JP2003117935A - クッション材の製造方法 - Google Patents

クッション材の製造方法

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JP2003117935A
JP2003117935A JP2001315655A JP2001315655A JP2003117935A JP 2003117935 A JP2003117935 A JP 2003117935A JP 2001315655 A JP2001315655 A JP 2001315655A JP 2001315655 A JP2001315655 A JP 2001315655A JP 2003117935 A JP2003117935 A JP 2003117935A
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sheet
rubber
heat
vulcanization
cushioning material
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JP2001315655A
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Kazuhiko Tateishi
和彦 立石
Masayoshi Fujii
正義 藤井
Sachikazu Shimizu
祥和 清水
Hiroo Miwano
裕夫 三輪野
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Kinyosha Co Ltd
Original Assignee
Kinyosha Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】性能や厚みにバラツキがなく、効率的に大量生
産できることを課題とする。 【解決手段】熱プレス成形に使用されるクッション材の
製造方法において、長尺状の耐熱性織布の片面又は両面
に耐熱性ゴム層を設けてシート状物を得る工程と、その
シート状物13を2つ以上貼り合わせたものを熱ドラム
5とベルト9間で搬送しながら連続して加圧加硫する工
程とを具備することを特徴とするクッション材の製造方
法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、熱プレス成形に使
用されるクッション材の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】周知の如く、プリント基板、多層積層
板、液晶表示盤等の成形には、これらの構成材料を積層
し熱盤間に挟み込み、加圧加熱して成形する方法が用い
られている。一般的に、このような熱プレス成形は、成
形品の全面に渡って均等な熱と圧力を加えるために、熱
盤と成形品の間にクシション材を介在させて成形する方
法が採られている。図1はその一例であり、熱盤1、ク
ッション材2、プレス板3がそれぞれ上下から成形品4
を挟み込み、熱と圧力を加えて成形する。
【0003】これらの熱プレス成形に用いられるクッシ
ョン材2の構成としては、耐熱性ゴム、耐熱性繊維から
なる織布もしくは不織布、合成樹脂、紙、金属板等を適
宜積層し、一体化したものが用いられている。中でもゴ
ム層と繊維層を主に積層して構成されるクッション材
は、ゴムの弾性と繊維の圧縮性とを兼ね備えた性能を有
し、幅広い分野で使用されている。
【0004】一般に、ゴムは弾性に富んでいるが、ゴム
のみから構成されるクッション材は、クッション材の中
央部と端部では押圧によるゴムの変形量が異なるため、
力の伝達がばらつき均一なプレスができないと共に、強
度が不十分であった。そのため、ゴム層と共に繊維層を
積層して、繊維層の圧縮性と繊維による強度を付与した
クッション材が用いられている。
【0005】通常、クッション材の製造方法としては、
例えば次のようなものが用いられる。 プレス方式:未加硫ゴムシートと繊維層を積層したシー
ト状物を2枚の鉄板で挟み込み、熱と圧力を加え、ゴム
を加硫して一体化するプレス方式。この場合の加硫条件
は、加硫温度150〜200℃、加硫時間5〜120
分、プレス圧1〜3MPaが一般的である。
【0006】缶加硫方式:前記シート状物を金属ドラム
に何周かに渡って巻きつけ、加硫缶に入れて、150〜
170℃、1〜6時間、空気圧0.5MPa程度でゴム
を加硫し一体化する方式。 オーブン方式:前記シート状物を熱風式のオーブンに入
れて、缶加硫方式と同様の条件でゴムを加硫し一体化す
る方式。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
方式には、次のような課題があった。 プレス方式:1回のプレス加硫でプレス板のサイズまで
しか成形できないので、製品寸法に限度があるとともに
効率が悪い。
【0008】缶加硫方式:シート状物にプレス圧を加え
ることができないので、ゴムシートと繊維間の接着不良
が生じやすい。一般的には、エアーを送り込み、空気圧
をかけて加硫するが、空気圧はゴムや繊維のすべての面
にかかるのでゴムシートと繊維間の接着については効果
が期待できない。また、空気圧はプレス圧と比べて圧力
を大きくすることが困難であるので、ゴム中にエアー残
りが発生することがある。なお、ドラムにシート状物を
巻きながらもしくは巻いた後に締めてシート状物に圧力
をかけることも考えられるが、シート状物の全面に渡っ
て均一に圧力をかけることは困難であり、製品の性能や
厚みにバラツキが生じる。
【0009】オーブン方式:上記缶加硫方式と同様であ
り、またオーブン内の寸法のものしか成形することがで
きない。
【0010】本発明では、こうした事情を考慮してなさ
たもので、長尺状の耐熱性織布の片面又は両面に耐熱性
ゴム層を設けてシート状物を得た後、そのシート状物を
1つ以上貼り合わせたものを熱ドラムとベルト間で搬送
しながら連続して加圧加硫することにより、その性能や
厚みにバラツキがなく、効率的に大量生産できるクッシ
ョン材の製造方法を提供する。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、熱プレス成形
に使用されるクッション材の製造方法において、長尺状
の耐熱性織布の片面又は両面に耐熱性ゴム層を設けてシ
ート状物を得る工程と、そのシート状物又はそのシート
状物を2つ以上貼り合わせたものを熱ドラムとベルト間
で搬送しながら連続して加圧加硫する工程とを具備する
ことを特徴とするクッション材の製造方法である。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明のクッション材の製
造方法について更に詳しく説明する。本発明では、調製
したゴムコンパウンドを2本のロール間に通してシート
状に成形するが、前記ゴムコンパウンドを押出し機でシ
ート状に押し出して、更にカレンダーで薄肉化してもよ
い。このように得たゴムシート使用すれば、厚み精度に
優れたクッション材を製造することができる。
【0013】そして、シート状のゴムを長尺状の織布に
重ね合わせる。シート状に成形したゴムを織布上に重ね
合わせることによって、ゴムコンパウンドに溶剤を混合
したゴム糊を織布上に塗布する場合に比べて、溶剤の使
用が避けられ作業環境が向上する。また、糊引きする場
合は所望の厚さに達するまで糊引きの作業を繰り返さな
ければならないが、その手間がなくなり作業の効率化に
繋がる。逆に、薄いゴム層が所望であれば、ゴム糊を用
いてゴム層を形成することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明のクッション材の製
造方法について更に詳しく説明する。本発明で用いられ
るゴム層は、熱プレス時には120℃以上で使用される
ので耐熱性ゴムを用いる。耐熱性ゴムの材質としては、
例えば、H−NBR、フッ素ゴム、シリコーンゴム、E
PDMが挙げられるが、好ましくは圧縮永久歪み性に優
れる2元系ポリオール加硫系統のフッ素ゴムを用いる。
ここで、使用するゴム中に加硫剤や充填剤、その他必要
に応じて各種配合剤を添加することは任意である。
【0015】本発明で用いられる耐熱性織布としては、
例えば芳香族ポリアミド繊維、芳香族ポリエステル繊
維、炭素繊維、フェノール樹脂繊維、フッ素樹脂繊維、
PBO(ボリパラフェニレンベンゾビスオキサゾール)
繊維、ガラス繊維、アルミナ繊維、金属繊維等からなる
長尺状の織布である。
【0016】本発明では、それぞれ長尺状のゴムシート
と織布を貼り合わせシート状物とし、それを連続して加
圧加硫することにより効率的にクッション材を製造する
ことができる。
【0017】クッション材には不織布が用いられる場合
があるが、特に薄いもしくは密度の低い不織布を使用し
た場合は、長尺状のシート状物を成形することは困難で
あるので、本発明のように連続して加硫することは難し
い。また、織布の方が厚み精度に優れるので、クッショ
ン材の厚みのバラツキが抑えられる他、織布は不織布に
比べ必要以上に伸びることがない利点を有する。
【0018】本発明では、まず、シート状に成形された
耐熱性ゴム層を長尺状の織布の片面もしくは両面に貼り
合わせてシート状物を成形する。クッション材の構成に
よっては、前記シート状物を複数重ね合わせて複数層の
ゴムシートと織布を有するシート状物としてもよい。
【0019】ゴムシートと織布を重ね合わせたシート状
物は、例えば、熱ドラムとその熱ドラムの周面の一部に
巻回されたベルトとの間を通過させ、熱ドラムの熱と、
熱ドラムの回転とそれに伴うベルトの走行により、連続
して加圧されながら加硫される。ここで、長尺のシート
状物を連続して加硫することができる加硫機としては、
例えばロートキュア、アウマー加硫機が挙げられる。
【0020】これらの加硫機は、図2に示すような構成
になっている。図中の符番5は、金属製の円筒形で内側
の空洞に蒸気を循環させる構成の熱ドラムを示す。この
熱ドラム5の上部付近に駆動ロール6、後方付近にガイ
ドロール7、下部付近にガイドロール8が配置されてい
る。これらの熱ドラム5とロール6〜8の周面の一部に
は、金属製の無端状ベルト9が巻回されている。なお、
無端状ベルト9は、金属製の網の周囲に耐熱性ゴムを被
覆した構成でもよい。前記駆動ロール7が回転駆動する
ことにより、無端状ベルト9が走行すると共に熱ドラム
5、ガイドロール7,8が回転する。
【0021】シート状物10は熱ドラム5と無端状ベル
ト9の問に挿入され、矢印cの方向に無端状ベルト9と
共に搬送され、熱ドラム5の熱と、熱ドラム5と無端状
ベルト9間の圧力により、シート状物10は連続して加
圧加硫される。このとき、ガイドロール8を上下方向
(矢印b)の方向に移動することにより、シート状物1
0の挿入角度を調節する。
【0022】本発明において、加硫条件は温度120〜
180℃、圧力1〜20MPa好ましくは6〜12MP
aまでの範囲で任意に選択できる。加硫時間は、1〜6
0分(シート状物の任意の点が熱ドラムと接している時
間、以下実施例においても同様)であり、前記の条件に
よって任意に調整できる。また、連続加硫の際に、ガイ
ドロール7を左右(矢印a)の方向に移動することで無
端状ベルト9にかかる張力を調整し、熱ドラム5と無端
状ベルト9間でシート状物10にかかる圧力を調節する
ことができる。圧力を強くすると、ゴムが織布の網目に
多く入り込み、クッション材の圧縮性が制限され、硬め
のクッション材が製造できる。反対に圧力を弱くする
と、織布の網目に入り込むゴムの量が少なくなり、クッ
ション材の圧縮性が高まることになる。本発明ではドラ
ムとベルト間の圧力を変えることで、容易にクッション
材の圧縮性を調節できる。
【0023】本発明において、クッション材は、表面が
ゴムであるとプレス解放時にクッション材とそれに接す
る熱盤や中間盤(プレス板)が密着してしまう問題が生
じるそのため、クッション材の表面層として、離型性を
付与するために織布層や樹脂フィルムを設けてもよい。
不織布は、その構造上、厚み精度に欠け、繊維脱落のお
それがあり、クッション材表面に用いることは不適当で
あるので表面層としては好ましくない。なお、織布や樹
脂フィルムの表面層を設ける場合は、シート状物の成形
時にゴムシートを貼り合わせた織布の片面をクッション
材の表面として用いるか、もしくはシート状物の表面に
新たに織布層や樹脂フィルム層を設けた後、連続加硫機
にて加圧加硫して一体化する。
【0024】また、より厚み精度の優れたクッション材
が望まれる場台は、シート状物の加圧加硫後にゴム層表
面を研磨してから、その表面に接着剤を介して表面層を
設けてもよい。研磨したゴム面に表面層を設けることに
より、クッション材の厚み精度が上がり、プレス時の圧
縮性のバラツキを抑えることができる。具体的には、未
加硫の耐熱性ゴム層と当該ゴム層間に設ける中間層の耐
熱性織布層を積層したシート状物を加圧加硫した後に、
ゴム層表面の研磨を行う。この際、Ra10μm未満好
ましくは5μm未満、Rz50μm未満好ましくは20
μm未満まで研磨することが望ましい。表面織布層とし
ては、前述の耐熱性繊維からなる織布を同様に用いるこ
とができ、前記樹脂フィルムとしては、例えばフッ素樹
脂フィルム、ポリイミドフィルム、ポリエステルフィル
ム、トリアセテートフィルム、TPXフィルム、ポリオ
レフィンフィルムが使用できる。
【0025】本発明において、必要であれば、前記連続
加硫の後に160〜240℃、30分〜8時間で後加硫
を行ってもよい。後加硫を行うことで、加硫の進行が完
全になり、ゴムの分子間結合が強固になる。また、前述
のように連続加圧加硫後に表面層を設ける場合は、接着
剤を硬化させる必要があるので、接着剤の硬化と後加硫
を兼ねて上記の条件で熱を加える。
【0026】
【実施例】以下、本発明に係るクッション材の製造方法
について付いて説明する。 (実施例1)まず、原料ゴムとしてフッ素ゴム(商品
名:フローレルFC−2176、住友3M(株)製)
に、加硫剤、加硫促進剤、充填剤等を混練りしてゴムコ
ンパウンドを調製した。次に、前記ゴムコンパウンドを
2本の金属ロール間に通してゴムシート12aを得た。
【0027】つづいて、芳香族ポリアミド繊維(商品
名:コーネックス、帝人(株)製)からなる長尺状の織
布(1200mm×50m)11の片面に前記ゴムシー
ト12aをトッピングし、更に前記ゴムコンパウンドを
溶剤に溶解したゴム糊をもう一方の面に塗布してゴム層
12bを形成したシート状物13を2組用意した。次
に、これらのシート状物13をゴム層12b同士が隣接
するように貼り合わせ、アウマー加硫機を用いて10M
Paで160℃、20分間連続して加圧加硫した。更
に、冷却後、その両面を砥石を用いて研磨し、製品寸法
に裁断して、両面がゴム層からなるクッション材14を
得た。
【0028】実施例1によれば、長尺状の織布11の両
面に耐熱性ゴム層12a,12bを設けてシート状物1
3を形成した後、そのシート状物13を2組貼り合わ
せ、所定の条件下で熱ドラム5と無端状ベルト9間で搬
送しながら連続して加圧加硫するため、クッション材の
性能や厚みにバラツキがなく、効率的に大量生産するこ
とができる。
【0029】(実施例2)まず、実施例1と同様に、シ
ート状物を2組用意し、これらのシート状物を貼り合わ
せた。次に、ゴム糊により織布の片面のみにゴム層を形
成したシート状物を2組用意し、それぞれのゴム面を前
に用意したシート状物の両面に貼り合わせた。つづい
て、これを13MPaで170℃、30分間連続して加
圧加硫した後、製品寸法に裁断して、両面が織布層から
なるクッション材を得た。
【0030】実施例2によれば、実施例1と同様な効果
を有する。
【0031】(実施例3)まず、実施例1同様のゴムコ
ンパウンドを押出し機を用いてシート状に押出し、カレ
ンダーを通して厚さ0.5mmのゴムシートを得た。次
に、実施例1同様の長尺状の織布に前記ゴムシートを両
面にトッピングしたシート状物2組用意し、これらのシ
ート状物を貼り合わせた。つづいて、フッ素樹脂フィル
ムとしてシート状のポリ四フッ化エチレン(商品名:テ
フロン、デュポン社製)の表面をエッチング処理した
後、接着剤を介して前記シート状物に貼り合わせ、アウ
マー加硫機を用いて15MPaで170℃、30分間連
続して加圧加硫した。更に、冷却後、その片面のゴム面
を砥石を用いて研磨し、製品寸法に裁断して、片面にフ
ィルムを設けたクッション材を得た。
【0032】実施例3によれば、実施例1と同様な効果
を有する。
【0033】(実施例4)まず、実施例1同様に、シー
ト状物を連続して加圧加硫し、冷却後、その両面を研磨
した。このときの表面粗さは、Ra2μm、Rz10μ
mであった。次に、実施例1で得たゴムコンパウンドを
溶剤に溶解したゴム糊を、接着剤として前記コーネック
スによる織布に塗布して、前記シート状物と貼り合わせ
た後、接着剤の硬化と後加硫を兼ねて200℃で2時間
オーブンにて加熱した。その後、製品寸法に裁断して、
両面が織布層からなるクッション材を得た。
【0034】実施例4によれば、実施例1と同様な効果
を有する。
【0035】(実施例5)まず、実施例1と同様に、シ
ート状物を連続して加圧加硫し、冷却後、その両面を研
磨した。このときの表面粗さは、Ra2μm、Rz10
μmであった。次に、その表面に接着剤としてケトン系
溶剤に溶解したヒタノール(日立化成工業(株)製の商
品名)を塗布して、前記コーネックスによる織布を貼り
合わせ後、接着剤の硬化と後加硫を兼ねて220℃で2
時間オーブンにて加熱した、その後、製品寸法に裁断し
て、両面が織布層からなるクッション材を得た。
【0036】実施例5によれば、実施例1と同様な効果
を有する。
【0037】
【発明の効果】以上詳述した如く本発明によれば、長尺
状の耐熱性織布の片面又は両面に耐熱性ゴム層を設けて
シート状物を得た後、そのシート状物を1つ以上貼り合
わせたものを熱ドラムとベルト間で搬送しながら連続し
て加圧加硫することにより、性能や厚みにバラツキがな
く、効率的に大量生産できるクッション材の製造方法を
提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】熱盤と成形品の間にクッション材を介在させて
成形する方法の説明図。
【図2】本発明に係るクッション材の製造方法の説明
図。
【図3】本発明に係るクッション材の説明図。
【符号の説明】
5…熱ドラム、 6…駆動ロール、 7,8…ガイドロール、 9…無端状ベルト、 10…シート状物、 11…織布、 12a,12b…ゴムシート、 13…シート状物, 14…クッション材。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 清水 祥和 東京都品川区大崎1丁目3番24号 株式会 社金陽社内 (72)発明者 三輪野 裕夫 東京都品川区大崎1丁目3番24号 株式会 社金陽社内 Fターム(参考) 4F204 AA45 AB03 AD05 AD16 AG03 AH33 AH36 FA06 FB02 FB11 FB13 FB22 FF01 FF05 FN11 FN15 FN17 FW24 FW33 FW43

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱プレス成形に使用されるクッション材
    の製造方法において、長尺状の耐熱性織布の片面又は両
    面に耐熱性ゴム層を設けてシート状物を得る工程と、そ
    のシート状物又はそのシート状物を2つ以上貼り合わせ
    たものを熱ドラムとベルト間で搬送しながら連続して加
    圧加硫する工程とを具備することを特徴とするクッショ
    ン材の製造方法。
  2. 【請求項2】 シート状物の加圧加硫の後、耐熱性ゴム
    層を研磨し、更にその表面に接着剤を介して表面層を形
    成することを特徴とする請求項1記載のクッション材の
    製造方法。
  3. 【請求項3】 シート状物の加圧加硫の後、160〜2
    40℃、30分〜8時間の条件下で後加硫を行うことを
    特徴とする請求項1記載のクッション材の製造方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20140079445A1 (en) * 2012-09-18 2014-03-20 Ricoh Company, Ltd. Intermediate transfer belt and producing method the same, and image forming apparatus

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US20140079445A1 (en) * 2012-09-18 2014-03-20 Ricoh Company, Ltd. Intermediate transfer belt and producing method the same, and image forming apparatus
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