JP2003132986A - 端子金具及びコネクタ - Google Patents

端子金具及びコネクタ

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JP2003132986A JP2001324897A JP2001324897A JP2003132986A JP 2003132986 A JP2003132986 A JP 2003132986A JP 2001324897 A JP2001324897 A JP 2001324897A JP 2001324897 A JP2001324897 A JP 2001324897A JP 2003132986 A JP2003132986 A JP 2003132986A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 端子金具及びコネクタの小型化を図る。 【解決手段】 端子金具20は、略角筒状の本体部26
とバレル部29とを前後に有している。本体部26を構
成する基板21に対して上方に対向する両突板24,2
5の方が外幅寸法が小さくなっているとともに、両側板
22,23が途中で内側に傾斜するように屈曲して形成
されることで、本体部26は、その外幅寸法が部分的に
縮小されており、全体が上下方向について非対称形状に
形成されている。この端子金具20が挿入されるキャビ
ティ11は、本体部26の外形に沿うような形状に形成
されている。キャビティ11に対して端子金具20の挿
入姿勢が不正だった場合には、本体部26がキャビティ
11と不整合となり、本体部26がキャビティ11の周
縁に突き当たることでその挿入動作が規制される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、端子金具及びコネ
クタに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、端子金具がハウジングのキャビテ
ィ内に挿入される際に、その挿入姿勢が不正であること
を検知する機能を有するものが知られており、その一例
が特開平7−94230号公報に記載されている。この
ものは、相手の端子と導通接続可能な角筒状の本体部
と、電線の端末に接続されるバレル部とを前後に備える
とともに、本体部の下部側縁から下方へ突出する板状の
スタビライザを有している。一方、ハウジングのキャビ
ティの下面側縁には、端子金具が正規の挿入姿勢だった
場合にはスタビライザの挿通を許容する挿通溝が凹設さ
れている。従って上記構成によれば、端子金具の挿入姿
勢が例えば上下に反転した不正な姿勢だった場合には、
スタビライザがキャビティの上縁に突き当たることで、
端子金具の挿入動作が規制され、もって端子金具が不正
な挿入姿勢であったことが検知されるのである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記端
子金具では、スタビライザが本体部から外方へ突出した
形態であり、またハウジングについてもキャビティの側
縁に挿通溝を凹設している。このため、端子金具は、ス
タビライザの突出分だけ大型化し、またハウジングは、
挿通溝を凹ませた分だけ上下のキャビティ間のピッチが
大きくなっており、端子金具及びコネクタの小型化を図
る上で問題となっていた。本発明は上記のような事情に
基づいて完成されたものであって、端子金具及びコネク
タの小型化を図ることを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの手段として、請求項1の発明に係る端子金具は、コ
ネクタハウジングのキャビティ内に挿入される端子金具
であって、略筒状の本体部を備えたものにおいて、前記
本体部は、外幅寸法の縮小された非対称形状に形成され
ており、この本体部の外形に沿う形状に形成された前記
キャビティに対する挿入姿勢が不正だった場合に本体部
がキャビティの周縁に突き当たってその挿入動作が規制
されるようになっている構成としたところに特徴を有す
る。
【0005】請求項2の発明は、請求項1に記載のもの
において、前記本体部が略角筒状に形成されるととも
に、その両対向辺の外幅寸法が互いに異なる設定とさ
れ、さらに前記両対向辺を繋ぐ側部が、両対向辺のうち
外幅寸法が大きい辺側から小さい辺側にかけて両側部間
の幅寸法を連続して減少させるか、その一部に等幅部分
を含むように形成されているところに特徴を有する。
【0006】請求項3の発明は、請求項2に記載のもの
において、前記本体部内に挿入される相手の端子に対し
て弾性接触可能な弾性接触片が備えられているものにお
いて、前記弾性接触片が前記両対向辺のうち外幅寸法が
大きい辺側から折り返して形成されているところに特徴
を有する。請求項4の発明は、請求項3に記載のものに
おいて、前記両対向辺を繋ぐ側部が途中で屈曲されるこ
とで、前記本体部内の空間が幅狭領域と幅広領域とに分
けて形成され、このうち幅広領域内には、前記弾性接触
片が配されるのに対し、幅狭領域内には、前記相手の端
子が挿入可能とされ、且つ両対向辺を繋ぐ側部のうち幅
狭領域を構成する部分の内面が相手の端子の外縁に当接
可能とされているところに特徴を有する。
【0007】請求項5の発明は、請求項1ないし請求項
4のいずれかに記載のものにおいて、前記コネクタハウ
ジングのキャビティ内に挿入された状態では、前記本体
部に設けられた被係止部に抜け止め手段が係止されるこ
とでキャビティからの抜け止めが図られるものにおい
て、前記両対向辺を繋ぐ側部は、テーパ状に形成される
とともに、そのテーパ部分が前記被係止部を構成してい
るところに特徴を有する。
【0008】請求項6の発明に係るコネクタは、上記し
た請求項1ないし請求項5のいずれかに記載された端子
金具を備えるコネクタであって、コネクタハウジングに
は、キャビティを横切って側方に開口して形成されるこ
とで係止部を有するリテーナを差し込み可能なリテーナ
取付孔が設けられており、前記コネクタハウジングに対
して前記リテーナが、前記係止部が前記キャビティから
退避して配される仮係止位置と、係止部がキャビティ内
に進入して前記端子金具の本体部に設けられた被係止部
に係止される本係止位置との間を移動可能に装着され、
さらに前記仮係止位置では係止部が、前記リテーナ取付
孔のうち前記端子金具の本体部における両対向辺間の位
置で、且つ本体部の最大外幅寸法内に配されるようにな
っているところに特徴を有する。
【0009】請求項7の発明に係るコネクタは、上記し
た請求項2ないし請求項5のいずれかに記載された端子
金具を備えるコネクタであって、コネクタハウジングに
は、複数のキャビティが前記端子金具の本体部の両対向
辺とほぼ平行な向きに並んで設けられるとともに、隣り
合うキャビティが、端子金具の本体部の両対向辺を互い
に反転させる向きで収容できるように形成されていると
ころに特徴を有する。
【0010】
【発明の作用及び効果】<請求項1の発明>キャビティ
に対する端子金具の挿入姿勢が正規だった場合には、キ
ャビティに対して本体部が整合するので、挿入動作が許
容される。一方、挿入姿勢が不正だった場合には、本体
部がキャビティに対して不整合となり、本体部がキャビ
ティの周縁に突き当たることで挿入動作が規制されるの
で、端子金具の挿入姿勢が不正であったことが検知され
る。端子金具の不正な挿入を規制すべく本体部を非対称
形状に形成するのにあたって、本体部の外幅寸法を縮小
させるようにしたから、従来のように本体部から外方に
スタビライザを突出させた場合と比較して端子金具を小
型化することができる。
【0011】<請求項2の発明>本体部をくびれない形
状に形成しているから、端子金具の形状を簡単なものと
することができる。 <請求項3の発明>弾性接触片が両対向辺のうち外幅寸
法の大きい辺側から折り返して形成されているから、仮
に両対向辺のうち小さい辺側から設けた場合と比較して
弾性接触片の幅寸法を大きく確保することができ、もっ
て相手の端子に対する接圧を十分に得ることができる。
【0012】<請求項4の発明>相手の端子が幅広領域
と比較して幅寸法が小さいものであっても、その端子の
幅寸法に合わせて幅狭領域の幅寸法を設定することで、
両対向辺を繋ぐ側部のうち幅狭領域を構成する部分によ
って幅狭領域内に挿入される端子をがたつき規制するこ
とができ、もって端子と弾性接触片との接触状態を安定
したものとすることができる。
【0013】<請求項5の発明>本体部のうち両対向辺
を繋ぐ側部におけるテーパ部分を抜け止め手段が係止さ
れる被係止部としたから、例えば、両対向辺を繋ぐ側部
を直角に屈曲して形成し、その真っ直ぐな部分に抜け止
め手段を係止させた場合と比較して、抜け止め手段に対
する係止面積を大きく確保することができる。
【0014】<請求項6の発明>リテーナ取付孔内にリ
テーナを仮係止位置に装着したときの係止部の待機位置
として、キャビティ内に挿入された端子金具の本体部に
おける両対向辺間で、且つ本体部の最大外幅寸法内の位
置を設定したから、外幅寸法の縮小された本体部の外形
に沿ってキャビティを形成することでリテーナ取付孔に
空けられたスペースを有効に利用することができる。こ
れにより、コネクタの小型化を図ることができる。
【0015】<請求項7の発明>隣り合うキャビティに
それぞれ挿入される端子金具の本体部の両対向辺が互い
に反転するような向きにキャビティを配置したから、キ
ャビティ間のピッチを小さくすることができ、コネクタ
を小型化することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を添付図
面に基づいて説明する。 <第1実施形態>本発明の第1実施形態を図1ないし図
5によって説明する。この第1実施形態では、キャビテ
ィ11及びリテーナ取付孔12を有するコネクタハウジ
ング10(以下、単にハウジング10という)と、キャ
ビティ11内に挿入される雌側の端子金具20と、リテ
ーナ取付孔12内に差し込まれて端子金具20を抜け止
め保持可能なリテーナ14とを備えた雌コネクタについ
て示す。なお、以下ではキャビティ11に対する端子金
具20の挿入方向を前方として説明する。
【0017】ハウジング10は、合成樹脂製とされ、図
1に示すように、全体が扁平なブロック状に形成されて
いる。ハウジング10の後面には、後方から端子金具2
0を挿入可能なキャビティ11が開口して形成され、幅
方向に4室並んで配されている。キャビティ11は、後
に詳しく説明するように端子金具20の本体部26の外
形に沿った形状に形成されている。またキャビティ11
は、前方にも開口していて、前方外部から図示しない雄
コネクタに収容された雄端子Mがキャビティ11内に進
入可能とされている。ハウジング10の図示左側面に
は、左側方からリテーナ14を装着可能なリテーナ取付
孔12が開口して設けられている。このリテーナ取付孔
12は、図3に示すように、全キャビティ11の上部を
横切るように幅方向に沿って形成されている。リテーナ
14は、幅方向に沿って延出する細長い基部15から各
端子金具20に係止可能な4つの係止部16が各キャビ
ティ11に対応する位置に突設されることで、全体が略
櫛歯状に形成されている。このリテーナ14は、各係止
部16が各キャビティ11の側方に退避して配されるこ
とでキャビティ11に対する端子金具20の挿抜を許容
する仮係止位置と、図4に示すように、各係止部16が
各キャビティ11内に進入することで端子金具20に係
止される本係止位置との間を幅方向に沿って移動可能な
状態で所定の保持手段(図示せず)によってリテーナ取
付孔12内に保持されるようになっている。なお係止部
16の形状などについて後に詳しく説明する。
【0018】端子金具20は、金属板を所定形状に打ち
抜いたものに曲げ加工を施すことにより図1に示すよう
な形状に成形されている。端子金具20は、前後方向に
沿って延出する基板21と、基板21の両側縁からその
全長にわたって立ち上げられる一対の側板22,23と
を有しており、両側板22,23のうち前部(全長の約
2/5程度の長さ)が他の部分に対して段付き状に上方
へ突出するように形成され、その突出端からそれぞれ突
板24,25が突設されるとともにそれらが上下に重な
り合うように内側に屈曲されることで略角筒状の本体部
26が形成されている。一方、両側板22,23のうち
本体部26から所定の間隔を空けた後部からはそれぞれ
前後一対ずつかしめ片27,28が立ち上げられること
でバレル部29が形成されている。バレル部29のう
ち、前側の両かしめ片27が、基板21上に載置された
電線Wのうち被覆を切除して露出した芯線に対してかし
め付けられることで芯線に導通接続され、後側の両かし
め片28が、電線Wのうち被覆の端部に対してかしめ付
けられることで被覆に固定されている。なお基板21
は、本体部26からバレル部29にかけて幅寸法が僅か
に縮小するように形成されている。
【0019】本体部26について詳細に説明する。図2
に示すように、本体部26のうち基板21(正面から見
て本体部26における上下に対向する両対向辺のうち下
辺)の外幅寸法Aに対して突板24(正面から見て本体
部26における上下に対向する両対向辺のうち上辺)の
外幅寸法Bが小さくなっているとともに、両側板22,
23が上方に行くのに従って内側に傾斜するよう屈曲し
て形成されることで、本体部26は、その外幅寸法が部
分的に縮小されており、全体が上下方向について非対称
形状に形成されている。より詳細には、両側板22,2
3は、上部22a,23aと下部22c,23cがそれ
ぞれ上下方向に沿って平行に形成されることで、両上部
22a,23a間の幅寸法と両下部22c,23c間の
幅寸法(両上部22a,23a間の幅寸法よりも大き
い)をそれぞれ等幅としているのに対し、中部22b,
23bが内向きに傾斜したテーパ部として形成されるこ
とで、両中部22b,23b間の幅寸法を上方に行くに
従って(基板21側から両突板24,25側にかけて)
連続して減少させている。これにより、本体部26は、
くびれのない形状に形成されている。上記のような両側
板22,23の形状により、本体部26内の空間は、両
側板22,23における2箇所の屈曲箇所を境界として
上下3つの領域に分けられている。すなわち、両側板2
2,23の下部22c,23cによって等幅な幅広領域
Tcが構成され、中部22b,23bによって上方に行
くに従って次第に内幅寸法が減少される中間領域Tbが
構成され、上部22a,23aによって幅広領域Tcよ
りも小さい内幅寸法で等幅な幅狭領域Taが構成されて
いる。
【0020】このような形状とされた本体部26の外形
に沿って形成されたキャビティ11は、図3に示すよう
に、上下方向について非対称形状とされており、詳細に
は内周面のうち下面が幅広に形成されるのに対して上面
が幅狭に形成され、且つ両側面のうち上部と下部とが上
下方向に沿って平行に形成されるのに対し、中部が上方
に行くのに従って次第に内側に張り出すように傾斜して
形成されている。従って、幅方向に隣り合うキャビティ
11を仕切る隔壁13は、キャビティ11の内側面が内
側に張り出した部分について厚みが増加しており、下部
の厚み寸法Cに比べて上部の厚み寸法Dの方が大きくな
っている。そして、リテーナ取付孔12のうち隔壁13
の上部を切欠する部分には、仮係止位置に取り付けられ
たリテーナ14の係止部16が配されるようになってい
る。この係止部16は、幅寸法が隔壁13の上部の厚み
寸法Dとほぼ同じ大きさとされ、高さ寸法が本体部26
の側板22,23における上部22a,23aの高さ寸
法とほぼ同じ大きさとされている。すなわち、リテーナ
14が仮係止位置のときに係止部16は、リテーナ取付
孔12のうちで、キャビティ11内に挿入される本体部
26の基板21と両突板24,25との間(両対向辺
間)の高さ位置に配されるとともに、本体部26の基板
21における外幅寸法(本体部の最大外幅寸法)内に配
されている。
【0021】リテーナ14が本係止位置に移動されると
係止部16は、本体部26の両突板24,25のほぼ全
域と両側板22,23の上部22a,23aの内縁部と
における後端部に対して係止されるようになっており、
この部分が被係止部30とされている(図1及び図4参
照)。本体部26の基板21の前端からは、図2に示す
ように、後方へ向けて折り返されるとともに略山形に形
成される弾性接触片31が設けられている。弾性接触片
31は、幅広領域Tcと中間領域Tbとにまたがって配
されるとともに、前方外部から本体部26内に挿入され
る雄端子Mに対して弾性接触可能とされている。この弾
性接触片31の外幅寸法は、幅広領域Tcの内幅寸法よ
りは僅かに小さいものの、幅狭領域Taの内幅寸法より
も大きく設定されている。略山形の弾性接触片31にお
ける頂点部分には、雄端子Mに対する接点部32が叩き
出しにより上方に突出して形成されている。この弾性接
触片31に対向する内側の突板25からは、雄端子Mに
対する接圧を高めるための張出部33が下方の幅狭領域
Ta内に張り出して形成されている。また、図1に示す
ように、外側の突板24からは保持片34が突設され、
この保持片34が図1の手前側の側板23に切欠して形
成された保持溝35内に嵌合されることで、本体部26
を所定形状に保持できるようになっている。
【0022】雄端子Mは、正面から見てほぼ四角形に形
成されるとともに本体部26における中間領域Tbと幅
狭領域Taとにまたがる範囲に挿入されるようになって
おり、その外幅寸法が幅狭領域Taの内幅寸法とほぼ同
じか僅かに小さくなっている。従って、雄端子Mが本体
部26内に挿入されると、その両外側面が幅狭領域Ta
を構成する両側板の上部22a,23aの内側面に当接
されることで幅方向についてがたつきなく保持されるよ
うになっている。また雄端子Mは、高さ寸法が張出部3
3と接点部32との間の距離よりも若干大きくされるこ
とで弾性接触片31を下方へ撓ませつつ本体部26内に
挿入されるようになっている。
【0023】本実施形態は以上のような構造であり、続
いてその作用について説明する。図3に示すように、ハ
ウジング10に対してリテーナ14を仮係止位置に装着
した状態で、各キャビティ11内に後方から端子金具2
0をそれぞれ挿入する。このとき、キャビティ11に対
する端子金具20の挿入姿勢が正規だった場合、すなわ
ち本体部26の基板21がキャビティ11の下面に対向
し、突板24がキャビティ11の上面に対向するような
姿勢だった場合には、キャビティ11に対して本体部2
6が整合してその挿入動作が許容される。挿入過程で
は、本体部26の外周面がキャビティ11の内周面に摺
接されることで挿入動作が案内される。
【0024】ところで、この端子金具20の挿入時にお
いて、端子金具20の挿入姿勢が正規の姿勢とは上下に
反転した不正なものだった場合には、図5に示すよう
に、キャビティ11に対して本体部26が不整合とな
る。このため、本体部26のうち基板21の両端部と側
板22,23の下部22c,23c(図5では上方に配
される)とがキャビティ11の周縁上部に突き当たるこ
とで、その挿入動作が規制される。これにより、端子金
具20の挿入姿勢が不正なものであったことが検知され
るので、改めて端子金具20を正規な挿入姿勢としてか
ら、再度キャビティ11への挿入作業を行うようにす
る。
【0025】全ての端子金具20を各キャビティ11内
に挿入し終えたら、リテーナ14を仮係止位置から本係
止位置へと移動させる。リテーナ14が本係止位置に達
すると、図4に示すように、各係止部16がキャビティ
11内に進入するとともに端子金具20の被係止部30
に対して係止されることで、端子金具20がキャビティ
11から抜け止め状態に保持される。なおリテーナ14
を本係止位置に移動するときに、仮にキャビティ11に
対する挿入深さが不十分な端子金具20があった場合に
は、係止部16がその端子金具20の側板22に突き当
たることで、リテーナ14の移動動作が規制されるので
端子金具20の半挿入が検知される。その場合は、改め
て端子金具20を正規深さまで挿入した後に、再度リテ
ーナ14を本係止位置へ移動させる。
【0026】このようにして組み付けられた雌コネクタ
に対して相手の雄コネクタを嵌合すると、前方から雄端
子Mがキャビティ11内に進入されるとともに本体部2
6内の幅狭領域Taと中間領域Tbとにまたがる範囲に
進入される。この過程で雄端子Mは、図2に示すよう
に、幅狭領域Taを構成する両側板22,23の上部2
2a,23aの内側面に当接されるとともに、弾性接触
片31を下方へ撓ませつつ張出部33と接点部32との
間で狭圧状態で弾性接触される。この状態では、雄端子
Mの両外側面が両側板22,23の上部22a,23a
の内側面に当接されることで、雄端子Mが弾性接触片3
1に弾接した状態から幅方向にがたつくのが規制され
る。従って、微摺動摩耗などの問題を生じさせることな
く、両端子の接触状態を安定したものとすることができ
る。
【0027】以上説明したように本実施形態によれば、
本体部26を上下非対称形状に形成するのにあたって、
本体部26の外幅寸法を部分的に縮小させるようにし、
さらにキャビティ11をその本体部26の外形に沿った
形状に形成するようにしたから、従来のように本体部か
ら外方にスタビライザを突出させて、キャビティの内面
にスタビライザを挿通させる挿通溝を凹み形成した場合
と比較して端子金具20及び雌コネクタを小型化するこ
とができる。しかも、従来のスタビライザは、本体部を
切り起こして形成されているのに対し、本実施形態では
そのようなことがなく、端子金具20の強度を高く保つ
ことができる。
【0028】また、本体部26は、基板21に対して突
板24の方が外幅寸法が小さくされるとともに、両側板
22,23が上方に向けて幅寸法を連続して減少させる
中部22b,23bと、等幅部分である上部22a,2
3aと下部22c,23cを有していることで、全体が
くびれのない形状に形成されているから、端子金具20
及びキャビティ11の形状を簡単なものとすることがで
きる。また、両突板24,25と比べて外幅寸法の大き
い基板21の前端から弾性接触片31を折り返して形成
するようにしたから、弾性接触片31の外幅寸法を大き
く確保することができ、雄端子Mに対する接圧を十分に
得ることができる。
【0029】また、雄端子Mの外幅寸法が本体部26の
幅広領域Tcの幅寸法よりも小さいのに対して、この雄
端子Mの外幅寸法に合わせて幅狭領域Taの幅寸法を設
定することで、本体部26内に挿入される雄端子Mの両
外側面に対して幅狭領域Taを構成する両側板22,2
3の上部22a,23aの内側面を当接させてその幅方
向についてのがたつきを規制することができ、もって雄
端子Mと弾性接触片31との接触状態を安定したものと
することができる。
【0030】また、ハウジング10に対してリテーナ1
4を仮係止位置に装着したときの係止部16の待機位置
として、キャビティ11内に挿入された端子金具20の
本体部26における基板21と両突板24,25との間
で、且つ本体部26の最大外幅寸法内の位置に設定した
から、本体部26の外形に沿ってキャビティ11を形成
することでリテーナ取付孔12に空けられたスペースを
有効に利用することができる。これによりコネクタの小
型化を図ることができる。
【0031】<第2実施形態>本発明の第2実施形態を
図6ないし図9によって説明する。この第2実施形態で
は、ハウジングに対するリテーナの差込方向を変更する
とともに端子金具における被係止部を変更したものにつ
いて示す。
【0032】端子金具20Aは、図6及び図7に示すよ
うに、基板21Aと、その両側縁から下方へ突出する一
対の側板22A,23Aとを有しており、両側板22
A,23Aの前部から突設された両突板24A,25A
が内側に屈曲されるとともに上下に重ね合わせられるこ
とで角筒状の本体部26Aが形成されている。本体部2
6Aのうち突板24Aの外幅寸法Aに対して基板21A
の外幅寸法Bの方が小さくなっているとともに、両側板
22A,23Aの中部22Ab,23Abが上方へ行く
のに従って内側に傾斜するテーパ部として形成されるこ
とで、本体部26Aは、その外幅寸法が部分的に縮小さ
れており、全体が上下非対称形状に形成されている。弾
性接触片31Aは、内側の突板25Aの前端から突設さ
れるとともに、本体部26A内の幅広領域Tcと中間領
域Tbとにまたがって配されている。また弾性接触片3
1Aの外幅寸法は、幅狭領域Taの内幅寸法よりも大き
くなっている。張出部33Aは、基板21Aのうち弾性
接触片31Aの接点部32Aに対向する部分を内側に叩
き出して形成され、幅狭領域Ta内に突出して配されて
いる。雄端子Mは、本体部26A内のうち幅狭領域Ta
と中間領域Tbとにまたがる範囲に挿入可能とされ、弾
性接触片31Aの接点部32Aと張出部33Aとの間に
狭圧状態で弾接されるようになっている。また雄端子M
の外側面は、幅狭領域Taを構成する両側板22A,2
3Aの上部22Aa,23Aaの内側面に当接可能とさ
れている。ところで、両側板22A,23Aの中部22
Ab,23Abと下部22Ac,23Ac及び両突板2
4A,25Aの左右両側端部は、基板21Aよりも外側
に張り出すように形成されており、この部分の後端部に
よってリテーナ14Aの係止部16Aが係止可能な左右
一対の被係止部30Aが構成されている。
【0033】ハウジング10Aの上面には、図6に示す
ように、上方からリテーナ14Aを差し込むためのリテ
ーナ取付孔12Aが開口して形成されている。このリテ
ーナ取付孔12Aは、リテーナ14Aの基部15Aを収
容する部分が幅方向に沿って細長く形成されているのに
対し、係止部16Aを収容する部分が、図8に示すよう
に、幅方向に隣り合うキャビティ11Aを仕切る隔壁1
3Aを上下に貫通して形成されており、これにより隣り
合うキャビティ11A同士が連通されている。係止部1
6Aは、隔壁13Aの上部の厚み寸法Dより若干小さい
幅寸法を有するとともにその先端部がキャビティ11A
の側面中部のテーパ部分に沿って斜めに形成されてい
る。リテーナ14Aを仮係止位置に装着した状態では、
係止部16Aの下端面(隔壁13Aの下部の厚み寸法C
より若干小さい幅寸法)がキャビティ11Aの下部の上
端(中部の下端)にまで達している。
【0034】リテーナ14Aを仮係止位置に装着した状
態で各端子金具20Aを各キャビティ11A内に挿入し
た後、リテーナ14Aを下方へ押し込んで本係止位置へ
と移動させる。すると、各係止部16Aは、図9に示す
ように、キャビティ11Aの側部(挿入過程において端
子金具20Aの本体部26Aのうち両側板22A,23
Aの中部22Ab,23Abと下部22Ac,23Ac
及び両突板24A,25Aの左右両側端部が通過される
部分)に進入するとともに、本体部26Aにおける左右
2箇所の被係止部30Aに対してそれぞれ係止される。
このとき、1つの係止部16Aが隣り合う2つのキャビ
ティ11A内に進入して両キャビティ11Aに挿入され
た2つの端子金具20Aを抜け止め保持している。言い
換えると、1本の端子金具20Aは、左右2箇所の被係
止部30Aに対して係止される2本の係止部16Aによ
って抜け止めされる。
【0035】以上説明したように本実施形態によれば、
本体部26Aの両側板22A,23Aの中部22Ab,
23Abをテーパ部分として形成し、被係止部30Aと
してそのテーパ部分を含ませるようにしたから、例え
ば、両側板を直角に屈曲して形成し、その真っ直ぐな部
分に係止部を係止させた場合と比較して、係止部16A
に対する係止面積を大きく確保することができる。もっ
て端子金具20Aを強固に保持することができる。な
お、その他の構造、作用及び効果は上記した第1実施形
態と同様であるため重複する説明は省略する。
【0036】<第3実施形態>本発明の第3実施形態を
図10によって説明する。この第3実施形態では、ハウ
ジングにおけるキャビティの配列を変更したものを示
す。
【0037】このハウジング10Bでは、図10に示す
ように、幅方向(本体部における両対向辺である基板及
び両側板と平行な方向)に並ぶ4つのキャビティ11B
が交互に上下逆転するように配列されている。言い換え
ると、隣り合うキャビティ11Bにそれぞれ挿入される
端子金具の本体部における基板と両突板とを互いに反転
させるような向きにキャビティ11Bを配置している
(図1参照)。つまり、隣り合うキャビティ11Bにお
ける幅広部分と幅狭部分とが交互に並ぶ配置となるとと
もに、隣り合うキャビティ11Bにおける周面のテーパ
部分同士が平行になるから、隔壁13Bの厚み寸法Cが
全域にわたってほぼ一定の大きさとなる。従って、上記
した第1実施形態及び第2実施形態において隣り合うキ
ャビティを上下同じ向きとし、幅広部分が下側に、幅狭
部分が上側に並ぶ配置とした場合に隔壁の厚み寸法が上
下で異なるのと比較して(図3及び図8参照)、各キャ
ビティ11B間のピッチを小さくすることができ、もっ
てハウジング10Bを幅方向について小型化することが
できる。また、上記キャビティ11Bに挿入される端子
金具としては、雄端子が本体部における高さ方向中央位
置に挿入される設定とすれば、雄コネクタに配設する各
雄端子の高さ位置を全て同じ位置に揃えることができ
る。なお、その他の構造、作用及び効果は上記した第1
実施形態と同様であるため重複する説明は省略する。
【0038】<他の実施形態>本発明は上記記述及び図
面によって説明した実施形態に限定されるものではな
く、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に
含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内
で種々変更して実施することができる。 (1)上記した実施形態では、本体部の外幅寸法を部分
的に縮小させるものについて示したが、本体部の外幅寸
法を全域にわたって縮小させることにより、本体部を正
面から見て台形状や三角形状に形成するようにしてもよ
い。また、その他の本体部の形状として、例えば五角形
などの多角形状に形成するようにしてもよい。また、本
体部の形状として角筒形状以外にも、例えば円筒状と
し、且つ正面から見て卵形に形成することで上下非対称
形状に形成するようにしてもよい。また、本体部の形状
として左右非対称形状のものも本発明に含まれる。ま
た、本体部の形状として、両側板を直角に屈曲させるよ
うにして例えば凸字型に形成したものも本発明に含まれ
る。
【0039】(2)上記した実施形態では、端子金具の
抜け止め手段としてリテーナをハウジングに装着するも
のについて示したが、例えば、キャビティの内側面から
樹脂ランスを突設し、キャビティ内に端子金具を挿入す
ると、端子金具によって押圧されることで樹脂ランスが
一旦撓み変形し、端子金具が正規深さに達すると樹脂ラ
ンスが弾性復帰するとともに端子金具の被係止部に対し
て係止されるものについても本発明を適用することがで
きる。 (3)上記した実施形態では、雌側の端子金具について
示したが、筒状の本体部からタブが突設される構成の雄
側の端子金具についても本発明を同様に適用することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係るハウジングと端子
金具の斜視図
【図2】端子金具の正面図
【図3】リテーナを仮係止位置に装着したハウジングの
部分横断面図
【図4】リテーナを本係止位置に装着したハウジングの
部分横断面図
【図5】不正な挿入姿勢とされた端子金具とキャビティ
との関係を示す拡大背面図
【図6】本発明の第2実施形態に係るハウジングと端子
金具の斜視図
【図7】端子金具の正面図
【図8】リテーナを仮係止位置に装着したハウジングの
部分横断面図
【図9】リテーナを本係止位置に装着したハウジングの
部分横断面図
【図10】本発明の第3実施形態に係るハウジングの背
面図
【符号の説明】
10,10A,10B…ハウジング 11,11A,11B…キャビティ 12,12A…リテーナ取付孔 14,14A…リテーナ(抜け止め手段) 16,16A…係止部 20,20A…端子金具 21,21A…基板(対向辺) 22,22A,23,23A…側板(側部) 22a,22Aa,23a,23Aa…側板の上部(側
部のうち幅狭領域を構成する部分) 22Ab,23Ab…側板の中部(テーパ部分) 24,24A,25,25A…突板(対向辺) 26,26A…本体部 30,30A…被係止部 31,31A…弾性接触片 M…雄端子(相手の端子) Ta…幅狭領域 Tc…幅広領域
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 川瀬 治 三重県四日市市西末広町1番14号 住友電 装株式会社内 (72)発明者 辻 健司 三重県四日市市西末広町1番14号 住友電 装株式会社内 Fターム(参考) 5E087 EE04 EE14 FF07 GG13 GG26 MM03 MM18 RR04 RR49

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コネクタハウジングのキャビティ内に挿
    入される端子金具であって、略筒状の本体部を備えたも
    のにおいて、 前記本体部は、外幅寸法の縮小された非対称形状に形成
    されており、この本体部の外形に沿う形状に形成された
    前記キャビティに対する挿入姿勢が不正だった場合に本
    体部がキャビティの周縁に突き当たってその挿入動作が
    規制されるようになっていることを特徴とする端子金
    具。
  2. 【請求項2】 前記本体部が略角筒状に形成されるとと
    もに、その両対向辺の外幅寸法が互いに異なる設定とさ
    れ、さらに前記両対向辺を繋ぐ側部が、両対向辺のうち
    外幅寸法が大きい辺側から小さい辺側にかけて両側部間
    の幅寸法を連続して減少させるか、その一部に等幅部分
    を含むように形成されていることを特徴とする請求項1
    記載の端子金具。
  3. 【請求項3】 前記本体部内に挿入される相手の端子に
    対して弾性接触可能な弾性接触片が備えられているもの
    において、 前記弾性接触片が前記両対向辺のうち外幅寸法が大きい
    辺側から折り返して形成されていることを特徴とする請
    求項2記載の端子金具。
  4. 【請求項4】 前記両対向辺を繋ぐ側部が途中で屈曲さ
    れることで、前記本体部内の空間が幅狭領域と幅広領域
    とに分けて形成され、このうち幅広領域内には、前記弾
    性接触片が配されるのに対し、幅狭領域内には、前記相
    手の端子が挿入可能とされ、且つ両対向辺を繋ぐ側部の
    うち幅狭領域を構成する部分の内面が相手の端子の外縁
    に当接可能とされていることを特徴とする請求項3記載
    の端子金具。
  5. 【請求項5】 前記コネクタハウジングのキャビティ内
    に挿入された状態では、前記本体部に設けられた被係止
    部に抜け止め手段が係止されることでキャビティからの
    抜け止めが図られるものにおいて、 前記両対向辺を繋ぐ側部は、テーパ状に形成されるとと
    もに、そのテーパ部分が前記被係止部を構成しているこ
    とを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれかに記
    載の端子金具。
  6. 【請求項6】 上記した請求項1ないし請求項5のいず
    れかに記載された端子金具を備えるコネクタであって、 コネクタハウジングには、キャビティを横切って側方に
    開口して形成されることで係止部を有するリテーナを差
    し込み可能なリテーナ取付孔が設けられており、前記コ
    ネクタハウジングに対して前記リテーナが、前記係止部
    が前記キャビティから退避して配される仮係止位置と、
    係止部がキャビティ内に進入して前記端子金具の本体部
    に設けられた被係止部に係止される本係止位置との間を
    移動可能に装着され、さらに前記仮係止位置では係止部
    が、前記リテーナ取付孔のうち前記端子金具の本体部に
    おける両対向辺間の位置で、且つ本体部の最大外幅寸法
    内に配されるようになっていることを特徴とするコネク
    タ。
  7. 【請求項7】 上記した請求項2ないし請求項5のいず
    れかに記載された端子金具を備えるコネクタであって、 コネクタハウジングには、複数のキャビティが前記端子
    金具の本体部の両対向辺とほぼ平行な向きに並んで設け
    られるとともに、隣り合うキャビティが、端子金具の本
    体部の両対向辺を互いに反転させる向きで収容できるよ
    うに形成されていることを特徴とするコネクタ。
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