JP2003109974A - カーボンナノチューブゲート電界効果トランジスタとその製造方法、及び微細パターン形成方法 - Google Patents
カーボンナノチューブゲート電界効果トランジスタとその製造方法、及び微細パターン形成方法Info
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Abstract
効果トランジスタと、そのような微細構造の形成を可能
にする微細パターン形成方法を提供すること。 【解決手段】 キャリヤを供給するソース21と、キャ
リヤを受け取るドレイン22と、それらの間の電流通路
であるチャネルの導電率を変化させるゲート23を含む
電界効果トランジスタにおいて、ゲート23として、金
属性のカーボンナノチューブで作られたものを使用す
る。一方、寸法の揺らぎのないカーボンナノチューブを
パターニングのマスクとして用いることで、微細パター
ンを容易に形成することができる。
Description
し、より詳しく言えば、金属的性質を示すカーボンナノ
チューブをゲート材料に用いた電界効果トランジスタに
関する。本発明はまた、カーボンナノチューブをドライ
エッチングのマスク材として利用する微細パターン形成
方法にも関する。
なる半導体素子や配線の微細加工技術によって押し進め
られてきた。半導体LSIの微細加工では、まずリソグ
ラフィ工程でもってパターン化したレジストをマスクに
して、下地をエッチングすることによって行う。そのた
め、解像度とエッチング耐性が共に高いことが、レジス
トに要求される特性である。しかしながら、従来の有機
高分子レジストでは、高分子サイズより小さい10nm
級のパターンは解像できず、またドライエッチング耐性
も十分でないため、エッチングには別の膜へのパターン
転写が必要であった。
最も短いゲート長として、電子線露光で作製したMOS
構造のトランジスタで8nmが報告されている。この場
合、レジストの解像度がほぼ限界に達しているため、形
成されたゲートは寸法の揺らぎが大きくて直線性も悪
く、実用には向かない。一般にゲートの微細化は、トラ
ンジスタ単体の高速・高周波性能向上に最も有効であ
り、それゆえ10nmあるいはそれ以下の寸法のゲート
加工技術として、レジストの使用に代わる揺らぎの少な
い技術が切望されている。
能を持つものとして、InP基板上に作られたHEMT
(高電子移動度トランジスタ)が知られている。遠藤ら
が報告した現在最高性能のHEMTは、ゲート長が25
nmでカットオフ周波数fTが約400GHzに達して
いる(A.Endoh et al.,IPRM’0
1,pp448−51(2001))。一方、高速光通
信ネットワークについては、TDM方式で40Gbps
の通信速度が開発段階にあるが、将来的には80、16
0Gbpsの実現が望まれている(図1)。その場合、
光変調系の通信で要求される電子デバイス特性として、
fTには一般に通信速度の4〜5倍の周波数が必要であ
ることから、例えば160Gbpsの通信速度になれ
ば、640〜800GHzのfTが必要になると予測さ
れる。電子デバイスのfTとゲート長との間にはある程
度の相関関係があることが知られており、それをグラフ
化したのが図2であるが、この図においてこれまでに実
現されているゲート長とそれに対応するfTとの関係
(図中、実線で表示の範囲)を外挿すると、800GH
z程度のfTを得るためにはゲート長は10nmを下回
らなくてはならないことが分かる。このように、近い将
来の高速通信の要請に応えるためには、ゲートの更なる
微細化が必須と考えられる。
するという要望に応えようとするものであり、寸法の揺
らぎのない微細ゲートを備えた電界効果トランジスタを
提供することを目的とするものである。そのような微細
ゲートを始めとする微細構造の形成を可能にする微細パ
ターン形成方法を提供することも、本発明の目的であ
る。
ジスタは、微細なゲートの実現を可能にする材料とし
て、金属性のカーボンナノチューブを使用する。具体的
に言えば、本発明の電界効果トランジスタは、キャリ
ヤ、すなわちトランジスタ等の半導体装置において電気
伝導に寄与する電子又は正孔、を供給するソースと、キ
ャリヤを受け取るドレインと、それらの間の電流通路で
あるチャネルの導電率を変化させることによりチャネル
を流れる電流を制御する電流制御電極としてのゲートを
含む電界効果トランジスタであって、当該ゲートが金属
性のカーボンナノチューブで作られていることを特徴と
する電界効果トランジスタである。
ボンナノチューブをエッチングのマスクとして使用する
ことにより、寸法の揺らぎのない微細パターンの形成を
可能にする。具体的には、本発明の微細パターン形成方
法は、下地層上にカーボンナノチューブを配置し、この
カーボンナノチューブをマスクとしてドライエッチング
を施すことにより当該ナノチューブの形状を下地層に転
写し、これにより下地層をパターニングすることを特徴
とする微細パターン形成方法である。
タのゲートの材料として、あるいはドライエッチングに
よるパターン形成のためのマスク材料として、自己組織
化によるナノ構造体であり炭素元素から構成される円筒
状の構造体であって、一般にカーボンナノチューブとし
て知られるものを使用する。
から最近注目を浴びている新しい炭素材料である。カー
ボンナノチューブは、炭素原子どうしがsp2結合と呼
ばれる最も強い結合で6角形状につながって形成された
グラファイトシートを筒状に巻いたチューブ構造をして
いる。チューブの直径は最小0.4nm、長さは数10
0μmに達する。また、カーボンナノチューブは炭素原
子が自己組織的に成長して形成されたナノ構造体である
ため、寸法の揺らぎは極めて少ないという特徴がある。
更に、カーボンナノチューブは、カイラリティの違いに
よって電気伝導度が半導体的なものから金属的なものま
で、幅広く変化することも知られている。金属的な電気
伝導度を持つ金属性カーボンナノチューブの場合、格子
欠陥などがないと、電荷はナノチューブ内で無散乱(バ
リステック)伝導を示し、抵抗はその長さに依存しない
量子抵抗値(6.5Ω)を示すことが知られている。
アーク放電やレーザーアブレーションが用いられてきた
が、最近の研究でプラズマCVDや熱CVDによっても
作製可能との報告がある。アーク放電などによる方法は
高純度のナノチューブの生産を可能にする方法ではある
が、半導体装置の製造には不向きである一方、CVDに
よる方法は、半導体装置への応用にとっての有効なもの
と言える。
ボンナノチューブを、トランジスタのゲート電極あるい
はその加工技術に適用することで、寸法揺らぎのない微
細ゲートを備えた電界効果トランジスタを提供するもの
である。カーボンナノチューブをマスクに利用して微細
パターンを形成する加工技術は、トランジスタのゲート
に限らず、半導体装置その他で特に微細なパターンの形
成が求められる場合に適用可能である。
タの第一の態様を示す。比較のために、図4に従来の電
界効果トランジスタを示す。図3及び図4を参照して説
明すると、従来の電界効果トランジスタ(図4)でも本
発明のもの(図3)でも、基板11はInPで作られて
おり、その上にHEMT(高電子移動度トランジスタ)
用ヘテロ接合構造が形成されている。具体的には、In
AlAsバッファー層12、InGaAsチャネル層1
3、Siドナーのδドーピング14が施されたInAl
As電子供給層15、InPキャップ層16、n+−I
nGaAsオーミック層17が、MBE(分子線エピタ
キシャル成長法)もしくはMOCVD(有機金属化学蒸
着法)によって順次結晶成長されている。ソース21と
ドレイン22にはオーム性電極としてAuGe/Ni/
Auが用いられ、約450℃の温度で低抵抗化のための
合金化処理が施されている。本発明の電界効果トランジ
スタ(図3)と従来の電界効果トランジスタ(図4)の
違いは、ゲート電極23(本発明、図3)、23’(従
来技術、図4)の材料として、後者ではWSiなどが用
いられていたのに対し、前者では金属的性質を持つカー
ボンナノチューブが用いられている点にあり、このゲー
ト電極の構成のための材料の違いを反映して、ゲート電
極23の形状も両者で異なっている。下記で説明するよ
うに、本発明におけるカーボンナノチューブはトランジ
スタの活性層の部位に配置されて、ゲートのいわゆる
「フィンガー」と呼ばれる部分を構成し、一方、それと
外部との電気的接続用の部分(すなわちゲート電極の引
き出し部)は、これまでのトランジスタと同様に形成さ
れ、従ってこれまでのものと同様の形状を持つ。そのた
め、本発明のトランジスタを示す図3のゲート23は、
その後方でそのようなゲート電極引き出し部(図中、想
像線で表示されている)に接続している。ソース21、
ドレイン22、ゲート23、23’以外の部分の表面
は、表面パッシベーション膜としてSiO2の絶縁膜コ
ーティング25、26が施されている。
ト電極23’は、次にようにして製作される。図5
(a)は、先に言及した種々の層12、13、15、1
6、17を形成したInP基板11にソース21、ドレ
イン22、SiO2膜25を設けたところを示してい
る。次に、図5(b)に示したように、この基板表面に
レジストパターン31を形成し、これをマスクにSiO
2膜25とn+−InGaAs層17をエッチングして、
ゲート作製用の開口部32を形成する。レジストパター
ン31を除去してから、基板全面にSiO2膜26を形
成する(図5(c))。次に、図6(a)に示したよう
に、ゲート作製用のレジストパターン34を形成し、こ
れをマスクにSiO2膜26をエッチングして、開口3
5を形成する。レジストパターン34を除去してから、
図6(b)に示したようにSiO2膜26の一部が露出
するように別のレジストパターン36を形成し、これと
露出しているSiO2膜26とをマスクにInP層16
をエッチングして、穴37を形成する。次いで、ゲート
電極材料を堆積し、リフトオフ法を利用して図7に示し
たようにゲート電極23’を形成する。続いて、SiO
2膜26の一部を除去してソース21、ドレイン22を
部分的に露出させて、図4で説明した従来技術による電
界効果トランジスタが得られる。このように、従来の電
界効果トランジスタのゲート電極23’の作製にはリソ
グラフィ技術とリフトオフ法が用いられており、実用的
なゲート電極としては、最小で25nmのものまでしか
できていない。
式上面図である。この図、及び以下で参照するトランジ
スタの同様の上面図においては、トランジスタの基本的
構成要素であるソース、ドレイン、ゲート、及び活性領
域(図中、その位置を40で表示する)を、模式的に示
すことにする。
り、図6(b)に示したSiO2膜26とその下のIn
P層16に設けられた穴37の部分(この部分に、トラ
ンジスタの電流制御用ゲート電極が位置している)は、
図8では37xで示した部分に相当しており、図から明
らかなようにこの部分は電界効果トランジスタの活性層
40を横断するように形成されている。図8において、
この部分37xの存在しない領域(図中の想像線39よ
り上方の領域)の部分23a’はゲート電極の引き出し
部に相当している。
スタの特徴であるゲート部分を取り出して、図9の斜視
図に示す。ゲート23は、SiO2膜26の開口35
(図6(a))とその下のInP層16に形成した穴3
7(図6(b))に相当するところに位置するカーボン
ナノチューブ(簡単にするため、この図及び以下で参照
する図では円筒状として示す)から構成されている。こ
のカーボンナノチューブの一方の先端は、先に説明した
従来技術のトランジスタのゲート23’の引き出し部2
3a’の作製と同様のやり方で形成されたゲート電極引
き出し部23aに接続している。このように、ゲート金
属に相当するカーボンナノチューブは、ゲート電極引き
出し部23aの根元から伸び出した構造となっている。
ンジスタの製造を、図10(a)、10(b)及び図1
1を参照して説明する。先に図5(a)〜(c)、図6
(a)、(b)及び図7を参照して説明した方法と同じ
やり方によりゲート電極を形成してから、カーボンナノ
チューブのゲート23(「ゲートフィンガー」とも呼ば
れる)(図9)を形成しようとする領域のゲート金属を
パターニングにより取り除いてゲート電極引き出し部2
3aを残し、次いでそれに用いたレジスト(図示せず)
を除去する(図10(a))。図10(a)に41で示
された溝は、図6(b)の穴37に相当するものであ
り、カーボンナノチューブのゲートはこの溝内に形成さ
れる。次に、図10(b)に示したように別のレジスト
パターン43を形成し、ゲート電極引き出し部23aの
根元に連絡するその開口部44にカーボンナノチューブ
作製の触媒となるNi、CoあるいはFeなどの遷移金
属微粒子、あるいはそのような遷移金属の合金の微粒子
を堆積させる。レジストパターン43を除去し、そして
図11に示したように、堆積させた遷移金属触媒45を
使用するCVD法によりゲートフィンガーとなるカーボ
ンナノチューブ46を方向制御して成長させる。この成
長方向の制御は、カーボンナノチューブを成長させよう
とする方向に電界を印加しながら熱CVD成長させるこ
とで達成できる。ここで使用する電界は直流電界であ
る。
を成長させるもう一つの方法を、図12(a)と(b)
を参照して説明する。図12(a)に示したように、先
に説明したのと同様のやり方でSiO2膜26とその下
のInP層16(図3)に形成した、カーボンナノチュ
ーブを成長させるための溝51を作り、この溝51の両
端に遷移金属触媒52を堆積させ、そして電界を印加し
ながらCVD法でカーボンナノチューブ53を成長させ
る。この場合には、交流電界を使用することで、カーボ
ンナノチューブ53は溝51の両端を起点として双方か
ら溝51の中央に向かって成長し、最終的に中央で接続
して1本のチューブ54になる(図12(b))。
の態様では、半導体基板上に形成したV型の溝に収容さ
れたカーボンナノチューブをゲートとして使用する。こ
の場合は、半導体基板に設けたV型の溝の中でカーボン
ナノチューブを成長することで、カーボンナノチューブ
の位置及び方向制御性を高めることができる。InP基
板を用い、絶縁膜をマスクにHClガスによってこの基
板をエッチングすることで、面方位の違いによる高選択
エッチングが可能であり、ナノメートル級の尖った溝の
形成が可能である。更に、炭素が例えばNiのような金
属によってメッキできることを利用して、カーボンナノ
チューブの存在するV型溝内にそのような金属を埋め込
み、ゲートの低抵抗化を図ることができる。
する。まず、先に図5(a)〜(c)、図6(a)を参
照して説明したやり方で、ソース21、ドレイン22、
及び絶縁膜26を備え、SiO2の絶縁膜26に開口3
5(図6(a))を設けた基板を用意する。次に、図1
3(a)に示したように、ゲート作製用のレジストパタ
ーン61を形成し、そしてHClガスを使ってInP層
16を高温でドライエッチングする。このときのエッチ
ングマスクは、レジストパターン61でなく、その開口
部に露出しているSiO2絶縁膜26である。また、こ
の絶縁膜26の開口パターンの長手方向(後にカーボン
ナノチューブを成長させる方向)は、予めInP層16
の(110)方向に合わせておく。InP層16をこの
ように高温でドライエッチングすると、断面がV字型
で、V字の底が非常に尖った溝を自動的に形成できるこ
と、またこのV字型の溝の側面にはInP結晶の(11
1)B面が現れることが分かった。
ルインジウム、ホスフィン等)を供給してInPのMO
CVDを行うと、V型溝の側壁の(111)B面には結
晶成長せず、溝の底の部分にだけ選択的に成長して尖っ
た底を埋めることができる。こうして形成されるV型溝
の底面の幅WLは、図17に示したように、成長温度で
制御することができる。この技術を利用して、後にカー
ボンナノチューブをV型溝の底面に安定に成長させるの
に必要な底面の幅を持った溝62(図13(b))を得
ることができる。
(b))を形成後、レジストパターン61をマスクにゲ
ート金属材料を堆積し、リフトオフ法を利用して、図7
を参照して説明したようにゲート63を形成する。続い
て、SiO2膜26の一部をエッチングにより除去して
ソース21、ドレイン22を部分的に露出させる。次
に、先に図10(a)、(b)を参照して説明した事例
ではカーボンナノチューブを成長させる溝41の断面が
矩形であったが、ここではV型溝62(図13(b))
であることを除き、先の事例と同じようにして、Ni金
属触媒66を使用しV型溝62内にカーボンナノチュー
ブ67を成長させる(図14)。Ni金属触媒66を用
意する前に、ゲート電極引き出し部63a(図14)と
なる部分を残してゲート金属を除去しておく。このとき
のカーボンナノチューブの成長方向の制御性は、印加さ
れた電界の作用に加えて、V型溝内をそれに沿って成長
することで、一層高められる。
おり、そしてこの図においてはカーボンナノチューブ6
7の存在するV型溝内に後にNi金属を埋め込むメッキ
の際のマスクとなるレジストパターン68が示されてい
る。このレジストパターン68をマスクにNi電解メッ
キを行い、図16に示したようにV型溝内にNi金属6
9を埋め込み、その後レジストパターン68を除去す
る。
最小直径は0.4nmであるから、本発明によって、将
来の高速・高周波トランジスタに不可欠である10nm
以下のゲート長が実現可能になる。
ーブをトランジスタのゲート自体として利用するのでな
く、ゲートの作製におけるマスクとして利用することも
可能であり、それによってもやはり10nm以下のゲー
ト長の実現か可能になる。従来のようにレジストパター
ンをマスクに微細ゲートを製作した場合には、レジスト
パターン自体の寸法上の揺らぎが大きいため、そのよう
な微細パターンを満足に得ることはできない。その一方
で、エッチングによるマスクパターンの下地層への転写
に伴う揺らぎは、現在でもそれほど大きくはない。そこ
で、寸法あるいは形状の揺らぎの極めて小さいカーボン
ナノチューブをマスクとして利用すれば、それに応じて
寸法あるいは形状の揺らぎの極めて小さい微細ゲートを
得ることができる。カーボンナノチューブをマスクにゲ
ートを作製するためには、まず半導体基板上あるいはゲ
ート絶縁膜上にゲート金属膜を成長した後フッ素系のガ
ス、例えばSF6、CF4などでゲート金属膜をドライエ
ッチングし、それから酸素系ドライエッチガスを使って
カーボンナノチューブのマスクを除去する。
をマスクとする電界効果トランジスタの作製を図面を参
照して説明する。まず、先に図5(a)〜(c)、図6
(a)〜(b)を参照して説明したやり方で、ソース2
1、ドレイン22、及び絶縁膜26を備え、絶縁膜26
とその下のInP層16にゲート金属用の穴37(図6
(b))を設けた基板を用意する。次に、図18(a)
に示したように、ゲート金属層81を形成し、その上に
カーボンナノチューブ成長用のNi触媒82を用意す
る。続いて、直流電界を印加しながら熱CVDを行い、
カーボンナノチューブ83を成長させる(図18
(b))。得られたカーボンナノチューブ83をマスク
に、例えばSF6を使ってゲート金属層81をドライエ
ッチングし、そして酸素ドライエッチングによりカーボ
ンナノチューブを除去して、金属から形成された微細パ
ターンのゲート84を得る(図19(a))。次いで、
ゲート84の一端にゲートの引き出し部85を形成する
(図19(b))。
ストによるリソグラフィの場合に問題となる寸法ゆらぎ
を回避し、高速・高周波トランジスタを実現できる。
ているが、本発明がそれ以外の種々のトランジスタに適
用可能なことは言うまでもない。一例を挙げれば、カー
ボンナノチューブのゲートを採用した本発明の電界効果
トランジスタでは、ゲートの数は一つに限らず、複数で
あってもよい。ゲートとなるカーボンナノチューブの成
長は、上述の説明で言及している熱CVDのほかに、プ
ラズマCVDで行うことも可能である。熱CVDの場
合、触媒は成長の起点に残存するのに対し、プラズマC
VDの場合、触媒は成長するチューブの先端に位置し、
チューブの成長とともに移動していく。また、カーボン
ナノチューブをマスクに微細パターンを形成する方法
が、ゲートの作製のみならず、例えばSiO2絶縁膜の
パターニングなどにも応用できることは容易に理解され
る。いずれの場合も、マスクであるカーボンナノチュー
ブとパターニングしようとする材料に応じて、適当なエ
ッチングガスを選べばよい。例えば、金属膜のエッチン
グにはSF6、CF4など、シリコン酸化膜用にはCHF
3などを使用することができる。
の特徴を種々の態様とともに付記すれば、次のとおりで
ある。 (付記1)キャリヤを供給するソースと、キャリヤを受
け取るドレインと、それらの間の電流通路であるチャネ
ルの導電率を変化させることによりチャネルを流れる電
流を制御する電流制御電極としてのゲートを含む電界効
果トランジスタであって、当該ゲートが金属性のカーボ
ンナノチューブで作られていることを特徴とする電界効
果トランジスタ。 (付記2)前記カーボンナノチューブのゲートが金属材
料のゲート引き出し部に接続している、付記1記載の電
界効果トランジスタ。 (付記3)前記ゲート引き出し部がリソグラフィ技術に
より製作されている、付記2記載の電界効果トランジス
タ。 (付記4)前記カーボンナノチューブのゲートと前記金
属材料のゲート引き出し部とが、当該カーボンナノチュ
ーブのCVD成長のための触媒金属を介して接続されて
いる、付記2又は3記載の電界効果トランジスタ。 (付記5)前記触媒金属が遷移金属又はそれらの合金で
ある、付記4記載の電界効果トランジスタ。 (付記6)前記遷移金属がNi、Co又はFeである、
付記5記載の電界効果トランジスタ。 (付記7)前記ゲートのカーボンナノチューブが、チャ
ネル部分を含む基板に当該チャネルを横切って形成した
溝の中に位置している、付記1から6までのいずれかに
記載の電界効果トランジスタ。 (付記8)前記溝の断面形状が矩形である、付記7記載
の電界効果トランジスタ。 (付記9)前記溝の断面形状がV型である、付記7記載
の電界効果トランジスタ。 (付記10)前記溝内のカーボンナノチューブの上に、
当該溝を埋める金属材料が位置している、付記9記載の
電界効果トランジスタ。 (付記11)キャリヤを供給するソースと、キャリヤを
受け取るドレインと、それらの間の電流通路であるチャ
ネルの導電率を変化させることによりチャネルを流れる
電流を制御する電流制御電極としてのゲートを含む電界
効果トランジスタであり、当該ゲートが金属性のカーボ
ンナノチューブで作られている電界効果トランジスタの
製造方法であって、当該カーボンナノチューブのゲート
を電界印加条件下でのCVD法により成長させることを
特徴とする電界効果トランジスタの製造方法。 (付記12)前記カーボンナノチューブのゲート成長
を、当該カーボンナノチューブのゲートに接続させるべ
き金属材料のゲート引き出し部の一部に付着させた触媒
を使用して行う、付記11記載の方法。 (付記13)直流電界を印加して、前記カーボンナノチ
ューブのゲートを前記ゲート引き出し部から一方向に成
長させる、付記12記載の方法。 (付記14)前記ゲート引き出し部の一部に付着させた
触媒のほかに、前記カーボンナノチューブの当該ゲート
引き出し部に接続するのと反対側の先端が位置する部位
に触媒を配置し、交流電界を印加して、両方の触媒の位
置を起点としてカーボンナノチューブを互いに向き合う
方向に成長させて接続させる、付記12記載の方法。 (付記15)前記カーボンナノチューブのゲートを、チ
ャネル部分を含む基板に当該チャネルを横切って形成し
た溝の中で成長させる、付記11から14までのいずれ
かに記載の方法。 (付記16)前記溝の断面形状が矩形である、付記15
記載の方法。 (付記17)前記溝の断面形状がV型である、付記16
記載の方法。 (付記18)下地層上にカーボンナノチューブを配置
し、このカーボンナノチューブをマスクとしてドライエ
ッチングを施すことにより当該ナノチューブの形状を下
地層に転写し、これにより下地層をパターニングするこ
とを特徴とする微細パターン形成方法。 (付記19)前記下地層が金属層である、付記18記載
の方法。 (付記20)前記金属層がトランジスタのゲートを形成
するためのものである、付記19記載の方法。 (付記21)前記下地層が絶縁層である、付記19記載
の方法。
揺らぎのない微細ゲートを備えた電界効果トランジスタ
の提供に貢献することができる。また、本発明によれ
ば、そのような微細ゲートを始めとする微細構造の形成
を可能にする微細パターン形成方法の利用が可能とな
る。
る。
Tとの関係を説明するグラフである。
ランジスタの一態様を説明する図である。
説明する図である。
第一の図である。
第二の図である。
第三の図である。
る。
説明する斜視図である。
作方法を説明する第一の図である。
作方法を説明する第二の図である。
う一つの製作方法を説明する図である。
の態様の電界効果トランジスタの製造を説明する第一の
図である。
の態様の電界効果トランジスタの製造を説明する第二の
図である。
の態様の電界効果トランジスタの製造を説明する第三の
図である。
の態様の電界効果トランジスタの製造を説明する第四の
図である。
の際に観測される温度とV型溝底面の幅との関係を示す
グラフである。
る第一の図である。
る第二の図である。
Claims (10)
- 【請求項1】 キャリヤを供給するソースと、キャリヤ
を受け取るドレインと、それらの間の電流通路であるチ
ャネルの導電率を変化させることによりチャネルを流れ
る電流を制御する電流制御電極としてのゲートを含む電
界効果トランジスタであって、当該ゲートが金属性のカ
ーボンナノチューブで作られていることを特徴とする電
界効果トランジスタ。 - 【請求項2】 前記カーボンナノチューブのゲートが金
属材料のゲート引き出し部に接続している、請求項1記
載の電界効果トランジスタ。 - 【請求項3】 前記カーボンナノチューブのゲートと前
記金属材料のゲート引き出し部とが、当該カーボンナノ
チューブのCVD成長のための触媒金属を介して接続さ
れている、請求項2記載の電界効果トランジスタ。 - 【請求項4】 前記ゲートのカーボンナノチューブが、
チャネル部分を含む基板に当該チャネルを横切って形成
した断面形状がV型の溝の中に位置している、請求項1
から3までのいずれか一つに記載の電界効果トランジス
タ。 - 【請求項5】 前記溝内のカーボンナノチューブの上
に、当該溝を埋める金属材料が位置している、請求項4
記載の電界効果トランジスタ。 - 【請求項6】 キャリヤを供給するソースと、キャリヤ
を受け取るドレインと、それらの間の電流通路であるチ
ャネルの導電率を変化させることによりチャネルを流れ
る電流を制御する電流制御電極としてのゲートを含む電
界効果トランジスタであり、当該ゲートが金属性のカー
ボンナノチューブで作られている電界効果トランジスタ
の製造方法であって、当該カーボンナノチューブのゲー
トを電界印加条件下でのCVD法により成長させること
を特徴とする電界効果トランジスタの製造方法。 - 【請求項7】 前記カーボンナノチューブのゲート成長
を、当該カーボンナノチューブのゲートに接続させるべ
き金属材料のゲート引き出し部の一部に付着させた触媒
を使用して行う、請求項6記載の方法。 - 【請求項8】 直流電界を印加して、前記カーボンナノ
チューブのゲートを前記ゲート引き出し部から一方向に
成長させる、請求項7記載の方法。 - 【請求項9】 前記ゲート引き出し部の一部に付着させ
た触媒のほかに、前記カーボンナノチューブの当該ゲー
ト引き出し部に接続するのと反対側の先端が位置する部
位に触媒を配置し、交流電界を印加して、両方の触媒の
位置を起点としてカーボンナノチューブを互いに向き合
う方向に成長させて接続させる、請求項7記載の方法。 - 【請求項10】 下地層上にカーボンナノチューブを配
置し、このカーボンナノチューブをマスクとしてドライ
エッチングを施すことにより当該ナノチューブの形状を
下地層に転写し、これにより下地層をパターニングする
ことを特徴とする微細パターン形成方法。
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