JPH1083213A - 加工データの作成方法 - Google Patents
加工データの作成方法Info
- Publication number
- JPH1083213A JPH1083213A JP23888996A JP23888996A JPH1083213A JP H1083213 A JPH1083213 A JP H1083213A JP 23888996 A JP23888996 A JP 23888996A JP 23888996 A JP23888996 A JP 23888996A JP H1083213 A JPH1083213 A JP H1083213A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- data
- work
- machining
- processing
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- Machine Tool Sensing Apparatuses (AREA)
- Numerical Control (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 少ないオペレータ操作で、加工データを作成
でき、更に、加工精度の向上を図ることを目的とする。 【解決手段】 同一ワークを複数個取付け、それらを同
時に加工するためのＮＣ加工データを作成する場合、ワ
ーク１個の工具軌跡データ３と、各ワークの取付け位置
及びワーク有無計測のための計測位置をポストプロセッ
サ４へ指示することにとより、全ワークの計測及び加工
データ５を自動的に作成することを特徴とする。
でき、更に、加工精度の向上を図ることを目的とする。 【解決手段】 同一ワークを複数個取付け、それらを同
時に加工するためのＮＣ加工データを作成する場合、ワ
ーク１個の工具軌跡データ３と、各ワークの取付け位置
及びワーク有無計測のための計測位置をポストプロセッ
サ４へ指示することにとより、全ワークの計測及び加工
データ５を自動的に作成することを特徴とする。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、ＣＡＭ(Computer
Aided Manufacturing)システムにおける加工データの作
成方法に関する。詳しくは、ＣＡＤ／ＣＡＭシステム、
自動プログラミング装置等における加工データの作成に
関する。更に、ＮＣ装置にも適用可能なものである。
Aided Manufacturing)システムにおける加工データの作
成方法に関する。詳しくは、ＣＡＤ／ＣＡＭシステム、
自動プログラミング装置等における加工データの作成に
関する。更に、ＮＣ装置にも適用可能なものである。
【０００２】
【従来の技術】従来では、同一ワークを複数加工する場
合でも、図２に示すように、オペレータが、全ワーク１
〜ｎについて、工具軌跡（Cutter Location;以下、ＣＬ
と言う）データを作成し、ポストプロセッサがポスト処
理により、ＮＣデータに単純に変換していた。ワーク２
〜ｎについては、場合によっては、ワーク１のＣＬデー
タをコピー／変換して作成することもある。
合でも、図２に示すように、オペレータが、全ワーク１
〜ｎについて、工具軌跡（Cutter Location;以下、ＣＬ
と言う）データを作成し、ポストプロセッサがポスト処
理により、ＮＣデータに単純に変換していた。ワーク２
〜ｎについては、場合によっては、ワーク１のＣＬデー
タをコピー／変換して作成することもある。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】従来の方式には、次の
問題点(1)(2)がある。 (1) 全ワーク１〜ｎに対するＣＬデータをオペレータが
作成する場合には、ＣＬデータの作成に時間がかかると
共にミスが発生し易い。
問題点(1)(2)がある。 (1) 全ワーク１〜ｎに対するＣＬデータをオペレータが
作成する場合には、ＣＬデータの作成に時間がかかると
共にミスが発生し易い。
【０００４】(2) ワーク１のＣＬデータをコピー／変換
して、ワーク２〜ｎのＣＬデータを作成する場合には、
ワーク１の全加工が終了してから、次の加工へ移るた
め、ＡＴＣ(Automatic Tool Change）回数が増えると共
に各ワーク１〜ｎの仕上がり時刻のずれが大きく、従っ
て機械の熱変形等で加工精度のバラツキも大きい。
して、ワーク２〜ｎのＣＬデータを作成する場合には、
ワーク１の全加工が終了してから、次の加工へ移るた
め、ＡＴＣ(Automatic Tool Change）回数が増えると共
に各ワーク１〜ｎの仕上がり時刻のずれが大きく、従っ
て機械の熱変形等で加工精度のバラツキも大きい。
【０００５】本発明は、上記問題点を解消し、少ないオ
ペレータ操作で、加工データを作成でき、更に、加工精
度の向上を図ることを目的とする。
ペレータ操作で、加工データを作成でき、更に、加工精
度の向上を図ることを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明では、次の手順
（１）〜（３）により、ＮＣ加工データを作成する。 （１）先ず、オペレータ操作により、ワーク１のＣＬデ
ータを作成する。この点は、従来技術と同様である。 （２）次に、オペレータは多数個付け情報（ワーク１〜
ｎの取付位置、計測位置）を入力する。
（１）〜（３）により、ＮＣ加工データを作成する。 （１）先ず、オペレータ操作により、ワーク１のＣＬデ
ータを作成する。この点は、従来技術と同様である。 （２）次に、オペレータは多数個付け情報（ワーク１〜
ｎの取付位置、計測位置）を入力する。
【０００７】（３）以上の情報により、ポストプロセッ
サは、下記の手順〜により、自動的にＮＣ加工デー
タを作成する。 多数個付け情報の解析し、ワーク有無計測指令の出力
する。 ワーク１のＣＬデータを各工程毎（ＡＴＣ命令毎）に
分割する。 工程毎のＣＬデータを各ワークの取付位置に応じて平
行移動する。 このとき、ワーク有無フラグによる加工スキップ命令
（ＧＯＴＯ文）を自動作成する。
サは、下記の手順〜により、自動的にＮＣ加工デー
タを作成する。 多数個付け情報の解析し、ワーク有無計測指令の出力
する。 ワーク１のＣＬデータを各工程毎（ＡＴＣ命令毎）に
分割する。 工程毎のＣＬデータを各ワークの取付位置に応じて平
行移動する。 このとき、ワーク有無フラグによる加工スキップ命令
（ＧＯＴＯ文）を自動作成する。
【０００８】〔作用〕本発明では、ワーク２〜ｎについ
ても、ポストプロセッサが自動的にＮＣ加工データを作
成するため、少ないオペレータ入力で、複数加工用のＮ
Ｃデータが容易に作成できる。また、各工程毎に、ワー
ク１〜ｎの加工をＡＴＣするので、ＡＴＣ回数が減少す
る。更に、ワーク１の全加工を終了してワーク２…の加
工へ移る場合に比べて、ワーク毎の仕上がり時刻のずれ
が少なく、加工精度の均一化が図れる。
ても、ポストプロセッサが自動的にＮＣ加工データを作
成するため、少ないオペレータ入力で、複数加工用のＮ
Ｃデータが容易に作成できる。また、各工程毎に、ワー
ク１〜ｎの加工をＡＴＣするので、ＡＴＣ回数が減少す
る。更に、ワーク１の全加工を終了してワーク２…の加
工へ移る場合に比べて、ワーク毎の仕上がり時刻のずれ
が少なく、加工精度の均一化が図れる。
【０００９】
【実施例】本発明の一実施例に係る加工データの作成方
法を図１に、また、本実施例に係るＣＡＭシステムの基
本的構成を図３に示す。図３に示すように、全体システ
ムとしては、ＣＬデータ作成装置２による形状データ１
からＣＬデータ３の作成及びポストプロセッサ４による
ＣＬデータ３からＮＣ加工データの作成から構成されて
いる。
法を図１に、また、本実施例に係るＣＡＭシステムの基
本的構成を図３に示す。図３に示すように、全体システ
ムとしては、ＣＬデータ作成装置２による形状データ１
からＣＬデータ３の作成及びポストプロセッサ４による
ＣＬデータ３からＮＣ加工データの作成から構成されて
いる。
【００１０】本実施例では、同一ワークを複数個取付
け、それらを同時に加工するためには、図１に従い、次
の処理によりＮＣ加工データを作成する。先ず、ＣＬデ
ータ作成装置２上では、オペレータがワーク１個分のＣ
Ｌデータを作成し、多数個付け情報を入力する。
け、それらを同時に加工するためには、図１に従い、次
の処理によりＮＣ加工データを作成する。先ず、ＣＬデ
ータ作成装置２上では、オペレータがワーク１個分のＣ
Ｌデータを作成し、多数個付け情報を入力する。
【００１１】多数個付け情報は、図４に示すように、各
ワークの原点、計測位置からなる。図４において、
Ｏ1，Ｏ2，Ｏ3は各ワークの原点であり、Ｍ1，Ｍ2，Ｍ3
は計測点である。これらはＣＬデータ３として、ポスト
プロセッサ４に渡される。ポストプロセッサ４は、次の
手順〜を繰り返して、ＮＣ加工データ５へ変換す
る。
ワークの原点、計測位置からなる。図４において、
Ｏ1，Ｏ2，Ｏ3は各ワークの原点であり、Ｍ1，Ｍ2，Ｍ3
は計測点である。これらはＣＬデータ３として、ポスト
プロセッサ４に渡される。ポストプロセッサ４は、次の
手順〜を繰り返して、ＮＣ加工データ５へ変換す
る。
【００１２】多数個付け情報の解析 ワーク有無計測指令の出力 ワーク１のＣＬデータから１工程分の抽出 ワーク２〜ｎの１工程分のパス作成（座標変換）及び
ワーク加工スキップ命令出力
ワーク加工スキップ命令出力
【００１３】ＮＣ加工データ５のフォーマットを図５に
示す。同図に示すように、先ず、ワーク１〜ｎの有無を
計測するための指令が出力され、次いで、各工程（各工
具）、各ワーク毎の加工データが順次出力される。各加
工データの前には前記計測によるワークの有無のフラグ
（具体的には、ＮＣ装置内部の変数値）により、当該工
程をスキップするか否かの指令（ＩＦ…ＧＯＴＯ…）が
出力される。
示す。同図に示すように、先ず、ワーク１〜ｎの有無を
計測するための指令が出力され、次いで、各工程（各工
具）、各ワーク毎の加工データが順次出力される。各加
工データの前には前記計測によるワークの有無のフラグ
（具体的には、ＮＣ装置内部の変数値）により、当該工
程をスキップするか否かの指令（ＩＦ…ＧＯＴＯ…）が
出力される。
【００１４】このように説明したように、本実施例で
は、ワーク２〜ｎについても、ポストプロセッサ４が自
動的にＮＣ加工データを作成するため、少ないオペレー
タ入力で、複数加工用のＮＣデータが容易に作成でき
る。また、各工程毎に、ワーク１〜ｎの加工をＡＴＣす
るので、ＡＴＣ回数が減少する。更に、ワーク１の全加
工を終了してワーク２…の加工へ移る場合に比べて、ワ
ーク毎の仕上がり時刻のずれが少なく、加工精度の均一
化が図れる。
は、ワーク２〜ｎについても、ポストプロセッサ４が自
動的にＮＣ加工データを作成するため、少ないオペレー
タ入力で、複数加工用のＮＣデータが容易に作成でき
る。また、各工程毎に、ワーク１〜ｎの加工をＡＴＣす
るので、ＡＴＣ回数が減少する。更に、ワーク１の全加
工を終了してワーク２…の加工へ移る場合に比べて、ワ
ーク毎の仕上がり時刻のずれが少なく、加工精度の均一
化が図れる。
【００１５】
【発明の効果】以上、実施例に基づいて具体的に説明し
たように、本発明によれば、次の効果を奏する。 オペレータはワーク１個分のＣＬデータを作成し、そ
れに多数個付け情報を入力するだけで、全ワーク１〜ｎ
のＮＣ加工データが容易に得られる。 ＡＴＣ回数が最小限に抑えられる。 各部品の同一部位の加工時刻の開きが少なく、機械の
熱変形等による加工精度のバラツキが少なくなる。
たように、本発明によれば、次の効果を奏する。 オペレータはワーク１個分のＣＬデータを作成し、そ
れに多数個付け情報を入力するだけで、全ワーク１〜ｎ
のＮＣ加工データが容易に得られる。 ＡＴＣ回数が最小限に抑えられる。 各部品の同一部位の加工時刻の開きが少なく、機械の
熱変形等による加工精度のバラツキが少なくなる。
【図１】本発明の一実施例に係る加工データの作成方法
のフローチャートである。
のフローチャートである。
【図２】従来のＣＡＭシステムのフローチャートであ
る。
る。
【図３】本発明の一実施例に係る全体システムの基本的
構成を示す構成図である。
構成を示す構成図である。
【図４】多数個付け情報の説明図である。
【図５】ＮＣ加工データの形式を示す説明図である。
１ 形状データ ２ ＣＬデータ作成装置 ３ ＣＬデータ ４ ポストプロセッサ ５ ＮＣ加工データ
Claims (2)
- 【請求項１】 同一ワークを複数個取付け、それらを同
時に加工するためのＮＣ加工データを作成する場合、ワ
ーク１個の工具軌跡データと、各ワークの取付け位置及
びワーク有無計測のための計測位置をポストプロセッサ
へ指示することにより、全ワークの計測及び加工データ
を自動的に作成することを特徴とする加工データの作成
方法。 - 【請求項２】 前記ポストプロセッサは、多数個付け情
報の解析、ワーク有無計測指令の出力、ワーク１個の工
具軌跡データの各工程毎への分割、工程毎の工具軌跡デ
ータを各ワークの取付位置に応じた平行移動及びワーク
有無フラグによる加工命令のスキップを自動出力するこ
とを特徴とする請求項１記載の加工データの作成方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23888996A JPH1083213A (ja) | 1996-09-10 | 1996-09-10 | 加工データの作成方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23888996A JPH1083213A (ja) | 1996-09-10 | 1996-09-10 | 加工データの作成方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1083213A true JPH1083213A (ja) | 1998-03-31 |
Family
ID=17036781
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23888996A Withdrawn JPH1083213A (ja) | 1996-09-10 | 1996-09-10 | 加工データの作成方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1083213A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN100363849C (zh) * | 2004-08-04 | 2008-01-23 | 鼎维工业股份有限公司 | 加工铣刀的参数设定方法 |
| JP2012150728A (ja) * | 2011-01-20 | 2012-08-09 | Bridgestone Corp | Ｎｃプログラム作成装置 |
| CN109590564A (zh) * | 2017-10-02 | 2019-04-09 | 白光株式会社 | 焊接装置 |
| JP2019068023A (ja) * | 2017-10-02 | 2019-04-25 | 白光株式会社 | 半田付け装置 |
-
1996
- 1996-09-10 JP JP23888996A patent/JPH1083213A/ja not_active Withdrawn
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN100363849C (zh) * | 2004-08-04 | 2008-01-23 | 鼎维工业股份有限公司 | 加工铣刀的参数设定方法 |
| JP2012150728A (ja) * | 2011-01-20 | 2012-08-09 | Bridgestone Corp | Ｎｃプログラム作成装置 |
| CN109590564A (zh) * | 2017-10-02 | 2019-04-09 | 白光株式会社 | 焊接装置 |
| JP2019068023A (ja) * | 2017-10-02 | 2019-04-25 | 白光株式会社 | 半田付け装置 |
| US10864590B2 (en) | 2017-10-02 | 2020-12-15 | Hakko Corporation | Soldering apparatus |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20031202 |