JP2003107975A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2003107975A
JP2003107975A JP2001298628A JP2001298628A JP2003107975A JP 2003107975 A JP2003107975 A JP 2003107975A JP 2001298628 A JP2001298628 A JP 2001298628A JP 2001298628 A JP2001298628 A JP 2001298628A JP 2003107975 A JP2003107975 A JP 2003107975A
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JP
Japan
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unit
intermediate transfer
main body
image forming
photoconductor
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Application number
JP2001298628A
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English (en)
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Tokuji Kato
篤司 加藤
Katsuyuki Yokoi
勝行 横井
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Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
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Publication date
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    • GPHYSICS
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像形成装置の各部品をユニット化して、そ
れらを任意に着脱させることにより、各部品の交換作業
およびメンテナンス作業の容易化および迅速化を図るこ
とのできる、画像形成装置を提供すること。 【解決手段】 本体ケーシング2の本体収容部50か
ら、中間転写ベルト機構部39が着脱自在に搭載されて
いる中間転写収容部材38を、水平方向に引き出し可能
に構成するとともに、複数の現像カートリッジ21およ
び感光ベルト機構部22が着脱自在に搭載されているプ
ロセス収容部材20を、中間転写収容部材38から引き
出し可能に構成して、第1ロック機構部52および第2
ロック機構部57の選択的なロックおよびその解除によ
って、プロセス収容部材20を中間転写収容部材38と
一体的に、または、中間転写収容部材38から分離し
て、本体収容部50に対して着脱させるように構成す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レーザプリンタな
どの画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】たとえば、画像形成装置として、本体ケ
ーシング内に、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック
の各色毎の現像カートリッジ、感光ベルト、中間転写ベ
ルトおよび転写ローラを備える中間転写方式のカラーレ
ーザプリンタが知られている。
【0003】このカラーレーザプリンタでは、各色毎の
現像カートリッジから供給されるイエロー、マゼンタ、
シアン、ブラックのトナーによって、まず、感光ベルト
上に、各色毎の可視像を形成し、これを順次中間転写ベ
ルトに転写することによって、その中間転写ベルト上に
カラー画像を形成し、これを、転写ローラによって用紙
に一括転写することにより、その用紙上にカラー画像を
形成するものである。
【0004】このようなカラーレーザプリンタでは、通
常、現像カートリッジを交換する場合には、本体ケーシ
ングの前面のカバーを開放して、現像カートリッジを着
脱させ、また、感光ベルトを交換する場合には、本体ケ
ーシングの上面のカバーを開放して、感光ベルトを着脱
させるように構成されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような構
成では、交換する部品毎にそれぞれ異なるカバーを開放
して、各部品毎にそれぞれ交換する必要があり、交換作
業およびメンテナンス作業が煩雑である。
【0006】本発明は、このような事情に鑑みなされた
ものであり、その目的とするところは、画像形成装置の
各部品をユニット化して、それらを任意に着脱させるこ
とにより、各部品の交換作業およびメンテナンス作業の
容易化および迅速化を図ることのできる、画像形成装置
を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明は、本体ケーシング内に、現
像器、感光体および中間転写体を備え、前記現像器から
供給される現像剤によって前記感光体上に可視像が形成
され、その可視像が中間転写体に転写されるように構成
されている画像形成装置において、前記現像器および前
記感光体を備えるプロセスユニットと、前記中間転写体
を備える中間転写ユニットとを備え、前記プロセスユニ
ットおよび前記中間転写ユニットは、前記本体ケーシン
グに対して同一方向から着脱可能に構成され、前記プロ
セスユニットは、前記中間転写ユニットと一体的に、ま
たは、前記中間転写ユニットから分離して、前記本体ケ
ーシングに対して着脱可能に構成されていることを特徴
としている。
【0008】このような構成によると、プロセスユニッ
トを中間転写ユニットから分離して本体ケーシングに対
して特定方向に着脱させれば、現像器や感光体をメンテ
ナンスすることができ、また、プロセスユニットを中間
転写ユニットと一体的に本体ケーシングに対して特定方
向に着脱させれば、さらに中間転写体をメンテナンスす
ることができる。そのため、1つの着脱動作で、現像
器、感光体および中間転写体のすべて、または、これら
のうち任意のものを自由にメンテナンスすることがで
き、各部品の交換作業およびメンテナンス作業の容易化
および迅速化を図ることができる。
【0009】また、請求項2に記載の発明は、請求項1
に記載の発明において、前記中間転写ユニットを前記本
体ケーシングに対してロックする第1ロック手段を備
え、前記第1ロック手段のロック時には、前記中間転写
ユニットが前記本体ケーシングに対して固定され、前記
第1ロック手段のロックの解除時には、前記中間転写ユ
ニットが前記本体ケーシングに対して着脱可能となるよ
うに構成されていることを特徴としている。
【0010】このような構成によると、第1ロック手段
をロックすれば、中間転写ユニットが本体ケーシングに
対して固定されるので、中間転写ユニットを本体ケーシ
ングに確実に装着したままの状態で、プロセスユニット
のみを分離して着脱させることができる。また、第1ロ
ック手段のロックを解除すれば、中間転写ユニットが本
体ケーシングに対して着脱可能となるので、中間転写ユ
ニットをプロセスユニットと一体的に着脱させることが
できる。そのため、このような第1ロック手段のロック
またはその解除によって、中間転写ユニットの、本体ケ
ーシングに対する固定、または、プロセスユニットとの
一体的な着脱を、確実に選択することができる。
【0011】また、請求項3に記載の発明は、請求項1
または2に記載の発明において、前記プロセスユニット
を前記中間転写ユニットに対してロックする第2ロック
手段を備え、前記第2ロック手段のロック時には、前記
プロセスユニットが前記中間転写ユニットと一体的に、
前記本体ケーシングに対して着脱可能とされ、前記第2
ロック手段のロックの解除時には、前記プロセスユニッ
トが前記中間転写ユニットから分離して、前記本体ケー
シングおよび前記中間転写ユニットに対して着脱可能と
されるように構成されていることを特徴としている。
【0012】このような構成によると、第2ロック手段
をロックすれば、プロセスユニットが中間転写ユニット
と一体的に本体ケーシングに対して着脱可能とされ、ま
た、第2ロック手段のロックを解除すれば、プロセスユ
ニットが中間転写ユニットから分離して、中間転写ユニ
ットおよび本体ケーシングに対して着脱可能とされる。
そのため、このような第2ロック手段のロックまたはそ
の解除によって、プロセスユニットの、中間転写ユニッ
トに対する一体化または分離を、確実に選択することが
できる。
【0013】また、請求項4に記載の発明は、請求項1
ないし3のいずれかに記載の発明において、前記中間転
写ユニットおよび前記本体ケーシングは、互いに対向す
る第1電気接続端子部をそれぞれ備えており、前記中間
転写ユニットの前記本体ケーシングに対する装着によ
り、これら第1電気接続端子部が接続されるように構成
されていることを特徴としている。
【0014】このような構成によると、中間転写ユニッ
トを本体ケーシングに装着すれば、そのまま互いに対向
する第1電気接続端子部を接続することができる。その
ため、中間転写ユニットを本体ケーシングに装着した後
に、別途ハーネスなどによって中間転写ユニットを本体
ケーシングに電気的に接続する必要がなく、着脱作業の
さらなる簡易化を図ることができる。
【0015】また、請求項5に記載の発明は、請求項4
に記載の発明において、前記プロセスユニットおよび前
記中間転写ユニットは、互いに対向する第2電気接続端
子部をそれぞれ備えており、前記中間転写ユニットが前
記本体ケーシングに装着された状態において、前記プロ
セスユニットの前記本体ケーシングに対する装着によ
り、これら第2電気接続端子部が接続されるように構成
されていることを特徴としている。
【0016】このような構成によると、中間転写ユニッ
トが本体ケーシングに装着された状態において、プロセ
スユニットを本体ケーシングに装着すれば、そのまま互
いに対向する第2電気接続端子部を接続することができ
る。そのため、プロセスユニットを本体ケーシングに装
着した後に、別途ハーネスなどによってプロセスユニッ
トを本体ケーシングに電気的に接続する必要がなく、着
脱作業のさらなる簡易化を図ることができる。
【0017】また、請求項6に記載の発明は、請求項1
ないし5のいずれかに記載の発明において、前記プロセ
スユニットには、複数の前記現像器が着脱自在に搭載さ
れていることを特徴としている。
【0018】このような構成によると、複数の現像器に
異なる色の現像剤を収容して、良好なカラー画像を形成
することができながら、しかも、各現像器毎にプロセス
ユニットから着脱させることにより、各現像器毎に簡易
にメンテナンスすることができる。
【0019】また、請求項7に記載の発明は、請求項6
に記載の発明において、前記プロセスユニットには、前
記感光体が着脱自在に搭載されていることを特徴として
いる。
【0020】このような構成によると、感光体をプロセ
スユニットから着脱させることにより、感光体を簡易に
メンテナンスすることができる。
【0021】また、請求項8に記載の発明は、請求項6
または7に記載の発明において、前記プロセスユニット
は、複数の前記現像器および前記感光体が装着されるプ
ロセス支持部材を備え、前記中間転写ユニットは、前記
中間転写体が装着される中間転写支持部材を備えてお
り、前記プロセス支持部材および前記中間転写支持部材
は、前記本体ケーシングに対して引き出し可能に構成さ
れ、これらの引き出し方向が同じであることを特徴とし
ている。
【0022】このような構成によれば、複数の現像器お
よび感光体が装着されるプロセス支持部材と、中間転写
体が装着される中間転写支持部材とを同一方向で引き出
すことにより、プロセスユニットおよび中間転写ユニッ
トを着脱させることができるので、それらの着脱動作を
より一層、簡易かつ迅速に達成することができ、各部品
の交換作業およびメンテナンス作業の容易化および迅速
化を、より一層図ることができる。
【0023】また、請求項9に記載の発明は、請求項8
に記載の発明において、前記中間転写体からカラー画像
が転写される記録媒体を供給するための記録媒体供給手
段を引き出し可能に備え、前記記録媒体供給手段の引き
出し方向が、前記プロセス支持部材および前記中間転写
支持部材の引き出し方向と同じであることを特徴として
いる。
【0024】このような構成によると、プロセス支持部
材および中間転写支持部材に加えて、記録媒体供給手段
も同一方向で引き出すことができるので、装置全体とし
ての操作性および作業性を向上させることができる。
【0025】また、請求項10に記載の発明は、請求項
1ないし5のいずれかに記載の発明において、前記プロ
セスユニットは、複数の前記現像器が着脱自在に搭載さ
れている現像器ユニットと、前記感光体が搭載されてい
る感光体ユニットとを備え、前記現像器ユニットおよび
前記感光体ユニットは、前記本体ケーシングに対して同
一方向から着脱可能に構成され、前記現像器ユニット
は、前記感光体ユニットと一体的に、または、前記感光
体ユニットから分離して、前記本体ケーシングに対して
着脱可能に構成されていることを特徴としている。
【0026】このような構成によると、現像器ユニット
を感光体ユニットから分離して、本体ケーシングに対し
て特定方向に着脱させ、また、感光体ユニットを、中間
転写ユニットから分離して、本体ケーシングに対して特
定方向に着脱させれば、現像器および感光体をそれぞれ
メンテナンスすることができる。そのため、複数の現像
器および感光体を自由にメンテナンスすることができ、
各部品の交換作業およびメンテナンス作業の容易化およ
び迅速化を図ることができる。
【0027】また、請求項11に記載の発明は、請求項
10に記載の発明において、前記現像器ユニットを前記
感光体ユニットに対してロックする第3ロック手段を備
え、前記第3ロック手段のロック時には、前記現像器ユ
ニットが前記感光体ユニットと一体的に、前記本体ケー
シングに対して着脱可能とされ、前記第3ロック手段の
解除時には、前記現像器ユニットが前記感光体ユニット
から分離して、前記本体ケーシングおよび前記感光体ユ
ニットに対して着脱可能とされるように構成されている
ことを特徴としている。
【0028】このような構成によると、第3ロック手段
をロックすれば、現像器ユニットが感光体ユニットと一
体的に本体ケーシングに対して着脱可能とされ、また、
第3ロック手段を解除すれば、現像器ユニットが感光体
ユニットから分離して、感光体ユニットおよび本体ケー
シングに対して着脱可能とされる。そのため、このよう
な第3ロック手段のロックまたは解除によって、現像器
ユニットの、感光体ユニットに対する一体化または分離
を、確実に選択することができる。
【0029】また、請求項12に記載の発明は、請求項
10または11に記載の発明において、前記感光体ユニ
ットには、前記感光体が一体的に搭載されていることを
特徴としている。
【0030】このような構成によると、感光体を感光体
ユニットごと交換すればよいので、簡易な作業によって
感光体を交換することができる。
【0031】また、請求項13に記載の発明は、請求項
10ないし12のいずれかに記載の発明において、前記
現像器ユニットは、複数の前記現像器が装着される現像
器支持部材を備えるとともに、前記感光体ユニットは、
前記感光体が装着される感光体支持部材を備え、前記中
間転写ユニットは、前記中間転写体が装着される中間転
写支持部材を備えており、前記現像器支持部材、前記感
光体支持部材および前記中間転写支持部材は、前記本体
ケーシングに対して引き出し可能に構成され、これらの
引き出し方向が同じであることを特徴としている。
【0032】このような構成によれば、複数の現像器が
装着される現像器支持部材と、感光体が装着される感光
体支持部材と、中間転写体が装着される中間転写支持部
材とをすべて同一方向で引き出すことにより、現像器ユ
ニット、感光体ユニットおよび中間転写ユニットを着脱
させることができるので、それらの着脱動作をより一
層、簡易かつ迅速に達成することができ、各部品の交換
作業およびメンテナンス作業の容易化および迅速化を、
より一層図ることができる。
【0033】また、請求項14に記載の発明は、請求項
13に記載の発明において、前記中間転写体からカラー
画像が転写される記録媒体を供給するための記録媒体供
給手段を引き出し可能に備え、前記記録媒体供給手段の
引き出し方向が、前記現像器支持部材、前記感光体支持
部材および前記中間転写支持部材の引き出し方向と同じ
であることを特徴としている。
【0034】このような構成によると、現像器支持部
材、感光体支持部材および中間転写支持部材に加えて、
記録媒体供給手段も同一方向で引き出すことができるの
で、装置全体としての操作性および作業性を向上させる
ことができる。
【0035】また、請求項15に記載の発明は、請求項
1ないし14のいずれかに記載の発明において、前記現
像器は、前記感光体に対して進退自在に構成されてお
り、各前記ユニットの前記本体ケーシングに対する着脱
方向が、前記現像器の進退方向と同一方向であることを
特徴としている。
【0036】このような構成によると、現像器の進退方
向と同一方向において、プロセスユニットや中間転写ユ
ニットが着脱されるので、装置構成の簡易化を図ること
ができるとともに、簡易かつ確実な着脱作業を確保する
ことができる。
【0037】また、請求項16に記載の発明は、請求項
2、3または11に記載の発明において、各前記ロック
手段は、ロック時に突出し解除時に退避する係合突起
と、各前記ユニットが装着された状態において前記係合
突起と対向し、その係合突起を受け入れる係合溝とによ
って構成されていることを特徴としている。
【0038】このような構成によると、各ロック手段
は、各ユニットが装着された状態において、係合突起が
係合溝と対向し、その係合突起が係合溝内に突出するこ
とによりロックが完了し、係合溝内から係合突起が退避
することにより、そのロックが解除される。すなわち、
このようなロック手段によると、各ユニットが正常に装
着された状態でないと係合突起と係合溝とが対向しない
ので、ロックすることができない。そのため、簡易な構
成によって、各ユニットをロックまたは解除することが
できながら、各ユニットが正常に装着されていない状態
で画像形成装置が作動することを有効に防止することが
できる。
【0039】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の画像形成装置と
してのカラーレーザプリンタの一実施形態を示す要部側
断面図である。図1において、このカラーレーザプリン
タ1は、本体ケーシング2内に、記録媒体としての用紙
3を給紙するための給紙部4や、給紙された用紙3に所
定の画像を形成するための画像形成部5などを備えてい
る。
【0040】なお、本体ケーシング2は、その後方(以
下、この説明において、図1における右側を後側、左側
を前側とする。)を開放するための開閉カバー49が設
けられている。この開閉カバー49は、本体ケーシング
2の後壁に設けられ、その下端部を回動支点として、そ
の上端部が、本体ケーシング2の後壁を閉鎖する閉鎖位
置と、その閉鎖位置から回動して、略水平方向まで開放
される開放位置とに開閉自在に設けられている。
【0041】給紙部4は、記録媒体供給手段としての給
紙カセット6、給紙ローラ7およびレジストローラ8を
備えている。給紙カセット6は、用紙3を積層状に収容
し、本体ケーシング2の下部に着脱自在に装着されてお
り、水平方向後方に引き出し可能に設けられている。給
紙ローラ7は、給紙カセット6の前方上側において、本
体ケーシング2に回転自在に支持されている。また、レ
ジストローラ8は、1対の駆動ローラおよび従動ローラ
として構成されており、給紙ローラ7の上方において、
本体ケーシング2に回転自在に支持されている。
【0042】そして、給紙カセット6が装着された状態
において、給紙カセット6の最上位にある用紙3は、給
紙ローラ7の回転によって1枚毎に給紙され、次いで、
レジストローラ8によって、所定のレジスト後に画像形
成部5に搬送される。
【0043】画像形成部5は、スキャナユニット9、プ
ロセスユニット10、中間転写ユニット11、転写ロー
ラ24および定着部13などを備えている。
【0044】スキャナユニット9は、本体ケーシング2
内の上部に固定されており、図示しないレーザ発光部、
ポリゴンミラー14、複数のレンズ15および16、お
よび、複数の反射鏡17、18および19を備えてい
る。そして、このスキャナユニット9では、レーザ発光
部から発光される所定の画像データに基づくレーザビー
ムを、ポリゴンミラー14、レンズ15、反射鏡17、
レンズ16、反射鏡18および19を介して通過あるい
は反射させて、後述する感光ベルト機構部22の感光ベ
ルト32の表面上に高速走査にて照射させている。
【0045】プロセスユニット10は、プロセス支持部
材としてのプロセス収容部材20、複数(4つ)の現像
器としての現像カートリッジ21、感光体としての感光
ベルト機構部22およびスコロトロン型帯電器23など
を備えている。
【0046】プロセス収容部材20は、後で詳述する
が、給紙カセット6の上方において、本体ケーシング2
に対して着脱自在に設けられており、複数の現像カート
リッジ21および感光ベルト機構部22を着脱自在に搭
載するとともに、スコロトロン型帯電器23を支持固定
している。
【0047】4つの現像カートリッジ21は、各色毎
に、イエローのトナーが収容されるイエロー現像カート
リッジ21Y、マゼンタのトナーが収容されるマゼンタ
現像カートリッジ21M、シアンのトナーが収容される
シアン現像カートリッジ21Cおよびブラックのトナー
が収容されるブラック現像カートリッジ21Kのそれぞ
れが、プロセス収容部材20上において、上下方向にお
いて互いに所定の間隔を隔てて下から上に向かって並列
状に順次配置されている。なお、各現像カートリッジ2
1には、後方に突出する突部37がそれぞれ形成されて
いる。
【0048】なお、プロセス収容部材20には、各現像
カートリッジ21を前後方向に進退させるための現像カ
ートリッジ進退機構部33が設けられている。この現像
カートリッジ進退機構部33は、プロセス収容部材20
の後側端部に設けられ、各現像カートリッジ21の後方
に対向配置される複数のカム34(以下の説明におい
て、イエロー現像カートリッジ21Yに対向するカム3
4をカム34Y、マゼンタ現像カートリッジ21Mに対
向するカム34をカム34M、シアン現像カートリッジ
21Cに対向するカム34をカム34C、ブラック現像
カートリッジ21Kに対向するカム34をカム34Kと
する。)と、各カム34を回転自在に支持する杆状のカ
ムフレーム35とを備えている。
【0049】各カム34は、各現像カートリッジ21の
突部37と係脱自在に係合するように、カムフレーム3
5に、上下方向において互いに所定の間隔を隔てて回転
自在にそれぞれ支持されている。そして、図示しないモ
ータからの動力による各カム34の選択的な偏心回転に
より、そのカム34に係合している突部37が形成され
ている現像カートリッジ21が、そのカム34の偏心回
転により、選択的に前後方向に進退移動される。
【0050】カムフレーム35は、その下端部が、支持
軸36を介してプロセス収容部材20に回動自在に支持
されており、各カム34が各突部37と係合する起立位
置と、その起立位置から支持軸36を支点として回動し
て、略水平方向に倒伏する倒伏位置(図2参照)とに回
動自在に構成されている。
【0051】そして、図2に示すように、各現像カート
リッジ21は、開閉カバー49を開放するとともに、カ
ムフレーム35を倒伏させた状態において、プロセス収
容部材20から水平方向後方に引き出し可能に構成され
ており、これによって、各現像カートリッジ21は、プ
ロセス収容部材20に対して水平方向に着脱自在に装着
可能とされている。
【0052】各現像カートリッジ21は、それぞれ、ト
ナー収容部25、供給ローラ26、現像ローラ27およ
び層厚規制ブレード28などを備えている。
【0053】トナー収容部25内には、各現像カートリ
ッジ21毎に、イエロー現像カートリッジ21Yにはイ
エロー、マゼンタ現像カートリッジ21Mにはマゼン
タ、シアン現像カートリッジ21Cにはシアンおよびブ
ラック現像カートリッジ21Kにはブラックの色を有す
る正帯電性の非磁性1成分の重合トナーがそれぞれ収容
されている。このような重合トナーは、重合法によって
製造されているため、粒子径が均一な球状をなし、流動
性が極めて良好である。
【0054】そして、トナー収容部25内のトナーは、
トナー収容部25内に設けられる図示しないアジテータ
の撹拌によって、次に述べる供給ローラ26に向けて放
出される。
【0055】トナー収容部25の前方側方には、供給ロ
ーラ26が回転可能に配設されており、また、供給ロー
ラ26の前方側方には、現像ローラ27が回転可能に配
設されている。供給ローラ26は、金属製のローラ軸
に、導電性のスポンジ部材からなるローラが被覆されて
いる。また、現像ローラ27は、金属製のローラ軸に、
導電性の弾性部材からなるローラが被覆されている。よ
り具体的には、現像ローラ27のローラは、カーボン微
粒子などを含む導電性のウレタンゴム、シリコーンゴム
またはEPDMゴムなどからなる弾性体のローラ部分
と、そのローラ部分の表面に被覆される、ウレタンゴ
ム、ウレタン樹脂、ポリイミド樹脂などが主成分とされ
る、コート層との2層構造によって形成されている。ま
た、この現像ローラ27には、所定の現像バイアスが印
加されている。なお、これら供給ローラ26と現像ロー
ラ27とは、それぞれがある程度圧縮するような状態で
互いに接触している。
【0056】また、現像ローラ27の上側には、層厚規
制ブレード28が設けられている。この層厚規制ブレー
ド28は、金属の板ばね部材からなるブレード本体の先
端部に、絶縁性のシリコーンゴムからなる断面半円形状
の押圧部を備えており、ブレード本体の一端部が、現像
ローラ27の上方において現像カートリッジ21に支持
されるとともに、押圧部が、ブレード本体の弾性力によ
って現像ローラ27の上側の表面を圧接するように、接
触状に対向配置されている。
【0057】そして、トナー収容部25から放出される
トナーは、供給ローラ26の回転により、現像ローラ2
7に供給され、この時、供給ローラ26と現像ローラ2
7との間で正に摩擦帯電され、さらに、現像ローラ27
上に供給されたトナーは、現像ローラ27の回転に伴っ
て、層厚規制ブレード28の押圧部と現像ローラ27と
の間に進入し、ここでさらに十分に摩擦帯電されて、一
定厚さの薄層として現像ローラ27上に担持される。
【0058】感光ベルト機構部22は、後で詳述する
が、プロセス収容部材20の引き出し状態において、プ
ロセス収容部材20から上下方向に引き出し可能に構成
されており、これによって、プロセス収容部材20に対
して上下方向に着脱自在に装着可能とされている(図3
参照)。
【0059】そして、この感光ベルト機構部22は、4
つの現像カートリッジ21の前方側方に対向配置され、
最下位に位置するイエロー現像カートリッジ21Yと対
向配置される第1感光ベルトローラ29と、この第1感
光ベルトローラ29の垂直方向上方で、最上位に位置す
るブラック現像カートリッジ21Kと略対向配置される
第2感光ベルトローラ30と、第1感光ベルトローラ2
9の斜め前側上方であって、第2感光ベルトローラ30
の斜め前側下方に配置される第3感光ベルトローラ31
と、これら第1感光ベルトローラ29ないし第3感光ベ
ルトローラ31の間に巻回される感光ベルト32とを備
えている。
【0060】第1感光ベルトローラ29ないし第3感光
ベルトローラ31は、プロセス収容部材20上におい
て、縦長の略三角形状に配置されており、それらの周り
に感光ベルト32が巻回されている。また、感光ベルト
32は、カーボンなどの導電性粒子を分散した導電性の
ポリカーボネートやポリイミドなどの樹脂からなるエン
ドレスベルトからなり、その表面に有機感光層を備えて
いる。
【0061】そして、図示しないモータからの動力によ
り、第3感光ベルトローラ31が回転駆動されるととも
に、第1感光ベルトローラ29および第2感光ベルトロ
ーラ30が従動することにより、感光ベルト32が、こ
れら第1感光ベルトローラ29ないし第3感光ベルトロ
ーラ31の間を周回移動(反時計方向に周回移動)され
る。
【0062】スコロトロン型帯電器23は、プロセス収
容部材20の前方上端部に支持固定されており、感光ベ
ルト機構部22の前方側方であって、第2感光ベルトロ
ーラ30と第3感光ベルトローラ31との間において、
感光ベルト32に接しないように、所定の間隔を隔てて
配置されている。このスコロトロン型帯電器23は、タ
ングステンなどの帯電用ワイヤからコロナ放電を発生さ
せる正帯電用のスコロトロン型の帯電器であり、感光ベ
ルト23の表面を一様に正極性に帯電させるように構成
されている。
【0063】中間転写ユニット11は、中間転写支持部
材としての中間転写収容部材38、中間転写体としての
中間転写ベルト機構部39などを備えている。
【0064】中間転写収容部材38は、後で詳述する
が、給紙カセット6の上方において、本体ケーシング2
に対して着脱自在に設けられており、中間転写ベルト機
構部39を着脱自在に搭載している。
【0065】中間転写ベルト機構部39は、後で詳述す
るが、中間転写収容部材38の引き出し状態において、
中間転写収容部材38から上下方向に引き出し可能に構
成されており、これによって、中間転写収容部材38に
対して上下方向に着脱自在に装着可能とされている(図
4参照)。
【0066】そして、この中間転写ベルト機構部39
は、感光ベルト機構部22の前方側方に配置されてお
り、次に述べる転写ローラ24に対向配置される第1中
間転写ベルトローラ40と、第1中間転写ベルトローラ
40の斜め後方上側に配置される第2中間転写ベルトロ
ーラ41と、第2中間転写ベルトローラ41の鉛直方向
下側であって、第1中間転写ベルトローラ40の斜め後
方下側に配置される第3中間転写ベルトローラ42と、
第2中間転写ベルトローラ41および第3中間転写ベル
トローラ42の後方において所定の間隔を隔ててそれぞ
れ配置される2つのテンションローラ43および44
と、これら第1中間転写ベルトローラ40ないし第3中
間転写ベルトローラ42および2つのテンションローラ
43および44に巻回される、カーボンなどの導電性粒
子を分散した導電性のポリカーボネートやポリイミドな
どの樹脂からなるエンドレスベルトからなる中間転写ベ
ルト45とを備えている。
【0067】これら第1中間転写ベルトローラ40ない
し第3中間転写ベルトローラ42および2つのテンショ
ンローラ43および44は、略五角形状に配置されてお
り、その周りに中間転写ベルト45が巻回されている。
この状態において、中間転写ベルト45は、2つのテン
ションローラ43および44の間において、感光ベルト
32と接触するように、感光ベルト32を挟んで第1感
光ベルトローラ29と対向配置される。
【0068】そして、図示しないモータからの動力によ
り、第1中間転写ベルトローラ40が回転駆動されると
ともに、第2中間転写ベルトローラ41、第3中間転写
ベルトローラ42、2つのテンションローラ43および
44が従動することにより、中間転写ベルト45が、こ
れら第1中間転写ベルトローラ40ないし第3中間転写
ベルトローラ42および2つのテンションローラ43お
よび44の間を周回移動(時計方向に周回移動)され
る。
【0069】転写ローラ24は、中間転写ベルト機構部
39の前方側方において、本体ケーシング2に回転自在
に支持されており、中間転写ベルト45と接触するよう
に、第1中間転写ベルトローラ40と中間転写ベルト4
5を挟んで対向配置され、中間転写ベルト45に対して
所定の転写バイアスが印加されている。
【0070】そして、感光ベルト32の表面は、スコロ
トロン型帯電器23により一様に正帯電された後、スキ
ャナユニット9からのレーザービームの高速走査により
露光され、所定の画像データに基づく静電潜像が形成さ
れる。
【0071】次いで、静電潜像が形成された感光ベルト
32に、特定の現像カートリッジ21の現像ローラ27
を、カム34の選択的な駆動により選択的に接触させる
ことにより、感光ベルト32に、その特定の現像カート
リッジ21に収容される単色の可視像が形成される。感
光ベルト32上に形成された単色の可視像は、次いで、
中間転写ベルト45と対向した時に、その中間転写ベル
ト45において順次重ね合わされる。これによって、中
間転写ベルト45上にカラー画像が形成される。
【0072】すなわち、たとえば、カム34Yの駆動に
より、最下位に位置するイエロー現像カートリッジ21
Yを水平方向前方に移動させて、イエロー現像カートリ
ッジ21Yの現像ローラ27を感光ベルト22に接触さ
せるとともに、カム34M、34Cおよび34Kによ
り、マゼンタ現像カートリッジ21M、シアン現像カー
トリッジ21Cおよびブラック現像カートリッジ21K
を水平方向後方に移動させて、残りの各現像ローラ27
を感光ベルト32から離間させておくことにより、ま
ず、イエロー現像カートリッジ21Yに収容されるイエ
ローのトナーのみによって感光ベルト32にイエローの
可視像が形成される。次いで、イエローの可視像は、感
光ベルト32の移動により、中間転写ベルト45と対向
した時に、その中間転写ベルト45に転写される。
【0073】次いで、上記と同様にして、再び感光ベル
ト32上に静電潜像が形成されると、下から2番目に位
置するマゼンタ現像カートリッジ21Mを、カム34M
の駆動により、水平方向前方に移動させて、上記と同様
に、マゼンタ現像カートリッジ21Mの現像ローラ27
を、感光ベルト32に接触させるとともに、イエロー現
像カートリッジ21Y、シアン現像カートリッジ21C
およびブラック現像カートリッジ21Kを、カム34
Y、34Cおよび34Kにより、水平方向後方に移動さ
せて、残りの現像ローラ27を感光ベルト32からを離
間させておくことにより、マゼンタ現像カートリッジ2
1Mに収容されるマゼンタのトナーのみによって感光ベ
ルト32にマゼンタの可視像が形成されると、そのマゼ
ンタの可視像は、上記と同様にして、感光ベルト32の
移動により、そのマゼンタの可視像が中間転写ベルト4
5と対向した時に、既にイエローのトナー画像が転写さ
れている中間転写ベルト45上に重ねて転写される。
【0074】このような同様の動作が、シアン現像カー
トリッジ21Cに収容されるシアンのトナーおよびブラ
ック現像カートリッジ21Kに収容されるブラックのト
ナーによって繰り返され、これによって、中間転写ベル
ト45上にカラー画像が形成される。
【0075】なお、図1においては、ブラック現像カー
トリッジ21Kの現像ローラ27が感光ベルト32に接
触し、イエロー現像カートリッジ21Y、マゼンタ現像
カートリッジ21Mおよびシアン現像カートリッジ21
Cの各現像ローラ27が離間している状態が示されてい
る。
【0076】そして、このようにして中間転写ベルト4
5上に形成されたカラー画像は、用紙3が中間転写ベル
ト45と転写ローラ24との間を通る間に、その用紙3
に一括転写される。
【0077】定着部13は、本体ケーシング2内の上部
に固定されており、中間転写ベルト機構部39の上方に
配置され、加熱ローラ46と、その加熱ローラ46を押
圧する押圧ローラ47とを備えている。加熱ローラ46
は、金属製で加熱のためのハロゲンランプを備えてお
り、転写ローラ24によって、用紙3上に転写されたカ
ラー画像を、用紙3が加熱ローラ46と押圧ローラ47
との間を通過する間に熱定着させるようにしている。そ
して、このように定着部13においてカラー画像が熱定
着された用紙3は、本体ケーシング2の上部に形成され
る排紙トレイ48上に排紙される。
【0078】そして、このカラーレーザプリンタ1にお
いては、複数の現像カートリッジ21および感光ベルト
機構部22が搭載されているプロセス収容部材20、お
よび、中間転写ベルト機構部39が搭載されている中間
転写収容部材38が、本体ケーシング2に対して着脱自
在に装着されている。
【0079】すなわち、本体ケーシング2には、図4な
いし図6に示すように、給紙部4の上方に、中間転写収
容部材38を受け入れるための本体収容部50が設けら
れている。この本体収容部50は、図6に示すように、
中間転写収容部材38を収容可能な角筒状に形成されて
おり、その両側壁には、中間転写収容部材38の着脱を
案内するためのガイド溝51が略水平方向に延びるよう
に対向状にそれぞれ形成されている。また、この本体収
容部50の後方一側には、中間転写収容部材38を、本
体収容部50に対してロックする第1ロック手段として
の第1ロック機構部52が設けられている。
【0080】この第1ロック機構部52は、図5に示す
ように、回動自在の摘み部53と、図6に示すように、
その摘み部53の回動に連動して本体ケーシング2の内
側方向に進退する2つの係合突起54とを備えている。
そして、この第1ロック機構部52は、ロック時には、
摘み部53を上下方向(縦方向)に回動させて、係合突
起54を進出させ、ロック解除時には、摘み部53を水
平方向(横方向)に回動させて、係合突起54を退避さ
せるように構成されている。
【0081】これによって、第1ロック機構部52のロ
ック時には、2つの係合突起54が中間転写収容部材3
8に形成される後述する係合溝56に進出して受け入れ
られるので、本体収容部50に対する中間転写収容部材
38の移動が規制され、その結果、中間転写ユニット1
1が本体ケーシング2に対して固定される。また、第1
ロック機構部52の解除時には、2つの係合突起54が
中間転写収容部材38に形成される後述する係合溝56
から退避するので、本体収容部50に対する中間転写収
容部材38の移動の規制が解除され、その結果、中間転
写ユニット11が本体ケーシング2に対して着脱可能と
なる。
【0082】また、中間転写収容部材38は、図4ない
し図6に示すように、プロセス収容部材20を収容可能
なように、上側が開放され両側壁および底壁を有する略
コ字状に形成されており、図6に示すように、その両側
壁には、本体収容部50のガイド溝51に摺動可能に嵌
合する突条55が、それそれ突出形成されている。ま
た、中間転写収容部材38の底壁には、本体ケーシング
2に対する円滑な着脱を図るべく、ころ60が回転可能
に設けられている。また、本体収容部50の第1ロック
機構部52と対向する側の側壁には、この中間転写収容
部材38が本体収容部50に収容された状態において、
その第1ロック機構部52の2つの係合突起54と対向
する位置に、各係合突起54を受け入れる2つの係合溝
56が形成されている。
【0083】また、この中間転写収容部材38の後方一
側には、プロセス収容部材20を、中間転写収容部材3
8に対してロックする第2ロック手段としての第2ロッ
ク機構部57が設けられている。
【0084】この第2ロック機構部57は、図5に示す
ように、回動自在の摘み部58と、図6に示すように、
その摘み部58の回動に連動して本体ケーシング2の内
側方向に進退する2つの係合突起59とを備えている。
そして、この第2ロック機構部57では、ロック時に
は、摘み部58を上下方向(縦方向)に回動させて、係
合突起59を進出させ、ロック解除時には、摘み部58
を水平方向(横方向)に回動させて、係合突起59を退
避させるように構成されている。
【0085】これによって、第2ロック機構部57のロ
ック時には、2つの係合突起59がプロセス収容部材2
0に形成される後述する係合溝65に進出して受け入れ
られるので、中間転写収容部材38に対するプロセス収
容部材20の移動が規制され、その結果、プロセスユニ
ット10が中間転写ユニット11と一体的に、本体ケー
シング2に対して着脱可能とされる。また、第2ロック
機構部57の解除時には、2つの係合突起59がプロセ
ス収容部材20に形成される後述する係合溝65から退
避するので、中間転写収容部材38に対するプロセス収
容部材20の移動の規制が解除され、その結果、プロセ
スユニット10が中間転写ユニット11から分離して、
本体ケーシング2および中間転写ユニット11に対して
着脱可能とされる。
【0086】なお、第1ロック機構部52および第2ロ
ック機構部57は、図6に示すように、この中間転写収
容部材38が本体収容部50に収容された状態におい
て、並列状に配置される。
【0087】また、この中間転写収容部材38の両側壁
には、プロセス収容部材20の着脱を案内するためのガ
イド溝62が略水平方向に延びるように対向状にそれぞ
れ形成されている。
【0088】そして、図4に示すように、この中間転写
収容部材38の前方端部には、中間転写ベルト機構部3
9を収容するための中間転写ベルト収容部61が設けら
れており、上記したように、中間転写ベルト機構部39
が、この中間転写ベルト収容部61に着脱自在に装着さ
れている。
【0089】また、プロセス収容部材20は、図4ない
し図6に示すように、複数の現像カートリッジ21およ
び感光ベルト機構部22を収容可能な角筒状に形成され
ており、その両側壁には、中間転写収容部材38のガイ
ド溝62に摺動可能に嵌合する突条63が、それそれ突
出形成されている。また、プロセス収容部材20の底壁
には、中間転写収容部材38に対する円滑な着脱を図る
べく、ころ64が回転可能に設けられている。また、中
間転写収容部材38の第2ロック機構部57と対向する
側の側壁には、このプロセス収容部材20が中間転写収
容部材38に収容された状態において、その第2ロック
機構部57の2つの係合突起59と対向する位置に、各
係合突起59を受け入れる2つの係合溝65が形成され
ている。
【0090】そして、図3に示すように、このプロセス
収容部材20の前方端部には、感光ベルト機構部22を
収容するための感光ベルト収容部66が設けられてお
り、上記したように、感光ベルト機構部22が、この感
光ベルト収容部66に着脱自在に装着されている。
【0091】また、プロセス収容部材20における感光
ベルト収容部66の後方の両側壁には、図6に示すよう
に、各現像カートリッジ21の着脱を案内するためのガ
イド溝67が、各現像カートリッジ21に対応して、略
水平方向に延びるように対向状にそれぞれ形成されてい
る。一方、現像カートリッジ21には、その両側壁に、
プロセス収容部材20のガイド溝67に摺動可能に嵌合
する突条68が、それそれ突出形成されている。
【0092】これによって、各現像カートリッジ21で
は、その突条68がプロセス収容部材20の各ガイド溝
67に摺動可能に嵌合するため、上記したように、カム
フレーム35を倒伏させた状態において、プロセス収容
部材20のガイド溝67に沿って確実な水平方向の着脱
を達成している。
【0093】そして、このようなカラーレーザプリンタ
1において、プロセスユニット10の各現像カートリッ
ジ21を取り外す場合には、図2に示すように、開閉カ
バー49を開放した後に、カムフレーム35を倒伏させ
て、各現像カートリッジ21をプロセス収容部材20か
ら水平方向後方に引き出せばよく、また、装着時には、
各現像カートリッジ21の突条68とプロセス収容部材
20の各ガイド溝67とを嵌合させて、水平方向前方に
押し込めばよい。
【0094】また、プロセスユニット10の感光ベルト
機構部22を取り外す場合には、図3に示すように、開
閉カバー49を開放した後に、第1ロック機構部52を
ロックした状態で、第2ロック機構部57のロックを解
除する。そうすると、第1ロック機構部52のロックに
より、中間転写収容部材38が本体ケーシング2に対し
て固定される一方で、第2ロック機構部57のロックの
解除により、プロセス収容部材20が中間転写収容部材
38から分離して、本体ケーシング2および中間転写収
容部材38に対して着脱可能とされるので、プロセス収
容部材20を中間転写収容部材38から水平方向後方に
引き出して、その引き出されたプロセス収容部材20の
感光ベルト収容部66から、感光ベルト機構部22を上
方に引き抜けばよい。
【0095】また、装着時には、感光ベルト機構部22
を感光ベルト収容部66に上方から挿入した後、プロセ
ス収容部材20の突条63と中間転写収容部材38のガ
イド溝62を嵌合させて、水平方向前方に押し込んだ
後、第2ロック機構部57をロックすればよい。
【0096】さらに、中間転写ユニット11の中間転写
ベルト機構部39を取り外す場合には、図4に示すよう
に、開閉カバー49を開放した後に、第1ロック機構部
52および第2ロック機構部57のロックを解除する。
そうすると、第1ロック機構部52のロックの解除によ
り、中間転写収容部材38が本体ケーシング2に対して
着脱可能になるとともに、第2ロック機構部57のロッ
クの解除により、プロセス収容部材20が中間転写収容
部材38から分離して、本体ケーシング2および中間転
写収容部材38に対して着脱可能とされるので、本体ケ
ーシング2から、中間転写収容部材38を水平方向後方
に引き出すとともに、中間転写収容部材38からプロセ
ス収容部材20を水平方向後方に引き出して、中間転写
収容部材38からプロセス収容部材20を取り外した
後、中間転写収容部材38の中間転写ベルト収容部61
から、中間転写ベルト機構部39を上方に引き抜けばよ
い。
【0097】また、装着時には、中間転写ベルト機構部
39を中間転写ベルト収容部61に上方から挿入した
後、プロセス収容部材20の突条63と中間転写収容部
材38のガイド溝62を嵌合させて、中間転写収容部材
38に対してプロセス収容部材20を水平方向前方に押
し込んで、プロセス収容部材20を中間転写収容部材3
8に装着するとともに、中間転写収容部材38の突条5
5と本体収容部50のガイド溝51とを嵌合させて、本
体収容部50に対して中間転写収容部材38を水平方向
前方に押し込んで、中間転写収容部材38を本体収容部
50に装着した後、第1ロック機構部52および第2ロ
ック機構部57をロックすればよい。
【0098】なお、中間転写ユニット11の中間転写ベ
ルト機構部39の着脱は、第1ロック機構部52のロッ
クを解除する一方で、第2ロック機構部57をロックし
ておき、プロセス収容部材20を中間転写収容部材38
から取り外さない状態で、中間転写収容部材38をプロ
セス収容部材20とともに、水平方向後方に引き抜い
て、中間転写収容部材38の中間転写ベルト収容部61
に対して、中間転写ベルト機構部39を着脱させてもよ
い。
【0099】そして、このようなカラーレーザプリンタ
1では、プロセスユニット10のプロセス収容部材20
および中間転写ユニット11の中間転写収容部材38
は、本体ケーシング2に対して同一方向(水平方向前後
方向)から着脱可能に構成されており、また、第1ロッ
ク機構部52および第2ロック機構部57の選択的なロ
ックおよびその解除によって、プロセスユニット10の
プロセス収容部材20は、中間転写ユニット11の中間
転写収容部材38と一体的に、または、中間転写収容部
材38から分離して、本体ケーシング2の本体収容部5
0に対して着脱させることができる。
【0100】そのため、プロセス収容部材20を中間転
写収容部材38から分離して本体収容部50に対して水
平方向後方に引き出せば、各現像カートリッジ21や感
光ベルト機構部22をメンテナンスすることができ、ま
た、プロセス収容部材20を中間転写収容部材38と一
体的に本体収容部50に対して水平方向後方に引き出せ
ば、さらに中間転写ベルト機構部39をメンテナンスす
ることができる。その結果、1つの着脱動作で、各現像
カートリッジ21、感光ベルト機構部22および中間転
写ベルト機構部39のすべて、または、これらのうち任
意のものを自由にメンテナンスすることができ、各部品
の交換作業およびメンテナンス作業の容易化および迅速
化を図ることができる。
【0101】また、このカラーレーザプリンタ1では、
第1ロック機構部52をロックすれば、中間転写収容部
材38が本体収容部50に対して固定されるので、中間
転写収容部材38を本体収容部50に確実に装着したま
まの状態で、プロセス収容部材20のみを分離して着脱
させることができる。また、第1ロック機構部52のロ
ックを解除すれば、中間転写収容部材38が本体収容部
50に対して着脱可能となるので、中間転写収容部材3
8をプロセス収容部材20と一体的に着脱させることが
できる。そのため、このような第1ロック機構部52の
ロックまたはその解除によって、中間転写収容部材38
の、本体収容部50に対する固定、または、プロセス収
容部材20との一体的な着脱を、確実に選択することが
できる。
【0102】また、このカラーレーザプリンタ1では、
第2ロック機構部57をロックすれば、プロセス収容部
材20が中間転写収容部材38と一体的に本体収容部5
0に対して着脱可能とされ、また、第2ロック機構部5
7のロックを解除すれば、プロセス収容部材20が中間
転写収容部材38から分離して、中間転写収容部材38
および本体収容部50に対して着脱可能とされる。その
ため、このような第2ロック機構部57のロックまたは
その解除によって、プロセス収容部材20の、中間転写
収容部材38に対する一体化または分離を、確実に選択
することができる。
【0103】しかも、第1ロック機構部52および第2
ロック機構部57は、プロセス収容部材20および中間
転写収容部材38が装着された状態において、各係合突
起54および59が各係合溝56および65と対向し、
各係合突起54および59が各係合溝56および65内
に突出することによりロックが完了し、各係合溝56お
よび65内から各係合突起54および59が退避するこ
とにより、そのロックが解除されるように構成されてい
るので、プロセス収容部材20および中間転写収容部材
38が正常に装着された状態でないと各係合突起54お
よび59と各係合溝56および65とが対向しないの
で、ロックすることができない。そのため、簡易な構成
によって、プロセス収容部材20および中間転写収容部
材38をロックまたは解除することができながら、プロ
セス収容部材20および中間転写収容部材38が正常に
装着されていない状態でカラーレーザプリンタ1が作動
することを有効に防止することができる。
【0104】また、このカラーレーザプリンタ1では、
プロセス収容部材20に、複数(4つ)の現像カートリ
ッジ21が着脱自在に搭載されているので、各現像カー
トリッジ21に異なる色のトナーを収容して、良好なカ
ラー画像を形成することができながら、しかも、各現像
カートリッジ21毎にプロセス収容部材20から着脱さ
せることにより、各現像カートリッジ21毎に簡易にメ
ンテナンスすることができる。
【0105】さらに、このカラーレーザプリンタ1で
は、プロセス収容部材20の感光ベルト収容部66に
は、感光ベルト機構部22が着脱自在に搭載されている
ので、感光ベルト機構部22をプロセス収容部材20か
ら着脱させることにより、感光ベルト機構部22を簡易
にメンテナンスすることができる。
【0106】また、このカラーレーザプリンタ1では、
プロセスユニット10において、複数の現像カートリッ
ジ21および感光ベルト機構部22が装着されるプロセ
ス収容部材20を備えるとともに、中間転写ユニット1
1においても、中間転写ベルト機構部39が装着される
中間転写収容部材38を備えており、それらプロセス収
容部材20および中間転写収容部材38の引き出し方向
を同じとしているので、プロセス収容部材20と中間転
写収容部材38とを同一方向で引き出すことにより、プ
ロセスユニット10および中間転写ユニット11を容易
に着脱させることができ、それらの着脱動作をより一
層、簡易かつ迅速に達成することができ、各部品の交換
作業およびメンテナンス作業の容易化および迅速化が、
より一層図られている。
【0107】また、このカラーレーザプリンタ1では、
各カム34による各現像カートリッジ21の進退方向
が、プロセス収容部材20と中間転写収容部材38の引
き出し方向(着脱方向)と同一方向であるので、装置構
成の簡易化を図ることができるとともに、簡易かつ確実
な着脱作業を確保することができ、さらには、給紙カセ
ット6の引き出し方向も、プロセス収容部材20と中間
転写収容部材38の引き出し方向と同じ(水平方向後
方)であるため、装置全体としての操作性および作業性
のより一層の向上が図られている。
【0108】また、このカラーレーザプリンタ1では、
図7および図8に示すように、プロセス収容部材20の
下部前面に、このプロセス収容部材20に搭載されてい
る各部の電気系を接続するための第2電気接続端子部と
しての2つのプロセス側入力端子69が、その前面にお
いて並列状に露出する状態で設けられるとともに、中間
転写収容部材38の下部後面に、このプロセス側入力端
子69に対向する第2電気接続端子部としての2つの中
間転写側出力端子70が、その後面において並列状に露
出する状態で設けられている。
【0109】そして、これらプロセス側入力端子69と
中間転写側出力端子70とは、プロセス収容部材20の
中間転写収容部材38に対する装着により、そのまま互
いに突き合わされ接続されるように構成されている。
【0110】また、上記と同様に、中間転写収容部材3
8の下部前面に、この中間転写収容部材38に搭載され
ている各部の電気系を接続するための第1電気接続端子
部としての2つの中間転写側入力端子71が、その前面
において並列状に露出する状態で設けられるとともに、
本体収容部50の下部後面に、この中間転写側入力端子
71に対向する第1電気接続端子部としての2つの本体
側出力端子72が、その後面において並列状に露出する
状態で設けられている。
【0111】そして、これら中間転写側入力端子71と
本体側出力端子72とは、中間転写収容部材38の本体
収容部50に対する装着により、そのまま互いに突き合
わされ接続されるように構成されている。
【0112】これによって、図8に示すように、まず、
中間転写収容部材38を本体収容部50に装着すれば、
そのまま互いに対向する中間転写側入力端子71と本体
側出力端子72とが接続されて、中間転写収容部材38
を本体収容部50に電気的に接続することができ、さら
に、このように中間転写収容部材38が本体収容部50
に装着された状態において、プロセス収容部材20を中
間転写収容部材38に装着すれば、そのまま互いに対向
するプロセス側入力端子69と中間転写側出力端子70
とが接続されて、プロセス収容部材20を中間転写収容
部材38を介して本体収容部50に電気的に接続するこ
とができる。
【0113】そのため、中間転写収容部材38を本体収
容部50に装着した後に、別途ハーネスなどによって中
間転写収容部材38を、本体収容部50に電気的に接続
する必要がなく、着脱作業の簡易化を図ることができ、
また、プロセス収容部材20を中間転写収容部材38に
装着した後に、別途ハーネスなどによってプロセス収容
部材20を中間転写収容部材38に電気的に接続する必
要がなく、着脱作業の簡易化を図ることができる。
【0114】また、上記の説明では、プロセスユニット
10を、プロセス収容部材20に、複数の現像カートリ
ッジ21および感光ベルト機構部22を着脱自在に搭載
するとともに、スコロトロン型帯電器23を支持固定す
ることにより構成したが、例えば、図9および図10に
示すように、プロセスユニット10を、感光体ユニット
73と現像器ユニット74とによって構成して、感光体
ユニット73を、感光体支持部材としての感光ベルト収
容部材75に、感光ベルト機構部22を一体的に搭載す
るとともに、スコロトロン型帯電器23を支持固定する
ことにより構成し、また、現像器ユニット74を、現像
器支持部材としての現像カートリッジ収容部材76に、
各現像カートリッジ21を着脱自在に搭載することによ
り構成してもよい。
【0115】感光ベルト収容部材75は、図10に示す
ように、現像カートリッジ収容部材76を収容可能なよ
うに、上側が開放され両側壁および底壁を有する略コ字
状に形成されており、その両側壁には、上記(図6)と
同様に、中間転写収容部材38のガイド溝62に摺動可
能に嵌合する突条(図示せず)がそれそれ突出形成され
るとともに、ころ(図示せず)が回転可能に設けられて
いる。また、中間転写収容部材38の第2ロック機構部
57と対向する側の側壁には、この感光ベルト収容部材
75が中間転写収容部材38に収容された状態におい
て、その第2ロック機構部57の2つの係合突起59と
対向する位置に、各係合突起59を受け入れる2つの係
合溝(図示せず)が形成されている。
【0116】また、この感光ベルト収容部材75の後方
一側には、現像カートリッジ収容部材76を、感光ベル
ト収容部材75に対してロックする第3ロック手段とし
ての第3ロック機構部77が設けられている。
【0117】この第3ロック機構部77は、上記した第
1ロック機構部52および第2ロック機構部57と同様
の構成とされており、図10に示すように、回動自在の
摘み部78と、その摘み部78の回動に連動して本体ケ
ーシング2の内側方向に進退する2つの係合突起(図示
子せず)とを備えている。そして、この第3ロック機構
部77では、ロック時には、摘み部78を上下方向(縦
方向)に回動させて、係合突起を進出させ、ロック解除
時には、摘み部78を水平方向(横方向)に回動させ
て、係合突起を退避させるように構成されている。
【0118】これによって、第3ロック機構部77のロ
ック時には、2つの係合突起が現像カートリッジ収容部
材76に形成される後述する係合溝に進出して受け入れ
られるので、感光ベルト収容部材75に対する現像カー
トリッジ収容部材76の移動が規制され、その結果、現
像器ユニット74が感光体ユニット73と一体的に、本
体ケーシング2に対して着脱可能とされる。また、第3
ロック機構部77の解除時には、2つの係合突起が現像
カートリッジ収容部材76に形成される後述する係合溝
から退避するので、感光ベルト収容部材75に対する現
像カートリッジ収容部材76の移動の規制が解除され、
その結果、現像器ユニット74が感光体ユニット73か
ら分離して、本体ケーシング2および感光体ユニット7
3に対して着脱可能とされる。
【0119】なお、第3ロック機構部77は、この感光
ベルト収容部材75が中間転写収容部材38に収容され
た状態において、図10に示すように、第1ロック機構
部52および第2ロック機構部57と並列状に配置され
る。
【0120】また、この感光ベルト収容部材75の両側
壁には、上記(図6)と同様に、現像カートリッジ収容
部材76の着脱を案内するためのガイド溝(図示せず)
が略水平方向に延びるように対向状にそれぞれ形成され
ている。
【0121】そして、図9に示すように、この感光ベル
ト収容部材75の前方端部には、感光ベルト機構部22
を固定するための感光ベルト固定部79が設けられてお
り、感光ベルト機構部22がこの感光ベルト固定部79
に固定されることにより、感光ベルト機構部22が、こ
の感光ベルト収容部材75に一体的に搭載されている。
【0122】また、現像カートリッジ収容部材76は、
図10に示すように、複数の現像カートリッジ21を収
容可能な角筒状に形成されており、その両側壁には、上
記(図6)と同様に、感光ベルト収容部材75のガイド
溝に摺動可能に嵌合する突条(図示せず)が、それそれ
突出形成されるとともに、ころ(図示せず)が回転可能
に設けられている。
【0123】また、感光ベルト収容部材75の第3ロッ
ク機構部77と対向する側の側壁には、上記(図6)と
同様に、この現像カートリッジ収容部材76が感光ベル
ト収容部材75に収容された状態において、その第3ロ
ック機構部77の2つの係合突起と対向する位置に、各
係合突起を受け入れる2つの係合溝(図示せず)が形成
されている。
【0124】また、現像カートリッジ収容部材76の両
側壁には、各現像カートリッジ21の突条68を受け入
れるガイド溝80が、各現像カートリッジ21に対応し
て、略水平方向に延びるように対向状にそれぞれ形成さ
れている。
【0125】これによって、各現像カートリッジ21で
は、その突条68が現像カートリッジ収容部材76の各
ガイド溝80に摺動可能に嵌合するため、現像カートリ
ッジ収容部材76のガイド溝80に沿って確実な水平方
向の着脱を達成している。
【0126】なお、この現像カートリッジ収容部材76
の後側端部には、上記と同様の構成の現像カートリッジ
進退機構部33が設けられている。
【0127】そして、感光ベルト収容部材75は、その
突条が中間転写収容部材38のガイド溝62に摺動可能
に嵌合されてることで、中間転写収容部材38に対し
て、水平方向に着脱自在に装着されるとともに、現像カ
ートリッジ収容部材76は、その突条が感光ベルト収容
部材75のガイド溝に摺動可能に嵌合されてることで、
感光ベルト収容部材75に対して、水平方向に着脱自在
に装着されている。
【0128】そして、感光体ユニット73の感光ベルト
機構部22を交換する場合には、図9に示すように、開
閉カバー49を開放した後に、まず、第1ロック機構部
52および第2ロック機構部57をロックした状態で、
第3ロック機構部77のロックを解除する。そうする
と、第1ロック機構部52および第2ロック機構部57
のロックにより、中間転写収容部材38および感光ベル
ト収容部材75が本体ケーシング2に対して固定される
一方で、現像カートリッジ収容部材76が感光ベルト収
容部材75から分離して、本体収容部50、中間転写収
容部材38および感光ベルト収容部材75に対して着脱
可能とされるので、現像カートリッジ収容部材76を感
光ベルト収容部材75から水平方向後方に引き出すこと
ができる。次いで、第1ロック機構部52をロックした
ままの状態で、第2ロック機構部57のロックを解除す
る。そうすると、第1ロック機構部52のロックによ
り、中間転写収容部材38が本体ケーシング2に対して
固定される一方で、感光ベルト収容部材75が中間転写
収容部材38から分離して、本体ケーシング2および中
間転写収容部材38に対して着脱可能とされるので、感
光ベルト収容部材75を中間転写収容部材38から水平
方向後方に引き出すことができる。
【0129】そして、感光ベルト機構部22は、この感
光ベルト収容部材75の感光ベルト固定部79において
一体的に搭載されているので、その引き出された感光ベ
ルト収容部材75ごと(つまり、感光体ユニット73ご
と)廃棄すればよい。
【0130】そして、新たな感光ベルト機構部22が搭
載されている感光ベルト収容部材75を装着するには、
感光ベルト収容部材75の突条と中間転写収容部材38
のガイド溝62を嵌合させて、中間転写収容部材38に
対して感光ベルト収容部材75を水平方向前方に押し込
んで、感光ベルト収容部材75を中間転写収容部材38
に装着するとともに、現像カートリッジ収容部材76の
突条と感光ベルト収容部材75のガイド溝とを嵌合させ
て、本体収容部50に対して現像カートリッジ収容部材
76を水平方向前方に押し込んで、現像カートリッジ収
容部材76を感光ベルト収容部材75に装着した後、第
2ロック機構部57および第3ロック機構部77をロッ
クすればよい。
【0131】そして、このような構成においては、現像
器ユニット74の現像カートリッジ収容部材76および
感光体ユニット73の感光ベルト収容部材75は、本体
ケーシング2に対して同一方向(水平方向前後方向)か
ら着脱可能に構成されており、また、第2ロック機構部
57および第3ロック機構部77の選択的なロックおよ
びその解除によって、現像器ユニット74の現像カート
リッジ収容部材76は、感光体ユニット73の感光ベル
ト収容部材75と一体的に、または、感光ベルト収容部
材75から分離して、本体ケーシング2の本体収容部5
0に対して着脱させることができる。
【0132】そのため、現像カートリッジ収容部材76
を感光ベルト収容部材75から分離して水平方向後方に
引き出すとともに、感光ベルト収容部材75を中間転写
収容部材38から分離して水平方向後方に引き出せば、
感光ベルト機構部22を容易に交換することができる。
【0133】しかも、感光ベルト機構部22は、この感
光ベルト収容部材75の感光ベルト固定部79において
一体的に搭載されているので、その引き出された感光ベ
ルト収容部材75ごと廃棄して、新たなものと交換すれ
ばよいため、簡易な作業によって感光ベルト機構部22
を交換することができる。
【0134】なお、上記した感光ベルト機構部22の交
換においては、第1ロック機構部52および第3ロック
機構部77をロックするとともに、第2ロック機構部5
7のロックを解除して、まず、本体収容部50および中
間転写収容部材38に対して、感光ベルト収容部材75
を現像カートリッジ収容部材76とともに引き出し、次
いで、第3ロック機構部77のロックを解除して、感光
ベルト収容部材75と現像カートリッジ収容部材76と
を分離してもよい。
【0135】また、現像カートリッジ収容部材76を感
光ベルト収容部材75から分離すれば、すべての現像カ
ートリッジ21を同時に交換またはメンテナンスするこ
ともできる。
【0136】また、第3ロック機構部77をロックすれ
ば、現像カートリッジ収容部材76が感光ベルト収容部
材75と一体的に中間転写収容部材38および本体収容
部50に対して着脱可能とされ、また、第3ロック機構
部77のロックを解除すれば、現像カートリッジ収容部
材76が感光ベルト収容部材75から分離して、感光ベ
ルト収容部材75、中間転写収容部材38および本体収
容部50に対して着脱可能とされる。そのため、このよ
うな第3ロック機構部77のロックまたはその解除によ
って、現像カートリッジ収容部材76の、感光ベルト収
容部材75に対する一体化または分離を、確実に選択す
ることができる。
【0137】また、このような構成では、現像器ユニッ
ト74において、複数の現像カートリッジ21装着され
る現像カートリッジ収容部材76を備えるとともに、感
光体ユニット73においても、感光ベルト機構部22が
装着される感光ベルト収容部材75を備えており、それ
ら現像カートリッジ収容部材76および感光ベルト収容
部材75の引き出し方向を同じとしているので、現像カ
ートリッジ収容部材76と感光ベルト収容部材75とを
同一方向で引き出すことにより、現像カートリッジ収容
部材76および感光ベルト収容部材75を容易に着脱さ
せることができ、それらの着脱動作をより一層、簡易か
つ迅速に達成することができ、各部品の交換作業および
メンテナンス作業の容易化および迅速化を、より一層図
ることができる。
【0138】さらに、これら現像カートリッジ収容部材
76および感光ベルト収容部材75の引き出し方向は、
中間転写収容部材38および給紙カセット6の引き出し
方向と同じ(水平方向後方)であるため、装置全体とし
ての操作性および作業性のより一層の向上が図られてい
る。
【0139】なお、図9および図10に示す態様におい
ては、感光ベルト機構部22を、感光ベルト収容部材7
5に一体的に搭載して、これらを感光体ユニット73ご
と交換するようにしたが、感光ベルト機構部22を、感
光ベルト収容部材75に対して、着脱自在に構成しても
よい。
【0140】感光体ユニット73ごと交換すると、感光
ベルト収容部材75に支持固定されているスコロトロン
型帯電器23も同時に廃棄されてしまうが、感光ベルト
機構部22を感光ベルト収容部材75に対して着脱自在
に構成すれば、そのような不具合を回避することができ
る。
【0141】
【発明の効果】以上述べたように、請求項1に記載の発
明によれば、1つの着脱動作で、現像器、感光体および
中間転写体のすべて、または、これらのうち任意のもの
を自由にメンテナンスすることができ、各部品の交換作
業およびメンテナンス作業の容易化および迅速化を図る
ことができる。
【0142】請求項2に記載の発明によれば、第1ロッ
ク手段のロックまたはその解除によって、中間転写ユニ
ットの、本体ケーシングに対する固定、または、プロセ
スユニットとの一体的な着脱を、確実に選択することが
できる。
【0143】請求項3に記載の発明によれば、第2ロッ
ク手段のロックまたはその解除によって、プロセスユニ
ットの、中間転写ユニットに対する一体化または分離
を、確実に選択することができる。
【0144】請求項4に記載の発明によれば、中間転写
ユニットを本体ケーシングに装着した後に、別途ハーネ
スなどによって中間転写ユニットを本体ケーシングに電
気的に接続する必要がなく、着脱作業のさらなる簡易化
を図ることができる。
【0145】請求項5に記載の発明によれば、プロセス
ユニットを本体ケーシングに装着した後に、別途ハーネ
スなどによってプロセスユニットを本体ケーシングに電
気的に接続する必要がなく、着脱作業のさらなる簡易化
を図ることができる。
【0146】請求項6に記載の発明によれば、良好なカ
ラー画像を形成することができながら、しかも、各現像
器毎にプロセスユニットから着脱させることにより、各
現像器毎に簡易にメンテナンスすることができる。
【0147】請求項7に記載の発明によれば、感光体を
プロセスユニットから着脱させることにより、感光体を
簡易にメンテナンスすることができる。
【0148】請求項8に記載の発明によれば、プロセス
ユニットおよび中間転写ユニットの着脱動作をより一
層、簡易かつ迅速に達成することができ、各部品の交換
作業およびメンテナンス作業の容易化および迅速化を、
より一層図ることができる。
【0149】請求項9に記載の発明によれば、装置全体
としての操作性および作業性を向上させることができ
る。
【0150】請求項10に記載の発明によれば、複数の
現像器および感光体を自由にメンテナンスすることがで
き、各部品の交換作業およびメンテナンス作業の容易化
および迅速化を図ることができる。
【0151】請求項11に記載の発明によれば、第3ロ
ック手段のロックまたは解除によって、現像器ユニット
の、感光体ユニットに対する一体化または分離を、確実
に選択することができる。
【0152】請求項12に記載の発明によれば、簡易な
作業によって感光体を交換することができる。
【0153】請求項13に記載の発明によれば、現像器
ユニット、感光体ユニットおよび中間転写ユニットの着
脱動作をより一層、簡易かつ迅速に達成することがで
き、各部品の交換作業およびメンテナンス作業の容易化
および迅速化を、より一層図ることができる。
【0154】請求項14に記載の発明によれば、装置全
体としての操作性および作業性を向上させることができ
る。
【0155】請求項15に記載の発明によれば、装置構
成の簡易化を図ることができるとともに、簡易かつ確実
な着脱作業を確保することができる。
【0156】請求項16に記載の発明は、簡易な構成に
よって、各ユニットをロックまたは解除することができ
ながら、各ユニットが正常に装着されていない状態で画
像形成装置が作動することを有効に防止することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像形成装置としての、カラーレーザ
プリンタの一実施形態を示す要部側断面図である。
【図2】図1に示すカラーレーザプリンタにおいて、各
現像カートリッジの着脱状態を示す説明図である。
【図3】図1に示すカラーレーザプリンタにおいて、プ
ロセスユニットの着脱状態を示す説明図である。
【図4】図1に示すカラーレーザプリンタにおいて、中
間転写ユニットの着脱状態を示す説明図である。
【図5】図1に示すカラーレーザプリンタの後部を示す
背面図である。
【図6】図1に示すカラーレーザプリンタの後部断面を
示す背断面図である。
【図7】図1に示すカラーレーザプリンタにおいて、
(a)は、中間転写収容部材の後面を示す説明図であ
り、(b)は、プロセス収容部材の前面を示す説明図で
ある。
【図8】図1に示すカラーレーザプリンタにおける本体
収容部、中間転写収容部材およびプロセス収容部材の端
子の接続状態を示す要部側面図である。
【図9】図1に示すカラーレーザプリンタにおいて、プ
ロセスユニットの他の実施形態(感光体ユニットおよび
現像器ユニットを備える)の着脱状態を示す説明図であ
る。
【図10】図9に示すカラーレーザプリンタの後部を示
す背面図である。
【符号の説明】
1 カラーレーザプリンタ 2 本体ケーシング 3 用紙 6 給紙カセット 10 プロセスユニット 11 中間転写ユニット 20 プロセス収容部材 21 現像カートリッジ 22 感光ベルト機構部 38 中間転写収容部材 39 中間転写ベルト機構部 52 第1ロック機構部 54 係合突起 56 係合溝 57 第2ロック機構部 59 係合突起 65 係合溝 69 プロセス側入力端子 70 中間転写側出力端子 71 中間転写側入力端子 72 本体側出力端子 73 感光体ユニット 74 現像器ユニット 77 第3ロック機構部 75 感光ベルト収容部材 76 現像カートリッジ収容部材
フロントページの続き Fターム(参考) 2H030 AA06 AA07 BB02 BB23 BB42 BB46 2H071 AA03 AA06 AA13 AA18 AA20 BA03 BA04 BA13 BA14 BA15 BA20 BA27 DA08 DA09 DA16 DA34 EA18 2H200 FA12 GA24 GA34 GA47 GB22 GB25 GB44 HA02 HA12 HA28 HB02 HB12 HB22 JA02 JA03 JC03 JC09 LA01 LA12 LA17 LA35 LA38

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体ケーシング内に、現像器、感光体お
    よび中間転写体を備え、前記現像器から供給される現像
    剤によって前記感光体上に可視像が形成され、その可視
    像が中間転写体に転写されるように構成されている画像
    形成装置において、 前記現像器および前記感光体を備えるプロセスユニット
    と、前記中間転写体を備える中間転写ユニットとを備
    え、 前記プロセスユニットおよび前記中間転写ユニットは、
    前記本体ケーシングに対して同一方向から着脱可能に構
    成され、 前記プロセスユニットは、前記中間転写ユニットと一体
    的に、または、前記中間転写ユニットから分離して、前
    記本体ケーシングに対して着脱可能に構成されているこ
    とを特徴とする、画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記中間転写ユニットを前記本体ケーシ
    ングに対してロックする第1ロック手段を備え、 前記第1ロック手段のロック時には、前記中間転写ユニ
    ットが前記本体ケーシングに対して固定され、 前記第1ロック手段のロックの解除時には、前記中間転
    写ユニットが前記本体ケーシングに対して着脱可能とな
    るように構成されていることを特徴とする、請求項1に
    記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記プロセスユニットを前記中間転写ユ
    ニットに対してロックする第2ロック手段を備え、 前記第2ロック手段のロック時には、前記プロセスユニ
    ットが前記中間転写ユニットと一体的に、前記本体ケー
    シングに対して着脱可能とされ、 前記第2ロック手段のロックの解除時には、前記プロセ
    スユニットが前記中間転写ユニットから分離して、前記
    本体ケーシングおよび前記中間転写ユニットに対して着
    脱可能とされるように構成されていることを特徴とす
    る、請求項1または2に記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記中間転写ユニットおよび前記本体ケ
    ーシングは、互いに対向する第1電気接続端子部をそれ
    ぞれ備えており、 前記中間転写ユニットの前記本体ケーシングに対する装
    着により、これら第1電気接続端子部が接続されるよう
    に構成されていることを特徴とする、請求項1ないし3
    のいずれかに記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記プロセスユニットおよび前記中間転
    写ユニットは、互いに対向する第2電気接続端子部をそ
    れぞれ備えており、 前記中間転写ユニットが前記本体ケーシングに装着され
    た状態において、前記プロセスユニットの前記本体ケー
    シングに対する装着により、これら第2電気接続端子部
    が接続されるように構成されていることを特徴とする、
    請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記プロセスユニットには、複数の前記
    現像器が着脱自在に搭載されていることを特徴とする、
    請求項1ないし5のいずれかに記載の画像形成装置。
  7. 【請求項7】 前記プロセスユニットには、前記感光体
    が着脱自在に搭載されていることを特徴とする、請求項
    6に記載の画像形成装置。
  8. 【請求項8】 前記プロセスユニットは、複数の前記現
    像器および前記感光体が装着されるプロセス支持部材を
    備え、 前記中間転写ユニットは、前記中間転写体が装着される
    中間転写支持部材を備えており、 前記プロセス支持部材および前記中間転写支持部材は、
    前記本体ケーシングに対して引き出し可能に構成され、
    これらの引き出し方向が同じであることを特徴とする、
    請求項6または7に記載の画像形成装置。
  9. 【請求項9】 前記中間転写体からカラー画像が転写さ
    れる記録媒体を供給するための記録媒体供給手段を引き
    出し可能に備え、 前記記録媒体供給手段の引き出し方向が、前記プロセス
    支持部材および前記中間転写支持部材の引き出し方向と
    同じであることを特徴とする、請求項8に記載の画像形
    成装置。
  10. 【請求項10】 前記プロセスユニットは、複数の前記
    現像器が着脱自在に搭載されている現像器ユニットと、
    前記感光体が搭載されている感光体ユニットとを備え、 前記現像器ユニットおよび前記感光体ユニットは、前記
    本体ケーシングに対して同一方向から着脱可能に構成さ
    れ、 前記現像器ユニットは、前記感光体ユニットと一体的
    に、または、前記感光体ユニットから分離して、前記本
    体ケーシングに対して着脱可能に構成されていることを
    特徴とする、請求項1ないし5のいずれかに記載の画像
    形成装置。
  11. 【請求項11】 前記現像器ユニットを前記感光体ユニ
    ットに対してロックする第3ロック手段を備え、 前記第3ロック手段のロック時には、前記現像器ユニッ
    トが前記感光体ユニットと一体的に、前記本体ケーシン
    グに対して着脱可能とされ、 前記第3ロック手段の解除時には、前記現像器ユニット
    が前記感光体ユニットから分離して、前記本体ケーシン
    グおよび前記感光体ユニットに対して着脱可能とされる
    ように構成されていることを特徴とする、請求項10に
    記載の画像形成装置。
  12. 【請求項12】 前記感光体ユニットには、前記感光体
    が一体的に搭載されていることを特徴とする、請求項1
    0または11に記載の画像形成装置。
  13. 【請求項13】 前記現像器ユニットは、複数の前記現
    像器が装着される現像器支持部材を備えるとともに、前
    記感光体ユニットは、前記感光体が装着される感光体支
    持部材を備え、 前記中間転写ユニットは、前記中間転写体が装着される
    中間転写支持部材を備えており、 前記現像器支持部材、前記感光体支持部材および前記中
    間転写支持部材は、前記本体ケーシングに対して引き出
    し可能に構成され、これらの引き出し方向が同じである
    ことを特徴とする、請求項10ないし12のいずれかに
    記載の画像形成装置。
  14. 【請求項14】 前記中間転写体からカラー画像が転写
    される記録媒体を供給するための記録媒体供給手段を引
    き出し可能に備え、 前記記録媒体供給手段の引き出し方向が、前記現像器支
    持部材、前記感光体支持部材および前記中間転写支持部
    材の引き出し方向と同じであることを特徴とする、請求
    項13に記載の画像形成装置。
  15. 【請求項15】 前記現像器は、前記感光体に対して進
    退自在に構成されており、 各前記ユニットの前記本体ケーシングに対する着脱方向
    が、前記現像器の進退方向と同一方向であることを特徴
    とする、請求項1ないし14のいずれかに記載の画像形
    成装置。
  16. 【請求項16】 各前記ロック手段は、ロック時に突出
    し解除時に退避する係合突起と、各前記ユニットが装着
    された状態において前記係合突起と対向し、その係合突
    起を受け入れる係合溝とによって構成されていることを
    特徴とする、請求項2、3または11に記載の画像形成
    装置。
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