JP2003117766A - 切削装置 - Google Patents

切削装置

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JP2003117766A
JP2003117766A JP2001307401A JP2001307401A JP2003117766A JP 2003117766 A JP2003117766 A JP 2003117766A JP 2001307401 A JP2001307401 A JP 2001307401A JP 2001307401 A JP2001307401 A JP 2001307401A JP 2003117766 A JP2003117766 A JP 2003117766A
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Yasuyuki Sakatani
康之 酒谷
Kazuya Fukuoka
一也 福岡
Tomoaki Hiruta
倫明 蛭田
Takayuki Asano
貴行 浅野
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Tokyo Seimitsu Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】オイルパンの清掃のためのダウンタイムを短縮
するために、清掃が容易であってしかも小型のオイルパ
ンを設けた研削装置を提供すること。 【解決手段】切削装置10において、加工部20に設け
られ切削水の廃水を受けるオイルパンに、切削装置10
の正面から見て手前側と奥側とに夫々排水口30Dを形
成した。これにより廃水が手前側から奥側へ流れるため
の流路が不要で、清掃し難い蛇腹31の下を清掃する必
要がなく、またオイルパン30のサイズも小型になる。
このため、切削装置10の稼働率を低下させない、また
マシンサイズも小さくできる。また、オイルパン40を
切削装置10の正面から見て手前側と奥側とに夫々分割
して設け、横方向に引出すこと及び差し込むことにより
着脱自在とした。従って、オイルパン40を切削装置1
0から引き抜いて、装置外で清掃できるので、掃除がよ
り簡単で時間も掛からない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は切削装置に関し、 特
に半導体や電子部品材料等のワークに溝加工や切断加工
を行う切削装置に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体や電子部品材料等のワークに溝加
工や切断加工を行う切削装置においては、高速で回転す
るブレードと称する薄型砥石で切削水をかけながらワー
クを加工する。ワークの加工ポイントで加工に寄与した
切削水は、その後ワークテーブルを囲うように配置され
たオイルパンに流れ込む。オイルパンに流れ込んだ切削
水の廃水は、オイルパンの四隅の内の一つの隅に形成さ
れた排水口から排水ダクトを経由して工場ラインの排水
溝に排水される。
【0003】図5に、従来の切削装置のカッティングテ
ーブルまわりの断面図を示す。従来の切削装置では、マ
シンベース29上に設けられたX軸ガイドレール28、
28と係合するリニアガイド28A、28Aとリードス
クリュー43、ナット43AとによりX方向に切削送り
されるXテーブル27がある。このXテーブル27には
θテーブルが載置され、θテーブルにはワークWを吸着
保持するワークテーブル25が取付けられている。ま
た、ワークテーブル25を囲うようにして、オイルパン
50がその脚板50C、50Cでマシンベース29のホ
ルダ52、52にネジ止めされている。このオイルパン
50には蛇腹支持板50B、50Bが設けられており、
蛇腹支持板50B、50B上には、X軸ガイドレール2
8、28やリードスクリュー43等の駆動機構を覆うよ
うにして設けられた蛇腹31が載っている。
【0004】図6は、この従来の切削装置に用いられて
いるオイルパン50の形状を示している。この従来のオ
イルパン50は、底板50Hと、底板50Hの中央部の
開口部50Aを囲んで内側フェンス50Fと外側フェン
ス50Gがある。また、底板50Hの一角には排水口5
0Dが形成され、排水口50Dに合わせて排水筒50E
が溶接されている。加工にあたってワークWに供給され
た切削水や先浄水は、蛇腹31を伝わってオイルパン5
0に流れ落ち、排水口50Dから排水ダクトに流され
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、この従来の
切削装置のオイルパン50では、底板50Hの左奥に排
水口50Dが形成されているので、手前側の廃水は左側
に流れてその後奥側へ流れ、排水口50Dから排水され
る。排水口50D付近にはワークWのかけらや切削紛が
堆積しやすいので、オイルパン50の左側は頻繁に清掃
する必要がある。しかし、このオイルパン50の左側の
部分は前述の蛇腹31の下にあたり、掃除のし難い場所
であるため、清掃のために長い時間切削装置を停めなけ
ればならず、切削装置の稼働率を低下させるという問題
があった。また、オイルパン50の手前側から奥側への
流路確保のため、オイルパン50の寸法が大きくなり、
切削装置のマシンサイズが大きくなるという問題もあっ
た。
【0006】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たもので、清掃が容易であって小型のオイルパン50を
設けた切削装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記目的を達
成するために、加工部で回転刃によるワークの溝加工や
切断加工を行う切削装置において、前記加工部には切削
水の廃水を受けるオイルパンが設けられ、該オイルパン
には、前記切削装置の正面から見て手前側と奥側とに夫
々排水口が形成されていることを特徴としている。
【0008】本発明によれば、オイルパンの手前側と奥
側とに夫々排水口が形成されているので、廃水が手前側
から奥側へ流れるための流路が不要で、清掃し難い蛇腹
の下を清掃する必要がなく、またオイルパンのサイズも
小型になる。このため、切削装置の稼働率を低下させな
い、またマシンサイズも小さくできる。
【0009】本発明はまた、前記切削装置において、前
記オイルパンは、前記切削装置の正面から見て手前側と
奥側とに夫々分割して設けられていることを特徴とし、
前記手前側と奥側とに分割して設けられたオイルパン
は、夫々前記切削装置の正面から見て横方向に引出すこ
と及び差し込むことにより着脱自在に設けられているこ
とを特徴としている。従って、オイルパンを切削装置か
ら引き抜いて、装置外で清掃できるので、掃除が簡単で
時間も掛からない。
【0010】
【発明の実施の形態】以下添付図面に従って本発明に係
る切削装置の好ましい実施の形態について詳説する。尚
各図において、同一の部材については同一の番号又は符
号を付している。
【0011】図1は、本発明に係る切削装置の正面断面
図である。切削装置10は、加工部20、顕微鏡60、
図示しない操作・表示部、コントローラ等から構成され
ている。加工部20は、ワークに溝加工や切断加工を行
う部分である。顕微鏡はワークWのアライメントや加工
状態を評価するために、ワーク表面を観察する部分で、
操作・表示部には切削装置10の各部の操作を行うスイ
ッチや表示手段が設けられている。コントローラは切削
装置10の各動作をコントロールする部分で、マイクロ
プロセッサ、メモリ、及び入出力回路等で構成され、切
削装置10の架台内部に格納されている。 加工部20は
図1に示すように、ワークWの溝加工や切断加工を行う
回転刃21が図示しない高周波モータ内臓のエアーベア
リングスピンドルに取付けられ、30,000rpm〜
60,000rpmの高速で回転されるとともに、不図
示の送り機構によって図の矢印X方向と直交するY方向
にインデックス送りされる。 この回転刃21は薄い円盤
状で、ダイヤモンド砥粒やCBN砥粒をニッケルで電着
した電着ブレードや、樹脂で結合したレジンブレードが
用いられる。 回転刃21は手前側と下方が開口したフラ
ンジカバー22で囲われ、フランジカバー22に設けら
れた切削ノズル23からは切削水が加工ポイントに供給
される。 また、回転刃21の右側には洗浄ノズル24が
あり、洗浄水が供給される。 マシンベース29上にはX
ガイド28が設けられ、Xテーブル27がXガイド28
でガイドされて、後で説明する駆動機構によりX方向に
移動される。 Xテーブル27にはθテーブル26が載置
され、θテーブル26にはワークテーブル25が連結さ
れている。 加工されるワークWはこのワークテーブル2
5の上面に吸着固定され、θテーブル26によってθ回
転されるとともに、Xテーブル27によって図の矢印X
方向に切削送りされるようになっている。 また、切削水
や洗浄水の廃水を受けるオイルパン30がマシンベース
29に図示しないホルダで固定されており、θテーブル
26の回りを覆うテーブルカバー34とオイルパン30
に密着して設けられた右側板32との間には蛇腹31
が、テーブルカバー34と同じくオイルパン30に密着
して設けられた左側板33との間にはもう1個の蛇腹3
1が設けられ、オイルパン30の中央部の開口部分を覆
うようになっている。左側板33は図1に示すように、
上部が右側(装置内側)に傾斜した形状になっている。
【0012】図2は、本発明の第1の実施形態に係る切
削装置1のオイルパン30の形状を表わした斜視図であ
る。図2に示すように、オイルパン30は中央部に開口
部30Aが形成されたコの字状の底板30Hと、開口部
30Aを囲うように設けられた内側フェンス30F、及
び底板30Hの外周を囲う外側フェンス30Gとから構
成されている。内側フェンス30Fの手前側及び奥側に
は蛇腹支持板30Bが溶接されており、底板30Hには
手前側及び奥側に夫々脚板30Cが溶接されている。ま
た、コの字状の底板30Hの手前側左隅と奥側左隅には
夫々排水口30Dが形成され、排水口30Dの下には夫
々排水筒30Eが溶接されている。このオイルパン30
は、図1で示すように配置され、脚板30C、30Cの
部分でマシンベース29に設けられた図示しないホルダ
にネジ止めされている。このとき、オイルパン30は排
水口30D、30Dの形成されている側が他方の側より
僅かに低くなるように、傾斜して取付けられている。ま
た、排水筒30E、30Eは図1で示すように排水ダク
ト35に形成された孔に差し込まれている。
【0013】次に、このように構成された切削装置10
の作用を説明する。先ずオペレータが加工部のスピンド
ルに回転刃21をセットする。この時ワークテーブル2
5は、回転刃21の取付けの邪魔にならないように、顕
微鏡60の下に位置している。次にワークWがワークテ
ーブル25に載置され、真空吸着される。次いでワーク
Wは顕微鏡の下で表面に形成されたパターンが観察さ
れ、オペレータは観察画像を見ながら操作・表示部のス
イッチを操作して、ワークWのアライメントを行う。ア
ライメントが完了したワークWは、Xテーブル27の移
動により加工部20に搬入され、高速回転する回転刃2
1とXテーブル27による切削移動とにより溝加工や切
断加工がなされる。加工中は切削ノズル23から切削水
が加工ポイントに供給され、洗浄ノズル24からは先浄
水が供給される。1ラインの加工が済むと、回転刃21
はY方向にインデックス送りされ、次に加工するライン
に位置付けられ、Xテーブル27による切削移動でこの
ラインも加工される。このような動作が繰り返されて、
ワークWの一方向の全ラインの加工が終了すると、θテ
ーブル26がワークWを90度回転させ、先ほどのライ
ンと直交するラインに合わせて加工が行われる。全加工
が終了するとワークWは顕微鏡の位置まで搬送され、図
示しない表示灯の加工完了を知らせるランプが点滅す
る。ここでオペレータは必要に応じ、顕微鏡60でワー
クWの加工部分の加工状態を観察した後、ワークWをワ
ークテーブル25から取外す。以上が切削装置11によ
るワークWの加工の流れである。
【0014】次に、オイルパン30の作用について説明
する。図1に示すように、加工部20では、ワークWの
加工ポイントに切削水が供給され、ワークW及び回転刃
21の冷却と切粉の排除が行われる。また洗浄ノズル2
4から供給された先浄水はワークWの表面を洗浄してい
る。このようにワークWに供給された切削水及び先浄水
の廃水は、テーブルカバー34及び蛇腹31、31を伝
わってオイルパン30に流れ込む。また、回転刃21で
加速された切削水の飛沫が、図1で示すように装置の左
方向に噴射されるが、左側板33に当たって蛇腹31や
オイルパン30に流される。このとき左側板33の上部
が内側に傾斜しているので、噴射された廃水は下方に反
射され効率よくオイルパン30に流される。これらの廃
水の中には、ワークWの切れ端や切り屑、切粉等が混じ
っている。オイルパン30は排水口30D、30Dの側
が低くなるように取付けられているので、オイルパン3
0の手前側に流れ込んだ廃水は手前側の排水口30D
へ、奥側に流れ込んだ廃水は奥側の排水口30Dへ向か
って流れ、夫々排水筒30Eから排水ダクト35を経て
排水される。排水口30Dの近辺は切削屑が堆積しやす
いが、排水口30Dが手前側と奥側とに分れているので
堆積する量が少なく、掃除の間隔を長くとれる。また、
排水口30D側は手前側と奥側とがつながっていないの
で掃除のし難い蛇腹31の下を掃除する必要がなく、清
掃時間が短縮できる。従って、切削装置10の稼働率が
向上すると共に、オイルパン30が小型になる分切削装
置10全体も小さくできる。
【0015】図3及び図4は、本発明の第2の実施形態
を説明する図である。図3はワークテーブル回りの側断
面図であり、図4はオイルパンと関連部材の配置関係を
説明する斜視図である。図3及び図4に示すように、切
削装置10は、マシンベース29上面に2本のX軸ガイ
ドレール28、28が設けられ、夫々Xテーブル27に
取付けられたリニアガイド28Aと転がり接触のガイド
を構成している。またマシンベース29にはリードスク
リュー43が設けられ、図示しないサーボモータに連結
されている。このリードスクリュー43にはナット43
Aが螺合され、ナット43AはXテーブル27に取付け
られている。Xテーブル27にはθテーブル26が載置
されており、θテーブル26にはワークテーブル25が
取付けられている。ワークテーブル25の上面には加工
されるワークWが吸着固定される。これらの駆動機構に
より、ワークテーブル25に載置されたワークWは図示
しないサーボモータによってX方向の切削送りがされる
と共に、θテーブル26によってθ回転される。マシン
ベース29上面の手前側と奥側には、長手方向に溝が形
成されたホルダ42夫々設けられていて、手前側と奥側
のホルダ42には夫々にオイルパン40が保持されてい
る。オイルパン40、40は図4に示すように、上方が
開口した細長い箱型になっており、細長い側面の内の1
辺は高さが高く、開口部よりも飛び出している。また、
底面の一端側には排水口40Dが形成されており、排水
口40Dの下には排水筒40Eが溶接されている。この
排水筒40Eはどちらも排水ダクト35に形成されてい
る孔に接続されている。またオイルパン40の底面には
図3で示す脚板40Aが長手方向に溶接されていて、オ
イルパン40はこの脚板40Aをホルダ42の溝に差し
込むことで排水口40Dのある側が僅かに下がった傾斜
状態で保持されている。この手前側と奥側のオイルパン
40、40は、どちらも切削装置10の左側横方向に引
出すことができ、また横方向に押込むことができるの
で、簡単に着脱できるようになっている。リードスクリ
ュー43の上方には、図4で示すように、一端が左側板
33に固定され他端がテーブルカバー34に固定された
蛇腹31が、また一端が右側板32に固定され他端がテ
ーブルカバー34に固定された蛇腹31がリードスクリ
ュー43やX軸ガイドレール28、28等の駆動部を覆
うように取付けられている。また、マシンベース29上
面には蛇腹サポータ41が取付けられていて、蛇腹サポ
ータ41の長手方向2箇所の水平部分が蛇腹31、31
の下側に接している。
【0016】このように構成された第2の実施形態の作
用を説明する。図示しないサーボモータが回転するとリ
ードスクリュー43が回転され、Xテーブル27がX方
向に移動されるので、ワークWを吸着載置したワークテ
ーブル25はX方向の切削送りがされる。ワークWの加
工中は切削水や先浄水が用いられ、その廃水はテーブル
カバー34及び蛇腹31、31を伝わりオイルパン4
0、40に流れ込む。Xテーブル27の一方向移動に伴
って、テーブルカバー34の左右に設けられ蛇腹サポー
タ41でその重量を支持されたた蛇腹31、31の内、
一方の蛇腹31が縮み他方の蛇腹31が伸ばされ、逆方
向の移動では一方の蛇腹31が伸ばされ、他方の蛇腹3
1が縮む。このようにしてX軸駆動機構部は廃水から防
御されている。オイルパン40、40に流れ込んだ廃水
は傾斜に従って排水溝40D方向に流れ、排水筒40
E、40Eから排水ダクト35に排水される。廃水中に
混入していた切削屑が排水口40Dの付近に堆積した時
は、排水ダクト35を押し下げて排水筒40E、40E
を夫々排水ダクト35から抜き出し、オイルパン40、
40を左横方向に引き抜いて、切削装置10外部で清掃
する。清掃が終わったオイルパン40、40は、夫々の
脚板40Aを夫々のホルダ42の溝に沿わせて押込み右
側板に突き当てるだけでセットが完了する。従ってオイ
ルパン40の清掃が切削装置10の外部で行えるため、
極めて簡単で、短時間で行うことができる。また、交換
用のオイルパン40、40を用意しておけば、先ず切削
屑の堆積したオイルパン40、40を清掃済みのオイル
パン40、40と交換して切削装置10を稼動させ、切
削装置10の稼動中に堆積したオイルパン40、40を
清掃すればよく、切削装置10のダウンタイムを極力抑
えることができる。また、従来のオイルパン50のよう
な前側のオイルパンと奥側のオイルパンとを連結する余
分なスペースが必要ないので、装置を小型にできる。
【0017】尚、第2の実施形態では、オイルパン40
を上部開口の箱型に形成したが、排水口40Dのある側
の反対側の側面も開放した形状にすることにより、より
一層清掃がやりやすくなる。この場合、オイルパン40
が押付けられる右側板の適合位置にゴム板等の弾性体を
シール材として貼ることにより、オイルパン40に流れ
込んだ廃水が漏れることがない。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、加
工部に設けられたオイルパンの排水口が手前側と奥側と
に夫々形成されているので、掃除し難い蛇腹の下の掃除
が不要になり、清掃が容易で切削装置のダウンタイムを
少なくできる。また余分なスペースが必要ないので、装
置を小型にできる。更に、オイルパンを手前側と奥側と
に分割して設け、夫々装置外に引出せるように構成する
ことによりオイルパンの清掃が一層簡単になり、切削装
置の稼働率を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る切削装置の正面断面
【図2】本発明の第1の実施形態に係る切削装置のオイ
ルパンを示す斜視図
【図3】本発明の第2の実施形態を示すワークテーブル
回りの側断面図
【図4】本発明の第2の実施形態の各部材の配置を表わ
す斜視図
【図5】従来の切削装置を示すワークテーブル回りの側
断面図
【図6】従来の切削装置のオイルパンを示す斜視図
【符号の説明】
W…ワーク、10…切削装置、20…加工部、21…回
転刃、30、40…オイルパン、30D、40D…排水
口、31…蛇腹
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 蛭田 倫明 東京都三鷹市下連雀9丁目7番1号 株式 会社東京精密内 (72)発明者 浅野 貴行 東京都三鷹市下連雀9丁目7番1号 株式 会社東京精密内 Fターム(参考) 3C011 BB12

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】加工部で回転刃によるワークの溝加工や切
    断加工を行う切削装置において、前記加工部には切削水
    の廃水を受けるオイルパンが設けられ、該オイルパンに
    は、前記切削装置の正面から見て手前側と奥側とに夫々
    排水口が形成されていることを特徴とする切削装置。
  2. 【請求項2】前記オイルパンは、前記切削装置の正面か
    ら見て手前側と奥側とに夫々分割して設けられているこ
    とを特徴とする請求項1に記載の切削装置。
  3. 【請求項3】前記手前側と奥側とに分割して設けられた
    オイルパンは、夫々前記切削装置の正面から見て横方向
    に引出すこと及び差し込むことにより着脱自在に設けら
    れていることを特徴とする請求項2に記載の切削装置。
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