JP2003117773A - Ncデータ作成装置 - Google Patents

Ncデータ作成装置

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JP2003117773A
JP2003117773A JP2001312320A JP2001312320A JP2003117773A JP 2003117773 A JP2003117773 A JP 2003117773A JP 2001312320 A JP2001312320 A JP 2001312320A JP 2001312320 A JP2001312320 A JP 2001312320A JP 2003117773 A JP2003117773 A JP 2003117773A
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Japan
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data
read
machining
tolerance
dimensional
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JP2001312320A
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English (en)
Inventor
Atsushi Hagiyama
敦史 萩山
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 公差情報から解釈した必要加工精度に最適な
NCデータを作成することによって工数を大幅に削減す
ることができるNCデータ作成装置を提供すること。 【構成】 被加工物の予め作成されたCADデータに基
づいて、数値制御工作機械に使用する数値データ生成手
段を備えたNCデータ作成装置において、CADデータ
から図形要素及び寸法要素を読み取り、読み取った寸法
要素から寸法公差表記を読み取り、読み取った図形要素
から加工形状を読み取り、読み取った加工形状と寸法公
差の関連づけを行い、加工手順と工具及び加工条件を決
定する。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、数値データの自動
プログラミング機能を備えるNCデータ作成装置に関す
るものである。 【0002】 【従来の技術】従来、数値制御工作機械(以下、NC工
作機械と称する)、例えばマシニングセンターを使用し
て1つの部品を加工する場合、その部品の図面をCAD
システムにより作成し、作成された図面からNC工作機
械を動作させるためのNCデータをNC工作機械の自動
プログラミング機能で作成する技術が広く使用されてい
る。 【0003】 【発明の解決しようとする課題】ところが、作成したC
AD図形をそのままでNCデータを作成すると、寸法公
差全く反映されず、一連の手順に沿った加工手順と工具
及び加工条件で加工されるプログラムが出力される。こ
れでは、品質過剰となってしまったり、必要寸法精度が
守れなかったりしてしまう。これを回避するには、熟練
したプログラマーが加工手順と工具及び加工条件を寸法
精度に合わせたものとする必要があり、これには多大な
工数を要する。 【0004】本発明は上記問題に鑑みてなされたもの
で、その目的とする処は、公差情報から解釈した必要加
工精度に最適なNCデータを作成することによって工数
を大幅に削減することができるNCデータ作成装置を提
供することにある。 【0005】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、被加工物の予め作成されたCADデータ
に基づいて、数値制御工作機械に使用する数値データ生
成手段を備えたNCデータ作成装置において、CADデ
ータから図形要素及び寸法要素を読み取り、読み取った
寸法要素から寸法公差表記を読み取り、読み取った図形
要素から加工形状を読み取り、読み取った加工形状と寸
法公差の関連づけを行い、加工手順と工具及び加工条件
を決定することを特徴とする。 【0006】 【発明実施の形態】以下に本発明の実施の形態を添付図
面に基づいて説明する。 【0007】図1は本発明に係るNCデータ作成装置1
0の概略構成を示すブロック図であり、NCデータ作成
装置10においては、通信手段である通信インターフェ
イス9を介してNC工作機械20やCAD/CAMエン
ジニアリングワークステーション(EWS)が接続され
ており、種種の相互データ通信が可能である。 【0008】NCデータ作成装置10は、被加工物のN
Cデータ生成の基礎となるCADデータからのNCデー
タ生成、後述の必要精度に合わせた加工手順と加工条件
を持った工具軌跡の算出等を行うCPU1、データやパ
ラメータ等の入力を行うキーボード等の入力部2、デー
タやパラメータ等の表示を行うCRT等の表示部3、プ
リンタ等の出力部4、固定パラメータやNCデータの生
成、工具軌跡の算出部のプログラムを記憶しているRO
M6、可変パラメータの一時記憶やワーキングエリアと
して使用されるRAM7、ハードディスクドライブやフ
ロッピー(登録商標)ディスク等の記憶装置8、通信イ
ンターフェース9を備えており、内部通信用のバス5に
より通信可能に接続されている。 【0009】而して、NCデータ作成装置10は、記憶
装置8に保存されている被加工物のCAD図形要素をC
PU1に入力する。NCデータ作成装置10は、CPU
1に入力された、被加工物の図形要素と公差データによ
り加工精度に応じた最適な加工するための工程・加工条
件及び工具軌跡を算出する。 【0010】次に、上述した被加工物の図形要素と公差
データにより加工精度に応じた最連な加工するための工
程・加工条件及び工具軌跡の生成する処理について図2
〜図5を参照して説明する。 【0011】図2は本発明の実施の形態としてのNCデ
ータ生成処理の概要を示すフローチャートであり、記憶
装置8に記憶されたCADデータから図形要素と公差デ
ータを取り出す(ステップS1)。そして、取り出した
図形要素のうちで図形として閉じた領域を形成している
もの(以下、閉領域)を抽出し、その閉領域により加工
範囲を解釈する(ステップS2)。解釈された加工範囲
内で前記公差により必要加工精度を解釈する。 【0012】図4のような図面の場合、寸法公差は±
0.01であり、必要加工精度は、公差のレンジで0.
02と解釈する(ステップS3)。未処理の閉領域があ
ればステップ2に戻り、全ての閉領域の必要加工精度を
調べる(ステップS4)。 【0013】次に、ステップ3までに処理した閉領域内
の図形要素が他の閉領域内の図形要素と接した関係とな
っていないかを調べる(ステップS5)。もし、接した
関係の図形要素があった場合は、接した要素を持ちあっ
ている閉領域で解釈された必要加工精度を比べて、より
高精度を必要としている方に合わせる形で2つの閉領域
の必要加工精度を同じとする。 【0014】図5ではB1形状の寸法公差は±0.1
(B)となっているが、B2の形状はB1と接している
関係となっている、又、B2とD1も接している関係と
なっており、B1からD1までの図形は接した関係で繋
がれている。この接した関係のD1部の寸法公差は、±
0.01となっている。 【0015】そこで、前述したB1部の寸法公差は±
0.1で必要加工精度0.2であるが、D1に合わせて
必要加工精度0.02とする(ステップS6)。他の閉
領域の図形要素と接した関係にある図形要素を調べてい
ない閉領域があるかを探し、あればステップ5に戻り、
全ての閉領域で他の閉領域に接した関係となる図形要素
がないかを調べる(ステップS7)。 【0016】上記により、全ての閉領域に対すして認識
された必要加工精度と閉領域形状から予め設定された必
要精度に応じた加工手順と加工条件を閉鎖域毎に選択す
る。 【0017】図3は必要加工精度に応じた加工手順と加
工条件を予め設定した例である。必要加工精度が0.0
2ならばaのような加工手順と加工条件を選択し、必要
加工精度が0.04ならばbの、必要加工精度が0.1
ならばcの、必要加工精度が0.2ならばdの加工手順
と加工条件を選択する(ステップS8)。そして、前述
のステップ8で選択した加工手順と加工条件から全ての
領域内の工具軌跡を算出して終了する(ステップ9)。 【0018】 【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明に
よれば、被加工物の予め作成されたCADデータに基づ
いて、数値制御工作機械に使用する数値データ生成手段
を備えたNCデータ作成装置において、CADデータか
ら図形要素及び寸法要素を読み取り、読み取った寸法要
素から寸法公差表記を読み取り、読み取った図形要素か
ら加工形状を読み取り、読み取った加工形状と寸法公差
の関連づけを行い、加工手順と工具及び加工条件を決定
するようにしたため、公差情報から解釈した必要加工精
度に最適なNCデータを作成することができ、工数を大
幅に削減することができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明に係るNCデータ作成装置の概略構成を
示すブロック図である。 【図2】NCデータ生成処理の概要を示すフローチャー
トである。 【図3】予め設定する必要精度に合わせた加工手順と加
工条件の例を示す図である。 【図4】本発明を適用する元となる図面の一実施例を示
す図である。 【図5】本発明を説明するために数種類の寸法公差が入
った図面の例である。 【符号の説明】 1 CPU 2 入力部 3 表示部 4 出力部 5 バス 6 ROM 7 RAM 8 記憶装置 9 通信インターフェイス 10 NCデータ作成装置 20 NC工作機械

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 被加工物の予め作成されたCADデータ
    に基づいて、数値制御工作機械に使用する数値データ生
    成手段を備えたNCデータ作成装置において、 CADデータから図形要素及び寸法要素を読み取り、読
    み取った寸法要素から寸法公差表記を読み取り、読み取
    った図形要素から加工形状を読み取り、読み取った加工
    形状と寸法公差の関連づけを行い、加工手順と工具及び
    加工条件を決定することを特徴とするNCデータ作成装
    置。
JP2001312320A 2001-10-10 2001-10-10 Ncデータ作成装置 Pending JP2003117773A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001312320A JP2003117773A (ja) 2001-10-10 2001-10-10 Ncデータ作成装置

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JP2001312320A JP2003117773A (ja) 2001-10-10 2001-10-10 Ncデータ作成装置

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ID=19131001

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8185225B2 (en) 2007-06-06 2012-05-22 Mitsubishi Electric Corporation Program creation apparatus, numerical control apparatus, program creation method
JP2012150728A (ja) * 2011-01-20 2012-08-09 Bridgestone Corp Ncプログラム作成装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8185225B2 (en) 2007-06-06 2012-05-22 Mitsubishi Electric Corporation Program creation apparatus, numerical control apparatus, program creation method
JP2012150728A (ja) * 2011-01-20 2012-08-09 Bridgestone Corp Ncプログラム作成装置

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