JP2003120666A - 軸受装置 - Google Patents

軸受装置

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JP2003120666A
JP2003120666A JP2001318853A JP2001318853A JP2003120666A JP 2003120666 A JP2003120666 A JP 2003120666A JP 2001318853 A JP2001318853 A JP 2001318853A JP 2001318853 A JP2001318853 A JP 2001318853A JP 2003120666 A JP2003120666 A JP 2003120666A
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JP
Japan
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bearing
spacer
nut
fixing
strain sensor
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JP2001318853A
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English (en)
Inventor
Naohiko Suzuki
直彦 鈴木
Kiichi Shimomura
貴一 下村
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Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】高精度なロール回転精度が得られる軸受装置を
提供すること。 【解決手段】外輪と内輪の間に移動体を有する軸受2
と、その軸受2を収納するハウジングと4、側方から軸
受の外輪を固定する前ぶた5、6と、軸受けを固定する
軸受用ナット7と、前記軸受の間に距離を設ける間座3
または軸受2と軸受用ナット7の間に設置されるスペー
サーとを具備し、コンバーティング装置における主ロー
ルの軸部を支持する軸受装置において、前記間座3また
はスペーサーにひずみセンサーを取り付け、このひずみ
センサーにより応力を測定しながら、軸受用ナット7の
締め具合を調整し、軸受を固定することを特徴としてい
るので、予圧を数値で管理して、軸受用ナット7を確実
に均一に締め付けることができ、これによって軸受の適
正な組付け姿勢に調整しやすく、高精度なロール回転精
度が得られる。また、組付け調整のための時間短縮を図
ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、版胴や圧胴などの
複数のロールを回転駆動させて印刷や塗工などの加工を
行うコンバーティング装置における主ロールの軸部を支
持する軸受装置に関するものである。 【0002】 【従来の技術】一般に、グラビア印刷機やコータ機など
のコンバーティング装置は、版胴や圧胴をはじめとする
複数のロールを回転駆動させてウェブを搬送し、ロール
間でウェブに対して印刷や塗工などの所望の加工を施す
構造をしている。そして、版胴や圧胴などの主ロールに
対して高精度なロール回転精度(回転振れやスラスト方
向の振れ)が求められる場合には、組合せアンギュラ玉
軸受や複列円すいころ軸受などを用いた軸受装置が採用
されることが多い。 【0003】このような軸受を組み付ける際には、組付
け姿勢や予圧管理が非常に重要になる。特に、図1に示
す背面合せのロール軸受組付け例のように、背面合せの
組合せ軸受2を主ロール1の軸部に固定する場合には、
軸受用ナット7の締付け方が主ロール1の回転精度や軸
受剛性に大きな影響を与える。 【0004】なお、図1において、3は間座、4はハウ
ジング、5、6は前ぶたである。それぞれ、固定端側
(右側)、自由端側(左側)の両側に具備している。 【0005】図1に示すような軸受装置においては、こ
れまで軸受用ナットの締付け状態は次のようなやり方で
管理されている。すなわち、「1)軸受用ナットの締付
けをトルクレンチにより管理する。」、「2)締付け後
のロール回転精度を測定し、測定結果により締め直しを
行う。そして、場合によってはこれを繰り返す。」など
の手法により管理しているのが一般的である。 【0006】 【発明が解決しようとする課題】従来の技術で述べた軸
受用ナットの締付け管理のうち、トルクレンチによる管
理では、使用するレンチによる個体差、ボルトと雌ねじ
部の摩擦状態(潤滑油のあり、なし等)により、軸受用
ナットの締付け状態が大きく左右される。また、締付け
量と予圧の適性値との相関の判断が困難である。また、
ロール回転精度の測定と締め直しによる管理では、調整
のための負荷および時間がかかってしまうという問題が
あった。 【0007】本発明は、上記のような問題点に鑑みてな
されたものであり、その目的とするところは、軸受を固
定でき、軸受の適正な組付け姿勢に調整が可能で、高精
度なロール回転精度が得られる軸受装置を提供すること
にある。 【0008】 【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の軸受装置は、外輪と内輪の間に移動体を有
する軸受と、その軸受を収納するハウジングと、側方か
ら軸受の外輪を固定する前ぶたと、軸受けを固定する軸
受用ナットと、前記軸受の間に距離を設ける間座または
軸受と軸受用ナットの間に設置されるスペーサーとを具
備し、コンバーティング装置における主ロールの軸部を
支持する軸受装置において、前記間座またはスペーサー
にひずみセンサーを取り付け、このひずみセンサーによ
り応力を測定しながら、軸受用ナットの締め具合を調整
し、軸受を固定することを特徴としている。 【0009】 【発明の実施の形態】本発明の軸受装置は、複数のロー
ルを回転駆動させてウェブを搬送し、ロール間でウェブ
に対して印刷や塗工などの所望の加工を施すコンバーテ
ィング装置に使用するもので、そのコンバーティング装
置における主ロールを支持するためのものである。以
下、具体例を挙げて本発明の実施の形態について説明す
る。 【0010】本発明の軸受装置では、図2に示すよう
に、あらかじめ主ロール1の固定端側および自由端側両
側に対し、背面合せの組合せによる軸受(アンギュラ玉
軸受または複列円すいころ軸受)2、ロールの自重によ
るモーメントに強い構造にするために軸受間に距離を設
ける間座3、ハウジング4、前ぶた5を組み込む。そし
てこの状態から軸受用ナット7を組み込み、軸受を固定
する。前ぶた6は最後に組付ける。 【0011】そして、間座3には、図3に示すように、
予めひずみセンサーSを、軸受を固定する際に発生する
ひずみが検出できる位置に取り付ける。内輪を軸受用ナ
ット7で押さえる際に、外間座に発生するひずみをひず
みセンサーSで測定し、適正な与圧になるように確認し
ながら軸受用ナット7を締め付け、軸受内輪を固定す
る。これにより、予圧の数値管理が可能になり、適正な
予圧を軸受に与えることができる。 【0012】ひずみセンサーの取り付け位置は、ひずみ
が検出できればどこでもよく、例えば図4に示すよう
に、主ロールの内側と外側の異なる軸径を調整したり、
軸と軸受用ナット7の直角度を確保するためのスペーサ
ーを有する構成であれば、間座の有無に係わらず、スペ
ーサーにセンサーSを取り付けることで、予圧管理が可
能になる。 【0013】また、軸受が正面合せの組合せの場合に
は、図5に示すように、外輪を前ぶた6で押さえる際
に、内間座に発生するひずみをセンサーSにより測定
し、適正な予圧になるように確認しながら、ボルトを締
め付けることで、予圧管理が可能になる。 【0014】以上、本発明を実施の形態に基づいて詳細
に説明してきたが、本発明による軸受装置は、上記実施
の形態に何ら限定されるものではなく、本発明の趣旨を
逸脱しない範囲において種々の変更が可能であることは
当然である。 【0015】 【発明の効果】本発明の軸受装置は、外輪と内輪の間に
移動体を有する軸受と、その軸受を収納するハウジング
と、側方から軸受の外輪を固定する前ぶたと、軸受けを
固定する軸受用ナットと、前記軸受の間に距離を設ける
間座または軸受と軸受用ナットの間に設置されるスペー
サーとを具備し、コンバーティング装置における主ロー
ルの軸部を支持する軸受装置において、前記間座または
スペーサーにひずみセンサーを取り付け、このひずみセ
ンサーにより応力を測定しながら、軸受用ナットの締め
具合を調整し、軸受を固定することを特徴としているの
で、予圧を数値で管理して、軸受用ナットを確実に均一
に締め付けることができ、これによって軸受の適正な組
付け姿勢に調整しやすく、高精度なロール回転精度が得
られる。また、組付け調整のための時間短縮を図ること
ができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】従来のコンバーティング装置における軸受装置
を示す概略構成図である。 【図2】本発明の軸受装置の組付け例を示す説明図であ
る。 【図3】本発明の軸受装置のひずみセンサーを外間座に
取り付ける一例を示す正面図と側面図である。 【図4】本発明の軸受装置のひずみセンサーをスペーサ
ーに取り付ける応用例を示す説明図である。 【図5】本発明の軸受装置のひずみセンサーを内間座に
取り付ける応用例を示す説明図である。 【符号の説明】 1 主ロール 2 軸受 3 間座 4 ハウジング 5、6 前ぶた 7 軸受用ナット S ひずみセンサー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3J012 AB04 BB03 BB05 CB01 FB10 HB02 3J101 AA02 AA42 AA54 AA62 AA81 BA71 FA01 FA41 FA46 GA60 3J103 AA02 AA83 CA01 CA64 DA05 DA06 DA07 FA17 FA18 GA02 GA54 HA08

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 外輪と内輪の間に移動体を有する軸受
    と、その軸受を収納するハウジングと、側方から軸受の
    外輪を固定する前ぶたと、軸受けを固定する軸受用ナッ
    トと、前記軸受の間に距離を設ける間座または軸受と軸
    受用ナットの間に設置されるスペーサーとを具備し、コ
    ンバーティング装置における主ロールの軸部を支持する
    軸受装置において、前記間座またはスペーサーにひずみ
    センサーを取り付け、このひずみセンサーにより応力を
    測定しながら、軸受用ナットの締め具合を調整し、軸受
    を固定することを特徴とする軸受装置。
JP2001318853A 2001-10-17 2001-10-17 軸受装置 Withdrawn JP2003120666A (ja)

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