JP2003110506A - 光送受信機およびそれを用いた光通信システム - Google Patents

光送受信機およびそれを用いた光通信システム

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JP2003110506A
JP2003110506A JP2001302818A JP2001302818A JP2003110506A JP 2003110506 A JP2003110506 A JP 2003110506A JP 2001302818 A JP2001302818 A JP 2001302818A JP 2001302818 A JP2001302818 A JP 2001302818A JP 2003110506 A JP2003110506 A JP 2003110506A
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electric signal
signal
unit
noise component
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Koji Nagasaka
幸二 長坂
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 一本の光ファイバーケーブルを用いて全二重
方式の双方向光通信を行う際に、通信相手である光送受
信機の光送信部から送られてくる信号からノイズ成分を
除去して高品質の通信を行う。 【解決手段】 光送信部306と、光受信部304と、
光送信部に電気信号を供給する駆動部306を備えた光
送受信機間で一本の光ファイバー308により全二重通
信を行う光通信システムにおいて、駆動部から電気信号
E1を供給して光信号S1が送信されたときに、光受信
部で受信されるノイズ成分の電気信号E2を、全二重通
信時に光受信部で受信・変換される電気信号E3から差
し引く。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、1本の光ファイバ
ーを介して全二重方式で光信号を送受信する光送受信機
およびそれを用いた光通信システムに関し、特に、IE
EE1394、USB2等のように、高速伝送が可能な
デジタル通信システムに利用することができる光送受信
機および光通信システムに関する。
【0002】
【従来の技術】光通信により情報を送受信する通信方式
としては、1本の光ファイバーを用いた1芯方式の双方
向通信回線方式および2本の光ファイバーを用いた2芯
方式の双方向通信回線方式等が挙げられる。
【0003】以下に、1本のファイバーケーブルを用い
て、双方向に、同時に通信を行うことが可能な、1芯方
式による全二重方式の光通信システムについて、図4を
用いて説明する。
【0004】図4(a)は、1芯方式による全二重方式
の光通信システムの概略構成について説明するための断
面図であり、図4(b)はその拡大図である。ここで
は、光送受信機101から光送受信機105に対して、
光ファイバーケーブル109を介して光信号を送信しな
がら、光送受信機105から光送受信機101に対して
も、同じ光ファイバーケーブル109を介して同時に光
信号を送信する、全二重通信について説明する。
【0005】光送受信機101にはコネクタ102が設
けられており、光ファイバーケーブル109の先端部分
110がコネクタ102に挿入されている。また、光送
受信機105にはコネクタ106が設けられており、光
ファイバーケーブル109の先端部分111がコネクタ
106に挿入されている。
【0006】光送受信機101には、電気信号を光信号
に変換して送信する光送信部103が設けられており、
光送受信機101から光送受信機105に光信号を送信
するときには、光送信部103から光ファイバーケーブ
ル109の先端部分110に対して光信号が照射され
る。また、光送受信機105には、電気信号を光信号に
変換して送信する光送信部107が設けられており、光
送受信機105から光送受信機101に光信号を送信す
るときには、光送信部107から光ファイバーケーブル
109の先端部分111に対して光信号が照射される。
【0007】光送受信機101には、受信した光信号を
電気信号に変換する光受信部104が設けられており、
光ファイバーケーブル109を介して光送受信機106
から送信された光信号は、光ファイバーケーブル109
の先端部分110から光受信部104に照射されて受信
される。また、光送受信機106には、受信した光信号
を電気信号に変換する光受信部108が設けられてお
り、光ファイバーケーブル109を介して光送受信機1
01から送信された光信号は、光ファイバーケーブル1
09の先端部分111から光受信部108に照射されて
受信される。
【0008】このとき、光送受信機101の光受信部1
04は、光送受信機105からの光信号を主として受信
するが、同時に、光送受信機101から照射されて光フ
ァイバーケーブル109の先端部分110および111
によって反射されて戻ってくる光信号も受信される。
【0009】以下に、上述したような1芯方式による全
二重方式の光通信システムに用いられる、従来の光送受
信機の構成について、図5を用いて説明する。
【0010】図5(a)は従来の光送受信機の斜視図で
あり、図5(b)はその平面図であり、図5(c)はそ
の部分拡大平面図である。この光送受信機501は、基
板502の上面に、例えばフォトダイオード等からなる
光受信部(受光部)503が設けられており、受光部5
03の上には、断面が台形状の光学素子504が設けら
れている。光学素子504は、例えばプリズム、ビーム
スプリッター等からなり、斜面上に半透膜ミラー509
が形成されている。また、半透膜ミラー509の上方に
は、光を光ファイバーの入射端面に導くための結合レン
ズ508が設けられている。
【0011】また、基板502の上面に、光学素子50
4の斜面と向かい合って、例えばレーザダイオード等か
らなる半導体素子505が設けられている。半導体素子
505は、第1の光信号L1を送信する光送信部(発光
部)506が、半透膜ミラー509と向かい合うように
配置されている。
【0012】受光部503は、電流/電圧変換回路51
0aおよび510bを有する演算部507と接続されて
おり、受光部503で光信号が受光されることにより検
出される検出電流が電流/電圧変換回路510aおよび
510bによって電圧に変換される。
【0013】次に、上記光送受信機の動作について説明
する。発光部506から出射される第1の光信号L1
は、光学素子504の半透膜ミラー509によって垂直
上方に屈折反射され、結合レンズ508によって絞られ
て、光ファイバーの入射端面に導かれる。
【0014】一方、通信相手である光送受信機から光フ
ァイバーを透過してきた第2の光信号L2は、結合レン
ズ508を介して光学素子504の半透膜ミラー509
によって斜方に屈折透過され、光学素子504の下部に
設けられた受光部503に入射される。このときに第2
の光信号L2の一部は、半透膜ミラー509によって反
射されて発光部506側に入射されるが、この第2の光
信号L2は、光送受信機501とは別の光送受信機から
のレーザー光であるため、発光部506にたいしてはイ
ンコヒーレントであり、光の干渉は生じない。
【0015】このように、光学素子504の半透膜ミラ
ー509は、光の偏光成分に従って、第1の光信号L1
を反射させ、第2の光信号L2を透過させるように構成
されており、第1の光信号L1と第2の光信号L2との
間の偏光成分差を利用して、反射・透過を区別するよう
になっている。
【0016】しかしながら、実際には、第1の光信号L
1と第2の光信号L2との間の偏光成分差は微小である
ため、反射・透過の区別は完全にはなされない。このよ
うな場合に、第1の光信号L1の一部は、半透膜ミラー
509を透過して受光部503およびその周辺に照射さ
れる。また、第2の光信号L2の一部は、半透膜ミラー
509によって反射されて光ファイバーおよびその周辺
に照射される。
【0017】そこで、上記光送受信機では、図5(b)
に示すように、受光部503が複数の領域(以下、セル
と称する)511および512に分割され、演算部50
7によって各セルからの検出信号を演算するようになっ
ている。
【0018】図5(c)に示すように、受光部503
は、第2の光信号L2(N)および第1の光信号L1の
一部(S)が2分割して受光されるように、セル511
および512に分割されている。演算部507では、受
光部503による検出電流が電流/電圧変換回路510
aおよび510bによって電圧に変換され、電流/電圧
変換回路510aおよび510bからの電圧差が差動増
幅回路514によって増幅される。
【0019】上記光受信機における、演算部507およ
び受光部503の処理について説明する。受光部503
に入射される第1の光信号L1のうち、セル511およ
び512の受光量をそれぞれN1およびN2とする。ま
た、受光部503に入射される第2の光信号L2のう
ち、セル511および512の受光量をそれぞれS1お
よびS2とする。また、受光部503による光・電流変
換効率をA、電流電圧回路510aおよび510bのト
ランスインピーダンスを、セル511の出力に対してZ
1、セル512の出力に対してZ2、差動増幅回路51
4の利得を、セル511の出力に対してG1、セル51
2の出力に対して−G2とすると、差動増幅回路514
の出力は、 OP=(S1+N1)×A×Z1×G1−(S2+N
2)×A×Z1×G1=S1×A×(Z1×G1−K1
×Z2×G2)+N1×(Z1×G1−K2×Z2×G
2) によって表される。但し、上記式において、K1=S1
/S2、K2=N1/N2とする。
【0020】上記式において、第2項が第1の光信号L
1によるものである。よって、 Z1×G1−K2×Z2×G2=0 となるように、トランスインピーダンスを調整すること
によって、第1の光信号L1による寄与分を相殺するこ
とができる。
【0021】しかしながら、このように構成された図5
に示す従来の光送受信機においては、K2=K1の場
合、すなわちS2/S1=N2/N1の場合には、上記
式によって表されるOP=0となり、信号も0となって
しまう。実際に光送受信機を作製する場合には、K1=
K2にほぼ近くなるため、図5に示すような従来の光送
受信機を作製することは困難である。
【0022】
【発明が解決しようとする課題】光ファイバーを用いた
一芯方式による双方向通信回線方式においては、1つの
送受信機で送信と受信とが同時に行われるので、送信部
から同じ送受信機の受信部に光信号が入射され、通信相
手からの信号に対してノイズとなってしまう。このよう
なノイズ成分を除くためには、送信部から受信部に光信
号が伝播されないように対策を施す必要があり、また、
そのような対策を施しても、なお、完全にはその値を無
くすことはできない。
【0023】また、図6(a)および図6(b)に示す
ように、光送受信機201から送信された送信光が光フ
ァイバーケーブル203に入射される際に光ファイバー
ケーブルの先端204によって反射されて生じる反射光
(近端反射)、および光送受信機201から送信されて
光ファイバーケーブル203を伝播した送信光が光ファ
イバーケーブル203から出射される際に他方の先端2
05によって反射されて生じる反射光(遠端反射)は、
送受信機201の光受信部に入射される光量が多いた
め、送受信機202から送信された光信号を正確に認識
することが困難になる。
【0024】従って、一本の光ファイバーケーブルによ
って全二重通信を行う際には、このような近端反射、遠
端反射、光送受信機内の光送信部から光受信部への光漏
洩分等のノイズ成分が問題となる。
【0025】本発明は、このような従来技術の課題を解
決するためになされたものであり、一本の光ファイバー
ケーブルを用いて全二重方式の双方向光通信を行う際
に、通信相手である光送受信機の光送信部から送られて
くる信号からノイズ成分を除去して高品質の通信を行う
ことができる光送受信機およびそれを用いた光通信シス
テムを提供することを目的とする。
【0026】
【課題を解決するための手段】本発明の光送受信機は、
電気信号を光信号に変換して送信する光送信部と、光信
号を受信して電気信号に変換する光受信部と、該光送信
部に電気信号を供給する駆動部とを備え、他の送受信機
との間で、一本の光ファイバーにより全二重方式により
光信号の送受信を行う光送受信機において、該駆動部か
ら第1の電気信号が供給されて該光送信部から光信号が
送信されたときに、該光受信部にて受信されるノイズ成
分を変換して得られる第2の電気信号を、全二重通信時
に、該光受信部にて受信される光信号を変換して得られ
る第3の電気信号から差し引くことによって、信号に含
まれるノイズ成分を除去する補正手段をさらに備えてお
り、そのことにより上記目的が達成される。
【0027】上記構成によれば、全二重通信時に、受信
信号からノイズ成分を除去することができるので、通信
相手である光送受信機の光送信部から送られてくる信号
によって、高品質な全二重通信を行うことができる。
【0028】前記補正手段は、前記第2の電気信号を記
憶する記憶部を備え、全二重通信時に、前記光受信部に
て受信される光信号を変換して得られる第3の電気信号
から、該記憶部に記憶された該第2の電気信号を差し引
くことによって、信号に含まれるノイズ成分を除去する
ものであってもよい。
【0029】上記構成によれば、全二重通信時に、受信
信号から記憶部に記憶された信号を差し引くことによっ
てノイズ成分を除去することができるので、通信相手で
ある光送受信機の光送信部から送られてくる信号によっ
て、高品質な全二重通信を行うことができる。
【0030】前記補正手段は、全二重通信時に、前記駆
動部から前記第1の電気信号が出力されると同時に、前
記記憶部から該第1の電気信号に対応する第2の電気信
号を出力することができる。
【0031】上記構成によれば、記憶部からの信号を制
御することができ、全二重通信時に、受信信号から記憶
部に記憶された信号を差し引くことによってノイズ成分
を除去することができるので、通信相手である光送受信
機の光送信部から送られてくる信号によって、高品質な
全二重通信を行うことができる。
【0032】前記補正手段は、前記第1の電気信号の波
形と前記第2の電気信号の波形とを比較して、該第1の
電気信号を該第2の電気信号に変換するための演算子を
求める比較部と、該比較部で求めた演算子を用いて、前
記駆動部から出力される第1の電気信号からノイズ成分
である第2の電気信号を演算する演算部とを備え、全二
重通信時に、該光受信部にて受信される光信号を変換し
て得られる第3の電気信号から、該演算部にて得られた
第2の電気信号を差し引くことによって、信号に含まれ
るノイズ成分を除去するものであってもよい。
【0033】上記構成によれば、全二重通信時に、受信
信号から演算部によって得られた信号を差し引くことに
よってノイズ成分を除去することができるので、通信相
手である光送受信機の光送信部から送られてくる信号に
よって、高品質な全二重通信を行うことができる。
【0034】前記比較部は、前記第1の電気信号の振幅
と前記第2の電気信号の振幅とを比較して、該第1の電
気信号を該第2の電気信号に変換するための演算子を求
め、前記演算部は、該比較部で求めた演算子を用いて、
前記駆動部から出力される第1の電気信号の振幅を、ノ
イズ成分である第2の電気信号の振幅に合わせることが
できる。
【0035】上記構成によれば、全二重通信時に、受信
信号から演算部によって得られた信号を差し引く際に、
振幅がノイズ成分を同じ大きさになるので、ノイズ成分
を除去することができ、通信相手である光送受信機の光
送信部から送られてくる信号によって、高品質な全二重
通信を行うことができる。
【0036】前記比較部は、前記第1の電気信号の位相
と前記第2の電気信号の位相とを比較して、該第1の電
気信号を該第2の電気信号に変換するための演算子を求
め、前記演算部は、該比較部で求めた演算子を用いて、
前記駆動部から出力される第1の電気信号の位相を、ノ
イズ成分である第2の電気信号の位相に合わせることが
できる。
【0037】上記構成によれば、全二重通信時に、受信
信号から演算部によって得られた信号を差し引く際に、
位相がノイズ成分と同じになるので、ノイズ成分を除去
することができ、通信相手である光送受信機の光送信部
から送られてくる信号によって、高品質な全二重通信を
行うことができる。
【0038】前記補正手段は、予め、前記第2の電気信
号の波形と前記第1の電気信号の波形とを比較すること
によって求められた、該第1の電気信号を該第2の電気
信号に変換するための演算子を用いて、前記駆動部から
出力される第1の電気信号からノイズ成分である第2の
電気信号を演算する演算部を備え、全二重通信時に、該
光受信部にて受信される光信号を変換して得られる第3
の電気信号から、該演算部にて得られた第2の電気信号
を差し引くことによって、信号に含まれるノイズ成分を
除去するものであってもよい。
【0039】上記構成によれば、比較部を設けなくて
も、全二重通信時に、受信信号から演算部によって得ら
れた信号を差し引くことによってノイズ成分を除去する
ことができるので、通信相手である光送受信機の光送信
部から送られてくる信号によって、高品質な全二重通信
を行うことができる。
【0040】前記駆動部から前記光受信部への第1の電
気信号の配線長を調整することによって、該駆動部から
出力される第1の電気信号の位相を、ノイズ成分である
第2の電気信号の位相に合わせることができる。
【0041】上記構成によれば、全二重通信時に、受信
信号から演算部によって得られた信号を差し引く際に、
配線の長さによって容易に位相をノイズ成分と同じにす
ることができるので、ノイズ成分を除去することがで
き、通信相手である光送受信機の光送信部から送られて
くる信号によって、高品質な全二重通信を行うことがで
きる。
【0042】本発明の光通信システムは、本発明の光送
受信機が1本の光ファイバーの両端にそれぞれ設けら
れ、各光送受信機から該光ファイバーを介して全二重方
式により光信号が高速伝送され、そのことにより上記目
的が達成される。
【0043】上記構成によれば、IEEE1394およ
びUSB2等の高速伝送可能な光通信システムにおい
て、全二重通信時に、受信信号からノイズ成分を除去す
ることができるので、通信相手である光送受信機の光送
信部から送られてくる信号によって、高品質な全二重通
信を行うことができる。
【0044】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施形態につい
て、図面に基づいて説明する。
【0045】(実施形態1)図1は、本実施形態1の光
通信システムの概略構成を説明するための図である。こ
の光通信システムは、一本の光ファイバーケーブル30
8と、その両端に設けられた2台の光送受信機301お
よび309とによって構成されており、光送受信機30
1および309の間で、光ファイバーケーブル308を
介して、全二重方式により光信号が送受信されて通信が
行われる。
【0046】光送受信機301は、光送信機302と光
受信機303とによって構成されており、光送信機30
2には、電気信号を光信号に変換して送信する光送信部
304と、光送信部304に電気信号を供給する駆動部
316とが設けられている。また、光受信機303に
は、光信号を受信して電気信号に変換する光受信部30
6が設けられている。光送受信機309は、光送信機3
10と光受信機313とによって構成されており、光送
信機310には光送信部311が設けられ、光受信機3
13には光受信部312が設けられている。
【0047】光送受信機301および309では、双方
向に通信が行われるので、信号伝送時に、光送受信機3
01から光送受信機309への光信号S1と、光送受信
機309から光送受信機301への光信号S2とが、同
時に光ファイバーケーブル308内を伝播して送信され
る場合がある。
【0048】このとき、光受信部306に入射される光
は光送信部311からの光信号S2のみであり、光受信
部312に入射される光は光送信部304からの光信号
S1のみであることが理想的であるが、実際には、光信
号S1の一部が光受信部306に入射され、光信号S2
の一部が光受信部312に入射されてしまう。
【0049】これは、図1に矢印Aで示すように、光送
信部304から光受信部306への漏洩光が生じたり、
矢印Bで示すように、光送信部304から送信された送
信光が光ファイバーケーブル308に入射される際に光
ファイバーケーブルの先端によって反射されて生じる近
端反射光が生じたり、矢印Cで示すように、光送信部3
04から送信されて光ファイバーケーブル308を伝播
した送信光が光ファイバーケーブル308から出射され
る際に他方の先端によって反射されて生じる遠端反射光
が生じたりして、これらの光が光受信部306に入射さ
れるからである。
【0050】従って、一本の光ファイバーケーブルによ
って全二重通信を行う際には、このような近端反射、遠
端反射、光送受信機内の光送信部から光受信部への光漏
洩分等のノイズ成分が問題となる。
【0051】この問題を防ぐため、本実施形態1の光通
信システムでは、まず、光送受信機301の光送信機3
02からのみ光信号S1を送信し、光送受信機309の
光送信機310からは光信号S2を送信しないようにす
る。このとき、送受信機301の駆動部316からは図
6に示すような電気信号E1が出力され、光送信部30
4にて光信号S1に変換されて出射され、光ファイバー
ケーブル308中を伝播して、通信相手である光送受信
機309の光受信部313に受光されるが、この光信号
の一部は光受信部306によっても受光される。
【0052】光受信部306は、本来は、光送受信機3
09の光送信部311からの光を受光するものであり、
受光された光送信部304からの光はノイズ成分とな
る。このノイズ成分を光受信部306にて変換すること
によって、ノイズ成分の電気信号E2が得られる。
【0053】このようにして得られるノイズ成分の電気
信号E2を、全二重通信時に再現して、受信部306で
受信された光信号を変換して得られる電気信号E3(斜
線部がノイズ成分である)から差し引くことによって、
ノイズ成分が除去された電気信号E4が得られる。
【0054】本実施形態では、ノイズ成分の電気信号E
2を全二重通信時に再現して、受信部306で得られる
電気信号E3から差し引くために、光送受信機301
に、記憶部305と、スイッチ307と、差動回路31
5とが設けられている。
【0055】記憶部305は、半二重通信時に光受信部
306との間のスイッチがBに繋がって光受信部306
に接続される。そして、光送受信器301からの光信号
S1が光送受信機309に送信され、光送受信器309
からは光信号S2が光送受信器301に送信されないよ
うにしたときに、光受信部306から流れる電気信号E
2の波形が振幅の大きさも含めて記憶部305に記憶さ
れる。
【0056】なお、光信号S1および電気信号E1が変
わると、電気信号E2も変わるため、信号が変わる度
に、まず、半二重通信が行われてE2が観測され、記憶
部305に記憶された後で、全二重通信が行われる。ま
た、記憶部305のデータは、予め求めておいて、記憶
部305に格納しておくことも可能である。
【0057】スイッチ307は、駆動部316と記憶部
305と差動回路315の負入力に接続されており、光
信号S1と光信号S2とが同時に送受信される全二重通
信時に、駆動部316から送信信号が出力されるとスイ
ッチ307がON状態になり、記憶部305に記憶され
ていた信号が差動回路315に出力される。
【0058】差動回路315の正入力は、全二重通信時
には、光受信部306との間のスイッチがAに繋がって
光受信部306に接続される。そして、光受信部306
から光信号S1によるノイズ成分と光信号S2との和が
電気信号E3として出力されると、記憶部305からス
イッチ307を介して入力された電気信号E2を電気信
号E3から差し引いて、光信号S2に対応する電気信号
E4が出力される。
【0059】このように、本実施形態の光通信システム
では、光受信部306において光信号S1によるノイズ
成分と光信号S2の和からなる電気信号E3が観測され
るが、記憶部305に記憶された電気信号E2を電気信
号E3から差し引くことによって、ノイズ成分を除去し
て、光信号S2に対応した電気信号E4を得ることがで
きる。
【0060】(実施形態2)図3は、本実施形態2の光
通信システムの概略構成を説明するための図である。こ
の光通信システムは、実施形態1と同様に、一本の光フ
ァイバーケーブル308の両端に設けられた2台の光送
受信機301と309との間で全二重通信が行われ、近
端反射B、遠端反射C、光送受信機内の光送信部から光
受信部への光漏洩分A等のノイズ成分が問題となる。
【0061】この問題を防ぐため、本実施形態2の光通
信システムでも、実施形態1と同様に、まず、光送受信
機301の光送信機302から光信号S1を送信し、光
送受信機309の光送信機310からは光信号S2を送
信しないようにする。このとき、光送受信機301の駆
動部316からは図6に示すような電気信号E1が出力
され、光送信部304にて光信号S1に変換されて出射
され、光ファイバーケーブル308中を伝播して、通信
相手である光送受信機309の光受信部312に受光さ
れるが、この光信号の一部は光受信部306によっても
受光され、ノイズ成分の電気信号E2が得られる。
【0062】このノイズ成分の電気信号E2を、全二重
通信時に再現して、受信部306で受信された光信号を
変換して得られる電気信号E3(斜線部がノイズ成分で
ある)から差し引くことによって、ノイズ成分が除去さ
れた電気信号E4が得られる。
【0063】本実施形態では、ノイズ成分の電気信号E
2を全二重通信時に再現して、受信部414で得られる
電気信号E3から差し引くために、光送受信機301
に、比較部405と、演算部406および407と、差
動回路415とが設けられている。
【0064】比較部405は、駆動部316および光受
信部306に接続されており、光送受信器301からの
光信号S1が光送受信機309に送信され、光送受信器
309からは光信号S2が光送受信器301に送信され
ないようにしたときに、駆動部316から出力される電
気信号E1の波形と、光受信部306から流れる電気信
号E2の波形とが、比較部405に供給される。比較部
405では、電気信号E1の振幅および位相と、電気信
号E2の振幅および波形とが比較されて、電気信号E1
とE2との振幅比(E2/E1)および位相差(E2に
対するE1の位相の遅れ)が求められる。
【0065】演算部406および演算部407は、それ
ぞれ、比較部405に接続されており、比較部405に
よって求められた電気信号E1とE2との振幅比は演算
部406に供給され、位相差は演算部407に供給され
る。演算部406は、駆動部316に接続されており、
光信号S1と光信号S2とが同時に送受信される全二重
通信時に、駆動部316からの電気信号E1が供給され
る。演算部406では、比較部405から供給された振
幅比を基に、電気信号E1が電気信号E2と同じ振幅と
され、差動回路415の負入力に供給される。また、演
算部407は、駆動部316に接続されており、光信号
S1と光信号S2とが同時に送受信される全二重通信時
に、駆動部316からの電気信号E1が供給される。演
算部407は、比較部405から供給された位相差を基
に、電気信号E1が電気信号E2と同じ位相とされ、差
動回路415の負入力に供給される。
【0066】差動回路415の正入力は、全二重通信時
に光受信部306との間のスイッチがAに繋がって光受
信部306に接続される。そして、光受信部306から
光信号S1によるノイズ成分と光信号S2との和が電気
信号E3として出力されると、演算部406および40
7から供給された、電気信号E1から再現された電気信
号E2を電気信号E3から差し引いて、光信号S2に対
応する電気信号E4が出力される。
【0067】なお、光信号S1および電気信号E1が変
わると、電気信号E2も変わるため、比較部405で
は、信号が変わる度に、まず、半二重通信により振幅比
および位相差が求められ、その後で全二重通信が行われ
る。また、一定時間ごとに半二重通信により振幅比およ
び位相差を求めるようにしてもよい。
【0068】このように、本実施形態の光通信システム
では、光受信部306において光信号S1によるノイズ
成分と光信号S2の和からなる電気信号E3が観測され
るが、比較部405と演算部406および407とによ
って電気信号E1から再現された電気信号E2を電気信
号E3から差し引くことによって、ノイズ成分を除去し
て、光信号S2に対応した電気信号E4を得ることがで
きる。
【0069】なお、本実施形態2において、比較部40
5において演算子を求める代りに、光送受信機301お
よび309を作製する際に予め演算子(電気信号E1と
E2との位相差および振幅比)を求めておき、その結果
を演算部406および407に組み込んでおくことによ
って、比較部405を省くことができる。
【0070】また、駆動部316から受信機303へ電
気信号E1を供給する配線(駆動部316から演算器4
15への配線)の長さを調整することによって、電気信
号E1の位相を電気信号E2の位相を合わせると、簡単
に位相を合わせることができ、この場合には、演算部4
07を設けなくてもよい。また、配線長の調整は、例え
ば、配線長が異なる配線を複数設けておき、スイッチ等
によって所望の配線を選択する等によって行うことがで
きる。
【0071】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
1本の光ファイバーを用いて2台の光送受信機の間で双
方向に同時に光を送受信する、全二重通信が行われる際
に、各光送受信機内で光送信部から送信される光が自機
の光受信部にて受信されることによって生じるノイズ成
分を無くすことができるので、高品質の全二重通信を実
現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態1の光通信システムの概略構成を説明
するための図である。
【図2】本発明の光通信システムにおける、光送受信機
内の電気信号を説明するための図である。
【図3】実施形態2の光通信システムの概略構成を説明
するための図である。
【図4】(a)は一本のファイバーケーブルによって2
台の光送受信機の間で双方向に通信が行われる全二重通
信について説明するための断面図であり、(b)はその
部分拡大図である。
【図5】(a)は従来の光通信システムの概略構成を示
す斜視図であり、(b)はその平面図であり、(c)は
(b)の部分拡大図である。
【図6】(a)は光ファイバーの端面で生じる反射を説
明するための側面図であり、(b)はその部分拡大図で
ある。
【符号の説明】
101、105、301、309、501 光送受信機 102、106 コネクタ 103、107、201、302、310 光送信機 104、108、202、303、313 光受信機 109、203、308 光ファイバーケーブル 110、111、204、205 光ファイバーケーブ
ルの先端部分 304、311 光送信部 305 記憶部 306、312 光受信部 307 波形出力スイッチ 315 差動回路 316 駆動部 405 比較部 406、407、507 演算部 502 基板 503 受光部 504 光学素子 505 半導体素子 506 発光部 508 結合レンズ 509 半透膜ミラー 510a、510b 電流/電圧変換回路 511、512 セル 514 差動増幅回路 E1〜E4 電気信号 S1、S2 光信号
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04B 10/28

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気信号を光信号に変換して送信する光
    送信部と、 光信号を受信して電気信号に変換する光受信部と、 該光送信部に電気信号を供給する駆動部とを備え、 他の送受信機との間で、一本の光ファイバーにより全二
    重方式により光信号の送受信を行う光送受信機におい
    て、 該駆動部から第1の電気信号が供給されて該光送信部か
    ら光信号が送信されたときに、該光受信部にて受信され
    るノイズ成分を変換して得られる第2の電気信号を、 全二重通信時に、該光受信部にて受信される光信号を変
    換して得られる第3の電気信号から差し引くことによっ
    て、光信号に含まれるノイズ成分を除去する補正手段を
    さらに備えている光送受信機。
  2. 【請求項2】 前記補正手段は、前記第2の電気信号を
    記憶する記憶部を備え、 全二重通信時に、前記光受信部にて受信される光信号を
    変換して得られる第3の電気信号から、該記憶部に記憶
    された該第2の電気信号を差し引くことによって、光信
    号に含まれるノイズ成分を除去する請求項1に記載の光
    送受信機。
  3. 【請求項3】 前記補正手段は、全二重通信時に、前記
    駆動部から前記第1の電気信号が出力されると同時に、
    前記記憶部から該第1の電気信号に対応する第2の電気
    信号を出力する請求項2に記載の光送受信機。
  4. 【請求項4】 前記補正手段は、 前記第1の電気信号の波形と前記第2の電気信号の波形
    とを比較して、該第1の電気信号を該第2の電気信号に
    変換するための演算子を求める比較部と、 該比較部で求めた演算子を用いて、前記駆動部から出力
    される第1の電気信号からノイズ成分である第2の電気
    信号を演算する演算部とを備え、 全二重通信時に、該光受信部にて受信される光信号を変
    換して得られる第3の電気信号から、該演算部にて得ら
    れた第2の電気信号を差し引くことによって、光信号に
    含まれるノイズ成分を除去する請求項1に記載の光送受
    信機。
  5. 【請求項5】 前記比較部は、前記第1の電気信号の振
    幅と前記第2の電気信号の振幅とを比較して、該第1の
    電気信号を該第2の電気信号に変換するための演算子を
    求め、 前記演算部は、該比較部で求めた演算子を用いて、前記
    駆動部から出力される第1の電気信号の振幅を、ノイズ
    成分である第2の電気信号の振幅に合わせる請求項4に
    記載の光送受信機。
  6. 【請求項6】 前記比較部は、前記第1の電気信号の位
    相と前記第2の電気信号の位相とを比較して、該第1の
    電気信号を該第2の電気信号に変換するための演算子を
    求め、 前記演算部は、該比較部で求めた演算子を用いて、前記
    駆動部から出力される第1の電気信号の位相を、ノイズ
    成分である第2の電気信号の位相に合わせる請求項4に
    記載の光送受信機。
  7. 【請求項7】 前記補正手段は、 予め、前記第1の電気信号の波形と前記第2の電気信号
    の波形とを比較することによって求められた、該第1の
    電気信号を該第2の電気信号に変換するための演算子を
    用いて、前記駆動部から出力される第1の電気信号から
    ノイズ成分である第2の電気信号を演算する演算部を備
    え、 全二重通信時に、該光受信部にて受信される光信号を変
    換して得られる第3の電気信号から、該演算部にて得ら
    れた第2の電気信号を差し引くことによって、光信号に
    含まれるノイズ成分を除去する請求項1に記載の光送受
    信機。
  8. 【請求項8】 前記駆動部から前記光受信部への第1の
    電気信号の配線長を調整することによって、該駆動部か
    ら出力される第1の電気信号の位相を、ノイズ成分であ
    る第2の電気信号の位相に合わせる請求項6に記載の光
    送受信機。
  9. 【請求項9】 請求項1乃至請求項8のいずれかに記載
    の光送受信機が1本の光ファイバーの両端にそれぞれ設
    けられ、各光送受信機から該光ファイバーを介して全二
    重方式により光信号が高速伝送される光通信システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011150287A (ja) * 2009-12-25 2011-08-04 Institute Of National Colleges Of Technology Japan 1本のpofを用いた光送受信装置および光送受信システム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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