JP2000207005A - 数値制御デ―タ生成装置および数値制御デ―タ生成方法 - Google Patents

数値制御デ―タ生成装置および数値制御デ―タ生成方法

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JP2000207005A
JP2000207005A JP11010056A JP1005699A JP2000207005A JP 2000207005 A JP2000207005 A JP 2000207005A JP 11010056 A JP11010056 A JP 11010056A JP 1005699 A JP1005699 A JP 1005699A JP 2000207005 A JP2000207005 A JP 2000207005A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 効率的なNCデータの変更を可能とするNC
データ生成装置およびNCデータ生成方法を提供する。 【解決手段】 複数の金型について、予めその金型の形
状やXY寸法および描画データを格納した金型形状DB
46と、複数の加工処理について予め加工処理ごとにN
Cデータのひな型を格納した加工処理DB47とを設け
る。取り込んだCADデータを表示部42で表示させ、
加工処理選択部45で選択した加工処理ごとに金型割付
部44で予め金型形状DB46に格納されている金型を
表示部42で表示させ、これら同時に表示されたCAD
データを参照しながら割り付けるを行わせる。割り付け
られた金型については、予め加工処理DB47に格納さ
れている加工処理ごとのNCデータのひな型から生成さ
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は数値制御工作機械を
制御するための数値制御データを生成する数値制御デー
タ生成装置および数値制御データ生成方法に係わり、詳
細には計算機援用設計システムで生成された設計データ
から数値制御データを生成する数値制御データ生成装置
および数値制御データ生成方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、グラフィックス・ディスプレイを
介して、設計者がコンピュータの支援を得ながら設計を
行う計算機援用設計(Computer Aided Design:以下、
CADと略す。)システムが実用化されている。このC
ADシステムで生成された設計データを、そのまま数値
制御(Numerical Control:以下、NCと略す。)工作
機械を動作させるための指令データであるNCデータを
生成する計算機援用製造(Computer Aided Manufacturi
ng:以下、CAMと略す。)システムとして、NCデー
タ生成装置がある。
【0003】図11は従来提案されたNCデータ生成装
置の構成の概要を表わしたものである。このNCデータ
生成装置10は、CADシステムで生成されたCADデ
ータ11から加工対象物の仕上げ形状を認識する形状認
識部12と、形状認識部12によって認識された仕上げ
形状を複数の加工領域に分割する加工領域分割部13を
備えている。さらにこのNCデータ生成装置10は、予
め加工のために使用する全ての工具についてその識別情
報と工具の形状を含む工具情報が格納されている工具情
報格納部14と、加工領域分割部13によって分割され
た領域に工具情報格納部14に格納されている工具のい
ずれかを割り当てる工具設定部15とを有している。工
具設定部15によって工具が割り当てられると、NCデ
ータ生成部16により全加工領域の一連のNCデータを
生成し、これを外部のNC工作機械17に供給するよう
になっている。
【0004】図12は図11に示したNCデータ生成装
置の動作の概要を表わしたものである。すなわち、この
NCデータ生成装置10は、CADシステムによって生
成されたCADデータ11を取り込み(ステップS1
8)、形状認識部12で加工対象物の仕上げ形状が認識
される(ステップS19)。次に、加工領域分割部13
で、ステップS19で認識された仕上げ形状から、その
加工面を工具情報格納部11に格納されている工具のい
ずかで加工できるように複数の加工領域に分割する(ス
テップS20)。ステップS20で、複数の加工領域に
分割されると、各加工領域ごとに工具情報格納部11に
格納されている工具の中からそれぞれの加工面に最適な
工具を選択し(ステップS21)、各工具ごとに設定す
べき位置とその経路を決定する(ステップS22)。こ
のようにして工具が選択されたら、これら工具の使用順
序を決定して(ステップS23)、一連のNCデータを
作成する(ステップS24)。
【0005】図13は、このようなNCデータ生成装置
で作成されたNCデータの一例を表わしたものである。
このNCデータ25は、NCタレットパンチプレス用の
データである。NCタレットパンチプレスは、回転自在
のタレット状の金型台に複数の金型を装着し、金型台の
回転により1つの金型を選択して所定の打ち抜き加工を
行うものである。NCデータは、このNCタレットパン
チプレスの加工箇所の特定と、使用する工具の指定を1
工程とし、これを工程順に記述したものとなる。図13
に示すNCデータ25では、その1行目について、X座
標が“100”、Y座標が“100”で定義される座標
位置を加工箇所として、タレット番号“12”で示され
る金型を使い、さらに回転軸を90度回転させて打ち抜
き加工の指示を行う。同様な指示が2行目以降も、工程
順に記述されている。そして、このようなNCデータ2
5は、図12に示すステップS21〜ステップS23で
工具の設定および経路とその順序の決定がされて特定さ
れた加工箇所がNCデータとして生成されるようになっ
ている。
【0006】このように図11に示したNCデータ生成
装置では、CADデータに基づく仕上げ形状から、最適
な工具を選定してNCデータを生成させることができる
ので、従来のように工具情報のデータ入力などが不要に
なり、熟練者でなくても最適なNCデータを作成するこ
とができるようになる。
【0007】このようなNCデータ生成装置に関する技
術は、例えば特開平5−228786号公報「NC工作
機械におけるNCデータ自動生成装置」に開示されてい
る。
【0008】また、これに関して特開平5−30341
4号公報「NCデータ自動生成装置」には、CADデー
タから各加工領域ごとに他の加工領域との幾何学的関係
を調べることによって加工領域に含まれる島部を判定し
てNCデータを生成するようにしたNCデータ生成装置
に関する技術が開示されている。さらに特開平6−14
9334号公報「NCデータ自動生成システム」には、
CADデータから周囲が側面に囲まれたポケット加工領
域を判別してNCデータを生成するようにしたNCデー
タ生成装置に関する技術が開示されている。さらにま
た、特開平6−170692号公報「穴加工のためのN
Cデータ生成システム」には、従来はドリルによる1次
加工とリーマによる2次加工を必要とする複雑な穴加工
処理について、CADデータから穴加工用のNCデータ
を生成するようにした技術が開示されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来のN
Cデータ生成装置で作成されたNCデータについては、
金型の割り付けやその打ち抜き回数など熟練者だけがも
つノウハウを盛り込むことが非常に困難である。NCデ
ータ生成装置で作成されたNCデータは、加工効率の点
でコストの影響するため、作成したNCデータを変更す
る必要が生じる場合が多かった。
【0010】図14は従来のNCデータ生成装置で生成
されたNCデータの変更を行う作業内容の概要を表わし
たものである。すなわち、作業者はCADシステムで生
成されたCADデータを取り込む(ステップS26)
と、上述したようにNCデータ生成装置でNCデータを
生成させる(ステップS27)。そして、市販のエディ
ット用アプリケーションソフトでNCデータを取り込
み、熟練者でなければ盛り込むことができないようなノ
ウハウとして、例えば保有している金型を組み合わせた
打ち抜き回数の削減を行うNCデータの変更を行う(ス
テップS28)。変更されたNCデータを確認するため
には、やはり市販の表示用のアプリケーションソフトで
画面表示させて、変更したNCデータが適切か否かを確
認する(ステップS29)。ここで、問題がなければ
(ステップS30:Y)、変更作業は終了する(エン
ド)が、問題があるとき(ステップS30:N)には再
びステップS28に戻って、NCデータの変更を行う必
要があり、その度に画面表示で確認する作業が伴う。
【0011】このように作業効率の優れたNCデータを
作成するためには、たとえば熟練者がもつノウハウとし
て保有金型を適切に組み合わせた打ち抜き回数の削減等
を行うNCデータの変更を、市販のエディット用アプリ
ケーションで編集し、かつ市販の表示用アプリケーショ
ンで確認を行う必要があり、熟練者のノウハウを盛り込
んだNCデータを作成するためには非常に煩雑な作業を
繰り返す必要があった。
【0012】そこで本発明の目的は、効率的なNCデー
タの変更を可能とするNCデータ生成装置およびNCデ
ータ生成方法を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明で
は、(イ)複数の金型それぞれに対応してこれら金型の
識別情報、形状および表示情報が記憶されている金型記
憶手段と、(ロ)加工処理ごとに処理の内容を示す数値
制御データのひな型が記憶されている加工処理記憶手段
と、(ハ)取り込まれた加工対象物を表示する表示手段
と、(ニ)複数の金型の中から選択された金型に対応し
て金型記憶手段に記憶されている表示情報を表示手段に
表示させて表示手段の指定された位置にこの金型を配置
する金型配置手段と、(ホ)この金型配置手段によって
配置された金型の位置を特定する座標データを金型記憶
手段に記憶されている形状に基づいて取得する位置取得
手段と、(ヘ)加工処理ごとにこの位置取得手段によっ
て取得された座標データと割り付けた金型に対応して金
型記憶手段に記憶されている識別情報を加工処理記憶手
段に記憶された数値制御データのひな型の所定の位置に
挿入することによって数値制御データを生成する数値制
御データ生成手段とを数値制御データ生成装置に具備さ
せる。
【0014】すなわち請求項1記載の発明では、複数の
金型それぞれに対応してこれら金型の識別情報、形状お
よび表示情報が記憶されている金型記憶手段と、加工処
理ごとに処理の内容を示す数値制御データのひな型が記
憶されている加工処理記憶手段とを設けるようにした。
そして、表示手段で表示された加工対象物と同一画面上
に複数の金型の中から選択された金型に対応して金型記
憶手段に記憶されている表示情報を表示させて、金型配
置手段で指定された位置にこの金型を配置するようにし
た。さらに位置取得手段でこの金型の位置を特定する座
標データを、この金型に対応して金型記憶手段に記憶さ
れている形状に基づいて取得する。数値制御データ生成
手段では、加工処理ごとにこの位置取得手段によって取
得された座標データと割り付けた金型に対応して金型記
憶手段に記憶されている識別情報を加工処理記憶手段に
記憶された数値制御データのひな型の所定の位置に挿入
することによって数値制御データを生成するようにし
た。
【0015】請求項2記載の発明では、請求項1記載の
数値制御データ生成装置で、金型配置手段によって配置
された金型の外形と加工対象物の外形との距離を算出す
る距離算出手段と、この距離算出手段によって算出され
た距離が所定の許容範囲内にあるか否かを判定し、距離
が許容範囲内にないと判定されたときには金型配置手段
によって配置された金型の配置は不適正である旨を表示
手段に表示する判定手段とを具備することを特徴として
いる。
【0016】すなわち請求項2記載の発明では、距離算
出手段と判定手段とを設け、金型配置手段によって配置
された金型の外形と加工対象物の外形との距離を算出
し、この算出された距離が所定の許容範囲内にあるか否
かを判定し、距離が許容範囲内にないと判定されたとき
には金型配置手段によって配置された金型の配置は不適
正である旨を表示するようにした。これにより、従来は
熟練者でなければ容易に判断することができなかったノ
ウハウを効率的にNCデータに反映させることができる
ようになる。
【0017】請求項3記載の発明では、請求項2記載の
数値制御データ生成装置で、距離算出手段は金型配置手
段によって配置された金型の外形同士の距離を算出する
ことを特徴としている。
【0018】すなわち請求項3記載の発明では、距離算
出手段では金型配置手段によって配置された金型の外形
同士の距離を算出させ、この算出された距離が所定の許
容範囲内にあるか否かを判定し、距離が許容範囲内にな
いと判定されたときには金型配置手段によって配置され
た金型の配置は不適正である旨を表示するようにした。
これにより、熟練者に依存することなく、効率的なNC
データを作成することができるようになる。
【0019】請求項4記載の発明では、請求項1〜請求
項3記載の数値制御データ生成装置で、金型は数値制御
タレットパンチプレスに装着される金型であることを特
徴としている。
【0020】すなわち請求項4記載の発明では、数値制
御タレットパンチプレスに装着される金型を対象とした
ので、従来は熟練者でなければ保有金型の組み合わせに
よるうち抜き回数の削減などのノウハウを効率的に反映
させることができ、最適なNCデータの作成を行うこと
ができるようになる。
【0021】請求項5記載の発明では、(イ)取り込ま
れた加工対象物を画面表示する表示ステップと、(ロ)
複数の金型の中から選択された金型に対応して記憶され
ている金型の表示情報を表示ステップで画面表示された
同一画面上に表示させて指定された位置にこの金型を配
置する金型配置ステップと、(ハ)この金型配置ステッ
プで配置された金型の位置を特定する座標データをこの
金型に対応して記憶されている形状に基づいて取得する
位置取得ステップと、(ニ)加工処理ごとにこの位置取
得ステップで取得された座標データと割り付けた金型の
識別情報を、加工処理ごとに記憶されている処理の内容
を示す数値制御データのひな型の所定の位置に挿入する
ことによって数値制御データを生成する数値制御データ
生成ステップとを数値制御データ生成方法に具備させ
る。
【0022】すなわち請求項5記載の発明では、表示ス
テップで取り込まれた加工対象物を画面表示し、金型配
置ステップでこの画面上に複数の金型の中から選択され
た金型に対応して記憶されている金型の表示情報を表示
させて、指定された位置にこの金型を配置させる。そし
て、位置取得ステップでこの金型配置ステップで配置さ
れた金型の位置を特定する座標データをこの金型に対応
して記憶されている形状に基づいて取得し、数値制御デ
ータ生成ステップでは加工処理ごとにこの位置取得ステ
ップで取得された座標データと割り付けた金型の識別情
報を、加工処理ごとに記憶されている処理の内容を示す
数値制御データのひな型の所定の位置に挿入することに
よって数値制御データを生成するようにした。
【0023】請求項6記載の発明では、請求項5記載の
数値制御データ生成方法で、金型配置ステップで配置さ
れた金型の外形と加工対象物の外形との距離を算出する
距離算出ステップと、この距離算出ステップで算出され
た距離が所定の許容範囲内にあるか否かを判定し、距離
が許容範囲内にないと判定されたときには金型配置ステ
ップで配置された金型の配置は不適正であると判定する
判定ステップとを具備することを特徴としている。
【0024】すなわち請求項6記載の発明では、距離算
出ステップと、判定ステップとを設け、距離算出ステッ
プでは金型配置ステップで配置された金型の外形と加工
対象物の外形との距離を算出させ、判定ステップではこ
の距離算出ステップで算出された距離が所定の許容範囲
内にあるか否かを判定し、距離が許容範囲内にないと判
定されたときには金型配置ステップで配置された金型の
配置は不適正であると判定させるようにした。
【0025】請求項7記載の発明では、請求項6記載の
数値制御データ生成方法で、距離算出ステップは金型配
置ステップで配置された金型の外形同士の距離を算出す
ることを特徴としている。
【0026】すなわち請求項7記載の発明では、距離算
出ステップと、判定ステップとを設け、距離算出ステッ
プでは金型配置ステップで配置された金型の外形同士の
距離を算出させ、判定ステップではこの距離算出ステッ
プで算出された距離が所定の許容範囲内にあるか否かを
判定し、距離が許容範囲内にないと判定されたときには
金型配置ステップで配置された金型の配置は不適正であ
ると判定させるようにした。
【0027】請求項8記載の発明では、請求項5〜請求
項7記載の数値制御データ生成方法で、金型は数値制御
タレットパンチプレスに装着される金型であることを特
徴としている。
【0028】すなわち請求項8記載の発明では、従来は
熟練者でなければ数値制御データの作成が効率的に行え
なかった数値制御タレットパンチプレスに適用した。
【0029】
【発明の実施の形態】
【0030】
【実施例】以下実施例につき本発明を詳細に説明する。
【0031】図1は本発明の一実施例におけるNCデー
タ生成装置の構成の概要を表わしたものである。本実施
例におけるNCデータ生成装置40は、CADシステム
によって生成されたCADデータ41が、中間ファイル
形式でインポートされるようになっている。このNCデ
ータ生成装置40は、表示部42を備えており、CAD
データ41が入力される。表示部42には、CADデー
タを描画するための図面情報データベース(Data Bas
e:以下、DBと略す。)43が接続されている。表示
部42は、この図面情報DB43に格納されている描画
データを参照して、CADデータ41を図示しないグラ
フィックス・ディスプレイに表示することができるよう
になっている。さらにNCデータ生成装置40は、金型
の割り付けを行う金型割付部44と、加工処理を選択す
る加工処理選択部45とを備えている。金型割付部44
には、複数の金型について、金型を割り付けるために必
要な金型形状に関する情報や各金型を表示部42に表示
するための描画データが格納されている金型形状DB4
6が接続されている。金型割付部44では、作業者が表
示部42に表示されたCADデータを見ながら、金型形
状DB46に格納されている所望の金型を上述したグラ
フィックス・ディスプレイに表示させ、図示しないポイ
ンティングデバイスを用いて、表示されたCADデータ
上における所望の位置に割り付けることができるように
なっている。加工処理選択部45には、複数の加工処理
についてNCデータのひな型が格納されている加工処理
DB47が接続されている。加工処理選択部45では、
作業者が必要な加工処理について次々に選択することに
よって、一連の加工工程を設計できるようになってい
る。この加工処理選択部45によって選択された各加工
工程ごとに、金型割付部44で金型を割り付けることに
よって工程設計を行う。
【0032】またNCデータ生成装置40は、寸法解析
部48と、NCデータ生成部49とを備えている。寸法
解析部48では、金型割付部44によって割り付けられ
た金型の割り付け位置をXY座標で取得する。NCデー
タ生成部49は、この寸法解析部48で取得された金型
の割り付け位置から、加工処理選択部45で選択された
加工処理とごに、その加工処理のひな型の該当個所に割
り付けた金型と、その加工箇所について反映させて、一
連の加工工程からなるNCデータを生成する。
【0033】図2は上述した寸法解析部48の動作を説
明するためのものである。ここでは、表示領域50に、
金型割付配置領域51内にCADデータ52が表示され
ている。この金型割付配置領域51には、左下角を原点
として、表示領域の水平方向にX座標、垂直方向にY座
標を定義している。そして、金型割付配置領域51内に
表示されたCADデータ52の端面53を打ち抜くため
に、XY形状が斜線で示された金型54を割り付ける。
この場合、寸法解析部48は金型割付配置領域51に定
義された座標軸原点から金型54の中心におけるXY寸
法を取得することができるようになっている。したがっ
て、この金型54の割り付け位置は、X座標が“10
0”、Y座標が“80”となる。
【0034】図3は図1に示した金型形状DB46の格
納内容の概要を表わしたものである。このように金型形
状DB46の格納内容55は、金型名56と、金型割付
情報57とから構成されており、金型名56に記憶され
ている金型ごとにその割付に必要な割付情報が記憶され
ている。金型割付情報57は、打ち抜き後の形状を示す
金型の形状、その金型のXY寸法、金型を識別するため
のタレット番号や、表示部42でグラフィックス・ディ
スプレイに表示するための描画データからなる。描画デ
ータは、そのまま描画のための図形情報であってもよい
が、そのリンク先を示すポインタ情報であってもよい。
【0035】図4は図1に示した加工処理DB47の格
納内容の概要を表わしたものである。加工処理DB47
の格納内容58は、加工処理名59と、NCデータひな
型60とから構成されており、加工処理名59に記憶さ
れている加工処理ごとにその加工処理に対応したNCデ
ータのひな型が記憶されている。たとえば加工処理名が
打ち抜き加工について、3行のNCデータからなり、1
行目は“G70G90XAxYBy”、2行目は“G9
1XCxYDyTt”、3行目は“XExYFy”とな
っている。NCデータのうち“GXX”については、予
め決められている所定の複数の動作を1つのコマンドと
して表わしたものである。したがって、1行目に2いて
は“G70”および“G90”として決められている動
作について、X座標が“Ax”、Y座標が“By”を引
数にして行うことを指示するものである。この“Ax”
および“By”が、金型割付部44によって割り付けら
れた金型の割り付け位置に基づいて、図2で示したよう
に寸法解析部48で解析されて挿入される部分である。
同様に、2行目については、“G91”として予め決め
られている動作について、X座標が“Cx”、Y座標が
“Dy”を引数として、タレット番号“t”で示される
金型を用いて行うことを指示するものである。これら
“Cx”、“Dy”、“t”が金型割付部44によって
割り付けられ、図2で示したように寸法解析部48で解
析されて挿入される部分である。3行目は、その動作を
X座標が“Ex”、Y座標が“Fy”の位置に停止させ
て、打ち抜き加工を終了させることとなる。この停止位
置については、次工程によって適切に設定することによ
って、作業時間を大幅に削減することができる。
【0036】上述したようなNCデータ生成装置では、
加工処理選択部45で選択した加工処理ごとに金型割付
部44で、予め金型形状DB46に格納されている金型
を表示部42で表示したCADデータを参照しながら割
り付けることができる。そして、予め加工処理DB47
に格納されている加工処理ごとのNCデータに対して、
金型割付部44で割り付けた情報を付加させる。
【0037】このような制御を可能とするNCデータ生
成装置40は、図示しない中央処理装置(Central Proc
essing Unit:CPU)を有しており、磁気ディスクな
どの外部記憶装置あるいはこれとは別に設けられた読み
出し専用メモリ(Read OnlyMemory:ROM)などの所
定の記憶装置に格納されたプログラムに基づいて各種制
御を実行できるようになっている。
【0038】図5はこのような記憶装置に格納されたプ
ログラムの処理内容の概要を表わしたものである。すな
わち、まず作業者から、CADシステムで生成されたC
ADデータの取り込み指示があったときは、指定された
CADデータを取り込み(ステップS70)、たとえば
中間ファイル形式のCADデータを所定のデータ形式に
変換して表示部42でディスプレイ表示する(ステップ
S71)。次に、加工処理DB47を参照して(ステッ
プS72)、作業者に加工処理を選択させる(ステップ
S73)。これは、表示部42に加工処理DBに格納さ
れている加工処理の一覧を表示させ、これをポインティ
ングデバイスにより作業者に選択させるようにする。こ
うして加工処理が選択されると、次に金型形状DBを参
照して(ステップS74)、表示部42に金型形状DB
に格納されて、選択可能な全ての金型の一覧を表示さ
せ、同様にポインティングデバイスにより作業者に選択
させるようにする。選択された金型は、表示部42に表
示されたCADデータと同一画面上に、その金型の描画
データに基づいてその形状を表示させるようにするとと
もに、作業者がポインティングデバイスを用いて画面上
を移動させることができるようにする。表示部42に表
示されているCADデータは、拡大および縮小ができる
ようになっており、作業者にポインティングデバイスを
用いて移動した金型をCADデータの所望の位置に配置
させることで割り付けを行わせる(ステップS75)。
【0039】ステップS75で金型が割り付けられる
と、寸法解析部48で表示部42に座標原点に対して割
り付けた金型の中心座標をXY寸法として取得させる
(ステップS76)。そして、NCデータ生成部49に
ステップS73で選択された加工処理に対応して加工処
理DB47に格納されているNCデータのひな型に、ス
テップS76で取得したXY寸法や使用する金型を特定
するタレット番号を付加したNCデータを生成させる
(ステップS77)。このような金型割り付けを加工処
理ごとに行い(ステップS78:N)、全加工工程での
金型割り付けが終了したとき(ステップS78:Y)に
は、NCデータ生成部49で一連の加工工程に関するN
Cデータが記述されたNCコマンドを生成して、図示し
ないNC工作機械に出力する(ステップS79)。
【0040】以下では、このようなNCデータ生成装置
を用いた作業内容について、より具体的に説明する。
【0041】図6はここで具体的に説明するために、加
工対象物の形状の一例を表わしたものである。この加工
対象物は、3つの穴801〜803を有する長方形の平板
81であるものとする。すなわち、このような加工対象
物の加工工程としては、一般的に、3つの穴801〜8
3を打ち抜く穴抜き工程と、さらに大きな平板から平
板81を打ち抜く平板打ち抜き工程とから構成されるこ
とになる。
【0042】図7は本実施例におけるNCデータ生成装
置の表示部42に表示された作業画面の概要を表わした
ものである。すなわち、作業画面85は、作業者によっ
てCADデータのインポートや処理の終了の指示を受け
付ける指示領域86と、金型割り付けや加工処理の指定
を行う作業領域87とから構成されている。指示領域8
6には、ツールボタン“File”と“Help”があ
る。ツールボタン“File”をポインティングデバイ
スでクリックすると、CADデータを取り込みを指示す
る“Import”コマンドと、CADデータの保存を
指示する“Save”コマンドと、処理の終了を指示す
る“Exit”コマンドがある。“Import”コマ
ンドを選択すると、さらに“dxf”と“IGES”と
いった入力される中間ファイル形式の一覧が表示される
ようになっている。ここで作業者によって指示された中
間ファイル形式に対応して、本実施例におけるNCデー
タ生成装置で処理可能な所定のデータ形式に変換する。
また、指示領域86の“Help”は、作業中に不明に
なった使用方法などをオンラインで参照するためのコマ
ンドである。
【0043】作業領域87の左半分は表示領域50であ
り、CADデータや割り付けを行う金型の描画データが
表示される。一方、作業領域87の右半分は、作業者が
加工処理の種々の指定を行う領域である。これには大き
く2つに分けて、動作コマンド指示領域88と、動作フ
ロー設定領域89とを有している。動作コマンド指示領
域88には、“外形抜き”、“穴抜き”、“金型選択”
といった作業者からの指示を行うためのツールボタンが
予め表示されている。一方、動作フロー設定領域89
は、加工工程の工程設計を行うための領域であり、これ
は動作コマンド指示領域88に表示された加工処理とし
ての“外形抜き”あるいは“穴抜き”のツールボタンを
ポインティングデバイスでドラッグして、この動作フロ
ー設定領域89にドロップすることで、容易に設計する
ことができるようになっている。
【0044】表示領域50は図2に示したように、XY
座標軸が定義されており、この領域上にインポートされ
たCADデータと、動作コマンドで指示された金型選択
時に、金型の描画データを表示することができるように
なっている。
【0045】図8は図7に示した作業画面での作業内容
の概要を表わしたものである。まず作業者は、指示領域
の“File”コマンドから、“Import”コマン
ドを選択して、CADデータのインポートをする(ステ
ップS90)。そして、加工処理の指示を行うために、
動作コマンド指示領域88から所望の加工処理をドラッ
グして、動作フロー設定領域89の動作フローの所定の
位置にドロップする。(ステップS91)。次に、動作
コマンド指示領域88の金型選択をクリックして表示さ
れる金型形状DB46に格納されている全金型の一覧を
表示させて、いずれか一つを選択させる(ステップS9
2)。選択された金型は、インポートされた図6に示す
加工対象物のCADデータとともに表示され、作業者が
ポインティングデバイスを用いて所望の位置に配置させ
る(ステップS93)。こうして配置された金型につい
ては、たとえば次の金型の配置や次の加工処理の選択時
に寸法解析部48によりXY寸法の取得が行われて、N
Cデータが作成される。このようにして全工程の加工処
理の指定および金型の割り付けが終了すると、最後にデ
ータ生成ボタン92をクリックすることで一連の作業を
示すNCデータが羅列されたNCコマンドを生成する
(ステップS94)。図7では、すでに外形抜き工程が
指定され、金型の選択が完了した状態の画面を表わして
いる。すなわち、平板81の外周部に金型951〜95
16が割り付けられていることを示している。さらに外形
抜き工程の次の穴抜き工程が指定されており、ここでは
穴802についてのみ斜線で示された穴抜き用の金型9
6が割り付けられている状態を示している。
【0046】以上説明したように本実施例におけるNC
データ生成装置は、複数の金型について、予めその金型
の形状やXY寸法および描画データを格納した金型形状
DB46と、複数の加工処理について予め加工処理ごと
にNCデータのひな型を格納した加工処理DB47とを
設けるようにした。そして、取り込んだCADデータを
表示部42で表示させるとともに、加工処理選択部45
で選択した加工処理ごとに金型割付部44で、予め金型
形状DB46に格納されている金型を表示部42で表示
させ、同時に表示されたCADデータを参照しながら割
り付けるを行うようにした。割り付けられた金型につい
ては、予め加工処理DB47に格納されている加工処理
ごとのNCデータに対して、寸法解析部48で取得され
た配置位置のXY寸法や金型を特定するタレット番号が
付加され、その加工処理に対応したNCデータを生成さ
せる。このように全加工処理について金型の割り付けが
終了すると、一連の加工工程の内容を指示するNCコマ
ンドを生成する。
【0047】変形例
【0048】本実施例におけるNCデータ生成装置は、
取り込んだCADデータに対して割り付けた金型の配置
位置が適切か否かは、割り付けた作業者が表示部42に
表示された内容を見て判断していた。しかし本変形例に
おけるNCデータ生成装置では、取り込んだCADデー
タに対して同じ表示画面上で、金型を割り付けるととも
その配置位置が適切か否かを判断できるようになってい
る。
【0049】図9は本変形例におけるNCデータ生成装
置の構成の概要を表わしたものである。ただし、図1に
示す本実施例におけるNCデータ生成装置と同一部分に
は同一符号を付し、説明を省略する。本変形例における
NCデータ生成装置100が、本実施例におけるNCデ
ータ生成装置40と異なる点は、外形距離算出部101
と判定部102が新たに設けられている点である。外形
距離算出部101は、CADデータ41として取り込ま
れで表示部42に表示された加工対象物の外形と、金型
割付部44によって割り付けられた金型の外形の距離、
および割り付けられた金型同士の距離を算出することが
できるようになっている。そして、判定部102では、
この外形距離算出部101で算出された各距離が、予め
決められた許容範囲内にないと判定されたときは、金型
割り付けが不適正であると判断して、金型の再割り付け
を促すことができるようになっている。
【0050】図10は本変形例におけるプログラムの処
理内容の概要を表わしたものである。ただし、図5に示
す本実施例におけるNCデータ生成装置の処理内容と同
一部分には同一符号を付し、説明を省略する。本変形例
では外形距離算出部101および判定部102が新たに
設けられたことにより、ステップS76で寸法解析が行
われた後、外形距離算出部101でCADデータ41と
して取り込まれで表示部42に表示された加工対象物の
外形と、金型割付部44によって割り付けられた金型の
外形の距離、および割り付けられた金型同士の距離を算
出させている(ステップS103)。そして、この算出
結果に基づいて、判定部102でこの外形距離算出部1
01で算出された各距離が、予め決められた許容範囲内
にないと判定されたとき(ステップS104:N)は、
金型割り付けが不適正であると判断して、再びステップ
S74に戻って、金型の再割り付けを作業者に行わせ
る。一方、判定部102でこの外形距離算出部101で
算出された各距離が、予め決められた許容範囲内にある
と判定されたとき(ステップS104:Y)は、そのま
まステップS77でNCデータ生成を行なわせる。
【0051】以上説明したように本変形例におけるNC
データ生成装置は、外形距離算出部101と判定部10
2を新たに設け、CADデータ41として取り込まれで
表示部42に表示された加工対象物の外形と、金型割付
部44によって割り付けられた金型の外形の距離、およ
び割り付けられた金型同士の距離を算出することによっ
て、金型割り付けが不適正であるか否かを判断させるよ
うにした。
【0052】なお本実施例および本変形例では、CAD
システムで生成されたCADデータを表示するものとし
て説明したが、これに限定されるものではない。
【0053】なお本変形例では、金型の割り付けが不適
正であると判定されたときには、そのまま金型の再割付
を促すようにしていたが、その旨を表示画面上に表示さ
せてアラーム警告を行うだけにしてもよい。熟練者のノ
ウハウによっては、問題ない場合も想定できるからであ
る。
【0054】さらに本変形例では、割り付けた後、金型
の割り付けが適正か否かを判定しているが、これに限定
されるものではない。たとえば、金型の割り付け作業中
に、許容範囲内に入ったときは表示色を変化させること
で、この不適正な金型の割り付けを未然に防ぐこともで
きる。
【0055】
【発明の効果】以上説明したように請求項1または請求
項5記載の発明によれば、金型を加工対象物と同一画面
上に表示させて割り付けるとともに、加工処理ごとに予
め設けられたNCデータのひな型にこの割り付け情報を
挿入するようにしたので、面倒なNCデータの変更作業
における数値入力作業を省略することができる。さら
に、効率的なNCデータに欠かせなかったノウハウを画
面上で確認することができ、即時にNCデータへ反映す
ることが可能となる。複雑な工程設計の短TAT化も図
る。さらに各工程ごとに、従来では手作業で変更した結
果を画面上で確認しなければならなかったNCデータの
変更作業を大幅に効率化することができる。
【0056】また請求項2または請求項6記載の発明に
よれば、従来は熟練者でなければ容易に判断することが
できなかったノウハウを効率的にNCデータに反映させ
ることができるようになる。
【0057】さらに請求項3または請求項7記載の発明
によれば、熟練者に依存することなく、効率的なNCデ
ータを作成することができるようになる。
【0058】さらにまた請求項4または請求項8記載の
発明によれば、数値制御タレットパンチプレスに装着さ
れる金型を対象としたので、従来は熟練者でなければ保
有金型の組み合わせによるうち抜き回数の削減などのノ
ウハウを効率的に反映させることができ、最適なNCデ
ータの作成を行うことができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例におけるNCデータ生成装置
の構成の概要を示す構成図である。
【図2】本実施例における寸法解析部の動作を説明する
ための説明図である。
【図3】本実施例における金型形状DBの格納内容の概
要を示す説明図である。
【図4】本実施例における加工処理状DBの格納内容の
概要を示す説明図である。
【図5】本実施例におけるNCデータ生成装置の動作の
概要を示す流れ図である。
【図6】加工対象物の形状の一例を示す説明図である。
【図7】本実施例におけるNCデータ生成装置の作業画
面の概要を示す説明図である。
【図8】本実施例におけるNCデータ生成装置での作業
内容を示す流れ図である。
【図9】本変形例におけるNCデータ生成装置の構成の
概要を示す構成図である。
【図10】本変形例におけるNCデータ生成装置の動作
の概要を示す流れ図である。
【図11】従来提案されたNCデータ生成装置の構成の
概要を示す構成図である。
【図12】従来提案されたNCデータ生成装置の動作の
概要を示す流れ図である。
【図13】NCデータの一例を示す説明図である。
【図14】従来のNCデータ変更作業の概要を示す流れ
図である。
【符号の説明】
40、100 NCデータ生成装置 41 CADデータ 42 表示部 43 図面情報DB 44 金型割付部 45 加工処理選択部 46 金型形状DB 47 加工処理DB 48 寸法解析部 49 NCデータ生成部 101 外形距離算出部 102 判定部
【手続補正書】
【提出日】平成12年2月7日(2000.2.7)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0004
【補正方法】変更
【補正内容】
【0004】図12は図11に示したNCデータ生成装
置の動作の概要を表わしたものである。すなわち、この
NCデータ生成装置10は、CADシステムによって生
成されたCADデータ11を取りこみ(ステップS1
8)、形状認識部12で加工対象物の仕上げ形状が認識
される(ステップS19)。次に、加工領域分割部13
で、ステップS19で認識された仕上げ形状から、その
加工面を工具情報格納部14に格納されている工具の
ずれかで加工できるように複数の加工領域に分割する
(ステップS20)。ステップS20で、複数の加工領
域に分割されると、各加工領域ごとに工具情報格納部
に格納されている工具の中からそれぞれの加工面に最
適な工具を選択し(ステップS21)、各工具ごとに設
定すべき位置とその経路を決定する(ステップS2
2)。このようにして工具が選択されたら、これら工具
の使用順序を決定して(ステップS23)、一連のNC
データを作成する(ステップS24)。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来のN
Cデータ生成装置で作成されたNCデータについては、
金型の割り付けやその打ち抜き回数など熟練者だけがも
つノウハウを盛り込むことが非常に困難である。NCデ
ータ生成装置で作成されたNCデータは、加工効率がコ
ストに影響するため、作成したNCデータを変更する必
要が生じる場合が多かった。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】変更
【補正内容】
【0013】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明で
は、(イ)複数の金型それぞれに対応してこれら金型の
識別情報、形状および表示情報が記憶されている金型記
憶手段と、(ロ)加工処理ごとに処理の内容を示す数値
制御データのひな型が記憶されている加工処理記憶手段
と、(ハ)取り込まれた加工対象物を表示する表示手段
と、(ニ)複数の金型の中から選択された金型に対応し
て金型記憶手段に記憶されている表示情報を表示手段に
表示させて表示手段の指定された位置にこの金型を配置
する金型配置手段と、(ホ)この金型配置手段によって
配置された金型の位置を特定する座標データを金型記憶
手段に記憶されている形状に基づいて取得する位置取得
手段と、(へ)加工処理ごとにこの位置取得手段によっ
て取得された座標データと割り付けた金型に対応して金
型記憶手段に記憶されている識別情報を加工処理記憶手
段に記憶された数値制御データのひな型の所定の位置に
挿入することによって数値制御データを生成する数値制
御データ生成手段と、(ト)金型配置手段によって配置
された金型の外形と加工対象物の外形との距離を算出す
る距離算出手段と、(チ)この距離算出手段によって算
出された距離が所定の許容範囲内にあるか否かを判定
し、距離が許容範囲内にないと判定されたときには金型
配置手段によって配置された金型の配置は不適性である
旨を表示手段に表示する判定手段とを数値制御データ生
成装置に具備させる。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】変更
【補正内容】
【0014】すなわち請求項1記載の発明では、複数の
金型それぞれに対応してこれら金型の識別情報、形状お
よび表示情報が記憶されている金型記憶手段と、加工処
理ごとに処理の内容を示す数値制御データのひな型が記
憶されている加工処理記憶手段とを設けるようにした。
そして、表示手段で表示された加工対象物と同一画面上
に複数の金型の中から選択された金型に対応して金型記
憶手段に記憶されている表示情報を表示させて、金型配
置手段で指定された位置にこの金型を配置するようにし
た。さらに位置取得手段でこの金型の位置を特定する座
標データを、この金型に対応して金型記憶手段に記憶さ
れている形状に基づいて取得する。数値制御データ生成
手段では、加工処理ごとにこの位置取得手段によって取
得された座標データと割り付けた金型に対応して金型記
憶手段に記憶されている識別情報を加工処理記憶手段に
記憶された数値制御データのひな型の所定の位置に挿入
することによって数値制御データを生成するようにし
た。更に請求項1記載の発明では、距離算出手段と判定
手段とを設け、金型配置手段によって配置された金型の
外形と加工対象物の外形との距離を算出し、この算出さ
れた距離が所定の許容範囲内にあるか否かを判定し、距
離が許容範囲内にないと判定されたときには金型配置手
段によって配置された金型の配置は不適正である旨を表
示するようにした。これにより、従来は熟練者でなけれ
ば容易に判断することができなかったノウハウを効率的
にNCデータに反映させることができるようになる。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0015
【補正方法】変更
【補正内容】
【0015】請求項2記載の発明では、請求項1記載の
数値制御データ生成装置で、距離算出手段は金型配置手
段によって配置された金型の外形同士の距離を算出する
ことを特徴としている。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0016
【補正方法】変更
【補正内容】
【0016】すなわち請求項2記載の発明では、距離算
出手段では金型配置手段によって配置された金型の外形
同士の距離を算出させ、この算出された距離が所定の許
容範囲内にあるか否かを判定し、距離が許容範囲内にな
いと判定されたときには金型配置手段によって配置され
た金型の配置は不適正である旨を表示するようにした。
これにより、熟練者に依存することなく、効率的なNC
データを作成することができるようになる。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0017
【補正方法】変更
【補正内容】
【0017】請求項3記載の発明では、請求項1または
請求項2記載の数値制御データ生成装置で、金型は数値
制御タレットパンチプレスに装着される金型であること
を特徴としている。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0018
【補正方法】変更
【補正内容】
【0018】すなわち請求項記載の発明では、数値制
御タレットパンチプレスに装着される金型を対象とした
ので、熟練者でなければできない保有金型の組み合わせ
によるうち抜き回数の削減などのノウハウを効率的に反
映させることができ、最適なNCデータの作成を行う
とができるようになる。
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0019
【補正方法】変更
【補正内容】
【0019】請求項4記載の発明では、請求項3記載の
数値制御データ生成装置で数値制御タレットパンチプレ
スに装着される金型は、打ち抜き加工用の金型であり、
打ち抜きにより開口部を形成することを特徴としてい
る。
【手続補正11】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0020
【補正方法】変更
【補正内容】
【0020】すなわち請求項4記載の発明では、一例と
して数値制御タレットパンチプレスに装着される金型が
打ち抜き加工用の金型であることを示している。このよ
うに打ち抜き加工で開口部を形成することで加工が容易
になる。
【手続補正12】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0021
【補正方法】変更
【補正内容】
【0021】請求項5記載の発明では、(イ)取り込ま
れた加工対象物を画面表示する表示ステップと、(ロ)
複数の金型の中から選択された金型に対応して記憶され
ている金型の表示情報を表示ステップで画面表示された
同一画面上に表示させて指定された位置にこの金型を配
置する金型配置ステップと、(ハ)この金型配置ステッ
プで配置された金型の位置を特定する座標データをこの
金型に対応して記憶されている形状に基づいて取得する
位置取得ステップと、(ニ)加工処理ごとにこの位置取
得ステップで取得された座標データと割り付けた金型の
識別情報を、加工処理ごとに記憶されている処理の内容
を示す数値制御データのひな型の所定の位置に挿入する
ことによって数値制御データを生成する数値制御データ
生成ステップと、(ホ)金型配置ステップで配置された
金型の外形と加工対象物の外形との距離を算出する距離
算出ステップと、(へ)この距離算出ステップで算出さ
れた距離が所定の許容範囲内にあるか否かを判定し、距
離が許容範囲内にないと判定されたときには金型配置ス
テップで配置された金型の配置は不適性であると判定す
る判定ステップとを数値制御データ生成方法に具備させ
る。
【手続補正13】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0022
【補正方法】変更
【補正内容】
【0022】すなわち請求項5記載の発明では、表示ス
テップで取り込まれた加工対象物を画面表示し、金型配
置ステップでこの画面上に複数の金型の中から選択され
た金型に対応して記憶されている金型の表示情報を表示
させて、指定された位置にこの金型を配置させる。そし
て、位置取得ステップでこの金型配置ステップで配置さ
れた金型の位置を特定する座標データをこの金型に対応
して記憶されている形状に基づいて取得し、数値制御デ
ータ生成ステップでは加工処理ごとにこの位置取得ステ
ップで取得された座標データと割り付けた金型の識別情
報を、加工処理ごとに記憶されている処理の内容を示す
数値制御データのひな型の所定の位置に挿入することに
よって数値制御データを生成するようにした。更に請求
項5記載の発明では、距離算出ステップと、判定ステッ
プとを設け、距離算出ステップでは金型配置ステップで
配置された金型の外形と加工対象物の外形との距離を算
出させ、判定ステップではこの距離算出ステップで算出
された距離が所定の許容範囲内にあるか否かを判定し、
距離が許容範囲内にないと判定されたときには金型配置
ステップで配置された金型の配置は不適正であると判定
させるようにした。
【手続補正14】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0023
【補正方法】変更
【補正内容】
【0023】請求項6記載の発明では、請求項5記載の
数値制御データ生成方法で、距離算出ステップは金型配
置ステップで配置された金型の外形同士の距離を算出す
ことを特徴としている。
【手続補正15】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0024
【補正方法】変更
【補正内容】
【0024】すなわち請求項6記載の発明では、距離算
出ステップと、判定ステップとを設け、距離算出ステッ
プでは金型配置ステップで配置された金型の外形同士の
距離を算出させ、判定ステップではこの距離算出ステッ
プで算出された距離が所定の許容範囲内にあるか否かを
判定し、距離が許容範囲内にないと判定されたときには
金型配置ステップで配置された金型の配置は不適正であ
ると判定させるようにした。
【手続補正16】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0025
【補正方法】変更
【補正内容】
【0025】請求項7記載の発明では、請求項5または
請求項6記載の数値制御データ生成方法で、金型は数値
制御タレットパンチプレスに装着される金型であること
を特徴としている。
【手続補正17】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0026
【補正方法】変更
【補正内容】
【0026】すなわち請求項7記載の発明では、従来は
熟練者でなければ数値制御データの作成が効率的に行え
なかった数値制御タレットパンチプレスに適用した。
【手続補正18】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0027
【補正方法】変更
【補正内容】
【0027】請求項8記載の発明では、請求項7記載の
数値制御データ生成方法で数値制御タレットパンチプレ
スに装着される金型は、打ち抜き加工用の金型であり、
打ち抜きにより開口部を形成することを特徴としてい
【手続補正19】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0028
【補正方法】変更
【補正内容】
【0028】すなわち請求項8記載の発明では、一例と
して数値制御タレットパンチプレスに装着される金型が
打ち抜き加工用の金型であることを示している。このよ
うに打ち抜き加工で開口部を形成することで加工が容易
になる。
【手続補正20】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0032
【補正方法】変更
【補正内容】
【0032】またNCデータ生成装置40は、寸法解析
部48と、NCデータ生成部49とを備えている。寸法
解析部48では、金型割付部44によって割り付けられ
た金型の割り付け位置をXY座標で取得する。NCデー
タ生成部49は、この寸法解析部48で取得された金型
の割り付け位置から、加工処理選択部45で選択された
加工処理ごとに、その加工処理のひな型の該当個所に割
り付けた金型と、その加工箇所について反映させて、一
連の加工工程からなるNCデータを作成する。
【手続補正21】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0033
【補正方法】変更
【補正内容】
【0033】図2は上述した寸法解析部48の動作を説
明するためのものである。ここでは、表示領域50
型割付配置領域51内にCADデータ52が表示されて
いる。この金型割付配置領域51には、左下角を原点と
して、表示領域の水平方向にX座標、垂直方向にY座標
を定義している。そして、金型割付配置領域51内に表
示されたCADデータ52の端面53を打ち抜くため
に、XY形状が斜線で示された金型54を割り付ける。
この場合、寸法解析部48は金型割付配置領域51に定
義された座標軸原点から金型54の中心におけるXY寸
法を取得することができるようになっている。したがっ
て、この金型54の割り付け位置は、X座標が“10
0”、Y座標が“80”となる。
【手続補正22】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0035
【補正方法】変更
【補正内容】
【0035】図4は図1に示した加工処理DB47の格
納内容の概要を表わしたものである。加工処理DB47
の格納内容58は、加工処理名59と、NCデータひな
型60とから構成されており、加工処理名59に記憶さ
れている加工処理ごとにその加工処理に対応したNCデ
ータのひな型が記憶されている。たとえば加工処理名が
打ち抜き加工について、3行のNCデータからなり、1
行目は“G70G90XAxYBy”、2行目は“G9
1XCxYDyTt”、3行目は“XExYFy”とな
っている。NCデータのうち“GXX”については、予
め決められている所定の複数の動作を1つのコマンドと
して表わしたものである。したがって、1行目について
“G70”および“G90”として決められている動
作について、X座標が“Ax”、Y座標が“By”を引
数にして行うことを指示するものである。この“Ax”
および“By”が、金型割付部44によって割り付けら
れた金型の割り付け位置に基づいて、図2で示したよう
に寸法解析部48で解析されて挿入される部分である。
同様に、2行目については、“G91”として予め決め
られている動作について、X座標が“Cx”、Y座標が
“Dy”を引数として、タレット番号“t”で示される
金型を用いて行うことを指示するものである。これら
“Cx”、“Dy”、“t”が金型割付部44によって
割り付けられ、図2で示したように寸法解析部48で解
析されて挿入される部分である。3行目は、その動作を
X座標が“Ex”、Y座標が“Fy”の位置に停止させ
て、打ち抜き加工を終了させることとなる。この停止位
置については、次工程によって適切に設定することによ
って、作業時間を大幅に削減することができる。
【手続補正23】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0042
【補正方法】変更
【補正内容】
【0042】図7は本実施例におけるNCデータ生成装
置の表示部42に表示された作業画面の概要を表わした
ものである。すなわち、作業画面85は、作業者によっ
てCADデータのインポートや処理の終了の指示を受け
付ける指示領域86と、金型割り付けや加工処理の指定
を行う作業領域87とから構成されている。指示領域8
6には、ツールボタン“File”と“Help”があ
る。ツールボタン“File”をポインティングデバイ
スでクリックすると、CADデータ取り込みを指示す
る“Import”コマンドと、CADデータの保存を
指示する“Save”コマンドと、処理の終了を指示す
る“Exit”コマンドがある。“Import”コマ
ンドを選択すると、さらに“dxf”と“IGES”と
いった入力される中間ファイル形式の一覧が表示される
ようになっている。ここで作業者によって指示された中
間ファイル形式に対応して、本実施例におけるNCデー
タ生成装置で処理可能な所定のデータ形式に変換する。
また、指示領域86の“Help”は、作業中に不明に
なった使用方法などをオンラインで参照するためのコマ
ンドである。
【手続補正24】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0055
【補正方法】変更
【補正内容】
【0055】
【発明の効果】以上説明したように請求項1または請求
項5記載の発明によれば、金型を加工対象物と同一画面
上に表示させて割り付けるとともに、加工処理ごとに予
め設けられたNCデータのひな型にこの割り付け情報を
挿入するようにしたので、面倒なNCデータの変更作業
における数値入力作業を省略することができる。さら
に、効率的なNCデータに欠かせなかったノウハウを画
面上で確認することができ、即時にNCデータへ反映す
ることが可能となる。複雑な工程設計の短TAT化も図
る。さらに各工程ごとに、従来では手作業で変更した結
果を画面上で確認しなければならなかったNCデータの
変更作業を大幅に効率化することができる。しかも、従
来は熟練者でなければ容易に判断することができなかっ
たノウハウを効率的にNCデータに反映させることがで
きるようになる。
【手続補正25】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0056
【補正方法】削除
【手続補正26】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0057
【補正方法】変更
【補正内容】
【0057】また請求項記載または請求項記載の発
明によれば、熟練者に依存することなく、効率的なNC
データを作成することができるようになる。
【手続補正27】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0058
【補正方法】変更
【補正内容】
【0058】さらに請求項3、4または請求項7、8の
発明によれば、数値制御タレットパンチプレスに装着さ
れる金型を対象としたので、熟練者でなければできない
保有金型の組み合わせによるうち抜き回数の削減などの
ノウハウを効率的に反映させることができ、最適なNC
データの作成を行うことができるようになる。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の金型それぞれに対応してこれら金
    型の識別情報、形状および表示情報が記憶されている金
    型記憶手段と、 加工処理ごとに処理の内容を示す数値制御データのひな
    型が記憶されている加工処理記憶手段と、 取り込まれた加工対象物を表示する表示手段と、 複数の金型の中から選択された金型に対応して前記金型
    記憶手段に記憶されている表示情報を前記表示手段に表
    示させて前記表示手段の指定された位置にこの金型を配
    置する金型配置手段と、 この金型配置手段によって配置された金型の位置を特定
    する座標データを前記金型記憶手段に記憶されている形
    状に基づいて取得する位置取得手段と、 加工処理ごとにこの位置取得手段によって取得された座
    標データと割り付けた金型に対応して前記金型記憶手段
    に記憶されている識別情報を前記加工処理記憶手段に記
    憶された数値制御データのひな型の所定の位置に挿入す
    ることによって数値制御データを生成する数値制御デー
    タ生成手段とを具備することを特徴とする数値制御デー
    タ生成装置。
  2. 【請求項2】 前記金型配置手段によって配置された金
    型の外形と前記加工対象物の外形との距離を算出する距
    離算出手段と、この距離算出手段によって算出された距
    離が所定の許容範囲内にあるか否かを判定し、前記距離
    が前記許容範囲内にないと判定されたときには前記金型
    配置手段によって配置された金型の配置は不適正である
    旨を前記表示手段に表示する判定手段とを具備すること
    を特徴とする請求項1記載の数値制御データ生成装置。
  3. 【請求項3】 前記距離算出手段は前記金型配置手段に
    よって配置された金型の外形同士の距離を算出すること
    を特徴とする請求項2記載の数値制御データ生成装置。
  4. 【請求項4】 前記金型は数値制御タレットパンチプレ
    スに装着される金型であることを特徴とする請求項1〜
    請求項3記載の数値制御データ生成装置。
  5. 【請求項5】 取り込まれた加工対象物を画面表示する
    表示ステップと、 複数の金型の中から選択された金型に対応して記憶され
    ている金型の表示情報を前記表示ステップで画面表示さ
    れた同一画面上に表示させて指定された位置にこの金型
    を配置する金型配置ステップと、 この金型配置ステップで配置された金型の位置を特定す
    る座標データをこの金型に対応して記憶されている形状
    に基づいて取得する位置取得ステップと、 加工処理ごとにこの位置取得ステップで取得された座標
    データと割り付けた金型の識別情報を、加工処理ごとに
    記憶されている処理の内容を示す数値制御データのひな
    型の所定の位置に挿入することによって数値制御データ
    を生成する数値制御データ生成ステップとを具備するこ
    とを特徴とする数値制御データ生成方法。
  6. 【請求項6】 前記金型配置ステップで配置された金型
    の外形と前記加工対象物の外形との距離を算出する距離
    算出ステップと、この距離算出ステップで算出された距
    離が所定の許容範囲内にあるか否かを判定し、前記距離
    が前記許容範囲内にないと判定されたときには前記金型
    配置ステップで配置された金型の配置は不適正であると
    判定する判定ステップとを具備することを特徴とする請
    求項5記載の数値制御データ生成方法。
  7. 【請求項7】 前記距離算出ステップは前記金型配置ス
    テップで配置された金型の外形同士の距離を算出するこ
    とを特徴とする請求項6記載の数値制御データ生成方
    法。
  8. 【請求項8】 前記金型は数値制御タレットパンチプレ
    スに装着される金型であることを特徴とする請求項5〜
    請求項7記載の数値制御データ生成方法。
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