JP2003134347A - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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JP2003134347A
JP2003134347A JP2001330912A JP2001330912A JP2003134347A JP 2003134347 A JP2003134347 A JP 2003134347A JP 2001330912 A JP2001330912 A JP 2001330912A JP 2001330912 A JP2001330912 A JP 2001330912A JP 2003134347 A JP2003134347 A JP 2003134347A
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JP
Japan
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encoding
color image
color
check message
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JP2001330912A
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English (en)
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Yoshifumi Tanimoto
好史 谷本
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Murata Machinery Ltd
Original Assignee
Murata Machinery Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 送信する画データがカラー画データである場
合など、そのデータサイズが大きいことにより発生する
種々の問題を解消するファクシミリ装置を提供するこ
と。 【解決手段】 カラー画データを読み取る手段と、該カ
ラー画データを符号化する符号化条件を指定する手段
と、指定された符号化条件に従って前記カラー画データ
を符号化する符号化手段と、該手段により符号化された
画データを送信する手段と、を備えたファクシミリ装置
1。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はファクシミリ装置に
関し、特に、カラー及び白黒画データを送信する機能を
備えたファクシミリ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、カラー画像をPSTN(公衆交換
電話網)やインターネットを通じて送信するファクシミ
リ装置が普及しつつある。PSTNを通じてカラー画像
を送信する場合は、送信画データは、読み込んだ原稿の
カラー画データを、例えばJPEG方式などカラー画デ
ータに対応する符号化方式にて符号化を行い、CCIT
T(国際電信電話諮問委員会)の勧告T.30で標準化
されているBFT(Binary File Transfer)モードに従
って相手装置に送信する。一方、インターネットを通じ
てカラー画像を送信する場合は、送信画データは、読み
込んだ原稿のカラー画データを、例えばJPEG(Join
t Photographic Experts Group)、TIFF(Tagged I
mage File Format)方式など電子メールに添付可能な符
号化方式にて符号化を行い、これを電子メールに添付し
て相手装置に送信する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、送信するカ
ラー画データは、白黒画データと比較してデータサイズ
が格段に大きく、送信に際して種々の問題が発生する場
合がある。例えば、インターネットファクシミリで送信
する場合は、送信側のSMTP(Simple Mail Transfer
Protocol)サーバ及び受信側のPOP(Post Office P
rotocol)サーバが1件の送受信に対して処理できるデ
ータサイズが、通常、一定サイズに限られていることか
ら、送信するカラー画データのサイズが一定サイズを越
えると、送信できない事態が発生し得る。
【0004】また、データサイズが大きいカラー画デー
タをPSTNを通じて送信する場合は、通信時間が長時
間に及ぶことから、通信費用が高くなるという問題、相
手側装置が他のファクシミリを長時間受信することがで
きないため、相手先に迷惑をかけるという問題等が生じ
得る。
【0005】また一方、何らかの原因により送信に失敗
した場合に、その旨をオペレータ等に知らせるため、送
信原稿の一部とその旨のメッセージを記載した、いわゆ
るチェックメッセージを記録部で印刷する若しくは所定
の端末へ送信する機能を有するファクシミリ装置がある
が、送信に失敗したカラー画データについてのチェック
メッセージを印刷するときは、チェックメッセージの一
部として送信に失敗したカラー画データの一部をカラー
で印刷するために、白黒画データの失敗送信のチェック
メッセージを印刷する場合と比較して、トナー、インク
等の消費コストが高くなるという問題があった。また、
チェックメッセージを所定の端末へ送信する場合は、チ
ェックメッセージの一部に採用する送信原稿の一部がカ
ラー画データであるために、白黒画データのチェックメ
ッセージを送信する場合と比較して、送信に多くの時間
と通信費が掛かるという問題があった。
【0006】本発明は、かかる課題に鑑みてなされたも
のであり、送信する画データがカラー画データである場
合など、そのデータサイズが大きいことにより発生する
種々の問題を解消するファクシミリ装置を提供すること
を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載のファクシミリ装置は、カラー画デー
タを読み取る手段と、該カラー画データを符号化する符
号化条件を指定する手段と、指定された符号化条件に従
って前記カラー画データを符号化する符号化手段と、該
手段により符号化された画データを送信する手段と、を
備えたことを特徴としている。
【0008】請求項2記載のファクシミリ装置は、請求
項1記載のファクシミリ装置において、前記符号化条件
には、カラー画データの符号化方式、圧縮率、色数及び
頁分割条件のうちの一部又は全部が含まれることを特徴
としている。
【0009】請求項3記載のファクシミリ装置は、請求
項1記載のファクシミリ装置において、前記符号化条件
には、送信する画データとして許容する最大画データサ
イズが含まれ、前記符号化手段は、該最大画データサイ
ズに基づいて前記カラー画データに対する圧縮率を算出
し、算出した圧縮率に従って前記カラー画データの符号
化を行うものであることを特徴としている。
【0010】請求項4記載のファクシミリ装置は、請求
項1記載のファクシミリ装置において、前記符号化条件
には、前記カラー画データが複数頁から構成される場合
に適用される符号化方式が含まれ、前記符号化手段は、
前記カラー画データが複数頁から構成される場合に、該
符号化方式に従って前記カラー画データの符号化を行う
ものであることを特徴としている。
【0011】請求項5記載のファクシミリ装置は、カラ
ー画データを読み取る手段と、前記カラー画データをチ
ェックメッセージ用画データとして符号化する符号化条
件を指定する手段と、送信エラーが発生した場合に、指
定された該符号化条件に従い前記カラー画データを符号
化してチェックメッセージ用画データを生成する手段
と、該チェックメッセージ用画データを出力する手段
と、を備えたことを特徴としている。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態に係る
ファクシミリ装置について、図面に基づき説明する。前
記ファクシミリ装置の具体的な構成例を図1に示す。す
なわち、前記ファクシミリ装置1は、CPU(中央処理
装置)2、RAM(ランダムアクセスメモリー)3、R
OM(リードオンリーメモリー)4、コーデック5、モ
デム6、NCU(ネットワークコントロールユニット)
7、読取部8、記録部9、操作部10及びLANI/F
(ローカルエリアネットワーク・インターフェース)1
1を備えており、各部2乃至11は、通信可能にバス1
2によって接続されている。
【0013】前記CPU2は、所定のプログラムに従っ
て、前記ファクシミリ装置1を構成する各部を制御す
る。
【0014】前記RAM3は、FAX番号、メールアド
レス、後述するデータテーブル等を予め記憶するための
記憶部として、また、一時的に蓄積される諸データ等の
記憶部として機能する。
【0015】前記ROM4は、CPU2がこのファクシ
ミリ装置1の各部の動作を制御するための各種プログラ
ム、画データのフォーマットを変換する各種フォーマッ
ト変換プログラム等を記憶している。
【0016】前記コーデック5は、複数のプロトコルに
対応して符号化(エンコード)・復号(デコード)する
ものである。すなわち、前記読取部8にて読み取った画
データを送信のためにMH、MR、JPEG方式等によ
り符号化し、受信した画データを復号する。また、電子
メールに添付可能なファイルとして利用される画像フォ
ーマットであるTIFF、PDF(Portable Document
Format)、GIF(Graphics Interchange Format)方
式等にも対応して符号化、復号する。
【0017】前記モデム6は、例えばITU−T(国際
電気通信連合)の勧告V.34規格又はこれと同様のも
のに従った送受信データの変調及び復調を行う。
【0018】前記NCU7は、電話回線を制御して電話
をかけたり、切ったりする回線網制御装置であり、PS
TN(公衆交換電話網)13に接続されている。
【0019】前記読取部8は、原稿の白黒及びカラー画
データを読み取る機能を備え、読み取った2値化若しく
は多値化データをCPU2の指示により所定の出力先へ
出力する。
【0020】前記記録部9は、例えば電子写真方式のも
のからなり、受信したカラー若しくは白黒画データを記
録紙上に画像形成し、該記録紙を排出する。例えば、読
取部8で読み取った原稿の画データ、ファクシミリ受信
した画データ、インターネットファクシミリ受信した画
データ、後述するチェックメッセージの画データなどに
ついてCPU2の指示に従って記録紙上に印刷する。
【0021】前記操作部10は、このファクシミリ装置
1の状態に関する情報、各種操作指示画面等を表示する
ディスプレイ10a、FAX番号等を入力するためのテ
ンキー10b、短縮番号から発信するための短縮キー1
0c、原稿の読取り動作の開始等を行うためのスタート
キー10d、前記ディスプレイ10a内の反転表示を移
動させるためのカーソルキー10e等からなり、各種操
作はこの操作部10から行われる。
【0022】前記LANI/F11は、LAN(ローカ
ルエリアネットワーク)14とのインターフェイスを備
えており、このLAN14とファクシミリ装置1とを通
信可能に接続している。
【0023】前記ファクシミリ装置1は、原稿等の画デ
ータをMR、MMR、JPEG方式等により符号化して
送信するファクシミリ機能、インターネット標準プロト
コルであるTCP/IP(Transmission Control Proto
col/Internet Protocol)を実装し、原稿等の画データ
をJPEG、TIFF、GIF、PDF方式等により符
号化し、電子メールに添付して送信するインターネット
ファクシミリ機能等を備える。
【0024】また、前記ファクシミリ装置1は、何らか
の原因により送信に失敗した場合に、送信できなかった
旨をオペレータ等に知らせるため、送信原稿の一部とそ
の旨のメッセージを記載した、いわゆるチェックメッセ
ージを記録部9で印刷若しくは所定の端末へ送信する機
能を備え、送信に失敗した画データの一部と送信に失敗
した旨を表示するメッセージの画データを1頁のチェッ
クメッセージ用画データとして生成し、該画データを自
装置1の記録部9、所定端末(不図示)へ送信する。
【0025】つぎに、前記ファクシミリ装置1により原
稿を送信する場合について、図2に示すフローチャート
に基づき説明する。なお、このフローチャートに基づき
説明する動作は、ファクシミリ装置1のROM4に記憶
されている制御プログラム等に基づいてCPU2の発行
する命令に従って行われる。なお、後述する動作説明に
おいて特に記述しないが、操作部10から行う各種操作
や、ディスプレイ10a、記録部9等に出力され表示さ
れる画面情報等は、前記ファクシミリ装置1がファクシ
ミリサーバとして使用される場合には、LAN14を通
じて接続される図外のクライアント端末等においても同
様の操作、表示等が行われるようになっている。
【0026】まず最初に、オペレータ等により、送信す
べき原稿が読取部8にセットされ、宛先、同報送信の指
定など、送信に際して必要な指定情報が操作部10等か
ら入力指定されると、ファクシミリ装置1は、これを受
付け(S1)、入力指定された宛先がメールアドレスで
ある場合は、例えば図3(a)に示すような、符号化条
件の選択をオペレータ等に要求する画面情報13aをデ
ィスプレイ10aに表示し、入力指定された宛先がFA
X番号である場合は、図3(b)に示すような、画面情
報13bをディスプレイ10aに表示する。
【0027】これら画面情報13a、13bにおいて
は、送信する画データの各種符号化条件が複数欄に表示
され、前記カーソルキー10eにより反転表示Hを移動
させて各欄に表示された符号化条件をオペレータ等が選
択して指定することができるようになっている。前記画
面情報13aに表示される各符号化条件を選択指定する
欄としては、送信する画データの解像度を選択する解像
度選択欄14、送信する画データを白黒画データにする
かカラー画データにするかを選択する画像タイプ選択欄
15、送信するカラー画データの色数、すなわち、一画
素当たり表示可能な色数を選択する欄であって前記画像
タイプ選択欄15において「カラー」が選択されたとき
にその選択を有効とする色数選択欄16、送信する画デ
ータの「JPEG」、「TIFF」等の符号化方式を選
択する符号化方式選択欄17、送信する画データの圧縮
率を選択する欄であって、前記符号化方式選択欄17に
おいて「JPEG」が選択されたときにその選択を有効
とする画像圧縮率選択欄18、送信する画データとして
許容する最大画データサイズを所定値に制限するか若し
くは制限しないかを選択指定する最大画データサイズ選
択欄19、送信する画データが複数頁からなる場合に画
データの頁分割条件を選択指定する頁分割条件選択欄2
0、画データが複数頁から構成される場合に前記符号化
方式選択欄17で指定される符号化方式に拘わらず、送
信する画データに適用される符号化方式を強制的にPD
F若しくはTIFFファイルに変更するか、前記符号化
方式選択欄17で選択した符号化方式に従うかを選択す
る符号化方式変更条件選択欄21及びチェックメッセー
ジとして送信するチェックメッセージ用画データの送信
原稿に係る部分の画データを白黒画データにするか、縮
小した画データにするかを選択指定するチェックメッセ
ージ画像タイプ選択欄22が表示される。また、画面情
報13aと比較して、宛先がFAX番号である場合に表
示される画面情報13bの場合は、符号化方式選択欄1
7で「JPEG」、「MR」の2つのうち何れかを選択
するようになっており、前記符号化方式変更選択欄21
は設けられていない。なお、前記符号化条件は、上記に
挙げたものに限定されず、画データの符号化に伴って設
定し得る他の条件を符号化条件として情報画面13に追
加表示させて、選択指定できるようにしてもよい。ま
た、色数によって、符号化方式がGIF、JPEG等に
自動的に変更されるようにしてもよく、例えば色数とし
て「256色」を選択指定した場合に、該指定に連動し
て符号化方式としてGIFが自動的に選択されるように
してもよい。
【0028】該画面情報13a又は13bからオペレー
タ等により各種符号化条件が選択指定されると、画面情
報13aから選択指定された符号化条件を、図4(a)
に示すようなデータテーブル23aに、画面情報13b
から選択指定された符号化条件を、図4(b)に示すよ
うなデータテーブル23bに格納して、RAM3の所定
の記憶領域に記憶する(S3)。なお、前記S1におい
て同報送信等のために宛先が複数指定されている場合
は、データテーブル23bに示すように、各宛先情報に
ついて夫々符号化条件を格納する。
【0029】次に、読取部8にセットされた原稿から前
記画面情報13a、13bで選択指定可能な最高解像度
(600dpi)のカラー画データを読み取り(S
4)、前記データテーブル23の「解像度」欄、「画像
タイプ」欄、「色数」欄、「符号化方式」欄、「圧縮
率」欄、「最大画データサイズ」欄及び「符号化方式変
更条件」欄に指定された符号化条件に従って、読み取っ
たカラー画データを符号化する(S5)。例えば、図4
(a)に示すデータテーブル23aのように、「解像
度」欄に「600dpi」、「画像タイプ」欄に「カラ
ー」、「色数」欄に「256色」、「符号化方式」欄に
「JPEG」、「圧縮率」欄に「80%」、「符号化方
式変更」欄に「しない」が指定されている場合は、原稿
から読み取った画データを符号化して、解像度が600
dpiのカラー画データであって、色数が256色、符
号化方式がJPEG、圧縮率が80%の送信用画データ
を生成する。
【0030】また、図4(b)に示すように、符号化条
件の一つとして、「最大画データサイズ」欄に送信する
画データとして許容する最大画データサイズ「500K
B」が指定されている場合は、前記「圧縮率」欄に指定
されている圧縮率「80%」に拘わらず、符号化した画
データのデータサイズが500KB以下になるように自
動的に圧縮率を算出し、該圧縮率に従って読み取ったカ
ラー画データの符号化を行う。例えば、読み取ったカラ
ー画データを圧縮せずに符号化すれば、画データサイズ
が「1000KB」となるものについては、圧縮率を自
動的に「50%」で符号化して「500KB」の画デー
タを生成する。他方、読み取ったカラー画データを圧縮
しなくても符号化した画データの画データサイズが「4
00KB」となるなど、最大画データサイズ以下となる
ものは、圧縮率を自動的に「100%」として圧縮せず
に読み取ったカラー画データの符号化を行う。
【0031】また、前記データテーブル23aの「符号
化方式変更条件」欄に「PDF」又は「TIFF」が指
定され、なおかつ、前記カラー画データが複数頁から構
成される場合は、「符号化方式」欄に指定されている符
号化方式にかかわらず、「符号化方式変更条件」欄に指
定されている符号化方式及びその他の条件に従って前記
カラー画データの符号化を行う。
【0032】そして、読み込んだ原稿が複数頁からなる
場合は、データテーブル23の「頁分割条件」欄に指定
された条件に従って前記S5において符号化した画デー
タを分割するか否かを判断し(S6)、分割する場合
は、「頁分割条件」欄に指定された条件に従って、1頁
単位又は2頁単位で分割して分割した頁単位で前記画デ
ータを送信し(S7)、分割しない場合は、前記S5に
おいて符号化した画データの全頁を一括して送信する
(S8)。
【0033】つぎに、前記S7又はS8において、ファ
クシミリにより画データを送信した場合については、相
手と通信中に送信エラーが発生しなかったかどうか、イ
ンターネットファクシミリにより画データを送信した場
合については、一定時間内に送信エラーを通知する電子
メールを受信しなかったかどうかによりエラーが発生し
なかったかどうかを判断し(S9)、送信エラーが発生
しなかった場合は一連の動作を終了する。一方、送信エ
ラーが発生した場合は、前記S4において読み取ったカ
ラー画データをデータテーブル23の「チェックメッセ
ージ」欄に指定されている符号化条件に従って符号化
し、これに「送信に失敗しました」等のメッセージを付
加したチェックメッセージ用画データを生成する(S1
0)。すなわち、「チェックメッセージ」欄に「白黒」
が指定されているときは、前記カラー画データを白黒画
データに変換し、「チェックメッセージ」欄に「縮小」
が指定されているときは、例えばA列4判の画データを
A列5判の画データにするなど画データのフォーマット
を縮小する。そして、ファクシミリ装置1の機器設定等
がチェックメッセージを印刷すべき設定になっている場
合は、前記チェックメッセージ用画データを自装置1の
記録部9へ送信(出力)して記録紙にチェックメッセー
ジを印字し、チェックメッセージを他の端末等へ送信す
べき設定になっている場合は、該チェックメッセージ用
画データを当該他の端末へ送信する(S11)。
【0034】以上説明したインターネットファクシミリ
装置1によれば、原稿を送信するに際して、符号化条件
として、送信する画データの「解像度」、「色数」、
「符号化方式」、「圧縮率」、「最大画データサイ
ズ」、「頁分割条件」、「符号化方式変更条件」を夫々
情報画面13上から選択指定することにより、カラー画
データのようにそのまま送信するとメールサーバにおい
て送信エラーが発生するおそれがある場合や、送信時間
に長時間を要して送信相手先に迷惑をかけるおそれがあ
る場合に、必要最小限の画データサイズにして送信する
ことで、送信に際して発生し得るこれらの問題を未然に
防止することが可能となる。
【0035】また、前記符号化条件としてチェックメッ
セージ画像タイプ選択欄22からチェックメッセージ用
画データの符号化条件を選択することで、チェックメッ
セージ用画データとして、送信に失敗した原寸大のカラ
ー画データではなく、白黒画データ若しくはフォーマッ
トサイズが縮小された画データ、すなわち、情報量が少
ない画データが利用されることから、記録部9において
チェックメッセージが印刷される場合には、トナー等の
消費コストの低減を図ることができ、他の端末等へチェ
ックメッセージを送信する場合には、送信する画データ
が縮小サイズ若しくは白黒のものとされることにより、
前記原寸大のカラー画データと比較して画データサイズ
が小さくなり、送信時間の短縮化、通信費用の低減等を
図ることができる。
【0036】
【発明の効果】請求項1記載のファクシミリ装置は、カ
ラー画データを読み取る手段と、該カラー画データを符
号化する符号化条件を指定する手段と、指定された符号
化条件に従って前記カラー画データを符号化する符号化
手段と、該手段により符号化された画データを送信する
手段と、を備えたものであるので、カラーの原稿を送信
するに際して、符号化条件を指定することにより送信す
る画データサイズを必要最小限のサイズにして送信する
ことが可能であり、送信する画データのサイズが大きい
ことによって発生し得る種々の問題を未然に防止するこ
とができる。
【0037】請求項2記載のファクシミリ装置は、請求
項1記載のファクシミリ装置において、前記符号化条件
には、カラー画データの符号化方式、圧縮率、色数及び
頁分割条件のうちの一部又は全部が含まれるものである
ので、例えば、送信する原稿として必要な鮮明度や原稿
の送信枚数等に応じて符号化方式、圧縮率、色数等を指
定することができる。また、インターネットファクシミ
リとして原稿を送信する場合に、頁分割条件を指定する
ことにより、一度に送信する画データサイズを適度に小
さくして、1つの電子メールで送信する画データのサイ
ズが大きいことによって発生し得るメールサーバにおけ
るトラブルを未然に防止することができる。
【0038】請求項3記載のファクシミリ装置は、請求
項1記載のファクシミリ装置において、前記符号化条件
には、送信する画データとして許容する最大画データサ
イズが含まれ、前記符号化手段は、該最大画データサイ
ズに基づいて前記カラー画データに対する圧縮率を算出
し、算出した圧縮率に従って前記カラー画データの符号
化を行うものであるので、メールサーバ等が確実に処理
できる画データサイズを指定することによりメールサー
バ等におけるトラブルの発生を未然に防止することがで
きる。
【0039】請求項4記載のファクシミリ装置は、請求
項1記載のファクシミリ装置において、前記符号化条件
には、前記カラー画データが複数頁から構成される場合
に適用される符号化方式が含まれ、前記符号化手段は、
前記カラー画データが複数頁から構成される場合に、該
符号化方式に従って前記カラー画データの符号化を行う
ものであるので、例えば、前記カラー画データが複数頁
から構成される場合にPDF、TIFF方式など複数頁
に適した符号化方式を適用するように指定し、単頁から
構成される場合にJPEG方式を適用するように指定し
ておくことで、送信する原稿が単頁か複数頁かを気にす
ることなく最適な符号化方式により原稿の送信を行うこ
とができる。
【0040】請求項5記載のファクシミリ装置は、カラ
ー画データを読み取る手段と、前記カラー画データをチ
ェックメッセージ用画データとして符号化する符号化条
件を指定する手段と、送信エラーが発生した場合に、指
定された該符号化条件に従い前記カラー画データを符号
化してチェックメッセージ用画データを生成する手段
と、該チェックメッセージ用画データを出力する手段
と、を備えたものであるので、チェックメッセージ用画
データとして、送信に失敗した原寸大のカラー画データ
ではなく、白黒画データ、フォーマットサイズが縮小さ
れた画データ等の情報量が少ない画データを出力するこ
とから、チェックメッセージを印刷する場合は、トナー
等の消費コストの低減を図ることができ、他の端末等へ
送信する場合には、送信時間の短縮化、通信費用の低減
等を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るファクシミリ装置の
構成例を示したブロック図である。
【図2】原稿を送信するに際して、本発明の実施の形態
に係るファクシミリ装置が実行する動作を示したフロー
チャートである。
【図3】原稿を送信するに際して、オペレータ等に送信
条件の選択を求める画面情報がディスプレイに表示され
た状態の一例を示した図である。
【図4】画面情報から選択指定された符号化条件等を格
納したデータテーブルの例を示した図である。
【符号の説明】
1 ファクシミリ装置 2 CPU 3 RAM 4 ROM 5 コーデック 8 読取部 13 画面情報 23 データテーブル

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カラー画データを読み取る手段と、該カ
    ラー画データを符号化する符号化条件を指定する手段
    と、指定された符号化条件に従って前記カラー画データ
    を符号化する符号化手段と、該手段により符号化された
    画データを送信する手段と、を備えたことを特徴とする
    ファクシミリ装置。
  2. 【請求項2】 前記符号化条件には、カラー画データの
    符号化方式、圧縮率、色数及び頁分割条件のうちの一部
    又は全部が含まれることを特徴とする請求項1記載のフ
    ァクシミリ装置。
  3. 【請求項3】 前記符号化条件には、送信する画データ
    として許容する最大画データサイズが含まれ、前記符号
    化手段は、該最大画データサイズに基づいて前記カラー
    画データに対する圧縮率を算出し、算出した圧縮率に従
    って前記カラー画データの符号化を行うものであること
    を特徴とする請求項1記載のファクシミリ装置。
  4. 【請求項4】 前記符号化条件には、前記カラー画デー
    タが複数頁から構成される場合に適用される符号化方式
    が含まれ、前記符号化手段は、前記カラー画データが複
    数頁から構成される場合に、該符号化方式に従って前記
    カラー画データの符号化を行うものであることを特徴と
    する請求項1記載のファクシミリ装置。
  5. 【請求項5】 カラー画データを読み取る手段と、前記
    カラー画データをチェックメッセージ用画データとして
    符号化する符号化条件を指定する手段と、送信エラーが
    発生した場合に、指定された該符号化条件に従い前記カ
    ラー画データを符号化してチェックメッセージ用画デー
    タを生成する手段と、該チェックメッセージ用画データ
    を出力する手段と、を備えたことを特徴とするファクシ
    ミリ装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006352275A (ja) * 2005-06-13 2006-12-28 Seiko Epson Corp 画像読取装置、ファイル生成方法

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