JP2003122063A - 画像形成装置及びその制御方法 - Google Patents

画像形成装置及びその制御方法

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JP2003122063A
JP2003122063A JP2001320513A JP2001320513A JP2003122063A JP 2003122063 A JP2003122063 A JP 2003122063A JP 2001320513 A JP2001320513 A JP 2001320513A JP 2001320513 A JP2001320513 A JP 2001320513A JP 2003122063 A JP2003122063 A JP 2003122063A
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JP2001320513A
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English (en)
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Hidenori Sunada
秀則 砂田
Satoru Yamamoto
悟 山本
Hideyuki Ikegami
英之 池上
Mitsuhiko Sato
光彦 佐藤
Eiichi Motoyama
栄一 本山
Shokyo Ko
松強 黄
Takashi Fujimori
貴司 藤森
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Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 デジタル画像形成装置において、個別にユ
ーザーがトナーの節約量を設定すること無しに、自動的
に印字品位を最低限確保しながらトナーの節約も行える
バランスの取れた印刷を行うことを可能にする。 【解決手段】 原稿読取手段1により原稿を読み取って
デジタル画像情報に変換し、その全画像中の各画素の濃
度の和を濃度カウンタ5でカウントして原稿の画像濃度
を検出する。そして、通常の画像形成濃度より低い濃度
の試しコピーのモードにおいて、上記検出したデジタル
画像情報の平均濃度が設定したしきい値を超えた場合
に、画像濃度自動低下処理手段7により自動的に画像形
成濃度を低下させる濃度変換を行って、印刷手段3によ
り原稿画像の印刷を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特に現像剤として
トナーを使用する画像形成装置、詳しくはユーザーが設
定する画像印字品位の切替モードに従って印字品位を変
化させる画像形成装置及びその制御方法に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】現像剤としてトナーを用いる複写装置に
おいて、通常のコピーに先立ってコピー条件やその仕上
がり状態の確認のために試しコピーを行う場合がある。
これは、ユーザーが必ずしも印字品位を通常のコピーと
同様のレベルまで求めていないことを前提にしている場
合があり、トナーの節約を図るためである。
【0003】このトナーの節約を図る技術としては、例
えば特開平7−160150号公報に見られるように、
転写条件や現像条件を変更させてトナーの消費量を節約
することが提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来の複写機におけるトナーの節約方法では、一
律に全画像領域に渡ってトナー使用量を低下させるた
め、トナー消費量が少ないテキスト文書、あるいは細線
及び淡色の画像では最低限必要な量のトナーが使用され
ず、かすれや抜けが発生してしまう場合がある。
【0005】しかし、文字や線の輪郭だけ認識できれば
十分だという目的であればこのような画像でも十分であ
るが、ハーフトーン画像が中心となるグラフィックや写
真などの場合では低濃度部分の色が抜けてしまい、コピ
ーの仕上がりの確認という試しコピーの目的が達せられ
ない。
【0006】このような場合において、トナーの使用量
低下の程度を減らすことによってかすれや抜けを抑える
ことは可能であるが、ポスターのような高濃度の画像で
はトナーの節約効果が不十分となる。このため、複数毎
の原稿の場合では個々の原稿の内容に合わせてユーザー
が一枚ごとにトナー節約モードを選択実行するしかなか
った。
【0007】本発明は、上記のような問題点に鑑みてな
されたもので、その目的は、試しコピーにおいて個別に
ユーザーがトナーの節約量を設定すること無しに、自動
的に印字品位を最低限確保しながらトナーの節約も行え
るバランスの取れた印刷を行うことが可能な画像形成装
置及びその制御方法を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係る画像形成装
置及びその制御方法は、次のように構成したものであ
る。
【0009】(1)原稿を読み取る原稿読取手段と、読
み取った原稿の画像濃度を検出する検出手段と、画像形
成濃度を低下させる際のしきい値を設定する設定手段
と、通常の画像濃度の設定で画像形成を行う第一のモー
ドと該第一のモードより画像濃度が低下する第二のモー
ドとを切り替えるための指示手段と、前記第二のモード
で動作中に前記検出手段で検出された画像濃度が前記設
定されたしきい値を超えた場合に自動的に画像形成濃度
を低下させるように濃度変換処理を行う処理手段とを備
えた。
【0010】(2)上記(1)において、原稿読取手段
は原稿台上に置かれた原稿を読み取ってデジタル画像情
報に変換し、検出手段は全画像中の各画素の濃度の和を
得るためのカウント手段を有し、処理手段は第二のモー
ドにおいて前記原稿読取手段で得られたデジタル画像情
報の全画像中の各画素の濃度和を格納する前記カウント
手段のカウント値から得られたデジタル画像情報の平均
濃度が設定されたしきい値を超えた場合に自動的に画像
形成濃度を低下させる濃度変換を行うようにした。
【0011】(3)原稿を読み取る原稿読取手段と、読
み取った原稿の画像中の分割領域に対して文字領域か画
像領域かを識別する識別手段と、前記読み取った原稿の
画像濃度を検出する検出手段と、前記分割領域ごとに画
像形成濃度を低下させる際のしきい値を設定する設定手
段と、通常の画像濃度の設定で画像形成を行う第一のモ
ードと該第一のモードより画像濃度が低下する第二のモ
ードとを切り替えるための指示手段と、前記第二のモー
ドで動作中に前記検出手段で検出された画像濃度が前記
設定されたしきい値を超えた場合に自動的に画像形成濃
度を低下させるように濃度変換処理を前記各分割領域単
位で行う処理手段とを備えた。
【0012】(4)上記(3)において、原稿読取手段
は原稿台上に置かれた原稿を読み取ってデジタル画像情
報に変換し、検出手段は各分割領域内の各画素の濃度の
和を得るためのカウント手段を有し、処理手段は第二の
モードにおいて前記原稿読取手段で得られたデジタル画
像情報の各分割領域内の各画素の濃度和を格納する前記
カウント手段のカウント値から得られたデジタル画像情
報の平均濃度が設定されたしきい値を超えた場合に自動
的に画像形成濃度を低下させる濃度変換を行うようにし
た。
【0013】(5)上記(1)ないし(4)何れかにお
いて、前記しきい値を二つ以上の値に変更させるための
指示手段を有するようにした。
【0014】(6)上記(1)ないし(4)何れかにお
いて、多色の原稿に対して画像形成を行う際に、前記し
きい値及び前記処理手段を各色ごとに保持するようにし
た。
【0015】(7)上記(6)において、各色ごとに保
持する前記しきい値を各色独立で二つ以上の値に変更さ
せるための指示手段を有するようにした。
【0016】(8)原稿台上の原稿を読み取って画像形
成を行う画像形成装置の制御方法であって、読み取った
原稿の画像濃度を検出し、操作部での指示に従って画像
形成濃度を低下させる際のしきい値を設定するととも
に、通常の画像濃度の設定で画像形成を行う第一のモー
ドと該第一のモードより画像濃度が低下する第二のモー
ドとを切り替え、前記第二のモードで動作中に前記検出
した画像濃度が前記設定したしきい値を超えた場合に自
動的に画像形成濃度を低下させるようにした。
【0017】(9)上記(8)において、原稿を読み取
ってデジタル画像情報に変換し、その全画像中の各画素
の濃度の和をカウントして原稿の画像濃度を検出し、第
二のモードにおいて前記検出したデジタル画像情報の平
均濃度が設定したしきい値を超えた場合に自動的に画像
形成濃度を低下させる濃度変換を行うようにした。
【0018】(10)原稿台上の原稿を読み取って画像
形成を行う画像形成装置の制御方法であって、読み取っ
た原稿の画像中の分割領域に対して文字領域か画像領域
かを識別するとともに、読み取った原稿の画像濃度を検
出し、操作部での指示に従って前記分割領域ごとに画像
形成濃度を低下させる際のしきい値を設定するととも
に、通常の画像濃度の設定で画像形成を行う第一のモー
ドと該第一のモードより画像濃度が低下する第二のモー
ドとを切り替え、前記第二のモードで動作中に前記検出
した画像濃度が前記設定したしきい値を超えた場合に自
動的に画像形成濃度を低下させる濃度変換を前記各分割
領域単位で行うようにした。
【0019】(11)上記(10)において、原稿を読
み取ってデジタル画像情報に変換し、各分割領域内の各
画素の濃度の和をカウントして原稿の画像濃度を検出
し、第二のモードにおいて前記検出したデジタル画像情
報の平均濃度が設定したしきい値を超えた場合に自動的
に画像形成濃度を低下させる濃度変換を行うようにし
た。
【0020】(12)上記(8)ないし(11)何れか
において、前記しきい値を二つ以上の値に変更させるよ
うにした。
【0021】(13)上記(8)ないし(11)何れか
において、多色の原稿に対して画像形成を行う際に、前
記しきい値の設定及び前記濃度変換を各色ごとに行うよ
うにした。
【0022】(14)上記(13)において、各色ごと
に保持する前記しきい値を各色独立で二つ以上の値に変
更させるようにした。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面につ
いて説明する。
【0024】〔実施例1〕本実施例では、電子写真方式
のデジタル画像形成装置として、デジタル白黒複写機を
一例に挙げて説明する。
【0025】図1は本発明に係るデジタル複写機の機能
構成を示すブロック図である。同図において、1は原稿
台上の原稿を読み取ってデジタル画像情報に変換する原
稿読取手段、2は原稿読取手段1によって読み取られた
デジタル画像情報に対して所定の画像処理を施す画像処
理手段で、ここでの画像処理はシェーディング、下地除
去、縮小拡大、回転変形等、原稿画像情報を記録紙に印
刷を行うに当たって必要な画像処理全般を指す。
【0026】3は画像処理手段2によって必要な画像処
理が行われた後のデジタル画像情報を受け取って印刷を
実行する印刷手段(プリントエンジン)で、この印刷手
段3においてレーザのON/OFF、高圧の出力、記録
材の搬送等印刷に必要な印字動作全般を行っている。4
は複写装置全般の動作状態を表示したり、ユーザーが本
複写機に対して各種設定を行ったりするための操作部
で、複写機全般の動作状態を表示する表示パネルを有し
ている。
【0027】5は画像処理手段2によって画像処理され
た状態の画像濃度を検出するための濃度カウンタ(濃度
検出手段)、6は操作部4で指定された操作内容に基づ
いて画像処理手段2に画像濃度の自動低下要求を出力す
る画像濃度自動低下指示手段、7は濃度カウンタ5のカ
ウント値に従って画像処理手段2から送られてきた画像
に対して自動的に画像形成濃度を低下させる画像濃度自
動低下処理手段である。
【0028】図2は本実施例によるデジタル複写機の一
般的な全体構成を示す断面図である。同図中、100は
複写機本体で、上部に自動原稿送り装置(DF)180
が搭載されている。101は原稿載置台としてのプラテ
ンガラス、102はスキャナで、原稿照明ランプ103
や走査ミラー104等で構成されている。そして、不図
示のモータによりスキャナ102が所定方向に往復走査
されることにより、原稿からの反射光が走査ミラー10
4〜106を介してレンズ107を透過し、イメージセ
ンサ部108内のCCDセンサに結像する。
【0029】109はレーザやポリゴンスキャナ等で構
成されている露光制御部で、イメージセンサ部108で
電気信号に変換されて後述する所定の画像処理が行われ
た画像信号に基づいて変調されたレーザ光119を感光
体ドラム111に照射する。感光体ドラム111の周り
には、1次帯電器112、現像器113、転写帯電器1
16、前露光ランプ114、クリーニング装置115が
装備されて、画像形成部110が構成されている。
【0030】上記画像形成部110において、感光体ド
ラム111は不図示のモータにより図に示す矢印の方向
に回転しており、1次帯電器112により所望の電位に
帯電された後、露光制御部109からのレーザ光119
が照射され、静電潜像が形成される。この感光体ドラム
111上に形成された静電潜像は、現像器113により
現像されて、トナー像として可視化される。
【0031】一方、右カセットデッキ121、左カセッ
トデッキ122、上段カセット123あるいは下段カセ
ット124からピックアップローラ125、126、1
27、128により給紙された記録紙は、給紙ローラ1
29、130、131、132により本体内に送られ、
レジストローラ133により転写ベルトに給送され、上
記可視化されたトナー像が転写帯電器116により転写
される。転写後の感光体ドラム111は、クリーナー装
置115により残留トナーが清掃され、前露光ランプ1
14により残留電荷が消去される。
【0032】上記トナー像が転写された記録紙は、分離
帯電器117によって感光体ドラム111から分離さ
れ、転写ベルト134によって定着器135に送られ
る。そして、定着器135で加圧、加熱によりトナーが
定着され、その後排紙ローラ136により本体100の
外に排出される。
【0033】本体100には、例えば4000枚の記録
紙を収納し得るデッキ150が装備されている。このデ
ッキ150のリフタ151は、ピックアップローラ15
2に記録紙が常に当接するように記録紙の量に応じて上
昇し、記録紙は給紙ローラ153によって本体内に送ら
れる。また、100枚の記録紙を収容し得るマルチ手差
し154も装備されている。
【0034】また、図2中、137は排紙フラッパで、
搬送パス138側と排出パス143側の経路を切り替え
る。140は下搬送パスで、排紙ローラ136から送り
出された記録紙を反転パス139を介し、裏返して再給
紙パス141に導く。左カセットデッキ122から給紙
ローラ130により給紙された記録紙も、再給紙パス1
41に導かれる。142は記録紙を画像形成部110に
再給紙する再給紙ローラである。
【0035】144は排紙フラッパ137の近傍に配置
されて、この排紙フラッパ137により排出パス143
側に切り替えられた記録紙を機外に排出する排紙ローラ
である。両面記録(両面複写)時には、排紙フラッパ1
37を上方に上げて、複写済みの記録紙を搬送パス13
8、反転パス139、下搬送パス140を介して再給紙
パス141に導く。このとき、反転ローラ145によっ
て記録紙の後端が搬送パス138から全て抜け出し、且
つ反転ローラ145に記録紙が噛んだ状態の位置まで反
転パス139に引き込み、反転ローラ145を逆転させ
ることによって搬送パス140に送り出す。
【0036】また、本体100から記録紙を反転して排
出する場合には、排紙フラッパ137を上方へ上げ、反
転ローラ145によって記録紙の後端が搬送パス138
に残った状態の位置まで反転パス139に引き込み、反
転ローラ145を逆転させることによって、記録紙を裏
返して排紙ローラ144側に送り出す。
【0037】190は本体100から排出した記録紙を
揃えて閉じる排紙処理装置で、一枚毎に排出される記録
紙を処理トレイ194で積載して揃える。一部の画像形
成の排出が終了したら、記録紙束をステイプルして排紙
トレイ192あるいは排紙トレイ193に束で排出す
る。排紙トレイ193は不図示のモータで上下に移動制
御され、画像形成動作開始前に処理トレイ194の位置
になるように移動し、以降排出された記録紙が積載され
ていくと紙面の高さが処理トレイ194の位置になるよ
うに移動する。
【0038】また、排紙トレイ193の下限を検知する
トレイ下限センサ(不図示)があり、排紙トレイ193
に約2000枚の記録紙が積載されたときに検知するよ
うになっている。191は排出された記録紙の間に挿入
する区切り紙を積載する用紙トレイ、195は排出され
た記録紙をZ折りにするZ折り機、196は排出された
記録紙の一部をまとめてセンター折りしステイプルを行
うことによって製本を行う製本機で、製本された紙束は
排紙トレイ197に排出される。
【0039】図3は上記のデジタル複写機の制御系の構
成を示すブロック図である。同図中、11はデジタル複
写機の基本的な制御を行うCPUで、入出力ポート1
2、及び制御プログラムが書き込まれたROM13と処
理を行うための作業領域用のRAM14がアドレスバ
ス、データバスにより接続されている。
【0040】入出力ポート12には、デジタル複写機を
制御するのに必要なモータ、ソレノイド、クラッチ等の
各種負荷(不図示)や、用紙位置を検知するセンサ、温
度センサ等の入出力端子(不図示)が接続されている。
そして、CPU11はROM13の内容に従って、入出
力ポート12を介して順次入出力の制御を行い、画像形
成動作を実行する。
【0041】また、CPU11には操作部4が接続され
ており、操作部4の表示手段、キー入力手段を制御す
る。操作者は、キー入力手段を通して画像形成動作モー
ドやスキャナ読み取りモード、プリント出力モードの表
示切り替えをCPU11に指示し、CPU11はデジタ
ル複写機の状態やキー入力による動作モード設定の表示
を行う。CPU11にはまた、原稿読み取り手段1で電
気信号に変換された信号を印刷手段3で記録紙に印刷で
きる形の電気信号に変換処理する画像処理部15が接続
されている。
【0042】図4は上記画像処理部15の内部構成を示
すブロック図である。図2のミラー102、105、1
06及びレンズ107を経てイメージセンサ部108の
CCDセンサで結像した原稿画像はBlack(黒)の
輝度データとして入力され、CCDセンサによりアナロ
グ電気信号に変換される。変換された画像情報は、アナ
ログ信号処理部(不図示)に入力され、サンプル&ホー
ルド、ダークレベル補正等の処理が行われた後、A/D
変換部21でアナログ/デジタル変換(A/D変換)さ
れ、このデジタル化された信号に対してシェーディング
補正(原稿を読み取るCCD等のセンサのばらつき及び
原稿照明用ランプの配光特性の補正)が行われ、その後
log変換部22に送られる。
【0043】log変換部22には入力された輝度デー
タを濃度データに変換するためのLUT(Look‐u
p‐table)が格納されており、このLUTから入
力されたデータに対応するテーブル値を出力することに
よって、輝度データを濃度データに変換する。その後、
変倍処理部23により所望の倍率に画像を変倍して、γ
補正部24に入力する。γ補正部24では、濃度データ
を出力する際に、印刷手段3の特性を考慮したLUTに
よる変換を行い、操作部4で設定された濃度値に応じた
出力の調整を行う。
【0044】上記のようにして得られた濃度データは、
画像メモリ16に送られ、画像蓄積がなされる。画像メ
モリ16は、高速のページメモリと複数のページの画像
データを蓄積可能な大容量のハードディスクを有してお
り、このハードディスクに格納された複数の画像データ
は、操作部4で指定された編集モードに応じた順序で出
力される。例えば、電子ソートの場合、自動原稿送り装
置180に置かれた原稿束の画像をハードディスクに順
に格納した後に、一旦格納した原稿の画像データをハー
ドディスクから読み出し、これを複数回繰り返して出力
する。これにより、ビンが複数あるソータと同じ役割を
果たすことができる。
【0045】上記画像メモリ16から出力された画像デ
ータは、図2の露光制御部109に送られ、前述の処理
により画像データが記録紙に形成される。
【0046】次に本実施例1の特徴である、試しコピー
の目的を達せられるだけの最低限の印字品位を確保しな
がらトナーを節約するモード(試しコピーモードと呼
ぶ)における処理について説明する。
【0047】試しコピーモードにおいては、通常の画像
形成濃度で画像形成を行う第一のモードでのコピーの前
確認となるだけの情報を持たせながら、これより濃度が
低下する第二のモードでのコピーで、かつトナーの消費
を効果的に抑えなければならない。このためには、全体
の平均濃度が高い画像に対して、さらにその画像中の濃
度が高い画素に対して濃度を下げることによって、最低
限必要な印字品位を確保する濃度は保ちつつ、必要以上
のトナーの浪費を防ぐことが可能となる。
【0048】つまり、操作部4において試しコピーモー
ドが選択された場合、画像メモリ16に格納された画像
データを露光制御部109に直接送信するのではなく、
まず濃度カウンタ5と画像濃度自動低下処理手段7に送
信し、画像データ中の全画素の濃度を濃度カウンタ5に
て足し合わせて得られた全画素の平均濃度の結果に従っ
て、画像濃度自動低下処理手段7で濃度低下の処理を行
った後に、画像メモリ16に画像データを戻して露光制
御部109に送信すれば良い。
【0049】図5は本実施例の動作を示すフローチャー
トであり、画像処理部15における画像濃度低下処理の
具体的な手続きの流れを示している。このフローチャー
トに示す制御処理は、図3のCPU11により予めRO
M13に記憶されたプログラムに従って実行されるもの
である。
【0050】まず、画像メモリ16上の画像データが印
刷手段3に送信すべく画像処理部15に送られてきたと
き、試しコピーモードが操作部4で設定されているかど
うか確認する(S1)。ここで、通常のコピーモードの
場合は、画像濃度低下処理は全く行わないで、画像デー
タを画像処理部15に戻してそのまま露光制御部109
に送信する。試しコピーモードだと判断された場合は、
濃度カウンタ5を使用して画像データ中の画素の濃度を
全画素にわたってカウントする(S2)。このとき得ら
れた値を全画素数で割ることにより、画像データの平均
濃度が得られる。
【0051】次に、上記の処理によって得られた画像デ
ータの平均濃度を所定のしきい値と比較する(S3)。
そして、しきい値のほうが高い場合には、画像データの
濃度が十分に低いため濃度低下の処理が必要ないと判断
され、濃度データは変換されないままで露光制御部10
9に送信される。ここで、上記のしきい値は、これ以上
濃度を下げるとコピー仕上がりの確認に支障をきたすと
いう画像濃度を指す。
【0052】また、上記しきい値よりも画像データの平
均濃度の方が高い場合には、画像データの現在の濃度が
コピー仕上がりの確認には支障をきたさない範囲でトナ
ーを節約することが可能な濃度にあると判断され、S4
〜S6において画像データに対して濃度を低下させるよ
うな濃度変換処理を各画素に対して行う。
【0053】すなわち、画素単位で濃度変換を行い(S
4)、順次次の画素へ移動して濃度変換を行い(S
5)、全画素に対して濃度変換が完了した後に(S
6)、画像データを露光制御部109に送信する(S
7)。
【0054】上記の濃度変換の方法については、一般的
にはいくつかの方法が提案されているが、本実施例では
図6に示すLUTを使用する。次に、この画像濃度の変
換テーブルについて説明する。
【0055】図6の実線部は濃度変換における入力デー
タと出力データの関係を表すグラフである。ここでは、
入出力データとして0x00〜0xFFの白黒256階
調データを設定する。0x00は濃度0で白を指し、値
が大きくなるにつれて濃度が高くなり、0xFFでは黒
となる。
【0056】このテーブルでは、あるしきい値より大き
な値に対して値を一定の割合で低くするように設定され
ており、図6中の網掛けになっている領域の分だけ濃度
を下げる効果がある。このしきい値は、印刷手段3の低
濃度データに対する記録紙上の濃度の発色感度が良くな
いために設けている値であり、このしきい値以下の濃度
データに対しては記録紙上の実際の濃度を確保するた
め、濃度0x00からしきい値までの濃度に対しては変
換による濃度の低下は発生させないようにテーブルを設
定している。
【0057】これにより、低濃度データにおいても記録
紙上に最低限必要な濃度を確保しながら、濃度低下の処
理を行うことが可能となる。また、図中実線の傾きは変
換による濃度低下処理後でもコピーの仕上がりを最低限
確保できるような値に設定するためである。
【0058】上記のテーブルを使って0xA0の濃度デ
ータを入力した場合は、通常コピーモードでは0xA0
の濃度データがそのまま露光制御部109に送信される
ところが、試しコピーモードにおいては濃度変換された
結果により0x60の濃度データを露光制御部109に
送信することになり、濃度を抑えた状態で画像形成が行
われる。
【0059】このように、試しコピーモード時において
全体の平均濃度が高い画像に対して高濃度の画素に濃度
低下の処理を行うことにより、印字品位を最低限確保し
ながらトナー消費を節約することが可能となる。
【0060】〔実施例2〕本発明の実施例2として、文
字判定機能付きデジタル複写機を例に挙げて説明する。
なお、本実施例の基本的な構成については、図1〜図4
及び図6と同様であるので、説明は省略する。
【0061】文字判定機能付きデジタル複写機について
は、上述の実施例1と基本的な部分は同様であるが、画
像濃度自動低下処理手段7を動作させる領域について異
なっている。以下、実施例1と異なっている画像濃度自
動低下処理手段7を動作させる領域について説明する。
【0062】本実施例では、試しコピーモードの選択結
果にかかわらず、原稿読取手段1にて原稿の読み取りを
行った際に、画像処理部15において原稿の画像信号の
輝度データを基に文字判定を行うことにより、画像全体
に比べて十分小さな領域ごとに文字領域か図形領域かを
認識させ、その領域情報を画像データと組にして持たせ
ておく。また、試しコピーモード時における画像濃度自
動低下処理手段7の動作可否を判断させるのに必要な画
像濃度のしきい値、及び画像濃度自動低下処理手段7に
おいて濃度低下の効果を持つ濃度変換用のLUTを各領
域種類別に用意する。
【0063】そして、試しコピーモードにおいて印刷の
要求があったときに各画像領域ごとにまずその領域情報
を読み出し、上記領域種類別の画像濃度のしきい値で濃
度自動低下処理の必要性を判断し、濃度自動低下処理の
必要があった場合は上記領域種類別の濃度変換用のLU
Tによって濃度変換を行い、その濃度データを露光制御
部109に送信することにより、濃度を抑えて記録紙上
に画像形成を行う。
【0064】この方法では、実施例1よりもより狭い領
域単位で濃度自動低下処理の必要性を判断でき、かつ領
域種類にあわせた効果的な濃度低下を行うことが可能と
なり、より高い精度で印字品位を最低限保ちながら、ト
ナー消費の節約を図ることが可能となる。
【0065】〔実施例3〕本発明の実施例3として、デ
ジタルカラー複写機を例に挙げて説明する。なお、本実
施例の基本的な構成についても、図1〜図4及び図6と
同様であるので、説明は省略する。
【0066】デジタルカラー複写機においても、上述の
実施例1と基本的な部分は同様であるが、多色の画像形
成に対しての扱いについて異なっている。以下、実施例
1と異なっている多色の画像形成に対しての扱いについ
て説明する。
【0067】デジタルカラー複写機においては、原稿読
取手段1により多色原稿の読み取りを行った後、その画
像情報を多色画像データとして画像メモリ16に格納す
る。当然のことながら、本カラー複写機ではその多色画
像データに対する多色による画像形成が可能である。
【0068】本実施例では、試しコピーモードにおいて
印刷の要求があったときに各色ごとに独立した画像濃度
自動低下処理手段7の動作可否を判断するのに必要な画
像濃度のしきい値、及び各色ごとに画像濃度自動低下処
理手段7において濃度低下の効果をもつ濃度変換用のL
UTを用意する。
【0069】そして、試しコピーモードにおいて印刷の
要求があったときに、各色ごとの画像領域に対して、上
記画像濃度のしきい値を用いて濃度自動低下処理の必要
性を判断し、濃度自動低下処理の必要性があった場合に
は各色ごとの上記濃度変換用のLUTによって濃度変換
を行い、その濃度データを各色の露光制御部109に送
信することによって、濃度を抑えて記録紙上に画像形成
を行う。
【0070】この方法により、例えば画面全面が黄色の
ような色のバランスが偏った画像でも効果的に黄色トナ
ーのみの節約を行うようなことが可能となる。
【0071】以上実施例1から実施例3において、試し
コピーモードに設定することによってコピー仕上がりの
確認に支障をきたさない範囲で印字品位を最低限確保
し、トナー消費の効果的な節約を図ることができる。す
なわち、画像全体の平均濃度が高い場合のみにおいて、
濃度が高い画素に対して濃度低下を行うトナー節約モー
ドを持つことにより、印字品位を確保しながら効果的に
トナーを節約することが可能なデジタル画像形成装置を
実現することができる。
【0072】したがって、試しコピーにおいて個別にユ
ーザーがトナーの節約量を設定すること無しに、自動的
に印字品位を最低限確保しながらトナーの節約も行える
バランスの取れた印刷を行うことが可能になる。
【0073】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
試しコピーにおいて個別にユーザーがトナーの節約量を
設定すること無しに、自動的に印字品位を最低限確保し
ながらトナーの節約も行えるバランスの取れた印刷を行
うことが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るデジタル複写機の機能構成を示
すブロック図
【図2】 本発明の実施例によるデジタル複写機の全体
構成を示す断面図
【図3】 実施例のデジタル複写機の制御系の構成を示
すブロック図
【図4】 実施例における画像処理部の内部構成を示す
ブロック図
【図5】 実施例の動作を示すフローチャート
【図6】 実施例における画像濃度の変換テーブルを示
す説明図
【符号の説明】
1 原稿読取手段 2 画像処理手段 3 印刷手段 4 操作部 5 濃度カウンタ 6 画像濃度自動低下指示手段 7 画像濃度自動低下処理手段 11 CPU 12 入出力ポート 13 ROM 14 RAM 15 画像処理部 16 画像メモリ 21 A/D変換部 22 log変換部 23 変倍処理部 24 γ補正部 25 画像メモリ 100 複写機本体 101 プラテンガラス 102 スキャナ 103 原稿照明ランプ 104、105、106 走査ミラー 107 レンズ 108 イメージセンサ部 109 露光制御部 110 画像形成部 111 感光体ドラム 112 1次帯電器 113 現像器 114 前露光ランプ 115 クリーニング装置 116 転写帯電器 117 分離帯電器 119 レーザ光 121 右カセットデッキ 122 左カセットデッキ 123 上段カセット 124 下段カセット 125、126、127、128、152 ピックアッ
プローラ 129、130、131、132、153 給紙ローラ 133 レジストローラ 134 転写ベルト 135 定着器 136、144 排紙ローラ 137 排紙フラッパ 138 搬送パス 139 反転パス 140 下搬送パス 141 再給紙パス 142 再給紙ローラ 143 排出パス 145 反転ローラ 150 デッキ 151 リフタ 154 マルチ手差し 180 自動原稿送り装置 190 排紙処理装置 191 用紙トレイ 192、193、197 排紙トレイ 194 処理トレイ 195 Z折り機 196 製本機
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 池上 英之 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 佐藤 光彦 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 本山 栄一 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 黄 松強 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 藤森 貴司 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 Fターム(参考) 2H027 DB01 DE07 EA18

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿を読み取る原稿読取手段と、読み取
    った原稿の画像濃度を検出する検出手段と、画像形成濃
    度を低下させる際のしきい値を設定する設定手段と、通
    常の画像濃度の設定で画像形成を行う第一のモードと該
    第一のモードより画像濃度が低下する第二のモードとを
    切り替えるための指示手段と、前記第二のモードで動作
    中に前記検出手段で検出された画像濃度が前記設定され
    たしきい値を超えた場合に自動的に画像形成濃度を低下
    させるように濃度変換処理を行う処理手段とを備えたこ
    とを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 原稿読取手段は原稿台上に置かれた原稿
    を読み取ってデジタル画像情報に変換し、検出手段は全
    画像中の各画素の濃度の和を得るためのカウント手段を
    有し、処理手段は第二のモードにおいて前記原稿読取手
    段で得られたデジタル画像情報の全画像中の各画素の濃
    度和を格納する前記カウント手段のカウント値から得ら
    れたデジタル画像情報の平均濃度が設定されたしきい値
    を超えた場合に自動的に画像形成濃度を低下させる濃度
    変換を行うことを特徴とする請求項1に記載の画像形成
    装置。
  3. 【請求項3】 原稿を読み取る原稿読取手段と、読み取
    った原稿の画像中の分割領域に対して文字領域か画像領
    域かを識別する識別手段と、前記読み取った原稿の画像
    濃度を検出する検出手段と、前記分割領域ごとに画像形
    成濃度を低下させる際のしきい値を設定する設定手段
    と、通常の画像濃度の設定で画像形成を行う第一のモー
    ドと該第一のモードより画像濃度が低下する第二のモー
    ドとを切り替えるための指示手段と、前記第二のモード
    で動作中に前記検出手段で検出された画像濃度が前記設
    定されたしきい値を超えた場合に自動的に画像形成濃度
    を低下させるように濃度変換処理を前記各分割領域単位
    で行う処理手段とを備えたことを特徴とする画像形成装
    置。
  4. 【請求項4】 原稿読取手段は原稿台上に置かれた原稿
    を読み取ってデジタル画像情報に変換し、検出手段は各
    分割領域内の各画素の濃度の和を得るためのカウント手
    段を有し、処理手段は第二のモードにおいて前記原稿読
    取手段で得られたデジタル画像情報の各分割領域内の各
    画素の濃度和を格納する前記カウント手段のカウント値
    から得られたデジタル画像情報の平均濃度が設定された
    しきい値を超えた場合に自動的に画像形成濃度を低下さ
    せる濃度変換を行うことを特徴とする請求項3に記載の
    画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記しきい値を二つ以上の値に変更させ
    るための指示手段を有していることを特徴とする請求項
    1ないし4何れかに記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 多色の原稿に対して画像形成を行う際
    に、前記しきい値及び前記処理手段を各色ごとに保持す
    ることを特徴とする請求項1ないし4何れかに記載の画
    像形成装置。
  7. 【請求項7】 各色ごとに保持する前記しきい値を各色
    独立で二つ以上の値に変更させるための指示手段を有し
    ていることを特徴とする請求項6に記載の画像形成装
    置。
  8. 【請求項8】 原稿台上の原稿を読み取って画像形成を
    行う画像形成装置の制御方法であって、読み取った原稿
    の画像濃度を検出し、操作部での指示に従って画像形成
    濃度を低下させる際のしきい値を設定するとともに、通
    常の画像濃度の設定で画像形成を行う第一のモードと該
    第一のモードより画像濃度が低下する第二のモードとを
    切り替え、前記第二のモードで動作中に前記検出した画
    像濃度が前記設定したしきい値を超えた場合に自動的に
    画像形成濃度を低下させるようにしたことを特徴とする
    画像形成装置の制御方法。
  9. 【請求項9】 原稿を読み取ってデジタル画像情報に変
    換し、その全画像中の各画素の濃度の和をカウントして
    原稿の画像濃度を検出し、第二のモードにおいて前記検
    出したデジタル画像情報の平均濃度が設定したしきい値
    を超えた場合に自動的に画像形成濃度を低下させる濃度
    変換を行うようにしたことを特徴とする請求項8に記載
    の画像形成装置の制御方法。
  10. 【請求項10】 原稿台上の原稿を読み取って画像形成
    を行う画像形成装置の制御方法であって、読み取った原
    稿の画像中の分割領域に対して文字領域か画像領域かを
    識別するとともに、読み取った原稿の画像濃度を検出
    し、操作部での指示に従って前記分割領域ごとに画像形
    成濃度を低下させる際のしきい値を設定するとともに、
    通常の画像濃度の設定で画像形成を行う第一のモードと
    該第一のモードより画像濃度が低下する第二のモードと
    を切り替え、前記第二のモードで動作中に前記検出した
    画像濃度が前記設定したしきい値を超えた場合に自動的
    に画像形成濃度を低下させる濃度変換を前記各分割領域
    単位で行うようにしたことを特徴とする画像形成装置の
    制御方法。
  11. 【請求項11】 原稿を読み取ってデジタル画像情報に
    変換し、各分割領域内の各画素の濃度の和をカウントし
    て原稿の画像濃度を検出し、第二のモードにおいて前記
    検出したデジタル画像情報の平均濃度が設定したしきい
    値を超えた場合に自動的に画像形成濃度を低下させる濃
    度変換を行うようにしたことを特徴とする請求項10に
    記載の画像形成装置の制御方法。
  12. 【請求項12】 前記しきい値を二つ以上の値に変更さ
    せるようにしたことを特徴とする請求項8ないし11何
    れかに記載の画像形成装置の制御方法。
  13. 【請求項13】 多色の原稿に対して画像形成を行う際
    に、前記しきい値の設定及び前記濃度変換を各色ごとに
    行うようにしたことを特徴とする請求項8ないし11何
    れかに記載の画像形成装置の制御方法。
  14. 【請求項14】 各色ごとに保持する前記しきい値を各
    色独立で二つ以上の値に変更させるようにしたことを特
    徴とする請求項13に記載の画像形成装置の制御方法。
JP2001320513A 2001-10-18 2001-10-18 画像形成装置及びその制御方法 Withdrawn JP2003122063A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7738800B2 (en) 2006-12-04 2010-06-15 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Printing device having plural print density range settings
KR101062058B1 (ko) 2007-04-18 2011-09-02 캐논 가부시끼가이샤 기록재의 소비량을 감소시키기 위한 화상 처리 장치 및화상 처리 방법
KR101520151B1 (ko) 2011-08-11 2015-05-13 캐논 가부시끼가이샤 화상 처리 장치, 화상 처리 방법 및 컴퓨터 판독가능한 저장 매체

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