JP2003110929A - 手振れ補正撮像装置 - Google Patents

手振れ補正撮像装置

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JP2003110929A
JP2003110929A JP2001305227A JP2001305227A JP2003110929A JP 2003110929 A JP2003110929 A JP 2003110929A JP 2001305227 A JP2001305227 A JP 2001305227A JP 2001305227 A JP2001305227 A JP 2001305227A JP 2003110929 A JP2003110929 A JP 2003110929A
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slider
image pickup
substrate
pickup device
image
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JP2001305227A
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English (en)
Inventor
Shigeru Wada
滋 和田
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Minolta Co Ltd
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Minolta Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 基板面積を小型化した撮像素子を揺動するタ
イプの手振れ補正撮像装置を提供する。 【解決手段】 撮像素子16を揺動して手振れ補正する
撮像装置において、前記撮像素子16を保持し、前記撮
像素子と共に揺動する基板80を有し、該基板80は、
前記撮像素子16及び少なくとも1つの他の素子83を
配設する。他の素子83は、前記撮像素子の画像信号読
み出しに関する素子や手振れ制御に関する素子であるこ
とが好ましい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、撮像素子を揺動さ
せるタイプの手振れ補正撮像装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ブレによる光軸のずれを補正するように
光学系の全部又は一部を移動させるアクティブ手振れ補
正技術は、補正光学系を揺動するタイプと、光学系全体
を揺動するタイプと、撮像素子を揺動するタイプの3種
類に大別される。しかしながら、光学系全体を揺動する
タイプのものは、揺動する部材の質量が大きくエネルギ
ーが大量に必要になるばかりでなく、揺動体積が大きく
なり、装置全体が大型化するという問題があり、実用的
に用いられることが少ない。
【0003】また、撮像素子を揺動するタイプのもの
は、例えば、特開平9−116910号公報や特開平6
−46314号公報などに開示されており、光学感度の
関係で設計制限が少なく、すべてのレンズに適用できる
多様なバリエーションや省コストなどの多くの利点が存
在するが、移動平面の平面度や撮像素子回りの基板の処
理などが困難であるという問題がある。
【0004】すなわち、撮像素子を揺動するタイプのも
のは、高画素になればなるほど移動誤差感度が厳しくな
り、また、レンズを駆動するタイプのものに比べて揺動
する部材の質量や移動量が大きくなりがちである。この
ため、駆動機構としての基板面積の大型化につながり、
撮像機器が大型化するという問題もある。また、撮像素
子回りの基板を撮像素子と独立させ、別部材として配置
させることで、上記問題は改善されるが、撮像素子から
出力される信号は微弱であり、結線途中でノイズなどの
影響を受けやすいという問題が生じる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明が
解決しようとする技術的課題は、基板面積を小型化した
撮像素子を揺動するタイプの手振れ補正撮像装置を提供
することである。
【0006】
【課題を解決するための手段および作用・効果】本発明
は、上記技術的課題を解決するために、以下の構成の手
振れ補正撮像装置を提供する。
【0007】手振れ補正撮像装置は、撮像素子を揺動し
て手振れ補正するタイプのものである。そして、前記撮
像素子を保持し、前記撮像素子と共に揺動する基板を有
し、該基板は、前記撮像素子及び少なくとも1つの他の
素子を配設する。
【0008】上記構成において、基板は、撮像素子を配
設し、撮像素子と共に揺動する。そして、前記基板に
は、撮像素子に加えて他の素子が配設される。他の素子
は、とくにその機能については問われるものではなく、
具体例としては、撮像素子からの信号を画像信号に変換
処理するための回路や撮像素子の揺動を制御するための
素子などが例示される。ただし、これらに限るものでは
ない。
【0009】また、本撮像装置は、当該基板の他に、素
子を配設した他の基板を有してもよい。他の基板は、本
発明の当該基板と共に1つの処理を行うようなものであ
ってもよい。すなわち、撮像素子と共に揺動する当該基
板は、設計時においてその回路規模を任意に設定するこ
とができ、例えば、当該基板を小さくすれば、他の基板
により多くの素子を配設すればよく、一方、当該基板を
大きくすれば、必ずしも他の基板を備える必要がないが
撮像素子と共に駆動する部材が大きくなり、広い移動ス
ペースを必要とする。
【0010】したがって、上記構成によれば、当該基板
には、他の素子が少なくとも1つ配設されているため、
他の基板が存在してもその負担を小さくすることができ
る。よって、基板を分割して基板の負担の比率を均等化
しやすく、揺動幅など撮像素子の揺動の状態に応じて基
板を任意に設定することができるため、基板面積を小型
化することができ、移動スペースを小さくすることがで
きることから、装置全体としての面積効率が向上する。
【0011】本発明の手振れ補正撮像装置は、具体的に
は以下のように種々の態様で構成することができる。
【0012】好ましくは、前記他の素子は、前記撮像素
子の画像信号読み出しに関する素子である
【0013】上記構成において、撮像素子の画像読み出
しに関する素子とは、撮像素子から出力される信号を画
像信号に変換するために撮像素子を起動させ、出力信号
を読み出し、増幅させるための回路を構成する素子であ
る。具体的には、撮像素子を駆動させ出力信号を読み出
すための撮像素子ドライバやパルスジェネレータ、出力
信号を増幅させるためのプリアンプなどが例示される。
上記構成においては、撮像素子と画像読み出しに関する
素子が同基板上に配置されており、撮像素子から信号の
伝送距離を短くすることができるため、画像ノイズを抑
えることができる。
【0014】好ましくは、前記他の素子は、画像信号処
理用の素子である。
【0015】上記構成において画像信号処理用の素子と
は、撮像信号からの出力される光電信号に色指定などを
行い画像信号に変換処理するための素子であり、例え
ば、光電信号をRGBの各信号に分離する色分離回路、
アナログ信号をデジタル信号に変換するAD変換回路、
ホワイトバランス調整のための処理回路などが例示され
る。上記構成においては、撮像素子からの出力信号を撮
像素子が配設されている基板上の素子を用いて画像信号
に変換するため、画像ノイズをさらに抑えることができ
る。
【0016】好ましくは、前記他の素子は、手振れ制御
に関する素子である。
【0017】上記構成において、手振れ補正撮像装置
は、カメラ本体のブレによる光軸のずれを補正するよう
に撮像素子を揺動させるものであり、そのため、ジャイ
ロ素子などブレ検出用の素子や移動量を演算するための
制御回路などを当該基板上に配置させることができる。
【0018】上記構成において、好ましくは、手振れ量
検出用の素子である。
【0019】上記構成において、撮像素子を配設し、撮
像素子と共に揺動する基板上にジャイロ素子などの手振
れ量検出用の素子を配設する。通常、手振れ量検出用素
子によって検出された値は、マイコンなどの制御回路に
入力され、現在の撮像素子の位置などの情報に基づいて
撮像素子の移動量を演算する必要がある。上記構成によ
れば、撮像素子が配設されている基板上に直接手振れ量
検出用の素子を配設しており、撮像素子の揺動と手振れ
量検出用の素子の揺動が直接的に連動しているため、手
振れ量検出用素子の検出値を零にするように移動制御さ
せることによって、手振れ量を演算処理することなく、
手振れ補正を行うことができる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の手振れ補正撮像装
置の一実施形態について、図面を参照しながら説明す
る。
【0021】手振れ補正撮像装置は、図1に示すよう
に、デジタルカメラ1に搭載されて用いられる。デジタ
ルカメラ1は、カメラ本体2と、レンズ4などを含む光
学系である鏡胴3とから構成される。手振れ補正撮像装
置10は、鏡胴3の端に取りつけられる。後述するよう
に、手振れ補正撮像装置10には、CCDなどの撮像素
子が設けられている。そして、図1の矢印5で示すよう
に、撮影中にデジタルカメラ1がブレて、鏡胴3に入射
する光軸Lがずれた場合に、撮像素子を矢印6に示すよ
うに移動させて光軸のずれを補正する。
【0022】図2に手振れ補正撮像装置の組立分解斜視
図を示す。図3に、図2の手振れ補正撮像装置をI−I
断面で切断した断面図を示す。図4に図2の手振れ補正
撮像装置をII−II断面で切断した断面図を示す。手振れ
補正撮像装置10は、土台となるベース板12と、該ベ
ース板12に対して水平方向(以下、X軸方向として説
明する。)に移動する第1スライダ14と、該第1スラ
イダの移動方向に対して垂直方向(以下、Y軸方向とし
て説明する。)に移動する第2スライダと、該第2スラ
イダに固定される撮像素子16とで構成される。
【0023】ベース板12は、図3及び図4に示すよう
に、鏡胴3との位置(煽りとレンズバック)を調整され
て鏡胴3に固定され、ネジ98とスプリング100によ
り鏡胴3と手振れ補正撮像装置との間隔を調整できるよ
うになっている。ベース板12は、光路方向(以下、Z
軸方向として説明する。)に直交し、中央に大穴20を
有する環状の金属フレーム19で構成される。
【0024】ベース板12からは、後述する各種腕(押
圧スプリング掛け21、基板保持腕22、浮き防止係止
爪24、位置決め腕31、ロッド支持腕36)が光軸方
向(Z軸方向)に伸びている。また、金属フレーム19
には、圧電素子32を振動伝達ロッド34とウェイト3
0で挟み込んだ構成の第1リニアアクチュエータ28が
X軸方向に固定されている。
【0025】第1リニアアクチュエータ28は、振動伝
達ロッド34の先端と末端(圧電素子32側)をベース
板に設けられている2本のロッド支持腕に嵌合され、ベ
ース板12の位置決め腕31にウェイト30を当接した
状態で、ロッド支持腕36との2つの嵌合個所とウェイ
ト30をベース板12に対して接着している。ロッド支
持腕30と振動伝達ロッド34との間の接着には、シリ
コン接着剤などの硬化後も弾性の残る接着剤、位置決め
腕31とウェイト30との間の接着には、柔らかいゴム
系又はシリコン含有の接着剤が好適に用いられる。
【0026】ベース板12の2つのロッド支持腕36に
は、その上面にZ軸方向に延在する突部38が設けられ
ている。突部38は、後述するように、組立時に第1ス
ライダ14の移動制限穴79に嵌合される。
【0027】第1スライダ14は、光軸方向(Z軸方
向)でベース板12に対して結像面側に位置し、ほぼ同
一面内に第2スライダ13を収めるための開口68が設
けられたアルミニウム製の環状のフレーム66により構
成される。第1スライダ14には、ベース板12に固定
されたアクチュエータ28の振動伝達ロッド34に当接
する第1ロッド当接部74と、後述する第2スライダに
固定されたアクチュエータ56の振動伝達ロッド60に
当接する第2ロッド当接部76と、ベース板12の押圧
スプリング掛け21との間に押圧スプリング70を係止
するための押圧スプリング掛け72と、移動制限穴79
とを備える。
【0028】第1スライダ14は、図3に示すように、
組み上げ時にベース板12と第1スライダ14にそれぞ
れ設けられた押圧スプリング掛け72に設けられた押圧
スプリング70によって、ベース板12に近づくように
付勢されており、第1スライダ14の振動伝達ロッド3
4を中心とする回転を防止している。
【0029】第1ロッド当接部には、断面がV字型の溝
(図3参照)が設けられており、溝をアクチュエータ2
8の振動伝達ロッド34に当接させた状態でキャップ4
0を用いて振動伝達ロッド34を挟み込むことによっ
て、振動伝達ロッド34に沿って摺動可能に摩擦結合す
る。第1ロッド当接部とキャップ40との固定には挟持
スプリング42が用いられる。図5に第1スライダ14
を摩擦係合した第1アクチュエータ28の構造図を示
す。上述したように、アクチュエータ28は圧電素子3
2を振動伝達ロッド34とウェイト30で挟み込んだ構
成であり、ベース板12のロッド支持腕36と位置決め
腕31に嵌合し、嵌合ガタを固定するためにそれぞれ接
着剤33で固定されている。
【0030】なお、アクチュエータ28とベース板12
との間の固定の変形例として、図6に示すような板バネ
を用いたものも例示できる。すなわち、L字型に曲げら
れた板バネ35を振動伝達ロッド34の先端に位置する
ようにベース板12上に固定し、板バネ35に取りつけ
られた先尖部39が振動伝達ロッド34の先端に突き刺
さるようにする。板バネは、常時、弾性力で振動伝達ロ
ッド34を圧電素子側へ付勢しており、ロッド34の嵌
合ガタを防止することができると共に、振動時には、弾
性力に打ち勝ってロッド34が振動できるようにするこ
とができる。
【0031】アクチュエータ28の振動伝達ロッド34
には、上述したように第1スライダ14が配置される。
第1スライダ14は、第1ロッド当接部74とキャップ
40とで振動伝達ロッド34を挟み込んで摩擦結合す
る。第1ロッド当接部74とキャップ40の固定には、
挟持スプリング42が用いられる。キャップ40の一端
は、第1ロッド当接部74に係止され、中央部は振動伝
達ロッド34と当接し、他端が挟持スプリング42に引
っ張られる。キャップ40と振動伝達ロッド34との接
触圧は、用いられる挟持スプリング42の2倍程度とな
る。挟持スプリング42は、長円形状をしており、1つ
の直線部中央に両端がくるようになっている。挟持スプ
リング42は、キャップ40のフックと第1スライダの
第1ロッド当接部74のスプリングフックの間に端部と
直線部中央とを掛け渡すようにして両者を固定する。
【0032】移動制限穴79は、上述したベース板12
のロッド支持腕36の上面に設けられた突部38と緩く
嵌合する。移動制限穴79は、第1スライダ14の移動
可能幅だけ、第1スライダ14の移動方向、すなわち、
振動伝達ロッド34の延在方向(X軸方向)に伸びる長
穴で、短辺方向にロッド支持腕36上面の突部38と嵌
合し、第1スライダ14が移動制限穴の短辺方向(Y軸
方向)へ移動(脱落)するのを規制する。
【0033】図7にロッド支持腕と第1スライダの嵌合
の変形例を示す。この変形例では、第1スライダ14の
ベース板と対向する側の表面に第1スライダの移動方
向、すなわち、振動伝達ロッド34の延在方向(X軸方
向)に伸びる帯状の突部77を設ける。そして、ロッド
支持腕36には、その上面両端に設けられた突部38と
第1スライダの帯状突部77を挟むように、突部38の
間に設けられた凹部39からなるフォーク部を備える。
そして、第1スライダ14の第1ロッド当接部74がキ
ャップ40によって振動伝達ロッド34に摩擦結合され
たとき、フォーク部の凹部39が第1スライダ14の帯
状突部77にはまり込むように配置される。
【0034】第2スライダ13は、底壁44に開口48
を備えた樹脂製の箱体であり、撮像素子16と放熱板1
8とローパスフィルタ17と第2アクチュエータ56と
を保持する。放熱板18は、撮像素子16の撮像面が付
されていない背面側に当接して、第2スライダの周壁4
6によって区画された空間を覆うようにして、ビス止め
穴64を貫通するビス62によって第2スライダに固定
される。図3、4に示すように、放熱板の背面には第1
基板80が設けられており、撮像素子16はこの基板に
配設されている。第1基板80の背面側には、図3、4
に示したように第2スライダの位置を検知するための赤
外LED94と、撮像素子ドライバ、撮像素子からの光
電信号を処理するためのプリアンプ及び色分離回路、ホ
ワイトバランス調整回路、アナログ処理回路などの撮像
素子の画像信号読み出しに関する素子81の一部が搭載
される。
【0035】ローパスフィルタ17は、撮像素子の有効
撮像面を覆うように密着して取りつけられ、第2スライ
ダの開口48に嵌め込まれる。このとき、開口48の周
囲に配置された密着スプリングにより押圧され、撮像素
子16の背面が、放熱板18に密着するようになってい
る。
【0036】第2スライダ13に保持される第2アクチ
ュエータ56は、周壁の側方に設けられたロッド支持腕
50に接着保持されている。振動伝達ロッド60の先端
と末端(圧電素子59側)を、それぞれ第2スライダ1
3の2本のロッド支持腕に嵌合させた上、同じく第2ス
ライダの位置決め面57にウェイト58を当接した状態
で2つの嵌合個所とウェイト58を第2スライダ13に
対して接着する。接着には上述の第1アクチュエータの
接着と同様に、振動伝達ロッド60の接着には、シリコ
ン接着剤などの硬化後も弾性の残る接着剤、ウェイト5
8の接触には、柔らかいゴム系若しくはシリコン含有の
接着剤が好適に用いられる。
【0037】第2スライダの第2アクチュエータ56
は、第1スライダ13の第2ロッド当接部76とキャッ
プ75とで挟み込まれ、第1スライダ14が第2スライ
ダ13に摩擦結合する。第2ロッド当接部76とキャッ
プの固定には、挟持スプリング78が用いられる。キャ
ップの一端は、第2ロッド当接部76に係止され、中央
部は振動伝達ロッド60と当接し、他端が挟持スプリン
グ78に引っ張られる。キャップと振動伝達ロッド60
との接触圧は、用いられる挟持スプリング78の2倍程
度となる。挟持スプリング78は、第1アクチュエータ
に用いられたものと同様に長円形状をしており、1つの
直線部中央に両端がくるようになっている。挟持スプリ
ング78は、キャップのフックと第1スライダの第2ロ
ッド当接部76のスプリングフックの間に端部と直線部
中央とを掛け渡すようにして両者を固定する。
【0038】第2スライダの第2アクチュエータの対向
する周壁44に付された方向基準板54は、その表裏に
剛球15を保持するための凹状の剛球受け52を備え、
剛球受け52に剛球15を遊嵌した状態で、第1スライ
ダ14とベース板12とに剛球15を介して挟まれるよ
うに固定される。上述のように第1スライダ14とベー
ス板12との間に押圧スプリング70が掛けられること
で、第2スライダ13は、第2アクチュエータの振動伝
達ロッド60を中心とした回転を阻止される。
【0039】ベース板12と第1スライダ14が組みあ
がる場合は、第1スライダ14はベース板12に設けら
れる4つの基板保持腕22に囲まれた領域内に収まるよ
うに配置され、浮きあがり防止のために、浮き防止係止
爪24によってその上端を係止される。一方、第2スラ
イダ13は、その箱体部分が第1スライダ14の開口6
8に収まるように、第1スライダ14に組み込まれる、
第2スライダ13は、第1スライダ14にぶら下がるよ
うにして一体的に構成される。上述のように第1スライ
ダ14は、第1アクチュエータに沿ってX軸方向に摺動
可能であり、このとき第2スライダ13は第1スライダ
14の移動にあわせて一体的に移動し、第2スライダ1
3に固定されている撮像素子16もX軸方向に移動す
る。一方、第2スライダ13は、第1スライダ14に対
してY軸方向に独立して移動可能であり、また、第1ス
ライダがベース板12に固定されているため、ベース板
12に対しては、Y軸方向に移動可能である。したがっ
て、第2スライダ13に固定されている撮像素子16も
Y軸方向に移動する。
【0040】第1及び第2スライダ14,13を組み込
んだ状態で、ベース板12の基板保持腕22には、第2
基板82が固定される。上述のように第1基板80は、
第2スライダ13に固定されているため、両者は光軸方
向に重なって配置され、かつ第2スライダの移動によっ
て、第1基板80は、第2基板82に対して平行に移動
する。両者はフレキシブル基板84によって結線され、
信号の送受信が可能になっている。フレキシブル基板8
4は、水平方向に第1基板80を出た直後に光軸方向
(Z軸方向)に折り曲げられ、第2基板82と接続され
る。
【0041】第2基板82には、ADコンバータやメモ
リコントローラなどの撮像素子16(第1基板80)か
らの信号を処理する回路83と、第2スライダ13の位
置を検知する位置検出素子88(以下、PSDとい
う。)と、PSDの位置信号とジャイロ回路86からの
角速度信号に基づいて、2つのリニアアクチュエータの
移動制御回路とが搭載されている。PSDは、検出誤差
を防止するため、スリット付きのカバー92で覆われて
おり、第1基板80に設けられている赤外LEDからの
光を受けた受光素子90がその位置を検知する。第2基
板82へは、直交する検出方向(X軸、Y軸)の角速度
信号がジャイロ素子86より入力される。また、第2基
板82からはリニアアクチュエータ制御信号と処理され
た画像信号が出力される。
【0042】なお、撮像素子16を支持、揺動するため
の機構であるベース板12、第1スライダ14、第2ス
ライダ13は、互いに嵌め込まれるように組み上げら
れ、撮像素子16および撮像素子16に直接接続する第
1基板80の周囲かつ光軸方向上流側に位置する。した
がって、図3、4に示すように、手振れ補正ユニット1
0が鏡胴3に取りつけられたとき、撮像素子の支持、揺
動するための機構は、鏡胴3及び撮像素子16からなる
光学系に必要な部材の輪郭に対して余剰空間を充填する
ように配置され、撮像素子の支持、揺動するための機構
を含む光学ユニットを小さくまとめることができる。
【0043】次に本実施形態にかかる手振れ補正撮像装
置の動作について説明する。図8は、本実施形態にかか
る手振れ補正撮像装置の駆動制御回路の電気的構造を示
すブロック図である。
【0044】制御回路は、カメラ本体すなわち、鏡胴3
に入射される光軸Lのブレ5を検知して角速度信号を出
力するジャイロ素子86と第2スライダ13(撮像素子
16)の位置を検出するPSD回路90と、回路の総合
的な制御を行い、入力された信号に基づいて移動量や存
在位置を演算するマイコン102と、マイコンからの駆
動信号に基づいて所定周波数の駆動パルスを発生させる
ドライブ回路104とで構成される。ドライブ回路から
発生された駆動パルスは第1及び第2アクチュエータ2
8,56に出力され、アクチュエータに沿って第1及び
第2スライダ14、13が移動する。
【0045】ジャイロ素子86は、図4に示すように鏡
胴3に固定されており、カメラ本体が矢印5で示すよう
にぶれると2軸方向(X軸方向、Y軸方向)の角速度を
検出してマイコン102に出力する。
【0046】マイコン102は、ジャイロ素子86から
角速度信号が入力されると、光学系の焦点距離信号から
撮像素子上(結像面上)のぶれによる像の移動量、移動
速度を算出する。算出した移動速度と第2スライダ13
(撮像素子16)の位置から2つのリニアアクチュエー
タへ印加される所定周波数の供給電圧を決定する。すな
わち、マイコン102は、PSD90から入力された信
号に基づいて演算される第2スライダ13(撮像素子1
6)が現在存在している位置及び、ジャイロ素子86か
ら入力された角速度信号に基づいて、撮像素子16が本
来あるべき位置を計算し、現在位置との差を比較して、
あるべき位置に撮像素子が戻るようにスライダを移動さ
せるフィードバック制御を行なう。
【0047】ドライブ回路104は、マイコン102か
らの信号を受けて、アクチュエータ28、56の共振周
波数の7割程度の周波数の駆動パルスを出力する。駆動
パルスは、圧電素子32、59に印加され、以下の原理
によって、第1及び第2スライダを振動伝達ロッド3
4、60に沿って移動させる。
【0048】図9(a)に示すような緩やかな立ち上が
り110と急激な立下り部分112を有する鋸歯状波の
駆動パルスを圧電素子32、59に印加すると、(b
2)に示すように、駆動パルスの緩やかな立ち上がり部
分110では圧電素子32,59が緩やかにその厚み方
向に伸び変位し、圧電素子に固定されている振動伝達ロ
ッド34、60が軸方向に緩やかに変位する。このとき
振動伝達ロッド34、60に摩擦結合したスライダ1
3、14は摩擦力により振動伝達ロッド34、60と共
に移動する。
【0049】一方、駆動パルスの急激な立下り部分11
2では、圧電素子32、59は、急速に厚み方向に縮み
変位し圧電素子32、59に結合する振動伝達ロッド3
4、60も急速に軸方向に変位する。このとき、(b
3)に示すように、振動伝達ロッド34、60に摩擦結
合したスライダ13、14は慣性力により摩擦結合力に
打ち勝って実質的にその位置に留まり移動しない。結果
として、(b1)に示す初期状態よりもスライダは振動
伝達ロッドに沿って右側に移動する。圧電素子32、5
9に前記鋸歯状波の駆動パルスを連続的に印加すること
により、スライダ13、14を連続的に軸方向に移動さ
せることができる。なお、ここで実質的にその位置に留
まり移動しないとは、振動伝達ロッド34、60の正方
向及び負方向の伸縮時のいずれにおいてもスライダ1
3、14と振動伝達ロッド34、60との間で滑りを生
じつつスライダがそれぞれ移動するが、移動量が対称で
はないため、全体としてどちらか任意の位置方向にスラ
イダ13、14移動する場合を含む。
【0050】なお、スライダ13、14を左方向に移動
させるには、圧電素子32、59に印加する鋸歯状波の
波形を変えて急速な立ち上がりと緩やかな立下りからな
る駆動パルスを印加すれば上述とは逆の作用によってこ
れを達成することができる。なお、駆動パルスは、矩形
波やその他の波形を適用することもできる。
【0051】ベース板に保持された第1アクチュエータ
の圧電素子に駆動パルスが印加された場合は、上述のよ
うに圧電素子32は伸縮を繰り返す。圧電素子32の伸
縮はウェイト30と振動伝達ロッド34に伝達する。ウ
ェイト30と振動伝達ロッド34の慣性質量の差からウ
ェイト30はほとんど移動せず、振動伝達ロッド34の
みに伸縮が伝達される。振動伝達ロッド34は、上述の
ように、ロッド支持腕36に接着されているが、接着剤
33が弾性的に撓むため伸縮が妨げられることがない。
上述のように、ロッドの左右に移動する速度差で摩擦結
合する第1スライダ14が振動伝達ロッド34に沿って
X軸方向に移動する。第1スライダ14の加減速に伴な
い第1アクチュエータ28に嵌合ガタ内で移動しようと
する力が働くが、振動伝達ロッド34とロッド支持腕3
6とが接着されているため、移動は起こらず、補正性能
のみならず焦点移動による光学性能劣化も防止すること
ができる。
【0052】第1スライダ14がX軸方向へ移動する
と、第1スライダに連結されている第2スライダ13も
同時にX軸方向に移動する。第2スライダ13は第1ス
ライダ14とベース板12の間にかかる押圧スプリング
70と、第2スライダ13とベース板12との間の剛球
15により、抵抗が少なくかつ光軸方向に変動すること
なく移動する。このとき第1及び第2の基板80,82
を接続するフレキシブル基板84は折り曲げられた開放
角度が変動して第1スライダの移動を吸収する。
【0053】一方、第2スライダ13に保持された第2
アクチュエータの圧電素子59に駆動パルスが印加され
た場合は、上述のように圧電素子59は伸縮を繰り返
す。圧電素子59の伸縮はウェイト58と振動伝達ロッ
ド60に伝達する。ウェイト58と振動伝達ロッド60
の慣性質量の差からウェイト58はほとんど移動せず、
振動伝達ロッド60のみに伸縮が伝達される。振動伝達
ロッド60は、上述のように、第2スライダ13のロッ
ド支持腕50に接着されているが、接着剤が弾性的に撓
むため伸縮が妨げられることがない。上述のように、ロ
ッドの左右に移動する速度差で第2スライダ13が第1
スライダ14と相対的に振動伝達ロッド60の延在方向
(Y軸方向)に移動(自走)する。第2スライダ13の
加減速に伴ない第2アクチュエータ56に嵌合ガタ内で
移動しようとする力が働くが、振動伝達ロッド60とロ
ッド支持腕50とが接着されているため、移動は起こら
ず、補正性能のみならず焦点移動による光学性能劣化も
防止することができる。
【0054】このように第2アクチュエータに駆動パル
スが印加された場合は、第1スライダとは独立して第2
スライダだけがY軸方向に移動(自走)する。第2スラ
イダ13は第1スライダ14とベース板12との間にか
かる押圧スプリング70と、第2スライダ13と第1ス
ライダの間の剛球15により、抵抗が少なく、かつ光軸
方向への変動を起こすことなく移動する。このとき、第
1及び第2基板80、82を接続するフレキシブル基板
84は、折り曲げられた曲げ部分がよれて、第2スライ
ダの移動を吸収する。
【0055】以上説明したように、本実施形態にかかる
手振れ補正撮像装置は、ジャイロ素子86により検知さ
れたカメラ本体のブレを補正するように、第1及び第2
アクチュエータを駆動させることで、撮像素子をそれぞ
れX軸方向及びY軸方向に移動させることができる。
【0056】また、撮像素子16の信号を処理する基板
が2つに分割されており、また、処理の役割を分けて構
成しているため、撮像素子が配設されている第1基板の
サイズを小さくすることができる。よって撮像素子の移
動に伴うスペースを小さくすることができ、装置全体を
小型化することができる。撮像素子とその信号を処理す
る基板が直接接続されており、ノイズを小さくすること
ができる。
【0057】また、両者が光軸方向に重なって配置され
ているため、第1基板すなわち、撮像素子の移動を第2
基板との相対位置を用いて容易に導くことができ、その
ための位置検出素子を直接第1及び第2基板に配置させ
ることで、装置のさらなる小型化を図ることができ、必
要な部材をスペース効率良く配置することができる。
【0058】また、撮像素子の移動に伴って可動な基板
は、その基板の負担を固定された第2基板にふり分けて
構成することができるため、回路規模を小さくし重量を
小さくすることができる。よって、可動部分の軽量化を
図ることができ、装置の共振周波数を高く維持すること
ができる。したがって、圧電素子を用いたアクチュエー
タによる撮像素子による撮像素子の移動制御を容易にす
ることができる。
【0059】なお、本発明は上記実施形態に限定される
ものではなく、その他種々の態様で実施可能である。
【0060】例えば、上記実施形態においては、第2ア
クチュエータは第2スライダに搭載され、第2スライダ
を自走式とした構成であるが、第2アクチュエータを第
1スライダに固定させ、第2スライダを移動させるよう
に構成してもよい。このような構成であっても同様の作
用を実現することができる。なお、この場合、第1スラ
イダにロッド支持腕、第2スライダに第2ロッド当接部
が設けられる。
【0061】また、上記実施形態においては、第2基板
82が第1基板80とほぼ重なるように基板を区分し、
両者を対向させて配置させているが、第1基板と第2基
盤の大きさを変えたり配置位置を変えたりして一部のみ
が重なるように構成されていてもよい。
【0062】また、上記実施形態においては、ジャイロ
素子86は、鏡胴3に取りつけられ、第1及び第2基板
80、82へ角速度信号を送信するように構成されてい
るが、対向する第1及び第2基板80、82の対向面に
直接取りつけられていてもよい。このとき、マイコン1
02は、ジャイロ素子からの角速度信号が零になるよう
に第1及び第2アクチュエータを駆動させるように制御
を行う。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の手振れ補正撮像装置を搭載するデジ
タルカメラの概略構成を示す図である。
【図2】 (a)は本発明の手振れ補正撮像装置の組立
分解斜視図である。(b)は(a)の第1アクチュエー
タ部分の詳細図である。
【図3】 図2の手振れ補正撮像装置をI−I断面で切
断した断面図である。
【図4】 図2の手振れ補正撮像装置をII−II断面で切
断した断面図である。
【図5】 第1スライダを摩擦係合した第1アクチュエ
ータの構造図である。
【図6】 第1アクチュエータの固定構造の変形例を示
す図である。
【図7】 ロッド支持腕と第1スライダの嵌合の変形例
を示す図である。(a)はロッド支持腕の構造を示す斜
視図であり、(b)は嵌合した状態を示す断面図であ
る。
【図8】 図2の手振れ補正撮像装置の駆動制御回路の
電気的構造を示すブロック図である。
【図9】 アクチュエータの駆動原理を説明するための
図である。(a)は圧電素子に印加される駆動パルスの
波形の例である。(b)はアクチュエータの動きを説明
する図である。
【符号の説明】
1 デジタルカメラ 2 ボディ 3 鏡胴 4 レンズ 10 手振れ補正撮像装置 12 ベース板 13 第2スライダ 14 第1スライダ 15 剛球 16 撮像素子 17 ローパスフィルタ 18 放熱板 19 フレーム 20 大穴 21,72 押圧スプリング掛け 22 基板保持腕 24 浮き防止係止爪 26 位置決め腕 28 第1リニアアクチュエータ 30 ウェイト 32 圧電素子 34 駆動軸 36 ロッド支持腕 38 突部 40 キャップ 42,78 挟持スプリング 44 底板 46 周壁 48 開口部 50 ロッド支持腕 52 方向基準板 54 剛球受け 56 第2リニアアクチュエータ 57 位置決め面 58 ウェイト 60 駆動軸 62 ビス 64 通孔 66 フレーム 68 開口 70 押圧スプリング 74 第1ロッド当接部 76 第2ロッド当接部 79 移動制限穴 80 第1基板 82 第2基板 84 フレキシブル基板 86 ジャイロ素子

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮像素子を揺動して手振れ補正する撮像
    装置において、 前記撮像素子を保持し、前記撮像素子と共に揺動する基
    板を有し、 該基板は、前記撮像素子及び少なくとも1つの他の素子
    を配設することを特徴とする手振れ補正撮像装置。
  2. 【請求項2】 前記他の素子は、前記撮像素子の画像信
    号読み出しに関する素子であることを特徴とする、請求
    項1記載の手振れ補正撮像装置。
  3. 【請求項3】 前記他の素子は、画像信号処理用の素子
    であることを特徴とする、請求項2記載の手振れ補正撮
    像装置。
  4. 【請求項4】 前記他の素子は、手振れ制御に関する素
    子であることを特徴とする、請求項1記載の手振れ補正
    撮像装置。
  5. 【請求項5】 前記他の素子は、手振れ量検出用の素子
    であることを特徴とする、請求項4記載の手振れ補正撮
    像装置。
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