JP2003132989A - コネクタ - Google Patents

コネクタ

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JP2003132989A
JP2003132989A JP2001329037A JP2001329037A JP2003132989A JP 2003132989 A JP2003132989 A JP 2003132989A JP 2001329037 A JP2001329037 A JP 2001329037A JP 2001329037 A JP2001329037 A JP 2001329037A JP 2003132989 A JP2003132989 A JP 2003132989A
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JP
Japan
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terminals
terminal
connector
teeth
connector body
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JP2001329037A
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English (en)
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Ken Hagiwara
献 萩原
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Hosiden Corp
Original Assignee
Hosiden Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 製造が容易で、端子が高精度に整列されたコ
ネクタを提供する。 【解決手段】 コネクタボディ30の背面33から突出
された複数本の端子60が背面33に沿い、実装面に向
かうように折り曲げられているコネクタにおいて、背面
33に先端面がラックの歯状をなす端子整列部35を形
成し、コ字の中間部内面側がラックの歯状をなすコ字状
ベース40を、その歯42を端子整列部35の歯36と
かみ合わせてコネクタボディ30に取り付け、その際、
それら歯36,42の歯先と歯底との間に端子60を挟
み込んで二列に整列させる。挟み込むといった簡単な作
業で端子60を整列させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】この発明はプリント配線基板
などの基板上に実装されるコネクタに関する。 【0002】 【従来の技術】図5Aはこの種のコネクタの従来構成の
一例を背面側から見て示したものであり、図中、11は
コネクタボディを示し、12は端子、13は端子整列板
を示す。端子整列板13は図5Bに示したように方形板
状とされ、複数の位置決め孔14がその一辺に沿い、所
定のピッチで配列されて形成されている。端子整列板1
3の他辺側の両端には一対の係止片15が突設されてお
り、これら係止片15は互いに対向する面に係止突起1
5aを具備するものとなっている。 【0003】端子整列板13はコネクタボディ11の底
面側からコネクタボディ11に嵌め込むことにより、両
係止突起15aがコネクタボディ11の両側面に形成さ
れている係止部(図5Aでは隠れて見えない)に係止さ
れて取り付けられる。なお、各係止片15の内側に設け
られている開口16は係止を解除する際に使用される。
コネクタボディ11の背面から突出されている複数本の
端子12は背面に沿い、コネクタボディ11の底面側
(実装面側)に向かうように折り曲げられており、これ
ら端子12は端子整列板13の対応する位置決め孔14
にそれぞれ挿通されて、先端が端子整列板13の底面側
から突出される。 【0004】上記のような構成を有するコネクタ17は
例えばプリント配線基板に配列形成されているスルーホ
ールに各端子12が挿入され、半田付けされて、プリン
ト配線基板上に実装される。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】上述したコネクタ17
によれば、複数本の端子12は端子整列板13によって
位置決め・整列されているため、相手方基板への実装時
に各端子12をスルーホールに挿入するといった作業を
容易に行えるものとなっている。しかしながら、この図
5に示した構造ではコネクタ製造時に、複数本の端子1
2を端子整列板13の位置決め孔14に挿通させる作業
を必要とし、つまりバラバラの端子12を端子整列板1
3の各位置決め孔14に同時に挿通させるといった作業
を必要とする。 【0006】この場合、例えば一部でも端子12の位置
がバラついていたり、あるいは端子12が変形していた
りすると、簡単に挿通させることができず、作業は手間
がかかるものとなり、その点でこのような端子12を端
子整列板13の位置決め孔14に挿通させるといった作
業を必要とするコネクタ17は製造が面倒で、コストが
かかるものとなっていた。この発明の目的は上述した問
題に鑑み、端子の位置決め孔への挿通作業を不要とし、
製造が容易で、かつ高精度に端子が整列されたコネクタ
を提供することにある。 【0007】 【課題を解決するための手段】この発明によれば、基板
上に実装されるコネクタであって、コネクタボディの背
面から複数本の端子が突出され、それら端子は上記背面
に沿い、実装面に向かうように折り曲げられているコネ
クタにおいて、上記背面に、先端面がラックの歯状をな
す端子整列部が突出形成され、コ字状をなし、そのコ字
の中間部内面側がラックの歯状とされたベースが、その
歯が上記端子整列部の歯とかみ合わされ、コ字の両脚部
がコネクタボディに係止されて、コネクタボディに取り
付けられ、上記端子整列部の歯先とベースの歯底との間
及び端子整列部の歯底とベースの歯先との間に端子が二
列をなして挟み込まれている構造とされる。 【0008】 【発明の実施の形態】この発明の実施の形態を図面を参
照して実施例により説明する。図1はこの発明によるコ
ネクタの一実施例を示したものであり、この例ではコネ
クタ20はコネクタボディ30とベース40とカバー5
0と端子60とによって構成されている。図2及び3は
コネクタボディ30及びベース40の構造をそれぞれ示
したものであり、まず、これら図2及び3を参照してコ
ネクタボディ30とベース40の要部構造について説明
する。 【0009】コネクタボディ30は図2に示したよう
に、その前面側に角筒状部31を具備しており、角筒状
部31の内周上下面にはそれぞれ端子60が配置される
溝32が配列形成されている。この例では溝32は上下
に各7本、互いのピッチが半ピッチずらされて形成され
ている。これら溝32はコネクタボディ30の背面33
に至るように形成されており、角筒状部31の底面には
これら各溝32とそれぞれ対面して貫通孔34が形成さ
れている。 【0010】コネクタボディ30の背面33の底面側に
は端子整列部35が突出形成されている。端子整列部3
5はその先端面(突出端面)がラックの歯状をなすもの
とされ、この例では配列された歯36により7つの歯先
36aと7つの歯底36bが構成されている。端子整列
部35の両端部分に対応するコネクタボディ30の両側
面には凹部37がそれぞれ形成されており、これら凹部
37に端子整列部35の両端から前面側に向かって延長
形成された係止部38がそれぞれ位置されている。これ
ら係止部38には図2Cに示したように、互いの外側に
向かって突出する係止突起38aがそれぞれ設けられて
いる。 【0011】ベース40は図3に示したように、コ字状
をなすものとされ、そのコ字の中間部41の内面側は上
述したコネクタボディ30の端子整列部35の先端面と
同様、ラックの歯状をなすものとされる。これら中間部
41の歯42は端子整列部35の歯36と互いにかみ合
う形状とされ、配列された歯42により7つの歯先42
aと7つの歯底42bが構成されている。一方、コ字の
両脚部43の互いに対向する内面にはコネクタボディ3
0の係止部38と係合する凹溝44がそれぞれ形成され
ており、さらにこれら凹溝44と連通する係止窓45が
両脚部43の外面にそれぞれ形成されている。 【0012】次に、このコネクタ20における端子60
の位置決め・整列構造について説明する。端子60はコ
ネクタボディ30の背面33から各溝32に圧入される
ことにより取り付けられ、この例では図1に示したよう
に、14本の端子60がコネクタボディ30に取り付け
られる。これら端子60の角筒状部31の内面に露出す
る部分は相手方コネクタの接触子(コンタクト)と接触
する接触子として機能する。 【0013】コネクタボディ30の背面33から突出し
た14本の端子60は背面33に沿い、コネクタボディ
30の底面(実装面)に向かうように折り曲げられてお
り、この例では角筒状部31の内周上面側に位置する7
本の端子60と、下面側に位置する7本の端子60がそ
れぞれ列をなし、実装面上において二列をなすように折
り曲げられている。なお、これら端子60の折り曲げ
は、背面33に近い方の列をなす7本が端子整列部35
の歯底36bにそれぞれ位置し、一方遠い方の列をなす
7本が端子整列部35の歯先36aにそれぞれ位置する
ように行われており、各端子60の先端はコネクタボデ
ィ30の底面より突出されている。 【0014】このように端子60が位置された状態で、
ベース40がコネクタボディ30に取り付けられる。ベ
ース40の取り付けはその両脚部43の内面に形成され
ている凹溝44をコネクタボディ30の両係止部38に
合致させた状態で押し込むことによって行われ、これに
より両脚部43に設けられている係止窓45に係止突起
38aが係合して抜け止め固定されるものとなる。この
際、ベース40の歯42と端子整列部35の歯36とは
互いにかみ合い、これにより端子整列部35の歯先36
aとベース40の歯底42bとの間及び端子整列部35
の歯底36bとベース40の歯先42aとの間に、端子
60が二列をなして挟み込まれるものとなる。 【0015】このように、この例では端子60は端子整
列部35の歯36とベース40の歯42とによって挟み
込まれることにより高精度に位置決めされて整列される
ものとなっており、図5に示した従来のコネクタ17の
ように複数本の端子12を整列させるべく、端子整列板
13の位置決め孔14にそれぞれ挿通させるといった手
間のかかる作業は不要となる。なお、ベース40の歯先
42aによって端子60が押し込まれる構造となる端子
整列部35の歯底36bの歯36の配列方向の寸法及び
端子整列部35の歯先36aによって端子60が押し込
まれる構造となるベース40の歯底42bの歯42の配
列方向の寸法を押し込まれてくる端子60の大きさ
(幅)よりわずかに小とすることにより、端子60を4
方向から押さえることができ、より高精度に端子60を
位置決めすることができるものとなる。 【0016】カバー50は図1に示したようにコネクタ
ボディ30の上面、角筒状部31の外周部、背面33側
の両側面及び背面33から端子整列部35に至る部分の
端子60を覆うように取り付けられ、これによりコネク
タ20が完成する。なお、カバー50は所要の形状とさ
れた一枚の金属板に所要の曲げ加工を施すことよって構
成され、その下端にはアース接続用及びコネクタ20の
相手方基板への取り付け強度補強のための端子51が設
けられている。上述した例ではバラバラの端子60を端
子整列部35とベース40とによって挟み込むものとし
て説明したが、例えば図4に示したように各列の、列を
なす複数本の端子60がキャリア61によってその先端
が互いに連結されている状態で端子整列部35とベース
40との間に挟み込み、挟み込んだ後にキャリア61を
切断除去するようにすれば、キャリア61によって端子
60が互いに高精度に位置決めされているため、端子整
列部35へのそれら端子60の組み込みを簡易に、かつ
一括して行うことができ、作業性の大幅な向上を図るこ
とができる。図4中、破線はキャリア61の切断箇所を
示し、62はキャリア61に設けられているパイロット
孔を示す。 【0017】また、上述した例では端子60がコネクタ
20の底面(実装面)より突出され、相手方基板のスル
ーホールに挿入されて半田付けされるタイプのコネクタ
について説明したが、SMTタイプのコネクタにおいて
も同様の構成を採用することができる。 【0018】 【発明の効果】以上説明したように、この発明によれば
複数本の端子は対向面が互いにかみ合うラックの歯状を
なすコネクタボディの端子整列部とベースとの、各歯先
と歯底の間に挟み込まれて高精度に二列をなして整列さ
れる構造となっており、よって従来のコネクタのように
各端子をそれぞれ位置決め孔に挿通させて整列させると
いった構造に比し、組み立て易く、その分安価に製造す
ることができるコネクタを得ることができる。 【0019】なお、このように端子を挟み込んで整列さ
せる構造のため、複数本の端子が、その先端がキャリア
によって連結一体化されている状態で組み込むといった
方法を採用することができ、このような方法を採用すれ
ば、複数本の端子の組み込みを精度良く、一括して行う
ことができるため、さらに作業性が向上するものとな
る。
【図面の簡単な説明】 【図1】この発明の一実施例を示す図、Aは平面図、B
は正面図、Cは底面図、Dは右側面図、EはGG断面
図、Fは背面図。 【図2】図1におけるコネクタボディの構造を示す図、
Aは平面図、Bは正面図、Cは底面図、Dは右側面図、
EはGG断面図、Fは背面図。 【図3】図1におけるベースの構造を示す図、Aは平面
図、Bは正面図、Cは底面図、Dは断面図、Eは右側面
図、Fは背面図。 【図4】Aはキャリア付きの端子が組み込まれた状態を
示す断面図、Bはその背面図。 【図5】Aはコネクタの従来構成例を示す斜視図、Bは
その端子整列板の構成を示す斜視図。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 基板上に実装されるコネクタであって、
    コネクタボディの背面から複数本の端子が突出され、そ
    れら端子は上記背面に沿い、実装面に向かうように折り
    曲げられているコネクタにおいて、 上記背面に、先端面がラックの歯状をなす端子整列部が
    突出形成され、 コ字状をなし、そのコ字の中間部内面側がラックの歯状
    とされたベースが、その歯が上記端子整列部の歯とかみ
    合わされ、コ字の両脚部が上記コネクタボディに係止さ
    れて、上記コネクタボディに取り付けられ、 上記端子整列部の歯先と上記ベースの歯底との間及び上
    記端子整列部の歯底と上記ベースの歯先との間に、上記
    端子が二列をなして挟み込まれていることを特徴とする
    コネクタ。
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