組み合わ
せて温度補償回路15を構成してもよい。例えば、図6
には、第2実施形態例における温度補償回路15と、第
3実施形態例における温度補償回路15とを組み合わせ
た温度補償回路15の回路構成例が図示されている。
【0055】以下に、第4実施形態例を説明する。な
お、この第4実施形態例の説明において、第1〜第3の
各実施形態例と同一構成部分には同一符号を付し、その
共通部分の重複説明は省略する。
【0056】この第4実施形態例では、複数並列型のス
イッチング電源装置の一例を説明する。複数並列型のス
イッチング電源装置は、図7(a)に示されるように、
複数のスイッチング電源装置S1,S2が並列的に配設
されている。つまり、各スイッチング電源装置S1,S
2の入力側が共通の入力電源(図示せず)に接続され、
また、各スイッチング電源装置S1,S2の出力側が共
通の負荷(図示せず)に接続されている。
【0057】この第4実施形態例において特徴的なこと
は、複数のスイッチング電源装置S1,S2が第1〜第
3の各実施形態例に示した回路構成の何れか1つを備え
ていることである。また、各スイッチング電源装置S
1,S2は、それぞれ、図7(b)に示されるような、
やや傾きを持ったロードレギュレーション特性を持つこ
とができるように、ロードレギュレーション補正回路9
が構成されている。
【0058】このようなロードレギュレーション特性を
持たせるのは次に示すような理由による。例えば、スイ
ッチング電源装置S1,S2が両方共に同じ出力電圧V
outを出力するように構成されている場合には、熱分担
などの観点から、各スイッチング電源装置S1,S2の
出力電流Ioutも等しいことが望ましい。
【0059】しかし、図7(b)に示すロードレギュレ
ーション特性L1,L2に示されるように、各スイッチ
ング電源装置S1,S2の出力電圧値が異なることが多
い。このように、各スイッチング電源装置S1,S2毎
に出力電圧値が異なる場合に、図7(c)に示されるよ
うに、傾きが非常に小さく、ほぼフラットなロードレギ
ュレーション特性を備えていると、各スイッチング電源
装置S1,S2の出力電流Ioutが大きく異なってしま
う。換言すれば、電流バランスが悪くなってしまう。
【0060】これに対して、各スイッチング電源装置S
1,S2が、それぞれ、やや傾きを持ったロードレギュ
レーション特性を備えていると、各スイッチング電源装
置S1,S2の出力電圧Voutを等しくした場合に、各
スイッチング電源装置S1,S2の出力電流Ioutの差
異を小さく抑えることができることとなる。つまり、各
スイッチング電源装置S1,S2の電流バランスが取り
易くなる。
【0061】このような理由により、この第4実施形態
例では、各スイッチング電源装置S1,S2のロードレ
ギュレーション補正回路9は、出力電流変動に起因した
出力電圧Voutの変動を完全に補償させるためのロード
レギュレーション補正信号を出力するのではなく、やや
傾きを持ったロードレギュレーション特性を備えること
ができるようなロードレギュレーション補正信号を出力
する構成としている。
【0062】この第4実施形態例によれば、第1〜第3
の各実施形態例に示したスイッチング電源装置S1,S
2を用いて、複数並列型のスイッチング装置を構成し
た。このため、各スイッチング電源装置S1,S2はロ
ードレギュレーション補正量の温度補償回路15を有し
ているので、各スイッチング電源装置S1,S2は、そ
れぞれ、周囲温度が変動しても、殆ど変動しない一定の
ロードレギュレーション特性を持つことができることと
なる。
【0063】これにより、周囲温度変動に起因したロー
ドレギュレーション特性の変動による次に示すような問
題を防止することができる。例えば、周囲温度が低くて
ロードレギュレーション特性の傾きが小さくなる方向に
変動すると、前述したように、スイッチング電源装置S
1,S2の電流バランスを取り難くなるという問題が生
じる。これに対して、この第4実施形態例では、周囲温
度変動によるロードレギュレーション特性の変動を防止
できるので、周囲温度が低くなっても、電流バランスが
取り易いロードレギュレーション特性を維持することが
できることとなる。
【0064】なお、この発明は第1〜第4の各実施形態
例に限定されるものではなく、様々な実施の形態を採り
得る。例えば、第1〜第4の各実施形態例に示した温度
補償回路15の具体例では、周囲温度変動により通電量
(等価的な抵抗値)が変動する温度感知部として、ダイ
オード45,46,47,50を設けたが、例えば、そ
れらダイオード45,46,47,50に代えて、周囲
温度変動により抵抗値が変動する素子(例えば、サーミ
スタや感温抵抗体など)や、周囲温度変動によって通電
電流量が変動する回路などを温度感知部として、設けて
もよい。また、図8に示されるように、ダイオード4
5,46,47,50に代えて、温度感知部として、ト
ランジスタ素子54を設けてもよい。なお、トランジス
タ素子54を設ける場合には、トランジスタ素子54の
ベースの結線先として、様々な場所があり、図8はその
一例にすぎず、そのベースの結線先は、回路構成を考慮
して適宜に設定してよい。
【0065】さらに、各実施形態例に示した温度補償回
路15に代えて又は加えて、次に示すような回路を設け
てもよい。例えば、周囲温度が高くなるに従って抵抗値
が大きくなる素子(例えばサーミスタや感温抵抗体やト
ランジスタ素子など)や、周囲温度が高くなるに従って
通電電流量が減少する回路などを、温度補償回路とし
て、分圧抵抗体32に並列に設けてもよい。この場合に
は、周囲温度変動に応じて出力電圧検出信号Vestを直
接的に温度補償して、ロードレギュレーション補正の温
度補償が行われることとなる。
【0066】このように、ロードレギュレーション補正
量の温度補償回路15は、周囲温度の変動によるロード
レギュレーションの傾きの変動に応じて出力電圧の検出
信号を補正することができれば、その回路構成は特に限
定されるものではない。なお、制御回路8の回路構成
も、具体例の構成に限定されるものではなく、様々な形
態を採り得るものである。温度補償回路15の回路構成
や配置位置は、その制御回路8の回路構成を考慮して適
宜に設定されることとなる。また、同様に、ロードレギ
ュレーション補正回路9の回路構成も、具体例の構成に
限定されるものではなく、制御回路8の回路構成などを
考慮して適宜設定してよいものである。
【0067】さらに、第1〜第4の各実施形態例では、
補助コイル6を設け、この補助コイル6の電圧を整流平
滑し、この整流平滑した電圧を出力電圧Voutの検出信
号として利用してスイッチ素子Qの時比率制御を行って
いたが、例えば、図9(a)に示されるように、一次コ
イル2に中間タップMを設け、ここから出力される電圧
を整流平滑し、この整流平滑した電圧を出力電圧Vout
の間接的な検出信号として利用してスイッチ素子Qの時
比率制御を行ってもよい。また、図9(b)に示される
ように、一次コイル2の電圧を整流平滑し、この整流平
滑した電圧を出力電圧Voutの検出信号として利用して
スイッチ素子Qの時比率制御を行ってもよい。
【0068】さらに、具体例では、絶縁型スイッチング
電源装置はフォワードタイプであったが、トランスの一
次側に設けたコイルの電圧を整流平滑し、この整流平滑
した電圧を出力電圧の検出信号として利用してスイッチ
素子の時比率制御を行う回路構成を備えていれば、この
発明は、図10に示されるようなフライバックタイプ
や、プッシュプルタイプや、ハーフブリッジタイプや、
フルブリッジタイプなど、フォワードタイプ以外の電力
変換方式のものにも適用することができるものである。
なお、図10中の符号55は、抵抗体40に生じた電圧
信号(つまり、二次側の通電電流量に応じた電圧信号)
を利用して、ロードレギュレーション補正信号を作成し
て出力する回路を示している。
【0069】さらに、一次側の回路には、出力電流と相
関性のある電流が通電する部位があり、各実施形態例で
は、その部位に電流検出素子として抵抗体40を設けて
いたが、例えば、電流検出素子としてカレントトランス
を設けてもよい。
【0070】さらに、第1〜第3の各実施形態例では、
スイッチング電源装置は、傾きが殆ど無いフラットなロ
ードレギュレーション特性を持つ例を示したが、もちろ
ん、スイッチング電源装置が単独で使用される場合にお
いても、第4実施形態例と同様に、スイッチング電源装
置は、やや傾きを持ったロードレギュレーション特性を
持つように構成してもよい。この場合にも、ロードレギ
ュレーション補正量の温度補償回路を設けて、制御回路
に加えられる出力電圧の検出信号を周囲温度変動に応じ
て補正することにより、周囲温度の変動によるロードレ
ギュレーション特性の変動を防止できる。これにより、
周囲温度によってロードレギュレーションの傾きが変化
してしまうことはなく、出力電圧精度の向上や、並列運
転時の電流バランスの改善が達成できる。
【0071】さらに、第4実施形態例では、2個のスイ
ッチング電源装置を並列接続する例を示したが、並列運
転を行うスイッチング電源装置の数は3個以上でもよ
く、適宜に設定されるものである。
【0072】
【発明の効果】この発明によれば、ロードレギュレーシ
ョン補正回路およびロードレギュレーション補正量の温
度補償回路が設けられており、これら回路によって、出
力電流変動や周囲環境の温度変動に応じて出力電圧の検
出信号を補正する構成とした。このため、その補正され
た出力電圧の検出信号に基づいて、制御回路が、出力電
圧を安定化すべくスイッチ素子の時比率制御を行うの
で、出力電流変動に起因した出力電圧の変動や、周囲温
度の変動に起因したロードレギュレーションの傾きの変
動が補償されることとなり、出力電圧を精度良く安定化
させることができる。これにより、スイッチング電源装
置の信頼性を高めることができる。
【0073】特に、トランスの二次コイルの電圧を整流
平滑する二次側整流平滑回路に、同期整流器であるMO
S−FETを用いている場合には、周囲温度の変動によ
る二次側の回路の等価抵抗値の変動が大きいことから、
この発明を用いることは非常に有効である。
【0074】また、スイッチングループの電流を検出す
るスイッチング電流検出素子の電圧をコンデンサにピー
ク充電し、出力電圧の検出信号を補正するためのロード
レギュレーション補正信号として、そのコンデンサの充
電電圧を出力する構成を備えているものにあっては、ロ
ードレギュレーション補正信号は出力電流量にほぼ比例
した直流電圧であるので、出力電圧の検出信号を容易
に、かつ、精度良くロードレギュレーション補正するこ
とができる。
【0075】さらに、温度補償回路はロードレギュレー
ション補正回路のロードレギュレーション補正信号の導
通経路上に介設され、この温度補償回路は当該回路全体
が持つ抵抗値が周囲温度によって変化する構成を有し
て、ロードレギュレーション補正信号を温度補償する構
成のものや、一次側整流平滑回路の出力側に抵抗体の直
列接続部が並列接続されており、温度補償回路は、その
抵抗体の直列接続部の分圧比を周囲温度変動に応じて変
化させることで、一次側整流平滑回路から制御回路に加
えられる出力電圧の検出信号を変化させて、ロードレギ
ュレーション補正量の温度補償を行う構成のものにあっ
ては、簡単な回路構成でロードレギュレーション補正量
を正確に温度補償することができる。
【0076】この発明の構成を備えることにより、周囲
温度の変動に起因したロードレギュレーション特性の傾
きの変動を抑制することができる。このため、周囲温度
の変化に関係なく、一定のロードレギュレーション特性
を持たせることができることとなる。これにより、スイ
ッチング電源装置を複数配設して、複数並列型のスイッ
チング電源装置を構築する際に、周囲温度が変動して
も、各スイッチング電源装置のロードレギュレーション
特性を、電流バランスが取り易い状態に維持することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るスイッチング電源装置の一例を簡
略化して示した回路図である。
【図2】第1実施形態例のスイッチング電源装置の具体
例を示す回路図である。
【図3】第1実施形態例の効果を説明するための図であ
る。
【図4】第2実施形態例のスイッチング電源装置を示す
回路図である。
【図5】第3実施形態例のスイッチング電源装置を示す
回路図である。
【図6】第2と第3の各実施形態例に示した温度補償回
路の回路構成を組み合わせて構成された温度補償回路が
組み込まれているスイッチング電源装置の一例を示す回
路図である。
【図7】第4実施形態例の複数並列型のスイッチング電
源装置を説明するための図である。
【図8】温度感知部のその他の例を説明するための図で
ある。
【図9】その他の実施形態例を説明するための図であ
る。
【図10】さらに、その他の実施形態例を説明するため
の図である。
【図11】スイッチング電源装置の一提案例を示す回路
図である。
【符号の説明】
1 トランス 4 二次側整流平滑回路 6 補助コイル 7 一次側整流平滑回路 8 制御回路 9 ロードレギュレーション補正回路 15 温度補償回路 20,21 MOS−FET 40 抵抗体 42 コンデンサ 45,46,47,50 ダイオード Q スイッチ素子

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トランスの一次側にはスイッチ素子が設
    けられ、このスイッチ素子のスイッチング動作によっ
    て、一次側の入力電圧を変換してトランスの二次側から
    出力して整流平滑し、直流電圧を出力する構成を備え、
    一次側に設けられた前記トランスコイルの電圧を整流平
    滑する一次側整流平滑回路と、その整流平滑された電圧
    を出力電圧の検出信号として利用し前記出力電圧を安定
    化すべく前記スイッチ素子の時比率を制御する制御回路
    とを有する絶縁型スイッチング電源装置であって、一次
    側の回路に設けられた電流検出素子で出力電流と相関性
    のある電流を検出し、この検出した電流に基づいて出力
    電流と相関関係を持つロードレギュレーション補正信号
    を形成して前記出力電圧の検出信号を出力電流変動によ
    る出力電圧変動に応じて補正するロードレギュレーショ
    ン補正回路が設けられ、さらに、前記ロードレギュレー
    ション補正回路によるロードレギュレーション補正量を
    周囲温度変動に応じて変化させ、低温環境下ではロード
    レギュレーション補正量を小さくし、高温環境下ではロ
    ードレギュレーション補正量を大きくするロードレギュ
    レーション補正量の温度補償回路が設けられていること
    を特徴とする絶縁型スイッチング電源装置。
  2. 【請求項2】 トランスの二次コイルの電圧を整流平滑
    する二次側整流平滑回路が設けられており、この二次側
    整流平滑回路には同期整流器であるMOS−FETが設
    けられていることを特徴とする請求項1記載の絶縁型ス
    イッチング電源装置。
  3. 【請求項3】 ロードレギュレーション補正回路には、
    出力電流と相関性のある電流を検出する電流検出素子と
    して、スイッチングループの電流を検出するスイッチン
    グ電流検出素子が設けられ、また、このスイッチング電
    流検出素子の電圧を整流素子によってピーク充電するコ
    ンデンサが設けられており、ロードレギュレーション補
    正回路は、そのコンデンサの充電電圧をロードレギュレ
    ーション補正信号として出力する構成を有することを特
    徴とする請求項1又は請求項2記載の絶縁型スイッチン
    グ電源装置。
  4. 【請求項4】 温度補償回路は、ロードレギュレーショ
    ン補正回路のロードレギュレーション補正信号の導通経
    路上に介設される複数の抵抗体の直列抵抗接続部と、こ
    の直列抵抗接続部の抵抗体による分圧電圧が印加する位
    置に並列接続される温度感知部とを有して構成されてお
    り、その温度感知部は周囲温度変動により等価的な抵抗
    値が変化する構成と成して温度補償回路全体の抵抗値を
    変化させて、当該温度補償回路を通電するロードレギュ
    レーション補正信号を温度補償することを特徴とする請
    求項1又は請求項2又は請求項3記載の絶縁型スイッチ
    ング電源装置。
  5. 【請求項5】 一次側整流平滑回路の出力側には複数の
    抵抗体の直列接続部が並列に接続されており、この直列
    接続部の抵抗体による一次側整流平滑回路の出力電圧の
    分圧電圧がスイッチング電源装置の出力電圧の検出信号
    として制御回路に出力される構成と成し、ロードレギュ
    レーション補正回路は、その制御回路に加えられる検出
    信号をロードレギュレーション補正する構成と成してお
    り、温度補償回路は、前記抵抗体の直列接続部における
    検出信号出力部とは異なる分圧位置に電流を供給する温
    度補償用電流経路と、この温度補償用電流経路上に介設
    され周囲温度変動に応じて当該温度補償用電流経路の通
    電量を可変する温度感知部とを有して構成されており、
    この温度補償回路は、温度補償用電流経路から前記抵抗
    体の直列接続部へ供給する電流量を温度感知部により変
    動させて前記抵抗体の直列接続部の分圧比を温度により
    変化させることによって、一次側整流平滑回路から制御
    回路に加えられる検出信号を温度変化させて、ロードレ
    ギュレーション補正の温度補償を行うことを特徴とする
    請求項1乃至請求項4の何れか1つに記載の絶縁型スイ
    ッチング電源装置。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至請求項5の何れか1つに記
    載の絶縁型スイッチング電源装置が複数配設され、各絶
    縁型スイッチング電源装置の入出力が並列に接続されて
    いることを特徴とするスイッチング電源装置。
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