JP2003118652A - 商用車両用シャシー - Google Patents

商用車両用シャシー

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JP2003118652A
JP2003118652A JP2002298103A JP2002298103A JP2003118652A JP 2003118652 A JP2003118652 A JP 2003118652A JP 2002298103 A JP2002298103 A JP 2002298103A JP 2002298103 A JP2002298103 A JP 2002298103A JP 2003118652 A JP2003118652 A JP 2003118652A
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modules
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chassis
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JP2002298103A
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Detlev Beckmann
デトロフ・ベックマン
Karl-Heinz Grimm
カール−ハインツ・グリム
Georg Stefan Hagemann
ゲオルグ・シュテファン・ハーゲマン
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Mercedes Benz Group AG
Original Assignee
DaimlerChrysler AG
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    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D65/00Designing, manufacturing, e.g. assembling, facilitating disassembly, or structurally modifying motor vehicles or trailers, not otherwise provided for
    • B62D65/02Joining sub-units or components to, or positioning sub-units or components with respect to, body shell or other sub-units or components
    • B62D65/04Joining preassembled modular units composed of sub-units performing diverse functions, e.g. engine and bonnet
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D21/00Understructures, i.e. chassis frame on which a vehicle body may be mounted
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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  • Mechanical Engineering (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 車両の寸法および荷重の変更に対して簡単に
適応できるシャシーを提供する。 【解決手段】 搬送フレーム2が、車両の長手方向の中
央に延びており、車両の長手方向と平行に走り、互いに
水平方向に離隔された2つのサイドメンバ3を有し、少
なくとも搬送モジュール4を備え、前記搬送モジュール
4は、それぞれ、2つのサイドメンバ3および/または
それと隣接した搬送モジュール4に固定され、それぞれ
に、上側に開いたU字形のトラフ状の外形をもつ自耐構
造を有し、車両の両側で、該搬送モジュール4および/
またはサイドメンバ3の1つに結合された、少なくとも
1つのマウンティング・モジュール9に配置されてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、商用車両、特に大
型輸送車両用のモジュラー構成シャシーに関する。
【0002】
【従来の技術】たとえば許容積載重量によって分類され
た様々な大型輸送車両のタイプは、概して、特別な目的
用に設計され、車両タイプのそれぞれの寸法に、および
その積載重量に個別に構造的に適応されたシャシーを有
する。機能上、たとえば、燃料タンク、バッテリ用収容
容器または類似のものなどの同一の側部付属品は、概し
て、個別の車両タイプ間で交換することができず、した
がって、大量の数のタイプ毎に特有の構成部品を作製
し、在庫しておき、物流的に管理し、アセンブルしなけ
ればならない。この目的のために必要な経費は、かなり
高い。
【0003】特許文献1は、車両の長手方向に走り、車
両の横方向に互いに離隔され、「ラダー・フレーム」と
して知られているクロスメンバを用いて互いに結合され
た、2つのサイドメンバから成る中央部材を有する商用
車両用のシャシーを開示している。異なる車幅を有する
車両タイプを構成するために、サイドメンバの間のクロ
スメンバは分割されて、それぞれに共通のスリーブ内に
導入され、その結果、サイドメンバは、ラダー・フレー
ムが構成されるとき、サイドメンバの互いに対する距離
を調節することができる。その後、それぞれの車両タイ
プに望まれるフレーム幅が、スリーブにしっかりと接続
されたクロスメンバ部品によって結合される。また、そ
れぞれにサイド・フレーム・ユニットを結合することが
できる、横方向に突き出している支持体が、車両の長手
方向に対して横向きにサイドメンバ上に形成されてい
る。これらのサイド・フレーム・ユニットは、そのと
き、それに対応した、支持体と協動する保持装置を有す
る。シャシーが組立てられるとき、ここでもまた、サイ
ド・フレーム・ユニットを中央ラダー・フレームに対し
て横方向に位置決めすることが可能である。
【0004】
【特許文献1】欧州特許出願公開第980819号明細
書(特開2000―53030号公報)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、冒頭で述べ
たタイプのシャシーにおいて、車両の寸法および荷重の
変更に対して簡単に適応できるシャシーを提供しようと
するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この問題は、本発明に従
って、請求項1の特徴を有するシャシーを用いて解決さ
れる。
【0007】本発明は、少なくとも2つの平行なサイド
メンバ上に、かつ互いに取り付けられた自耐搬送モジュ
ールを用いて、シャシーの中央の搬送フレームをアセン
ブルするという一般的な概念を基にしており、搬送フレ
ームは、車両の長手方向の中央に延びており、車両の長
手方向と平行に走りかつ互いに水平方向に離隔された2
つのサイドメンバを有し、少なくとも搬送モジュール、
すなわち、駆動保護部および衝突用エレメントとして設
計され、空気/冷却剤熱交換器を受ける働きをするフロ
ント・モジュールと、内燃機関、トランスミッション、
適切な場合リターダ、ばねおよび/または減衰器を有す
る前車軸を受ける働きをするドライブ・モジュールと、
センター・モジュールと、ばねおよび/または減衰器を
有する後車軸を受ける働きをする少なくとも1つの後車
軸モジュールと、駆動保護部および衝突用エレメントと
して設計され、トレーラ結合部を受ける働きをするリア
・モジュールとを備え、前記搬送モジュールが、それぞ
れに、2つのサイドメンバおよび/またはそれと隣接し
た搬送モジュールに結合されており、それぞれに、上側
に開いたU字形のトラフ状の外形をもつ自耐構造を有
し、各搬送モジュールに、車両の両側で、その搬送モジ
ュールおよび/またはサイドメンバの1つに結合された
少なくとも1つのマウンティング・モジュールが割り当
てられる。このようにして構成された搬送フレームは、
複合構造内でのみ、すなわち搬送モジュールがサイドメ
ンバ上にかつ互いに取り付けられた後でのみ、その高い
剛性値を得る。これは、シャシーを構成するために事前
に製作された搬送フレームを頼りにすることなく、その
代わりに、所望の車両タイプに応じて、各場合に適した
搬送フレームを、それに対応する搬送モジュールを用い
て個別に作製することができることを示している。たと
えば、様々な車両タイプを作製するために、異なる長さ
のサイドメンバ、および異なる長さ、幅、数および剛性
の搬送モジュールを使用することができる。本発明によ
ると、搬送モジュールに、車両の両側で、その搬送モジ
ュールおよび/またはサイドメンバに結合されたマウン
ティング・モジュールが割り当てられる。部品の多様性
を低減するために、マウンティング・モジュールは、す
べての車両タイプに対して同一に設計されてもよい。し
たがって結果として、マウンティング・モジュールにつ
いては、数量が増加し、したがってより低価格になる。
【0008】搬送モジュールが、それぞれに下方からサ
イドメンバに結合されている実施形態は、特に有利であ
る。この手段のために、搬送モジュールの搬送構造は、
サイドメンバを介して互いにおよびその自由端にしっか
りと接続され、その結果、個別の搬送フレームの極めて
効率的な補強を達成することができる。
【0009】有利な実施形態では、すべての搬送モジュ
ールは、本質的に同じトラフ状の外形を有してもよい。
この構成の形態では、搬送フレームは、底部で、および
本質的に横方向にも閉じられた外形を得、高い剛性値を
有する。また、搬送フレームをこの外形にすることによ
って、車両の空気力学が改善される。
【0010】マウンティング・モジュールが、速動連結
手段によってサイドメンバおよび/または搬送モジュー
ルに解離可能に結合されている実施形態もまた有利であ
る。この構成により、一方でシャシーのアセンブリが単
純化される。他方、たとえば修理または維持作業の目的
のためのマウンティング・モジュールの取外しも簡単な
方式で行うことができる。
【0011】本発明のさらに重要な特徴および利点は、
従属請求項、図面、および図面に関する詳細な説明から
得ることができる。
【0012】言うまでもなく、上記に述べた特徴および
以下で説明する特徴は、本発明の範囲を逸脱することな
く、各場合に特定された組み合わせでだけでなく他の組
み合わせまたは単体でも使用することができる。
【0013】本発明の好ましい例示的な実施形態が図面
に示され、以下の説明でより詳細に説明される。同一の
参照符号は、機能上同一のまたは類似の構成部品を指す
ものである。
【0014】
【発明の実施の形態】図1および2によると、本発明に
よるシャシー1は、車両の長手方向にシャシー1のほぼ
中央に延びている搬送フレーム2を有する。この搬送フ
レーム2は、本質的に、車両の長手方向に平行に走り、
後者に対して横方向に互いに離隔された2つのサイドメ
ンバ3から成る。これらは図3および4に図示されてい
る。これらのサイドメンバ3は、図示されていないクロ
スメンバを介して互いに接続され、それによってラダー
・フレーム構造を形成してもよい。搬送フレーム2は、
さらに、車両の長手方向に前後に並べて配置され、互い
に隣接し、互いにかつサイドメンバ3と結合された複数
の搬送モジュール4を備える。
【0015】ここに示した実施形態の搬送モジュール4
は、特に、車両の長手方向に関して前から後ろへ、フロ
ント・モジュール4a、ドライブ・モジュール4b、セ
ンター・モジュール4c、後車軸モジュール4dおよび
リア・モジュール4eである。フロント・モジュール4
aは、駆動部下の保護および衝突用エレメントとして設
計されており、「ラジエータ」として知られている図示
されていない空気/冷却剤熱交換器を収容する働きをし
ていてもよい。このラジエータは通常、関連するばねお
よび/または減衰器を含めてトランスミッション6およ
び前車軸7とともにドライブ・モジュール4b内に収容
されている内燃機関5の冷却回路の一体部分を形成して
いる。また、リターダもドライブ・モジュール4b内に
収容されてもよい。トランスミッションの代わりにトラ
ンスミッション/リターダ・ユニットをドライブ・モジ
ュール4b内に収容することも同様に可能である。前車
軸7は、駆動、または駆動されない操縦可能な車軸とし
て従来通りに設計されている。センター・モジュール4
cに、たとえば駆動シャフト(図示せず)が延びていて
もよい。また、たとえば、空気圧ライン、ブレーキ・ラ
インまたは電源ケーブルなどの他のラインおよび管もま
たセンター・モジュール4c内に収容されてもよい。後
車軸モジュール4dは、同様に関連するばねおよび/ま
たは減衰要素を含めて、後車軸8を収容する働きをす
る。後車軸8は従来通りに駆動され、操縦されない。リ
ア・モジュール4eはまた、便宜上駆動部下の保護およ
び衝突エレメントとして設計されている。また、トレー
ラー・カップリングがリア・モジュール4eに取り付け
られている。
【0016】個別の搬送モジュール4はそれぞれ、上向
きに開いたU字形のトラフ(trough)状の外形に
本質的に形成された自耐構造を有する(図3および4参
照)。すべての搬送モジュール4は、便宜上、本質的に
同じトラフ状の外形を有し、それによって、個別の搬送
モジュール4の作製が標準化される。
【0017】車両の両側の搬送フレーム2には、複数の
マウンティング・モジュール9が取付けられており、こ
の場合、マウンティング・モジュール9はサイドメンバ
3および/または搬送モジュール4に結合されている。
これらのマウンティング・モジュール9は、特に、たと
えばフロント・モジュール4aに割り当てられたフロン
ト・バンパ・コーナー・モジュール9aである。これら
のフロント・バンパ・コーナー・モジュール9aは、便
宜上、それぞれ、たとえばステップの形態などの乗車補
助ユニット、およびフロント・ライト・ユニットを有す
る。これらに続いて、その中に前車軸7が走っているフ
ロント・マッドガード・モジュール9bがある。これら
のフロント・マッドガード・モジュール9bは、ドライ
ブ・モジュール4bの前方部分に割り当てられている。
ドライブ・モジュール4bの後方部分は、その後、フロ
ント・サイド・モジュール9cに割り当てられる。その
うちの一方は、たとえば、内燃機関5の排気システムを
収容する働きをし、他方は、空気フィルタを含む外気導
入路を収容する働きをする。
【0018】センター・モジュール4cは、たとえば内
燃機関5に燃料を供給するためのタンク設置物の部品が
収容されている、ミドル・サイド・モジュール9dに割
り当てられている。ミドル・サイド・モジュール9dに
隣接し、リア・マッドガード・モジュール9eがあり、
これは後車軸モジュール4dに割り当てられており、該
リア・マッドガード・モジュール9e内に後車軸8が走
っている。フロント・マッドガード・モジュール9bお
よびリア・マッドガード・モジュール9eは、便宜上、
構造的に同一の設計であり、その結果、部品の多様性が
低減される。最後に、リア・モジュール4eが、便宜上
それぞれがリア・ライト・ユニットを備えるリア・バン
パ・コーナー・モジュール9fに割り当てられている。
【0019】マウンティング・モジュール9を搬送フレ
ーム2へ取り付けるのを簡単にするため、レール状の結
合手段が用いられ、たとえば、ダブテール(蟻継ぎ)結
合の形状の、それに対応する速動連結手段が設けられて
もよい(図5)。シャシー1全体の剛性を増加させるた
めに、隣り合うマウンティング・モジュール9を互いに
結合してもよい。この場合にも、速動連結手段を用いる
のが好都合である。隣り合うマウンティング・モジュー
ル9同士の結合のうち、特にフロント・マッドガード・
モジュール9bおよびリア・マッドガード・モジュール
9eは、フロント・バンパー・コーナー・モジュール9
a、フロント・サイド・モジュール9c、ミドル・サイ
ド・モジュール9d、リア・バンパー・コーナー・モジ
ュール9fの夫々へ圧入され、係止されるという嵌入結
合が行われる。
【0020】使用された搬送モジュール4およびそれに
関連するマウンティング・モジュール9は、シャシー1
を構成するためのモジュール・システムを形成してい
る。このモジュール・システムによって、シャシー1を
構成することができ、それによって車幅および/または
車両長および/または許容積載重量に関して互いに異な
る車両タイプを作製することができる。図1および2に
示すシャシー1は、少なくともその長さLおよびその幅
Wの点で異なっている。たとえば、図1に示したシャシ
ー1は、かなり幅の狭いプラットフォーム車両の構成に
適している。一方、図2に示したシャシーは、標準的な
セミ・トレーラー・トラクタを構成するのに適してい
る。
【0021】本発明によるモジュール・システムでは、
図1および図2に示したように、異なる車幅W1および
2を作製するため、搬送モジュール4の幅Y1のみを異
なるように構成し、それに取り付けられたマウンティン
グ・モジュール9の幅X1は、全て同一であるようにす
る。即ち、異なる車幅を作製するために、それに対応し
た異なる幅Y1、Y2を有する搬送モジュール4が搬送フ
レーム2を構成するために使用されることになる。した
がって、図2による実施形態に使用された搬送モジュー
ル4の幅Y2は、図1に示す搬送モジュール4の幅Y1
りも幅広に作製されている。また、異なる車両長を作製
するために、センター搬送モジュール4cである、ただ
1つの搬送モジュール4が、便宜上異なる長さで構成さ
れ、それによって、部品の多様性ができる限り低くな
る。また、構成において本質的に後車軸モジュール4d
と対応する別の追加の車軸モジュール(図示せず)を用
いて、別の車軸をシャシー1内に一体化することが可能
である。たとえば、このような追加の車軸モジュール
を、ドライブ・モジュール4bとセンター・モジュール
4cの間に配置することができる。その他の例して、ま
たは追加の例として、このような追加の車軸モジュール
を後車軸モジュール4dの前方または後方のシャシー1
内に組み入れてもよい。
【0022】異なる車幅を作製するために同じマウンテ
ィング・モジュール9を使用することができることが、
ここに示した実施形態において特に有利である。異なる
車両長の作製の際のみ、それに応じて構成された長さを
有する実施形態が、ミドル・サイド・モジュール9d用
にも使用される。
【0023】明らかに、異なる車両長を作製するため
に、サイドメンバ3もそれに応じた寸法にされる。
【0024】本発明に従って提案された、搬送フレーム
2の構成は、各場合に、それらから構成された搬送フレ
ーム2が、常にそれぞれの車両タイプのために必要とさ
れる、必要な長さの値を有するようにして様々な搬送モ
ジュール4が構成されるという利点を有する。個別の搬
送モジュール4は、互いに本質的には異ならない。搬送
モジュール4および搬送フレーム2に対する異なる変形
形態の作製は、比較的良好な費用効果で行うことができ
る。
【0025】図3および図4において、各搬送モジュー
ル4a〜4dとサイドメンバ3との結合は、フランジ手
段を用いて行われる。具体例として、各搬送モジュール
4a〜4eは、その2つの自由端10に、L字形のショ
ルダ11を有し、それによって、搬送モジュール4が下
方からサイドメンバ3上に配置される。すなわち、ショ
ルダ11は、サイドメンバ3用の台座として働く。搬送
モジュール4のサイドメンバ3への結合は、この台座の
領域内で行われる。たとえば、搬送モジュール4は、サ
イドメンバ3に溶接、鋲(リベット)付け、またはねじ
付けされる。
【0026】互いに隣接している搬送モジュール4を互
いに接続するために、適切なフランジを付けられた結合
部が形成されてもよい。重要なことに、この場合、搬送
モジュール4とサイドメンバ3が組み立てされるとき、
全般的な、高い担持強度を有するシャシー1が得られ
る。
【0027】異なる許容積載重量を有する車両タイプを
作製しようとするとき、この点に関して、意図された車
両タイプに応じてその剛性値の点で互いに異なる、異な
る搬送モジュール4を設けてもよい。
【0028】すべての搬送モジュール4が、たとえば異
なる車幅などについて、異なる車両タイプを作製するた
めに異なる実施形態を有する場合、互いに付属するこれ
らの搬送モジュール4を結合して、搬送モジュール・グ
ループが形成される。異なる車両長を作製するために
は、このグループのうちの1つだけの搬送モジュール
4、便宜上、センター・モジュール4cのみを交換しな
ければならない。
【0029】
【発明の効果】車両の幅、長さ、許容積載重量に応じ
て、シャシーを構成する搬送フレームを搬送モジュール
を用いて個別に作製することができるので、幅、長さ、
許容積載重量の変更に対して容易に即応可能なシャシー
を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の車両タイプに対する本発明によるシャシ
ーの平面図である。
【図2】第2の車両タイプでの、図1と同様の図であ
る。
【図3】サイドメンバに接続された搬送モジュールを通
る横断面図である。
【図4】サイドメンバに接続された搬送モジュールの斜
視図である。
【図5】マウンティング・モジュール9と搬送フレーム
2との連結を表す部分平面図である。
【図6】搬送フレーム2の側面図である。
【符号の説明】
1 シャシー 2 搬送フレーム 3 サイドメンバ 4 搬送モジュール 4a フロント・モジュール 4b ドライブ・モジュール 4c センター・モジュール 4d 後車軸モジュール 4e リア・モジュール 5 内燃機関 6 トランスミッション 7 前車軸 8 後車軸 9 マウンティング・モジュール 9a フロント・バンパ・コーナー・モジュール 9b フロント・マッドガード・モジュール 9c フロント・サイド・モジュール 9d ミドル・サイド・モジュール 9e リア・マッドガード・モジュール 9f リア・バンパ・コーナー・モジュール 10 自由端 11 ショルダ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 カール−ハインツ・グリム ドイツ連邦共和国 72770 ルートリンゲ ン,ビルケンシュトラーセ 7 (72)発明者 ゲオルグ・シュテファン・ハーゲマン ドイツ連邦共和国 70327 シュトットガ ルト,アウグスブルゲル シュトラーセ 348 Fターム(参考) 3D003 AA11 BB09 CA18

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 搬送フレーム(2)を備える、商用車
    両、特に大型輸送車両用のモジュラー構成シャシーであ
    って、 前記搬送フレーム(2)は、車両の長手方向の中央に延
    びており、車両の長手方向と平行に走りかつ互いに水平
    方向に離隔された2つのサイドメンバ(3)を有し、少
    なくとも搬送モジュール(4)、すなわち、 駆動保護部および衝突用エレメントとして設計され、空
    気/冷却剤熱交換器を受ける働きをするフロント・モジ
    ュール(4a)と、 内燃機関(5)、トランスミッション(6)、適切な場
    合リターダ、ばねおよび/または減衰器を有する前車軸
    (7)を受ける働きをするドライブ・モジュール(4
    b)と、 センター・モジュール(4c)と、 ばねおよび/または減衰器を有する後車軸(8)を受け
    る働きをする少なくとも1つの後車軸モジュール(4
    d)と、 駆動保護部および衝突用エレメントとして設計され、ト
    レーラ結合部を受ける働きをするリア・モジュール(4
    e)とを備え、 前記搬送モジュール(4)が、それぞれ、2つのサイド
    メンバ(3)および/またはそれと隣接した搬送モジュ
    ール(4)に固定されており、それぞれに、上側に開い
    たU字形のトラフ状の外形をもつ自耐構造を有し、 各搬送モジュール(4)に、車両の両側で、その搬送モ
    ジュール(4)および/またはサイドメンバ(3)の1
    つに結合された少なくとも1つのマウンティング・モジ
    ュール(9)が割り当てられているモジュラー構成商用
    車両用シャシー。
  2. 【請求項2】 搬送モジュール(4)が、それぞれに、
    下方からサイドメンバ(3)に結合されていることを特
    徴とする請求項1に記載のシャシー。
  3. 【請求項3】 各搬送モジュール(4)が、トラフ状の
    外形の2つの自由端(10)に、サイドメンバ(3)の
    1つのための台座となるL字形のショルダ(11)を有
    することを特徴とする請求項2に記載のシャシー。
  4. 【請求項4】 すべての搬送モジュール(4)が、本質
    的に同じトラフ状の外形を有することを特徴とする請求
    項1から3のうちの一項に記載のシャシー。
  5. 【請求項5】 マウンティング・モジュール(9)が、
    以下のモジュール、すなわち、 フロント・モジュール(4a)に割り当てられ、それぞ
    れが乗車補助ユニットおよびフロント・ライト・ユニッ
    トを有する2つのフロント・バンパ・コーナー・モジュ
    ール(9a)および/または、 ドライブ・モジュール(4b)に割り当てられた2つの
    フロント・マッドガード・モジュール(9b)および/
    または、 ドライブ・モジュール(4b)に割り当てられ、そのう
    ちの一方が排気システムを収容する働きをし、他方が外
    気導入路を収容する働きをする、2つのフロント・サイ
    ド・モジュール(9c)および/または、 センター・モジュール(4c)に割り当てられ、そのう
    ちの少なくとも一方が燃料システムを支持する働きをす
    る2つのミドル・サイド・モジュール(9d)および/
    または、 後車軸モジュール(4d)に割り当てられた、2つのリ
    ア・マッドガード・モジュール(9e)および/また
    は、 リア・モジュール(4e)に割り当てられ、それぞれが
    リア・ライト・ユニットを有する、2つのリア・バンパ
    ・コーナー・モジュール(9f)とを含むことを特徴と
    する請求項1から4のうちの一項に記載のシャシー。
  6. 【請求項6】 フロント・マッドガード・モジュール
    (9b)およびリア・マッドガード・モジュール(9
    e)が、構造的に同一な設計であることを特徴とする請
    求項5に記載のシャシー。
  7. 【請求項7】 マウンティング・モジュール(9)が、
    速動連結手段によってサイドメンバ(3)および/また
    は搬送モジュール(4)に解離可能に結合されているこ
    とを特徴とする請求項1から6のうちの一項に記載のシ
    ャシー。
  8. 【請求項8】 搬送モジュール(4)として設計され、
    かつ、ばねおよび/または減衰器によって別の車軸を受
    ける働きをし、搬送フレーム(2)上の、ドライブ・モ
    ジュール(4b)とセンター・モジュール(4c)の間
    に、またはセンター・モジュール(4c)と後車軸モジ
    ュール(4d)の間に、または後車軸モジュール(4
    d)とリア・モジュール(4e)の間に割り当てられ、
    マウンティング・モジュールとして設計されたマッドガ
    ード・モジュールが両側に割り当てられている、少なく
    とも1つの別の追加の車軸モジュールが設けられている
    ことを特徴とする請求項1から7のうちの一項に記載の
    シャシー。
  9. 【請求項9】 追加の車軸モジュールのマッドガード・
    モジュールが、フロント・マッドガード・モジュール
    (9b)および/またはリア・マッドガード・モジュー
    ル(9e)と構造的に同一に設計されていることを特徴
    とする請求項8に記載のシャシー。
  10. 【請求項10】 車幅の互いに異なる車両タイプを構成
    するために働き、異なる幅の搬送フレーム(2)を作製
    するような寸法にされている少なくとも2つのグループ
    の搬送モジュール(4)が設けられており、これらの搬
    送モジュール・グループのそれぞれのマウンティング・
    モジュール(9)が、その幅の点で同一に設計されてい
    る、請求項1から9のうちの一項に記載のシャシーを構
    成するためのモジュール・システム。
  11. 【請求項11】 車両長に関して互いに異なる車両タイ
    プの構成用のモジュール・システムが、それに対応する
    長さに関連するミドル・サイド・モジュール(9d)を
    有する少なくとも2つの異なる長さのセンター・モジュ
    ール(4c)と、それに対応する長さの2対のサイドメ
    ンバ(3)とを有することを特徴とする請求項10に記
    載のモジュール・システム。
  12. 【請求項12】 許容積載重量に関して互いに異なる車
    両タイプの構成用のモジュール・システムが、その安定
    性の点で互いに異なる少なくとも2つのグループの搬送
    モジュール(4)を有し、前記グループの中のそれぞれ
    のマウンティング・モジュール(9)がその安定性の点
    で同一に設計されていることを特徴とする請求項10ま
    たは11に記載のモジュール・システム。
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