JP2003122820A - 番組制作支援方法、番組配信システム、サーバ装置、およびプログラム - Google Patents

番組制作支援方法、番組配信システム、サーバ装置、およびプログラム

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JP2003122820A
JP2003122820A JP2001312280A JP2001312280A JP2003122820A JP 2003122820 A JP2003122820 A JP 2003122820A JP 2001312280 A JP2001312280 A JP 2001312280A JP 2001312280 A JP2001312280 A JP 2001312280A JP 2003122820 A JP2003122820 A JP 2003122820A
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JP
Japan
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program
information
plan
investor
investment
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JP2001312280A
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English (en)
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Yukiko Inada
有紀子 稲田
Seiji Kono
誠司 河野
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 効率的な番組制作に好適なシステム等を提供
する。 【解決手段】 番組制作会社のサーバ100は、番組企
画案がリスト表示された番組企画案情報をインターネッ
ト10を介して端末200に提示する。端末200のユ
ーザは、番組企画案情報を閲覧し、出資したい番組企画
案があれば、その旨および出資額を示す情報をサーバ1
00に通知する。サーバ100は、所定期間の間、端末
200からの出資申し込みを受け付ける。サーバ100
は、受け付けた出資額の合計と予定制作費とを比較し、
番組制作可能か否かを判断する。番組制作が可能である
場合は、出資者に対し所定の課金処理を行う。番組制作
会社は、収集した出資金で番組を制作し、サーバ100
からインターネット10を介して端末200に番組を配
信する。サーバ100は、出資者の端末200に、番組
の企画参加のための所定のページを送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、番組制作支援方
法、番組配信システム、サーバ装置、およびプログラム
に関する。
【0002】
【従来の技術】地上波放送をはじめとする従来の番組放
送(例えば、テレビ放送)における番組制作では、番組
制作会社が番組を制作し、その番組をテレビ局などの放
送局が放送するのが一般的である。この場合、番組の著
作権、放映権等は放送局に帰属する場合がほとんどであ
る。
【0003】このため、番組制作会社が番組制作過程で
創作したキャラクターやロゴなどについて、番組制作会
社が二次使用などで活用することができない。また、ス
ポンサー料や放映料などは番組制作会社には還元され
ず、単に制作費が支払われるだけである場合が多い。
【0004】一方で、ディジタル多チャンネル放送やケ
ーブルテレビなどの放送形態の増加に伴い、番組を供給
する番組制作会社の需要は拡大しつつある。したがっ
て、これら番組制作会社がよりリーズナブルに利益回収
できる手法の確立が望まれる。このような状況におい
て、昨今のインターネット技術の急速な進歩により、イ
ンターネット放送が放送の一形態として確立しつつあ
る。インターネット放送では、例えば、パーソナルコン
ピュータなどの安価な機器からでも放送(配信)するこ
とができる。つまり、従来放送局が用いていた高価な放
送機材を備えていなくても番組放送が可能となるので、
番組制作会社が制作した番組を自身で放送することも可
能となる。この場合、従来放送局に帰属していた著作権
や放映権なども番組制作会社に帰属するようになる。こ
のため、番組制作およびその放送にかかる費用の回収も
番組制作会社自身で行わねばならない。よって、こうし
た費用回収の手法の確立がより重要なものとなってい
る。
【0005】また、放送形態の多様化と多チャンネル化
により、要請される番組数も増加する傾向にある。その
ため、限られた数の番組制作会社だけでは、新たな番組
の創出にかかるアイディアが欠乏するおそれがある。さ
らに、多チャンネル化により、提供される番組やチャン
ネルがより専門化するため、視聴者の要望に応じた番組
制作が要請される。しかしながら、従来の地上波放送等
における番組作成過程を踏襲していては、このような状
況に対応できる番組制作は困難であり、新たな番組作成
の手法が望まれる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記実状に鑑
みてなされたもので、効率的な番組制作に好適な番組制
作支援方法、番組配信システム、サーバ装置、およびプ
ログラムを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の第1の観点にかかる番組制作支援方法は、
番組の企画案を示す企画案情報を取得する企画案取得ス
テップと、前記企画案取得ステップが取得した企画案を
示す情報を通信ネットワークを介して提示する企画提示
ステップと、前記企画提示ステップで提示した企画案に
示された番組の制作費を出資する出資者を前記通信ネッ
トワークを介して募集する出資者募集ステップと、前記
出資者募集ステップでの募集に応募した出資者から、前
記番組の制作費を前記通信ネットワークを介して課金し
て収集する制作費収集ステップと、前記出資者に対し所
定の特典を付与する特典付与ステップと、前記制作費収
集ステップで収集された制作費を用いて、前記企画案情
報に示される番組を制作する番組制作ステップと、を備
えることを特徴とする。
【0008】このような構成によれば、例えば、番組制
作会社などが、インターネットなどの通信ネットワーク
を介して番組企画案を提示し、出資希望者からの出資申
し込みを受け付ける。番組制作会社は、このようにして
募集した出資希望者に対し、インターネットを通じて所
定の課金処理を行うことで出資金を収集し、収集した出
資金で番組を制作する。このため、番組制作会社自身
が、不特定多数の者に番組企画案を提示し、出資希望者
からの出資金を収集することができるので、容易且つ効
率的に番組制作費を収集することができる。
【0009】さらに、出資者に対し、例えば、番組企画
への参加権などの特典を付与するので、出資者の増大に
資することができる。
【0010】上記番組制作支援方法における課金方法と
して、前記出資者募集ステップは、所定の単位出資額を
提示し、前記制作費収集ステップは、前記各出資者に対
し、前記所定の単位出資額を課金して収集してもよい。
【0011】あるいは、出資者を予め登録し、該登録さ
れた出資者から、定額課金により所定金額を定期的に課
金する定額課金ステップをさらに備え、前記出資者募集
ステップは、前記登録された出資者から、出資を希望す
る番組と希望出資額とを示す情報を収集し、前記制作費
収集ステップは、前記定額課金ステップで課金した金額
のうちから、前記出資者募集ステップで収集した希望出
資額に相当する額を、出資希望番組の制作費に割り当て
てもよい。
【0012】あるいは、前記制作費収集ステップは、前
記出資者の希望出資額を示す情報を収集し、該収集した
希望出資額情報に示される出資額の総額に基づいて、当
該番組を制作するか否かを決定し、当該番組の制作が決
定した場合、前記出資者に希望出資額を課金して収集し
てもよい。
【0013】上記番組制作支援方法において、前記特典
付与ステップは、前記出資者から、前記企画提示ステッ
プで提示される企画案に対する意見を募集してもよい。
【0014】このような構成とすることで、出資者が番
組制作会社などに、企画に対する意見を寄せることがで
きる。番組制作会社は、寄せられた意見を番組制作に反
映させることで、出資者が番組企画に参加することがで
き、出資者の増大を期待することができ、より効率的に
番組制作を進めることができる。
【0015】前記企画案取得ステップは、前記出資者か
ら、番組の企画案を取得してもよい。
【0016】このような構成とすることで、上記特典と
して、出資者に番組制作に参加させることができ、出資
者の増大が期待でき、より効率的に番組制作を進めるこ
とができる。また、番組制作会社などが外部から様々な
番組企画案を収集することができるので、新たな番組制
作にかかるアイディアを得ることができ、新鮮且つバラ
エティーに富んだ番組制作ができる。
【0017】上記番組制作支援方法において、前記企画
提示ステップは、企画された番組の制作にかかる要素の
候補(例えば、出演者の候補など)を示す情報を提示し
てもよく、この場合、前記特典付与ステップは、前記出
資者から、前記候補のうち所望する要素を指定する情報
を募集するものとすることができる。
【0018】このような構成とすることで、出資者に対
し番組企画案を提示する際には、例えば、その番組の出
演者や、監督、脚本家などの候補を提示し、出資者に所
望する者を選択させることができる。そして、これらを
集計し、人気のあった者を採用して番組制作を行うこと
により、視聴者の所望する番組を制作することができ
る。そして、この特典を出資者にのみ付与することによ
り、出資者の増大が期待でき、より効率的に番組制作を
進めることができる。
【0019】前記通信ネットワークはインターネットで
あることが望ましく、この場合、前記番組作成ステップ
は、作成した番組を前記インターネットで配信可能な形
式の番組情報として作成し、前記番組情報を前記インタ
ーネットを介して配信する番組配信ステップをさらに備
えるものとすることができる。
【0020】このような構成によれば、例えば、番組制
作会社などが自身で番組放送をすることができるので、
番組制作にかかる諸々の権利等を当該番組制作会社が所
有でき、且つ、収集した出資金を番組制作会社にかかる
費用に直接的に充当することができる。また、インター
ネット放送とすることで、例えば、出資者のみに番組を
配信するなどの配信制御を容易に行うことができる。
【0021】上記目的を達成するため、本発明の第2の
観点にかかる番組配信システムは、センタから通信ネッ
トワークを介して複数の端末に番組を配信する番組配信
システムであって、前記センタは、番組の企画案を示す
企画案情報を取得する企画情報取得部と、前記企画情報
取得部が取得した企画案情報を、当該企画に出資する出
資者を募集する旨の募集情報とともに、前記通信ネット
ワークを介して前記複数の端末に送信する企画情報送信
部と、前記企画情報送信部が送信した企画案情報に示さ
れる募集に応募する旨の応募情報を、前記通信ネットワ
ークを介して前記端末から受信する応募情報受信部と、
前記応募情報受信部が受信した応募情報の送信先の端末
に、所定の入力フォームを示す情報を前記通信ネットワ
ークを介して送信する付加情報送信部と、前記応募情報
受信部が受信した応募情報を送信した出資者に対する番
組制作費の課金処理を、前記通信ネットワークを介して
行う課金処理部と、前記課金処理部の課金処理により収
集された番組制作費を用いて制作された番組を示す番組
情報を作成する番組情報作成部と、前記番組情報作成部
が作成した番組情報を蓄積する番組情報蓄積部と、前記
番組情報蓄積部に蓄積されている番組情報を前記通信ネ
ットワークを介して配信する番組配信部と、を備えるこ
とを特徴とする。
【0022】上記番組配信システムにおいて、前記応募
情報は、当該出資者の希望出資額を示す情報を含むもの
とすることができ、この場合、前記応募情報受信部が受
信した応募情報に示される希望出資額の総額に基づい
て、当該番組を制作するか否かを決定する制作決定部を
さらに備え、前記課金処理部は、前記制作決定部が、番
組の制作を決定した場合、前記課金処理を行うものとす
ることができる。
【0023】上記目的を達成するため、本発明の第3の
観点にかかるサーバ装置は、通信ネットワークと接続す
る接続手段と、番組の企画案を取得して蓄積する企画案
取得手段と、前記企画案取得手段が取得した企画案を示
す企画案情報を、前記接続手段を制御することで前記通
信ネットワークを介して提示する企画提示手段と、前記
企画提示手段が提示した企画案情報に示される企画に出
資する者を募集する旨の出資者募集情報を作成し、作成
した出資者募集情報を、前記接続部を制御することで前
記通信ネットワークを介して提示する募集情報提示手段
と、前記募集情報提示手段が提示した出資者募集情報に
対する応募要求を示す応募情報を、前記接続部を制御す
ることで前記通信ネットワークを介して受信する応募情
報受信手段と、前記応募情報の送信元に、所定の入力フ
ォームを示す情報を、前記接続部を制御することで前記
通信ネットワークを介して送信する付加情報送信手段
と、前記出資者に対し、前記企画提示手段で提示された
企画案に示される番組の制作費の課金処理を、前記接続
部を制御することで前記通信ネットワークを介して行う
課金処理手段と、を備えることを特徴とする。
【0024】上記サーバ装置において、前記応募情報
は、前記出資者の希望出資額を示す情報を含むものとす
ることができ、この場合、前記応募情報受信手段は、受
信した応募情報に示される希望出資額の総額を算出する
総額算出手段と、前記総額算出手段が算出した希望出資
額の総額に基づいて、当該番組を制作するか否かを決定
する制作決定手段と、をさらに備え、前記課金処理手段
は、前記制作決定手段が、当該番組の制作を決定した場
合、前記課金処理を行うものとすることができる。
【0025】上記サーバ装置において、所定の電子メー
ルを作成し、前記接続部を制御することで、前記通信ネ
ットワークを介した電子メールの送受信を制御するメー
ルサーバ手段をさらに備えていてもよく、この場合、前
記メールサーバ手段は、前記制作決定手段の決定結果を
示す電子メールを作成し、当該出資者に通知するものと
することができる。
【0026】上記サーバ装置において、前記企画提示手
段により提示される企画案情報は、当該番組の制作にか
かる要素の候補(例えば、出演候補者など)を示す情報
を含んでいてもよく、この場合、前記応募情報は、出資
者が出資を希望する番組を指定する情報を含み、前記付
加情報送信手段は、前記応募情報受信手段が受信した応
募情報に示される番組に対応する前記候補のうち、当該
出資者が所望する要素を選択するための入力フォームを
示す情報を送信することが望ましい。
【0027】上記サーバ装置において、前記付加情報送
信手段は、前記企画提示手段が提示した企画案に対する
意見を入力するための入力フォームを示す情報を送信し
てもよい。
【0028】上記サーバ装置において、前記企画案取得
手段は、前記接続部を制御することで前記通信ネットワ
ークを介して外部から企画案情報を取得してもよい。
【0029】上記サーバ装置において、前記出資者によ
る出資履歴を示す情報を蓄積する出資履歴蓄積手段と、
前記出資履歴蓄積手段に蓄積された出資履歴情報に基づ
いて、各出資者についての出資傾向を分析する出資傾向
分析手段と、をさらに備えていてもよく、この場合、前
記企画提示手段は、前記出資傾向分析手段の分析結果に
基づいて番組企画案を選択して提示してもよい。
【0030】上記サーバ装置において、前記通信ネット
ワークはインターネットであることが望ましく、この場
合、前記課金処理手段の課金処理に基づいて収集された
制作費を用いて作成された番組を示す、前記インターネ
ットで配信可能な形式の番組情報を作成する番組情報作
成手段と、前記番組情報作成手段が作成した番組情報を
蓄積する番組情報蓄積手段と、前記番組情報蓄積手段に
蓄積されている番組情報を、前記接続部を制御すること
で前記インターネットを介して配信する番組配信手段
と、をさらに備えるものとすることができる。
【0031】上記サーバ装置において、前記番組配信手
段は、前記出資者に前記番組情報を配信するようにして
もよい。
【0032】上記目的を達成するため、本発明の第4の
観点にかかるプログラムは、コンピュータを、上記サー
バ装置として機能させることを特徴とする。
【0033】
【発明の実施の形態】本発明にかかる実施の形態を図面
を参照して説明する。
【0034】図1は、本発明の実施の形態にかかる番組
制作費収集システムの構成を示す図である。図示するよ
うに、番組制作支援システム1は、インターネット1
0、番組制作会社のサーバ100、および、複数の端末
200〜200、から構成されている。
【0035】インターネット10は、サーバ100と複
数の端末200とを相互接続し、両者間の情報伝達を媒
介する通信ネットワークである。インターネット10
は、例えば、TCP/IP(Transmission Control Pro
tocol/Internet Protocol)などの所定の通信プロトコ
ルに基づいた通信ネットワークである。この場合、サー
バ100は、例えば専用線などでインターネット10に
接続される。また、複数の端末200は、所定のプロト
コル変換を行うゲートウェイ装置(不図示)などを介し
てインターネット10に接続される。ゲートウェイ装置
には、例えば、専用線、公衆回線網、ISDN回線網、
移動体通信回線網、ケーブルテレビ(CATV)網、有
線放送網、無線通信網などのいずれか、又はこれらの複
合を介して接続するものとする。
【0036】サーバ100は、例えば、メインフレーム
やワークステーション、またはパーソナルコンピュータ
などの情報処理装置から構成される。本実施の形態で
は、サーバ100は番組制作会社に設置されているもの
とする。この番組制作会社は、映像番組の制作会社であ
り、制作した番組は、インターネット10を介して放映
(配信)されるものとする。
【0037】サーバ100の構成を図2のブロック図を
参照して説明する。図示するように、サーバ100は、
制御部110、通信部120、ウェブサーバ部130、
メールサーバ部135、企画案情報データベース14
0、出資情報データベース150、番組情報データベー
ス160、入力部170、および出力部180から構成
される。
【0038】制御部110は、例えば、CPU(Centra
l Processing Unit:中央演算処理装置)などから構成
され、サーバ100の各部を制御する。また、図示しな
いメモリなどに記憶されている所定のプログラムを実行
し、後述する各処理を行う。
【0039】通信部120は、例えば、ルータなどの通
信装置から構成され、サーバ100とインターネット1
0とを接続し、各種情報の送受信を行う。
【0040】ウェブサーバ部130は、例えば、図示し
ないハードディスク装置などの記憶装置を備え、例え
ば、CGI(Common Gateway Interface)などの動作機
構に対応したプログラム(以下、「CGIプログラム」
とする)を記憶している。このCGIプログラムが制御
部110により実行されることで、端末200からのリ
クエストやレスポンスに応じた所定のウェブページを示
すウェブページデータが動的に作成される。制御部11
0は通信部120を制御し、作成したウェブページデー
タを、例えば、HTTP(Hyper Text Transfer Protoc
ol)やTCP/IP(Transfer Control Protocol/Inte
rnet Protocol)などの所定の通信プロトコルに基づい
て、適宜端末200に送信する。また、送信したウェブ
ページデータに呼応する情報を端末200から受け付
け、受け付けた情報を処理する。
【0041】メールサーバ部135は、制御部110の
指示に基づいて所定の電子メールを作成するとともに、
例えば、SMTP(Simple Mail Transfer Protocol)
などの所定の通信プロトコルに基づいて、作成した電子
メールを所定の送信先に送信する。
【0042】企画案情報データベース140は、例え
ば、ハードディスク装置などの書換可能な記憶装置から
構成され、番組企画案を示す企画案情報を蓄積する。こ
の企画案情報には、番組企画案として、例えば、タイト
ル、作品時間、出演者、番組構成、番組内容、などを示
すテキスト情報や、例えば、番組展開を説明するための
絵コンテや出演者の写真などを示す画像情報などが含ま
れるものとする。また、企画案情報データベース140
には、蓄積されている提案情報の関連情報を記録した、
図3に示すような企画案情報参照テーブルが記憶されて
いる。図3に示すように、企画案情報参照テーブルに
は、各企画案情報に割り当てられた「識別番号」、各企
画案に対する出資応募の期限日、企画された番組のタイ
トル、企画された番組の予定制作費、適用可能な出資方
法を示すコード、などを示す情報、および対応する企画
案情報を指定するファイル名(図中「コンテンツ」)、
などが記録されている。
【0043】出資情報データベース150は、例えば、
ハードディスク装置などの書換可能な記憶装置から構成
されている。出資情報データベース150に蓄積される
情報の例を図4に示す。図示するように、出資情報デー
タベース150には、出資額分配参照テーブル(図4
(a))と応募出資額情報テーブル(図4(b))とが
記録される。
【0044】出資額分配参照テーブルには、後述する各
出資方法について、番組制作費に応じて算出される出資
額単価が記録される。本実施の形態では、番組の制作費
に基づいて出資額単価が決定されるものとする。また、
複数種類の出資方法が用意されるものとし、各出資方法
により、出資単価が異なる。出資額分配参照テーブル
は、各出資方法の単価を番組制作費に基づいて算出する
ためのテーブルである。
【0045】応募出資額情報テーブルには、各番組企画
について、出資希望者から応募された出資額を示す情報
が記録される。図4(b)に示すように、番組企画情報
の識別番号をキーとしたテーブルが作成され、各テーブ
ルは、出資者を識別するためのID(出資者ID)をキ
ーとしたレコードが作成される。各レコードには、出資
者の電子メールアドレス、当該出資者が選択した出資方
法を示すコード、および希望出資額、などを示す情報が
記録されるとともに、各レコードについて、出資額の合
計を示す情報が記録されている。
【0046】番組情報データベース160は、例えば、
ハードディスク装置などの書換可能な記憶装置から構成
され、制作された映像番組を示すデータ(番組情報)を
蓄積する。ここで、番組情報はインターネット10を介
して配信可能な形式で記述された情報である。これらの
番組情報は、例えば、ストリーミング配信などの手法に
より配信されるものである。
【0047】入力部170は、例えば、キーボードやマ
ウスなどの入力装置から構成され、企画案情報データベ
ース140や番組情報データベース160に蓄積される
提案情報や番組情報の入力や更新に用いられる。
【0048】出力部180は、例えば、ディスプレイ装
置やプリンタなどの出力装置から構成され、制御部11
0の処理結果などを必要に応じて出力する。
【0049】端末200は、少なくとも制御部、記憶
部、入力部、及び出力部を備えた、例えば、パーソナル
コンピュータなどの情報処理装置から構成されている。
また、端末200は、例えば、モデムやTA(Terminal
Adapter:ターミナルアダプタ)などの通信装置によ
り、所定のゲートウェイ装置(例えば、ISP(Intern
etService Provider:プロバイダ)など)を介してイン
ターネット10に接続されている。端末200の記憶部
には、インターネット10を介して送信される各種ウェ
ブページデータを解釈し、ウェブページとして出力部に
出力する所定のブラウザプログラムが記憶されており、
制御部がこのブラウザプログラムを実行することで、ウ
ェブページが閲覧可能な構成となっている。
【0050】次に、本実施の形態にかかるサーバ100
による出資者募集処理を図5のフローチャートを参照し
て説明する。なお、本実施の形態では、サーバ100の
ウェブサーバ部130により、インターネット10を介
してアクセス可能なウェブサイトが開設されているもの
とする。
【0051】サーバ100の通信部120が、端末20
0が送信した番組企画案閲覧ページへのアクセス要求を
受信すると(ステップS101:Yes)、ウェブサー
バ部130は、企画案情報データベースに蓄積されてい
る番組企画案情報を取得し、図6に示すような番組企画
案閲覧ページを示すウェブページデータを作成して、要
求元の端末200に送信する(ステップS102)。
【0052】より詳細には、ウェブサーバ部130は、
アクセス要求の受信を契機に、企画案情報データベース
140にアクセスして企画案情報参照テーブルを参照
し、すべての企画案情報を取得する。そして、取得した
企画案情報を含んだウェブページデータを作成し、通信
部120を介して要求元の端末200に送信する。
【0053】なお、端末200とウェブサーバ部130
とのセッションが確立すると、ウェブサーバ部130
は、当該端末200を識別するための識別情報(例え
ば、クッキーファイルなど:以下、「端末識別情報」と
する)を作成し、当該端末200の記憶部に記憶させる
などして、以後のセッションについて通信相手を認識す
るものとする。よって、以後本処理における「端末20
0」とは、ステップS101においてアクセス要求を送
信した端末200を指すものとする。
【0054】図6に示すように、番組企画案閲覧ページ
には、各企画案について、テキスト情報および画像情報
が配置されるとともに、「出資する」ボタンが用意され
ている。この「出資する」ボタンには、対応する企画案
を識別する情報(以下、「企画識別情報」とする)が不
可視的に割り当てられている。
【0055】つまり、端末200において、ブラウザプ
ログラムにより番組企画案閲覧ページを表示させ、出資
を希望する番組企画に対応する「出資する」ボタンを選
択(クリック等)することにより、端末識別情報および
企画識別情報(これらを合わせたものを、以下「出資応
募情報」とする)が、サーバ100に送信される。
【0056】サーバ100の通信部120が、端末20
0から出資応募情報を受信すると(ステップS103:
Yes)、ウェブサーバ部130は、出資応募情報に含
まれる企画識別情報に基づいて、選択された番組企画案
に対応する、図7に示すような出資方法登録ページを作
成し、端末200に送信する(ステップS104)。
【0057】より詳細には、ウェブサーバ部130は、
企画案情報データベース140にアクセスし、企画識別
情報に対応する企画案情報参照テーブルを参照し、記録
されている情報を取得する。また、ウェブサーバ部13
0は、出資情報データベース150にアクセスし、出資
額分配参照テーブルを参照して、当該番組の制作費に対
応する各出資単価額情報を取得する。そして、企画案情
報データベース140および出資情報データベース15
0から取得した情報を含んだ出資方法登録ページを示す
ウェブページデータを作成する。
【0058】図7に示すように、出資方法登録ページに
は、企画案情報データベース140から取得した情報に
基づいた企画案識別番号やタイトル、予定制作費を示す
情報などが示されるとともに、当該番組企画案への出資
方法を示す情報がリスト表示されている。各出資方法を
示す情報には、出資情報データベース150から取得し
た関連情報、例えば、出資単価額を示す情報が含まれる
とともに、例えば、ラジオボタンなどの選択手段が付さ
れている。また、出資希望者のメールアドレスを入力す
るためのテキストボックスと、選択した出資方法を示す
情報および入力されたメールアドレスをサーバ100に
送信するための「送信」ボタンが配置されている。
【0059】ここでは、出資方法として、例えば、小口
出資、定額出資、期間契約出資、など任意の方法が用意
され、出資希望者によって選択される。小口出資とは、
例えば、番組制作会社が、予定総制作費に基づいて算出
した所定の単価額を1口とし、希望出資者が口数を指定
するものである。定額(月額)出資は、例えば、番組制
作会社が予定総制作費に基づいて算出した1人あたりの
出資額を提示し、番組の放映が決定した場合、番組の放
映期間中に月単位で課金するものである。また、期間契
約出資は、予め出資者が番組制作会社と契約(会員登
録)し、所定期間の間出資額を積み立てておき、積み立
てた出資額をどの企画案にどれだけ割り当てるかを指定
するものである。
【0060】出資希望者は、端末200を操作して所望
の出資方法を選択するとともに、必要に応じて出資額や
出資口数を示す情報(以下、「付加情報」とする)を入
力する。なお、出資方法登録ページに示されるラジオボ
タンなどの選択手段には、対応する出資方法を指定する
情報(以下、「出資方法コード」とする)が不可視的に
付されており、「送信」ボタンを選択することにより、
企画識別情報、出資方法コード、付加情報、およびメー
ルアドレスを示す情報(これらを合わせて、以下「出資
決定情報」とする)がサーバ100に送信される。
【0061】サーバ100の通信部120が、端末20
0から出資決定情報を受信すると(ステップS105:
Yes)、ウェブサーバ部130は、受信した情報を制
御部110に引き渡す。制御部110は、出資情報デー
タベース150にアクセスし、受信した出資決定情報を
応募出資額情報テーブルに登録する(ステップS10
6)。
【0062】ここで、図4(b)に示すように、応募出
資額情報テーブルは番組企画毎に用意されているので、
受信した企画識別情報に基づいて、当該番組企画用のテ
ーブルに各種情報が登録される。なお、出資額を示す情
報は、応募者が選択した出資方法に応じて算出・登録さ
れる。例えば、選択された出資方法が「小口出資」であ
る場合は、出資者が付加情報として入力した口数と単価
とを乗じた数値が出資額として登録される。
【0063】応募出資額情報テーブルに記録される出資
額を示す情報は随時合算され、合計出資額が算出され
る。図4(b)の例では、各テーブルの最下段に合計出
資額を示す数値が記録されている。
【0064】図6に示す番組企画案閲覧ページに示され
るように、出資申し込み可能期限が設定されている。制
御部110は、当該番組企画案について、申し込み期限
となったか否かを判別する(ステップS107)。
【0065】申し込み期間内である場合(ステップS1
07:No)、上述のステップS101〜S106の処
理を繰り返し実行することで、さらなる出資者の申し込
みを受け付ける。
【0066】一方、申し込み期限となった場合(ステッ
プS107:Yes)、制御部110は、ウェブサーバ
部130に指示し、番組企画案閲覧ページから、当該番
組企画案を示す情報を削除する(ステップS108)。
【0067】ステップS108での番組企画案情報の削
除を契機に、制御部110は、出資情報データベース1
50にアクセスし、当該番組企画案に対応する応募出資
額情報テーブルから合計出資額を示す情報を取得する
(ステップS109)。
【0068】制御部110は、ステップS109で取得
した合計出資額と、当該番組の予定制作費とを比較し、
出資額合計が予定制作費の所定額を充足するか否かを判
別する(ステップS110)。
【0069】ここで、出資額合計が所定額を充足しない
場合(ステップS110:No)、当該番組は制作でき
ないものと判断され、番組企画案の進行は中止される。
この場合、制御部110が、出資情報データベース15
0にアクセスし、当該番組企画に対応する応募出資額情
報テーブルから出資者のメールアドレス情報を取得し、
メールサーバ135を制御することで、出資者に対し番
組制作が中止された旨および応募に対する課金は発生し
ない旨の図8に示すような電子メールを作成して送信す
る(ステップS111)。すべての出資者への通知が完
了したことを契機に、制御部110は出資情報データベ
ース150から当該番組に対応する応募出資額情報テー
ブルを削除する。
【0070】一方、出資額合計が制作費を充足している
場合、番組制作が実現可能であるので、各出資者に対す
る所定の課金処理が実行され(ステップS112)、処
理を終了する。
【0071】ここで、ステップS112の課金処理に用
いられる方法は任意である。例えば、メールサーバ部1
35が、出資金充足により番組制作が可能となった旨を
記載した図9に示すような電子メールを出資者に送信す
る。ここで、この電子メールに、例えば、入金処理のた
めの入力フォームのページにリンクしたURL(Unifor
m Resource Locator)情報を、例えば、ハイパーリンク
などの所定のリンク形式で記載しておく。
【0072】出資者は、受信した電子メールに記載され
ているURL情報に基づいて、入金フォームページへア
クセスする。ここで、例えば、クレジットカード番号な
どを入力し、サーバ100に送信することにより、課金
処理が完了する。
【0073】以後、ステップS112での課金処理で収
集された出資金を用いて当該番組が制作され、インター
ネット10を介して配信可能な形式で番組情報データベ
ース160に蓄積される。
【0074】番組情報データベース160に蓄積された
番組情報は所定の配信スケジュールに基づいて、インタ
ーネット10を介して配信される。
【0075】ここで、番組配信の形態は任意である。例
えば、ユーザ認証などにより出資者の端末200のみに
番組情報が配信されるようにしてもよい。また、視聴者
を限定しない場合、出資者に対しては、所定の特典を付
与するようにしてもよい。出資者に特典を付与すること
により、出資者数の増大を図ることができ、効率的な番
組制作を実現することができる。
【0076】この場合、例えば、番組の企画参加を出資
者への特典としてもよい。例えば、ステップS102に
おいて提示される番組企画案提示ページとして、出資者
のみが閲覧できるページを用意し、例えば、出演候補者
を表示し、その中から所望する出演者を選択できるよう
にしてもよい。この場合の番組企画案提示ページの表示
例を図10に示す。
【0077】図示するように、この場合の番組企画案提
示ページには、通常の番組企画案提示ページと同様に、
企画内容を示すテキストや画像が表示されるとともに、
出演候補者の写真や氏名を示す情報が表示される。各出
演候補者情報には、例えば、チェックボックスなどの選
択手段が付されており、この番組企画案への出資を希望
する者は、提示された出演候補者から所望の出演者を選
択することができる。さらに、企画案に対する意見など
を入力することができるテキストボックスなども用意さ
れるものとする。
【0078】すなわち、出資を希望する者は、その旨を
サーバ100に通知する際に、所望する出演者や意見を
サーバ100に通知することができる。そして、当該番
組の制作が決定した場合、各出資者から受信した希望出
演者の情報を集計・分析し、要望の多かった出演候補者
や寄せられた意見に基づいて番組を制作をすることがで
きる。
【0079】これにより、視聴者が所望する番組を制作
することができる。また、出資者にのみ、このような特
典を付与することにで、出資希望者の増加を促すことが
できる。なお、上記の例では、出演候補者を例に示した
が、提示する情報は任意であり、例えば、監督や脚本家
などの候補者を提示するようにしてもよい。
【0080】また、上記のように出資者にのみ番組企画
案を提示する構成とした場合、企画案を不特定多数には
公表したくない場合などにも有効である。すなわち、特
定の出資予定者にのみ番組企画案のプレゼンテーション
を行うことができる。この場合、例えば、予めユーザ登
録などをしておき、番組企画案の閲覧時にユーザ認証を
行うことなどにより、閲覧できる者を制限してもよい。
あるいは、出資予定者の端末200をクローズネットワ
ークで接続し、このクローズネットワーク経由でのみ番
組企画案情報が閲覧できるようにしてもよい。
【0081】この場合、出資者の過去の出資履歴をサー
バ100が蓄積しておき、各出資者について嗜好する番
組の傾向を分析してもよい。そして、当該出資者がサー
バ100にアクセスし、番組企画案情報を閲覧する際
に、当該出資者の嗜好に合う番組企画案を選択して提示
してもよい。このような構成とすることにより、番組企
画に対する出資率を向上させることができる。
【0082】また、番組企画案自体を出資者や視聴者か
ら収集してもよい。この場合、サーバ100は、例え
ば、図11に示すような所定の入力フォームのページを
用意し、端末200から番組企画を入力・送信できるよ
うに構成すればよい。
【0083】上記実施の形態では、制作された番組をイ
ンターネット10で配信する場合を例に説明したが、番
組の配信(放映)に用いる手段はインターネットに限ら
れない。例えば、地上波放送、衛星放送、ケーブルテレ
ビなどの従来の放送形態で放映してもよい。このような
形態であっても、上述のように、サーバ100、インタ
ーネット10、および端末200を用いて、企画案の提
示、出資金の収集、希望出演者の選択、意見収集などを
行って、効率的に番組を制作することができる。
【0084】なお、本発明の実施の形態にかかるサーバ
100は、専用のシステムによらず、通常のコンピュー
タシステムを用いて実現可能である。例えば、汎用コン
ピュータに、上述のいずれかを実行するためのプログラ
ムを格納した媒体(フレキシブルディスク、CD−RO
Mなど)から当該プログラムをインストールすることに
より、上述の処理を実行するサーバ100を構成するこ
とができる。
【0085】また、コンピュータにプログラムを供給す
るための手段は任意である。例えば通信回線、通信ネッ
トワーク、通信システムなどを介して供給してもよい。
この場合、例えば、通信ネットワークの掲示板(BB
S)に当該プログラムを掲示し、これをネットワークを
介して搬送波に重畳して配信する。そして、このプログ
ラムを起動し、OSの制御下で、他のアプリケーション
プログラムと同様に実行することにより、上述の処理を
実行することができる。
【0086】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
効率的な番組制作に好適なシステム等を提供することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態にかかる番組制作費収集シ
ステムの構成を示す図である。
【図2】図1に示すサーバの構成を示すブロック図であ
る。
【図3】図2に示す企画案情報データベースに記録され
る情報の例を示す図である。
【図4】図2に示す出資情報データベースに記録される
情報の例を示す図であり、(a)は出資額分配参照テー
ブルの例を示し、(b)は応募出資額情報テーブルの例
を示す。
【図5】本発明の実施の形態にかかる出資者募集処理を
説明するためのフローチャートである。
【図6】図5に示す出資者募集処理で送信される番組企
画案提示ページの表示例を示す図である。
【図7】図5に示す出資者募集処理で送信される出資方
法登録ページの表示例を示す図である。
【図8】図5に示す出資者募集処理で送信される電子メ
ールの表示例を示す図である。
【図9】図5に示す出資者募集処理で送信される電子メ
ールの他の表示例を示す図である。
【図10】図5に示す出資者募集処理で送信される番組
企画案提示ページの他の表示例を示す図である。
【図11】本発明の実施の形態の変形例にかかる入力フ
ォームページの表示例を示す図である。
【符号の説明】
1 番組制作支援システム 100 サーバ 200〜200 端末

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】番組の企画案を示す企画案情報を取得する
    企画案取得ステップと、 前記企画案取得ステップが取得した企画案を示す情報を
    通信ネットワークを介して提示する企画提示ステップ
    と、 前記企画提示ステップで提示した企画案に示された番組
    の制作費を出資する出資者を前記通信ネットワークを介
    して募集する出資者募集ステップと、 前記出資者募集ステップでの募集に応募した出資者か
    ら、前記番組の制作費を前記通信ネットワークを介して
    課金して収集する制作費収集ステップと、 前記出資者に対し所定の特典を付与する特典付与ステッ
    プと、 前記制作費収集ステップで収集された制作費を用いて、
    前記企画案情報に示される番組を制作する番組制作ステ
    ップと、 を備えることを特徴とする番組制作支援方法。
  2. 【請求項2】前記出資者募集ステップは、所定の単位出
    資額を提示し、 前記制作費収集ステップは、前記各出資者に対し、前記
    所定の単位出資額を課金して収集する、 ことを特徴とする請求項1に記載の番組制作支援方法。
  3. 【請求項3】出資者を予め登録し、該登録された出資者
    から、定額課金により所定金額を定期的に課金する定額
    課金ステップをさらに備え、 前記出資者募集ステップは、前記登録された出資者か
    ら、出資を希望する番組と希望出資額とを示す情報を収
    集し、 前記制作費収集ステップは、前記定額課金ステップで課
    金した金額のうちから、前記出資者募集ステップで収集
    した希望出資額に相当する額を、出資希望番組の制作費
    に割り当てる、 ことを特徴とする請求項1または2に記載の番組制作支
    援方法。
  4. 【請求項4】前記制作費収集ステップは、前記出資者の
    希望出資額を示す情報を収集し、該収集した希望出資額
    情報に示される出資額の総額に基づいて、当該番組を制
    作するか否かを決定し、当該番組の制作が決定した場
    合、前記出資者に希望出資額を課金して収集する、 ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載
    の番組制作支援方法。
  5. 【請求項5】前記特典付与ステップは、前記出資者か
    ら、前記企画提示ステップで提示される企画案に対する
    意見を募集する、 ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載
    の番組制作支援方法。
  6. 【請求項6】前記企画案取得ステップは、前記出資者か
    ら、番組の企画案を取得する、ことを特徴とする請求項
    1乃至5のいずれか1項に記載の番組制作支援方法。
  7. 【請求項7】前記企画提示ステップは、企画された番組
    の制作にかかる要素の候補を示す情報を提示し、 前記特典付与ステップは、前記出資者から、前記候補の
    うち所望する要素を指定する情報を募集する、 ことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載
    の番組制作支援方法。
  8. 【請求項8】前記通信ネットワークはインターネットで
    あり、 前記番組作成ステップは、作成した番組を前記インター
    ネットで配信可能な形式の番組情報として作成し、 前記番組情報を前記インターネットを介して配信する番
    組配信ステップをさらに備える、 ことを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載
    の番組制作支援方法。
  9. 【請求項9】センタから通信ネットワークを介して複数
    の端末に番組を配信する番組配信システムであって、 前記センタは、 番組の企画案を示す企画案情報を取得する企画情報取得
    部と、 前記企画情報取得部が取得した企画案情報を、当該企画
    に出資する出資者を募集する旨の募集情報とともに、前
    記通信ネットワークを介して前記複数の端末に送信する
    企画情報送信部と、 前記企画情報送信部が送信した企画案情報に示される募
    集に応募する旨の応募情報を、前記通信ネットワークを
    介して前記端末から受信する応募情報受信部と、 前記応募情報受信部が受信した応募情報の送信先の端末
    に、所定の入力フォームを示す情報を前記通信ネットワ
    ークを介して送信する付加情報送信部と、 前記応募情報受信部が受信した応募情報を送信した出資
    者に対する番組制作費の課金処理を、前記通信ネットワ
    ークを介して行う課金処理部と、 前記課金処理部の課金処理により収集された番組制作費
    を用いて制作された番組を示す番組情報を作成する番組
    情報作成部と、 前記番組情報作成部が作成した番組情報を蓄積する番組
    情報蓄積部と、 前記番組情報蓄積部に蓄積されている番組情報を前記通
    信ネットワークを介して配信する番組配信部と、 を備えることを特徴とする番組配信システム。
  10. 【請求項10】前記応募情報は、当該出資者の希望出資
    額を示す情報を含み、 前記応募情報受信部が受信した応募情報に示される希望
    出資額の総額に基づいて、当該番組を制作するか否かを
    決定する制作決定部をさらに備え、 前記課金処理部は、前記制作決定部が、番組の制作を決
    定した場合、前記課金処理を行う、 ことを特徴とする請求項9に記載の番組配信システム。
  11. 【請求項11】通信ネットワークと接続する接続手段
    と、 番組の企画案を取得して蓄積する企画案取得手段と、 前記企画案取得手段が取得した企画案を示す企画案情報
    を、前記接続手段を制御することで前記通信ネットワー
    クを介して提示する企画提示手段と、 前記企画提示手段が提示した企画案情報に示される企画
    に出資する者を募集する旨の出資者募集情報を作成し、
    作成した出資者募集情報を、前記接続部を制御すること
    で前記通信ネットワークを介して提示する募集情報提示
    手段と、 前記募集情報提示手段が提示した出資者募集情報に対す
    る応募要求を示す応募情報を、前記接続部を制御するこ
    とで前記通信ネットワークを介して受信する応募情報受
    信手段と、 前記応募情報の送信元に、所定の入力フォームを示す情
    報を、前記接続部を制御することで前記通信ネットワー
    クを介して送信する付加情報送信手段と、 前記出資者に対し、前記企画提示手段で提示された企画
    案に示される番組の制作費の課金処理を、前記接続部を
    制御することで前記通信ネットワークを介して行う課金
    処理手段と、 を備えることを特徴とするサーバ装置。
  12. 【請求項12】前記応募情報は、前記出資者の希望出資
    額を示す情報を含み、 前記応募情報受信手段は、受信した応募情報に示される
    希望出資額の総額を算出する総額算出手段と、 前記総額算出手段が算出した希望出資額の総額に基づい
    て、当該番組を制作するか否かを決定する制作決定手段
    と、をさらに備え、 前記課金処理手段は、前記制作決定手段が、当該番組の
    制作を決定した場合、前記課金処理を行う、 ことを特徴とする請求項11に記載のサーバ装置。
  13. 【請求項13】所定の電子メールを作成し、前記接続部
    を制御することで、前記通信ネットワークを介した電子
    メールの送受信を制御するメールサーバ手段をさらに備
    え、 前記メールサーバ手段は、前記制作決定手段の決定結果
    を示す電子メールを作成し、当該出資者に通知する、 ことを特徴とする請求項12に記載のサーバ装置。
  14. 【請求項14】前記企画提示手段により提示される企画
    案情報は、当該番組の制作にかかる要素の候補を示す情
    報を含み、 前記応募情報は、出資者が出資を希望する番組を指定す
    る情報を含み、 前記付加情報送信手段は、前記応募情報受信手段が受信
    した応募情報に示される番組に対応する前記候補のう
    ち、当該出資者が所望する要素を選択するための入力フ
    ォームを示す情報を送信する、 ことを特徴とする請求項11乃至13のいずれか1項に
    記載のサーバ装置。
  15. 【請求項15】前記付加情報送信手段は、前記企画提示
    手段が提示した企画案に対する意見を入力するための入
    力フォームを示す情報を送信する、 ことを特徴とする請求項11乃至14のいずれか1項に
    記載のサーバ装置。
  16. 【請求項16】前記企画案取得手段は、前記接続部を制
    御することで前記通信ネットワークを介して外部から企
    画案情報を取得する、 ことを特徴とする請求項11乃至15のいずれか1項に
    記載のサーバ装置。
  17. 【請求項17】前記出資者による出資履歴を示す情報を
    蓄積する出資履歴蓄積手段と、 前記出資履歴蓄積手段に蓄積された出資履歴情報に基づ
    いて、各出資者についての出資傾向を分析する出資傾向
    分析手段と、をさらに備え、 前記企画提示手段は、前記出資傾向分析手段の分析結果
    に基づいて番組企画案を選択して提示する、 ことを特徴とする請求項11乃至16のいずれか1項に
    記載のサーバ装置。
  18. 【請求項18】前記通信ネットワークはインターネット
    であり、 前記課金処理手段の課金処理に基づいて収集された制作
    費を用いて作成された番組を示す、前記インターネット
    で配信可能な形式の番組情報を作成する番組情報作成手
    段と、 前記番組情報作成手段が作成した番組情報を蓄積する番
    組情報蓄積手段と、 前記番組情報蓄積手段に蓄積されている番組情報を、前
    記接続部を制御することで前記インターネットを介して
    配信する番組配信手段と、 をさらに備えることを特徴とする請求項12乃至17の
    いずれか1項に記載のサーバ装置。
  19. 【請求項19】前記番組配信手段は、前記出資者に前記
    番組情報を配信する、 ことを特徴とする請求項18に記載のサーバ装置。
  20. 【請求項20】コンピュータを、請求項12乃至19の
    いずれか1項に記載のサーバ装置として機能させるプロ
    グラム。
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