JP2003130250A - ストップバルブ - Google Patents

ストップバルブ

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Publication number
JP2003130250A
JP2003130250A JP2001325313A JP2001325313A JP2003130250A JP 2003130250 A JP2003130250 A JP 2003130250A JP 2001325313 A JP2001325313 A JP 2001325313A JP 2001325313 A JP2001325313 A JP 2001325313A JP 2003130250 A JP2003130250 A JP 2003130250A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
valve
bonnet
handle
spindle
valve body
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP2001325313A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuhiro Kimura
和弘 木村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sekisui Chemical Co Ltd filed Critical Sekisui Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】バルブの閉操作のときに、弁体の締め切り状態
が過剰になるのを防止でき、小さい力でバルブの開操作
を行えるストップバルブを提供すること。 【解決手段】ハンドル6とボンネット2との間のスピン
ドル3に雄ネジ32が設けられ、この雄ネジ32にハン
ドル6とボンネット2の間隔を規制する2個のナット8
が互いに密接して螺合されているストップバルブ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ストップバルブに
関する。
【0002】
【従来の技術】従来のストップバルブにおいては、ハン
ドルを廻すことにより弁体を弁座に対して接近または離
反させることで、流路の開閉を行うようになっている。
しかしながら、弁を閉じる際に、弁体の弁座への締付け
状態を調節する機構がないため、閉めすぎて弁体または
弁座を損傷し、寿命を縮める原因となっていた。
【0003】このような問題点を解消するストップバル
ブとして、たとえば実開昭58−165379号公報に
て、ハンドル6aとボンネット2aとの間のスピンドル3
aに両者の間隔を規制する短筒状体8aを被嵌したものが
知られている(図3を参照)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ストップバルブでは、短筒状体8aの材質がハンドル6a
やボンネット2aと同じ硬質塩化ビニル樹脂製のもので
あるため、流路を閉じた状態から開の状態に流路の開操
作を行う際に、ハンドル操作に大きな力を要し、操作性
が悪いという問題があった。
【0005】また、短筒状体8aは射出成形品であるた
め、成形条件などによって、その長さにばらつきが生じ
る。そのため、流路の開閉操作を行う作業者によって
は、弁の締め切り状態が過剰となり、バルブ本体1aや
弁体部分に過大な応力が発生し、バルブの耐久性が低下
したり、弁体5aの変形によって止水性能が低下するな
どの問題があった。
【0006】さらに、弁体5aの変形によって止水性能
が低下した場合、止水性能の回復調整を行うことはほぼ
不可能であった。なお、図3において、4aは弁体フォ
ルダー、7aは円筒状のガイド筒体、11aは弁座であ
る。
【0007】本発明の目的は、バルブの閉操作のとき
に、弁体の締め切り状態が過剰になるのを防止でき、し
かも、小さい力でバルブの開操作を行えるストップバル
ブを提供することである。
【0008】また、本発明の目的は、弁体の締め切り状
態の調整を容易に行えるストップバルブを提供すること
である。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
ハンドルとボンネットとの間のスピンドルに雄ネジが設
けられ、この雄ネジに、前記ハンドルとボンネットの間
隔を規制する2個のナットが互いに密接して螺合されて
いるストップバルブである。
【0010】なお、スピンドルへの2個のナットの螺合
は、たとえばストップバルブの組立ての際に、ボンネッ
トの上面から上方に突出しているスピンドルの所定位置
に螺合して配置すればよい。
【0011】請求項2記載の発明は、請求項1記載のス
トップバルブにおいて、ボンネットの上面に、低摩擦抵
抗値を有する薄肉のリング体がスピンドルを挿通して載
置されているものである。リング体としては、ポリテト
ラフルオロエチレン樹脂製のものが好ましい。リング体
の厚みは0.1〜2.0mm、好ましくは0.5〜1.0
mm程度あればよい。
【0012】
【作用】請求項1記載の発明では、ハンドルとボンネッ
トとの間のスピンドルに雄ネジが設けられ、この雄ネジ
に、ハンドルとボンネットの間隔を規制する2個のナッ
トが互いに密接して螺合されているので、ハンドルを廻
してバルブの流路を閉じるときに、ナットの下面がボン
ネットの上面に当接することで、ハンドルがナットによ
り規制されて閉め過ぎとなることが防止される。このた
め、弁体や弁座の損傷が防止される。
【0013】また、2個のナットが互いに密接してスピ
ンドルに螺合されているので、流路の開閉操作を繰り返
し行っても、両ナットの位置はずれることがない。そし
て、止水性能が低下した場合、両ナットを緩めてその位
置をたとえば下方にずらし、再度、両ナットを締め付け
て密接させることで止水性能の回復調整を容易に行える
【0014】請求項2記載の発明では、ボンネットの上
面に、低摩擦抵抗値を有する薄肉のリング体がスピンド
ルを挿通して載置されているので、作業者は小さい力で
バルブの開操作を行える。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1および図2は本発明のストッ
プバルブの第一実施例を示すものであり、図1は全開状
態を示す縦断面図、図2は全閉状態を示す縦断面図であ
る。
【0016】図において、1はバルブ本体(弁箱)、2
はボンネット、3はスピンドルであり、このスピンドル
3の先端に弁体ホルダー4を介して弁体5が取り付けら
れ、スピンドル3の上端に取り付けられたハンドル6を
廻すことにより、弁体5がバルブ本体1の弁座11に向
けて接近、離反するように、スピンドル3の雄ネジ31
がボンネット2の雌ネジ21に螺合して取り付けられ、
ボンネット2はバルブ本体1の弁室12の外周面に取り
付けられている。弁体5はポリプロピレン樹脂製のもの
である。
【0017】7は円筒状のガイド筒体であり、バルブ本
体1の弁室12内にシールリングを介して水密状に嵌入
されている。このガイド筒体7内に上記弁体5が取り付
けられた弁体ホルダー4が下方に摺動して、弁体5を正
確に弁座11に当接できるようにされている。なお、ガ
イド筒体7と弁体ホルダー4との間もシールリングを介
して水密状とされている。そして、ハンドル6を廻して
弁体5を弁座11に対して接近または離反させること
で、流路の開閉を行うようになっている。
【0018】そして、本発明のストップバルブでは、図
に示すように、ハンドル6の下面とボンネット2の上面
との間に位置しているスピンドル3の外周面に雄ネジ3
2が設けられ、この雄ネジ32に、2個のナット8の雌
メジ81が螺合されている。上下のナット8、8は互い
に逆向きに締め付けられて互いに密接されている。ナッ
ト8はハンドル6とボンネット2の間隔を一定間隔に規
制する機能を果たすものである。
【0019】また、ボンネット2の上面には、ポリテト
ラフルオロエチレン樹脂製のシートリング9がスピンド
ル3を挿通して載置されている。このシートリング9の
厚みは約1.0mmである。シートリング9がポリテトラ
フルオロエチレン樹脂製のものであることにより、図2
に示すバルブの流路を閉じた状態から、ハンドル6を廻
して、図1に示すバルブの流路を開いた状態にする際
に、従来に比べて、作業者は小さな力でもってハンドル
6を廻して弁体5を弁座11から離反させることができ
る。なお、シートリング9、弁体5およびシールリング
以外のものはすべて硬質塩化ビニル樹脂製のものであ
る。
【0020】また、スピンドル3からハンドル6を取り
外すことなく、両ナット8を緩めて位置をずらすこと
で、微調整を容易に行える
【0021】上記実施例においては、バルブ本体1の両
端部の接続形態をフランジ式としたが、このフランジ式
に代えて、ネジ式や接着式あるいは融着式としてもよ
い。
【0022】
【発明の効果】請求項1記載の発明では、ハンドルとボ
ンネットとの間のスピンドルに雄ネジが設けられ、この
雄ネジにハンドルとボンネットの間隔を規制する2個の
ナットが互いに密接して螺合されているので、ハンドル
を廻してバルブの流路を閉じるときに、ナットの下面が
ボンネットの上面に当接するので、ハンドルの回動がナ
ットにより規制されて閉め過ぎとなることが防止され、
弁体や弁座の損傷が防止される。
【0023】また、2個のナットが互いに密接してスピ
ンドルに螺合されているので、流路の開閉操作を繰り返
し行っても、両ナットの位置はずれることがない。さら
に、長期にわたって弁体の締め切り状態の調整を容易に
行える。
【0024】請求項2記載の発明では、ボンネットの上
面に、低摩擦抵抗値を有する薄肉のリング体がスピンド
ルを挿通して載置されているので、小さい力でバルブの
開操作を行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のストップバルブの第1実施例を示す全
開状態の縦断面図である。
【図2】本発明のストップバルブの第1実施例を示す全
閉状態の縦断面図である。
【図3】従来のストップバルブを示す半縦断面図であ
る。
【符号の説明】
1 バルブ本体 11 弁座 12 弁室 2 ボンネット 3 スピンドル 32 雄ネジ 4 弁体ホルダー 5 弁体 6 ハンドル 7 ガイド筒体 8 ナット 81 雌メジ 9 シートリング

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ハンドルとボンネットとの間のスピンドル
    に雄ネジが設けられ、この雄ネジに、前記ハンドルとボ
    ンネットの間隔を規制する2個のナットが互いに密接し
    て螺合されていることを特徴とするストップバルブ。
  2. 【請求項2】ボンネットの上面に、低摩擦抵抗値を有す
    る薄肉のリング体がスピンドルを挿通して載置されてい
    る請求項1記載のストップバルブ。
JP2001325313A 2001-10-23 2001-10-23 ストップバルブ Withdrawn JP2003130250A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010276188A (ja) * 2009-06-01 2010-12-09 Sekisui Chem Co Ltd バルブ

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